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食 育 だ よ り 6月 越谷市立北陽中学校

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食 育 だ よ り 6月 越谷市立北陽中学校
食育だより 10 月
毎月 19 日は 食育の日
越谷市立北陽中学校
平成26年度 第6号
秋風が吹き、外で体を動かすには気持ちの良い季節となりました。スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、実り
の秋です。いろいろ取り組むには適した季節ですので、チャレンジして、秋を楽しみましょう。
栄養バランスのよい食事をとっていますか?
私たちは、毎日の食事でいろいろな食べ物を食べることに
よって、体に必要な栄養素を得ています。私たちの体は食べ
物からできているのです。健康な体づくりのためにも栄養バ
ランスを考えて、毎日の食事で、いろいろな食品をとるよう
に心がけましょう。
インスタント食品や外食などをとりすぎてしまうと、野菜
の不足や、脂質のとりすぎになるなど栄養バランスが偏って
しまいますので、気をつけましょう。
朝ごはんをしっかり食べましょう
頭と体を目覚めさせる朝ごはん効果
朝ごはんは、目覚めたばかりの脳の働きを活発にしま
す。起床時の脳や体はエネルギーが切れた状態です。そ
のため、しっかりとエネルギー源を補給することが大切
になります。
私たちの体には、時計遺伝子という仕組みがあり、朝
ごはんを食べることで1日の活動をスムーズに始めるこ
とができるようになります。子どもたちと一緒に朝ごは
んをきちんと食べることの大切さを、改めて見直してみ
てはいかがでしょうか。
健康な体をつくる食事の仕方
■1 日3食、しっかり食べる
主食、主菜、副菜がそろったバランスのよい食事をし
ましょう。
■ゆっくりよくかんで食べる
よくかむと食べ物の消化がよくなり栄養を吸収しやす
くなります。また、脳の満腹中枢を刺激して、食べすぎ
を防ぎます。
■油や砂糖の多い食べ物を食べすぎない
脂質や糖分はエネルギー源などになりますが、とりす
ぎると肥満の原因になるので気をつけましょう。
塩分のとりすぎに気をつけましょう
〜こんな行動に注意〜
毎日の食事で自分でも気がつかないうちに塩分をとりすぎていることがあります。
例えば、しょうゆやソースなどの調味料をたくさんかけてしまったり、濃い味つけ
の食べ物が好きで頻繁に食べていたりしていませんか?
塩分のとりすぎは生活習慣病を招くことにつながりますので、気をつけましょう。
成長期は男女を問わず、貧血になりやすくなります。
「貧血」とは酸素を運ぶ赤血球のヘモ
グロビン(鉄を含む)濃度が低くなることで、息切れやめまい、倦怠感などの症状がでます。
特に激しいスポーツをする人は起こりやすくなると言われ、意識してとることが大切です。
体が大きくなる成長期は、血液だけでなく、
筋肉や骨を体つくりにも鉄が使われ、「いくら
あっても足りない状態」になりやすくなりま
す。また、女性は月経による失血も加わるので
特に注意が必要です。
動物性食品に多いヘム鉄は、植物性食品に多
い非ヘム鉄に比べ、吸収が良いことで知られて
います。ヘム鉄を多く含む食品は貝類、マグロ
などの赤身の魚、ヒレ肉などを上手に使って鉄
を補給するがおすすめです。
足の裏側を強く打ち付ける競技(長短距
離・バレーボール・バスケットボール・剣道
等)の選手に多く見られ、衝撃で赤血球が壊
れて起こるとされていますが、個人差もあり
ます。貧血はトレーニングの質を落とすため
の予防が大切です。
非ヘム鉄も大事な鉄の補給源です。植物
性食品に多い非ヘム鉄はビタミンCを同時
にとると吸収率が高まります。食べるとき
はビタミンCの多い野菜や果物と一緒に食
べましょう。
昔から鉄の代名詞のように、ほうれん草には鉄が
多いと言われていますが、実際には同じ青菜では小
松菜の方が多く含まれています。また、植物性食品
に含まれる鉄(非ヘム鉄)は吸収されにくい性質が
あるので、動物性食品からも鉄(ヘム鉄)をとるよ
うに心がけましょう。
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