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家 庭 地域・民間団体 事 業 者 県・市 町 村
多様な生物の生息環境が確保され、生態系が保全されています 将来像 ● 県内の野生動植物、とりわけ希少な動植物の実態把握が進められ、保護意 識の啓発や生息地の保全が図られています ● 野生動植物の生息空間である森林や水辺空間などが保全されています ● 人間と多様な生物との共生が図られています ● 貴重な自然の宝庫である尾瀬の保全が図られています 第 5 部 施 策 の 展 開 方 向 と 行 動 指 針 家 庭 ● 外来種のペットは、責任をもって管理します →外来生物を放したり、逃がしたりしないように注意しましょう ● 庭やベランダなどを積極的に緑化します →雑木の庭には小鳥や昆虫などが寄り付き、庭から庭に生き物が回遊します 地域・民間団体 ● ビオトープ*5(多様な生物生息空間)づくりや自然保護活動等に参加します ● 貴重な野生動植物の生息環境に配慮し、ごみのポイ捨てや不法投棄、むやみな動植物の採取を行いません →希少な動植物は、意外に人里近くにも生息しています。気をつけましょう ● 環境イベントや自然体験の場などを通じて野生生物の保護を呼びかけます 事 業 者 ● 農薬や化学肥料の適正な使用など、環境保全型農業を目指します →県内では、エコファーマー*6として1,891人(2005年3月末現在)が認定されています ● 事業場の敷地内や周辺の緑化に努めます ● 開発事業にあたっては、希少な野生動植物種の保護など、自然環境の保全に配慮します 県・市 町 村 ● 野生動植物の保護と管理を進めます →県内に生息生育する絶滅のおそれのある野生動植物の現状を、 「群馬県レッドデータブック」として 取りまとめています ● 外来生物法*7(2005年6月1日施行)に基づき、生態系や人の身体などへ被害を及ぼしていたり、 及ぼすおそれがある特定外来生物*8については、必要に応じて防除します ● 尾瀬保全対策を進めます →尾瀬保護財団は、設立(1995年8月3日)以来、利用者への自然解説、植生復元、尾瀬地域の公的 施設の管理、自然環境の調査研究等を行っています ● 魚のすみやすい環境づくりを進めます →群馬県の魚に指定されている「アユ(鮎) 」の漁獲量は、河川環境の悪化や冷水病などの影響で大き く減少しました。県では、アユを日本一にする総合施策を進めています 28