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教育学部 教育学科 - プール学院大学・プール学院短期大学部
5.教員の 教員の養成に 養成に係る授業科目【 授業科目【教育学部 教育学科】 教育学科】 ●幼稚園一種 免許法施行規則に定める科目区分等 教職の意義等 ・教職の意義及び教員の役割 に関する科目 ・教員の職務内容(研修、服務及び身分保障等を含む。 ) 本学の開設科目 教職概論 ・進路選択に資する各種の機会の提供等 教育の基礎理 ・教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 教育原理 論に関する科 ・幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障 教育心理学 目 害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過 程を含む。 ) 教職に関する科目 教育課程及び ・教育に関する社会的、制度的又は経営的事項 教育行政学 ・教育課程の意義及び編成の方法 教育課程論(幼・小) 指導法に関す 保育内容総論 る科目 保育内容(人間関係) 保育内容(環境) ・保育内容の指導法 保育内容(健康) 保育内容(言葉) 保育内容(音楽表現) 保育内容(造形表現) ・教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。 ) 教育方法の理論と実践(幼・小) 生徒指導、教 ・幼児理解の理論及び方法 幼児理解 育相談及び進 ・教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含 教育相談(幼・小) 路指導等に関 む。 )の理論及び方法 する科目 教育実習 教育実習指導(幼) 教育実習1(幼) 教育実習2(幼) 教科に関 する科 目 教職実践演習 教職実践演習(幼・小) 国語 初等国語 算数 初等算数 生活 初等生活 初等音楽 ピアノ1 ピアノ2 音楽 ピアノ3 ピアノ4 ピアノ5 ピアノ6 図画工作 初等図画工作 体育 初等体育 教科又は教職に関する科目 子ども健康学 ●小学校一種 免許法施行規則に定める科目区分等 教職の意義等 ・教職の意義及び教員の役割 に関する科目 ・教員の職務内容(研修、服務及び身分保障等を含む。 ) 本学の開設科目 教職概論 ・進路選択に資する各種の機会の提供等 教育の基礎理 ・教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 教育原理 論に関する科 ・幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障 教育心理学 目 害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過 程を含む。 ) 教育課程及び ・教育に関する社会的、制度的又は経営的事項 教育行政学 ・教育課程の意義及び編成の方法 教育課程論(幼・小) 指導法に関す 国語科教育法 る科目 国語科教育法2 国語科教育法3 社会科教育法 社会科教育法2 教職に関する科目 算数科教育法 算数科教育法2 算数科教育法3 ・各教科の指導法 理科教育法 生活科教育法 音楽科教育法 音楽科教育法2 図画工作科教育法 家庭科教育法 体育科教育法 体育科教育法2 ・道徳の指導法 道徳教育の理論と実践(小) ・特別活動の指導法 特別活動論(小) ・教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。 ) 教育方法の理論と実践(幼・小) 生徒指導、教 ・生徒指導の理論及び方法 育相談及び進 ・進路指導の理論及び方法 生徒・進路指導論(小) 路指導等に関 ・教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含 教育相談(幼・小) する科目 む。 )の理論及び方法 教育実習 教育実習指導(小) 教育実習1(小) 教育実習2(小) 教職実践演習 教職実践演習(幼・小) 免許法施行規則に定める科目区分等 本学の開設科目 国語(書写を含む。 ) 初等国語 社会 初等社会 国際社会と教育 算数 初等算数 理科 初等理科 教科に関 する科 目 理科実験演習 生活 初等生活 初等音楽 ピアノ1 ピアノ2 音楽 ピアノ3 ピアノ4 ピアノ5 ピアノ6 図画工作 初等図画工作 家庭 初等家庭 体育 初等体育 教科又は教職に関する科目 子ども英語教育法 子ども英語指導法1 子ども英語指導法2 子ども健康学 ●中学校・高等学校一種(保健体育) 免許法施行規則に定める科目区分等 教職の意義等 ・教職の意義及び教員の役割 に関する科目 ・教員の職務内容(研修、服務及び身分保障等を含む。 ) 本学の開設科目 教職概論(中・高) ・進路選択に資する各種の機会の提供等 教育の基礎理 ・教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 教育原理(中・高) 論に関する科 ・幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障 教育心理学(中・高) 教職に関する科目 目 害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過 程を含む。 ) 教育課程及び ・教育に関する社会的、制度的又は経営的事項 教育行政学(中・高) ・教育課程の意義及び編成の方法 教育課程論(中・高) 指導法に関す る科目 保健体育科教育法1 ・各教科の指導法 保健体育科教育法2 ・道徳の指導法 道徳教育の理論と実践(中) *中学校課程のみ ・特別活動の指導法 特別活動論(中・高) ・教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。 ) 教育方法の理論と実践(中・高) 生徒指導、教 ・生徒指導の理論及び方法 育相談及び進 ・進路指導の理論及び方法 生徒・進路指導論(中・高) 路指導等に関 ・教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含 する科目 む。 )の理論及び方法 教育実習 教育相談(中・高) 教育実習指導(中・高) 教育実習1(中・高) 教育実習2(中・高) 教職実践演習 教職実践演習(中・高) 陸上競技 球技Ⅰ(ネット型スポーツ) 球技Ⅱ(ゴール型スポーツ) 球技Ⅲ(ベースボール型スポーツ) 球技Ⅳ(ターゲット型スポーツ) 体育実技 野外活動 器械運動 体つくり運動 教科に関 する科 目 武道 ダンス 水泳 「体育原理、体育心理学、体育経営管理学、体育社会学、体育史」及び運 体育原理 動学(運動方法学を含む。 ) スポーツ心理学 スポーツ経営管理学 スポーツ社会学 運動学 生理学(運動生理学を含む。 ) 生理学 運動生理学 衛生学及び公衆衛生学 衛生学 公衆衛生学 学校保健(小児保健、精神保健、学校安全及び救急処置を含む。 ) 学校保健 救急処置法 アスレティックトレーニング論 スポーツ医学 教科又は教職に関する科目 *最低修得単位を越えて履修した「教 科に関する科目」若しくは「教職に関 する科目」 ●特別支援一種(知的障害者・肢体不自由者・病弱者に関する教育領域) 免許法施行規則に定める科目区分等 本学の開設科目 特別支援 教育に 関する 科目 特別支援教育の基礎理論に関する科目 特別支援教育総論 特別支援教育領域 心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理 知的障害者の心理・生理・病理 に関する科目 及び病理に関する科目 肢体不自由者の心理・生理・病理 病弱者の心理・生理・病理 心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及 知的障害教育論Ⅰ び指導法に関する科目 知的障害教育論Ⅱ 肢体不自由教育論Ⅰ 肢体不自由教育論Ⅱ 病弱教育論 免許状に定められ 心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理 視覚障害者の心理・生理・病理 ることとなる特別 及び病理に関する科目 聴覚障害者の心理・生理・病理 支援教育領域以外 重複障害者等の心理・生理・病理 の領域に関する科 心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及 視覚障害教育論 目 び指導法に関する科目 聴覚障害教育論 重複障害者等教育論 心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育実習 教育実習指導(特別支援) 教育実習(特別支援) ●教育職員免許法施行規則第 66 条の 6 に定める科目 免許法施行規則に定める科目区分等 本学の開設科目 66 条の 6 に定 日本国憲法 日本国憲法 める科目 体育 体育実技1 体育実技2 外国語コミュニケーション 英語会話1 英語会話2 情報機器の操作 情報演習1 情報演習2 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス ●教職に関する科目(幼稚園一種) 科目名 教職概論 教員名 上中 ひろ子 授業種別 週間授業 授業形態 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 学期 履修年次 1 後期 到達目標 ・教職に関する理解を深めることができる。 ・教職に必要な基本的な知識と見識を身につけ教育的課題に真摯に関心をもち論じ合うことがで きる。 ・幼稚園における保育のプログラムの立案ができる。 授業概要 教職の意義や教員の役割、職務内容などに関する知識を修得することを通して、学生が教職につ いて理解を深めることを目的とする。具体的には、教員の地位・身分、教員の職務内容、教員に 求められる資質と能力、現在の学校教育問題、学校の管理・運営、教員研修、教員の養成と採用 などの多角的な内容について概観することによって、教職の動機付けを図る。 授業計画 第 1回 オリエンテーション(講義の目的・講義方法・評価法等) 第 2回 働く目的と保育哲学(保育所・幼稚園の資格と職務の特徴) ≪指導要領と保育指針≫ 第 3回 先生とは(教員免状について)解説する。 第 4回 園での教師・保育士の役割と信頼について解説する。 第 5回 教師・保育士の仕事と留意点解説する。 第 6回 教育現場が求めている教師像を討議し解説する。 第 7回 教育法規と服務について解説する。 第 8回 子どもの問題行動と指導の在り方について討議し解説する。 第 9回 子ども理解を解説する。 (堺市人権ふれあいセンターに於いて) 第10回 人権教育について解説する。 (同上) 第11回 堺市人権ふれあいセンターで実習する。 (同上) 第12回 プロとしての教師・保育士の資質(エコグラムを行う) 第13回 中間考査と解答 第14回 指導計画の考え方と指導案の書き方 第15回 指導案作成 授業方法 授業外学習 教科書 講義形式とし、グループ討議と発表。絵本と手遊びの発表を行う。 絵本・手遊びの下調べと発表に向けての練習をする。 毎回レビューシートを提出する。 幼稚園教育要領 保育指針 参考書 評価方法 毎回プリントを配布する。 テスト 50% レビューシート 30% 絵本・手遊び発表10% 授業への参加度10%(グループ討議への理論的、積極的発言と行動) 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 教育原理 佃 繁 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 1 前期 幼稚園・小学校教員をめざす学生に必要な資質・能力のうち次の 2 点について育成する。 (1) 教育の理念・教育史・教育思想の基礎的知識を習得する。 (2) 現在の教育問題の背景を幅広い視点から考えられるようになる。 授業概要 「教育とは何か」という問いについて考える。それは「人間にとって教育は必要か」と問うこ とでもある。授業の終わりには、 「学校教育は必要か」という問いに受講生が答えることができる ようになることをめざす。 考える手立てとして、次の 2 つの方法をとる。 (1)西洋と日本の教育思想を学ぶ。 (2)授業外課題として、新聞の切り抜き記事にもとづくコメント作成をおこなう。 新明解国語辞典(三省堂)によるなら、 「原理」とは「多くの物事がそれによって説明すること ができると考えられる根本的な理論」のことである。各 授業計画 第 01 回 オリエンテーション 第 02 回 人間に教育は必要か;カントとポルトマンを中心に 第 03 回 西洋教育史(古代) :ソクラテスとプラトンの教育思想 第 04 回 西洋教育史(中世) :中世の教育と大学の発生 第 05 回 西洋教育史 (近世):ルターとコメニウスの教育思想 第 06 回 西洋教育史(近代) :ルソー、ペスタロッチ、フレーベルの教育思想 第 07 回 西洋教育史 (近代):近代公教育の成立と民衆教育 第 08 回 西洋教育史 (現代):新教育と現代の教育 第 09 回 日本教育史(近世) :近世の教育と教育思想 第 10 回 日本教育史(近代) :学制の成立から国家主義の時代へ 第 11 回 日本教育史(現代);戦後教育と教育改革 第 12 回 学校を取り巻く環境の変化と教育 第 13 回 子育てと家庭・地域 第 14 回 グローバリズムと教育 第 15 回 まとめ:人間と教育 授業方法 ペアやグループによるディスカッション、発表等の言語活動をふくむ演習的な方法を随時とりい れた講義。 授業外学習 (1)授業配布プリントについて定期的に小テストを実施する。復習しておくこと。 (2)教科書について定期的にレポート課題を示す。締切までにレポートを提出すること。 (3)教科書について定期的に小テストを実施する。復習しておくこと。 (4)「新聞レポート」を自由課題とする。新聞の教育関係記事を読み、切り抜いて貼り、要旨とコ メントを書いて提出すること。 教科書 東京アカデミー編『教職教養Ⅰ教育原理・教育史』七賢出版 参考書 適宜紹介する。 評価方法 毎回の授業小作文(3%×15 回=45%)+定期小テスト(30%)+レポート(25%) ◆毎回の授業小作文は字数が多いほど高い点数をつける。 ◆小テストは教科書と補助プリントから出題する。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教育心理学 教員名 永井 明子 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 前期 到達目標 ・教員にとって必要な教育心理学の知識を得る ・具体的な事例を知ることにより教員志望の意欲を高める 授業概要 将来教育・保育に携わる学生が教育・保育について学ぶ科目の一つである。乳幼児・児童・生徒 がその潜在的能力を実現していくためには周囲の大人の支援が重要である。教育現場でその任を 担う者として彼らの特質をよく理解するため、その発達、学習の過程や支援方法、動機付け、人 格と適応、教育評価、学級集団などについて発達心理学・学習心理学・人格心理学などの基礎的 な心理学的知見をもとに学んでいく。また、特別支援教育についても取り上げる。 授業計画 第1回:オリエンテーション 第2回:人間発達の理解(1)-発達とは何か・原理・規定因- 第3回:人間発達の理解(2)-発達理論- 第4回:乳・幼児期の理解-乳・幼児期の心理- 第5回:児童期・青年期の理解-身体・知能・言語・社会性・人格の発達- 第6回:学習の理解(1)-学習とは何か・成立過程- 第7回:学習の理解(2)-学習成立の条件- 第8回:学習成果の保持と転移-記憶とは何か・忘却のメカニズム- 第9回:授業の心理-理論・形態・最適化- 第10回:教育評価の方法-視点・目的と時期・学力テスト・知能テスト- 第11回:教育データの収集と分析-方法・教育統計- 第12回:学校適応-いじめ・不登校・人間関係- 第13回:発達障害(1)-知的障害・自閉症・高機能広汎性発達障害- 第14回:発達障害(2)-学習障害・注意欠陥・多動性障害- 第15回:まとめ 期末試験 授業方法 グループディスカッション・簡単な実験等も取り入れる。 授業外学習 ①授業で習った内容について一つ選び、それを具体的に説明できるような事例(自分が小さな頃 の思い出やボランティア・インターンシップ等での観察、本やテレビドラマのエピソードなど) をミニレポートにして提出。 ②新聞から教育や発達に関する記事を選びコピーし、内容を要約した上でコメントしたものを提 出。 ③授業の範囲を予習し、予習ノートを作ったものを提出。 教科書 西村純一・井森澄江編『教育心理学エッセンシャルズ』ナカニシヤ出版 参考書 東京アカデミー 教職教養Ⅱ 『教育心理学』 サイエンス社 心理学ベーシックライブラリ 5-I『教育心理学 I:発達と学習』 評価方法 ミニレポート 50%・期末試験 50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教育課程論(幼・小) 教員名 長尾 彰夫 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 前期 到達目標 ・義務教育学校の教育課程に関する基本的概念を理解できる。 ・教育課程の対象方法を説明できる。 ・学習指導要領に従い教育課程の編成を試みることが出来る。 授業概要 ・教育課程(カリキュラム)とは何かについての原理的な説明をする。 ・教育課程の原理と原則について解説する。 ・教育課程の基準である学習指導要領の特徴について説明する。 ・各学校の教育課程編成の具体的なプランの作成を試みる。 授業計画 第1回 オリエンテーション(授業の目標と形態、評価方法について) 第2回 教育課程とは何か、その歴史について 第3回 教育課程とカリキュラムの違いについて 第4回 教育課程編成の基本的視点(その1)学問の系統性 第5回 教育課程編成の基本的視点(その2)子どもの発達段階 第6回 教育課程編成の基本的視点(その3)社会の教育的要請 第7回 中間まとめとディスカッション 第8回 教育課程編成と学習指導要領の関係性 第9回 学習指導要領の歴史的変遷 第10回 現行の学習指導要領の特徴 第11回 学習指導要領の総則について 第12回 各教科の目標と内容について 第13回 各学校における教育課程編成上の課題について 第14回 学校における教育課程編成を試みる 第15回 まとめのディスカッション 授業方法 講義形態を基本としつつもなるだけ質問、ディスカッションの機会を設ける。 授業外学習 学校インターンの経験などを適宜レポートさせる。 教育課程編成や学習指導要領関連の新聞記事などを収集させる。 教科書 小学校学習指導要領、小学校学習指導要領解説・総則編 参考書 特に指定しない。 評価方法 授業中に適宜実施する試験50% 授業中の小レポート30% 授業参加度20% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 保育内容(人間関係) 椎葉 正和 授業形態 週間授業 演習 単位数 週1回 2 学期 2 後期 子どもとその環境としての「人間関係」の重要性を理解する。 「人間関係」の育ちに、保育者としてどう関わるのかを深く考察する。 授業概要 現代社会における教育・保育の領域「人間関係」の基本的な考え方を理解した上で、子どもにと っての「人間関係」の重要性を知る。子どもの様々な側面から、 「人間関係」指導のあり様を学ん で、最後に保育者の専門性としてのコミュニケーション・スキルの足がかりをつかむ。 第 1 回 オリエンテーション、授業内容と評価の説明など。 第 2 回 現代社会における「人間関係」 。 第 3 回 幼稚園教育要領における領域「人間関係」 。 第 4 回 保育所保育指針における領域「人間関係」 。 第 5 回 認定子ども園教育・保育要領における領域「人間関係」 。中間まとめ(1)。ここまでの小 テスト(1) 第 6 回 「人間関係」と子どもの発達。 第 7 回 子どもの生活と「人間関係」 。 第 8 回 子どもの遊びと「人間関係」 。 第 9 回 保育者、おとなの「人間関係」 。 第 10 回 クラス集団づくりと「人間関係」 。中間まとめ(2)、小テスト(2) 第 11 回 コミュニケーション・スキル 第 12 回 道徳、人権保育とコミュニケーション。 第 13 回 コミュニケーション障害と共生保育。 第 14 回 コンフリクトと対人コミュニケーション。 第 15 回 最終まとめと「授業内テスト」 授業計画 授業方法 講義形式の中で、グループ・ディスカッションや発表をしてもらう。毎回「コミュニケーション・ カード」を提出する。 授業外学習 参考書は、よく読んでおくこと。適時、課題を出すので、次の授業までに自分の意見をまとめて くる 教科書 適時、レジュメや資料を配布するので、ファイルして毎回授業に持ってくる。 参考書 『幼保連携型認定子ども園教育・保育要領 幼稚園教育要領 保育所保育指針〈原本〉 』チャイル ド本社 2014 年 ISBN978-4805402283 評価方法 授業内テスト 60%、小レポートと小テスト 25%、コミュニケーション・カード 15% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 保育内容(環境) 教員名 永渕 泰一郎 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 前期 到達目標 保育現場で必要とされている環境構成についての概要を学び、実践例を通して学びを深めること で保育者としての視座を養う。 保育における環境領域についての基本を理解し、人的環境として大切な保育者の役割を理解し、 自分自身が目標とする保育者像がイメージできるようになる。 授業概要 授業計画 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 領域「環境」の基本的な考え方を知り、 「環境」をどのように構成していくことが、子どもの育ち にとって必要であるかを学ぶ。前半では領域「環境」の基本的な考え方を学び、後半では保育実 践例を通して学ぶことで、多角的な視点を養い、保育者に求められる役割や専門性についても学 びを深めたい 第1回:オリエンテーション 第2回:幼児教育における「環境」とは 第3回:幼児を取り巻く環境の現状 第4回:自然体験 第5回:自然を生かした地域との交流 第6回:生き物の導入 第7回:人的な環境としての保育者の役割 第8回:物的な環境としての遊具や園具 第9回:身近な素材の活用(レッジョ・エミリア) 第10回:環境を通して行なう教育の意義について 第11回:子どもを守る安全な環境(発達の時期に即した環境) 第12回:保育実践例1 3歳児クラス環境構成 第13回:保育実践例2 4歳児クラス環境構成 第14回:保育実践例3 5歳児クラス環境構成 第15回:まとめ 期末試験 講義,演習 ・予習として教科書の該当する章を、事前に読んでおく。 ・課題発表に向けての準備、レジュメ作成 高内正子監修、上中修編著『保育実践に生かす保育内容「環境」 』保育出版社 2014 年 『保育所保育指針』 『幼稚園教育要領』 期末試験 60%、課題提出 20%、授業への参加度(学習態度等)20 % なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 授業概要 授業計画 授業方法 授業外学習 保育内容(環境) 瀧川 光治 週間授業 授業形態 演習 単位数 2 週1回 2 学期 前期 1.幼稚園教育要領・保育所保育指針における領域「環境」に記載されている内容について説明でき る。 2.子どもの好奇心・探究心、疑問、気づき・発見、問題解決、思考力の芽生えの意味や育ちについ て説明できる。 3.子どもの好奇心・気づきを促す事例や教材研究を通して、保育者の役割や指導計画立案のポイン トが説明できる。 幼稚園教育要領・保育所保育指針・認定こども園教育・保育要領には、保育内容(教育内容)とし て5つの領域が示され、その1つである領域「環境」は「周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもっ てかかわり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う」観点から子どもの育ちを支えていく 領域である。また保育の目標には、身近な環境に対しての思考力の芽生えを培うことも掲げられてい る。そのためには乳幼児自身の活動を通して好奇心・探究心がどのように育ち、思考力の芽生えを培 っていくために保育者はどのように援助していけばよいかを理解しなければならない。 そこで、この授業では、乳幼児自身の好奇心・探究心の育ちと、それを育てるための保育者の援助・ 指導法について実践的に理解を深める。 【1】 ガイダンス/保育実践の具体例 ■ 課題1「春の植物のフォトブックつくり」の課題説明 【2】 好奇心・探究心とは何か? ―絵本『もしもしモモン』を読んで糸電話を作ってみよう。 【3】 乳幼児期の「教育」と、保育内容5領域についての概論 【4】 『幼稚園教育要領』および『保育所保育指針』の領域「環境」について 【5】 子どもの好奇心、探索活動・探究活動とはどういうものか? 【6】 子どもの疑問の持つ意味とその答え方 【7】 子どもなりの問題解決と思考力の育ち/中間まとめ ■ 課題2 「もののしくみがわかる」の要点のまとめと感想の課題説明 【8】 保育実践の具体例と教材研究①―転がす遊び・ビー玉ころがしの教材研究 【9】 保育実践の具体例と教材研究②―吹きゴマの教材研究から保育実践への見通しへ 【10】 保育実践の具体例と教材研究②―糸電話遊びの指導計画を考えよう 【11】 自然・動植物や季節の変化に触れる保育実践/「春の植物のフォトブック」の作品鑑賞会 【12】 子どもの好奇心・探究心を育てる保育方法・言葉がけ①―墨田区立立花幼稚園の「科学する 心」の実践事例 ■ 課題3「墨田区立立花幼稚園の「科学する心」の実践事例」の課題の説明 【13】 子どもの好奇心・探究心を育てる保育方法・言葉がけ② 【14】 保育における環境構成・物的環境・自然環境とは? 【15】 まとめ(授業内での「最終まとめ」プリント) 演習としてペアワーク・グループワークなどでの多様なアプローチをしていきます。 受講生の皆さんの積極的な参加と発言を期待します。 日々の授業後には、振り返りのための小課題を提示するが、その他に下記の4つの授業外学習として の課題がある。 (1)課題1 「落ち葉図鑑 or フォトブックつくり」 領域「環境」の「自然の大きさ、美しさ、不思議さなどに気付く/季節の変化に気づく」ことに ついて身をもって体験することと、植物の知識を広げる 【課題提示・説明】 第1回目、2回目に説明 【提出】 11回目の授業にて提出。この回は「作品鑑賞会」を実施。 (2)課題2 「もののしくみがわかる」の要点のまとめと感想 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 第1回目~第7回目のまとめ(とくに、子どもの「気づき」 「仕組みがわかっていく」ことの発達 の道筋を押さえる) 【課題提示・説明】 第6回目、7回目に説明 【提出】 9回目の授業にて提出。この回は「互いのレポート・チェック」を実施。 教科書 参考書 評価方法 既修条件 (3)課題3 「墨田区立立花幼稚園の「科学する心」の実践事例」 第8回目~第13回目のまとめ(とくに、保育者の役割、環境構成、展開の方法を実践事例から 学ぶ) 【課題提示・説明】 第12回目、13回目に説明 【提出】 14回目の授業にて提出。この回は「互いのレポート・チェック」を実施。 なし ・ 「保育所保育指針解説書」フレーベル館 ISBN 978-4-577-81242-6 ・ 「幼稚園教育要領解説」フレーベル館 ISBN 978-4-577-81245-7 ・ 「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」 (1) 小課題ワークシート 10点 (2) 課題 3種・・・各20点 → 20点×3=60点 (3) 学びの記録シート評価・・・ 10点 (4) 最終まとめ(15回目実施) ・・・20点 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 保育内容(健康) 内藤 真希 週間授業 授業形態 単位数 学期 演習 2 2 後期 1.幼児期の健康について、成長発達に応じた理解ができる。 2.年齢に応じた遊びや運動を考えることができる。 3.安全教育への実際について習得している。 授業概要 はじめに健康の概念を明らかにし、幼児期の健康について「幼稚園教育要領」の領域「健康」に 基づき、その意義やねらい、内容を具体的に学ぶ。幼児期に生きる力の基本となる生活習慣を身 につけることの大切さを理解し、そのために必要な援助の方法を習得する。遊びは心身の健康的 な発達をもたらし、健康は充実した主体的活動の基となるという連関のなかで、幼児の成長発達 が成し遂げられていくことを理解する。年齢に応じた遊び方、保育と安全教育について、保育の 現場での事例研究に基づいて学ぶ。 授業計画 第1回:オリエンテーション 健康の定義、領域「健康」について 第2回:子どもの健康に関する現状把握 第3回:子どもの体と健康:形態、運動能力、生理機能の発達 第4回:食育について 第5回:生活習慣の確立と自立 第6回:遊びの意義 第7回:保育所、幼稚園における環境設定について 第8回:いろいろな運動遊びⅠ 第9回:いろいろな運動遊びⅡ 第 10 回:いろいろな運動遊びⅢ 第 11 回:子どもの病気・けがと応急処置 第 12 回:安全教育について 第 13 回:自然教育と心身の健康 第 14 回: 「健康」の現代社会における今日的課題 第 15 回:ふりかえりとまとめ 第 16 回:期末試験 授業方法 講義と演習 授業外学習 ・予習として教科書の該当する章を、事前に読んでおく。 ・課題発表に向けての準備、レジュメ作成 教科書 無藤 隆 監修『事例で学ぶ保育内容 領域 健康』 萌文書林 参考書 『保育所保育指針』 『幼稚園教育要領』 評価方法 期末試験60%、課題提出20%、授業への参加度(学習態度等)20% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 保育内容(言葉) 教員名 生駒 幸子 授業種別 集中授業 開講間隔 履修年次 到達目標 授業形態 単位数 学期 講義 2 2 前期 1.幼稚園教育要領・保育所保育指針における保育内容「言葉」を理解する。 2.乳幼児期の言葉の発達過程を正しく理解する。 3.子どもの言葉を豊かに育てる指導・援助の方法を学び,保育の活動・環境をデザインできる 実践力を獲得する。 授業概要 保育内容「言葉」の目標,乳幼児期の言葉の発達過程を理解を深める。そのうえで子どもたちが 自分の経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し,相手の話すことを聞こうとす る意欲や態度を育てるための援助・指導の方法を学ぶ。言葉を豊かに育てる児童文化財・遊びの 知識,また保育環境をデザインする実践力を獲得する。 授業計画 1.オリエンテーション「子どもの言葉とは何か」 2.幼稚園教育要領・保育所保育指針における保育内容「言葉」の取り扱いとの歴史的変遷 3.保育内容「言葉」の目標 4.言葉の発達と指導・援助の方法(1)乳児期(言葉以前の言葉) 5.言葉を豊かに育む児童文化財・遊び(1)わらべうた・てあそび 7.言葉の発達と指導・援助の方法(2)幼児期(3 歳児) 8.言葉の発達と指導・援助の方法(4)幼児期(4 歳児) 9.言葉の発達と指導・援助の方法(5)幼児期(5.6 歳児) 10.話し言葉から書き言葉への育ち(幼児期のリテラシーと小学校教育への接続) 11.言葉の育ちにまつわる諸問題と保育者の役割 12.言葉を豊かに育む児童文化財・遊び(2)絵本 13.言葉を豊かに育む児童文化財・遊び(3)おはなし・幼年文学 14.言葉を豊かに育む児童文化財・遊び(4)紙芝居・シアター型児童文化財 15.学習のまとめ 授業方法 保育内容「言葉」の目標を保育のなかでどのように達成していくのか,子どもたちの遊びの姿や 保育者指導法の事例を紹介,解説する。視聴覚教材を活用し,実際の子どもの言葉の育ちイメ ージしながら授業をすすめる。少人数グループによる保育教材の制作,実践(模擬保育)の学 修を取り入れる。 授業外学習 授業の予習・復習や,課題レポート,小テスト対策等は授業時に提示する。 教科書 川勝泰介・浅岡靖央・生駒幸子編著『ことばと表現力を育む児童文化』 (萌文書林 2013 年) 参考書 小田豊・芦田宏編著『保育内容 言葉』 (北大路書房・2009 年改訂版) 岡本夏木『子どもとことば』 (岩波書店) 今井和子『表現する楽しさを育てる 保育実践・言葉と文字の教育』 (小学館) 評価方法 既修条件 授業への参加度 30%,課題(ミニレポート・小テスト・グループワークなど)40%,科目終末レ ポート or テスト 30% 授業への積極的参加態度(出席だけではない) ,課題への取り組み姿勢等も含め,上記の割合で総 合的に評価する。 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 保育内容(音楽表現) 教員名 田原 昌子 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 後期 到達目標 ・子どもたちのさまざまな音楽表現の方法を体験することによって、リズム感や音楽性を高める ことができる。 ・幼稚園教育要領・保育所保育指針に基づき、子どもたちの発達段階に応じた音楽表現指導法を 考え、実践指導ができるようになる。 ・音楽表現指導の指導案・保育案を立案できる。 授業概要 子どもたちが自然や家庭などとの人間的コミュニケーションの中で、心に感じたことをどのよう に音楽で表すか、その表現方法を実際に体験する。さらに、声を出して自然に歌う、何かをたた いて音を出してみる、さらに自分だけでなく相手と表現をしたときの喜びを経験する、これらの 経験を積み重ねて楽曲を演奏する、というそれぞれの過程における指導法を、子どもの発達を踏 まえ解説する。これらを理解したうえで、指導案・保育案を作成し、模擬保育を通して実践的な 音楽表現指導の内容・方法を検証する。 授業計画 第 01 回 第 02 回 第 03 回 第 04 回 第 05 回 第 06 回 第 07 回 第 08 回 第 09 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 オリエンテーション 子どもと音楽との関わり(1)子どもの表現について 子どもと音楽との関わり(2)子どもの心身の発達と音楽的発達 幼稚園教育要領・保育所保育指針における音楽表現指導について 遊びと音楽(1)童謡と唱歌の教材研究 遊びと音楽(2)指遊び手遊びの教材研究 遊びと音楽(3)身体遊びの教材研究 遊びと音楽(4)リトミックの教材研究 音楽劇の創作(1)発表準備 音楽劇の創作(2)発表 音楽表現における指導者の役割(1)指導計画・指導案の作成 音楽表現における指導者の役割(2)指導計画・指導案の作成 音楽表現における指導者の役割(3)模擬保育を通した指導方法の検討 音楽表現における指導者の役割(4)模擬保育を通した指導方法の検討 保幼・小連携としての音楽表現指導の現状と課題 授業方法 授業外学習 講義と演習 ・授業で取上げる音楽表現指導法の理論と実践を復習しておくこと。 ・具体的な音楽表現指導法についてレパートリーを増やし、自作の音楽表現指導教材を作成する こと。 ・音楽表現指導の指導案を作成し提出すること。 教科書 文部科学省 『幼稚園教育要領』 フレーベル館 2013 厚生労働省 『保育所保育指針』 フレーベル館 2013 内閣府 文部科学省 厚生労働省 『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』 フレーベル館 2014 参考書 評価方法 石井玲子 『実践しながら学ぶ子どもの音楽表現』 保育出版社 2009 毎回の授業レポート 30%・指導案 30%、授業へ参加度 40% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 保育内容(造形表現) 教員名 上田 慎二 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 後期 到達目標 ○幼稚園教育要領に示された領域の目標とねらい及び内容を理解し、幼児の実態に応じた造形表 現活動を指導するために必要な教材化の視点と具体的な支援方法が身につく。 ○造形表現活動及び模擬保育を通して、保育における子どもの見取りや評価、支援の実践力が身 につく。 ○上記の内容について、保育実践を想定して、保育案(題材設定の理由、目標の設定、計画、環 境構成と準備物、子どもの活動、保育者の援助上の留意点など)に具体化できる力が身につく。 授業概要 「幼稚園教育要領」には、幼児の主体的な活動を促すことがあげられている。保育における乳幼 児の表現活動の姿をビデオ等資料により観察しながら、実際の具体的な援助方法を探る。乳幼児 の表現における発達過程、遊びの考察、コミュニケーションとして遊びについても考える。また 保育案を多数紹介しながら、追体験して表現する感覚をつかむ。実際に子どもと接する時に役に 立つ絵画と造形教材を使って子どもの感性を育て、イメージを広げるための援助方法を考える。 授業計画 第1回:保育指針や教育要領における表現、造形表現の意味について 第2回:子どもの造形表現の育ち(発達過程)の特性について 第3回:子どもと保育者の立場からの保育の構成要素について 第4回:子どもの特性からの保育の構成要素について 第5回:環境設定からの保育の構成要素について 第6回:材料・用具、技法の特性を生かした保育と実際 第7回:幼児の絵画活動からの読み取りについて 第8回:平面表現を主にした保育と実際 1 第9回:平面表現を主にした保育と実際 2 第10回:年齢による造形活動とその方法について 第11回:立体表現を主にした保育と実際 1 第12回:立体表現に主にした保育と実際 2 第13回:みること(鑑賞)を主にした保育と実際 第14回:共同製作や壁面構成の工夫 第15回:講義全体のまとめとふりかえり 授業方法 演習を取り入れた講義形式 授業外学習 教科書について事前学習を求める。また、講義で取り扱った参考文献についてのレポートや製作 作品の提出がある。内容によっては、時間を要する課題もある為計画的に取り組むようにしま しょう。 教科書 『新造形表現(理論・実践編) 』三晃書房 花篤 實 岡田憼吾 編著 2009 参考書 評価方法 既修条件 講義ごとの内容をまとめた学習記録を評価の対象物とする。 ・講義ごとの内容のまとめおよび配布資料 ・教材研究や製作作品の記録 ・保育案の作成 授業への参加度(授業態度等)(50%)提出物(50%) なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 幼児理解 教員名 松久 眞実 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 1 学期 前期 到達目標 ①幼児期の心の発達への理解、その発達の課題や特性に応じた保育・教育を進めるための必要な 技術を説明できる。 ②発達のつまずきや保護者との連携について理解し具体的に述べることができる。 授業概要 幼児を保育・教育するためには、一人一人の幼児を理解し、子どもの行動を多角的にとらえるこ とが必要である。 「幼児の心理発達への理解」 「教育・保育するために必要な基礎的知識の習得」 「個人差への配慮」等について習得する。 授業計画 第1回:現代における保育の課題と現状 第2回:保育における子ども理解の基本 第3回:保育における保護者理解 第4回:発達障害のある子どもへの理解(1)LD 第5回:発達障害のある子どもへの理解(2)ADHD 第6回:発達障害のある子どもへの理解(3)自閉症スペクトラム障害 第7回:愛着障害とストレスについて 第8回:気になる子どもの保護者への理解と援助 第9回:登園しぶり(不登校の知識)について 第 10 回: 専門機関との連携について 第 11 回: 心理教育的アセスメントの方法1-行動観察法と面接法 第 12 回: 心理教育的アセスメントの方法2-発達検査(WISC-4 K-ABC) 第 13 回: 心理教育的アセスメントの方法3-知能検査 第 14 回:事例検討(保育実践など) 第 15 回:事例検討(アセスメントなど)とまとめ 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 講義とグループ学習 毎回、レポートに授業内容や感想をまとめたり、次回の予習として、提示されたテーマについて 調べ学習を行い、翌週提出する。 「子ども理解と援助-子ども・親とのかかわりと相談・助言の実際-」 名倉啓太郎 監修 保 育出版社 「あったかクラスづくり-通常の学級で無理なくできるユニバーサルデザイン」明治図書 2009 「あったか絆づくり-発達障害の子どもを二次障害から守る」明治図書 2012 授業への参加度 20% 授業中の小レポート 35% 課題・期末レポート 45% なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教育相談(幼・小) 教員名 中村 健 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 前期 到達目標 ・教育相談の意義がわかる ・自己・他者理解及びその交互作用をカウンセリング技法から学び、用いることができる ・基礎・基本的な教育相談の実践を行うことができる 授業概要 授業計画 授業方法 今日の学校教育臨床では、教師相互はもとより、保護者やスクールカウンセラーをはじめとする 専門家・地域の人々等とかかわり合い、つながり合って、子どもの成長を育み、指導・援助して いくことが求められている。 そこでこの授業ではまず、学校教育相談における予防的・開発的・治療的教育相談について概 説した上で、カウンセリングの理論・技法を体験的に学ぶ。 そして、いじめ・不登校等のいわゆる不適応事象のみでなく、日常的な学校教育場面での学習 面、心理・社会面、進路面、健康面にかかわる事象に関する事例やスクールカウンセラーとの連 携、チーム援助活動の実際例を通して、教師に求められるカウンセリングを生かした学校教育相 談活動について理解する。また、そのために必要とされるチーム援助の実際などを体験的に学び ながら実践力を養う。 1.はじめに ―学校教育相談とは― 2.構成的グループ・エンカウンターと関係づくり 3.学校教育相談の領域 4.予防・開発的学校教育相談と治療的教育相談 5.指導と援助について 6.子ども・保護者理解について 7.子ども・保護者とのかかわりとカウンセリングの技法1-「聞く」と「聴く」- 8.子ども・保護者とのかかわりとカウンセリングの技法2-「聴く」と「訊く」- 9.ブリーフ・セラピーの活用 10.学校内外での連携と協働 11.コンサルテーションとコーディネーション 12.教育臨床場面でのチーム支援の実際 13.日米のスクールカウンセリング活動の相違 14.教師とスクールカウンセラーの関係 15.まとめと課題・授業内テスト 講義のみでなく、ソーシャル・スキル・トレーニング、構成的グループ・エンカウンター、ブ リーフ・セラピー等の実習も行う。 授業外学習 毎回、授業の振り返りや予習課題等を指示する 教科書 伊藤美奈子・春日井敏之編著 中村健 他著「よくわかる教育相談」 ミネルヴァ書房 2011 参考書 講義中、適宜紹介する 評価方法 授業への参加度 25%・講義中のミニレポート 25%・テスト 50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス ●教科に関する科目(幼稚園一種) 科目名 初等国語 教員名 尾崎 靖二 授業種別 週間授業 授業形態 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 学期 履修年次 2 前期 到達目標 初等国語の内容と構造を理解し、学習指導の基本的事項を身に付けることができる。 授業概要 授業計画 授業方法 授業外学習 教科書 小学校国語の目的とその意義を理解することを目的としている。特に、小学校学習指導要領国語 科(文部科学省作成)をもとに内容を解説し、書写を含む小学校国語教科書の構成を理解する。 (1)話すこと、聞くこと、読むこと、伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項についての 内容の構成や学年に応じた配置と意図の理解、 (2)文学的作品や説明的文章の基本的構造および 表現方法の理解、 (3)基礎的語彙の習得や正しい文字の表記法、整った文字の記述等を学習する。 第 1 回 国語科学習指導要領を解説し、理解を図る。 第 2 回 国語科学習指導要領の内容の定着を図る。 第 3 回 国語科教科書の「話すこと・聞くこと」の系統を理解する。 第 4 回 国語科教科書の「書くこと」の系統を理解する。 第 5 回 国語科教科書の「読むこと」の系統を理解する。 第 6 回 国語科教科書の「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の系統を理解する。 第 7 回 小学校低学年の「読むこと」説明的文章教材を読み、付けたい力を明確にした単元観を 書く。 第 8 回 小学校低学年の「読むこと」文学作品教材を読み、付けたい力を明確にした単元観を書 く。 第 9 回 小学校高学年の「読むこと」説明的文章教材を読み、付けたい力を明確にした単元観を 書く。 第 10 回 小学校高学年の「読むこと」文学作品教材を読み、付けたい力を明確にした単元観を書 く。 第 11 回 小学校低・中・高学年の「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の教材を読み、 付けたい力を明確にした単元観を書く。 第 12 回 小学校低・中・高学年の「話すこと・聞くこと」の単元について理解し、言語活動1を 行う。 第 13 回 小学校低・中・高学年の「話すこと・聞くこと」の単元について理解し、言語活動2を 行う。 第 14 回 小学校低・中・高学年の「書くこと」の単元について理解し、言語活動を行う。 第 15 回 小学校低・中・高学年の「書くこと」の単元について理解し、言語活動を行う。 期末試験 講義と討論、参加型アクティビティ ワークシートの記入や言語活動を行うので、その予習をする。 単元観を書くので、提示した教科書や教材をよく読んでおく。 文字を正しく整えて書く練習をする。 小学校学習指導要領解説「国語編」 参考書 評価方法 必要に応じて関連プリントを配布する。 試験(40%) 、単元観などの提出物(30%) 、授業への参加度(30%) 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 初等算数 教員名 山本 景一 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 1 学期 後期 到達目標 ・小学校算数の基本用語と基本概念を説明することができる。 ・算数学習における算数的活動の重要性について論じることができる。 授業概要 小学校算数の教科書との関連づけを行いながら、算数の背景にある体系と数学を概説する。 算数的活動を通した学習の重要性を実践例や教具等を示しながら解説する。 授業計画 1.オリエンテーション(何のための算数教育か) 2.学習指導要領の変遷と思考力・表現力(言語・表現活動) 3.算数と人間の活動(自然数・数の把握と表記) 4.数と計算①(数の表し方) 5.数と計算②(たし算とひき算) 6.数と計算③(かけ算とわり算) 7.量と測定①(量の性格,測定の 4 段階) 8.図形①(平面図形) 9.算数的活動と数学的な考え方 10.量と測定②(面積公式) 11.図形②(立体図形) 12.算数学習と問題解決 13.数量関係①(関数の考え) 14.数量関係②(資料の整理と読み) 15.まとめ 期末試験 授業方法 講義形式ではあるが、ディスカッションも行う。 授業外学習 ・指定した文献等を事前に読み、ミニレポートを作成する。 ・講義内容の復習や宿題レポートを作成する。 教科書 参考書 評価方法 既修条件 文部科学省:小学校学習指導要領解説(算数編)、東洋館出版社 赤井利行 編著:わかる算数科指導法 東洋館出版社 2012年 適宜、授業の中で参考図書等を紹介する。 毎回の授業における課題提出と発表・ディスカッション等への参加度 50% 期末試験 50点 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 初等生活 教員名 田中 あき子 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 1 学期 後期 到達目標 小学校の生活科を指導するための基礎的内容を体験を通して習得する。 授業概要 本講義では、教科の誕生、改訂の意義と社会的背景を理解し、 「児童の身近な人々、社会および 自然とのかかわりに関心を持ち、自分自身や自分の生活について考えさせる」という教科目標を 理解することを目的とする。 また、生活科の内容と基礎知識を獲得し、小学校低学年児童における学習指導のあり方を学ぶ。 特に、学校探検の実際、四季の変化と子どもの生活、自然や物を使った遊び等の教材を取り上げ、 その目標および内容、課題等を考察する。 授業計画 第 1 回 : 生活科の誕生の背景と教科の特性 第2回 : 生活科の目標と内容 第3回 : 授業の実際 1 (学校と生活) 第4回 : 授業の実際 (学校探検のまとめと交流) 第5回 : 生活科指導の重点 (体験・表現) 第6回 : 授業の実際 2 (自然や物を使った遊び) 第7回 : 遊びに使うものの製作と交流 第8回 : 評価と活動計画 第9回 : 授業の実際 3 (季節の変化と生活) 第 10 回 : 授業の実際 4 (生活の出来事の交流) 第 11 回 : 授業の実際 5 (自分の生活) 第 12 回 : 授業の実際 6 (まわりの人びと) 第 13 回 : 授業の企画書作成 第 14 回 : 年間指導計画の基礎知識 第 15 回 : まとめ 期末試験 授業方法 講義 小集団による演習と協議、プレゼンテーション 授業外学習 生活科についての質問事項、 「自分が考える生活科の授業」などを課題とする。 具体的には授業で指示する。 教科書 小学校学習指導要領解説 生活科 参考書 なし 評価方法 レポート30% 授業への参加度20% 期末試験50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 初等音楽 田原 昌子 授業形態 週間授業 演習 単位数 週1回 2 学期 2 前期 ・小学校・幼稚園・保育所の実践指導において必要となる音楽的な知識や技能を身につけること ができる。 ・小学校で扱われる音楽教材の内容について分析し、総合的に理解することができる。 ・和太鼓の演習を通して日本音楽への理解を深めることができる。 授業概要 小学校学習指導要領の内容で取り扱われている表現・鑑賞の指導内容に即し、小学校教科書教材 の基礎的な音楽の知識や技能を、演習によって獲得する。基本的な楽典や音楽の構成を理解し、 授業実践に必要な実技を身につけ、教員採用試験における音楽実技試験に対応する。 第 01 回 小学校音楽科学習の内容について 第 02 回 学習指導要領で扱われている楽典について 第 03 回 歌唱教材研究(1) 第 04 回 歌唱教材研究(2) 第 05 回 歌唱教材研究(3) 第 06 回 器楽教材研究(1) 第 07 回 器楽教材研究(2) 第 08 回 器楽教材研究(3) 第 09 回 音づくり教材研究(1) 第 10 回 音づくり教材研究(2) 第 11 回 音づくり教材研究(3) 第 12 回 鑑賞教材研究(1) 第 13 回 鑑賞教材研究(2) 第 14 回 鑑賞教材研究(3) 第 15 回 まとめ 授業計画 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 講義と一斉・グループによる演習 楽典に関しては全ての教材研究を通して取り扱われるので、復習をして確実に習得する。 実技に関しては反復復習し、楽器演奏の技能を身につける。 初等科音楽教育研究会編 『最新 初等科音楽教育法 [改訂版] 小学校教員養成課程』 音楽之 友社 2013 鈴木恵美子・冨田英也著 『改訂 ポケットいっぱいのうた 実践子どものうた 簡単に弾け る 144 選』 教育芸術社 2013 授業への参加度 60%、授業内試験・レポート 40% なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 ピアノ1 教員名 ピアノ:児玉 達郎・山田 真由美・鈴木 亜希子/声楽:小餅谷 哲男・津國 直樹 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 1 学期 前期 到達目標 ・音楽の基礎的な理論を学ぶことによって、読譜力を向上させることができる。 ・ピアノ演奏や歌唱に関する基礎力を身につけることができ、教育・保育現場で必要な基礎的な 音楽的能力を獲得することができる。 授業概要 各クラスを 2 グループに分割し、45 分で各グループに対し、ピアノ・声楽の授業を交互に指導 する。 保育所、幼稚園、小学校での音楽活動の場で必要とされる伴奏、弾き歌いの歌唱の基礎的な力 を身につけるために、ピアノでは、鍵盤楽器初心者から経験者まで、個人のピアノ経験に合わせ たピアノ教材を選択し、ピアノ演奏に必要不可欠なピアノ・キーボード奏法の基礎技術習得と音 楽的な知識の獲得をめざす。また、声楽では、必要に応じて個人レッスン、グループレッスンを 行い、声づくり、共鳴と発声、呼吸法、歌唱表現の基礎力獲得に挑戦する。 授業計画 第 01 回 ピアノ…手のフォームと姿勢 声楽…声づくり(1) 第 02 回 ピアノ…鍵盤と楽譜 声楽…声づくり(2) 第 03 回 ピアノ…音符と休符(1) 声楽…声づくり(3) 第 04 回 ピアノ…音符と休符(2) 声楽…共鳴と発声(1) 第 05 回 ピアノ…音名 声楽…共鳴と発声(2) 第 06 回 ピアノ…拍子 声楽…共鳴と発声(3) 第 07 回 ピアノ…リズム 声楽…歌唱表現(1) 第 08 回 中間試験と復習 第 09 回 ピアノ…調と音階(長調) 声楽…呼吸法(1) 第 10 回 ピアノ…調と音階(短調) 声楽…呼吸法(2) 第 11 回 ピアノ…調と調子記号 声楽…呼吸法(3) 第 12 回 ピアノ…色々な奏法と記号 声楽…歌唱表現(2) 第 13 回 ピアノ…強弱、速度に関する記号 声楽…歌唱表現(3) 第 14 回 ピアノ…曲想、反復に関する記号 声楽…歌唱表現(4) 第 15 回 ピアノ…基礎的な演奏の仕上げ 声楽…基礎的な歌唱の仕上げ 期末試験 授業方法 音楽理論の講義、ピアノ・声楽の実技を個人レッスンやグループレッスンにより進める。 授業外学習 ・音楽理論については、毎回の授業で受けた講義内容を復習する。 ・ピアノ・声楽の実技については、指導を受ける曲を十分に繰り返して練習する。 教科書 テキスト 全員:初等科音楽教育研究会編『最新 初等科音楽教育法[改訂版] 小学校教員養成課程用』 音 楽之友社 2011(ピアノと声楽で共通) ピアノについては、下記の使用教科書を、担当教員と相談の上決定する。 初心者・初級者『短期修了バイエル教本』ドレミ楽譜出版社 中・上級者 『ブルグミュラー25 の練習曲』 『ソナチネアルバム 1・2』 『ソナタアルバム 1・2』 参考書 ・深見友紀子・小林田鶴子・坂本暁美『保育士、幼稚園・小学校教諭を目指す人のために この一 冊でわかる ピアノ実技と楽典: 増補版』 音楽之友社 2012 ・鈴木恵美子・冨田英也『改訂版ポケットいっぱいのうた 実用幼児・児童の歌 簡単に弾ける 144 選』 教育芸術社 2013 ・文部科学省『小学校新学習指導要領解説音楽編』教育芸術社 2008 ・文部科学省『幼稚園教育要領』教育出版 2008 ・厚生労働省『保育所保育指針』フレーベル館 2008 評価方法 授業に対する姿勢、レッスン毎の予習準備を含む到達度 60%、実技試験 40% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 ピアノ2 教員名 ピアノ:児玉 達郎・山田 真由美・鈴木 亜希子/声楽:小餅谷 哲男・津國 直樹 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 1 学期 後期 到達目標 ・ピアノ・声楽1に続き、音楽の基礎的な理論を学び、ピアノ演奏技術や歌唱力をさらに向上さ せ、教育現場での実践に生きる音楽的能力の向上を図ることができる。 ・アンサンブルや歌の伴奏や弾き歌いを通して音楽の楽しさを体験し、より豊かな音楽表現力を 身につけることができる。 授業概要 ピアノ・声楽1に引き続き、教育者・保育者としての基本的な音楽的能力を向上させるだけなく、 小学校、幼稚園、保育所の現場において必要とされる、多様な音楽活動に対応できるピアノ演奏 技能・歌唱力を養う。さらに、様々な教育・保育場面に対応できる教材をとりあげ、より豊かな 音楽表現力を身につける。 ピアノでは、ピアノ演奏に必要不可欠な保育所、幼稚園、小学校の実践の場で使用される頻度 の高い歌唱教材や子どもの歌の伴奏力を身につける。また、声楽では、歌唱力のさらなる伸展を はかり、二部・三部合唱を行う能力や、弾き歌いにおける歌唱力を身につける。 授業計画 第 01 回 ピアノ…音程(1) 声楽…歌詞と歌唱表現(1) 第 02 回 ピアノ…音程(2) 声楽…歌詞と歌唱表現(2) 第 03 回 ピアノ…三和音(1) 声楽…フレーズを生かす歌唱表現 第 04 回 ピアノ…三和音(2) 声楽…リズムや拍子感を生かす歌唱表現 第 05 回 ピアノ…コードネーム(1) 声楽…斉唱から合唱へ(1) 第 06 回 ピアノ…コードネーム(2) 声楽…斉唱から合唱へ(2) 第 07 回 ピアノ…伴奏づけ(1) 声楽…斉唱から合唱へ(3) 第 08 回 中間試験と復習 第 09 回 ピアノ…伴奏づけ(2) 声楽…曲の構成と歌唱表現(1) 第 10 回 ピアノ…4手の連弾(1) 声楽…曲の構成と歌唱表現(2) 第 11 回 ピアノ…4手の連弾(2) 声楽…曲の構成と歌唱表現(3) 第 12 回 ピアノ…子どもの歌の伴奏(1) 声楽…伴奏を生かす歌唱表現(1) 第 13 回 ピアノ…子どもの歌の伴奏(2) 声楽…伴奏を生かす歌唱表現(2) 第 14 回 ピアノ…子どもの歌の伴奏(3) 声楽…伴奏を生かす歌唱表現(3) 第 15 回 ピアノによる音楽表現の仕上げ 声楽による音楽表現の仕上げ 期末試験 授業方法 音楽理論の講義、ピアノ・声楽の実技を個人レッスンやグループレッスンにより進める。 授業外学習 ・音楽理論については、毎回の授業で受けた講義内容を復習する。 ・ピアノ・声楽の実技については、指導を受ける曲を十分に繰り返して練習する。 教科書 全員:初等科音楽教育研究会編『最新 初等科音楽教育法[改訂版] 小学校教員養成課程用』 音 楽之友社 2011(ピアノと声楽で共通) ピアノについては、下記の使用教科書を、担当教員と相談の上決定する。 初心者・初級者『短期修了バイエル教本』ドレミ楽譜出版社 中・上級者 『ブルグミュラー25 の練習曲』 『ソナチネアルバム 1・2』 『ソナタアルバム 1・2』 参考書 ・深見友紀子・小林田鶴子・坂本暁美『保育士、幼稚園・小学校教諭を目指す人のために この一 冊でわかる ピアノ実技と楽典: 増補版』 音楽之友社 2012 ・鈴木恵美子・冨田英也『改訂版ポケットいっぱいのうた 実用幼児・児童の歌 簡単に弾ける 144 選』 教育芸術社 2013 ・文部科学省『小学校新学習指導要領解説音楽編』教育芸術社 2008 ・文部科学省『幼稚園教育要領』教育出版 2008 ・厚生労働省『保育所保育指針』フレーベル館 2008 評価方法 授業に対する姿勢、レッスン毎の予習準備を含む到達度 60%、実技試験 40% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 ピアノ3 教員名 田原 昌子 山田 真由美 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 2 学期 前期 到達目標 ・幼稚園・保育所の現場で使用頻度の高い子どもの歌の弾き歌いを通して、実践的なピアノ演奏 の基礎を習得することができる。 ・伴奏の基本となるコードによる伴奏法を習得できる。 ・ピアノ 2 で習得したピアノの基礎的な演奏能力を、より豊かな音楽表現のできる能力へと向上 させることができる。 授業概要 授業計画 音楽理論の理解を深め、幼稚園・保育所で使用頻度の高い子どもの歌の弾き歌いと、コードネー ムによる子どもの歌の伴奏を習得する。個人レッスンを中心に、ピアノ 2 で習得したピアノ演奏 のレベルをさらに向上させ、幼稚園・保育所で子どもの豊かな感性を引き出す、弾き歌いのため のピアノ演奏テクニックと、指導者としての音楽性の向上を目指す。 第 01 回 コードネームを用いた伴奏の意義と弾き歌いについて 第 02 回 C/F/G コードの理論と弾き歌い(1) 第 03 回 C/F/G コードの理論と弾き歌い(2) 第 04 回 C/F/G コードの理論と弾き歌い(3) 第 05 回 コードの転回形と弾き歌い(1) 第 06 回 コードの転回形と弾き歌い(2) 第 07 回 コードによる伴奏練習と弾き歌い(1) 第 08 回 コードによる伴奏練習と弾き歌い(2) 第 09 回 中間試験と復習 第 10 回 色々なコードネームを用いた伴奏(1) 第 11 回 色々なコードネームを用いた伴奏(2) 第 12 回 色々なコードネームを用いた伴奏(3) 第 13 回 幼稚園・保育所生活の歌の弾き歌い(1) 第 14 回 幼稚園・保育所生活の歌の弾き歌い(2) 第 15 回 幼稚園・保育所生活の歌の弾き歌い(3) 期末試験 授業方法 授業外学習 音楽理論の講義と個人レッスン ・音楽理論については小テストを行うので、毎回の授業で受けた講義内容を復習し理解を深める こと。 ・弾き歌いの曲については、歌詞を覚え、暗譜で弾き歌いできるまで練習すること。 教科書 参考書 小林美実 『子どものうた 200 (保育実用シリーズ) 』 チャイルド本社 2010 鈴木恵津子・冨田英也 『改訂 ポケットいっぱいのうた 実践 子どものうた 簡単に弾ける 144 選』 教育芸術社 2013 授業に対する姿勢、レッスン毎の予習準備を含む到達度 50%、実技試験 50% ピアノ1、2 評価方法 既修条件 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 ピアノ4 教員名 田原 昌子 山田 真由美 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 2 学期 後期 到達目標 ・行進曲やスキップといった色々なリズム変化をつけた伴奏型を習得し、子どもの歌だけではな く、幼稚園や保育所の様々な生活場面に対応できるピアノ演奏技術を習得することができる。 ・ピアノ 3 で習得した演奏能力を、様々な曲想の子どもの歌に応じてより豊かな音楽表現のでき る能力へと向上させることができる。 授業概要 授業計画 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 幼稚園・保育所の現場で使用頻度の高い子どもの歌の弾き歌いのレパートリーを増やし、実践現 場での音楽表現活動に対応できるようにする。また、色々なリズムの曲や伴奏の型を習得し、そ の技術を用いて子どもの歌や幼稚園や保育所の生活の場面に応じて伴奏に変化をつけることがで きるように、応用力をつける。 第 01 回 行進曲・スキップ・駆け足(1) 第 02 回 行進曲・スキップ・駆け足(2) 第 03 回 行進曲・スキップ・駆け足(3) 第 04 回 色々な伴奏型(1) 第 05 回 色々な伴奏型(2) 第 06 回 色々な伴奏型(3) 第 07 回 中間試験と復習 第 08 回 季節・行事の歌の弾き歌い(1) 第 09 回 季節・行事の歌の弾き歌い(2) 第 10 回 季節・行事の歌の弾き歌い(3) 第 11 回 季節・行事の歌の弾き歌い(4) 第 12 回 ペダルを用いた伴奏による弾き歌い(1) 第 13 回 ペダルを用いた伴奏による弾き歌い(2) 第 14 回 高難易度の伴奏による弾き歌い(1) 第 15 回 高難易度の伴奏による弾き歌い(2) 期末試験 音楽理論の講義と個人レッスン ・音楽理論については小テストを行うので、毎回の授業で受けた講義内容を復習し理解を深める こと。 ・ピアノの実技については、指導を受ける曲を十分に繰り返して練習して、レパートリーを自主 的に増やしておくこと。 小林美実 『子どものうた 200 (保育実用シリーズ) 』 チャイルド本社 2010 石丸由理 『うごきのためのリトミック百科 ピアノ曲集』 ひかりのくに 2008 授業に対する姿勢、レッスン毎の予習準備を含む到達度 50%、実技試験 50% ピアノ1,2 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 初等図画工作 上田 慎二 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 2 前期 ・教員として造形活動の指導に必要となる材料研究に取り組み、活用にあたっての最低限の知識・ 技能を身につける。 ・幼稚園及び小学校で行われる造形及び鑑賞の学習指導にあたって必要な、子どもの造形表現の 発達に配慮した教材開発のあり方や評価と指導の実践的スキルなどを身につける。 授業概要 教師には図画工作のセンスやスキルなどの素養とともに,教師自身が図画工作を心から楽しむ経 験を積み、態度を身につける必要がある。そのために,これまで経験したものとはやや趣向の異 なる図画工作題材を楽しみながら意識の切り替えを促す。特に,不思議,奇妙,発見など感じな がら創作を体験する。子どもの図画工作活動に関わっていく教師として必要な知識を理解し,子 どもの心情に共感していく感性,資質を培うために,自己の体験を深める。 授業計画 ⑴ ガイダンス ⑵ 教材研究 Ⅰ パス・コンテの技法 ⑶ 教材研究 Ⅱ 水彩えのぐの技法Ⅰ ⑷ 教材研究 Ⅲ 水彩えのぐの技法Ⅱ ⑸ 教材研究 Ⅳ 折り紙の技法 ⑹ 壁面制作 ⑺ 材料をもとに表す造形活動の導入と展開「ならべる・つなぐ・つむ」 ⑻ 材料をもとに表す造形活動の導入と展開「組む」 ⑼ 感じたことや空想したことをもとに表す造形活動の導入と展開(絵に表す) ⑽ 教材研究 Ⅴ 版画の表現1 ⑾ 教材研究 Ⅴ-2 版画の表現Ⅱ ⑿ 教材研究 Ⅵ 粘土の表現Ⅰ ⒀ 教材研究 Ⅵ-2 粘土の表現Ⅱ ⒁ 教材研究 Ⅵ-3 粘土の表現Ⅲ ⒂ まとめと製作ノート提出 授業方法 演習方式。授業ごとに課題を紹介し、活動記録を保存していく。 授業外学習 講義時間に作成した教材研究サンプル、及び作品にかかわる振り返り項目のまとめ。振り返りの 観点は第1回の授業時にプリントにて告知します。 教科書 新造形表現 実技編 三晃書房 花篤 實 岡田憼吾 編著 2009 学習指導要領 [使用教材] 絵の具用具(18色程度) 、水彩筆(4,6,8,12 号) 、パス類16色程度(クレヨンまたはクレパス) 、 鉛筆(4B) 、はさみ、カッターナイフ、のり、木工用ボンド などを各自用意する。コンテパス テル、スケッチブックは購入方法の指示を待つように。 参考書 評価方法 既修条件 製作ノート(ポートフォリオ)提出 評価規準 ○ 各講義のねらい及び内容が概ね満たされている。 ○ 受講内容を適切にポートフォリオ化し、活用できる資料としている。 ※課題の欠落もしくは欠落に相当する成果を減点対象とする。 授業への参加度(授業態度等) (50%)課題提出等(50%) なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 初等体育 教員名 松田 光弘 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 前期 到達目標 体育科教育に関する基礎的な知識を習得できる 授業概要 体育科の目標や計画,学習内容,授業づくり,学習指導,評価などについて,体育に関する文献 を購読し,ディスカッション形式で進め理解を深めていく。また,現在の学校体育における課題 についても焦点をあて,その解決の方向性について検討していく。 授業計画 第 1 回 オリエンテーション 第 2 回 体育科教育学の概要 第 3 回 学習指導要領にみる体育目標 第 4 回 体育科の教育課程とカリキュラム 第 5 回 体育科の学習内容 第 6 回 体育科の教材と教具 第 7 回 体育学習指導の具体的進め方 第 8 回 体育授業における指導技術 第 9 回 体育授業における学習評価 第 10 回 体育の授業づくり①(個人種目) 第 11 回 体育の授業づくり②(集団種目) 第 12 回 学校体育における課題①(体力低下問題) 第 13 回 学校体育における課題②(体育の学力とその育成) 第 14 回 学校体育における課題③(体育授業と部活動) 第 15 回 まとめ 授業方法 講義形式とする。また、後期授業科目の体育指導法に繋がることを踏まえ、調査検討および発表 も含めた授業展開を行う。 授業外学習 ①学習指導要領を深く理解するために、学年、種目ごとに内容をまとめる。 ②学習状況を確認するためのミニレポートを実施する。 教科書 「体育科教育学入門」高橋健夫ほか 大修館書店 参考書 「中学校学習指導要領解説保健体育編」文部科学省 評価方法 授業への参加度 50%,課題レポート 50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス ●教科または教職に関する科目(幼稚園一種) 科目名 教員名 授業種別 子ども健康学 安部 惠子 週間授業 開講間隔 履修年次 到達目標 授業概要 単位数 週1回 2 学期 2 後期 子どもの心身の発育発達特性を理解し、対象およびめあてにそった指導案の作成ができる。 現在の子どもの健康に関する諸問題は深刻であり,その解決には子どもの発達特性を知った上で 小学校保健授業を実施する必要がある。本講義では,子どもの体力・運動能力特性を学んだ上で, 小学校指導要領を基に保健授業の指導案作成と指導を模擬授業形式で実践する。また,子どもの 身体的特性を学び呼吸器系・循環器系・神経系の発達と各種運動が生体にどのような影響を及ぼ すのかを学習し保健教育の重要性を学ぶ。 第 1 回 本講義の目的と評価基準について 第 2 回 児童の発育発達特性について(呼吸器・循環器・神経) 第 3 回 小学校保健授業の目的と内容について(模擬授業担当決め) 学年別、単元別に指導案作成 第 4 回 指導案作成について 第 5 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践①と振り返り 第 6 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践②と振り返り 第 7 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践③と振り返り 第 8 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践④と振り返り 第 9 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践⑤と振り返り 第 10 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践⑥と振り返り 第 11 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践⑦と振り返り 第 12 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践⑧と振り返り 第 13 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践⑨と振り返り 第 14 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践⑩と振り返り 第 15 回 総括 授業計画 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 授業形態 講義 講義および模擬授業の実施を行う。 毎回の模擬授業の単元ごとに、各学年、各単元の指導要領を読み解き学習準備を行う 教科書 「新しいほけん 3・4 年生」/「新しい保健 5・6 年生」東京書籍 特になし 評価方法 取り組み状況 60% 指導案作成 20% 模擬授業指導力 20% なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス ●教職に関する科目(小学校一種) 科目名 教職概論 教員名 長尾 彰夫 授業種別 週間授業 授業形態 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 学期 履修年次 1 後期 到達目標 ・ 教育と教職に関する基礎的な概念と知識について理解することが出来る。 ・ 現在の学校と教職とめぐる諸課題について自らの見解を持つことができる。 ・ 教職に必要な意欲と方法を獲得する。 授業概要 この授業は次の 4 つの内容について講義をおこなう。 ・教育とは何かについての基礎的な概念について概説する ・学校教育の歴史と現実について概説する ・教師の役割と教育学の重要性について解説する ・小学校の教師として必要な技術について解説する 授業計画 第 01 回 オリエンテーション…講義と目的、評価の方法等について 第 02 回 (教育理念 1) 教育とはどんなことを意味しているのか 第 03 回 (教育理念 2) 人間にとって教育は本当に必要なことなのか 第 04 回 (教育理念 3) 現代社会において教育の重要性はどうなっているのか 第 05 回 (学校論 1) 学校とは何か、学校の機能と役割 第 06 回 (学校論 2) 社会の発展・変化の中で学校はどう変わってきたか 第 07 回 (学校論 3) 今、学校にはどのような問題を抱えているか 第 08 回 中間まとめ…これまでの授業を振り返り疑問質問についての発表とディスカッション 第 09 回 (教師論 1) 教師の仕事にはどんなことが含まれているか 第 10 回 (教師論 2) 学校の仕組みと教師の仕事の関係はどうなっているのか 第 11 回 (教師論 3) これからの教師にとって必要となることは何か 第 12 回 (教職技術 1) 小学校の特徴とその役割 第 13 回 (教職技術 2) 小学校における授業の難しさはどこか 第 14 回 (教職技術 3) 小学校の教師にとってこれからどんな努力をしていけばいいか 第 15 回 最終まとめ…授業全体を振り返り教職の意義と意欲を高めるための発表とディスカッシ ョン 期末試験 授業方法 授業方法 講義形式を基本としつつ適宜ディスカッションを行う。 授業外学習 講義内容について必要な予習、復習の課題を適宜指示する。 教科書 特に指定しない。 参考書 小学校学習指導要領 評価方法 授業中に適宜実施する試験 60% 授業への参加度 20% 発表とディスカッション 20% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教育原理 教員名 佃 繁 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 1 学期 前期 到達目標 幼稚園・小学校教員をめざす学生に必要な資質・能力のうち次の 2 点について育成する。 (1) 教育の理念・教育史・教育思想の基礎的知識を習得する。 (2) 現在の教育問題の背景を幅広い視点から考えられるようになる。 授業概要 「教育とは何か」という問いについて考える。それは「人間にとって教育は必要か」と問うこ とでもある。授業の終わりには、 「学校教育は必要か」という問いに受講生が答えることができる ようになることをめざす。 考える手立てとして、次の 2 つの方法をとる。 (1)西洋と日本の教育思想を学ぶ。 (2)授業外課題として、新聞の切り抜き記事にもとづくコメント作成をおこなう。 新明解国語辞典(三省堂)によるなら、 「原理」とは「多くの物事がそれによって説明すること ができると考えられる根本的な理論」のことである。各 授業計画 第 01 回 オリエンテーション 第 02 回 人間に教育は必要か;カントとポルトマンを中心に 第 03 回 西洋教育史(古代) :ソクラテスとプラトンの教育思想 第 04 回 西洋教育史(中世) :中世の教育と大学の発生 第 05 回 西洋教育史 (近世):ルターとコメニウスの教育思想 第 06 回 西洋教育史(近代) :ルソー、ペスタロッチ、フレーベルの教育思想 第 07 回 西洋教育史 (近代):近代公教育の成立と民衆教育 第 08 回 西洋教育史 (現代):新教育と現代の教育 第 09 回 日本教育史(近世) :近世の教育と教育思想 第 10 回 日本教育史(近代) :学制の成立から国家主義の時代へ 第 11 回 日本教育史(現代);戦後教育と教育改革 第 12 回 学校を取り巻く環境の変化と教育 第 13 回 子育てと家庭・地域 第 14 回 グローバリズムと教育 第 15 回 まとめ:人間と教育 授業方法 ペアやグループによるディスカッション、発表等の言語活動をふくむ演習的な方法を随時とりい れた講義。 授業外学習 (1)授業配布プリントについて定期的に小テストを実施する。復習しておくこと。 (2)教科書について定期的にレポート課題を示す。締切までにレポートを提出すること。 (3)教科書について定期的に小テストを実施する。復習しておくこと。 (4)「新聞レポート」を自由課題とする。新聞の教育関係記事を読み、切り抜いて貼り、要旨とコ メントを書いて提出すること。 教科書 東京アカデミー編『教職教養Ⅰ教育原理・教育史』七賢出版 参考書 適宜紹介する。 評価方法 毎回の授業小作文(3%×15 回=45%)+定期小テスト(30%)+レポート(25%) ◆毎回の授業小作文は字数が多いほど高い点数をつける。 ◆小テストは教科書と補助プリントから出題する。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教育心理学 教員名 永井 明子 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 前期 到達目標 ・教員にとって必要な教育心理学の知識を得る ・具体的な事例を知ることにより教員志望の意欲を高める 授業概要 将来教育・保育に携わる学生が教育・保育について学ぶ科目の一つである。乳幼児・児童・生徒 がその潜在的能力を実現していくためには周囲の大人の支援が重要である。教育現場でその任を 担う者として彼らの特質をよく理解するため、その発達、学習の過程や支援方法、動機付け、人 格と適応、教育評価、学級集団などについて発達心理学・学習心理学・人格心理学などの基礎的 な心理学的知見をもとに学んでいく。また、特別支援教育についても取り上げる。 授業計画 第1回:オリエンテーション 第2回:人間発達の理解(1)-発達とは何か・原理・規定因- 第3回:人間発達の理解(2)-発達理論- 第4回:乳・幼児期の理解-乳・幼児期の心理- 第5回:児童期・青年期の理解-身体・知能・言語・社会性・人格の発達- 第6回:学習の理解(1)-学習とは何か・成立過程- 第7回:学習の理解(2)-学習成立の条件- 第8回:学習成果の保持と転移-記憶とは何か・忘却のメカニズム- 第9回:授業の心理-理論・形態・最適化- 第10回:教育評価の方法-視点・目的と時期・学力テスト・知能テスト- 第11回:教育データの収集と分析-方法・教育統計- 第12回:学校適応-いじめ・不登校・人間関係- 第13回:発達障害(1)-知的障害・自閉症・高機能広汎性発達障害- 第14回:発達障害(2)-学習障害・注意欠陥・多動性障害- 第15回:まとめ 期末試験 授業方法 グループディスカッション・簡単な実験等も取り入れる。 授業外学習 ①授業で習った内容について一つ選び、それを具体的に説明できるような事例(自分が小さな頃 の思い出やボランティア・インターンシップ等での観察、本やテレビドラマのエピソードなど) をミニレポートにして提出。 ②新聞から教育や発達に関する記事を選びコピーし、内容を要約した上でコメントしたものを提 出。 ③授業の範囲を予習し、予習ノートを作ったものを提出。 教科書 西村純一・井森澄江編『教育心理学エッセンシャルズ』ナカニシヤ出版 参考書 東京アカデミー 教職教養Ⅱ 『教育心理学』 サイエンス社 心理学ベーシックライブラリ 5-I『教育心理学 I:発達と学習』 評価方法 ミニレポート 50%・期末試験 50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教育課程論(幼・小) 教員名 長尾 彰夫 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 前期 到達目標 ・義務教育学校の教育課程に関する基本的概念を理解できる。 ・教育課程の対象方法を説明できる。 ・学習指導要領に従い教育課程の編成を試みることが出来る。 授業概要 ・教育課程(カリキュラム)とは何かについての原理的な説明をする。 ・教育課程の原理と原則について解説する。 ・教育課程の基準である学習指導要領の特徴について説明する。 ・各学校の教育課程編成の具体的なプランの作成を試みる。 授業計画 第1回 オリエンテーション(授業の目標と形態、評価方法について) 第2回 教育課程とは何か、その歴史について 第3回 教育課程とカリキュラムの違いについて 第4回 教育課程編成の基本的視点(その1)学問の系統性 第5回 教育課程編成の基本的視点(その2)子どもの発達段階 第6回 教育課程編成の基本的視点(その3)社会の教育的要請 第7回 中間まとめとディスカッション 第8回 教育課程編成と学習指導要領の関係性 第9回 学習指導要領の歴史的変遷 第10回 現行の学習指導要領の特徴 第11回 学習指導要領の総則について 第12回 各教科の目標と内容について 第13回 各学校における教育課程編成上の課題について 第14回 学校における教育課程編成を試みる 第15回 まとめのディスカッション 授業方法 講義形態を基本としつつもなるだけ質問、ディスカッションの機会を設ける。 授業外学習 学校インターンの経験などを適宜レポートさせる。 教育課程編成や学習指導要領関連の新聞記事などを収集させる。 教科書 小学校学習指導要領、小学校学習指導要領解説・総則編 参考書 特に指定しない。 評価方法 授業中に適宜実施する試験50% 授業中の小レポート30% 授業参加度20% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 国語科教育法 教員名 尾崎 靖二 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 後期 到達目標 1.小学校国語科の内容と指導法を習得することができる。 2.板書や話し方、表情など授業を行う上での基本的表現力を習得することができる。 3.国語科の学習指導案を作成することができる。 授業概要 国語科の 3 つの領域(話すこと聞くこと、書くこと、読むこと) 、伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項の関連性について理解する。 国語科学習指導案の記述の方法について理解し、 「読むこと」領域を中核としてそれぞれの領域ご との単元について学習指導案を作成する。指導案にしたがって、模擬授業を行い、相互批評、あ るいは指導を行う。 授業計画 第 1 回単元を構想した授業のあり方と 国語科学習指導案の書き方についての解説1 第 2 回 単元を構想した授業のあり方と 国語科学習指導案の書き方についての解説2 第 3 回 低学年の「読むこと」文学作品の学習指導案作成とその評価 第 4 回 学習指導案を基にした模擬授業の実施と相互評価、指導 第 5 回 高学年の「読むこと」文学作品の学習指導案作成とその評価 第 6 回 学習指導案を基にした模擬授業の実施と相互評価、指導 第 7 回「話すこと・聞くこと」の学習指導案作成とその評価 第 8 回 学習指導案を基にした模擬授業の実施と相互評価、指導 第 9 回 単元を構想した授業のあり方と 国語科学習指導案の書き方についての解説3 第 10 回 低学年の「読むこと」説明的文章の学習指導案作成とその評価 第 11 回 学習指導案を基にした模擬授業の実施と相互評価、指導 第 12 回 高学年の「読むこと」説明的文章の学習指導案作成と評価 第 13 回 学習指導案を基にした模擬授業の実施と相互評価、指導 第 14 回 「書くこと」の学習学習指導案作成とその評価 第 15 回単元を構想した授業のあり方と 国語科学習指導案の書き方についてのまとめ 授業方法 指導案作成についての解説、指導案作成、模擬授業、討論 授業外学習 指導案作成、模擬授業の準備、教科書に提示した本を活用すること 教科書 小学校学習指導要領解説「国語編」 参考書 評価方法 既修条件 必要に応じて関連するプリントを配布する。 学習指導案(50%) 、模擬授業への参加度(20%) 、授業への参加度(30%) なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 算数科教育法 山本 景一 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 2 前期 ・算数・数学教育の諸問題を捉え、今何が求められているかを論ずることができる。 ・学習指導要領(算数)の内容を基底とする授業の指導方法を習得する。 授業概要 この授業では、算数・数学教育にあって、昨今の学校現場を取り巻く問題は何か、何が求められ ているのかについて論ずる。また、授業を子ども・教師・社会相互の営みで捉えた授業実践のあ り方や子どもの認識発達に応じた教材研究、ノート指導とその評価方法について論ずる。 授業計画 第 1 回:算数・数学教育を巡る諸問題 第 2 回:現行学習指導要領(算数)概論と学力観 第 3 回:学習指導要領と指導の系統性 -分数概念の理解を通して- 第 4 回:数学的な考え方と問題解決過程 第 5 回:学習指導要領の変遷と思考力・表現力 第 6 回:算数的活動を考えて授業を計画しよう 1 -数と計算領域- 第 7 回:模擬授業をしよう 1 -数と計算領域- 第 8 回:ノート指導を意識した授業を計画しよう 2 -量と測定領域- 第 9 回:模擬授業をしよう 2 -量と測定領域- 第 10 回:教材・教具を工夫した授業を計画しよう 3 -図形領域- 第 11 回:模擬授業をしよう 3 -図形領域- 第 12 回:評価活動を取り入れた授業を計画しよう 4 -数量関係領域- 第 13 回:模擬授業をしよう 4 -数量関係領域- 第 14 回:事例研究 -習熟度別少人数の授業- 第 15 回:まとめ 授業方法 講義形式とグループ討議 授業外学習 ・指定したテキストについて事前に読み、専門用語等を理解しておく。 ・宿題レポートの作成を行う。 教科書 文部科学省『小学校学習指導要領解説 算数編』東洋館出版社, 赤井利行編著 わかる算数科指導法 東洋館出版社 2012 年 国立教育政策研究所教育課程研究センター『評価規準の作成のための参考資料(小学校) 』2010 年 参考書 適宜、授業の中で参考図書等を紹介する。 評価方法 グループワーク等への議論の参加(20%) 、宿題レポート(30%) 、期末課題レポート(50%) 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 理科教育法 間處 耕吉 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 2 前期 学習指導要領の変遷をその歴史的背景と関連づけて理解する。 理科の指導目標を理解すると共に,そのために必要な学習のあり方を検討することができる。 理科の学習内容について,その意義を理科の目標と関連づけて説明できる。 小学校理科における教材の特徴を理解し,その学習意義を説明できる。 理科の評価についての特徴を理解し,その方法の検討ができる。 理科の学習において,児童の思考活動に注目した指導方法の検討ができる。 これらを総合して学習指導案を作成できる。 授業概要 理科教育の歴史的展開,目標論,内容構成論、授業論、評価論,現代の課題などについて,学習 指導要領の歴史的な変遷にも言及しながら,理科教育を概観し,実践上の諸課題(理科離れ,科 学的思考力,環境教育など)を探求する。特に,理科の目標の考え方と代表的な教材の学習を通 して,その教材の必要性やそこに込められている意義を探求する。同時に様々な授業方法につい ても,実際の指導場面を想定したマイクロてティーチングなどの活動を通して理解を深める。 授業計画 1 オリエンテーション, 「理科で何を学ぶのか」 , 「科学的な見方・考え方とは」 (グループワ ーク) 2 自然科学と理科,理科学習と言語学習 3 学習指導要領と学習理念の変遷 4 理科教育の今日的な課題について (理科離れ,科学的思考力の育成,環境教育と ESD) 5 科学的思考力と思考活動,思考活動を促す学習指導のあり方 6 理科室運営 (薬品管理,備品・消耗品の管理,薬品の調製,安全指導) 7 物理分野に関するマイクロティーチング 8 化学分野に関するマイクロティーチング 9 生物分野に関するマイクロティーチング 10 地学分野に関するマイクロティーチング 11 理科実験・演習 (実験・観察の意義,演示実験,野外観察,生物教材) 12 評価の考え方とその方法 (評価と評定,評価規準と評価基準,観点別評価の方法,逆向 き授業設計) 13 学習指導案の書き方(評価と展開,単元観と指導観,児童観) 14 学習指導案作成 15 学習指導案の検討 授業方法 前半は講義によって,理科教育の概観を説明する。必要に応じてグループ討議を取り入れて,理 科教育のあり方や現在の課題を探求する。その後,物理・化学・生物・地学各分野の内容に関 わる小学校の教材をとりあげ,グループごとで実際の指導場面を想定したマイクロティーチン グを行う。最後に,それまでの授業の内容を元にして学習指導案の作成を行う。 授業外学習 毎回の講義内容の整理を行っておく。マイクロティーチングの授業案を作成する。 最後に作成する学習指導案を作成する。 教科書 教科書は使用しない。必要な資料はプリントにして授業で配布する。 参考書 小学校学習指導要領解説理科編,中学校学習指導要領解説理科編,小学校理科教科書,中学校理 科教科書 評価方法 授業への参加度 10% レポート・マイクロティーチング授業案 40% 指導案作成 50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 生活科教育法 教員名 田中 あき子 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 前期 到達目標 ・生活科の指導に必要な指導内容・指導方法に関する基礎的な知識・技能を習得する。 ・生活科の諸活動に対して興味関心を持つことができる。 授業概要 子どもは本来、生活体験の中で様々な事柄について興味関心を持ち、そのものの本質や疑問に 探究心を持って取り組もうとする姿がある。 このような子どもの本来持っている主体的な態度を、 学校で活かしていくべきと考えられた生活科をどのように展開していくことが望ましいか、実際 の授業や事例を通して学ぶことを目的とする。 さらに、具体的な活動や体験を通して、見る、聞く、触れる、作る、探す、育てる、遊ぶなど 直接働きかける指導案の作成、指導を実践する。 授業計画 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 : : : : : : : : : : : : : : : オリエンテーション:生活科導入の目的と大事にすること 生活科とはどのような教科か 低学年児童の生活環境と生活科の課題について(教科の特質と意義) 実際の授業をもとに生活科の授業を考える 学習指導案の必要性と内容、作成について 評価のありかたについて 教材研究Ⅰと指導案の検討 「身近な自然やものを使った遊び」 教材研究Ⅱと指導案の検討 「季節の変化と自然」 教材研究Ⅲと指導案の検討 「飼育栽培指導」 学習指導案の作成 学習指導案の検討と模擬授業 学習指導案の検討と模擬授業 学習指導案の検討と模擬授業 教師の力量形成と授業技術について まとめ 授業方法 講義 小集団による演習と模擬授業、討議 授業外学習 生活科についての質問事項、 「気づきの質が深まる生活科の授業の進め方」などを課題とする。 具体的には授業で指示する。 教科書 参考書 評価方法 既修条件 小学校学習指導要領解説 生活科 なし レポート30% 授業への参加度30% なし 課題レポート40% 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 体育科教育法 松田 光弘 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 2 後期 体育科教育に関する基礎的な知識を習得するとともに授業計画づくりや教授技能,授業評価法を 学び実践力を身につける。 授業概要 効果的な体育授業を行うためには,体育科の目標を理解し,その上で学習内容や学習指導,評価 などについての知識が求められる。本授業では,体育科教育学の基礎知識を習得しながら,実際 の体育授業の教材づくりやカリキュラム作成に取り組む。 授業計画 第 1 回 オリエンテーション 第 2 回 体育科の領域と目標 第 3 回 体育科の学習内容 第 4 回 体育科の教材・教具 第 5 回 体育科の学習指導と指導技術 第 6 回 体育科のカリキュラム作成①(年間指導計画,単元指導計画) 第 7 回 体育科のカリキュラム作成②(学習指導案の作成) 第 8 回 体育科の授業づくり①(体つくり運動) 第 9 回 体育科の授業づくり②(陸上競技) 第 10 回 体育科の授業づくり③(マット運動) 第 11 回 体育科の授業づくり④(球技:ゴール型) 第 12 回 体育科の授業づくり⑤(球技:ネット型) 第 13 回 体育科の授業づくり⑥(体育理論) 第 14 回 体育科の授業評価(授業評価法,授業観察法) 第 15 回 まとめ 授業方法 作成された指導案をもとに、随時指導実践を行う。また種目ごとに「ふりかえり」の時間を設け 課題を抽出し検討する。 授業外学習 ・ 「体育を通して生徒をどのように育てるのか」をテーマとしたレポート作成・提出する。 ・各自が作成した指導案の振り返りと、指導実践後、修正を行い提出をする。 教科書 「体育科教育学入門」高橋健夫ほか 大修館書店 参考書 「中学校学習指導要領解説保健体育編」文部科学省 評価方法 授業への参加度 50%,課題レポート 50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 道徳教育の理論と実践(小) 教員名 佃 繁 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 後期 到達目標 (1) 小学校段階の道徳教育の内容と方法に関する基礎的知識を習得する。 (2) 学習指導案作成、模擬授業を通して児童の反応を想定した指導の基礎を習得する。 授業概要 小学校学習指導要領によるなら、道徳教育は、学校の教育活動全体を通じて行われ、道徳的な 心情や判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養うことを目的としている。この授業では次の 4 つの問いについて学ぶ。 (1) 道徳とは何か。なぜ道徳教育は必要なのか。 (2) 道徳教育で何を教えるか(内容) 。 (3) 道徳をどうやって教えるか(方法) 。 (4) 日本において学校教育と道徳教育はどのような関係にあるか。 中央教育審議会答申(2008)では、国際社会における競争と共生に対応しうる「開かれた個」 の必要を説いている。(1)~(4)を通して、グローバリズムと道徳教育との関わりについて考えるた めの基礎を学ぶ。 授業計画 第 01 回 オリエンテーション:道徳教育をふり返る。 第 02 回 道徳とは何か。教育における道徳性の位置づけを知る。 第 03 回 道徳教育の歴史 第 04 回 学習指導要領の変遷と道徳教育/定期小テスト 1 第 05 回 学指導要領に見る道徳教育の構造 第 06 回 道徳教育と人権教育 1(日本) 第 07 回 道徳教育と人権教育 2(世界 第 08 回 道徳教育の手法を学ぶ:理論/定期小テスト 2 第 09 回 道徳教育の手法を学ぶ:読み物教材 第 10 回 道徳教育の手法を学ぶ:モラル・ジレンマ 第 11 回 道徳教育の手法を学ぶ:参加型学習の基本 第 12 回 道徳教育の手法を学ぶ:多様性の承認/定期小テスト 3 第 13 回 教科等における道徳教育 第 14 回 道徳の授業指導案作成と模擬授業 1(読み物教材) 第 15 回 道徳の授業指導案作成と模擬授業 2(参加型学習)/定期小テスト 4 授業方法 ディスカッション、模擬授業の演習的方法をとりいれた講義 授業外学習 (1)授業で実施する小テスト、中間テストについて、教科書(学習指導要領、学習指導要領解説、 指定テキスト) 、授業で配布する補助プリント等を学習すること。 (2)定期的に中間レポート課題とその学習方法を示す。授業外で学習し、レポートを締切までに提 出すること。 教科書 小学校学習指導要領, 小学校学習指導要領解説「道徳編」 参考書 適宜紹介する。 評価方法 毎回の授業小作文(3%×15 回=45%)+定期小テスト(30%)+レポート(25%) ◆毎回の授業小作文は字数が多いほど高い点数をつける。 ◆小テストは教科書と補助プリントから出題する。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 生徒・進路指導論(小) 教員名 杉田 郁代 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 後期 到達目標 ・生徒指導の意義・目的や歴史的変遷について理解する。 ・生徒指導に関わる子どもの現状と課題について理解する。 ・進路指導・キャリア教育の意義・目的、理論と方法について理解する。 ・子ども理解及び「学級集団づくり」の具体的かつ多様な方法論を習得する。 授業概要 生徒指導の意義・目的や歴史的変遷、生徒指導に関わる子どもの現状と課題、進路指導・キャリ ア教育の意義・目的理論と方法、子ども理解及び「学級集団づくり」の方法論等について概説す る。さらに、生徒指導実践の基盤としての日常の学級集団形成(学級集団づくり)の重要性や児 童・生徒に自己の生き方を考え主体的に進路を選択する力を身に付けさせることの意義について 考察し、生徒指導及び進路指導についての基礎的・実践的な力量を養うことを目指す。 授業計画 第1回 はじめに-「生徒指導」を振り返る- 第2回 生徒指導の意義 第3回 生徒指導の目的 第4回 生徒指導の歴史的変遷 第5回 生徒指導の基本課題(社会的自立、規範意識、コミュニケーション能力) 第6回 進路指導・キャリア教育①(意義と目的) 第7回 進路指導・キャリア教育②(理論と方法) 第8回 進路指導・キャリア教育③(指導の実際と課題) 第9回 不登校への対応 第 10 回 いじめへの対応 第 11 回 暴力行為や児童虐待への対応 第 12 回 子どもの自尊感情を育む生徒指導実践①(自尊感情) 第 13 回 子どもの自尊感情を育む生徒指導実践②(学級集団づくりと人間関係づくり) 第 14 回 子どもの自尊感情を育む生徒指導実践③(自尊感情と他尊感情) 第 15 回 まとめと小テスト 授業方法 講義、事例研究、グループワーク 授業外学習 授業で指示する。 (授業の振り返り、課題レポートの作成等) 教科書 配布資料を用いる。 参考書 文部科学省『生徒指導提要』教育図書,平成 22 年 評価方法 授業への参加度(50%) 、課題レポート・小テスト等(50%) 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 教育相談(幼・小) 中村 健 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 2 前期 ・教育相談の意義がわかる ・自己・他者理解及びその交互作用をカウンセリング技法から学び、用いることができる ・基礎・基本的な教育相談の実践を行うことができる 授業概要 今日の学校教育臨床では、教師相互はもとより、保護者やスクールカウンセラーをはじめとする 専門家・地域の人々等とかかわり合い、つながり合って、子どもの成長を育み、指導・援助して いくことが求められている。 そこでこの授業ではまず、学校教育相談における予防的・開発的・治療的教育相談について概 説した上で、カウンセリングの理論・技法を体験的に学ぶ。 そして、いじめ・不登校等のいわゆる不適応事象のみでなく、日常的な学校教育場面での学習 面、心理・社会面、進路面、健康面にかかわる事象に関する事例やスクールカウンセラーとの連 携、チーム援助活動の実際例を通して、教師に求められるカウンセリングを生かした学校教育相 談活動について理解する。また、そのために必要とされるチーム援助の実際などを体験的に学び ながら実践力を養う。 1.はじめに ―学校教育相談とは― 2.構成的グループ・エンカウンターと関係づくり 3.学校教育相談の領域 4.予防・開発的学校教育相談と治療的教育相談 5.指導と援助について 6.子ども・保護者理解について 7.子ども・保護者とのかかわりとカウンセリングの技法1-「聞く」と「聴く」- 8.子ども・保護者とのかかわりとカウンセリングの技法2-「聴く」と「訊く」- 9.ブリーフ・セラピーの活用 10.学校内外での連携と協働 11.コンサルテーションとコーディネーション 12.教育臨床場面でのチーム支援の実際 13.日米のスクールカウンセリング活動の相違 14.教師とスクールカウンセラーの関係 15.まとめと課題・授業内テスト 授業計画 授業方法 講義のみでなく、ソーシャル・スキル・トレーニング、構成的グループ・エンカウンター、ブ リーフ・セラピー等の実習も行う。 授業外学習 毎回、授業の振り返りや予習課題等を指示する 教科書 伊藤美奈子・春日井敏之編著 中村健 他著「よくわかる教育相談」 ミネルヴァ書房 2011 参考書 講義中、適宜紹介する 評価方法 授業への参加度 25%・講義中のミニレポート 25%・テスト 50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス ●教科に関する科目(小学校一種) 科目名 初等国語 教員名 尾崎 靖二 授業種別 週間授業 授業形態 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 学期 履修年次 2 前期 到達目標 初等国語の内容と構造を理解し、学習指導の基本的事項を身に付けることができる。 授業概要 授業計画 授業方法 授業外学習 教科書 小学校国語の目的とその意義を理解することを目的としている。特に、小学校学習指導要領国語 科(文部科学省作成)をもとに内容を解説し、書写を含む小学校国語教科書の構成を理解する。 (1)話すこと、聞くこと、読むこと、伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項についての 内容の構成や学年に応じた配置と意図の理解、 (2)文学的作品や説明的文章の基本的構造および 表現方法の理解、 (3)基礎的語彙の習得や正しい文字の表記法、整った文字の記述等を学習する。 第 1 回 国語科学習指導要領を解説し、理解を図る。 第 2 回 国語科学習指導要領の内容の定着を図る。 第 3 回 国語科教科書の「話すこと・聞くこと」の系統を理解する。 第 4 回 国語科教科書の「書くこと」の系統を理解する。 第 5 回 国語科教科書の「読むこと」の系統を理解する。 第 6 回 国語科教科書の「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の系統を理解する。 第 7 回 小学校低学年の「読むこと」説明的文章教材を読み、付けたい力を明確にした単元観を 書く。 第 8 回 小学校低学年の「読むこと」文学作品教材を読み、付けたい力を明確にした単元観を書 く。 第 9 回 小学校高学年の「読むこと」説明的文章教材を読み、付けたい力を明確にした単元観を 書く。 第 10 回 小学校高学年の「読むこと」文学作品教材を読み、付けたい力を明確にした単元観を書 く。 第 11 回 小学校低・中・高学年の「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の教材を読み、 付けたい力を明確にした単元観を書く。 第 12 回 小学校低・中・高学年の「話すこと・聞くこと」の単元について理解し、言語活動1を 行う。 第 13 回 小学校低・中・高学年の「話すこと・聞くこと」の単元について理解し、言語活動2を 行う。 第 14 回 小学校低・中・高学年の「書くこと」の単元について理解し、言語活動を行う。 第 15 回 小学校低・中・高学年の「書くこと」の単元について理解し、言語活動を行う。 期末試験 講義と討論、参加型アクティビティ ワークシートの記入や言語活動を行うので、その予習をする。 単元観を書くので、提示した教科書や教材をよく読んでおく。 文字を正しく整えて書く練習をする。 小学校学習指導要領解説「国語編」 参考書 評価方法 必要に応じて関連プリントを配布する。 試験(40%) 、単元観などの提出物(30%) 、授業への参加度(30%) 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 初等社会 岡崎 裕 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 2 後期 (1)小学校の社会科教育課程の全体像を理解する。 (2)地理、歴史、公民の各領域に関する内容を理解する。 授業概要 小学校社会科の内容とその構成を理解することを目的とする。小学校社会科は,社会生活につい ての理解を図り,日本と世界の形成者として必要な公民的資質の基礎を養うことが目的とされて いる。そこで,地域や国土の地理や歴史,産業について,地図や統計資料を利用しながら学習し, 教科書で扱われている教材を自ら研究・検討できる能力をつける。 授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 教科社会の全体像について 第3回 地理1 身近な地域 第4回 地理2 日本の国土と産業 第5回 地理3 日本の気候と環境 第6回 歴史1 日本史の概観 第7回 歴史2 古代 第8回 歴史3 中世 第9回 歴史4 近世 第10回 歴史5 近代・現代 第11回 公民1 日本の政治 第12回 公民2 日本国憲法 第13回 公民3 経済と国民の生活 第14回 公民4 国連と国際社会 第15回 まとめ 授業方法 講義 授業外学習 1-2 社会科に関するレポート 3-5 地理に関する読書課題 6-10 歴史に関する読書課題 11-14 公民に関する読書課題 教科書 小学校学習指導要領解説 社会編 参考書 適宜指定 評価方法 出席50%、レポート30%、授業への参加20% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 国際社会と教育 教員名 亀井 慶二 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 1 学期 後期 到達目標 ・国際社会と教育についての基礎的な知識が身につくようになる。 ・世界の国々についての調べ学習・発表が出来るようになる。 ・日本と国際社会の関係についての知識が身につくようになる。 授業概要 途上国の子どもたちに対する国際教育協力を学ぶことにより、国際社会と教育の関係を理解する ための基礎知識を身につける。また,わが国と関係の深い国々を取り上げ,基礎的な説明を行っ た後,いずれかの国を選択して自ら調べる学習を行うことにより,諸外国の事情を具体的に理解 できるようにする。その他,世界の国々の発展に対して政府やNGO、国際連合などが行ってい る国際協力が果たしている役割についても扱う。 授業計画 第1回:オリエンテーション 第2回:国際社会における国 第3回:先進国と途上国 第4回:南北問題と貧困 第5回:国際教育協力の現状と課題 第6回:教育を受ける機会と就学率 第7回:教育の質の課題と教育格差 第8回:国際社会で活躍する日本の青年 第9回:国際社会の抱える課題 第10回:国際連合と安全保障 第11回:教育分野で活躍する専門機関 第12回:アジア・アフリカの国々 第13回:ヨーロッパ・アメリカの国々 第14回:国際社会の抱える課題と日本 第15回:授業のまとめ 授業方法 講義と関連教材の視聴、及び学生による調べ学習や発表により実施する。 授業外学習 ・授業中に配布された授業用資料をよく読んでおく。 ・授業中に実施した小テストの復習をする。 ・国際社会に関する新聞記事を読んでレジュメを作り、授業で発表する。 ・各自がテーマを決めて調べ学習を行い、授業で発表する。 教科書 なし 参考書 授業中に適宜紹介する。 評価方法 授業への積極的な参加度や小テスト等の授業への参加度(50%)、課題レポート等提出物 (50%) 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 初等算数 山本 景一 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 1 後期 ・小学校算数の基本用語と基本概念を説明することができる。 ・算数学習における算数的活動の重要性について論じることができる。 授業概要 小学校算数の教科書との関連づけを行いながら、算数の背景にある体系と数学を概説する。 算数的活動を通した学習の重要性を実践例や教具等を示しながら解説する。 授業計画 1.オリエンテーション(何のための算数教育か) 2.学習指導要領の変遷と思考力・表現力(言語・表現活動) 3.算数と人間の活動(自然数・数の把握と表記) 4.数と計算①(数の表し方) 5.数と計算②(たし算とひき算) 6.数と計算③(かけ算とわり算) 7.量と測定①(量の性格,測定の 4 段階) 8.図形①(平面図形) 9.算数的活動と数学的な考え方 10.量と測定②(面積公式) 11.図形②(立体図形) 12.算数学習と問題解決 13.数量関係①(関数の考え) 14.数量関係②(資料の整理と読み) 15.まとめ 期末試験 授業方法 講義形式ではあるが、ディスカッションも行う。 授業外学習 ・指定した文献等を事前に読み、ミニレポートを作成する。 ・講義内容の復習や宿題レポートを作成する。 教科書 参考書 評価方法 既修条件 文部科学省:小学校学習指導要領解説(算数編)、東洋館出版社 赤井利行 編著:わかる算数科指導法 東洋館出版社 2012年 適宜、授業の中で参考図書等を紹介する。 毎回の授業における課題提出と発表・ディスカッション等への参加度 50% 期末試験 50点 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 初等理科 間處 耕吉 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 1 後期 小学校理科の学習指導に必要な基本的な知識・技能を習得する。 学習指導案作成や模擬授業を通じて,理科授業の実践力を養う。 授業概要 小学校理科の内容と構成を,中・高等学校理科との関わりと合わせて理解する。 単元や教材を通して児童に何を学ばせるのかといった,単元や教材に対する見方や考え方を習得 する。 指導案作成や模擬授業などを通して,授業実践力を身につけるとともに,教材研究に必要な知識 や技能を習得する。 授業計画 1 小学校理科A分野(物質・エネルギー)の内容と構成 2 小学校理科B分野(生命・地球)の内容と構成 3 野外学習①(生物分野) 4 飼育・観察の進め方 5 理科実験指導演習(A 分野)① 6 理科実験指導演習(A 分野)② 7 理科実験指導演習(B 分野)① 8 理科実験指導演習(B 分野)② 9 野外学習②(地学分野) 10 模擬授業指導案作成 11 模擬授業指導案検討・模擬授業準備 12 模擬授業・批評会① 13 模擬授業・批評会② 14 指導案修正・検討 15 まとめ 授業方法 はじめは講義形式の授業であるが,授業実践力を育成のため,実験演習や指導案作成を数多く取 り入れた授業を行う。模擬授業の指導案検討や批評会ではグループ討議を行う。 授業外学習 毎回の講義内容の整理を行っておく。模擬授業の指導案作成のため,担当授業についての公開さ れている学習指導案授などの資料を集めて読んでおく。学習指導案作成は検討会の前に完成さ せておく。 教科書 教科書は使用しない。必要な資料はプリントにして授業で配布する。 参考書 小学校学習指導要領解説理科編,中学校学習指導要領解説理科編,小学校理科教科書,中学校理 科教科書 その他,公開されている学習指導案などは各自で集めておく。 評価方法 授業への参加度 10% 実験演習およびまとめのレポート 40% 指導案作成 50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 授業概要 授業計画 授業方法 初等生活 田中 あき子 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 1 後期 小学校の生活科を指導するための基礎的内容を体験を通して習得する。 本講義では、教科の誕生、改訂の意義と社会的背景を理解し、 「児童の身近な人々、社会および 自然とのかかわりに関心を持ち、自分自身や自分の生活について考えさせる」という教科目標を 理解することを目的とする。 また、生活科の内容と基礎知識を獲得し、小学校低学年児童における学習指導のあり方を学ぶ。 特に、学校探検の実際、四季の変化と子どもの生活、自然や物を使った遊び等の教材を取り上げ、 その目標および内容、課題等を考察する。 第1回 : 生活科の誕生の背景と教科の特性 第2回 : 生活科の目標と内容 第3回 : 授業の実際 1 (学校と生活) 第4回 : 授業の実際 (学校探検のまとめと交流) 第5回 : 生活科指導の重点 (体験・表現) 第6回 : 授業の実際 2 (自然や物を使った遊び) 第7回 : 遊びに使うものの製作と交流 第8回 : 評価と活動計画 第9回 : 授業の実際 3 (季節の変化と生活) 第 10 回 : 授業の実際 4 (生活の出来事の交流) 第 11 回 : 授業の実際 5 (自分の生活) 第 12 回 : 授業の実際 6 (まわりの人びと) 第 13 回 : 授業の企画書作成 第 14 回 : 年間指導計画の基礎知識 第 15 回 : まとめ 期末試験 講義 小集団による演習と協議、プレゼンテーション 授業外学習 生活科についての質問事項、 「自分が考える生活科の授業」などを課題とする。 具体的には授業で指示する。 教科書 小学校学習指導要領解説 生活科 参考書 なし 評価方法 レポート30% 授業への参加度20% 期末試験50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 初等音楽 田原 昌子 授業形態 週間授業 演習 単位数 週1回 2 学期 2 前期 ・小学校・幼稚園・保育所の実践指導において必要となる音楽的な知識や技能を身につけること ができる。 ・小学校で扱われる音楽教材の内容について分析し、総合的に理解することができる。 ・和太鼓の演習を通して日本音楽への理解を深めることができる。 授業概要 小学校学習指導要領の内容で取り扱われている表現・鑑賞の指導内容に即し、小学校教科書教材 の基礎的な音楽の知識や技能を、演習によって獲得する。基本的な楽典や音楽の構成を理解し、 授業実践に必要な実技を身につけ、教員採用試験における音楽実技試験に対応する。 第 01 回 小学校音楽科学習の内容について 第 02 回 学習指導要領で扱われている楽典について 第 03 回 歌唱教材研究(1) 第 04 回 歌唱教材研究(2) 第 05 回 歌唱教材研究(3) 第 06 回 器楽教材研究(1) 第 07 回 器楽教材研究(2) 第 08 回 器楽教材研究(3) 第 09 回 音づくり教材研究(1) 第 10 回 音づくり教材研究(2) 第 11 回 音づくり教材研究(3) 第 12 回 鑑賞教材研究(1) 第 13 回 鑑賞教材研究(2) 第 14 回 鑑賞教材研究(3) 第 15 回 まとめ 授業計画 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 講義と一斉・グループによる演習 楽典に関しては全ての教材研究を通して取り扱われるので、復習をして確実に習得する。 実技に関しては反復復習し、楽器演奏の技能を身につける。 初等科音楽教育研究会編 『最新 初等科音楽教育法 [改訂版] 小学校教員養成課程』 音楽之 友社 2013 鈴木恵美子・冨田英也著 『改訂 ポケットいっぱいのうた 実践子どものうた 簡単に弾け る 144 選』 教育芸術社 2013 授業への参加度 60%、授業内試験・レポート 40% なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 ピアノ1 教員名 ピアノ:児玉 達郎・山田 真由美・鈴木 亜希子/声楽:小餅谷 哲男・津國 直樹 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 1 学期 前期 到達目標 ・音楽の基礎的な理論を学ぶことによって、読譜力を向上させることができる。 ・ピアノ演奏や歌唱に関する基礎力を身につけることができ、教育・保育現場で必要な基礎的な 音楽的能力を獲得することができる。 授業概要 各クラスを 2 グループに分割し、45 分で各グループに対し、ピアノ・声楽の授業を交互に指導 する。 保育所、幼稚園、小学校での音楽活動の場で必要とされる伴奏、弾き歌いの歌唱の基礎的な力 を身につけるために、ピアノでは、鍵盤楽器初心者から経験者まで、個人のピアノ経験に合わせ たピアノ教材を選択し、ピアノ演奏に必要不可欠なピアノ・キーボード奏法の基礎技術習得と音 楽的な知識の獲得をめざす。また、声楽では、必要に応じて個人レッスン、グループレッスンを 行い、声づくり、共鳴と発声、呼吸法、歌唱表現の基礎力獲得に挑戦する。 授業計画 第 01 回 ピアノ…手のフォームと姿勢 声楽…声づくり(1) 第 02 回 ピアノ…鍵盤と楽譜 声楽…声づくり(2) 第 03 回 ピアノ…音符と休符(1) 声楽…声づくり(3) 第 04 回 ピアノ…音符と休符(2) 声楽…共鳴と発声(1) 第 05 回 ピアノ…音名 声楽…共鳴と発声(2) 第 06 回 ピアノ…拍子 声楽…共鳴と発声(3) 第 07 回 ピアノ…リズム 声楽…歌唱表現(1) 第 08 回 中間試験と復習 第 09 回 ピアノ…調と音階(長調) 声楽…呼吸法(1) 第 10 回 ピアノ…調と音階(短調) 声楽…呼吸法(2) 第 11 回 ピアノ…調と調子記号 声楽…呼吸法(3) 第 12 回 ピアノ…色々な奏法と記号 声楽…歌唱表現(2) 第 13 回 ピアノ…強弱、速度に関する記号 声楽…歌唱表現(3) 第 14 回 ピアノ…曲想、反復に関する記号 声楽…歌唱表現(4) 第 15 回 ピアノ…基礎的な演奏の仕上げ 声楽…基礎的な歌唱の仕上げ 期末試験 授業方法 音楽理論の講義、ピアノ・声楽の実技を個人レッスンやグループレッスンにより進める。 授業外学習 ・音楽理論については、毎回の授業で受けた講義内容を復習する。 ・ピアノ・声楽の実技については、指導を受ける曲を十分に繰り返して練習する。 教科書 テキスト 全員:初等科音楽教育研究会編『最新 初等科音楽教育法[改訂版] 小学校教員養成課程用』 音 楽之友社 2011(ピアノと声楽で共通) ピアノについては、下記の使用教科書を、担当教員と相談の上決定する。 初心者・初級者『短期修了バイエル教本』ドレミ楽譜出版社 中・上級者 『ブルグミュラー25 の練習曲』 『ソナチネアルバム 1・2』 『ソナタアルバム 1・2』 参考書 ・深見友紀子・小林田鶴子・坂本暁美『保育士、幼稚園・小学校教諭を目指す人のために この一 冊でわかる ピアノ実技と楽典: 増補版』 音楽之友社 2012 ・鈴木恵美子・冨田英也『改訂版ポケットいっぱいのうた 実用幼児・児童の歌 簡単に弾ける 144 選』 教育芸術社 2013 ・文部科学省『小学校新学習指導要領解説音楽編』教育芸術社 2008 ・文部科学省『幼稚園教育要領』教育出版 2008 ・厚生労働省『保育所保育指針』フレーベル館 2008 評価方法 授業に対する姿勢、レッスン毎の予習準備を含む到達度 60%、実技試験 40% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 ピアノ2 教員名 ピアノ:児玉 達郎・山田 真由美・鈴木 亜希子/声楽:小餅谷 哲男・津國 直樹 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 1 学期 後期 到達目標 ・ピアノ・声楽1に続き、音楽の基礎的な理論を学び、ピアノ演奏技術や歌唱力をさらに向上さ せ、教育現場での実践に生きる音楽的能力の向上を図ることができる。 ・アンサンブルや歌の伴奏や弾き歌いを通して音楽の楽しさを体験し、より豊かな音楽表現力を 身につけることができる。 授業概要 ピアノ・声楽1に引き続き、教育者・保育者としての基本的な音楽的能力を向上させるだけなく、 小学校、幼稚園、保育所の現場において必要とされる、多様な音楽活動に対応できるピアノ演奏 技能・歌唱力を養う。さらに、様々な教育・保育場面に対応できる教材をとりあげ、より豊かな 音楽表現力を身につける。 ピアノでは、ピアノ演奏に必要不可欠な保育所、幼稚園、小学校の実践の場で使用される頻度 の高い歌唱教材や子どもの歌の伴奏力を身につける。また、声楽では、歌唱力のさらなる伸展を はかり、二部・三部合唱を行う能力や、弾き歌いにおける歌唱力を身につける。 授業計画 第 01 回 ピアノ…音程(1) 声楽…歌詞と歌唱表現(1) 第 02 回 ピアノ…音程(2) 声楽…歌詞と歌唱表現(2) 第 03 回 ピアノ…三和音(1) 声楽…フレーズを生かす歌唱表現 第 04 回 ピアノ…三和音(2) 声楽…リズムや拍子感を生かす歌唱表現 第 05 回 ピアノ…コードネーム(1) 声楽…斉唱から合唱へ(1) 第 06 回 ピアノ…コードネーム(2) 声楽…斉唱から合唱へ(2) 第 07 回 ピアノ…伴奏づけ(1) 声楽…斉唱から合唱へ(3) 第 08 回 中間試験と復習 第 09 回 ピアノ…伴奏づけ(2) 声楽…曲の構成と歌唱表現(1) 第 10 回 ピアノ…4手の連弾(1) 声楽…曲の構成と歌唱表現(2) 第 11 回 ピアノ…4手の連弾(2) 声楽…曲の構成と歌唱表現(3) 第 12 回 ピアノ…子どもの歌の伴奏(1) 声楽…伴奏を生かす歌唱表現(1) 第 13 回 ピアノ…子どもの歌の伴奏(2) 声楽…伴奏を生かす歌唱表現(2) 第 14 回 ピアノ…子どもの歌の伴奏(3) 声楽…伴奏を生かす歌唱表現(3) 第 15 回 ピアノによる音楽表現の仕上げ 声楽による音楽表現の仕上げ 期末試験 授業方法 音楽理論の講義、ピアノ・声楽の実技を個人レッスンやグループレッスンにより進める。 授業外学習 ・音楽理論については、毎回の授業で受けた講義内容を復習する。 ・ピアノ・声楽の実技については、指導を受ける曲を十分に繰り返して練習する。 教科書 全員:初等科音楽教育研究会編『最新 初等科音楽教育法[改訂版] 小学校教員養成課程用』 音 楽之友社 2011(ピアノと声楽で共通) ピアノについては、下記の使用教科書を、担当教員と相談の上決定する。 初心者・初級者『短期修了バイエル教本』ドレミ楽譜出版社 中・上級者 『ブルグミュラー25 の練習曲』 『ソナチネアルバム 1・2』 『ソナタアルバム 1・2』 参考書 ・深見友紀子・小林田鶴子・坂本暁美『保育士、幼稚園・小学校教諭を目指す人のために この一 冊でわかる ピアノ実技と楽典: 増補版』 音楽之友社 2012 ・鈴木恵美子・冨田英也『改訂版ポケットいっぱいのうた 実用幼児・児童の歌 簡単に弾ける 144 選』 教育芸術社 2013 ・文部科学省『小学校新学習指導要領解説音楽編』教育芸術社 2008 ・文部科学省『幼稚園教育要領』教育出版 2008 ・厚生労働省『保育所保育指針』フレーベル館 2008 評価方法 授業に対する姿勢、レッスン毎の予習準備を含む到達度 60%、実技試験 40% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 ピアノ3 教員名 田原 昌子 山田 真由美 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 2 学期 前期 到達目標 ・幼稚園・保育所の現場で使用頻度の高い子どもの歌の弾き歌いを通して、実践的なピアノ演奏 の基礎を習得することができる。 ・伴奏の基本となるコードによる伴奏法を習得できる。 ・ピアノ 2 で習得したピアノの基礎的な演奏能力を、より豊かな音楽表現のできる能力へと向上 させることができる。 授業概要 授業計画 音楽理論の理解を深め、幼稚園・保育所で使用頻度の高い子どもの歌の弾き歌いと、コードネー ムによる子どもの歌の伴奏を習得する。個人レッスンを中心に、ピアノ 2 で習得したピアノ演奏 のレベルをさらに向上させ、幼稚園・保育所で子どもの豊かな感性を引き出す、弾き歌いのため のピアノ演奏テクニックと、指導者としての音楽性の向上を目指す。 第 01 回 コードネームを用いた伴奏の意義と弾き歌いについて 第 02 回 C/F/G コードの理論と弾き歌い(1) 第 03 回 C/F/G コードの理論と弾き歌い(2) 第 04 回 C/F/G コードの理論と弾き歌い(3) 第 05 回 コードの転回形と弾き歌い(1) 第 06 回 コードの転回形と弾き歌い(2) 第 07 回 コードによる伴奏練習と弾き歌い(1) 第 08 回 コードによる伴奏練習と弾き歌い(2) 第 09 回 中間試験と復習 第 10 回 色々なコードネームを用いた伴奏(1) 第 11 回 色々なコードネームを用いた伴奏(2) 第 12 回 色々なコードネームを用いた伴奏(3) 第 13 回 幼稚園・保育所生活の歌の弾き歌い(1) 第 14 回 幼稚園・保育所生活の歌の弾き歌い(2) 第 15 回 幼稚園・保育所生活の歌の弾き歌い(3) 期末試験 授業方法 授業外学習 音楽理論の講義と個人レッスン ・音楽理論については小テストを行うので、毎回の授業で受けた講義内容を復習し理解を深める こと。 ・弾き歌いの曲については、歌詞を覚え、暗譜で弾き歌いできるまで練習すること。 教科書 参考書 小林美実 『子どものうた 200 (保育実用シリーズ) 』 チャイルド本社 2010 鈴木恵津子・冨田英也 『改訂 ポケットいっぱいのうた 実践 子どものうた 簡単に弾ける 144 選』 教育芸術社 2013 授業に対する姿勢、レッスン毎の予習準備を含む到達度 50%、実技試験 50% ピアノ1、2 評価方法 既修条件 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 ピアノ4 教員名 田原 昌子 山田 真由美 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 2 学期 後期 到達目標 ・行進曲やスキップといった色々なリズム変化をつけた伴奏型を習得し、子どもの歌だけではな く、幼稚園や保育所の様々な生活場面に対応できるピアノ演奏技術を習得することができる。 ・ピアノ 3 で習得した演奏能力を、様々な曲想の子どもの歌に応じてより豊かな音楽表現のでき る能力へと向上させることができる。 授業概要 授業計画 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 幼稚園・保育所の現場で使用頻度の高い子どもの歌の弾き歌いのレパートリーを増やし、実践現 場での音楽表現活動に対応できるようにする。また、色々なリズムの曲や伴奏の型を習得し、そ の技術を用いて子どもの歌や幼稚園や保育所の生活の場面に応じて伴奏に変化をつけることがで きるように、応用力をつける。 第 01 回 行進曲・スキップ・駆け足(1) 第 02 回 行進曲・スキップ・駆け足(2) 第 03 回 行進曲・スキップ・駆け足(3) 第 04 回 色々な伴奏型(1) 第 05 回 色々な伴奏型(2) 第 06 回 色々な伴奏型(3) 第 07 回 中間試験と復習 第 08 回 季節・行事の歌の弾き歌い(1) 第 09 回 季節・行事の歌の弾き歌い(2) 第 10 回 季節・行事の歌の弾き歌い(3) 第 11 回 季節・行事の歌の弾き歌い(4) 第 12 回 ペダルを用いた伴奏による弾き歌い(1) 第 13 回 ペダルを用いた伴奏による弾き歌い(2) 第 14 回 高難易度の伴奏による弾き歌い(1) 第 15 回 高難易度の伴奏による弾き歌い(2) 期末試験 音楽理論の講義と個人レッスン ・音楽理論については小テストを行うので、毎回の授業で受けた講義内容を復習し理解を深める こと。 ・ピアノの実技については、指導を受ける曲を十分に繰り返して練習して、レパートリーを自主 的に増やしておくこと。 小林美実 『子どものうた 200 (保育実用シリーズ) 』 チャイルド本社 2010 石丸由理 『うごきのためのリトミック百科 ピアノ曲集』 ひかりのくに 2008 授業に対する姿勢、レッスン毎の予習準備を含む到達度 50%、実技試験 50% ピアノ1,2 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 初等図画工作 上田 慎二 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 2 前期 ・教員として造形活動の指導に必要となる材料研究に取り組み、活用にあたっての最低限の知識・ 技能を身につける。 ・幼稚園及び小学校で行われる造形及び鑑賞の学習指導にあたって必要な、子どもの造形表現の 発達に配慮した教材開発のあり方や評価と指導の実践的スキルなどを身につける。 授業概要 教師には図画工作のセンスやスキルなどの素養とともに,教師自身が図画工作を心から楽しむ経 験を積み、態度を身につける必要がある。そのために,これまで経験したものとはやや趣向の異 なる図画工作題材を楽しみながら意識の切り替えを促す。特に,不思議,奇妙,発見など感じな がら創作を体験する。子どもの図画工作活動に関わっていく教師として必要な知識を理解し,子 どもの心情に共感していく感性,資質を培うために,自己の体験を深める。 授業計画 ⑴ ガイダンス ⑵ 教材研究 Ⅰ パス・コンテの技法 ⑶ 教材研究 Ⅱ 水彩えのぐの技法Ⅰ ⑷ 教材研究 Ⅲ 水彩えのぐの技法Ⅱ ⑸ 教材研究 Ⅳ 折り紙の技法 ⑹ 壁面制作 ⑺ 材料をもとに表す造形活動の導入と展開「ならべる・つなぐ・つむ」 ⑻ 材料をもとに表す造形活動の導入と展開「組む」 ⑼ 感じたことや空想したことをもとに表す造形活動の導入と展開(絵に表す) ⑽ 教材研究 Ⅴ 版画の表現1 ⑾ 教材研究 Ⅴ-2 版画の表現Ⅱ ⑿ 教材研究 Ⅵ 粘土の表現Ⅰ ⒀ 教材研究 Ⅵ-2 粘土の表現Ⅱ ⒁ 教材研究 Ⅵ-3 粘土の表現Ⅲ ⒂ まとめと製作ノート提出 授業方法 演習方式。授業ごとに課題を紹介し、活動記録を保存していく。 授業外学習 講義時間に作成した教材研究サンプル、及び作品にかかわる振り返り項目のまとめ。振り返りの 観点は第1回の授業時にプリントにて告知します。 教科書 新造形表現 実技編 三晃書房 花篤 實 岡田憼吾 編著 2009 学習指導要領 [使用教材] 絵の具用具(18色程度) 、水彩筆(4,6,8,12 号) 、パス類16色程度(クレヨンまたはクレパス) 、 鉛筆(4B) 、はさみ、カッターナイフ、のり、木工用ボンド などを各自用意する。コンテパス テル、スケッチブックは購入方法の指示を待つように。 参考書 評価方法 既修条件 製作ノート(ポートフォリオ)提出 評価規準 ○ 各講義のねらい及び内容が概ね満たされている。 ○ 受講内容を適切にポートフォリオ化し、活用できる資料としている。 ※課題の欠落もしくは欠落に相当する成果を減点対象とする。 授業への参加度(授業態度等) (50%)課題提出等(50%) なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 初等体育 教員名 松田 光弘 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 前期 到達目標 体育科教育に関する基礎的な知識を習得できる 授業概要 体育科の目標や計画,学習内容,授業づくり,学習指導,評価などについて,体育に関する文献 を購読し,ディスカッション形式で進め理解を深めていく。また,現在の学校体育における課題 についても焦点をあて,その解決の方向性について検討していく。 授業計画 第 1 回 オリエンテーション 第 2 回 体育科教育学の概要 第 3 回 学習指導要領にみる体育目標 第 4 回 体育科の教育課程とカリキュラム 第 5 回 体育科の学習内容 第 6 回 体育科の教材と教具 第 7 回 体育学習指導の具体的進め方 第 8 回 体育授業における指導技術 第 9 回 体育授業における学習評価 第 10 回 体育の授業づくり①(個人種目) 第 11 回 体育の授業づくり②(集団種目) 第 12 回 学校体育における課題①(体力低下問題) 第 13 回 学校体育における課題②(体育の学力とその育成) 第 14 回 学校体育における課題③(体育授業と部活動) 第 15 回 まとめ 授業方法 講義形式とする。また、後期授業科目の体育指導法に繋がることを踏まえ、調査検討および発表 も含めた授業展開を行う。 授業外学習 ①学習指導要領を深く理解するために、学年、種目ごとに内容をまとめる。 ②学習状況を確認するためのミニレポートを実施する。 教科書 「体育科教育学入門」高橋健夫ほか 大修館書店 参考書 「中学校学習指導要領解説保健体育編」文部科学省 評価方法 授業への参加度 50%,課題レポート 50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 子ども英語指導法1 教員名 吹原 顕子 授業種別 集中授業 授業形態 単位数 学期 演習 開講間隔 2 履修年次 2 前期 到達目標 ・小学校外国語活動の目標を実現するために、目的に応じた活動をすることができる。 ・単元の指導計画及び学習指導案を作成し、適切な英語と適切な教材を用いて模擬授業を行うこ とができる。 授業概要 最初に、小学校外国語活動の 5 年生の授業をビデオで観察し、授業のイメージをもつ。 次に、目的に合わせた指導法を体験的に学んだ後、個人またはグループで Hi, friends 1 から単 元を1つ選び、到達目標から逆向きに授業を計画する。それに基づいて単元を通して模擬授業を 行う。模擬授業後にはディスカッションを持ち、よりよい授業について考える。 最後に、授業実践を通して学んだことをレポートにまとめる。 授業計画 第 01 回 小学校外国語活動の目標と授業分析 第 02 回 『Hi, friends! 1』を活用した指導1 聞く活動・機械的に繰り返し言い、音に慣れ る活動 第 03 回 『Hi, friends! 1』を活用した指導2 自分のものにする活動・言葉を選んで発話す る活動 第 04 回 『Hi, friends! 1』を活用した指導3 指導計画・学習指導案作成、教材準備 第 05 回 模擬授業 1(4時間構成の単元の1時間目:聞く活動を中心とした授業) 第 06 回 模擬授業 2(4時間構成の単元の1時間目:聞く活動を中心とした授業) 第 07 回 模擬授業 3(4時間構成の単元の2時間目:音に慣れる活動を中心とした授業) 第 08 回 模擬授業 4(4時間構成の単元の2時間目:音に慣れる活動を中心とした授業) 第 09 回 模擬授業 5(4時間構成の単元の3時間目:自分のものにする活動を中心とした授業) 第 10 回 模擬授業 6(4時間構成の単元の3時間目:自分のものにする活動を中心とした授業) 第 11 回 模擬授業 7(4時間構成の単元の3時間目:自分のものにする活動を中心とした授業) 第 12 回 模擬授業 8(4時間構成の単元の4時間目:言葉を選んで発話する活動を中心とした授 業) 第 13 回 模擬授業 9(4時間構成の単元の4時間目:言葉を選んで発話する活動を中心とした授 業) 第 14 回 模擬授業 10(4時間構成の単元の4時間目:言葉を選んで発話する活動を中心とした 授業) 第 15 回 総括 授業方法 演習。1 単元 4 時間の模擬授業を通して実践的に外国語活動の指導法を学ぶ。 授業外学習 予習として『Hi, friends! 1』を事前に読んでおく。最初の授業で選択した単元について、文部 科学省が Web 上で示している学習指導案の例、配付資料等を参考にして指導計画・学習指導案 を作成し、教材を準備する。指導者として担当した模擬授業、また児童として受けた模擬授業 についてレポートを書く。 教科書 (1)『小学校学習指導要領解説 外国語活動編』文部科学省, 2008 年 (2)『Hi, friends! 1』文部科学省, 2012 年 (3) プリント。教室で配付する。 参考書 授業で紹介する。 評価方法 授業への取り組み 20%、模擬授業 60%(授業 20%、授業準備 10%、教室英語 10%、模擬授業後の ディスカッションへの参加 20%) 、学習指導案・レポート 20% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 子ども英語指導法2 教員名 吹原 顕子 授業種別 集中授業 授業形態 単位数 学期 演習 開講間隔 2 履修年次 2 後期 到達目標 ・単元の指導計画及び学習指導案を作成し、適切な英語と適切な教材を用いて模擬授業を行うこ とができる。 ・電子黒板、プレゼンテーションソフト等を使って作成した教材などを用いて指導をすることが できる。 授業概要 外国語活動の目標については子ども英語指導法 1 で学んでいる。子ども英語指導法2では、今後 小学校に文字指導が入ってくる可能性があることから、文字指導を例にとり児童の発達段階に配 慮しながら目的に応じて指導する方法を学び、指導スキルの向上を図る。アルファベットの発音 も確認する。 次に、個人またはグループで Hi, friends! 2 から単元を1つ選び、到達目標から逆向きに授業を 計画する。プレゼンテーションソフト等を用いて授業で使用する教材を作成し、学習指導案に基 づき模擬授業を行う。それぞれの模擬授業後にディスカッションを行う。 最後に、授業実践を通して学んだことをレポートにまとめる。 授業計画 第 01 回 小学校における文字指導1 言語や文化についての気づき、目的に応じた活動 第 02 回 小学校における文字指導2 使用表現を用いた活動、文字の形を意識する活動 第 03 回 『Hi, friends! 2』を活用した指導1 指導計画・学習指導案作成 第 04 回 『Hi, friends! 2』を活用した指導2 プレゼンテーションソフト等を使った教材作 成 第 05 回 模擬授業 1(4時間構成の単元の1時間目:聞く活動を中心とした授業) 第 06 回 模擬授業 2(4時間構成の単元の1時間目:聞く活動を中心とした授業) 第 07 回 模擬授業 3(4時間構成の単元の2時間目:音に慣れる活動を中心とした授業) 第 08 回 模擬授業 4(4時間構成の単元の2時間目:音に慣れる活動を中心とした授業) 第 09 回 模擬授業 5(4時間構成の単元の3時間目:自分のものにする活動を中心とした授業) 第 10 回 模擬授業 6(4時間構成の単元の3時間目:自分のものにする活動を中心とした授業) 第 11 回 模擬授業 7(4時間構成の単元の3時間目:自分のものにする活動を中心とした授業) 第 12 回 模擬授業 8(4時間構成の単元の4時間目:言葉を選んで発話する活動を中心とした授 業) 第 13 回 模擬授業 9(4時間構成の単元の4時間目:言葉を選んで発話する活動を中心とした授 業) 第 14 回 模擬授業 10(4時間構成の単元の4時間目:言葉を選んで発話する活動を中心とした 授業) 第 15 回 総括 授業方法 演習。1 単元 4 時間の模擬授業を通して実践的に外国語活動の指導法を学ぶ。 授業外学習 予習として『Hi, friends! 2』を事前に読んでおく。最初の授業で選択した単元について、文部 科学省が Web 上で示している学習指導案の例を参考にして指導計画・学習指導案を作成し、教 材を準備する。指導者として担当した模擬授業、また児童として受けた模擬授業についてレポ ートを書く。 教科書 (1)『小学校学習指導要領 外国語活動編』文部科学省, 2008 年 (2)『Hi, friends! 2』文部科学省, 2012 年 (3) プリント。教室で配付する。 参考書 授業で紹介する。 評価方法 授業への取り組み 20%、模擬授業 60%(授業 20%、授業準備 10%、教室英語 10%、模擬授業後の ディスカッションへの参加 20%) 、学習指導案・レポート 20% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 子ども健康学 安部 惠子 週間授業 開講間隔 履修年次 到達目標 授業概要 単位数 週1回 2 学期 2 後期 子どもの心身の発育発達特性を理解し、対象およびめあてにそった指導案の作成ができる。 現在の子どもの健康に関する諸問題は深刻であり,その解決には子どもの発達特性を知った上で 小学校保健授業を実施する必要がある。本講義では,子どもの体力・運動能力特性を学んだ上で, 小学校指導要領を基に保健授業の指導案作成と指導を模擬授業形式で実践する。また,子どもの 身体的特性を学び呼吸器系・循環器系・神経系の発達と各種運動が生体にどのような影響を及ぼ すのかを学習し保健教育の重要性を学ぶ。 第 1 回 本講義の目的と評価基準について 第 2 回 児童の発育発達特性について(呼吸器・循環器・神経) 第 3 回 小学校保健授業の目的と内容について(模擬授業担当決め) 学年別、単元別に指導案作成 第 4 回 指導案作成について 第 5 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践①と振り返り 第 6 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践②と振り返り 第 7 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践③と振り返り 第 8 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践④と振り返り 第 9 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践⑤と振り返り 第 10 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践⑥と振り返り 第 11 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践⑦と振り返り 第 12 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践⑧と振り返り 第 13 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践⑨と振り返り 第 14 回 作成した指導案をもとに模擬授業の実践⑩と振り返り 第 15 回 総括 授業計画 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 授業形態 講義 講義および模擬授業の実施を行う。 毎回の模擬授業の単元ごとに、各学年、各単元の指導要領を読み解き学習準備を行う 教科書 「新しいほけん 3・4 年生」/「新しい保健 5・6 年生」東京書籍 特になし 評価方法 取り組み状況 60% 指導案作成 20% 模擬授業指導力 20% なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス ●教職に関する科目(中学校一種・高等学校一種(保健体育) ) 科目名 教職概論(中・高) 教員名 長尾 彰夫 授業種別 週間授業 授業形態 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 学期 履修年次 1 後期 到達目標 ・ 教育と教職に関する基礎的な概念と知識について理解することが出来る。 ・ 現在の学校と教職とめぐる諸課題について自らの見解を持つことができる。 ・ 教職に必要な意欲と方法を獲得する。 授業概要 この授業は次の 4 つの内容について講義をおこなう。 ・教育とは何かについての基礎的な概念について概説する ・学校教育の歴史と現実について概説する ・教師の役割と教育学の重要性について解説する ・中学校、高等学校の教師として必要な技術について解説する 授業計画 第 01 回 オリエンテーション…講義と目的、評価の方法等について 第 02 回 (教育理念 1) 教育とはどんなことを意味しているのか 第 03 回 (教育理念 2) 人間にとって教育は本当に必要なことなのか 第 04 回 (教育理念 3) 現代社会において教育の重要性はどうなっているのか 第 05 回 (学校論 1) 学校とは何か、学校の機能と役割 第 06 回 (学校論 2) 社会の発展・変化の中で学校はどう変わってきたか 第 07 回 (学校論 3) 今、学校にはどのような問題を抱えているか 第 08 回 中間まとめ…これまでの授業を振り返り疑問質問についての発表とディスカッション 第 09 回 (教師論 1) 教師の仕事にはどんなことが含まれているか 第 10 回 (教師論 2) 学校の仕組みと教師の仕事の関係はどうなっているのか 第 11 回 (教師論 3) これからの教師にとって必要となることは何か 第 12 回 (教職技術 1) 中学校、高等学校の特徴とその役割 第 13 回 (教職技術 2) 中学校、高等学校における授業の難しさはどこか 第 14 回 (教職技術 3) 中学校、高等学校の教師にとってこれからどんな努力をしていけばいい か 第 15 回 最終まとめ…授業全体を振り返り教職の意義と意欲を高めるための発表とディスカッシ ョン 期末試験 授業方法 授業方法 講義形式を基本としつつ適宜ディスカッションを行う。 授業外学習 講義内容について必要な予習、復習の課題を適宜指示する。 教科書 特に指定しない。 参考書 中学校学習指導要領、高等学校学習指導要領 評価方法 授業中に適宜実施する試験 60% 授業への参加度 20% 発表とディスカッション 20% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教育原理(中・高) 教員名 佃 繁 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 1 学期 前期 到達目標 中学校・高等学校教員をめざす学生に必要な資質・能力のうち次の 2 点について育成する。 (1) 教育の理念・教育史・教育思想の基礎的知識を習得する。 (2) 現在の教育問題の背景を幅広い視点から考えられるようになる。 授業概要 「教育とは何か」という問いについて考える。それは「人間にとって教育は必要か」と問うこ とでもある。授業の終わりには、 「学校教育は必要か」という問いに受講生が答えることができる ようになることをめざす。 考える手立てとして、次の 2 つの方法をとる。 (1)西洋と日本の教育思想を学ぶ。 (2)授業外課題として、新聞の切り抜き記事にもとづくコメント作成をおこなう。 新明解国語辞典(三省堂)によるなら、 「原理」とは「多くの物事がそれによって説明すること ができると考えられる根本的な理論」のことである。各 授業計画 第 01 回 オリエンテーション 第 02 回 人間に教育は必要か;カントとポルトマンを中心に 第 03 回 西洋教育史(古代) :ソクラテスとプラトンの教育思想 第 04 回 西洋教育史(中世) :中世の教育と大学の発生 第 05 回 西洋教育史 (近世):ルターとコメニウスの教育思想 第 06 回 西洋教育史(近代) :ルソー、ペスタロッチ、フレーベルの教育思想 第 07 回 西洋教育史 (近代):近代公教育の成立と民衆教育 第 08 回 西洋教育史 (現代):新教育と現代の教育 第 09 回 日本教育史(近世) :近世の教育と教育思想 第 10 回 日本教育史(近代) :学制の成立から国家主義の時代へ 第 11 回 日本教育史(現代);戦後教育と教育改革 第 12 回 学校を取り巻く環境の変化と教育 第 13 回 子育てと家庭・地域 第 14 回 グローバリズムと教育 第 15 回 まとめ:人間と教育 授業方法 ペアやグループによるディスカッション、発表等の言語活動をふくむ演習的な方法を随時とりい れた講義。 授業外学習 (1)授業配布プリントについて定期的に小テストを実施する。復習しておくこと。 (2)教科書について定期的にレポート課題を示す。締切までにレポートを提出すること。 (3)教科書について定期的に小テストを実施する。復習しておくこと。 (4)「新聞レポート」を自由課題とする。新聞の教育関係記事を読み、切り抜いて貼り、要旨とコ メントを書いて提出すること。 教科書 東京アカデミー編『教職教養Ⅰ教育原理・教育史』七賢出版 参考書 適宜紹介する。 評価方法 毎回の授業小作文(3%×15 回=45%)+定期小テスト(30%)+レポート(25%) ◆毎回の授業小作文は字数が多いほど高い点数をつける。 ◆小テストは教科書と補助プリントから出題する。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教育心理学(中・高) 教員名 永井 明子 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 前期 到達目標 ・教員にとって必要な教育心理学の知識を得る ・具体的な事例を知ることにより教員志望の意欲を高める 授業概要 将来教育・保育に携わる学生が教育・保育について学ぶ科目の一つである。乳幼児・児童・生徒 がその潜在的能力を実現していくためには周囲の大人の支援が重要である。教育現場でその任を 担う者として彼らの特質をよく理解するため、その発達、学習の過程や支援方法、動機付け、人 格と適応、教育評価、学級集団などについて発達心理学・学習心理学・人格心理学などの基礎的 な心理学的知見をもとに学んでいく。また、特別支援教育についても取り上げる。 授業計画 第1回:オリエンテーション 第2回:人間発達の理解(1)-発達とは何か・原理・規定因- 第3回:人間発達の理解(2)-発達理論- 第4回:乳・幼児期の理解-乳・幼児期の心理- 第5回:児童期・青年期の理解-身体・知能・言語・社会性・人格の発達- 第6回:学習の理解(1)-学習とは何か・成立過程- 第7回:学習の理解(2)-学習成立の条件- 第8回:学習成果の保持と転移-記憶とは何か・忘却のメカニズム- 第9回:授業の心理-理論・形態・最適化- 第10回:教育評価の方法-視点・目的と時期・学力テスト・知能テスト- 第11回:教育データの収集と分析-方法・教育統計- 第12回:学校適応-いじめ・不登校・人間関係- 第13回:発達障害(1)-知的障害・自閉症・高機能広汎性発達障害- 第14回:発達障害(2)-学習障害・注意欠陥・多動性障害- 第15回:まとめ 期末試験 授業方法 グループディスカッション・簡単な実験等も取り入れる。 授業外学習 ①授業で習った内容について一つ選び、それを具体的に説明できるような事例(自分が小さな頃 の思い出やボランティア・インターンシップ等での観察、本やテレビドラマのエピソードなど) をミニレポートにして提出。 ②新聞から教育や発達に関する記事を選びコピーし、内容を要約した上でコメントしたものを提 出。 ③授業の範囲を予習し、予習ノートを作ったものを提出。 教科書 西村純一・井森澄江編『教育心理学エッセンシャルズ』ナカニシヤ出版 参考書 東京アカデミー 教職教養Ⅱ 『教育心理学』 サイエンス社 心理学ベーシックライブラリ 5-I『教育心理学 I:発達と学習』 評価方法 ミニレポート 50%・期末試験 50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教育課程論(中・高) 教員名 佃 繁 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 後期 到達目標 (1)義務教育学校の教育課程に関する基本的概念を理解できる。 (2)教育課程の対象方法を説明できる。 (3)学習指導要領に従い教育課程の編成を試みることが出来る。 (4)学習指導要領の変遷と社会状況との関わりについて理解する。 授業概要 (1)教育課程(カリキュラム)とは何かについての原理的な説明をする。 (2)教育課程の原理と原則について解説する。 (3)教育課程の基準である学習指導要領について、その特徴と変遷について説明する。 (4)各学校の教育課程編成の具体的なプランの作成を試みる。 授業計画 第 01 回 オリエンテーション(授業の目標と形態、評価方法について) 第 02 回 教育課程とは何か、その歴史について 第 03 回 教育課程とカリキュラムの違いについて 第 04 回 教育課程編成の基本的視点(その1)学問の系統性 第 05 回 教育課程編成の基本的視点(その2)子どもの発達段階 第 06 回 教育課程編成の基本的視点(その3)社会の教育的要請 第 07 回 中間まとめとディスカッション 第 08 回 教育課程編成と学習指導要領の関係性 第 09 回 学習指導要領の歴史的変遷 第 10 回 現行の学習指導要領の特徴 第 11 回 学習指導要領の総則について 第 12 回 各教科の目標と内容について 第 13 回 各学校における教育課程編成上の課題について 第 14 回 学校における教育課程編成を試みる 第 15 回 まとめのディスカッション 授業方法 講義形態を基本としつつもなるだけ質問、ディスカッションの機会を設ける。 授業外学習 (1)授業で実施する小テスト、中間テストについて、教科書(学習指導要領、学習指導要領解説、 指定テキスト) 、授業で配布する補助プリント等を学習すること。 (2)定期的に中間レポート課題とその学習方法を示す。授業外で学習し、レポートを締切までに提 出すること。 教科書 (1)中学校学習指導要領 (2)中学校学習指導要領解説・総則編 (3)東京アカデミー編『教職教養Ⅰ教育原理・教育史』七賢出版 (4)東京アカデミー編『教職教養Ⅱ教育心理・教育法規』七賢出版 参考書 特に指定しない。 評価方法 毎回の授業小作文(3%×15 回=45%)+定期小テスト(30%)+レポート(25%) ◆毎回の授業小作文は字数が多いほど高い点数をつける。 ◆小テストは教科書と補助プリントから出題する。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 保健体育科教育法1 教員名 松田 光弘 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 4 履修年次 2 学期 通年 到達目標 保健体育科の授業を展開する上で,学習指導要領にある「目標」 「内容」を理解し,その目標・内 容を具体化した教材を実践るための「方法」を学ぶ。そのことを踏まえ,単元の目標に応じた 保健体育科学習指導案を作成することができ,保健体育教師としての力量を高めることを目標 としている。 授業概要 本講義では,保健体育教師として授業を展開していく上で必要な倫理観や使命感をはじめ,保健 体育科領域における基礎的知識と技能を理解することを目的としている。特に学習指導要領の理 解を深め,保健体育科の性格・目標・カリキュラム・教材づくりなどに関する基本的事項につい て理解を深める。 授業計画 第 1回:オリエンテーション(学習指導要領の内容把握) 第 2回:学校教育課程における保健体育に関する内容 第 3回:保健体育科教育法を学ぶことの意義 第 4回:学習指導案に見る指導観・学習者観・教材観とは 第 5回:優れた実践例に見る教材研究の視点 第 6回:体つくり運動の教材作り 第 7回:個人種目(器械運動;マット運動)の教材作り 第 8回:個人種目(陸上競技;走種目)の教材作り 第 9回:個人種目(陸上競技;跳種目)の教材作り 第10回:個人種目(柔道;受け身)の教材作り 第11回:個人種目(柔道;投げ技)の教材作り 第12回:授業における個人特性の把握 第13回:集団種目(サッカー)の教材作り 第14回:集団種目(バレーボール)の教材作り 第15回:集団種目(ソフトボール)の教材作り 第16回:ダンスの教材作り 第17回:体育理論の教材作り 第18回:授業実践のための教授技術 第19回:子ども達に見る健康問題の把握 第20回:心身の機能の発達と心の健康(からだに関して)教材作り 第21回:心身の機能の発達と心の健康(こころに関して)教材作り 第22回:健康と環境(身体と適応に関して)教材作り 第23回:健康と環境(衛生的管理に関して)教材作り 第24回:傷害の防止(交通事故に関して)教材作り 第25回:傷害の防止(自然災害に関して)教材作り 第26回:傷害の防止(応急手当に関して)教材作り 第27回:健康な生活と疾病の予防(健康の成り立ちに関して)教材作り 第28回:健康な生活と疾病の予防(喫煙,薬物等に関して)教材作り 第29回:健康な生活と疾病の予防(医薬品等に関して)教材作り 第30回:まとめ 授業方法 講義を中心とした授業形態をとる。また,保健体育科教育法Ⅱでの体育指導法につながることを 踏まえ,調査検討及び発表も含めた授業展開を行う。 授業外学習 ①学習指導要領を深く理解するために,学年,種目ごとに内容をまとめる。 ②学習状況を確認するためのミニレポートを実施する。 教科書 「体育科教育学入門」高橋健夫ほか 大修館書店 参考書 「中学校学習指導要領解説保健体育編」文部科学省 評価方法 授業への参加度50%,課題レポート50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 道徳教育の理論と実践(中) 佃 繁 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 2 前期 (1) 中学校段階の道徳教育の内容と方法に関する基礎的知識を習得する。 (2) 学習指導案作成、模擬授業を通して生徒の反応を想定した指導の基礎を習得する。 授業概要 中学校学習指導要領によるなら、道徳教育は、学校の教育活動全体を通じて行われ、道徳的な心 情や判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養うことを目的としている。この授業では次の 4 つ の問いについて学ぶ。 (1) 道徳とは何か。なぜ道徳教育は必要なのか。 (2) 道徳教育で何を教えるか(内容) 。 (3) 道徳をどうやって教えるか(方法) 。 (4) 日本において学校教育と道徳教育はどのような関係にあるか。 中央教育審議会答申(2008)では、国際社会における競争と共生に対応しうる「開かれた個」 の必要を説いている。(1)~(4)を通して、グローバリズムと道徳教育との関わりについて考えるた めの基礎を学ぶ。 授業計画 第 01 回 オリエンテーション:道徳教育をふり返る。 第 02 回 道徳とは何か。教育における道徳性の位置づけを知る。 第 03 回 道徳教育の歴史 第 04 回 学習指導要領の変遷と道徳教育/定期小テスト 1 第 05 回 学指導要領に見る道徳教育の構造 第 06 回 道徳教育と人権教育 1(日本) 第 07 回 道徳教育と人権教育 2(世界 第 08 回 道徳教育の手法を学ぶ:理論/定期小テスト 2 第 09 回 道徳教育の手法を学ぶ:読み物教材 第 10 回 道徳教育の手法を学ぶ:モラル・ジレンマ 第 11 回 道徳教育の手法を学ぶ:参加型学習の基本 第 12 回 道徳教育の手法を学ぶ:多様性の承認/定期小テスト 3 第 13 回 教科等における道徳教育 第 14 回 道徳の授業指導案作成と模擬授業 1(読み物教材) 第 15 回 道徳の授業指導案作成と模擬授業 2(参加型学習)/定期小テスト 4 授業方法 ディスカッション、模擬授業の演習的方法をとりいれた講義 授業外学習 (1)授業で実施する小テスト、中間テストについて、教科書(学習指導要領、学習指導要領解説、 指定テキスト) 、授業で配布する補助プリント等を学習すること。 (2)定期的に中間レポート課題とその学習方法を示す。授業外で学習し、レポートを締切までに提 出すること。 教科書 中学校学習指導要領, 中学校学習指導要領解説「道徳編」 参考書 適宜紹介する。 評価方法 毎回の授業小作文(3%×15 回=45%)+定期小テスト(30%)+レポート(25%) ◆毎回の授業小作文は字数が多いほど高い点数をつける。 ◆小テストは教科書と補助プリントから出題する。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教育方法の理論と実践(中・高) 教員名 石原 陽子 蔵田 實 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 後期 到達目標 教育の方法・技術に関する理論と実践について学び、教育理論に基づく効果的な教育方法と技術 を身につける。 授業概要 授業の原理、授業の分析・評価などについて近代的教育方法論の成立と展開を踏まえて概観する。 その上で、現代の新しい教育実践例をいくつか挙げ、メディアリテラシー、効果的なメディア教 材・教具の活用方法等、今日的な内容も取り入れ、学習指導要領に言及しながら新しい教育方法 を探る手がかりを演習形式で実施する。また、受講者による模擬授業を行い、実践的な観点から 教育方法のあり方を習得させる。 授業計画 第1回:オリエンテーション;教育のねらい 第2回:学習指導のあり方と学習指導要領 第3回:授業の基本的性格と特質 第4回:授業の方法と技術(1)一斉授業 第5回:指導授業の方法と技術(2)小集団共同学習指導 第6回:授業の方法と技術(3)ティームティーチング 第7回:評価法のあり方 第8回:教材・教具のあり方 第9回: 「教育の情報化」とメディアリテラシー 第10回:コミュニケーションとメディア 第11回:メディアの活用方法 第12回:授業プランの作成(1) 第13回:授業プランの作成(2) 第14回:授業プランの検証 第15回:期待される授業方法:まとめ 授業方法 講義とプレゼンテーションおよび模擬授業 授業外学習 指定したテキストを事前に読んでおくこと。第7回と第13回に小テストを行なうので、それま での授業内容を復習すること。プレゼンテーションおよび模擬授業の準備をすること。 教科書 学習指導要領および「教育方法学」岩波書店 参考書 授業で適宜紹介する。 評価方法 小テスト40%、発表20%、模擬授業20%、授業参加度20% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 生徒・進路指導論(中・高) 教員名 竹内 和雄 授業種別 集中授業 開講間隔 履修年次 到達目標 授業形態 単位数 学期 講義 2 前期 2 1.生徒指導の理論及び方法を学ぶこと。 2.進路指導の理論及び方法を学ぶこと。 3.教員として必要な資質を身につけること。 授業概要 本授業は、生徒指導・進路指導について、基礎的なところから、実際に教職に就いた時に必要な 事柄までを体験的に修得することをめざす。学校の問題はますます複雑化、多様化しているので、 学生自身の狭い経験だけでなく、多くの意見に触れる必要があるので、本授業では、グループワ ークやロールプレイングを重視し、より実践的な能力が獲得できるようにする。 授業計画 1.オリエンテーション 2.今日の学校現場の諸問題 3.生徒指導の基本的な考え方 4.一次支援、二次支援、三次支援 5.特別支援教育と生徒指導 6.いじめの実態とその対応 7.不登校の実態とその対応 8.子どもたちのネット問題の実態とその対応 9.非行・暴力の実態とその対応 10.ロールプレイで学ぶ生徒指導と解説 11.進路指導の現状 12.進路指導の課題 13.進路指導とキャリア教育 14.ロールプレイで学ぶ生徒指導と解説 15.まとめ(生徒指導・進路指導の今後のあり方の検討) 授業方法 担当教員からの講義のあと、できるだけ学生同士が議論する場を設けるつもりである。基本的に は、 「講義→グループ討議→発表→全体討議」の形で構成するつもりである。 授業外学習 ・毎回の授業の復習とともに、学んだ内容について自分の考えをまとめておく。 ・授業開始前に教科書の当該箇所を読んでおく。 ・日常生活の様々な場面で、学校教育について考えておく。 教科書 スマホ時代に対応する生徒指導・教育相談 竹内和雄著 ほんの森出版 2014 年 (授業で頻繁に使用するので、事前に読んでおくことが望ましい) 参考書 ピア・サポートによるトラブル・けんか解決法 池島徳大監修著・竹内和雄著 ほんの森出版 2011 その他は、講義中に適宜指示する。 評価方法 コメントカードの内容、授業への貢献度等を総合的に評価する。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教育相談(中・高) 教員名 中村 健 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 後期 到達目標 ・教育相談の意義がわかる ・自己・他者理解及びその交互作用をカウンセリング技法から学び、用いることができる ・基礎・基本的な教育相談の実践を行うことができる 授業概要 授業計画 授業方法 今日の学校教育臨床では、教師相互はもとより、保護者やスクールカウンセラーをはじめとする 専門家・地域の人々等とかかわり合い、つながり合って、子どもの成長を育み、指導・援助して いくことが求められている。 そこでこの授業ではまず、学校教育相談における予防的・開発的・治療的教育相談について概 説した上で、カウンセリングの理論・技法を体験的に学ぶ。 そして、いじめ・不登校等のいわゆる不適応事象のみでなく、日常的な学校教育場面での学習 面、心理・社会面、進路面、健康面にかかわる事象に関する事例やスクールカウンセラーとの連 携、チーム援助活動の実際例を通して、教師に求められるカウンセリングを生かした学校教育相 談活動について理解する。また、そのために必要とされるチーム援助の実際などを体験的に学び ながら実践力を養う。 1.はじめに ―学校教育相談とは― 2.構成的グループ・エンカウンターと関係づくり 3.学校教育相談の領域 4.予防・開発的学校教育相談と治療的教育相談 5.指導と援助について 6.生徒・保護者理解について 7.生徒・保護者とのかかわりとカウンセリングの技法1-「聞く」と「聴く」- 8.生徒・保護者とのかかわりとカウンセリングの技法2-「聴く」と「訊く」- 9.ブリーフ・セラピーの活用 10.学校内外での連携と協働 11.コンサルテーションとコーディネーション 12.教育臨床場面でのチーム支援の実際 13.日米のスクールカウンセリング活動の相違 14.教師とスクールカウンセラーの関係 15.まとめと課題・授業内テスト 講義のみでなく、ソーシャル・スキル・トレーニング、構成的グループ・エンカウンター、ブ リーフ・セラピー等の実習も行う。 授業外学習 毎回、授業の振り返りや予習課題等を指示する 教科書 伊藤美奈子・春日井敏之編著 中村健 他著「よくわかる教育相談」 ミネルヴァ書房 2011 参考書 講義中、適宜紹介する 評価方法 授業への参加度 25%・講義中のミニレポート 25%・テスト 50% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 陸上競技 教員名 松田 光弘 授業形態 授業種別 週間授業 実技 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 前期 到達目標 中学校及び高等学校学習指導要領解説保健体育編に例示されている種目について示範・解説でき るようにする。 授業概要 ・中学校及び高等学校学習指導要領解説保健体育編に例示されている種目の練習を中核とする。 ・安全で効果的な指導手順や言葉がけについて示範しながら解説する。 授業計画 第 1 回 オリエンテーション (陸上競技の歴史,グループ編成) 第 2 回 身体能力調査 (50m 走,立ち幅跳び,ハンドボール投げ) 第 3 回 走の運動遊び 第 4 回 短距離走① (走のドリル練習,区間タイム測定とスピード曲線分析) 第 5 回 短距離走② (100m 走と区間タイム分析) 第 6 回 リレー① (バトンパス技能の向上) 第 7 回 リレー② (記録会) 第 8 回 ハードル走① (インターバルを意識して) 第 9 回 ハードル走② (ハードリングを意識して) 第 10 回 跳の運動遊び 第 11 回 走り幅跳び 第 12 回 走り高跳び 第 13 回 投運動 第 14 回 長距離走 第 15 回 三種(走・跳・投)競技記録会 授業方法 実技指導が中心に行うが、随時種目の特性を配布プリントにて学習する。 授業外学習 毎時間ごとに授業内容についてのミニレポートを提出する。 教科書 中学校及び高等学校学習指導要領解説保健体育編(文部科学省) 参考書 なし 評価方法 授業への参加度 50%,技能テスト 30%,レポート 20% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 球技Ⅰ(ネット型スポーツ) 教員名 中村 浩也 授業形態 授業種別 週間授業 実技 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 前期 到達目標 1. ネット型スポーツの理論について理解し、実践力を高める。 2. ネット型スポーツの指導技術を向上させる。 3. ネット型スポーツの安全かつ効率的な実施策について検討する。 授業概要 学習指導要領に示されるネット型スポーツのうち、バレーボールを中心に取り上げる。バレーボ ールは力と高さと予測のゲームと言われており、日本で人気の高いスポーツの一つである。しか しバレーボールを教材として体育授業を展開するとき、その技術習得の難しさからバレーボール 本来の楽しさを伝えることが困難なケースがよく見受けられる。本講義では、レクリエーション レベルから競技レベルまで幅広く対応できるよう、それぞれのレベルに応じた指導法を学ぶ。バ レーボール経験の有無は問わないが、体育教員を志望する学生としてふさわしい態度で臨んで頂 きたい。 授業計画 1.バレーボールの基本的要素 2.サーブの技術Ⅰ 3.サーブの技術Ⅱ 4.サーブレシーブの技術Ⅰ 5.サーブレシーブの技術Ⅱ 6.パスの技術Ⅰ 7.パスの技術Ⅱ 8.アタックの技術Ⅰ 9.アタックの技術Ⅱ 10.ブロックの技術Ⅰ 11.ブロックの技術Ⅱ 12.チーム構成と戦術Ⅰ 13 チーム構成と戦術Ⅱ 14.チーム構成と戦術Ⅲ 15.まとめの講義 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 実技中心の授業であるため、運動が出来る服装および靴を着用すること。 適宜課題を与える。また、自主的に課題技の復習を行う。 特に指定しない。 「セリンジャーのパワーバレーボール」ベースボールマガジン社 「バレーボール指導教本」大修館書店 実技試験および提出物 60%、授業への参加度 40%を総合的に勘案し、評価する。 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 球技Ⅱ(ゴール型スポーツ) 教員名 田中 讓 授業形態 授業種別 週間授業 実技 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 後期 到達目標 ボールゲームの本質である「勝つための工夫」に迫るため、戦術、技術、体力、ルールを学習 する。本授業では、チームワークを発揮しながら、 「的確な判断に基づく行動力」の育成を目標 としながら、戦術学習の方法と仕組みを理解する。 授業概要 ゴール型ゲームのうち、攻防相乱型のサッカー、バスケットボールを中心に授業を展開する。基 本技術、応用技術、ゲームという進め方のみならず、戦術を「課題ゲーム」を通じて学習する指 導法を習得する。 授業計画 第1回:オリエンテーション 第2回:サッカー・バスケットボールの歴史とゲーム発展様相 第3回:ボールを使ったスキルウォーミングアップの方法 第4回:攻防分離型シュートゲームサッカー① 第5回:攻防分離型シュートゲームサッカー② 第6回:攻防分離型シュートゲームサッカー③ 第7回:攻防相乱型シュートゲームサッカー① 第8回:攻防相乱型シュートゲームサッカー② 第9回:攻防相乱型シュートゲームサッカー③ 第 10 回:攻防分離型シュートゲームバスケットボール① 第 11 回:攻防分離型シュートゲームバスケットボール② 第 12 回:攻防分離型シュートゲームバスケットボール③ 第 13 回:攻防相乱型シュートゲームバスケットボール① 第 14 回:攻防相乱型シュートゲームバスケットボール② 第 15 回:まとめ 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 実技を中心に、必要に応じて講義を行う。 適宜課題を与える。 特になし 内容学と架橋する保健体育科教育論 授業への取り組みを授業への参加度とし、実技の達成度、グループの学習への取り組みなどを 加味し総合評価する。 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 球技Ⅲ(ベースボール型スポーツ) 教員名 灘本 雅一 授業形態 授業種別 週間授業 実技 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 前期 到達目標 「ベースボール型」におけるソフトボール・ティーボール・キックベースボールの種目を実践し ながら、スキルを身につけるとともに、中学校・高等学校の授業で実践する場合の工夫点等に ついて理解させる。また、ルールを十分に理解し、試合を運営できるように審判法についても 理解する。 授業概要 学習指導要領の中にある球技領域の「ベースボール型」について、実技をしながら、理解させて いく。中学校や高等学校の授業で実践する際の独自のルールを工夫・開発し、ゲームで実践させ る。また、正規のルールを理解させ、試合(ゲーム)を運営できる審判法を身につけさせる。 授業計画 第1回:オリエンテーション 第2回:ベースボール型運動の特徴と必要性 第3回:キャッチングスキル(ソフトボール・ティーボール) 第4回:バッティングスキル 第5回:ピッティングスキル 第6回:守備パターンの理解(フォースアウト・タッチアウト) 第7回:攻撃パターンの理解(バント・ヒットエンドラン) 第8回:走塁や審判法の理解(インフィールドフライ等) 第9回:ルールや用具を工夫した試合(ならびっこベースボール) 第 10 回:キックスキル(キックベース) 第 11 回:足によるボールコントロール 第 12 回:守備・攻撃パターンの理解 第 13 回:走塁・審判法の理解 第 14 回:ルールや用具を工夫した試合 第 15 回:まとめ 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 実技を中心に、必要に応じて講義を行う。 適宜、課題を与えグループ発表を実施する。 特になし 必要に応じて授業の中で紹介する。 授業への参加度、授業内試験により評価する。 なお、 授業への参加度とは出席状況 (授業回数の3分の1欠席がある場合は評価の対象としない) 、 受講態度等であり、実技テストにより評価する。 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 球技Ⅳ(ターゲット型スポーツ) 教員名 平岡 義光 授業種別 集中授業 授業形態 単位数 学期 実技 開講間隔 1 履修年次 1 後期 到達目標 中学校・高等学校の教材としての球技(ターゲット型スポーツ)を、指導基盤としての自らの技 術向上を目指すだけでなく、運動文化を理解するために、多角的な視点から実習することによっ て、教材化の視点形成を行うことを目標とする。 授業概要 ターゲット型スポーツとしての球技について、それぞれの運動学的・生理学的特性などの基礎的 知識に関する理解を深め、実践を通して技術を高めることを目標としている。また、種目別のトレ ーニング方法や指導法、スポーツ傷害の特徴や予防法についても理解を深める。 授業計画 第1回 テニスの特性の理解 第2回 テニスの技術1:フォアハンドストローク、バックハンドストローク 第3回 テニスの技術2:ボレー、サービス 第4回 ゲーム1:シングルおよびダブルスの戦術 第5回 ゲーム2:総括 第6回 ゴルフの特性の理解 第7回 スイングの技術1:アイアン 第8回 スイングの技術2:ドライバー 第9回 スイングの技術3:アプローチショット 第10回 実践練習および総括第1回 オリエンテーション 講義内容、評価方法について、スライングディスク競技について解説する 第11回 ディスク感覚の習得 フライングディスクの飛行特性を理解し、パス&キャッチを習得する 第12回 アキュラシー フライングディスクの飛行特性を理解し、ストレートスロー、カーブスローを習 得する 第13回 ディスクゴルフ フライングディスクの飛行特性を理解し、操作性を高める 第14回 アルティメット ゲーム性の高い競技を体験する 第15回 まとめ フライングディスク競技を説明、示範する 授業方法 実技形式 授業外学習 適宜課題を与える。また、自主的に課題技の復習を行う。 教科書 なし 参考書 授業中に適宜紹介する 評価方法 実技試験 30%(3回)および提出物 10% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 野外活動 教員名 田中 讓 授業種別 集中授業 開講間隔 履修年次 到達目標 授業概要 授業計画 授業方法 授業形態 単位数 学期 実技 1 1 後期 本講義では、冬季野外活動の一つであるスキーを教材として扱う。スキーを通して野外活動の 意義や教育的価値、指導方法、安全管理を理解するとともに、スキーの文化的価値についても 理解できることを目標とする。 本授業では、事前講習と学外での集中実習によって、野外における活動の基本的行動の仕方と スキー技術の基礎を身に着ける。また、集団生活を通して、コミュニケーション能力、社会性を 養うとともに、主体的に行動する態度と実践能力を高める。 第1回:野外教育の計画と実施について 第2回:現代社会と野外活動 第3回:野外活動と教育 第4回:スキースポーツの分類と実習のためのオリエンテーション 第5回:学外実習①開校式、班分けテスト(1日目:午前) 第6回:学外実習②アルペンスキー実習①(1日目:午後) 第7回:学外実習③スキーと安全管理(1日目:夜) 第8回:学外実習④クロスカントリースキー(2日目:午前) 第9回:学外実習⑤アルペンスキー実習②(2日目:午後) 第10回:学外実習⑥スキーの歴史(2日目:夜) 第11回:学外実習⑦アルペンスキー実習③(3日目:午前) 第12回:学外実習⑧アルペンスキー実習④(3日目:午後) 第13回:学外実習⑨スキーの運動特性(3日目:夜) 第14回:学外実習⑩アルペンスキー実習⑤(4日目:午前) 第15回:学外実習⑪アルペンスキー実習⑥(4日目:午後) 第16回:まとめ(4日目:夜) 4泊5日の合宿形式で冬季の実施を予定している。スキー用具類(スキー板、ストック、ウェア ー、ゴーグル、手袋など)については、自前のものがない学生はレンタルが可能である。合宿 費用(宿泊代、交通費、レンタル代)として、5万円程度必要である。 授業外学習 参加者を対象に事前オリエンテーションを実施するので、必ず日時(後日掲示する)を確認の 上、参加のこと。 教科書 適宜指示する。 参考書 日本スキー教程(全日本スキー連盟) 評価方法 授業への取り組み(50%) 、実技テスト(30%) 、レポート(20%) 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 器械運動 教員名 山本 清文 授業形態 授業種別 週間授業 実技 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 前期 到達目標 ・器械運動の実技活動を通して技能を身につける。 ・指導過程の専門的知識を身につける。 ・指導方法の専門的知識を身につける。 授業概要 器械運動領域のマット運動、鉄棒運動、跳び箱運動について、基礎的な導入から技の習得を目指 し実技を行う。また、運動の観察の方法を理解し、技ができる楽しさを味わい、自主的な学習が 出来るようにする。 授業計画 第1回:オリエンテーション(授業概要、目標、ルール、授業の進め方について) 第2回:マット運動の導入 第3回:マット運動の回転系・巧技系の基礎(導入運動、前転、後転、バランス) 第4回:マット運動の回転系・巧技系の発展的な技(開脚前転、伸膝後転、倒立前転) 第5回:マット運動の回転系・巧技系の発展的な技(伸膝前転、とび前転、後転倒立) 鉄棒運動の基礎(逆上がり、前回り下り) 第6回:マット運動の回転系の技(側方倒立回転、くび跳ね起き、頭跳ね起き) 鉄棒運動の基礎(片膝かけ上がり、け上がり) 第7回:マット運動の回転系の技(前方倒立回転とび、側方倒立回転とび) 鉄棒運動の支持技(後方支持回転、前方支持回転) 第8回:マット運動の回転系・巧技系連続技 鉄棒運動の支持技(後方支持回転、前方支持回転) 第9回:鉄棒運動の懸垂技(棒下振りとび下り、横とびこし下り) 第 10 回:鉄棒運動の連続技 跳び箱運動の基礎(開脚跳び、屈身跳び) 第 11 回:鉄棒運動の連続技 跳び箱運動の切り返し系の技(かかえ込み跳び、屈身跳び) 第 12 回:鉄棒運動の技の組み合わせ(連続技) 跳び箱回転系の技(台上前転、くびはね跳び、頭はね跳び、前方倒立回転跳び) 第 13 回:マット運動の回転系・巧技系連続技、鉄棒運動の連続技、跳び箱 第 14 回: マット運動の回転系・巧技系連続技、鉄棒運動の連続技、跳び箱 第 15 回: マット運動の回転系・巧技系連続技、鉄棒運動の連続技、跳び箱 授業方法 実技形式とする。 授業外学習 自主的に課題技の学習を行う。 教科書 必要の応じ適時資料を配布する。 参考書 教師のための器械運動指導法シリーズ・マット運動、金子明友著、大修館書店 教師のための器械運動指導法シリーズ・鉄棒運動、金子明友著、大修館書店 教師のための器械運動指導法シリーズ・跳び箱・平均台運動、金子明友著、大修館書店 評価方法 実技テスト40%、出席40%、授業態度20%で評価する。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 体つくり運動 教員名 山本 清文 授業形態 授業種別 週間授業 実技 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 前期 到達目標 ・体を動かす楽しさや心地よさを味わい、体力を高め、体育・スポーツ・健康づくりに必要な基 礎的な動きを習得する。 ・自分の体と心の関係や動きに気づき、意識を高める。 ・目的に応じたプログラムを作成し、指導を行なう。 授業概要 体を動かすことが、心と体に良い影響を及ぼすことに気付き、仲間との交流するための運動を体 験し理解する。また、体力を高める様々な運動(柔軟系運動、巧緻性運動、筋力系運動、持久系 運動)を解説する。 授業計画 第1回:オリエンテーション(授業概要、目標、ルール、授業の進め方について) 第2回:体をほぐす運動(ボディーワーク上半身、体にづく) 第3回:体をほぐす運動(ボディーワーク下半身、体にづく) 第4回:体をほぐす運動(ボディーワーク全身) 第5回:ストレッチ 第6回:ペアストレッチ 第7回:ストレッチングウォーキング 第8回:リズム運動 第9回:体力を高める運動(調整力を高める) 第 10 回:体力を高める運動(筋力を高める) 第 11 回:体力を高める運動(筋持久力を高める) 第 12 回:体力を高める運動(全身持久力を高める) 第 13 回:体力を高める運動(敏捷性を高める) 第 14 回:体力を高める運動(敏捷性・平衡性を高める) 第 15 回:体力を高める運動(プログラム) 授業方法 実技形式とする。 授業外学習 指導やプログラム作成の準備を行う。 教科書 必要の応じ適時資料を配布する。 参考書 文部省「体つくり運動」 評価方法 実技テスト40%、出席40%、授業態度20%で評価する。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 武道 教員名 柿木 章 授業形態 授業種別 週間授業 実技 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 後期 到達目標 中学校及び高等学校学習指導要領解説保健体育編に例示されている基本動作と技について示範・ 解説できるようにする。 授業概要 ・中学校及び高等学校学習指導要領解説保健体育編に例示されている柔道の基本動作と投げ技・ 固め技の 練習を中心とする。 ・安全で効果的な指導手順、練習や試合の行い方などについて解説する。 授業計画 第 1 回 オリエンテーション (柔道着の着方と礼法) 第 2 回 基本動作の習得 (受け身や体さばき) 第 3 回 投げ技の習得① (膝車、支え釣り込み足) 第 4 回 投げ技の習得② (体落とし) 第 5 回 練習法の理解 (かかり練習、約束練習) 第 6 回 固め技の練習① (けさ固め、横四方固め、上四方固め) 第 7 回 固め技の練習② (抑え技への入り方と攻防) 第 8 回 スキルテスト (受け身と既習技のスキルテスト) 第 9 回 投げ技の習得③ (大腰、釣り込み腰) 第 10 回 投げ技の習得② (背負い投げ、払い腰) 第 11 回 投げ技の習得⑤ (大内刈り、小内刈り、大外刈り) 第 12 回 技の連絡 (投げ技の連絡) 第 13 回 試合① (簡易試合と審判法) 第 14 回 試合② (簡易試合と審判法) 第 15 回 授業のまとめ 授業方法 柔道場において、柔道着を着用して実技を行う。 授業外学習 毎授業ごとに授業内容についてのミニレポートを提出する。 教科書 文部科学省『中学校学習指導要領解説保健体育編』 『高等学校学習指導要領解説保健体育編・体育 編』 参考書 なし 評価方法 授業中の参加度50%、スキルテスト30%、レポート20% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 ダンス 教員名 山本 清文 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 前期 到達目標 現代的なリズムのダンスを中心に、 「踊る」 「創る」 「見る」を体験し、楽しみながらダンスの基礎 的能力の習得し、まとまりをつけて踊ることができる。 仲間やグループ、個人の表現や動きを認め合い、互いの良さを評価することができる。 授業概要 ダンスの全ては、身体表現運動であり、それらに共通することはイメージを体の動きで表し、音 楽のテンポやリズムに合わせて行うこともある。本講義では、 踊る・創る・観る能力を高めると 共に、 指導することができるようにすることを目的とする。 授業計画 第1回:オリエンテーション(授業概要、目標、ルール、授業の進め方について) 第2回:ボディーワーク 第3回:アイソレーション 第4回:ダンス・エアロビック基本ステップ 第5回:ダンス・エアロビック応用ステップ 第6回:創作(音楽) 第7回:創作(表現) 第8回:創作(空間) 第9回:創作発表 第 10 回:ジャズ・ステップ基本ステップ 第 11 回:ヒップ・ホップ基本ステップ 第 12 回:ヒップ・ホップ応用ステップ 第 13 回:グループ学習 第 14 回:グループ学習 第 15 回:発表 授業方法 実技形式とする。 授業外学習 グループ練習や音楽の準備を行う。 教科書 必要の応じ適時資料を配布する。 参考書 『チーム・ダンスエアロビック』日本エアロビック連盟ホームページ http://www.aerobic.or.jp/goods/reference.html 評価方法 実技テスト40%、出席40%、授業態度20%で評価する。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 水泳 教員名 西田 円 授業種別 集中授業 授業形態 単位数 学期 実技 開講間隔 1 履修年次 1 前期 到達目標 ・クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの4泳法を正しく泳ぐことができる。 ・各泳法で 25m 以上完泳することができる。 授業概要 はじめに、水中運動の意義と効果について解説する。次に、4泳法の習得を目指し、基礎練習を 行う。さらに、学校現場における水泳の指導法および授業の展開について解説する。 授業計画 第1回 オリエンテーション(授業の目的、内容等について) 第2回 水慣れ、泳力レベルの確認および班分け 第3回 基本姿勢 正しい蹴伸び姿勢の練習 第4回 クロール 蹴伸び姿勢によるグライドキックとプルの練習 第5回 クロール 呼吸のタイミングを習得し、25m 以上泳ぐ 第6回 平泳ぎ プルと呼吸のタイミングの練習 第7回 平泳ぎ 正しいキック動作の習得とコンビネーション 第8回 平泳ぎ ひとかき・ひと蹴りを習得し、25m 以上泳ぐ 第9回 平泳ぎ・クロール 平泳ぎとクロールを連続して泳ぐ 第 10 回 背泳ぎ 背泳ぎの基本姿勢とキックの練習 第 11 回 背泳ぎ 背泳ぎのプルとコンビネーションの練習 第 12 回 バタフライ キック、プル、コンビネーションの練習 第 13 回 個人メドレー 第 14 回 指導法 クロール、平泳ぎの授業展開 第 15 回 指導法 背泳ぎ、バタフライの授業展開 授業方法 講義・実技形式で行う 授業外学習 毎授業終了後、技術および指導のポイントをまとめておくこと 教科書 必要に応じてプリントを配布する 参考書 (財)日本水泳連盟『水泳指導教本(第 2 版) 』 (大修館書店) 評価方法 授業への参加度 60%、実技試験 40%の割合で評価する 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 体育原理 教員名 前林 清和 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 1 学期 前期 到達目標 身体文化の多様性について視野を広げ、体育原理の変遷を理解することによって、 「体育」と「ス ポーツ」について意識的に問題を発見し,その問題について多面的な思考のアプローチをする ことの重要性について学ぶ。また体育・スポーツ概念の本質について再考し、それをふまえた 上で今後の体育の在り方を検討する。 授業概要 「体育とはなにか」という根源的な問いに対して、これまでの人類の発達を背景を基に、その意 義について概観し、現代社会における体育・スポーツの諸問題について理解を深めることを目的 としている。また現在同義語のように解釈されている「体育」と「スポーツ」の本質や理念およ び歴史や思想を理解するとともに、それぞれの存在理由や意義について哲学的に考究する。 授業計画 第1回 体育原理とは何か 第2回 「体育」 、 「スポーツ」の概念 第3回 身体文化の歴史と変遷 第4回 近代体育の成立 第5回 近代体育の思想的・社会的背景 第6回 運動の持つ可能性 第7回 体育と人間形成 第8回 体育と身体形成 第9回 身体と心 第10回 プレイ論 第11回 スポーツと倫理(人権論含む) 第12回 スポーツマンシップとフェアプレイ 第13回 スポーツと技術革新 第14回 体育・スポーツの可能性 第15回 総括 知識習得確認レポートの作成 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 講義中心に行うが、主体的な学習態度で臨んでいただきたい。 特になし 特になし。必要に応じて、講義資料を配布する。 適宜指示する。 定期試験 60% 小テスト 40%で総合的に評価する。 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 スポーツ心理学 西田 円 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 2 前期 1. 「競技スポーツ」と「健康スポーツ」の2つの側面から捉え、必要とされる心理的スキルや心 理的要因についての理解を深める。 2.現場への心理的介入指導法を提案することができる。 授業概要 競技スポーツの心理学では、アスリートとしての立場と指導者としての立場からその理論と活用 方法を学ぶ。また、競技スポーツだけでなく健康のためのスポーツ活動において必要な知識と現 場への介入指導法についても解説する。 授業計画 1.スポーツ心理学の歴史 2.競技に必要な心理的スキル 3.スポーツと性格 4.スポーツと動機づけ 5.競技に必要なよい緊張感とは 6.スポーツにおける集中力 7.自信とは 8.イメージとは 9.チームづくりに必要な心理的要因 10.リーダーシップ 11.運動技術獲得に必要な運動学習 12.注意と運動学習 13.運動とメンタルヘルス 14.運動の実施と継続のための介入指導法 15.まとめ 授業方法 講義形式 授業外学習 第2回以降は、予習課題を出す。課題はノートに記入しチェックを受ける。 教科書 徳永幹雄(編) 『教養としてのスポーツ心理学』 大修館書店(2005) 参考書 評価方法 既修条件 授業への参加度(50%)と、期末試験(50%)によって評価する。 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 運動学 教員名 後藤 幸弘 授業種別 集中授業 開講間隔 履修年次 到達目標 授業概要 授業形態 単位数 学期 講義 2 2 前期 ・体育の授業の普遍的教育内容である運動技術について説明できる。 ・学習者の運動技能の発達過程を説明できる。 ・運動技術についての指導法を考えることができる。 体育の授業の普遍的教育内容が運動技術であることを述べ,この運動技術を解明する学問である バイオメカニクスについて解説する。 ・人の基本運動を対象に,学習者の運動技能の発達過程を発達動作学の立場から解説する。 ・これらを理解したうえで,運動技術についての指導法を解説する。 授業計画 第1回 オリエンテーション(講義の目的と評価について) 第2回 バイオメカニクスについて 第3回 記録を決める要因の構造について 第4回 技術について(クラウチングスター法を例に) 第5回 人体の構造について 第6回 てこの原理と運動について 第7回 安定性の原理と運動について 第8回 ニュートンの運動法則について 第9回 発達動作学①(投・捕について) 第 10 回 発達動作学②(走について) 第 11 回 発達動作学③(跳について) 第 12 回 発達動作学④(キックについて) 第 13 回 発達動作学⑤(泳ぎについて) 第 14 回 用具と運動技術について 第 15 回 まとめ(作成した試験問題の検討を通して) 期末試験 授業方法 講義形式を中心に展開するが,体を動かし演習も適宜織り交ぜる。 授業外学習 1 .課題をレポートにまとめ提出する。 教科書 参考書 評価方法 既修条件 ・ 『身体運動学概論』浅見俊雄他(編著)大修館書店 ・ 『バイオメカニクス』金子公宥,福永哲夫(編著)大修館書店,2008 ・期末試験 60%,レポート 20%,授業への参加度 20%(教員からの質問に対する回答,演習へ の積極的参加などを評価する) なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 生理学 臼井 達矢 授業形態 週間授業 単位数 週1回 学期 1 1)身体の構造と機能を理解する 2)発育発達に関わる脳機能の成長を理解する 3)成長期の運動能力および特性を理解する 授業概要 近年、子どもの体力低下は顕著にみられており、発育・発達が著しい幼児や児童期において、積 極的な運動遊びや身体活動量を増加させるために働きかけることは、小児生活習慣病の予防や運 動能力・体力向上に大変重要である。しかし、ただ単に運動・スポーツを指導するだけでは、ス ポーツ障害やバーンアウト(燃え尽き症候群)などの問題も指摘されており、身体の構造や機能、 また、スポーツ障害に対する基礎知識を踏まえた上での指導が望まれる。 そこで、本講義では、骨格筋・骨・内臓臓器などの基本的な身体構造とその機能について理解す ることをねらいとしている。 第 1 回:オリエンテーション(講義目的と評価について) 第 2 回:循環器について①(心臓のしくみと働きについて理解する) 第 3 回:循環器について②(血液・血管のしくみと働きについて理解する) 第 4 回:呼吸器について①(肺のしくみと働きについて理解する) 第 5 回:骨について①(身体を支える骨の名称を理解する) 第 6 回:骨について②(骨の成長と老化について理解する) 第 7 回:骨格筋について①(身体の動きに関わる筋肉の名称を理解する) 第 8 回:骨格筋について②(筋の構造と特性について理解する) 第 9 回:神経系について①(脳のしくみと働きについて理解する) 第 10 回:神経系について②(脳の成長に対する運動アプローチについて理解する) 第 11 回:免疫について(免疫に関わる細胞とその働きについて理解する) 第 12 回:消化と吸収について(消化器系のしくみと機能について理解する) 第 13 回:その他の臓器について①(肝臓、膵臓、腎臓のしくみと働きについて理解する) 第 14 回:その他の臓器について②(肝臓、膵臓、腎臓のしくみと働きについて理解する) 第 15 回:まとめ 期末試験 授業計画 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 講義 2 前期 講義 毎回の授業配布資料の復習を行う。 特になし 特になし 期末試験 60% 授業への参加度 40%(質問に対する回答や積極的な発言) なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 運動生理学 教員名 灘本 雅一 授業形態 授業種別 週間授業 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 1 学期 前期 到達目標 本科目は教職課程認定科目で、中高教科に関する科目(必修)である、中高教科を教授するに足る 専門的知識及び技能を修得することを一目標とする。生理学(運動生理学を含む)では、生体の 様々な仕組みと機能について体系的に学び、運動理論や運動に伴う生態機能の変化についての 理解を深める。また、スポーツ各分野におけるトレーニング効果の更なる向上や健康の維持・ 増進に役立つような知識を習得する。 授業概要 この授業では、運動をしているときのヒトの生理機構を解説することにより、ヒトの基本的生活 活動と環境の変化に適応するしくみを理解させることを目的とする。具体的には、筋肉のしくみ や働きから、運動時と休養時の循環器系の機能変化などを中心とする自律神経系の働き、運動に 関連する脳機能などについて視聴覚資料を使いながら解説する。 授業計画 第 1 回目:環境への適応 第 2 回目:健康増進と運動 第 3 回目:運動・スポーツとエネルギー 第 4 回目:運動と筋・骨系 第 5 回目:運動と循環器系 第 6 回目:運動と呼吸器系 第 7 回目:運動と神経系 第 8 回目:運動と自律神経系、内分泌系 第 9 回目:運動と体温調節機構 第 10 回目:スポーツと栄養 第 11 回目:運動負荷評価法 第 12 回目:運動処方 第 13 回目:肥満・糖尿病に対する運動療法 第 14 回目:高血圧、骨粗鬆症、脂質代謝異常に対する運動療法 第 15 回目:運動障害及び総括 第 16 回目:期末試験 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 講義を中心に行い、トレーニング室での実験も適宜行う。 適宜、課題を与えグループ発表を実施する。 特になし、適宜資料配布 特になし 授業への参加度 50% 定期試験 40% 小テスト 10% なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 授業概要 授業計画 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 学校保健 岡田 邦夫 授業形態 週間授業 講義 単位数 週1回 2 学期 2 後期 学校保健に関る諸問題について理解を深める。特に、「学校保健安全法」を基にしいて、学校保健 活動の進め方や、現場で直面する健康上の課題について理解を深め、その対処法についても一 定の解決方法について糸口が見出せるように知識の習得も含めて学ぶ。 学校現場における健康問題について、組織的なアプローチと個別アプローチについて学ぶ。特に、 健康診断結果とその対応、感染症の予防、児童生徒の生活習慣病や心の健康問題。救急処置など についても一定の知識水準に到達できるような内容とし、実践活動に生かせるように学ぶ。学校 保健では、チームワークも必要なことから組織的な対応についても理解することが望ましく、こ の点についても学ぶ ①学校保健の考え方 ②学校保健安全法 ③健康診断とその対応、健康相談 ④学校現場での感染症 ⑤学校における生活習慣病 ⑥学校におけるメンタルヘルス問題 ⑦子どもの発育・発達に関する諸問題 ⑧保健室の役割 ⑨学校安全の考え方 ⑩救急処置の理論と実際 ⑪現代的な健康課題(喫煙、飲酒、薬物乱用など) ⑫現代的な健康問題(性教育、小児メタボリックシンドローム) ⑬学校給食と食育 ⑭健康教育 ⑮学校保健の課題 資料を配布し、テーマごとに一定の理解を深めてもらう。パワーポイント等も効果的に使用して 実践に役立つ知識とスキルを身につけてもらうようにする。 特に指定はない。 テーマごとに参考書を紹介する。 授業への取組 30%、試験 70%とし、総合的に評価する。 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 救急処置法 岡田 邦夫 中村 浩也 平岡 義光 週間授業 週間授業 週間授業 週1回 週1回 週1回 1 1 1 1. 救急処置の必要性について理解する。 2. CPR および AED を実施することができる。 3. RICE 処置、固定法、運搬法を実施することができる。 授業概要 スポーツフィールドでの様々な内科的傷害、外科的傷害に対応できるようそれぞれの原因、症状、 対処法に関して講義と演習を行う。スポーツ指導者としてスポーツ傷害への予防法、対処法とし てテーピング、RICE 処置について演習を行う。重篤ケースに対しての応急処置方法の習得を目的 とする。また最も緊急性の高い救急の ABC(気道確保、人工呼吸、心肺蘇生法)を習得するとと もに救急手当ての法的問題についても講義を行う。 授業計画 1. 救急法とは 2. 救急処置の基本的知識(重要性・実施者の心得、留意点と法的諸問題) 3. 緊急時の対応計画(救急医療体制の在り方) 4. 緊急時の救命処置Ⅰ(外科的疾患:頭頸部、骨髄損傷などの重篤例への対応) 5. 緊急時の救命処置Ⅱ(ネイ科的疾患:意識障害、暑熱傷害、突然死、ショックなど) 6. 事故発生時のフローチャート 7. 緊急時の救命処置の実際Ⅰ 8. 緊急時の救命処置の実際Ⅱ 9. 外傷時の救急処置の実際Ⅲ 10. 外傷時の固定Ⅰ 11. 外傷時の固定Ⅱ 12. 運搬法Ⅰ 13. 運搬法Ⅱ 14. 総合演習Ⅰ(シミュレーション演習) 15. 総合演習Ⅱ(シミュレーション演習) 授業方法 頻繁に演習を実施する。受講者は運動ができる服装で参加すること。初回ガイダンスにてグルー プ分けを行うので必ず出席すること。 授業外学習 特に実施しない。 教科書 「赤十字救急法講習教本」日本赤十字社 参考書 公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト第 9 巻「救急処置」 日本体育協会 評価方法 既修条件 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 特別支援教育総論 教員名 守屋 國光 授業種別 週間授業 授業形態 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 履修年次 2 学期 後期 到達目標 ・特別支援教育の理念や制度を理解する。 ・個別の教育支援計画を作成する必要性や特別支援教育コーディネーターの役割を理解する。 ・障害種別にみた教育の現状と課題を考える。 授業概要 特別支援教育とは何かを福祉・医療・労働等の動向を交えながら論じ、障害種別に教育の現状 を紹介し、望ましい教育的支援の在り方について検討する。 授業計画 第1回 特別支援教育の理念と歴史 第2回 特別支援教育の制度とインクルーシブ教育システム 第3回 特別支援教育コーディネーターの役割 第4回 個別の教育支援計画と個別の指導計画 第5回 障害児の理解と教育(1)視覚教育 第6回 障害児の理解と教育(2)聴覚障害 第7回 障害児の理解と教育(3)知的障害 第8回 障害児の理解と教育(4)肢体不自由 第9回 障害児の理解と教育(5)病弱・身体虚弱 第10回 障害児の理解と教育(6)言語障害 第11回 障害児の理解と教育(7)自閉症・情緒障害 第12回 障害児の理解と教育(8)重複障害 第13回 障害児の理解と教育(9)LD・ADHD 等 第14回 アセスメントと主要な検査 第15回 福祉・医療・労働等との連携と協力 期末試験 授業方法 教科書をフルに活用しながら講義形式で授業を進める。最新の情報については資料として配布す るなどして、時に受講生の発言を求めるなど、対話形式を取り入れ、活気のある授業を展開する。 最後の5分間は各自の意見・感想を書いて貰い、次回の講義につなげたい。 授業外学習 授業は、授業計画どおりに進めるので、あらかじめ教科書の該当する章を十分に読んでおくこと また、教育や福祉をめぐる社会の動向に常に関心を払うようにすることで、講義内容を各自で更 に深める努力をして欲しい。 教科書 守屋國光編「特別支援教育総論」 (風間書房) 参考書 国立特別支援教育総合研究所著「特別支援教育の基礎・基本」 (ジアーズ教育新社) 守屋國光著「発達教育論」 (風間書房) 評価方法 毎回の感想文(20%)と試験(80%) 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス ●教育職員免許法施行規則第 66 条の 6 に定める科目 科目名 日本国憲法 教員名 岡 憲司 授業種別 週間授業 授業形態 講義 開講間隔 週1回 単位数 2 学期 履修年次 1 後期 到達目標 ・近代立憲政治の思想と歴史を理解する。 ・日本国憲法の三原則(平和主義・基本的人権の尊重・国民主権)につき洞察を深める。 ・将来公教育に関わることを前提として、憲法理解を深める。 授業概要 本来、近代的な憲法・法律は、人を縛る不自由なものというよりは、むしろ国民の権利や安全を 守ってくれるものである。先人が寄せた憲法への期待、憲法成立過程とともに、憲法が具体的に 国民の何を守ろうとしているのかにつき解説する。社会性、遵法精神とともに、社会への問題意 識や参加意識を持つことも促したい。 授業計画 第1回 憲法とは何か~イントロダクション~ 第2回 日本国憲法の歴史(1)大日本帝国憲法成立まで 第3回 日本国憲法の歴史(2)日本国憲法成立まで 第4回 平和主義(1)その理念 第5回 平和主義(2)社会的現実 第6回 平和主義に関わる主な裁判 第7回 基本的人権の尊重(1) 第8回 基本的人権の尊重(2)新しい人権 第9回 基本的人権に関わる主な裁判 第 10 回 勤労の義務と権利 第 11 回 国民の政治参加(選挙・国会・地方政治) 第 12 回 間接民主制(内閣) 第 13 回 国民と司法の関わり(裁判所と裁判員) 第 14 回 財政と改正 第 15 回 まとめ 授業方法 講義形式とする 授業外学習 授業後に次回に向けての読書、およびレポート課題を課す 教科書 随時,資料を配布する 参考書 授業中に適宜紹介する 評価方法 レポート 50%、授業への参加度 50%(教員からの質問等に応じて的確に回答するなど、積極的な 発言などを評価) 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 体育実技1 教員名 柿木 章 授業形態 授業種別 週間授業 実技 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 前期 到達目標 1.各運動種目の基本技術の習得とルールを理解することができる。 2.個人や集団とのコミュニケーションをとる能力を習得することができる。 3.小学校・中学校での体育指導法につながる技能を習得することができる。 授業概要 体育とは子供たちの健全な身体と精神をはぐくむために行う活動であり、 「人として生き生きと 楽しく健康に生きること」を目的として、様々な身体活動を行うことと考えられる。小学校・中 学校で行われる各種目の基本の実技を通じ、健康管理能力及び運動指導力の基礎的素養を高める ことを目的とする。 授業計画 第 1 回 オリエンテーション(授業の方針、内容と評価方法、その他) 第 2 回 新体力テスト 第 3 回 トレーニング室の使用方法 第 4 回 集団行動 ①基本 第 5 回 集団行動 ②応用 第 6 回 陸上 ①トラックの作成 第 7 回 陸上 ②短距離走 第 8 回 陸上 ③ハードル走 第 9 回 陸上 ④リレー 第 10 回 ソフトボール ①送球、捕球、ピッチング、バッティング 第 11 回 ソフトボール ②ルール学習 第 12 回 ソフトボール ③ゲーム 第 13 回 フットサル ①パス、シュート 第 14 回 フットサル ②ルール学習とゲーム 第 15 回 まとめ(技術習得度の確認) 授業方法 実技指導を中心に行うが、種目の特性を随時配布プリントで学習する。 授業外学習 ①実技項目に合わせて下記の内容の事前学習を行い、レポートを提出する。 ※ 各種目について技術習得のためのポイントと練習方法を調べる。 ②トレーニング室を利用し、週 3 回の有酸素運動を実施して、カルテを作成する。 教科書 なし、適宜資料を配布する。 参考書 必要に応じて、作成したプリント及び資料を配布する。 評価方法 授業への参加度50%、各種目の技術習得度40%、体力づくり実践状況10%とする。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 体育実技2 教員名 柿木 章 授業形態 授業種別 週間授業 実技 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 後期 到達目標 1.各運動種目の基本技術の習得とルールを理解することができる。 2.個人や集団とのコミュニケーションをとる能力を習得することができる。 3.小学校・中学校での体育指導法に繋がる技能を習得することができる。 授業概要 体育とは、子供たちの健全な身体と精神を育むために行う活動であり「人として生き生きと楽 しく健康に生きること」を目的として、様々な身体活動を行うことと考えられる。小学校・中学 校で行われる各種目の基本の実践を通じ、健康管理能力及び運動指導力の基礎的素養を高めるこ とを目的とする。 授業計画 第 1 回 オリエンテーション(授業の方針、内容と評価方法、その他) 第 2 回 徒手体操(ラジオ体操第 1)が正確にできる 第 3 回 徒手体操(ラジオ体操第 2)が正確にできる 第 4 回 マット運動① (回転系と側転) 第 5 回 マット運動② (倒立・倒立前転) 第 6 回 跳び箱運動① (開脚跳び、閉脚跳び) 第 7 回 跳び箱運動② (台上前転、その他) 第 8 回 鉄棒運動① (前方膝かけ上がり、逆上がり) 第 9 回 バレーボール① (パス、サーブ) 第 10 回 バレーボール② (トス、アタック) 第 11 回 バレーボール③ (ルールの理解と簡易ゲーム) 第 12 回 バスケットボール① (パスとドリブル、セットシュート) 第 13 回 バスケットボール② (各種シュートとディフェンス) 第 14 回 バスケットボール③ (ルールの理解と簡易ゲーム) 第 15 回 まとめ 授業方法 授業外学習 教科書 参考書 評価方法 既修条件 実技指導を中心に行うが、種目の特性を随時配布プリントで学習する。 ①実技項目に合わせて下記の内容の事前学習を行い、レポートを提出する。 ※ 各種目について、技術習得のためのポイントと練習方法を調べる。 ②トレーニング室を利用し、週 3 回の有酸素運動を実施して、カルテを作成する。 なし、適宜資料を配布する。 必要に応じて、作成したプリント及び資料を配布する。 授業への参加度50%、各種目の技能習得度40%、体力づくり実践状況10%とする。 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 教員名 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 授業概要 授業計画 授業方法 授業外学習 英語会話1 Robert Garrity 日笠ロウェナ Robert Jolly 週間授業 授業形態 演習 週1回 単位数 1 1 学期 前期 Students will be able to understand simple conversations and messages in English and they will be able to express themselves in simple English and talk about various topics. They will enjoy communicating in English. 簡単な英語や英語会話を理解し、簡単な英語で身の回りのことを表現できるようになる。最終的に は英語が好きになり、英語で話すことが楽しくなる。 The topics discussed will be mainly of students’ interests so that they can take initiative. Class activities will focus on pair and group work to improve their confidence in the four skills, listening, speaking, reading and writing. They will review basic grammar and vocabulary. They will listen to CDs that feature variety of genres, including conversations, interviews and radio shows. At each topic they are encouraged to bring their own information, ideas and opinion into the class. This allows them to decide what they want to talk about. They will produce some original work using language focused in the class. この授業では大学生が興味を持てそうなトピックを取り上げて行くことによって、積極的に授業に参 加できるようにする。話す、聞く、読む、書くといった四つのスキルに自信がもてるように、クラス ルーム・アクティビティーはグループワークやペアワークで進めていく。また簡単なアクティビティ ーを通して基本的な文法や単語の復習をする。会話、インタビュー、トークショーなどの様々なジャ ンルから取り出した聴解もする。各トピックでは学生が簡単な英語を使って自分のアイデアや身の回 りのことをクラスメートとシェアできるような機会を作る。 第1回 Introduction はじめに 第2回 People(1) 人々 (1) 第3回 People (2) 人々(2) 第 4 回 Work, Rest, and Play (1) 仕事、休息、遊び(1) 第 5 回 Work, Rest, and Play (2) 仕事、休息、遊び (2) 第 6 回 Going Places (1) 旅(1) 第 7 回 Going Places (2) 旅(2) 第 8 回 Review (1) 前半のまとめ 第 9 回 Food (1) 食べ物 (1) 第 10 回 Food (2) 食べ物 (2) 第 11 回 Sports (1) スポ―ツ(1) 第 12 回 Sports (2) スポーツ (2) 第 13 回 Destinations (1) 目的地 (1) 第 14 回 Destinations (2) 目的地 (2) 第 15 回 Review (2) 後半のまとめ Students are expected to participate actively. They will study and review basic grammar and will listen to CDs. They will also practice presentation skills and lead activities in a group. 積極的な参加をともなうペアワークやグループワーク。基本的な文法を復習し、CDを聞く。自分 の役割をきちんと果たし、グループで発表などをする。 Out of class students are expected to do short exercises from the textbook which cover grammar, reading, writing and vocabulary. From time to time they are asked to produce some written or oral work related to topics focused in the class. The textbook includes Online Practice that helps to improve vocabulary, grammar, speaking and listening skills. The students are 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス expected to do these exercises at the end of each unit. Students will be asked to prepare at home for speaking test and presentation. 教科書 参考書 評価方法 既修条件 ・復習したり、授業で取り上げたりした文法、単語、表現等を使った定期的な宿題。 ・授業で話題になったトピックを基に書いたり、話したりする宿題が数回。 ・テキストに含まれているオンライン練習。 ・オーラルテストとプレゼンテーションの準備。 Martin Milner, World English Intro StudentBook, textbook only, Cengage Learning 2015 Students should bring a small Japanese-English-Japanese dictionary to the class. The kind of dictionary used in High School is adequate. 基礎和英:英和辞典(高校で使われるような辞書で十分です。 ) Students will be evaluated by: Participation (30%), Homework and written class work (20%); In-class presentations (20%); Listening and Speaking tests* (30%). *A mid-term and term-end listening & speaking test will be announced and conducted at around week 7-8 and week 14-15. 授業への参加度 30% 宿題や授業中書いたり読んだりしたもの 20% プレゼンテーション 20% 会話テスト 30% *会話テストは第7~8週目頃と第 14~15 週目頃に予告後、実施されます。 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 英語会話1 教員名 Robert Garrity Robert Jolly 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 授業概要 週間授業 週1回 1 授業形態 単位数 学期 演習 1 前期 Students will be able to understand simple conversations and messages in English and they will be able to express themselves in simple English and talk about various topics. They will enjoy communicating in English. 簡単な英語や英語会話を理解し、簡単な英語で身の回りのことを表現できるようになる。 最終的には英語が好きになり、英語で話すことが楽しくなる。 The topics discussed will be mainly of students’ interests so that they can take initiative. Class activities will focus on pair and group work to improve their confidence in the four skills, listening, speaking, reading and writing. They will review basic grammar and vocabulary. They will listen to CDs that feature variety of genres, including conversations, interviews and radio shows. At each topic they are encouraged to bring their own information, ideas and opinion into the class. This allows them to decide what they want to talk about. They will produce some original work using language focused in the class. この授業では大学生が興味を持てそうなトピックを取り上げて行くことによって、積極的に 授業に参加できるようにする。話す、聞く、読む、書くといった四つのスキルに自信がもて るように、クラスルーム・アクティビティーはグループワークやペアワークで進めていく。 また簡単なアクティビティーを通して基本的な文法や単語の復習をする。会話、インタビュ ー、トークショーなどの様々なジャンルから取り出した聴解もする。各トピックでは学生が 簡単な英語を使って自分のアイデアや身の回りのことをクラスメートとシェアできるよう な機会を作る。 授業計画 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 Introduction はじめに People(1) 人々 (1) People (2) 人々(2) Work, Rest, and Play (1) 仕事、休息、遊び(1) Work, Rest, and Play (2) 仕事、休息、遊び (2) Going Places (1) 旅(1) Going Places (2) 旅(2) Review (1) 前半のまとめ Food (1) 食べ物 (1) Food (2) 食べ物 (2) Sports (1) スポ―ツ(1) Sports (2) スポーツ (2) Destinations (1) 目的地 (1) Destinations (2) 目的地 (2) Review (2) 後半のまとめ 授業方法 Students are expected to participate actively. They will study and review basic grammar and will listen to CDs. They will also practice presentation skills and lead activities in a group. 積極的な参加をともなうペアワークやグループワーク。基本的な文法を復習し、CD を 聞く。自分の役割をきちんと果たし、グループで発表などをする。 授業外学習 Out of class students are expected to do short exercises from the textbook which cover grammar, reading, writing and vocabulary. From time to time they are asked to produce 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス some written or oral work related to topics focused in the class. The textbook includes Online Practice that helps to improve vocabulary, grammar, speaking and listening skills. The students are expected to do these exercises at the end of each unit. Students will be asked to prepare at home for speaking test and presentation. 教科書 参考書 評価方法 ・復習したり、授業で取り上げたりした文法、単語、表現等を使った定期的な宿題。 ・授業で話題になったトピックを基に書いたり、話したりする宿題が数回。 ・テキストに含まれているオンライン練習。 ・オーラルテストとプレゼンテーションの準備。 Martin Milner, World English Level1 StudentBook, textbook only, Cengage Learning 2015 Students should bring a small Japanese-English-Japanese dictionary to the class. The kind of dictionary used in High School is adequate. 基礎和英:英和辞典(高校で使われるような辞書で十分です。 ) Students will be evaluated by: Participation (30%), Homework and written class work (20%); In-class presentations (20%); Listening and Speaking tests* (30%). *A mid-term and term-end listening & speaking test will be announced and conducted at around week 7-8 and week 14-15. 授業への参加度 30% 宿題や授業中書いたり読んだりしたもの 20% プレゼンテーショ ン 20% 会話テスト 30% *会話テストは第7~8週目頃と第 14~15 週目頃に予告後、実施されます。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 英語会話2 教員名 Robert Garrity Robert Jolly 日笠 ロウェナ 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 後期 到達目標 Students will be able to understand simple conversations and messages in English and they will be able to express themselves in simple English and talk about various topics. They will enjoy communicating in English. Students will do further work based on Classroom English and Kids’ English activities. 授業概要 授業計画 授業方法 簡単な英語や英語会話を理解し、簡単な英語で身の回りのことを表現できるようになる。最終 的には英語が好きになり、英語で話すことが楽しくなる。また、プレゼンテーションを通して、 子どもたちに英語を教えるのに役立つ英語授業の簡単な指導法も知る。 This course is a continuation of semester 1. The work will be adjusted to fit the level of the class taking account of students’ progress from semester 1.The topics discussed will be mainly of students’ interests so that they can take initiative. Class activities will focus on pair and group work to improve their confidence in the four skills, listening, speaking, reading and writing. They will review basic grammar and vocabulary. They will listen to CDs that feature variety of genres, including conversations, interviews and radio shows. At each topic they are encouraged to bring their own information, ideas and opinion into the class. They will review basic grammar and vocabulary that will be useful in teaching English at elementary schools. この授業は前期の続きなので、前期の授業の様子や、レベルに合わせて進めていく。大学生が興 味を持てそうなトピックを取り上げて行くことによって、 積極的に授業に参加できるようにする。 話す、聞く、読む、書くといった四つのスキルに自信が持てるように、クラスルーム・アクティ ビティーはグループワークやペアワークで進めていく。また簡単なアクティビティーを通して基 本的な文法や単語の復習をする。会話、インタビュー、トークショーなどの様々なジャンルから 取り出した聴解もする。各トピックでは学生が簡単な英語を使って自分のアイデアや身の回りの ことをクラスメートとシェアできるような機会を作る。小学校英語に役立つような簡単な文法や 語彙の教え方の指導も行う。 第1回 Review 復習と夏休み 第2回 Communication (1) コミュニケーション (1) 第3回 Communication (2) コミュニケーション (2) 第4回 Moving Forward (1) 将来の計画 (1) 第5回 Moving Forward (2) 将来の計画 (2) 第6回 Types of Clothing (1) 衣服 (1) 第7回 Types of Clothing (2) 衣服 (2) 第8回 Review (1) 前半のまとめ 第9回 Lifestyles (1) ライフスタイル (1) 第 10 回 Lifestyles (2) ライフスタイル (2) 第11回 Achievements (1) 達成 (1) 第 12回 Achievements (2) 達成 (2) 第 13回 Consequences (1) 結果 (1) 第 14回 Consequences (2) 結果 (2) 第 15回 Review (2) 後半のまとめ Students are expected to participate actively. They will study and review basic grammar and will listen to CDs. They will also practice presentation skills and lead activities in a group. 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 積極的な参加をともなうペアワークやグループワーク。基本的な文法を復習し、CD を聞く。自 分の役割をきちんと果たし、グループで発表などをする。 授業外学習 Out of class students are expected to do short exercises from the textbook which cover grammar, reading, writing and vocabulary. From time to time they are asked to produce some written or oral work related to topics focused in the class. The textbook includes Online Practice that helps to improve vocabulary, grammar, speaking and listening skills. The students are expected to do these exercises at the end of each unit. Students will be asked to prepare at home for speaking test and presentation. 教科書 参考書 評価方法 既修条件 ・復習したり、授業で取り上げたりした文法、単語、表現等を使った定期的な宿題。 ・授業で話題になったトピックを基に書いたり、話したりする宿題が数回。 ・テキストに含まれているオンライン練習。 ・オーラルテストとプレゼンテーションの準備。 Martin Milner, World English Intro StudentBook, textbook only, Cengage Learning 2015 Students should bring a small Japanese-English-Japanese dictionary to the class. The kind of dictionary used in High School is adequate. 基礎和英:英和辞典(高校で使われるような辞書で十分です。 ) Students will be evaluated by: Participation (30%), Homework and written class work (20%); In-class presentations (20%); Listening and Speaking tests* (30%). *A mid-term and term-end listening & speaking test will be announced and conducted at around week 7-8 and week 14-15. 授業への参加度 30% 宿題や授業中書いたり読んだりしたもの 20% プレゼンテーション 20% 会話テスト 30% *会話テストは第7~8週目頃と第 14~15 週目頃に予告後、実施されます。 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 英語会話2 教員名 Robert Garrity Robert Jolly 授業種別 開講間隔 履修年次 到達目標 授業概要 授業計画 授業方法 週間授業 週1回 1 授業形態 単位数 学期 演習 1 後期 Students will be able to understand simple conversations and messages in English and they will be able to express themselves in simple English and talk about various topics. They will enjoy communicating in English. Students will do further work based on Classroom English and Kids’ English activities. 簡単な英語や英語会話を理解し、簡単な英語で身の回りのことを表現できるようになる。最終的 には英語が好きになり、英語で話すことが楽しくなる。また、プレゼンテーションを通して、子 どもたちに英語を教えるのに役立つ英語授業の簡単な指導法も知る。 This course is a continuation of semester 1. The work will be adjusted to fit the level of the class taking account of students’ progress from semester 1.The topics discussed will be mainly of students’ interests so that they can take initiative. Class activities will focus on pair and group work to improve their confidence in the four skills, listening, speaking, reading and writing. They will review basic grammar and vocabulary. They will listen to CDs that feature variety of genres, including conversations, interviews and radio shows. At each topic they are encouraged to bring their own information, ideas and opinion into the class. They will review basic grammar and vocabulary that will be useful in teaching English at elementary schools. この授業は前期の続きなので、前期の授業の様子や、レベルに合わせて進めていく。大学生が興 味を持てそうなトピックを取り上げて行くことによって、積極的に授業に参加できるようにす る。話す、聞く、読む、書くといった四つのスキルに自信が持てるように、クラスルーム・アク ティビティーはグループワークやペアワークで進めていく。また簡単なアクティビティーを通し て基本的な文法や単語の復習をする。会話、インタビュー、トークショーなどの様々なジャンル から取り出した聴解もする。各トピックでは学生が簡単な英語を使って自分のアイデアや身の回 りのことをクラスメートとシェアできるような機会を作る。小学校英語に役立つような簡単な文 法や語彙の教え方の指導も行う。 第1回 Review 復習と夏休み 第2回 Communication (1) コミュニケーション (1) 第3回 Communication (2) コミュニケーション (2) 第4回 Moving Forward (1) 将来の計画 (1) 第5回 Moving Forward (2) 将来の計画 (2) 第6回 Types of Clothing (1) 衣服 (1) 第7回 Types of Clothing (2) 衣服 (2) 第8回 Review (1) 前半のまとめ 第9回 Lifestyles (1) ライフスタイル (1) 第 10 回 Lifestyles (2) ライフスタイル (2) 第11回 Achievements (1) 達成 (1) 第 12回 Achievements (2) 達成 (2) 第 13回 Consequences (1) 結果 (1) 第 14回 Consequences (2) 結果 (2) 第 15回 Review (2) 後半のまとめ Students are expected to participate actively. They will study and review basic grammar and will listen to CDs. They will also practice presentation skills and lead activities in a group. 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 積極的な参加をともなうペアワークやグループワーク。基本的な文法を復習し、CD を聞く。自分 の役割をきちんと果たし、グループで発表などをする。 授業外学習 Out of class students are expected to do short exercises from the textbook which cover grammar, reading, writing and vocabulary. From time to time they are asked to produce some written or oral work related to topics focused in the class. The textbook includes Online Practice that helps to improve vocabulary, grammar, speaking and listening skills. The students are expected to do these exercises at the end of each unit. Students will be asked to prepare at home for speaking test and presentation. 教科書 参考書 評価方法 既修条件 ・復習したり、授業で取り上げたりした文法、単語、表現等を使った定期的な宿題。 ・授業で話題になったトピックを基に書いたり、話したりする宿題が数回。 ・テキストに含まれているオンライン練習。 ・オーラルテストとプレゼンテーションの準備。 Martin Milner, World English Level 1, second edition, textbook only, Cengage Learning 2015 Students should bring a small Japanese-English-Japanese dictionary to the class. The kind of dictionary used in High School is adequate. 基礎和英:英和辞典(高校で使われるような辞書で十分です。 ) Students will be evaluated by: Participation (30%), Homework and written class work (20%); In-class presentations (20%); Listening and Speaking tests* (30%). *A mid-term and term-end listening & speaking test will be announced and conducted at around week 7-8 and week 14-15. 授業への参加度 30% 宿題や授業中書いたり読んだりしたもの 20% プレゼンテーション 20% 会話テスト 30% *会話テストは第7~8週目頃と第 14~15 週目頃に予告後、実施されます なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 情報演習1 教員名 住山 晋一 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 前期 到達目標 ・実習を通じて、コンピュータや Windows の基本的仕組みを理解する。 ・E-mail の送受信や簡単なファイル操作ができるようになる。 ・Word や Power Point などのソフトを利用し、大学生活で必要なスキルを習得する。 ・Universal Passport の基本的な利用方法を習得する。 授業概要 一人一台のコンピュータを使用して、実習形式でさまざまな操作技術の習得をしていく。それと 同時に、操作の仕組みや背景を理解するといった、総合的な情報リテラシーの獲得を目指す。授業 内容は次第に難しくなっていくので、毎回出席することが重要である。初心者を想定した授業に なるが、上級者向けの別課題も用意する予定である。 授業計画 1.導入:教育用システム及び環境の理解、OS やメディアの基本操作、 「Office 365」を使用した メールの送受信 2.導入:ファイル操作と文字の入力・編集 3.メール:メーラ設定とメールの送受信、署名など様々な機能の利用 4.Web:ネット検索の基礎とネットデータの利用(1) 5.Web:ネット検索の基礎とネットデータの利用(2) 6.ワード:レポート文書作成に向けた Word の操作や諸機能の理解(1) 7.ワード:レポート文書作成に向けた Word の操作や諸機能の理解(2) 8.ワード:レポート文書作成に向けた Word の操作や諸機能の理解(3) 9.ワード:レポート文書作成に向けた Word の操作や諸機能の理解(4) 10.ワード:レポート文書作成に向けた Word の操作や諸機能の理解(5) 11.パワーポイント:プレゼンテーションに向けた Power Point の操作や諸機能の理解(1) 12.パワーポイント:プレゼンテーションに向けた Power Point の操作や諸機能の理解(2) 13.パワーポイント:プレゼンテーションに向けた Power Point の操作や諸機能の理解(3) 14.パワーポイント:プレゼンテーションに向けた Power Point の操作や諸機能の理解(4) 15.まとめ なお、授業内容や進度については、受講者の関心や理解度に合わせて担当教員が適宜調整する。 授業方法 実習形式 授業外学習 ・授業中に完成できなかった課題を行うこと。 ・授業で提出した課題を振り返り、教員への質問事項を明確化しておくこと。 教科書 なし。配布資料やウェブ上の資料を利用することもある。 参考書 授業中に適宜紹介する。 評価方法 課題の得点を 50%、授業への参加度を 35%、授業態度を 15%の割合で評価する。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 情報演習1 教員名 小野 功一郎 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 前期 到達目標 ・実習を通じて、コンピュータや Windows の基本的仕組みを理解する。 ・E-mail の送受信や簡単なファイル操作ができるようになる。 ・Word や Power Point などのソフトを利用し、大学生活で必要なスキルを習得する。 ・Universal Passport の基本的な利用方法を習得する。 授業概要 一人一台のコンピュータを使用して、実習形式でさまざまな操作技術の習得をしていく。それと 同時に、操作の仕組みや背景を理解するといった、総合的な情報リテラシーの獲得を目指す。授業 内容は次第に難しくなっていくので、毎回出席することが重要となってくる。初心者を想定した 授業になるが、上級者向けの別課題も用意する予定である。 授業計画 1.導入:教育用システム及び環境の理解、OS やメディアの基本操作、 「Office 365」を使用した メールの送受信 2.導入:ファイル操作と文字の入力・編集 3.メール:メーラ設定とメールの送受信、署名など様々な機能の利用 4.Web:ネット検索の基礎とネットデータの利用(1) 5.Web:ネット検索の基礎とネットデータの利用(2) 6.ワード:レポート文書作成に向けた Word の操作や諸機能の理解(1) 7.ワード:レポート文書作成に向けた Word の操作や諸機能の理解(2) 8.ワード:レポート文書作成に向けた Word の操作や諸機能の理解(3) 9.ワード:レポート文書作成に向けた Word の操作や諸機能の理解(4) 10.ワード:レポート文書作成に向けた Word の操作や諸機能の理解(5) 11.パワーポイント:プレゼンテーションに向けた Power Point の操作や諸機能の理解(1) 12.パワーポイント:プレゼンテーションに向けた Power Point の操作や諸機能の理解(2) 13.パワーポイント:プレゼンテーションに向けた Power Point の操作や諸機能の理解(3) 14.パワーポイント:プレゼンテーションに向けた Power Point の操作や諸機能の理解(4) 15.まとめ なお、授業内容や進度については、受講者の関心や理解度に合わせて担当教員が適宜調整する。 授業方法 実習形式 授業外学習 ・授業中に完成できなかった課題を行うこと。 ・授業で提出した課題を振り返り、教員への質問事項を明確化しておくこと。 教科書 なし。配布資料やウェブ上の資料を利用することもある。 参考書 授業中に適宜紹介する。 評価方法 毎回の提出課題80%、授業への参加度・受講態度20% 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 情報演習2 教員名 住山 晋一 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 後期 到達目標 ・E-mail や Web を利用してインターネットの活用ができる。 ・インターネットの特徴やセキュリティについての基礎的な知識が身についている。 ・Excel を利用して簡単なデータ処理が行える。 授業概要 一人一台のコンピュータを使用して、実習形式でさまざまな操作技術の習得をしていく。それと 同時に、操作の仕組みや背景を理解するといった、総合的な情報リテラシーの獲得を目指す。授業 内容は次第に難しくなっていくので、毎回出席することが重要である。初心者を想定した授業に なるが、上級者向けの別課題も用意する予定である。 授業計画 1.導入:PC とネットワーク、インターネット、本学のネット環境について 2.メール:メールの応用 3.Web:Web の応用(1) 4.Web:Web の応用(2) 5.Web:Web の応用(3) 6.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(1) 7.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(2) 8.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(3) 9.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(4) 10.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(5) 11.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(6) 12.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(7) 13. Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(8) 14. Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(9) 15.まとめ なお、授業内容や進度については、受講者の関心や理解度に合わせて担当教員が適宜調整する。 授業方法 実習形式 授業外学習 ・授業中に完成できなかった課題を行うこと。 ・授業で提出した課題を振り返り、教員への質問事項を明確化しておくこと。 教科書 なし。配布資料やウェブ上の資料を利用することもある。 参考書 授業中に適宜紹介する。 評価方法 課題の得点を 50%、授業への参加度を 35%、授業態度を 15%の割合で評価する。 既修条件 なし 2015 年度 教育学科教職課程科目シラバス 科目名 情報演習2 教員名 小野 功一郎 授業形態 授業種別 週間授業 演習 開講間隔 週1回 単位数 1 履修年次 1 学期 後期 到達目標 ・E-mail や Web を利用してインターネットの活用ができるようになる。 ・インターネットの特徴やセキュリティについての基礎的な知識を身につける。 ・Excel を利用して簡単なデータ処理が行えるようになる。 授業概要 情報演習1に続いて、一人一台のコンピュータを使用して、情報活用の基本的な操作技術をさら に向上させるとともに、情報演習1において習得した情報リテラシーの高度化を目指す。アプリ ケーションソフトとして、表計算ソフトを利用し、コンピュータを用いたデータ処理やグラフ作 成など情報の処理と視覚化に関するスキルを習得する。 授業計画 1.導入:PC とネットワーク、インターネット、本学のネット環境について 2.メール:メールの応用 3.Web:Web の応用(1) 4.Web:Web の応用(2) 5.Web:Web の応用(3) 6.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(1) 7.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(2) 8.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(3) 9.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(4) 10.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(5) 11.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(6) 12.Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(7) 13. Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(8) 14. Excel:簡単なデータ処理を目的とした Excel の操作や諸機能の理解(9) 15.まとめ なお、授業内容や進度については、受講者の関心や理解度に合わせて担当教員が適宜調整する。 授業方法 実習形式 授業外学習 ・授業中に完成できなかった課題を行うこと。 ・授業で提出した課題を振り返り、教員への質問事項を明確化しておくこと。 教科書 なし。配布資料やウェブ上の資料を利用することもある。 参考書 授業中に適宜紹介する。 評価方法 毎回の提出課題80%、授業への参加度・受講態度20% 既修条件 なし