...

(都市景観賞、エッセイ、鶴岡百景)(PDF:3122KB)

by user

on
Category: Documents
22

views

Report

Comments

Transcript

(都市景観賞、エッセイ、鶴岡百景)(PDF:3122KB)
鶴岡市都市景観賞
平成3年度
◎まちなみ部門
「㈲地主茶園の休憩空間」(本町一丁目)
1
近代的な整備が進む銀座再開発地区でお茶屋さんのイメー
ジに合った緑を配した休憩空間が公共空間をつくり出して、
歩行者の憩いの場所を提供している。
平成3年度
◎建築部門
「寛明堂写真館」(山王町)
2
建物を平成元年に改築したが、昭和7年築造のタイル外観
をそのまま残し、歴史を感じさせると共に、建物に光を当て
て情緒的な雰囲気を醸し出している。
平成3年度
緑化部門
「長島義弘邸の生垣」(城南町)
3
ブロック塀を道路の境界より後退させて造り、その空間の敷
地に中・低木を植栽し道路と空間を一体化させて、歩行者に
安らぎを与えている。
平成3年度
◎保存部門
「渡部益矢邸」(斎藤川原字林俣)
4
近年、急速に都市化が進むなかで、農村集落独自のゆった
りした敷地の中に、どっしりした3階建ての建築物が周囲と
調和して大切に保全されている。(大正13年建築)
平成4年度
◎まちなみ部門
「丸東、船岡米穀店、鈴木邸、瀧川かまぼこ店、コーセー美
容室の建築群」(本町一丁目)
5
5店舗が各々の店のイメージを強調しながら、建築の色彩・
形状を調和させ、新しい街並みを造り出している。
1
平成4年度
◎建築部門
「鶴岡マーケット」(本町一丁目)
6
江戸期の蔵づくりをイメージして建築されたものであり、内川
の石積みの護岸と相まって城下町の風情を醸し出してい
る。(平成3年建築)
平成4年度
◎建築部門
「両羽協和株式会社庄内支店」(千石町)
7
深い軒の出や暗褐色系の格子組、暖色系のタイル外壁など
の均衡ある表現により風土色豊かな外観を形造っている。
(昭和63年建築)
平成4年度
◎緑化部門
「木村一夫邸の生垣と植栽」(小真木原町)
8
生垣だけでなくコンクリートを覆い隠すように花を植栽し、行
き交う市民の目を楽しませてくれる。
平成4年度
◎保存部門
「伊藤克忠邸の黒松の大木」(家中新町)
9
市街地では珍しい黒松の大木で、推定樹齢約300年。しかも
樹勢がよく、樹肌が美しい大木である。
平成5年度
◎まちなみ部門
「大山丸丹」(大山二丁目)
10
和風建築で既存の蔵や倉庫とも一体的に整備されている。
歩道から後退させた空間は通りへの優しい気配りが感じら
れる。
平成5年度
◎建築部門
「よういち写真館」(伊勢原町)
11
区画整理された新しい住宅地に、本市を代表する大正時代
の建築物、大宝館をモチーフに建築され、この地区のシンボ
ル的存在といえる。(平成3年建築)
2
平成5年度
◎建築部門
「㈱安藤製作所」(西新斎町)
12
通りに面して木材を多く使用し、一見して木材に関係する会
社を連想させる。木材の持つ温かさ、柔らかさが公共空間に
好印象を与えている。(平成5年建築)
平成5年度
◎建築部門
「百瀬孝治邸」(家中新町)
13
京風造りの純和風の建物として建築されている。近年、洋風
の住宅が多く建築される中で、城下町らしい景観形成に寄
与している。(平成4年建築)
平成5年度
◎保存部門
「㈱本長」(大山一丁目)
14
大正時代に建築された建物で、昔ながらの商屋の雰囲気が
残されており、建物の両側の板塀と相まって、通りに城下町
の趣を感じさせてくれる。
平成5年度
◎保存部門
「カジュアルショップ ギンヨー827」(山王町)
15
大泉橋の橋詰めに昭和6年に完成した建物で、行き届いた
意匠と施工はすばらしく、ほぼ建築当時の姿で残されてい
る。
平成6年度
◎まちなみ部門
「本田耳鼻咽喉科医院、こんの整形外科、中村内科胃腸科
医院、澤田歯科医院の建築群」(新海町、みどり町)
16
市道の沿道約100メートル程度の短区間に4軒の医院が建
ち並び、それぞれの医院が個性的で明るい現代建築群の
景観を形成している。
平成6年度
◎建築部門
「庄内染織工芸サロン 大山石田屋」(大山二丁目)
17
蔵づくりの凛とした建築、外装などの醸し出す落ち着きと力
強さが、城下町の面影が残る大山の街並みに見事に調和し
た建物である。(平成6年建築)
3
平成6年度
◎保存部門
「平田貢邸の土塀」(昭和町)
18
この土塀は鶴ヶ岡城大手門に通じる旧羽黒街道筋に位置
し、杉皮ぶきの土塀と背後の白樫などが織りなす景観は、
繁華街にありながら一服の清涼を与え、城下町の名残を感
じさせてくれる。(江戸~明治初期建築)
平成7年度
◎建築部門
「大山商工会館」(大山字中道)
19
酒蔵をイメージし、瓦屋根、白壁などの部分には、大山の職
人技を発揮した建築となっている。(平成7年建築)
平成7年度
◎緑化部門
「安在耕作邸の石垣と植栽」(山田)
20
鋳型の石塀に育てた「オッコ」と「シェロ」の木が通りにうるお
いを与えている。
平成7年度
◎保存部門
「冨士酒造」(大山三丁目)
21
安永7年(1778年)創業の造り酒屋の住宅兼事務所が、建築
当時の姿そのままに保存されている。(明治7年建築)
平成7年度
◎保存部門
「菅秀二邸」(家中新町)
22
幕末から明治にかけて活躍した庄内藩城代家老、菅実秀の
屋敷で、当時の面影がそのまま残っている。(江戸中期建
築)
平成8年度
◎建築部門
「グランド・エル・サン」(東原町)
23
月山をイメージしたパーゴラ(藤棚)や、中庭の滝など庄内
の自然をモチーフに新しい街並みを形成している。(平成7年
建築)
4
平成8年度
◎建築部門
「佐藤正和邸」(道田町)
24
スケールの大きな外観に、細部まで気配りの行き届いた造
り。棟梁の技も各所に生かされている。(平成8年建築)
平成8年度
◎緑化部門
「阿部猛邸の植栽」(西新斎町)
25
庭を道路に向けて整備するという従来とは逆の発想が注
目。道行く人に潤いのある空間を提供している。
平成8年度
◎保存部門
「羽前絹練㈱」(新海町)
26
絹織物を加工している会社。明治創業の工場と昭和15年建
築の事務所が当時のままに保存されている。
平成9年度
◎建築部門
「山形銀行鶴岡寮」(三和町)
27
住宅地にマッチした建物で、モノトーンでまとめられた色使い
と和風的な外観で、以前からそこに建っていたかと思われる
景観になっている。(平成9年建築)
平成9年度
◎保存部門
「氏家昇一邸」(家中新町)
28
市街地では少なくなった茅葺屋根の曲屋(L型)で道路に面
した壁も板張りとなっており、古いものを大切に守っていこう
という気持ちが伝わってくる。また松の大木もよく保存されて
おり、建物とよく調和して武家屋敷の趣が感じられる。(江戸
末期建築)
平成9年度
◎保存部門
「斎藤市郎邸蚕室」(田川字蓮花寺)
29
市内では唯一現存する蚕室と思われ、絹織物で賑わった鶴
岡の往時をしのばせる貴重な建物である。(明治33年建築)
5
平成9年度
◎保存部門
「聴濤館」(加茂字加茂)
30
北洋漁業で賑わった、加茂の港をしのばせる洋館。材料の
レンガなども良質のものをふんだんに使っている。(大正10
年頃建築)
平成10年度
◎まちなみ部門
「柴田豊太郎邸」(大山三丁目)
31
白壁に黒格子の窓、黒の板塀と古き良き時代を思わせる外
廻りに建てられ、大山の街並みによく調和した建物となって
いる。
平成10年度
◎建築部門
「鈴木醤油店」(みどり町)
32
店舗の外壁に醤油樽の板を張り巡らし、看板も醤油樽の底
材を利用している。また、塀も醤油樽の材料を利用してお
り、老舗の面影をしのばせるものとなっている。(平成8年建
築)
平成10年度
◎建築部門
「レキシントン」(道田町)
33
世界的に活躍するジャズ奏者のライブコンサートを定期的
に開催しているホール。レンガを使った落ち着いた外観に仕
上げてある。ジャズを通して鶴岡のまちづくりに貢献してい
る。(平成7年建築)
平成10年度
◎緑化部門
「岡部寛邸の外観と植栽」(茅原町)
34
よりよい住環境をつくるため定められている地区計画実施
地区で、開放的な空間をつくりながら、個性あるたたずまい
をしている。花の鉢などで季節的な緑化を行い、道行く人も
楽しめる空間となっている。
平成10年度
◎保存部門
「割烹 三浦屋」(本町二丁目)
35
木造3階建ての珍しい建物で、旧七日町の反映を彷彿とさせ
る景観に貢献する建物となっている。(昭和13年建築)
6
平成11年度
◎建築部門
「割烹 紅屋」(泉町)
36
蔵づくりを意識して平成10年に増築したもので、店の前の新
しくなった開運橋や内川ホットパークともうまく調和し、落ち
着いたたたずまいとなっている。(平成10年建築)
平成11年度
◎建築部門
「松田富次邸」(鳥居町)
37
住宅地を流れる内川の景観と調和した数奇屋風平屋建て
で、庭木との調和や前庭とのバランスなど、周囲への配慮も
行き届いている。(平成10年建築)
平成11年度
◎緑化部門
「相馬宣夫邸」(切添町)
38
花と緑のある美しい街を目指して、新芽の美しいレッドロ
ビーを植えたもの。配色の統一性、規模ともにすばらしく、緑
あふれるまちづくりに貢献している。
平成11年度
◎保存部門
「秋野茂右衛門邸」(加茂)
39
酒田の本間家に次ぐ大地主であった秋野家の威光と、港町
として栄えた加茂の往時をしのばせる建物。(天保3年建築)
平成11年度
◎保存部門
「鶴岡ホテル」(本町二丁目)
40
明治時代に建築され、鶴岡を代表する大規模旅館として政
治家や文人墨客が多数投宿し、鶴岡の政治文化の足跡を
色濃く伝える建物。(明治期建築)
平成12年度
◎まちなみ部門
「ケトル・ワン」(本町一丁目3-39)
41
重厚なレンガ造り、開放的なウィンドー、多彩な植栽が相
まって安らぎある空間をつくり出すとともに、銀座商店街の
まちなみ向上に寄与している。
7
平成12年度
◎建築部門
「木村屋本店」(山王町)
42
山王通りに昔からある建物で、良好な状態で維持・保存され
ており、老舗の風格を漂わせている。モダンな洋風建築を今
に伝える、資料的にも貴重な建物である。(昭和初期建築)
平成12年度
◎緑化部門
「三和メイテックの植栽」(宝田三丁目)
43
開放的で大規模な植栽が、緑の少ない旧7号線沿いにうる
おいを与え、幹線道路の景観形成に寄与している。事業所
の積極的な緑化推進として、今後のモデルになることが期
待される。
平成12年度
◎緑化部門
「鳥居町の生垣が続くまちなみ」(鳥居町)
44
5軒の民家で協力するように、道路の面して生垣が連続して
いる。これほどまとまって生垣を形成しているのは市内でも
珍しく昔の面影を感じさせる通りとなっている。
平成13年度
◎まちなみ部門
「由豆佐売神社の参道」(湯田川温泉街)
45
この通りには、歴史の重みを感じさせる旅館が建ち並び、城
下町鶴岡の奥座敷と呼ばれる温泉街の雰囲気を色濃く感じ
させる空間となっている。石畳による参道も周囲の景観と調
和しており、大切にしていきたいまちなみである。
平成13年度
◎まちなみ部門
「加藤健邸」(大塚町)
46
自分たちだけでなく、見てくれる人たちにも楽しんでもらえる
ような庭作りの意図が感じられ、まちなみに対する波及効果
が期待される。ウッド仕立ての家屋ともマッチして良好な景
観を演出している。
平成13年度
◎建築部門
「布屋オオノ」(家中新町)
47
城下町らしさが最も残る家中新町にあって、周辺の歴史的
建造物との調和を図るとともに、景観の向上に寄与してい
る。古材の再利用など伝統的な技法と現代建築の融合に
よって、新たなまちなみ再生の可能性を提示している。
8
平成13年度
◎緑化部門
「高橋医院」(本町二丁目)
48
昔からある樹木を上手に利用しながら、医院の建物だけで
なく、駐車場の部分も植栽で取り囲んでいる。市の中心街に
緑豊かな生活環境をつくるとともに、道行く歩行者に安らぎ
を与えてくれる景観を創造している。
平成13年度
◎まちづくり部門
「花咲き誇る町おおつか」(大塚町町内会)
49
町内会を単位とした住民活動だが、プランター・花苗の無料
配布、助成制度の創設など、既成の枠組みにとらわれない
独自の活動を展開している。住民が気軽に参加できる活動
を通して、景観の向上を図るとともに、地域の活性化にも貢
献している。
平成14年度
◎まちなみ部門
「金峯神社入口のまちなみ」(大字青龍寺字北内地
内・青龍寺橋~粟島神社までの通り)
50
ここは古くからの金峯神社入口の通りであり、山を背
景に緑豊かな生垣や樹木、昔の面影を漂わせる石垣が
続き、美しい景観を創出している。神社へと誘う独特
の雰囲気も持ち合わせており、左右の家並みを含め大
切にしていきたいまちなみである。
平成14年度
◎建築部門
「遊工房&シーグラス」(馬場町)
51
鶴岡カトリック教会の向側に位置し、異国情緒に溢れ
た建物は、鶴岡の新しい景観として評価に値する。ま
た、開放感のある吹き抜けや窓にステンドグラスの板
を用いるなどのこだわりもすばらしい。駐車場と建物
の入口に設けられたガーデニングもやさしく人々を迎
えてくれる。
平成14年度
◎緑化部門
「菅原信行邸の生垣と植栽」(新海町)
52
ボリュームのある多種類の樹木と四季折々の花々は、
多様性に富み人々の目を楽しませてくれる。市の中心
部にあって緑と潤いのある生活環境づくりに貢献して
いる。
9
平成14年度
◎まちづくり部門
「国道112号沿道花壇」(日出東町内会)
53
国道112号沿道花壇の取組みは、鶴岡の玄関口として良
好な景観を形成するとともに、運転者や地域住民にやすら
ぎを与えている。また、町内会の全体的な活動として長年に
わたり浸透しており、地域コミュニティの形成にも貢献してい
る。
平成15年度
54
◎まちなみ部門
「菊地内科クリニック・レストランもくもく・鈴木不動産事務所・
FORGE&ZEST(フォージェ&ゼスト)・Michi(みち)・ポプラ
薬局のまちなみ(東原通りのまちなみ)」(東原町25番地)
区画整理が行われ誕生した新しい街区に、各店舗がそれぞ
れの個性を出しながら協同して行ったまちなみづくりは、空
間の広がりを感じさせ、歩いても楽しいまちなみを創出して
いる。各店舗が協同でまちなみを考え、それを実現するとい
う行為は、今後の景観形成のあり方の先進例として評価で
き、波及効果が期待される。
平成15年度
55
◎建築部門
「金屋興業株式会社」(大字平京田字屋敷廻り)
製材工場として当初建築されたこの建物は、木材を多く利用
し、工場などの建築にありがちな圧迫感を和らげ、温かみの
ある景観を創出している。また、森の守り神としてのフクロウ
の彫刻もポイントとなっている。
平成15年度
56
◎緑化部門
「衆楽園」家中新町
市の中心部にあって30年以上に渡り、所有者の「庭はお客
様をもてなす部屋」という考えから道行く人に見てもらいたい
という一心で庭づくりが行われており、その行為と緑化への
貢献が評価できる。
平成15年度
◎まちづくり部門
「美原町フラワー並木通り」美原町町内会
57
美原町町内会の長年に渡るフラワー並木通りの取り組み
は、町内会活動として広がりをみせ定着しており、住民によ
る自主的な維持管理活動も行われている。よく手入れされ
た花々は住民の和を表すとともに、道行く人々の目を楽しま
せてくれる。
※写真は受賞当時のものを使用しています。一部、現況と異なる場合があります。
10
誰かに伝えたい 大好きな場所、とっておきの風景
エッセイ応募作品
”「鳥居川原」小風景”
1
鳥居町を小生子供の頃「鳥居川原」と呼んでおりました。また、
昔、羽黒山の一の鳥居があったそうです。内川に沿っての昔ながら
の小道、城下町鶴岡を静かに見守ってきたお寺の老樹欅は毅然とし
た姿で天を仰ぎ、垣根は簡素な造り、また親しみのある内川は悠然
と流れ風格を示し、周囲の光景は素朴で大変立派です。川端を歩く
たびに鶴岡のよさが感じられます。「鳥居川原」小風景大好きで
す。(平成14年度応募作品)
場所:鳥居町
正覚寺、常源寺
大東町
H.Nさん
”とっておきの風景「三雪橋より」”
2
内川にかかる赤い三雪橋。その上に立って三方を見渡すとき、東
に月山、北に鳥海山、南に金峯山の山々が望まれる。いずれも今は
高い建物に阻まれて全容を見ることはできないが、春は残雪の月
山、夏は秀麗な青い鳥海、秋は紅葉した金峯山、そして冬は橋の名
の通り、真白な三山の姿が冬晴れの空に浮かぶ。今日も私は信号を
待つ間、欄干によって、この美しくもなつかしい山々の姿を探して
いる。(平成14年度応募作品)
家中新町 R.Sさん
”赤川堤と月山の山脈”
3
少年時代(昭和25~30年頃)は、赤川の流れも水清く、夏に
なると毎日のように泳ぎに通ったものです。イタズラ盛りの仲間
と、帰途あまりの空腹に耐えきれず、時々川原の畑で胡瓜を失敬し
たり、時には見つかって追いかけられたりもしました。そんな昔が
とても懐かしく思い出されます。泳ぎ疲れて見る月山・鳥海の山脈
は、子供心にも、その雄大さと何故か将来への見果てぬ夢を抱かせ
てくれるものがありました。
苗津町 S.Sさん
”赤川堤防・老樹桜並木”
4
延々と続く赤川堤防と老樹桜並木は重みのある風景、大好きです。樹
齢百年以上経った桜並木は若木に負けることなく開花時爛漫に咲き誇
り、人々の心を酔わせ楽しませてくれます。夏は花火大会、大輪夜空を焦
がし、又秋には清流赤川の川岸で芋煮会など開かれ、よき憩いの場で
す。私は節のよい時、三川橋羽黒橋間の堤防を新鮮な空気を吸いながら
散歩快適です。堤から見える月山、鳥海山は赤川堤防・老樹桜並木の風
景を一段と盛り上げております。
場所:日出町-朝暘町-大宝寺
大東町 H.Nさん
”由良坂を越えたら”
5
中条から嫁いで20年という月日を、私はこの海の景色を何百回と目に
してきた。うれしい時も、悲しい時も、つらい時も、まるで懐のようにすっぽ
りと心の中まで飲みこまれてしまうような、そんな一瞬を私はいつも期待し
ていた。そして、その思いは裏切られることなく、四季折々に違う感動を私
に与えてくれた。春は澄んだ空気の中にキラキラと水面が輝き、夏は照り
つける太陽の下、燃えるような熱い海が広がり、秋には落ち着いた色合
いを見せ、そして冬には重く深く、沈むような海にと変化する。私にとって
世界一大きな額縁のない大切な絵のような風景だと思っている。
場所:由良の海(由良坂から見た由良の海)
大塚町 Y.Sさん
”田舎の眺望(ながめ)”
6
観山橋は鶴岡市街地と庄内空港や庄内浜を結ぶ主要道路の大山川
(面野山)に架かる橋です。 この橋に立つと、北方に鳥海山、東南方に月
山・母狩山・金峰山、西方には高館山・庄内砂丘を一望され、川の流れに
写す秋は百万石の黄金の穂波。豊かな自然、多様な季節の移り変わり
で、それぞれ魅力を楽しめるところが好きです。
場所:面野山
面野山 S.Tさん
”内川百景”
7
8
私には、帰省の度に心待ちにしている景色があります。 春には桜。とり
わけ神楽橋より金峰山を望む公園の川面に写す桜一帯は、誠に一枚の
絵を観る素晴らしさです。 夏は紫陽花。鶴園橋より映画館付近を見下ろ
した所に紫陽花の大木があります。雨の日こそ遠回りしても必見の光景
です。 秋は致道館庭園の萩。青空の下香りを聞くと、安心して長い2学
期に入ります。 冬は天からの贈り物が全てをすっぽりと包み、まるでおと
ぎの国のような景観です。中でも内川護岸に降り積もった新雪が写すコン
トラストの美しさには息を呑みます。そして、早春。船戸橋で気が付けば、
あたかもナイフで絵の具を重ねたような月山の雄大な姿に、地元就職の
希望を確信しました。
朝暘町 K.Mさん
”満作の花の咲く散歩道”
静寂を守る空気とやさしい自然で満ちあふれている高館山休養林。雪
解けの3月を迎えると、もう満作の花に会いたくてそわそわしてくる私。人
間関係で悩み疲れ、出口を見つけられず、切ない時に、思いがけず友人
から満作の花の絵手紙が届いた。春の訪れを誰よりも早く感じ、寒くても、
その時の気候に左右されずに自分の咲く時を知っている花だという事を
知り、何度も歩いたこの散歩道を、私は生まれて初めて満作の花に会い
に出かけた。1枚1枚が細く小さい、こんな華奢な花びらのどこに、この寒
さに耐える力を持っているのだろう。不思議な驚きと、自分の弱さを思い
知らされたような気がした。そして、自分の生き方を変えるべきヒントとパ
ワーをこの満作の花から教えてもらった。あの日以来、3月の早春の中、
咲き誇る満作の花に会いに行くのが、一番の楽しみになっている。
場所:高館山休養林
大塚町 S.Sさん
”城畔の道”
9
古都鶴岡の中心地であり、シンボル的位置を占める鶴ヶ岡城趾公園と
致道博物館に挟まれた道は、鶴南・鶴工・鶴北・家政の各高校に通じる通
学路でもある。桜並木と板塀の道は、城下町にふさわしい風情があり、脇
のお濠は昭和十年代まで、学生のプール代わりに利用されたとか。そこ
からは、オリンピック候補も巣立ち、そして今も、前途有為な若者が登下
校している。
場所:家中新町
苗津町 S.Sさん
”赤川の桜越しにみる月山”
国道112号沿い、赤川堤の満開の桜越しに遠望する霊峰”月山”は、出
羽庄内の春爛漫の風景として素晴らしく、石川啄木の”ふる里の山はあり
がたきかな”の歌を彷彿とさせます。
10
場所:大宝寺
大宝寺町 S.Mさん
”水と緑とパノラマと”
早朝、このコースが私の自転車での毎日の散歩道。各名山を眺めなが
ら。また、桜並木には小鳥も姿を見せ、自然を満喫しながら、朝の空気を
心ゆくまで楽しんでいます。三川橋の中央付近(赤川の川巾の中央点)か
ら望むパノラマは、正に水と緑のパノラマの鶴岡を実感しています。河原
ではスポーツを楽しむ人達も少なくありません。朝の空気と、光、そして他
人との朝の挨拶、毎日の散歩が楽しくて・・・。また、赤川の清々しい流れ
は、心を洗ってくれます。
場所:てくてく健康ウォーク赤川堤コース、三川橋中央付近
大宝寺町 S.Kさん
11
”鶴岡工業高校の正門”
校歌の一節にも記されている「大正春九年」創立より八十年の風雪に耐
え、二万余名の卒業生を送り出し、今も生徒の登下校を見守り続けてい
る古い校門である。学舎は昭和50年に建て替えられたが、その校門だけ
は昔のままに、今も厳として城畔に立っている。校名の古い表札(木製)
は、平成元年度の入学生が卒業記念として掛け替えたものである。
12
場所:家中新町
苗津町 S.Sさん
”自宅より眺む残雪白鳥の月山”
四季折々の月山、自宅より毎日眺められ、幸せなことです。来客の方も
座敷より月山を眺め、うらやましいとのことで、残雪白鳥の姿が出て来る
時のシャッターチャンスを、毎日期待しながら、晴れる日を待っています。
今年は例年より20日位遅れました。
13
遠賀原 M.Rさん
”金峰山中腹から見た母狩山”
四季それぞれに美しい風景を見せてくれる街鶴岡。そのなかに
あって我々山岳愛好者に身近な存在である金峰、母狩の峰々。市民
歌や市民登山等でなじみ深い所でもあります。金峰山山頂を目指し
て中の宮を越え急坂を登り終えてほっとすると、左の方向に母狩山
の端正な姿が目に飛び込んできます。鶴岡市の最高地点であるこの
山は、そのユニークな山名や様々な伝説と共に、登山の対象として
私の好きな、そして心和ませてくれる所です。
14
大山二丁目
写真:金峰山頂から鶴岡を望む
K.Sさん
鶴岡百景マップ対応表
自
月山
然
眺望
見る場所
日枝より1、金峰山山頂より2、大山公園より3、下
川より(ポプラの木と月山)4 、赤川土手より5、文
下より6、安丹より(安丹川(堰)と月山)7、安丹
より7
金峰山・母狩山
見る場所
日枝より1、のぞみ町・桜新町の満天橋の通りより8、
泉町・内川ほっとパーク 9、泉町・とぼり広場やぐら
より 10 、陽光町・朝暘4小より 11 、安丹より(愛宕神
社と)7
鳥海山
見る場所
今泉・加茂海岸より 12 、各海岸より 13 、金谷・金峰
街道より 14
庄内平野
(鶴岡市街地)
見る場所
菱津・加茂坂トンネル入口より 15 、金峰山山頂より2、
辻興屋・西郷地区の庄内砂丘より 16 、
海、川
由良海岸 17 、三瀬海岸 18 、青龍寺川 19 、八沢川(大山川) 20
緑
庄内砂丘の黒松並木 21
歴
歴 史 を 伝 え る 藩校致道館 22 、大宝館 23 、致道博物館(旧西田川郡役所) 24
風景
史
暮らし
城下町の名残り
釈迦堂・丙申堂板塀の通りの山当て 25 、三雪橋の山当て 26 、お堀
の山当て 27 、鶴岡公園周辺の松 28 、神楽橋周辺 29
寺社
常念寺 30 、井岡寺 31 、大督寺 32 、善宝寺 33
鶴岡天満宮 34 、山王日枝神社 35 、水上八幡神社 36
公園
鶴岡公園 37 、大山公園 3、梅林公園 38
街路・通り
川端通り 39
その他
鶴岡タウンキャンパス 40
自然の風景・景観
見る場所
眺望
応募者推薦理由
国道345号南バイパスにより遠方の建
物等が隠され下に広がる水田と月山が
一体の景観をなしている。冬には夕日に
映える雪の月山が特に美しい
月 山
日枝字鳥居上より
がっさんはたかいやまです。おうちからも
みえるけど、やっぱりこっちのしゃしんの
ほうがたかいとおもいました。
金峰山山頂より
先日、久しぶりに大山公園に行ってきま
した。大山の市街地と月山の眺望がすば
らしいので応募しました。
大山公園より
なぜこんなところにポプラの木が立ってい
るのでしょうか。不思議です。気になる風
景ですね。
下川(ポプラの木と月山)
赤川土手の一周4.5キロのジョギング
を楽しんでいる主婦です。三川橋を
回り、左手に見える月山の風景は、
疲れを忘れてしまいます。また、桜の
季節も最高です。
赤川土手より
月山はここから見るのが一番だと思いま
す。
文下より
自然の風景・景観
見る場所
眺望
応募者推薦理由
安丹川(堰)の正面に月山が見えて、川
が月山から流れてくるようです。
月 山
安丹より(安丹川(堰)と月山)
京田地区の農道でウオーキングを楽しん
でいます。庄内平野の広大な田園を通し
て写る月山がきれいなので応募しまし
た。
安丹より
日枝に住んでいますが、金峰山の四季が
美しいので応募しました。また、家のおじ
いさんは毎朝手を合わせて金峰山を拝ん
でいます。
金峰山・母狩山
日枝より
新しくできた道路と橋なのに、通りの向こ
うに金峰山がどっしりとそびえ立つ景観
は、昔からここにあったような気分にさせ
てくれる。鶴岡らしいこの眺めを大切にし
たいと思う。
のぞみ町・満天橋の通りより
新しい街なので山当ての手法を用いた訳
ではないでしょうが、道の正面に見える金
峰山は迫力があると思います。
桜新町・
満天橋の
通りより
内川に架かる橋からの景観もいいが、内
川ほっとパークからの金峰山、母狩山を
遠景にし、内川の水面と開運橋の見える
景観はふるさとの川・内川を象徴する美
しい景観だと思う。
泉町・内川ほっとパークより
自然の風景・景観
見る場所
眺望
応募者推薦理由
とぼり広場はワークショップを通じて整備
された広場ですが、なかでもやぐらは三
方向について山当てを考えて設置されて
います。特に南の方角は、金峰山、母狩
山、さらには合併後、一緒になる温海町
の稜線まで見えます。住民参加で考えた
やぐらなので推薦しました。
金峰山・母狩山
泉町・とぼり広場やぐらより
四小グランドからは、みどりの金ぼうとみ
どりのほかり山がならんできれいに見え
るから。天気のいい日にグランドにでると
金ぼうとほかり山がちゃんとよくみえる。
陽光町・朝暘4小より
愛宕神社のこんもりとした屋敷林が気に
入っています。その背景に見える金峰
山・母狩山がきれいに見えます。
安丹より(愛宕神社と)
庄内海岸から眺める鳥海山は、まさに
「出羽富士」そのものである。その雄姿
(コニーデ)は永久に変わることなく、我々
を楽しませてくれるであろう。
鳥海山
※コニーデ…円すい状火山
今泉・加茂海岸より
温海から北上し、堅苔沢に来ると、遠く海
の上に鳥海山が見える。私はこの風景を
見たとき、鶴岡に帰ってきたなと実感す
る。海岸線の道路からは、ここの他に油
戸から加茂に向う途中と、加茂から湯野
浜に向う途中に海に裾野をのばした鳥海
山が見える。だんだん山が大きくなり、湯
野浜付近では、黒松と庄内砂丘が下に
連なっていくのも絶景だ。
各海岸より(海に浮かぶ鳥海山)
金峰街道で櫛引方面から鶴岡に向うと、
母狩山の山すそを通るので、鶴岡市街地
と鳥海山がきれいに見えます。国道112
号を走るより眺めがいいので、よく利用し
ます。写真では収穫前の枝豆畑が前面
に写ってしまいましたが、右手に広がる
田んぼとその向こうに見える鶴岡のまち
を眺めながら移動できる金谷から青龍寺
付近までの金峰街道からの風景を推薦し
ます。
金谷・金峰街道より
自然の風景・景観
見る場所
眺望
応募者推薦理由
大山方面から加茂坂トンネルに入る前に
後ろを振り向くと、庄内平野がきれいに見
えます。トンネルをつくらなかったら見るこ
とのできなかった風景なのだかと思うとと
ても新鮮です。写真では移っていません
が、写真の中央を横に羽越線が通ってい
るので時々、長い貨物列車や6両編成の
いなほ、2両編成の鈍行が平野を横切っ
ていきます。
庄内平野
(鶴岡市街地)
菱津・加茂坂トンネル入口より
ながめがよく、いろんな生き物がいるきん
ぼうさんがすきだから。あと、きんぼうの
てっぺんからはつるおかのとおくまで見え
るから。
金峰山山頂より
湯野浜から面野山に行く途中、砂丘の山
を下りはじめるところから月山、鳥海山、
金峰山、庄内平野と鶴岡市街地などが見
える所がある。きれいに区画整備された
水田と豊かな恵みを与えてくれる山々の
連なりがとても美しく感じる。
辻興屋・西郷地区の庄内砂丘より
(県道・辻興屋~湯野浜)
自然の風景・景観
見る場所
海、川
応募者推薦理由
幼い頃から見ていますが、いつ見てもと
てもキレイです(特に夕方頃)。一人でも
たくさんの人に見てもらいたいと思い推薦
しました。
由良海岸
由良(写真:事務局)
由良海岸は日本の渚100選にも選ばれて
いるようですが、白山島と海に浮かぶ鳥
海山がとてもきれいなので応募しました。
由良・県道の休憩スポットより
夏、毎日のように三瀬から小波渡に通じ
る笠取峠をウォーキングしていました。少
しきつい坂道を登りきるとさわやかな海
風と共にまるで箱庭のような景観が広が
ります。「みしゃご岩」もきれいな姿を浮か
べています。いつまでも大切にしたい又
自慢したい景色です。
三瀬海岸
三瀬・笠取峠より
川のきれいさと両側の緑の木々。朝少し
早く起き散歩するとすがすがしい空気を
吸うことができます。静かな川面を見てい
ると " ほっと ″します。このまま
ずーっと残したい風景だと思います。
青龍寺川
新海町・
西大海橋より
庄内平野の南西部に位置し、現在は大
山川の呼称を使っていますが、以前は八
沢川と呼ばれた中流地域で、平成16年
親水公園として鶴岡市が整備し「八沢川
せせらぎ公園」と命名され開園した場所
で、鳥海山を背景に川と庄内平野と名山
の織りなす景観は自然の美しさと人の心
をなごませるものがある。
八沢川
(大山川)
水沢字前川原・八沢川せせらぎ公園より
緑
湯野浜に向う途中、黒松並木の中、木洩
れ日が道路を照らすところを通るとき、い
よいよこの先に湯野浜海岸が見えるんだ
という期待でワクワクする場所だ。
庄内砂丘の黒松並木
下川地内・県道(辻興屋~湯野浜)
歴史の風景・景観
見る場所
歴史を伝
える風景
藩校致道館
応募者推薦理由
酒井藩が創設した学問所。威厳が保た
れ昔の風格が偲ばれる。鶴岡城下町の
シンボルである。
今の時代だから、なおさら必要。昔の人
たちが藩校に学んでいる姿が目に浮か
ぶような気がします。さまざまな事件が起
きる現代社会、忙しいということでなくて、
時間を作り何度も何度も入館していただ
きたいところです。見ることも社会に貢献
することだと思います。見えないものを見
るように。
城下町鶴岡の「質実剛健」の気風はここ
致道館をその源としている。建築物として
の荘厳さは勿論のこと、精神的なより所
としての存在意義は偉大である。
※古の心目覚める致道館、藩校の教え
今も脈々と
大宝館
異国情緒豊かなバロック風建築の大宝
館は、四季折々 城址の緑と調和し、市
民の心のいやしの風景である。また、多く
の先人たちの偉業を偲ぶことの出来る記
念館でもある。後生に残したい一コマで
ある。
※先人の偉業たたえる大宝館、大正のロ
マン漂う大宝館、大正へ歩み誘う大宝
館、大正の香り芳し大宝館、大正へタイ
ムスリップの大宝館
歴史の風景・景観
見る場所
歴史を伝
える風景
応募者推薦理由
大宝館
鶴岡城址公園の内堀緑あふれる老松を通した赤いトンガリ帽子をいただく白亜の物
産館、会議場、図書館として時代とともに過ごした大宝館と内堀を囲む樹々。水面
に影を浮かべ白鳥の白さがくっきりと美しさを増している。
致道博物館
(旧西田川郡役所)
大山街道を東進して十字路で信号で止
まった折、前方の景色がいいなぁと思っ
たので
(上 写真:事務局)
私たちの町は酒井家のおひざもと、特に
酒井藩ゆかりの建物や史蹟が点在して
おります。その中でも致道博物館の内部
の建築物及び風情、大督寺の山門(建造
物)を推薦しました。
外国の影響を受けた擬洋風建築の「郡役
所」に当時の人々は驚喜したにちがいな
い。この貴重な建築物は公園の自然とも
よく溶け合い、春の桜、秋の桜紅葉(さく
らもみじ)との相性も頗るよく、美しい姿で
ある。
※東西の技術の結晶 郡役所、棟梁の
熱き思いの郡役所
歴史の風景・景観
見る場所
応募者推薦理由
釈迦堂・丙申堂板塀
の通りの山当て
城下町の
名残り
※「山当て」…鶴岡の中心
部は江戸時代にまちの原型
がつくられ、主要な通りや、
お堀などから鳥海山、金峰
山、母狩山が通りの正面に
見えるように設計された「山
当て」の手法が用いられて
います。(事務局)
外堀堰、丙申堂の板塀など城下町の風
情を感じながら見上げる古里の山の景色
が美しい。
※写真でははっきりわかりませんが、この道路
の正面に金峰山が見えます。(
事務局)
泉町、馬場町(写真:事務局)
鶴岡市街からの鳥海山の眺望は、ここか
らが一番美しいと思う。特に冠雪した季
節はくっきりと近くに勇姿をみせてくれる。
朝、ここから鳥海山が見えたとき、よし今
日もがんばろうと思う。
三雪橋の山当て
やはりここからの金峰山の眺望は一番だ
と思う。この眺望を守るため手前にある
建物も配慮したデザインや高さにしてほ
しいと思う。金峰山は生活の中で季節を
感じさせてくれる。また、"金峰山に雲が
かかると、市街にも雨が降る″とか、"金
峰が雪で白くなるともうすぐ街にも雪が降
る″など、私達の暮らしの中に溶け込ん
でいるところもすばらしい。
高校の3年間この風景を見ながら通いま
した。四季を通じて金峰山が印象的に見
えます。
お堀の山当て
鶴岡公園
鶴岡公園周辺の松
鶴岡公園の他の場所と違う特徴は、松の
木が点在する景観だと思う。昔、お城が
あった場所を特徴づける石垣と松は城下
町鶴岡らしさを表している。また、公園周
辺に隣接する民地にも松が植栽され一
体的な空間をつくり出しているところも大
切にしたいものだ。
鶴ヶ岡城の石垣を再利用して護岸をつ
くったとされる場所です。内川の藻もきれ
いに映えて、城下町の名残を感じさせてく
れます。
神楽橋周辺
本町三丁目
歴史の風景・景観
見る場所
寺社
応募者推薦理由
明治21年5月より時鐘として昭和17年3
月迄1時間毎打ち鳴らされ時を告げてい
た由緒ある最上家ゆかりの梵鐘で人々
の暮らしと結びつき生活にしみ込んでい
たといわれています。赤い橋と緑に囲ま
れた鐘楼は昔を偲ぶ風景です。
常念寺
睦町
藤沢周平作品中に出てくる寺院またテレ
ビ等にて全国に紹介されています。簾桜
で荘内地方には珍しいと思いましてぜひ
鶴岡百景にと思います。写真は4月下旬
にとったので散り始めています。
井岡寺
井岡
同寺院は藤沢修平の作品の中にも記載
されてあります。なお、桜の名所でも知ら
れており、市内では「すだれ桜」でも有名
です。テレビ等においても紹介されており
ます。(作品名「紅の記憶」豪勝寺)
私たちの町は酒井家のおひざもと、特に
酒井藩ゆかりの建物や史蹟が点在して
おります。その中でも致道博物館の内部
の建築物及び風情、大督寺の山門(建造
物)を推薦しました。
大督寺
家中新町
善宝寺
埼玉から嫁いできて、初詣にいったら風
情があってとても好きになりましたので応
募しました。高い杉の木や五重塔、山門
なども歴史を感じさせてくれます。
(上 写真:事務局)
下川
歴史の風景・景観
見る場所
寺社
応募者推薦理由
天神祭りの舞台であり、神社内の樹木も
見上げるほどの大きさがあり、鶴岡を代
表する景観と思い応募しました。
鶴岡天満宮
神明町
まちなかにあって、ほっとさせてくれる緑
がある場所です。歴史的にも由緒あると
ころなので推薦しました。
山王日枝神社
山王町
中世に神楽楯の名称の楯跡があり、老
木の点在する中に室町様式の建造物を
とりいれ重要文化財となっている本殿と
神社入口の石鳥居から拝殿までつづく敷
石の参道・石造りの手水舎は鎮守の森と
して地域の人々の崇敬を受けた神社の
景観を今に伝えている。
水上八幡神社
水沢字楯の下
暮らしの風景・景観
応募者推薦理由
見る場所
公園
鶴岡公園
鶴岡公園の白い桜(雪景色)
通勤でいつもこの芝生の横の道を歩いて
いますが、ここから見る大宝館は芝生の
上に建っているようでよいし、夕方は旧郡
役所のシルエットが浮かび上がり素敵で
す。
鶴岡公園南側芝生の横の歩道
昭和26年に県一の公園となって以来、桜
の名所として県下に広く知られ、今も四季
折々の花、紅葉の名所として、高館山自
然休養林(昭和49年指定)と共に市民の
散策行楽の中心となっている。
大山公園
たまに釣りをしますが、いつ行っても
すばらしい景色なので応募しました。
下池
鶴岡の梅の名所である。高低差のある園
内の散策路には美しい紅梅、白梅の他
にも種々の花が咲き美しい景観をなして
いる。
梅林公園
湯田川
暮らしの風景・景観
応募者推薦理由
見る場所
街路・通り
ちょっと早く起きると朝日があたりとてもき
れいです。
川端通り
本町一丁目
鶴岡タウンキャンパスが百間堀の水面に
影を落として緑豊かな樹々の間より遠く
金峰、母狩の山々が美しく映えて見える。
その他 鶴岡タウンキャンパス
馬場町
Fly UP