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アメリカンフットボール三田会会報 ∼2008年秋季シーズン開幕号∼

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アメリカンフットボール三田会会報 ∼2008年秋季シーズン開幕号∼
アメリカンフットボール三田会会報
∼2008年秋季シーズン開幕号∼
発行責任者 会長 神田 克美
2008 .9.1
フロントスタッフからのメッセージ
Managing Director
小布施 均(S52)
「行く川の流れは絶えずして しかも元の水にあらず」
創部73年目の夏、今年もバス4台を仕立てて部員160名が夏合宿に向かった。今年の夏合宿は信州の車山高原、宿舎とグラウンドが
隣接しており、ミーティング部屋も豊富で、食事も美味しくボリュームがあることから3年前から使用している。普段は70ヤードに満
たない狭いグラウンドで練習しており、選手130名が衝突の回避やプレーに制限を加えての練習なので、広いグラウンドの練習は何よ
りも貴重な時間である。近年リーグ戦の開催時期が早まり、夏合宿とはいえリーグ戦で戦う相手を想定した実践的練習内容になって
いる。
夜は、ミーティングやルールの講義等がぎっしり詰まっており、一昔前のような夏合宿=地獄の体験というイメージとは様変わり
だ。38年前、私が高校一年生の時は大学部員と高校部員が一台のバスに乗り込み、茨城県の高萩で合宿したことを思い出すと隔世の
感がある。38年前のこの年に現在の理工学部のある矢上台キャンパスが建設されることになり、それまで使用していた矢上台のグラ
ウンド(当時はこのグラウンドを嵐ケ丘グラウンドと呼んでいたと記憶している)から、現在のグラウンドに移転を余儀なくされた。
移転先の現アメリカンフットボール場は、草木は生え放題で、ろくな整地もされてなく、大学部員と高校部員が合同で夏の初めに
丸まる1週間掛けて、カマやクワを使って草木の伐採、リヤカーでの運搬、ローラによる整地などグラウンド整備に当たったことを鮮
明に覚えている。その後、数回に渡りグラウンド環境の改善が行われたが如何せん70ヤードの狭いグラウンドは変わりない。
来年には、慶應義塾創立150周年の記念事業の一環としてマムシ谷に第二体育館が竣工する。そうなれば、ハンドボール部が移転す
ることになる。これで30ヤードほどグラウンドを拡張できるし、人工芝のグラウンドに衣替えできればリーグ戦と同じ環境のグラウ
ンドになる。
(現在、リーグ戦は全試合が人工芝の公共グラウンドで開催されている)なんとしても実現したい。今年は9月第一週から
リーグ戦から始まるが、今年のチームの特徴を一言でいうならば、
“バランス”である。オフェンスとディフェンスのバランス、ライ
ンズとバックスのバランス、パスとランのバランスが取れている。
特に、従前強豪トップチームと大きく差のあったオフェンスラインやディフェンスラインのサイズは、近年のリクルート活動や
フィジカルトレーニングの積み重ねで改善傾向にある。でも極端に弱いところも無いが、極端に強いところも無いとも言える。だか
ら、競り合いで期待される「個の能力」による場面の転換は考えにくい。どのような場面に於いても冷静さを失わず、自分たちのゲー
ムプランを忠実に実現する規律あるチームプレーが求められよう。
この秋のリーグ戦は、早稲田戦(10/26)日大戦(11/8)まで取りこぼさずに勝ち進み、この2戦に勝負を掛けるようなリーグ戦の
展開に持ち込みたい。これが出来れば、その先の関東選手権(クラッシュボウル)甲子園ボウルの勝利も手元に引き込むことができる
だろう。そのためにも一人でも多くのOB諸氏に試合会場に来ていただき、熱い声援で今の部員達に勇気を与えていただきたい。
また、グラウンド環境等の改善にも温かいご支援をお願いしたい。73年間におよぶ川の流れはこれからも永々と続くのだから。
春の試合結果
日 程
対 戦 校
試合会場
2008/ 4/20 ㈰ 13:30
慶應 46 − 0 神奈川大学
アミノバイタルフィールド
2008/ 4/29 ㈫ 14:00
慶應 17 − 24 早稲田大学 駒沢陸上競技場
2008/ 5/ 3 ㈯ 16:30
慶應 7 − 36 法政大学
川崎球場
2008/ 5/25 ㈰ 11:00
慶應 3 − 6 立教大学
駒沢陸上競技場
2008/ 6/ 1 ㈰ 13:45
慶應 3 − 7 駒沢大学
駒沢大学二子玉川 GR
2008/ 6/ 8 ㈰ 13:30
慶應 24 − 13 同志社大学(第60回)
同志社 京田辺 GR
2008/ 6/15 ㈰ 16:00
慶應 16 − 6 名城大学
アミノバイタルフィールド
2008/ 6/21 ㈯ 13:30
慶應 19 − 17 中央大学
アミノバイタルフィールド
2008年秋季リ一グ戦日程(一部Aブロック)
●
●
●
●
●
●
●
●
9月 6日㈯
9月20日㈯
9月27日㈯
10月13日
(月・祝)
10月26日㈰
11月 8日㈯
11月23日
(日・祝)
12月 7日㈰
vs 東京大学
vs 専修大学
vs 東海大学
vs 東京学芸大学
vs 早稲田大学
vs 日本大学
vs 一橋大学
CLASH BOWL
14:30
13:15
13:45
13:15
13:45
13:15
10:30
Kick
Kick
Kick
Kick
Kick
Kick
Kick
Off
Off
Off
Off
Off
Off
Off
ーー
@アミノバイタルフィールド
@川崎球場
@アミノバイタルフィールド
@川崎球場
@アミノバイタルフィールド
@川崎球場
@アミノバイタルフィールド
@味の素スタジアム
『第56回早慶アメリカンフットボール対校戦』報告
会場:駒沢陸上競技場 14:25 Kick Off 天候:晴れ
観客動員:6,500名
TEAM
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
慶應義塾大学
7
0
3
7
17
早稲田大学
0
10
0
14
24
通算成績 37勝19敗1分
勝利チーム賞:早稲田大学
ベストマネージメント賞:早稲田大学
ベストプレーヤー賞:カーム・コーザ杯 WR/K#81 木村洋(早稲田大学4年)
ジョセフ・レスティック杯 WR#10 小鹿雄貴(慶應義塾大学3年)
TEAM
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
慶應義塾高等
0
0
0
7
7
早稲田学院
7
10
6
14
37
勝利チーム賞:早稲田学院
ベストオフェンス賞:早稲田・小林 勇気 慶應・岡部 翔太
ベストディフェンス賞:早稲田・長尾 篤 慶應・松崎 傑
伝統の早慶戦に6,500人を超える多くの観客が集結した。早慶戦2連敗中の我らがユニコーンズであるが、その勝利を信じて慶應ス
タンドは試合前から熱気に満ちていた。
暑く熱い初夏の日差しの下、両者の勝利への執念が激突した。
早慶戦らしい素晴らしい試合であった。両校の勝利への執念がぶつかり合い、気持ちと気持ちの見事な勝負となった。
それだけに慶應のこの負けは非常に無念である。
立ち上がりから反則を出しつつもチャンスをしっかりとモノにできたオフェンス、幾度のピンチに勝負どころできっちりと抑え
たディフェンス、どちらも課題はあるものの秋への期待が高まる素晴らしいプレイを見せてくれた。
そして、昨秋から試合に随時出場していた若手の成長がうかがえたこと、金子主将を中心にまとまったチームになっていることな
ど、例年以上に完成度が高く感じられた。
この早慶戦で、現役選手は言葉にならないほどの悔しさを感じていることと思う。
しかし、運良く今年は秋のリーグ戦で早稲田と同ブロックとなっている。この無念を是非とも秋の早慶戦で晴らしてもらいたい。
これから春のオープン戦、合宿へと続いていきますが、皆様におかれましても是非とも選手の成長、挑戦を声援という形で後押しし
ていただきたいと思います。2008年ユニコーンズをみんなで応援していきましょう!!
リポート:深田 英生(H19)
ーー
『第60回・同志社定期戦』報告
会場:京田辺・同志社キャンパス内・フットボール場 13:30 Kick Off 天候:晴れ
TEAM
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
慶應義塾大学
0
10
7
7
24
同志社大学
7
0
0
6
13
通算成績:49勝10敗1分
第60回という記念すべき定期戦となった今年の同志社戦。
24−13で勝利できたことは、現役にとっても三田会にとってもメモリアルデイとなった。
ディフェンスはタックルポイントへの集まりも良かった。また、オフェンスも粘り強いブロックが目に付いた。但し、ミスが無かっ
たわけではない。相変わらずタックルミスもあり、パスディフェンスも技術的、能力的な不安が残る。
オフェンスもブロッカーとキャリヤーとのタイミングが合っていないケースが多々あった。
ミスをいかに無くすかが、課題である。
同志社の反則も多く、若干助けられた感もあるので反省材料はしっかり記憶し、次回の試合に臨んで欲しい。
同志社は大学が人工芝のグラウンドを提供、部室は今後拡張するため、OBが資金を集め環境整備をするようだ。慶應も近い未来に
環境を整えてあげたいものである。
今回、同志社定期戦は、初めて京田辺の同志社キャンパス内にあるアメリカンフットボール・グラウンドにおいておこなわれました。
JR京田辺駅または近鉄新田辺駅からタクシーで1,000円以上かかるため、決して交通の便が良い所ではありませんが、キャンパスの
大きさに驚きました。
森を切り開いて作った広大な土地に、校舎・イベントホール・グラウンドが点在します。建物と建物の間の距離が広いため、校舎間
の移動だけでかなり時間がかかりそうです。
まるでアメリカの地方の有名大学のような様相でした。
グラウンドも、陸上競技場・サッカー場・アメリカンフットボール場などが同じエリアに並んで作られており、サッカーとアメフト
はそれぞれ人工芝の専用グラウンドとなっています。
試合後は、両校選手・OBが学食に集まり、総勢200人以上のレセプションが開催されました。
この中で伝統の同志社戦の歴史がスライド放映され、参加者に感動を与えました。
試合場には野村前会長他、東京からお見えいただいたOBやご父兄も多数おられ、応援者の数でも決して負けていなかったことをご
報告し、厚く御礼申し上げます。
リポート:清水・米本(S52)
ーー
2008年Unicorns春季総括及び秋季リーグ戦への展望
2008年度新生Unicornsは「ワンランク上へ」を合言葉に、2/11より春季シーズンへ突入しました。先ずシーズンイン当初はこれま
での大きな課題である「トップチームとのフィジカル・レベルの差」を埋めるべく、西村ヘッドトレーナーの徹底指導の下、ウェイ
ト・ラントレを主体とした体力強化に取り組みました。特に今季は個人別の体重・筋力の目標設定を明確にし、全員がその目標をク
リアすべくチームとして取り組んだ結果、ラインメンに於いては体重100kgオーバーのメンバー数が例年より遥かに多く出る結果と
なっています。
4/20の神奈川大学戦より始まった春季オープン戦は、早稲田・同志社の定期戦を含む8戦(内東西一部校:6戦)を行い、4勝4敗の
五分の星で終了しました。この春季オープン戦では、特にチームの戦力層を厚くする為に下級生主体のゲームも組んだ関係で下位ラ
ンクのチームに敗戦を喫する事もありましたが、秋季本番に向けては意義のある施策であったと思います。
また今春のオープン戦のスタッツを見ると、興味深いデータも残っています。
Run
回数
2007秋季
2008春季
Pass
yds
回数
合計
yds
281
1,705
92
668
75%
72%
25%
28%
292
1,510
158
897
65%
63%
35%
37%
回数
yds
373
2,373
450
2,407
昨年度秋季リーグ戦合計のオフェンスのスタッツと比較して、今春は意欲的にパッシングアタックに取り組んでいる事が判ります。
(回数・獲得yds共に約10%up)
新入部員に関しては、積極的なリクルーティング活動の成果が現れ、近年では最多の40名を超える有力新人の獲得に成功しました。
9/6(土)の東大戦より始まる秋季リーグ戦に向けてですが、春季の試行錯誤を踏まえて新しいUnicornsの躍進が期待できそうです。
上述の通り、経験豊富なQB青樹(3年)、笹谷・小鹿・芳賀・松本等3年生を中心に豊富な逸材を擁するレシーバー陣による空中戦は
昨年までのレベルを大きく超えるものになるでしょう。バックフィールドもエース村岡(3年)含めて層の厚さを誇っており、伝統の
力強いランニングアタックも健在です。闘将金子・岡田(4年)等の率いるOLユニットは、若手の成長・確実な大型化が武器です。
ディフェンスもベテランから若手まで幅広い登用が予測されます。今春のU19・GCB日本主将を務めた芦名(2年)・パワー溢れる
副将栗原・スピード抜群の長島(3年)がリードするフロントライン、経験豊かな小佐野・星野・間仁田等のLB陣、最上級生の副将
太田、神山のベテランが牽引するDBで構成されるチームのアグレッシヴディフェンスに注目です。
キッカーに昨年の山中に匹敵する人材を欠くのは課題ですが、パンターとしてはWR兼任の長身黒川(2年)が抜群の飛距離を誇り
ます。
今季慶應の所属するAブロックに於いては、昨年甲子園出場の日大・今春の定期戦でも逆転負けを喫した早稲田等の上位校との
対戦に勝利する事が、必須テーマとなります。
3回の夏季強化合宿を終えて逞しく成長した2008Unicornsがフィールドに勇姿を現わす日はもう間近です。OB・OG・関係者諸氏
のスタンドでのご声援を心よりお待ち致しております。
チーム強化GM:山澤(S58)
ーー
2008夏合宿リポート
秋季リーグ戦まで1ケ月を切り、ユニコーンズは昨年と同様、信州車山高原にて夏季強化合宿を行いました。
第1次合宿が8月6日〜12日
選手114名 マネージャー14名 トレーナー9名 アナライジング11名。
(総勢148名)
第2次合宿が8月15日〜20日
選手114名 マネージャー13名 トレーナー9名 アナライジング11名。
(総勢147名)
神田会長をはじめ多数のOBが視察、差し入れに来られ、現役を激励しました。
標高1400メートルに位置する車山合宿も3年目を迎え、夏はユニコーンズ用ともなった120ydsのグラウンドで選手達は精一杯汗を
流し、鍛え、素晴らしい練習を行いました。
更に8月30日〜9月2日に、第3次合宿を「慶應山中山荘」で行い最終調整をし、いよいよ2008年秋のリーグ戦に突入します。
リポート・写真:米本(S52)
練習前のハドル
今年度QB、今年の得点は彼らの腕にかかる
縁の下の力持ち、マネージャー
選手のコンディション作りは、トレーナー
相手チームの分析のプロフェッショナル
アナライジンズスタッフ
この食欲がパワーの源
ーー
主将・主務が秋への抱負を語る
「ルールクリニック」
本年も三田会より審判登録をされている、薮内氏・大野氏を合
「金子主将」
宿に迎え、ルールクリニックを行いました。
第1次合宿はスキルアップを重点とした合宿となってます。
以下が、本年の改正事項となります。
そのために勝負への拘り、ワンワンでの拘り、オフェンスとディ
1)サインの撮影禁止
フェンスへの拘り、本当に勝つことに拘る合宿と考えてます。
チーム関係者が出すサインの撮影が禁止となった。
控えている2次合宿においては、徐々に東大戦にむけての準
2)チョップ・ブロックの定義変更
備と、試合に対する緊張感を、高めて行くことになります。
フィールド上のどこであれ(ランナーを除く)、相手に対し
最後の調整合宿として、山中湖での3次合宿を行い、仕上げ
て2人のプレイヤーによる、 「ハイ・ロー」または「ロー・
の合宿になります。
ハイ」の組み合わせによるブロックのこと。
「ロー」ブロッ
秋のリーグ戦では早稲田・日大戦がキーゲームとなると思い
クとは相手の股またはその下に対するものをいう。ブロッ
ますが、どのチームに対してもチャレンジャー精神で戦う所存
クの場所、時間等による規定が無くなった。
です。
3)フィールドゴール時のキッキングティーの使用禁止
特に早稲田戦には負けたくありません。
4)キッキングティーの規格の変更
アメリカンフットボール三田会のOBの皆様には、グラウン
ティーの高さが、地上2インチ(約5センチ)までから地上
ドを離れていても、1,000人以上のかたがたに見えない所で私
1インチ(2.5センチ)までに変更となった。
ども現役を見守って頂き、感謝を申し上げますとともに、誇り
5)不用意なホイッスル時の計時調整の廃止
に思っております。
ゲームクロックの時間は、不用意なホイッスルが吹かれた
その皆様の期待にお応え出来るように頑張りますので、是非
プレーの前の時間に戻さないことになった。
(昨年までは戻
試合会場に足をお運び頂きたく、宜しくお願い申し上げます。
された)
6)キックオフ時の25秒計の計時開始
「鹿野主務」
審判員がキッカーにボールを渡し、かつ全員の審判員の用
最後のシーズンなので、決して後悔しないように合宿から一
意ができた時に、レフリーはレディ・フォー・プレイを宣
日一日を大切に過ごして、勝てるチーム作りに貢献したいと
言することとなった。
思っております。
7)ショルダー・ジャージーの襟をつかむタックルの禁止
特に意識して取り組みたい事は、チーム内のコミュニケー
例外:両タックルの内側にいるランナーやポケットの中に
ションを円滑に行うことです。
いるクォーターバックに対しては、禁止事項とならない。
アメリカンフットボール三田会のOBの皆様にはいつも多く
8)フェイスマスクの罰則変更
のご支援を賜り、感謝しております。皆様のご期待を裏切らな
フェイスマスクまたはヘルメットの開口部をつかんでひね
いようチーム一丸となって、全力投球します。
る、回す、引いた場合のみが15ydsの反則となった。偶然
必ず勝利を重ねますので、ぜひ試合会場にお越し下さい!
の場合は反則外となるが、攻撃・守備側も偶然につかんだ
だけで、不正な手の使用などの他の反則が適用される。
9)危険なタックルの禁止
ヘルメットの頂点から相手に当たっていくこと、かつヘル
メットの頂点で相手を狙い撃ちすることが禁止となった。
また、無防備な相手の首またはその上部に対して、接触が始
まり、かつ相手を狙い撃ちすることが反則となる。
10)サイドライン妨害への警告廃止(罰則変更)
サイドライン妨害 1回目・2回目が警告、3回目の連反が
5yds、以降は15ydsであったが、1回目・2回目の違反が
ディレイ・オブ・ゲームとして5yds、3回目以降の連反が
スポーツマンらしからぬ行為として15ydsの罰則となった。
ーー
Unicorns Home Coming Day報告
7月12日(土)に、日吉マムシ谷嵐が丘グラウンドにおきまして、第5回ホームカミングデーが開催されました。
連日の雨で天気が心配されましたが、当日は朝から日差しが照りつけるなど晴天に恵まれ、穏やかな雰囲気の中で会が始まりました。
会は2008年度主将である金子和央の乾杯にはじまり、歓談になると現役部員とOB・OGの方々が楽しくバーベキューや飲み物を堪
能したり、談笑したりする姿も見受けられ、交流を深めていました。
又、昨年同様に幼稚舎フラッグフットボールの皆様もご招待致しました。子供たちと現役部員がフラッグフットボールを行うなど
会は大いに盛り上がりをみせ、グラウンドを元気にかけまわる子供たちに負けじと、現役部員も大いに楽しんでおりました。
しばしの歓談の後、これからのユニコーンズを活気付けてくれるであろう新入部員48名を紹介致しました。
多くの新入部員を迎え昨年よりも人数が多くなったチームに、ご参加いただいた皆様から声援や温かい拍手を頂きました。
続いて、現役幹部が、秋シーズンへの抱負を語りました。
また、今年度初の試みである「春シーズン優秀選手」の発表が沢柳ヘッドコーチより行われ、ディフェンスは、DL長島尚平(3年)
が、オフェンスは、WR笹谷洋介(3年)が選ばれました。両選手とも、秋シーズンへの力強い意気込みを述べました。
その後、金子主将のリードのもと、参加者全員で部歌を斉唱した後に、記念撮影を行い、最後に今年度より三田会会長を務める神
田会長より貴重なお言葉を頂戴し閉会しました。
暑い中、ホームカミングデーにご来場頂いたOB・OGの皆様、幼
稚舎フラッグフットボールの皆様、誠に有難うございました。
加えまして、例年美味しいお肉を提供して頂いているS62年卒の田
巻様、この場を借りて御礼申し上げます。
ご協力有難うございました。
ホームカミングデーを通じて、日頃なかなかお話する機会のな
いOB・OGの皆様と交流することができ、多くの方々に支えられて
いることを、改めて実感した次第でございます。皆様のご期待に沿
えます様、
『学生王者』という目標にむけ、現役一同これからも練
習に励んで参りますので、今後とも変わらぬご支援・ご声援の程、
宜しくお願い致します
マネージャー:宮内美帆(商学部3年)
ーー
アメリカンフットボール募金の報告と御礼
平成17年10月より開始した「アメリカンフットボール募金制度」が本年9月で3年間の終期を迎えます。
この募金の目的は、主にプロコーチの招聘等現役強化のために創設されたもので、目標額は3千万円としました。
お蔭様で現在までに三田会会員をはじめとするユニコーンズ関係者、選手の父母など多くの方々より¥41,948,229−のご寄
付をいただきました。
ここに、アメリカンフットボール三田会役員を代表して厚く御礼申し上げます。
一方、プロコーチ雇用のために本年12月までに累計で¥28,000,000−が支出される予定です。
そして来年からは、このプロコーチ雇用経費は三田会年会費と現役選手の部費で賄われることになります。
募金残額の¥13,948,229−は今後のグラウンド拡張工事や施設改善の為の資金とさせていただきます。
今後も我が部が関東一、日本一になることを願い三田会会員各位の温かいご支援をお願い申し上げます。
幹事長兼会計担当役員
堀 雅之(昭和55年卒)
編集後記
卒業以来、医学部のコーチ・監督等、アメリカンフットボール三
そして、少しでも多くの現役の情報をお伝え出来るように、今後
田会に携わってきましたが、今の現役の環境を見ると、グラウン
も活動したいと思います。
ド面以外では大変恵まれていると思っております。
2年後に創部75周年も控え、この三田会としての節目に、皆様のご
それはやはり三田会・ご父兄の皆様の援助があってのことと痛感
協力を得ながら広報としてさらに頑張ります。
します。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
現役選手・スタッフのハツラツとしたプレイを見ることは、私に
とってとてもリフレッシュになるとともに、辛苦をともに出来る
副会長・広報担当
ことをとても幸せに感じております。
米本篤弘(昭和52年卒)
ーー
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