...

『雲南のお茶と古茶樹』 『インドシナ半島から雲南、そしてチベット高原へ』

by user

on
Category: Documents
19

views

Report

Comments

Transcript

『雲南のお茶と古茶樹』 『インドシナ半島から雲南、そしてチベット高原へ』
カワカブ会/2016.3.21 発行
茶馬古道に関する2つの講演会のお知らせ
『雲南のお茶と古茶樹』
茶馬古道に関連して、お茶をテーマにした講演会を開きます。
講師の鈴木さんは、雲南の茶山に足しげく通うお茶屋さんです。プーアル茶などの中国茶の基本から
お話しいただいて、美味しいお茶や古い茶の樹を求めて雲南の山々を歩いた旅の様子を語っていただ
きます。貴重な古茶樹の茶葉も持ってきていただいて、試飲する時間をもうけます。
古茶樹を探す旅は、茶とともに生きる人々と出会う旅でもあるといいます。悠久の茶を味わいながら、
現地の少数民族との交流や、1本1本の古木の物語にも耳を傾けたいと思います。
●日時: 3月21日(月) 14 時∼16 時半
●会場: 東大島文化センター (第 1 研修室)
(江東区大島 8-33-9、都営新宿線・東大島駅から 5 分)
●講師: 鈴木朋博氏 (茶芸師、青蛾茶房・代表)
●会費: 1,000 円 (学生 500 円)
*facebook での講演会紹介 https://www.facebook.com/events/1674770726094535/
*青蛾茶房 http://seigasabou.com/
古茶樹の前に立つ鈴木さん
『インドシナ半島から雲南、そしてチベット高原へ』
―茶馬古道とタカラガイの道―
茶馬古道の歴史や地理的広がりをテーマにした講演会を開きます。講師の上田先生は中国社会史
が専門で、中国の歴史に関する本を多く出版されているなかで、茶馬古道に関する本「東ユーラシアの
生態環境誌」も書かれています。茶馬古道の歴史を知るうえで、もっとも参考になる本です。
今回の講演では、最新刊『貨幣の条件 ∼タカラガイの文明史∼』の内容も織り交ぜながら、雲南を
中心にした壮大な交易の物語について語っていただきます。
●日時: 4月3日(日) 14 時∼16 時半
●会場: 月島区民館 (5 号室)
(中央区月島 2-8-11、地下鉄・月島駅から 2 分)
●講師: 上田信氏 (立教大学教授・文学部史学科)
●会費: 1,000 円 (学生 500 円)
<上田先生からのコメント>
雲南は東ユーラシアの「臍(へそ)」。インドシナからチベット高原に
いたる南北の路、中国の中核地域とインドのアッサム地方とを結ぶ東
西の路、交易の大動脈が雲南で交差します。
雲南では8世紀から17世紀なかばにかけて、千年ものあいだタカラ
ガイが貨幣として用いられました。海に産する貝は内陸の雲南に、ど
こからどのように運ばれたのでしょうか?貨幣として使用されなくなっ
た貝は、どこに行ったのでしょうか? 茶馬古道をたどりながら、その
ナゾに迫ります。
【カワカブ会】
上田信教授
梅里雪山(チベット名:カワカブ)を中心に、ヒマラヤ・チベットの自然と文化、聖地について学び、情報
発信することを目的とした集い。聖地を訪ねる旅や講演会を企画する。代表は小林尚礼。
〈連絡先〉 [email protected]、Tel・Fax:045-507-5677、横浜市青葉区鴨志田町 569-1-21-508
Fly UP