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授業科目 精神看護学 講師名 看護専任教員他 開講時期 1年

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授業科目 精神看護学 講師名 看護専任教員他 開講時期 1年
授業科目
精神看護学
講師名
看護専任教員他
開講時期
1年次後期~3年次後期
単位数
6単位
195時間
【目 的】
看護の対象である人間の心の働きとその成長、及び心の健康問題について理解する。ま
た、人間関係を基盤にした、心の健康を回復させ保持・増進をめざす看護を実践するため
に必要な、基礎的能力を養う。
【構 成】
精神看護学 6単位
精神看護学概論
精神の疾病・障害
195時間
1単位 30時間
1単位 15時間
精神看護学方法論Ⅰ
1単位 30時間
精神看護学方法論Ⅱ
1単位 30時間
精神看護学実習
2単位 90時間
授業科目
精神看護学概論
講師名
吉野 美紀子
所属
開講時期
一年次後期
単位数
1単位
30時間
時間数
看護専門学校
必修科目
【学習目的】
精神看護の概要を学ぶ。精神看護の目的、精神保健・医療・福祉・看護の歴史と現状・課題、
精神看護の対象と特徴、基礎的な技術と方法、自己洞察の重要性が理解できる。
【学習目標】
1.精神看護の目的が理解できる
2.精神保健・医療・福祉・看護の歴史と現状・課題が理解できる(処遇・人権問題を含む)
。
3.精神看護の対象が理解できる
4.精神看護の特徴が理解できる
5.精神看護の基礎的な技術と方法、自己洞察の重要性が理解できる
【学習内容】
1.精神看護の目的
1)精神看護の目的 2)精神看護に関する用語の解説 3)精神の疾患・障害のとらえか
た 4)精神看護の対象 5)社会動向と精神看護の必要性 6)精神看護の位置づけ
2.精神保健・医療・福祉・看護の歴史と現状・課題(処遇・人権問題を含む)
1) 超常現象から狂気、狂気から精神病、精神病から精神障害への歴史的変遷
2) 西欧の精神医療・看護の歴史
3) 日本の精神医療・看護の歴史
4) 今日的課題と倫理的諸問題・人権保障、精神保健福祉法の概要
3.精神看護の対象
1)精神の構造・機能
2)ストレス-脆弱性モデル 3)生物学的(医学)モデル
4)精神力動モデル
5)成長発達モデル
6)危機予防モデル
7)障害モデル(ICF) 8)社会学・現象学モデル
4.精神看護の特徴
1)看護理論:患者-看護師関係
2)看護モデル:セルフケアモデル、適応モデル
5.精神看護の基礎的な技術と方法
1)コミュニケーションの技法 2)患者‐看護師関係の振り返り
3)家族支援・当事者活動
4)看護師のメンタルヘルス
5)リエゾン精神看護
6)体験学習(ロールプレイ・リラクセーション)
【使用テキスト】
系統看護学講座 専門分野Ⅱ『精神看護の基礎・精神看護学 1』医学書院
系統看護学講座 専門分野Ⅱ『精神看護の展開・精神看護学 2』医学書院
国民衛生の動向
【評価方法】
筆記試験 レポート
備考
授業科目
精神の疾病・障害
講師名
開講時期
2年次前期
単位数
田中伸一郎
1単位
時間数
所属
杏林大学病院
15時間
【学習目的】
精神の疾病・障害に関する基礎的な知識を学び、精神の疾病・障害をもつ人を理解する方法を学
ぶ。
【学習目標】
1. 精神の疾病・障害の概念や診断・治療法の正確な知識を習得することができる。
【学習内容】
1.精神障害とは
2.精神症状の捉え方と診断法
3.精神の疾病・障害の治療法(精神・薬物・身体・行動・作業療法等)
4.精神医学の各論(統合失調症、感情障害、不安障害、人格障害、物質性精神障害、認知症、
脳器質性精神障害)
【使用テキスト】
標準精神医学(医学書院)
明解看護双書3 精神看護学(金芳堂)
看護技術支援テキスト精神看護学(日本看護協会出版社)
【評価方法】
筆記試験
備考
授業科目
開講時期
精神看護学方法論Ⅰ
2年次前期
講師名
単位数
田中 伸一郎
1単位
時間数
所属
杏林大学病院
30 時間
必修科目
【学習目的】
こころの健康とは何か、からだの健康との関係について学ぶ。また、生から死までのライフステージ
のさまざまな危機における問題を理解し、こころとからだの健康維持および回復を図るためのかかわり
について学ぶ。
【学習内容】
総論 「こころの健康について考えてみよう」
1. こころの健康とは
2. こころとからだの健康
3. 精神医療の歴史
4. 健康と病と「死」
5. ライフステージと危機介入
各論 さまざまな状態における「こころの健康」
1. 統合失調症
2. 摂食障害
3. 気分障害
4. 発達障害
5. アルコール関連障害
6. せん妄と認知症
7. 神経症性障害
8. パーソナリティ障害
【使用テキスト】
講師の資料
【評価方法】
・終了試験
『コメント』
わからないことがあったら、どんどん質問してください。
ときどきアンケートを配りますので、そちらに質問内容を書いてもらってもかまいません。
備考
長谷川病院、多摩たんぽ
授業科目 精神看護学方法論Ⅱ
講師名
堀田聡子,千葉信子
玉井わか子,
所属
ぽ看護訪問ステーション、
杏林大学病院
看護専門学校
開講時期 2 年次後期
単位数
1単位
時間数
30 時間
必修科目
【学習目的】
神障害者がもつ諸問題を看護の視点からアプローチし、自立・回復に向けて、他職種の連携や看護
を理解する。また、精神障害をもつ事例の看護展開が理解できる。
【学習目標】
1.
2.
3.
4.
精神障害者の生活行動上の問題や症状に対する、援助方法を理解できる。
精神障害者の治療過程に応じた看護方法や、他職種との連携を理解。
地域における精神障害者に応じた看護方法を理解できる。
精神障害をもつ事例の看護過程展開が理解できる。
【学習内容】
1. 病的不安・強迫行為・ひきこもりに対する看護
2. 攻撃的・衝動的行為・自殺企図に対する看護
3. 操作・試し行為・抑うつ状態・幻覚・妄想状態と看護
4. そう状態・依存症と看護
5. 急性期の状態像と看護
6. 回復期の看護
7. 慢性期の看護
8. 地域で暮らす精神障害者の特徴
9. 精神保健福祉領域の社会資源
10.地域精神保健活動における看護の役割
11.看護活動の実際
12.事例の看護過程の展開
【使用テキスト】
精神看護学(金芳堂)
実践看護技術学習支援テキスト精神看護学(日本看護協会出版)
【評価方法】
終了試験(筆記試験 80点)
課題提出 20点 (合計100点満点)
備考
授業科目
開講時期
精神看護実習
2 年次 1 月
~3年次12月
杏林大学病院
講師名
実習担当教員
各病院実習指導者
所属
単位数
2単位
90 時間
時間数
長谷川病院・山田病院
看護専門学校
【学習目的】
精神の疾病・障害をもつ人をありのままに理解し、適応を促進するための看護ができる基礎的能力、
および自己洞察しうる態度を習得する
【学習目標】
1. 精神の疾病・障害をもつ人の治療と生活の場を知り、処遇の現状と看護の役割を理解できる。
2. 精神の疾病・障害をもつ受け持ち患者を理解できる。
3. 患者に行われている看護の実際を理解できる。
4. 自己の言動・行動を振り返り、患者-看護者関係を考察できる。
【学習内容】
1. 課題学習
1) VTR 視聴
2) 実習事前学習
3) 事前レポート
2. 臨地実習
1) 学習目標(実習目標)に沿い、受け持ち患者(以下患者)との関わりを通して、実習する。
2) 患者に行われている活動療法・集団療法に参加する。
3) 患者の病態・看護・治療について自己学習する。
4) 生活背景と人間関係、健康的側面をアセスメントし、患者を理解する。
5) 看護過程を展開し、患者に必要な援助の一部を実施する。
6) プロセスレコードを活用し、自己洞察する。
7) 行動制限に関する看護の学習会をもつ。
8) 実習終了日課題レポート(精神科のイメージの変化)
9) 終了レポート(①受け持ち患者との関わりを通して学んだこと ②実習中に気づいた自分)
【評価方法】
1. 臨地実習要項「評価規定」に基づき行う。
2.
評価の基準は「精神看護実習成績表」の評価内容に沿って、実習の出席状況・実習内容・終了レポ
ートにより行う。
備考
「精神看護学実習」の受講には、実習開始前に、総取得単位数が「72単位以上」であり、
以下の科目の単位を履修していることが必要である。
基礎看護学実習Ⅰ、基礎看護学実習Ⅱ、精神看護学概論、精神看護学方法論Ⅰ
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