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スライド 1 - FANCL ファンケル
ファンケルグループ決算説明会 ~2013年3月期 中間決算~ 1 上期 決算報告 取締役 常務執行役員 管理本部長 島田 和幸 2 決算ハイライト 3 2013年3月期 上期実績 (参考) (単位:百万円) 実績 売上高 計画 40,610 42,700 計画比 前年 前年比 いいもの王国の 連結の影響を除いたPL 前年 前年比 △4.9% 43,920 △7.5% 40,885 △0.7% 化粧品 22,649 24,050 △5.8% 22,706 △0.2% 22,648 ±0 栄養補助 食品 13,185 13,700 △3.8% 13,360 △1.3% 13,354 △1.3% 4,775 4,950 △3.5% 7,853 △39.2% 4,881 △2.2% 営業利益 841 930 △9.5% 1,521 △44.7% 1,629 △48.3% 経常利益 1,097 930 +18.0% 1,470 △25.4% 1,581 △30.6% 648 650 △0.2% 801 △19.0% 917 △29.3% 発芽玄米他 当期純利益 4 上期 決算サマリー 上期連結 売上高 40,610百万円(前年比△0.7%) 営業利益 841百万円(前年比△48.3%) 美 化粧品 ・ファンケル:リブランディングをスタート。基礎化粧品は好調に推移し、前年は 達成したが新規のお客様獲得などに課題。 ・アテニア:サマーキャンペーンが振るわず売上が減少。新規顧客は増加傾向。 ■売上高 22,649百万円(前年比±0%) 営業利益 1,030百万円(前年比△52.8%) ブランド別売上高:ファンケル化粧品(前年比+0.9%)、アテニア化粧品(前年比△6.5%) 栄養 補助食品 健 康 ・国内売上では「カロリミット」(ダイエットサプリ)が引き続き牽引したが(前期比+16.6%)、 中高年向けサプリメント等が想定に届かず、前年比△3.1%で着地。 ・海外売上は中国向けのサプリメントの輸出が再開され前年比+17.9% ※海外売上(12月決算)…1~2月出荷できず。3~6月通常どおり出荷 ■売上高 13,185百万円(前年比△1.3%) 営業利益 842百万円(前年比+56.5%) 発芽米 青汁等 ■発芽米:売上高 1,412百万円(前年比△0.9%)営業利益 20百万円(前年比△87.7%) ■青汁:売上高 1,677百万円(前年比△5.4%) 営業利益 11百万円(前年比△66.6%) ※「いいもの王国」の連結の影響を除いたP/Lとの比較 5 営業利益の前年比較 (百万円) 新無添加スキンケアの新発売に合わせ、TVCM等のマーケティングを実施。 1,629 変動費 △273 △887 固定費 粗利減 88 △38 △229 【原価率の状況】 化粧品 サプリ 発芽米等 合計 841 178 374 その他 変動費減 +0.5% ±0.0% 化粧品 サプリ等 +0.2% マーケ費増 マーケ費減 +0.2% (主に広告等) 人件費 増加 システム 関連費用 その他 固定費減 ーは原価率改善、+は悪化 2012年3月期 上期実績 ※「いいもの王国」の連結の影響を除いたP/Lとの比較 2013年3月期 上期実績 6 化粧品事業 上期の状況について 7 化粧品事業 上期実績 (単位:百万円) 実績 前年実績 前年比 国内 15,511 15,117 +2.6% 海外 2,651 2,878 △7.9% 3,720 3,978 △6.5% 766 673 +13.8% 22,649 22,648 ±0.0% ファンケル 化粧品 アテニア化粧品 その他 合計 8 【ファンケル化粧品(国内)】 上期分析 ~商品カテゴリー別~ 基礎化粧品(化粧液・乳液)・美容液が大きく伸長 カテゴリ 上期 振り返り (前年比) 基礎 +17% 美容液 +14% 洗顔 +3% クレンジング ±0% その他 △10% 合計 +3% ※基礎…化粧液・乳液 その他…限定品等を含む ■特に新設したホワイトニングラインが好調で 約9億円の増収効果あり。 ■各ラインごとに「美容液」「マスク」を新設し、 増収へ。 ■第2四半期で巻き返し、前年比±0で着地。 9 【ファンケル化粧品(国内)】 上期分析 ~顧客数~ 既存顧客の移行は順調に推移。 新規顧客は、顧客数は減少したが、購入単価は上昇。 合計 既存顧客 新規顧客 顧客種別 売上高 顧客数 前年比 103% 96% 顧客単価 107% 顧客種別 売上高 顧客数 顧客単価 売上高 顧客数 顧客単価 前年比 103% 103% 100% 100% 76% 132% 顧客単価…4~9月までの「一人当たりの累計購入額に対する単価」 10 【ファンケル化粧品(国内)】 新規顧客の状況 スキンケアの獲得数が大幅増 洗顔・クレンジングの獲得数が60%減ったため、 新規獲得数は減少したが、スキンケアの新規 獲得数は大幅に増加。 商材別の新規獲得状況 スキンケア 前期 約3.6倍 今期 洗顔・クレンジング お客様の「継続率」が向上 新無添加スキンケアをご購入されたお客様は、 継続率が高いお客様が獲得できている。 新規のお客様の2回目の継続率 今上期 2012年 ネット以外 ネット 通販合計 継続率 1.5倍 1.2倍 1.3倍 ※上期中に獲得したお客様の継続率を 前年同期間と比較 60%減 前期 今期 継続率は 1.2~1.5倍向上! 11 通期見通し 12 2013年3月期 通期見通しの変更 (単位:百万円) 通期見通し (修正前) 通期見通し (修正後) 前年比(2)…いいもの王国の 連結の影響を除いたPLとの比較 前年比 増減額 前年比(2) 売上高 87,000 83,500 △3,500 △5.3% +1.4% 化粧品 48,700 46,900 △1,800 +2.3% +2.7% 栄養補助食品 28,400 27,200 △1,200 +0.6% +0.6% 9,900 9,400 △500 △38.6% △2.5% 営業利益 4,200 4,200 0 +4.6% +2.6% 経常利益 4,200 4,200 0 +4.9% +2.8% 当期純利益 2,100 2,100 0 △14.4% +13.8% 発芽玄米他 13 下期の取り組みについて 代表取締役社長執行役員 成松 義文 14 【ファンケル化粧品】 上期総括と下期方針 上期総括 「新無添加スキンケア」の発売に合わせ、 テレビCMをはじめとしたプロモーションを実施。 ・「既存のお客様」の新商品への移行は順調。 ・新規のお客様の継続率が高い。 ・「商品への評価」や「ブランドイメージ」が高い。 ・新規顧客の獲得数については課題。 下期方針 引き続き、「新無添加スキンケア」の拡販に努め、リブランディングを推進 15 リブランディング後のブランド評価 購入者定点調査より ① 調査概要: ■調査対象者:新スキンケアをご購入の25~60歳女性 ■回答数:4,757人 ■調査期間:2012年8月~9月 ■調査方法:インターネット調査 ①ブランドイメージの向上 ■ファンケルのブランドイメージは、リブランディング前の調査を上回るイメージを獲得。 ■「きれいになれそう」、「高品質な」というイメージが 10%程度アップ。 14.9%UP 14.4%UP 18.8%UP 11.3%UP 15.1%UP 11.6%UP 11.8%UP 14.3%UP 新 鮮 ( フ レ ッ シ ュ ) な な健 れや そか うな 肌 に 意使 味い が続 あけ りる そこ うと に 高肌 そへ うの 効 果 が し私 てた くち れを そ大 う切 に 自 分 向 け の 最 新 の 研 究 ・ 技 術 き れ い に な れ そ う 8.1%UP 高 品 質 な ※質問項目を抜粋 16 リブランディング後のブランド評価 購入者定点調査より ② ②高い継続意向率 ■すべてのラインで85%前後のお客様が「今後も購入したい」と回答。 前回の調査(2010年)よりも11%上昇。 (74%→85%へ) お客様の属性別に見ると・・・・ ●購入ライン別では、BCラインのお客様が最も好評価 ●年代別では、40代、50代のお客様が高い継続意向を示している ③リニューアル商品の満足度 ■美白ラインやBCラインなどの年齢に応じたラインへの期待感が高まった ●他の年代よりも満足した方が多い項目 30代・40代 美白ケアができる ハリ・弾力のある肌になる 50代 肌への効果がすぐに実感できる 17 化粧品事業 下期の戦略について 18 【ファンケル化粧品】 下期の戦略 商 品 ■スキンケアに続き、新商品を上市 ■ボディ ・ベビー ・ヘアケア カテゴリーの刷新(9/20より順次) 無添加 ボディケア 無添加 ヘアケア 無添加 ベビーケア 来年度は 「無添加メイク」を 発売 ■最高峰エイジングケア「BCライン」 でマチュア世代を活性化 ・BCナイトインテンシヴ クリーム(10月)、BCインテンシヴ スキンブースター(1月)を新発売。 BCナイトインテンシヴクリーム ・複合的な肌悩みをケアする最高峰エイジングケアクリーム ・直営店舗での事前予約は計画の3倍を記録。出足好調 19 【ファンケル化粧品】 下期の戦略 広告・コミュニケーション ■「新無添加スキンケア」の新規獲得の強化 ブランド 価値向上 商品の効果感が感じられる訴求の強化 ■「新無添加スキンケア」を中心にお客様を獲得 新規獲得の割合 ・訴求ポイント・出稿媒体などを見直し、 獲得強化を図る 新規獲得 強化 ・店舗での「トライアルキット」の発売 スキンケア 1 洗顔・ クレンジング 9 前期 洗顔・ クレンジング 4 スキンケア 6 今期(計画) ■マチュア世代へのアプローチ強化 ・最高峰エイジングケアBCラインによる新規顧客の獲得 20 【ファンケル化粧品】 下期の戦略 販 売 (1) ■インターネット通販強化のためのデジタルカタログ発行 情報誌「エスポワール」がPC・タブレット端末・スマートフォンで閲覧・注文可能へ 「スマートフォン」での売上は急伸 8月度には「携帯電話」での注文を逆転 外出先でもカタログを見ながら 注文できる環境へ ※現在「インターネット注文」における「スマホ注文」の割合は約15% PC版リリース:11月1日 スマホ版リリース:12月下旬 デジタルカタログを 見ながら簡単にお買いもの 21 【ファンケル化粧品】 下期の戦略 販 売 (2) ■お客様一人ひとりへのパーソナルな対応を強化 新サービスの導入。 よりパーソナルな企画を推進 ・「限定感」 (季節感、今だけ…) ・「特別感」 (自分だけ、サプライズ…) ・「お値打ち感」 (もらえる、たまる…) をキーワードとしたパーソナルなサービスを提案 ・私だけの3か月美容プログラム ・お客様の誕生月に合わせたサービス 販売施策の強化 ・リブランディング後初めての マイルドクレンジングオイル 「限定デザインボトル」の発売(11月) 情報サイト「FANCL MAMA」オープン ~11月1日サイトオープン~ ママ・プレママにタイムリーで役立つ情報をお届け 健康だけでなく美容やライフスタイルの情報も ママ期別の アドバイス (妊娠~2歳) 家事・育児に 関する「読み物」 ファンケル おすすめ商品 ママのための サプリメントガイト ・スペシャルケアアイテムを揃えた季節限定 「冬の限定キット」の発売(11月) 22 健康事業 下期以降の戦略について 23 健康事業の再構築 ~2013年3月より開始~ 新ブランド名: 長期ビジョン FANCL Health Science 生涯にわたる健康づくりのパートナーとして お客様一人ひとりが望む健康のあり方を実現する 「Good Aging」 Good Aging・・・体本来の力が十分発揮され、理想の健康状態になっていること ラインナップ全般の底上げ ・ ブランディング フ ェ ー ズ 1 ■「ファンケルの研究開発力や技術力」をメインに訴求し、商品ラインナップ全般を底上げ。 ■中高年向け重点商品「グッドエイジPSG」を3月に発売。 『Good Aging』 ・ 中高年層の顧客化推進 フ ェ ー ズ 2 ■『Good Aging』を実現するサプリメントメーカーへ。「グッドエイジPSG」をキーアイテム 商品へ育成。 ■研究成果を活かした『パーソナルカウンセリング』を市場に投入。 お客様一人ひとりに最適な商品を提供し、中高年市場を開拓。 24 健康事業 下期戦略 ■新商品の発売 ■【「吸収率」、「効果の持続性」など ファンケルの技術力を生かした商品】 ・「ハイグレードビタミン」(2013年3月) ・加齢によるカラダの変化を考慮し、吸収率などを 高めた高機能ビタミンを配合。 ・「還元型コエンザイムQ10」(2013年3月) ・還元型に当社独自の微細乳化製法を採用し 吸収力を向上。 ・「最高峰美容ドリンク」(2013年3月) ・「HTCコラーゲンドリンク」を高機能化。 「青汁」:統一新ブランドにて 主要商品リニューアル(2013年3月) ・「栄養価の高さ」と「飲みやすさ」を兼ね備えた青汁 ・ケールの栄養の吸収をさらに高める「ツイントース」 を全商品に配合。 ■【中高年顧客向けの重点商品】 ・「グッドエイジPSG」(2013年3月) ・発芽米に含まれる抗加齢成分「PSG」配合サプリメント。 PSG…発芽米ステロール配糖体(ファンケル独自成分) ■販売・コミュニケーション ・好調なカロリミットのさらなる強化 ・6月にリニューアル実施。姉妹品「カロリミット ウコンドリンク」も10月にリニューアル。 ・カロリミットのTVCMの実施(11月) 25 海外事業 26 台湾・シンガポールの現状とリブランディング 台湾・シンガポール ■インターネット通販が好調 【台湾】 ・2012年6月にWebサイトを改修 ・バナー広告も積極展開し、通販売上(1~9月)は前年比+40%。 【シンガポール】 台湾の通販サイト ・来年度、本格スタート。 ■ダイエットサプリ「カロリミット」を発売 【台湾】 ・2012年8月に台湾市場に投入。 ・TVCMやPR活動により、新規顧客数は前年比+70%と大幅増。 2012.07.11 記者発表会 2013年春 リブランディングスタート ・カウンセリングを強化し、パーソナルサービスを展開 ・新商品を段階的に発売することで注目される期間を長くし、 効果的な顧客獲得を図る 台湾 シンガポール 2013年2月~ 2013年3月~ 台湾三越店 27 中国、香港の現状とリブランディング 中国・香港 ■現地での販売は堅調 ・中国の現地小売(1~6月)は、日本からの食品の輸入規制(2月まで)の影響により サプリメントが前年を下回った。化粧品は成長を持続。 ・香港は既存店売上が堅調。 ■中国の新規出店は継続 ・9月末の店舗数は164店舗(前年同期比24店増) ■リブランディング ・中国薬事の許認可が厳しく、リブランディングの開始時期は未定。 ・許認可申請の体制強化のため、中国現地法人を設立準備。 ■尖閣諸島の問題による影響 ・反日デモが盛り上がった9月18日前後の1週間にかけて約50店舗が休業となったが、 現在はほぼ正常化。 ・今後の動向を注視。 28 29