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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編

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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
CSM_E5_N_old_operation_TG_J_1_1
各部の名称とはたらき
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
●形E5CN
動作表示
①ALM1(アラーム1)
警報1機能がONのとき点灯します。
ALM2(アラーム2)
警報2機能がONのとき点灯します。
ALM3(アラーム3)
温度単位
第1表示
設定データの表示単位が温度の場合
に表示します。
表示は選択されている
「温
度単位」の設定値により決定され、
「C」
ならば「°
C」、
「F」
ならば「°
F」
を表します。
ST動作中には本表示が点滅します。
現在値または設定データの種別を表示
します。
目標値、設定データの読出値、変更時
の入力値を表示します。
警報3機能がONのとき点灯します。
②HA (ヒータ断線・SSR故障検出出力表示)
U(アップキー)
ヒータ断線およびSSR故障が発生し
たとき点灯します。
Uキーを押すごとに、第2表示の値をア
ップします。押し続けると増加の度合い
が早くなります。
または設定項目を進めます。
③OUT1、OUT2
(制御出力1、制御出力2)
制御出力1機能および制御出力2機
能がONのとき点灯します。
ただし、電流出力の場合、0%出力
時のみ消灯となります。
D(ダウンキー)
④STOP(ストップ)
Dキーを押すごとに、
第2表示の値をダ
ウンします。押し続けると減少の度合い
が早くなります。
または設定項目を戻します。
運転停止時に点灯します。
制御中にイベントもしくは「ラン/ストッ
プ」
をストップにしたとき点灯します。
⑤CMW
(通信による書き込み制御)
M(モード)キー
通信書き込み「許可」
(ON)
で点灯、
「禁止」
(OFF)
で消灯します。
⑥MANU(マニュアルモード)
「オート/マニュアルモード」がマニュ
アルモードで点灯します。
⑦ (Key)
「設定変更プロテクト」がON(プロテ
クト状態でUキー、Dキーが無効)
のときに点灯します。
第2表示
O(レベル)キー
設定レベルを切り替える場合は、
この
キーを押してください。
「運転レベル」
←→「調整レベル」、
「初期設定レベル」
←→「通信設定レベル」
に切り替わります。
設定レベル内の設定データを切り替え
る場合は、
このキーを押してください。
押し続けると設定データを逆送りするこ
とができます。
(1秒毎に逆方向遷移)
O+Mキー
「プロテクトモード」に切り替わります。
※ ご使用上の注意事項など、ご使用の際に必要な内容につきましては、必ず下記のユーザーズマニュアルをお読みください。
「形E5CN/形E5CN-U/形E5EN/形E5AN 温度調節器 ユーザーズマニュアル」(カタログ番号:SGTD-727)
「形E5CN/形E5AN/形E5EN 温度調節器 通信機能 ユーザーズマニュアル」
(カタログ番号:SGTD-728)
PDF版ユーザーズマニュアルは以下のサイトからダウンロードができます。
www.fa.omron.co.jp
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
www.fa.omron.co.jp
1
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
●形E5EN
動作表示
①ALM1(アラーム1)
警報1機能がONのとき点灯します。
ALM2(アラーム2)
警報2機能がONのとき点灯します。
ALM3(アラーム3)
温度単位
第1表示
設定データの表示単位が温度の場合
に表示します。
表示は選択されている
「温
度単位」の設定値により決定され、
「C」
ならば「°
C」、
「F」
ならば「°
F」
を表します。
ST動作中には本表示が点滅します。
現在値または設定データの種別を表示
します。
警報3機能がONのとき点灯します。
②HA (ヒータ断線・SSR故障検出出力表示)
U(アップキー )
ヒータ断線およびSSR故障が発生し
たとき点灯します。
Uキーを押すごとに、第2表示の値をア
ップします。押し続けると増加の度合い
が早くなります。
または設定項目を進めます。
③OUT1、OUT2
(制御出力1、制御出力2)
制御出力1機能および制御出力2機
能がONのとき点灯します。
ただし、電流出力の場合、0%出力
時のみ消灯となります。
D(ダウンキー )
④STOP(ストップ)
Dキーを押すごとに、
第2表示の値をダ
ウンします。押し続けると減少の度合い
が早くなります。
または設定項目を戻します。
運転停止時に点灯します。
制御中にイベントもしくは「ラン/ストッ
プ」
をストップにしたとき点灯します。
⑤CMW
(通信による書き込み制御)
O(レベ ル)キー
通信書き込み「許可」
(ON)
で点灯、
「禁止」
(OFF)
で消灯します。
⑥MANU(マニュアルモード)
「オート/マニュアルモード」がマニュ
アルモードで点灯します。
⑦ (Key)
「設定変更プロテクト」がON(プロテ
クト状態でUキー、Dキーが無効)
のときに点灯します。
お問い合わせ
第2表示
目標値、設定データの読出値、変更時
の入力値を表示します。
M(モード)キー
設定レベル内の設定データを切り替え
る場合は、
このキーを押してください。
押し続けると設定データを逆送りするこ
とができます。
(1秒毎に逆方向遷移)
設定レベルを切り替える場合は、
この
キーを押してください。
「運転レベル」
←→「調整レベル」、
「初期設定レベル」
←→「通信設定レベル」
に切り替わります。
O+Mキー
「プロテクトモード」に切り替わります。
0120-919-066(窓口番号[3]) または直通電話 055-982-5000(通話料がかかります)
www.fa.omron.co.jp
2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
2
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
●形E5AN
動作表示
①ALM1(アラーム1)
警報1機能がONのとき点灯します。
ALM2(アラーム2)
警報2機能がONのとき点灯します。
ALM3(アラーム3)
温度単位
第1表示
設定データの表示単位が温度の場合に
表示します。表示は選択されている
「温
度単位」の設定値により決定され、
「C」
ならば「°
C」、
「F」
ならば「°
F」
を表します。
ST動作中には本表示が点滅します。
現在値または設定データの種別を表示
します。
目標値、設定データの読出値、変更時
の入力値を表示します。
警報3機能がONのとき点灯します。
②HA (ヒータ断線・SSR故障検出出力表示)
U(アップキー)
ヒータ断線およびSSR故障が発生し
たとき点灯します。
Uキーを押すごとに、第2表示の値をア
ップします。押し続けると増加の度合い
が早くなります。
または設定項目を進めます。
③OUT1、OUT2
(制御出力1、制御出力2)
制御出力1機能および制御出力2機
能がONのとき点灯します。
ただし、電流出力の場合、0%出力
時のみ消灯となります。
D(ダウンキー)
④STOP(ストップ)
Dキーを押すごとに、
第2表示の値をダ
ウンします。押し続けると減少の度合い
が早くなります。
または設定項目を戻します。
運転停止時に点灯します。
制御中にイベントもしくは「ラン/ストッ
プ」
をストップにしたとき点灯します。
⑤CMW
(通信による書き込み制御)
M(モード)キー
通信書き込み「許可」
(ON)
で点灯、
「禁止」
(OFF)
で消灯します。
⑥MANU(マニュアルモード)
「オート/マニュアルモード」がマニュ
アルモードで点灯します。
⑦ (Key)
「設定変更プロテクト」がON(プロテ
クト状態でUキー、Dキーが無効)
のときに点灯します。
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
第2表示
O(レベル)キー
設定レベルを切り替える場合は、
この
キーを押してください。
「運転レベル」
←→「調整レベル」、
「初期設定レベル」
←→「通信設定レベル」
に切り替わります。
www.fa.omron.co.jp
設定レベル内の設定データを切り替え
る場合は、
このキーを押してください。
押し続けると設定データを逆送りするこ
とができます。
(1秒毎に逆方向遷移)
O+Mキー
「プロテクトモード」に切り替わります。
3
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
取りつけについて
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
形E5CN
形E5AN/E5EN
接続ソケットは形P2CF-11または
形P3GA-11を別途お求めください。
取付金具
取付金具
パネル
パネル
端子カバー
(別売)
アダプタ
(付属)
端子カバー
(別売)
端子カバー
(別売)
形E5AN
防水パッキン
形E5EN
防水パッキン
形E5CN-U
表面接続ソケットの場合
(パネル取付も可能です)
防水パッキン
パネル
形E5CN
(1)パネル取りつけ用アダプタは、形E5CN-Uにも付属しており
ます。
防水パッキンは、形E5CN-Uには付属しておりません。
(2)形E5CN/E5CN-Uを、パネルの取りつけ穴に挿入します。
(3)アダプタを端子部側から、パネルに当たるまで押し込んで本
体を仮固定します。
(4)アダプタの固定ねじ
(2ヵ所)
を締めつけます。締めつけ時は、
2ヵ所のねじを交互に少しずつバランスをとりながら締めて
ください。また、締めつけトルクは0.29∼0.39N・mにしてく
ださい。
(1)取りつけは、本体をパネル
(厚1∼8mm)
角穴へ入れ、付属の
取付金具をリアケースの上面および下面の固定溝にはめ込
んでください。
(2)上下の取付金具のねじを、交互に少しずつバランスをとりなが
ら、ラチェットが空回りするところまで締めつけてください。
端子カバーの取りつけ方
形E5CNの場合、
「UP」の文字を確認し、端子カバーを上下の穴
にはめ込みます。
形 E5EN/E5AN の場合、端子カバー形 E53-COV11 を上限のフッ
クに嵌合させてください。上図のような方向で取りつけてくださ
い。逆に取りつけると取付金具が取りつけられなくなります。
ドローアウト
仕様設定時にドローアウトする必要はありません。
仕様設定は「通電後の仕様設定」(8ページ)を参照ください。
ドローアウトは本体にメンテナンスの必要が生じた場合に操作
ください。
●ドローアウト
形E5CN
形E5AN/形E5EN
ドローアウト時には、前面下部のねじに合ったプラスドライバを
用意してください。
(1)
(1)
メンテナンス時に端子配線をはずさずに、本体だけを引き抜くこ
とができます。ドローアウトは形E5CN/AN/ENで可能です。形
E5CN-Uではできません。ドローアウト時は、ケースと本体の仕
様を確認してください。
工具挿入穴
マイナスドライバ
(単位:mm)
ALM1
ALM2
ALM3
HA
PV
(3)
(2)
(3)
20以上
(1)
(2)
(3)
OUT1
OUT2
STOP
CMW
MANU
形E5AN
形E5EN
(1)
E5C
N
2.0
(2)
0.4
SV
(1)工具挿入穴(上下 2 箇所)に工具を挿入し、フックをはずして
ください。
(2)フロント−リア間の隙間に工具を差し入れ、フロントパネル
を少し引き出してください。そして、フロントパネル上下面
をもって手前に引き抜いてください。この際、無理な力を加
えないでください。
(3)はめ込むときは、シーリングゴムがあることを確認して、カ
チッと音がするまで、リアケースに差し込んでください。そ
の際、上下のフックが確実に掛かるように、リアケース上下
面のフック部を手で押さえてください。この際、電子部品を
ケースに接触させないでください。
お問い合わせ
(1)フロントパネル上面のフックを押しながら、前面下部のねじ
をプラスドライバで左に回してゆるめてください。
(2)フロントパネル両側面を持って、手前に引き出してください。
(3)挿入時には、まずフロントパネル内側にあるシーリングゴム
が外れていないことを確認してください。フロントパネル上
面のフックを押しながら、前面下部のねじをプラスドライバ
でドローアウト時と逆向きの右に回して締めてください(ト
ルク:0.3∼0.5N・m)。この際、電子部品をケースに接触さ
せないでください。
0120-919-066(窓口番号[3]) または直通電話 055-982-5000(通話料がかかります)
www.fa.omron.co.jp
2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
4
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
形E5CN-U配線用接続ソケット ※
他のタイプのソケットは、精度に影響を与えますので使用しないでください。
(単位:mm)
■表面接続ソケット
形P2CF-11(標準タイプ)
31.2以下
50以下
2-φ4.5穴
70以下
35.4
端子配置/内部接続
(TOP VIEW)
4
2-M4またはφ4.5穴
8
7.8
11-M3.5×7.5セムスねじ
7
6
4.5
3
5
40±0.2
4
注. DIN レール取りつ
けもできます。
形P2CF-11-E
(フィンガープロテクトタイプ)
50以下
40±0.2
8
取りつけ穴加工寸法
7
9
31.2以下
6
3
10
30
11
1
2
5
3
2-φ4.5穴
P2CF-11-E
4
70以下
9
1.2
35.4
3
10A250VAC
RESISTIVE
10
11
1
4
2
7.8
11-M3.5×7.5セットねじ
5
4.5
※ フィンガープロテクト構造です。丸形端子はご使用になれません。Y形端子などをご使用ください。
■裏面接続ソケット
形P3GA-11(標準タイプ)
4
φ27
7
端子配置/内部接続
(BOTTOM VIEW)
3
25.6
45
5
6
7
2
1
11 10
3
4.5
45
16.3
8
4
9
6.2
6
8.7
※ 端子カバー(形Y92A-48G)と合わせて使用することにより
フィンガープロテクトが可能です。
■端子カバー
形Y92A-48G
12-φ6.4
34
Y92A-48G
UP
□47.7
□48
P C
16.5
24.6 27.6
47.4
配線時のお願い
・ノイズの影響を避けるため、信号線と電力線は別配線にしてく
ださい。
・端子部には圧着端子を使用して配線してください。
・端子ねじは、締付トルクが1.13∼1.36N・mで締め付けてくださ
い。
・圧着端子はM3.5の次の形状を使用してください。
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
www.fa.omron.co.jp
7.2mm以下
7.2mm以下
5
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
セットアップガイダンス
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
センサ入力種別、警報種別、制御周期などのハードウェア初期設定を本機では、設定画面にて行います。
設定画面の切替はOキーとMキーを使用して行い、キーを押す時間により移行先を切り替えています。
ここでは代表的な使用例を2つ挙げ説明しています。
(1) ON/OFF制御でご使用いただく場合
●代表的使用例
代表的使用例の見方
1
設定データの変更
入力種別
制御方式
警報種別
警報値1
目標値
in-t
0
M
in-h
100 M
in-l
0 M
cntl
onof
cntl
onof
は続いて設定データがあるこ
とを意味します。目的とする
設定データに切り替わるまで
モードキーを押し続けます。
(
:5 K熱電対 −200∼+1300℃
:ON/OFF制御
:2 上限
:20℃
(偏差を設定します。
)
:100℃
工場出荷の状態からの変更は、
目標値と警報値1の設定
のみです。
その他は工場出荷のままで結構です。
設定手順
電源投入
電源投入
2
数値の変更
C
25
0
運転レベル
各画面の数値データ、選択肢は
UDにて変更できます。
C
25
0
25
0
現在値/目標値
Oキーを3秒以上押す
3
表示について
C
)
第1表示
初期設定レベル
第2表示
入力仕様の設定
初期設定レベル
入力種別を確認し
ます。
in-t
ON/OFF制御である
ことを確認します。
cntl
5
入力種別 5
M
制御仕様の設定
onof
ON/OFF
制御の時 onof
PIDの時
pid
M
警報種別の設定
警報の種別を確認
します。
alt1
2
警報1種別 2
M
Oキーを1秒以上押す
運転レベル
C
25
UDキーで目標値を
100℃に設定します。
100
ラン状態であること
を確認します。
r-s
現在値/目標値100
M
運転レベル
警報値の設定
UDキーで警報値を
20℃に設定します。
run
M
C
al-1
20
ランの時
run
ストップの時 stop
警報値1 20
M
運転開始
運転開始 ※ ご使用上の注意事項など、ご使用の際に必要な内容につきましては、必ず下記のユーザーズマニュアルをお読みください。
「形E5CN/形E5CN-U/形E5AN/形E5EN 温度調節器 ユーザーズマニュアル」
(カタログ番号:SGTD-727)
「形E5CN/形E5AN/形E5EN 温度調節器 通信機能 ユーザーズマニュアル」
(カタログ番号:SGTD-728)
PDF版ユーザーズマニュアルは以下のサイトからダウンロードができます。
www.fa.omron.co.jp
お問い合わせ
0120-919-066(窓口番号[3]) または直通電話 055-982-5000(通話料がかかります)
www.fa.omron.co.jp
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6
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
(2) オートチューニングによるPID制御でご使用いただく場合
●代表的使用例
代表的使用例の見方
1
設定データの変更
入力種別 :9 T熱電対 −200∼+400℃
制御方式 :PID制御
AT
(オートチューニング)実行によりPID定数を求めます。
警報種別 :2 上限
警報値1
:30℃
目標値
:150℃
in-t
0
M
in-h
100 M
in-l
0 M
cntl
onof
cntl
onof
は続いて設定データがあるこ
とを意味します。目的とする
設定データに切り替わるまで
モードキーを押し続けます。
設定手順
電源投入
電源投入
運転レベル
2
数値の変更
C
25
0
C
各画面の数値データ、
選択肢はUDにて変更
できます。
3
表示について
C
25
0
25
現在値/目標値
0
Oキーを3秒以上押す
初期設定レベル
初期設定レベル
第1表示
第2表示
入力仕様の設定
UDキーで入力種別
を選択します。
in-t
UDキーでPID制御
を選択します。
cntl
入力種別 9
9
M
制御仕様の設定
ON/OFFの時 onof
PIDの時
pid
PIDのとき
pid
pidを
設定します。
M
st
UDキーでSTを
OFFにします。
off
M
警報種別の設定
制御周期を確認しま
す。
cp
20
M
警報の種別を確認し
ます。
ONのとき
セルフチューニング
が動作します。
on
ST実行する時 ST停止する時 off
リレー出力のとき
20秒、SSR電圧
出力のときは2秒
を推奨します。
制御周期
(加熱)
20
(単位:秒)
alt1
警報1種別 2
2
M
Oキーを1秒以上押す
現在値/目標値
AT停止後
C
25
運転レベル
C
UDキーで目標値を
150℃に設定します。
C
ATの実行 (
PID制御
の場合
26
150
調整レベル
AT実行中は目標値
が点滅します。
AT停止後
at
ATを実行します。
off
at
)
at
on
現在値/目標値 150
Oキーを押す
(1秒未満)
調整レベル
off
AT実行中
25
150
150
AT実行する時 on
AT停止する時 off
ATを実行するとき
には「on:AT実行」
を、
中止するときには
を
「off:AT停止」
選択してください。
Oキーを押す
(1秒未満)
運転レベル
C
目標値が150℃である
ことを確認します。
25
150
現在値/目標値
M
r-s
ラン状態であること
を確認します。
run
M
運転レベル
警報値の設定
UDキーで 警報値を
30℃に設定します。
C
al-1
30 ランの時
run
ストップの時 stop
警報値1 30
M
運転開始
運転開始
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
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7
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
通電後の仕様設定
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
■運転するための操作方法の概要
●キー操作の全体構成
設定レベルの全体を表しています。高機能設定レベルと校正レベルへの移行はパスワードの入力が必要です。
また、プロテクト内容および使用条件により表示されない設定データがあります。
運転レベルから初期設定レベルへ移行するときは制御が停止します。
電 源 投 入
マニュアルモードで起動
オートモードで起動
Oキー1秒以上
運転レベル
C
マニュアル
モード
調整レベル
Oキー
1秒未満
a-m
*3
Oキー
1秒以上で点滅 Oキー
1秒以上
a-m表示中に
*1
Oキー3秒以上
マニュアル
制御レベル
C
O+Mキー
1秒以上 25
100
初期設定レベル
Oキー
1秒未満
O+Mキーで点滅
C
Oキー
1秒以上で点滅
Oキー
3秒以上 制御が停止します
通信設定
レベル
25
100
O+Mキー
3秒以上 *4 プロテクトレベル
パスワード入力
Oキー
1秒以上
設定値−169
高機能設定レベル
パスワード入力
設定値1201
*2
校正レベル
制御中
制御停止
機種により非表示
レベル移行
*1. ソフトリセットにより運転レベルに移行します。
*2. 校正レベルから、キー操作で他のレベルへは移行できません。移行は電断のみです。
*3. マニュアル制御レベルからのキー操作による移行は、運転レベルのみです。
制御中
制御停止中
プロテクトレベル
○
――
運転レベル
○
――
調整レベル
○
――
マニュアル制御レベル
○
――
初期設定レベル
――
○
高機能設定レベル
――
○
校正レベル
――
○
通信設定レベル
――
○
○ : 設定可能
このうち、初期設定レベル、通信設定レベル、高機能設定レベル、校正レベルは、制御停止状態でのみ使用できます。
これらのレベルに切り替えると制御が停止しますのでご注意ください。
*4. キー押下時間は「プロテクトレベル移行時間」で変更できます。
お問い合わせ
0120-919-066(窓口番号[3]) または直通電話 055-982-5000(通話料がかかります)
www.fa.omron.co.jp
2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
8
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
■各レベルの説明
●運転レベル
●プロテクトレベル
・電源を投入するとこのレベルを表示します。運転レベルからは
プロテクトレベル、初期設定レベル、調整レベルへ移行できます。
・運転中は通常このモードにしてください。運転中は現在値、操
作量などがモニタできます。また、目標値、警報値および警報
上・下限値のモニタおよび変更ができます。
・プロテクトレベルに切り替えるには、運転レベルまたは調整レ
ベルから O キーと M キーを同時に 3 秒*以上押し続けてくだ
さい。不用意なキー操作を防止する設定データです。プロテク
トされたレベルは表示されませんので、設定データの変更が制
限されます。
* キー押下時間は「プロテクトレベル移行時間」で変更できます。
●調整レベル
・調整レベルに移行するにはOキーを1回(1秒未満)押してくだ
さい。
・制御を行うための設定値や補正値を入力するレベルです。AT
(オートチューニング)
、通信書込の許可/禁止の切り替え、調
節感度の設定、マルチSPの設定、入力補正値の設定の他、ヒー
タ断線警報、SSR故障警報、PID定数があります。調整レベル
からは初期設定レベル、プロテクトレベル、および運転レベル
の先頭に移行できます。
●通信設定レベル
・通信設定レベルへ移行するには初期設定レベルから O キーを
1回(1秒未満)押してください。通信機能を使用する場合は通
信条件をこのレベルで設定してください。上位機器(パソコ
ン)と通信することで目標値の読み出し/書き込みおよび操作
量のモニタなどが行えます。
●高機能設定レベル
・運転レベルの「オート/マニュアル切替」表示にてOキーを3
秒以上押したままにすると、マニュアル制御レベルを表示しま
す。(動作表示の『MANU』が点灯します。)
・マニュアルモードにて、操作量を変更するレベルです。
・運転レベルへ戻る場合は、Oキーを1秒以上押してください。
・高機能設定レベルに移行する場合は、「プロテクトレベル」の
「初期/通信プロテクト」設定値を「0」にした後、初期設定レ
ベルからパスワード(−169)を入力してください。
・高機能設定レベルからは、校正レベルまたは初期設定レベルへ
移行できます。
・表示自動復帰時間、イベント入力割付、待機シーケンス、警報
ヒステリシス、ユーザ校正への移行を設定するレベルです。
●初期設定レベル
●校正レベル
●マニュアル制御レベル
・初期設定レベルに移行する場合は、運転レベル*または調整レ
ベルからOキーを3秒以上押し続けてください。途中、1秒以
上で現在値表示が点滅します。入力種別の指定、制御方式の選
択、制御周期、正 / 逆動作、警報種別を設定するレベルです。
初期設定レベルからは高機能設定レベルまたは通信設定レベ
ルへ移行できます。運転レベルへ戻る場合はOキーを1秒以上
押してください。通信設定レベルへ移行するにはOキーを1回
(1秒未満)押してください。
(初期設定レベルから運転レベルに移行するとき、表示が全て
点灯します。)
・校正レベルに移行する場合は、高機能設定レベルでパスワード
(1201)を入力してください。入力回路の特性のズレを補正し
ます。
・校正レベルからは、キー操作で他のレベルへ移行することはで
きません。一旦電源をしゃ断して、立ち上げ直してください。
* 運転レベルの
「オート/マニュアル切替」
表示にてキー Oを3秒以上押し
続けた場合は、初期設定レベルではなく、マニュアル制御レベルへ移行
します。
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
■初期設定
■初期設定レベル
温調器の基本仕様を設定するレベルです。接続するセンサ入力の
種類を選択する「入力種別」や目標値の設定範囲を制限したり、
警報モードなどをこのレベルで設定します。
in-t 入力種別
5
M
in-h スケーリング上限値
電源投入
マニュアルモードで起動
100
M
オートモードで起動
in-l スケーリング下限値
Oキー1秒以上
運転レベル
C
a-m
Oキー
1秒以上で点滅
マニュアル
モード
調整レベル
Oキー
1秒未満
C
Oキー
1秒以上
25
100
a-m表示中に
Oキー3秒以上
マニュアル
制御レベル
O+M
キー
1秒以上
Oキー
1秒以上で点滅
Oキー
3秒以上
制御が停止します
O+Mキー
で点滅
C
25
Oキー
1秒未満
Oキー
1秒以上
通信設定
レベル
パスワード入力
設定値−169
dp 小数点位置
100
0
M
O+Mキー
3秒以上
初期設定レベル
0
M
d-u 温度単位
*
プロテクト
レベル
* キー押下時間は
「プロテクトレ
ベル移行時間」
で変更できます。
c
M
C
設定値1201
校正レベル
sl-h 目標値リミット上限値
1300
M
C
sl-l 目標値リミット下限値
-200
M
高機能設定レベル
パスワード入力
c:°
C
f:°
F
cntl PID・ON/OFF
onof:ON/OFF制御
pid :PID制御
s-hc 標準/加熱冷却
stnd:標準
h-c :加熱冷却
onof
M
制御中
制御停止
機種により非表示
stnd
M
レベル移行
on :有効
off:無効
st ST
on
M
運転レベルから初期設定レベルに移行するには「オート/マニュ
アル切替」表示以外の表示でOキーを3秒以上押してください。
ptrn プログラム
off パターン
M
・プロテクトレベルにおいて「初期/通信プロテクト」の設定値
が2の時は初期設定レベルは表示されません。設定値0または1
で使用できます。
off :プログラム機能OFF
stop:プログラムエンド時ストップモード
cont:プログラムエンド時ランモードを継続
cp 制御周期(加熱)
20
M
c-cp 制御周期(冷却)
20
M
・入力種別でアナログ入力を選択したとき「スケーリング上限
値」
「スケーリング下限値」
「小数点位置」メニューが表示され
ます。
oreV 正/逆動作
or-r
M
or-r:逆動作(加熱)
or-d:正動作(冷却)
alt1 警報1種別
2
M
alt2 警報2種別
2
M
alt3 警報3種別
2
M
tr-t 伝送出力種別
off *1
M
tr-h 伝送出力上限値
100.0
M
tr-l 伝送出力下限値
0.0
M
o1-t リニア電流出力種別
4-20
M
4-20:4∼20mA
0-20:0∼20mA
amov 高機能設定レベル移行
0 工場出荷時はこのパラメータは表示されません。
M
高機能設定レベルへの移行は
〔初期/通信プロテクト〕
(15ページ参照)
にて
設定値「1」→「0」に変更してください。
運転レベルに戻す場合はOキーを1秒以上押してください。
*1.
お問い合わせ
伝送種別
OFF
目標値
ランプ目標値
現在値
操作量
(加熱)
操作量
(冷却)
設定値
OFF
SP
SP-M
PV
MV
C-MV
0120-919-066(窓口番号[3]) または直通電話 055-982-5000(通話料がかかります)
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2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
■入力種別
■警報種別
入力種別
仕様
Pt100 測温
抵抗体
JPt100 K J 熱電対
−200∼850(℃) /−300∼1500(°
F)
−199.9∼500.0(℃)/−199.9∼900.0(°
F)
2 0.0∼100.0(℃)
3 −199.9∼500.0(℃)/−199.9∼900.0(°
F)
4 0.0∼100.0(℃)
5 −200∼1300(℃) /−300∼2300(°
F)
6 −20.0∼500.0(℃)/0.0∼900.0(°
F)
7 −100∼850(℃) /−100∼1500(°
F)
10 −199.9∼400.0(℃)/−199.9∼700.0(°
F)
E 11 0∼600(℃)
L 12 −100∼850(℃) /−100∼1500(°
F)
−200∼400(℃) /−300∼700(°
F)
14 −199.9∼400.0(℃)/−199.9∼700.0(°
F)
15 −200∼1300(℃) /−300∼2300(°
F)
R 16 0∼1700(℃)
/0∼3000(°
F)
S 17 0∼1700(℃)
/0∼3000(°
F)
B 18 100∼1800(℃)
/300∼3200(°
F)
10∼70℃
19 0∼90(℃)
/0∼190(°
F)
60∼120℃
20 0∼120(℃)
/0∼240(°
F)
115∼165℃
21 0∼165(℃)
/0∼320(°
F)
140∼260℃
22 0∼260(℃)
/0∼500(°
F)
スケーリングにより次のいずれか
の範囲
−1999∼9999
−199.9∼999.9
仕様
4∼20mA
アナログ
アナログ
入力
入力
タイプ
0∼20mA
1∼5V
0∼5V
0∼10V
設定値
警報値(X)が正
0 警報機能なし
警報値
(X)
が負
出力OFF
入力温度設定範囲
※ 初期値は、
「0:電流入力4∼20mA」です。
H
*2
OFF
*1
SP
X
ON
2 上限
OFF
3 下限
5 *1
6 7 上下限待機
シーケンス付
*3
L
下限待機
シーケンス付
SP
X
OFF
11 12 絶対値上限待機
シーケンス付
ON
絶対値下限待機
シーケンス付
ON
0
0
X
ON
OFF
0
0
X
ON
OFF
0
X
OFF
X
OFF
X
OFF
SP
ON
X
OFF
X
OFF
X
OFF
SP
ON
SP
ON
9 絶対値下限
OFF
SP
OFF
X
ON
X
ON
8 絶対値上限
H
*4
OFF
*5
ON
SP
H
SP
ON
ON
X
OFF
SP
OFF
上限待機
シーケンス付
SP
ON
L
ON
4 上下限範囲
*1
OFF
SP
OFF
X
ON
X
ON
0 スケーリングにより次のいずれか
1 の範囲
−1999∼9999
2 −199.9∼999.9
3 −19.99∼99.99
−1.999∼9.999
4 L
ON
1 上下限
10 ※ 初期値は、
「5:K熱電対」です。
入力種別
警報出力機能
警報種別
/0∼1100(°
F)
13 23 設
定
値
/0.0∼210.0(°
F)
−200∼400(℃) /−300∼700(°
F)
0∼50mV
警報1∼3の種別を次の警報種別から選択します。
/0.0∼210.0(°
F)
−20.0∼400.0(℃)/0.0∼750.0(°
F)
N アナログ
入力
0 1 9 U 非接触
温度
センサ
形ES1B
入力温度設定範囲
8 T 熱電対
/測温
抵抗体
マルチ
入力タ
イプ
設定値
OFF
0
LBA (警報1種別のみ)
0
X
ON
0
――
注. 設定値「1」∼「7」の警報種別において、警報値はSP(目標値)に対す
る偏差を設定します。
*1. 設定値1、4、5は警報種別の上・下限値が個別に設定でき、L、Hで表し
ています。
・警報設定値(X)が各々正/負の場合の動作
*2. 設定値:1 上下限警報
ケース2
ケース1
ケース3(常時ON)
H<0、L<0
L
例: この例は、110℃/°
F以上で警報をONしたい場合です。
絶対値警報以外を選んだ場合
(警報の「1」∼「7」の場合)警報値を
目標からの偏差値で設定します。
絶対値警報を選んだ場合
(警報の設定が「8」∼「11」の場合)
警報値0℃/°
Fからの絶対値で設定
します。
H SP
H<0、L>0
|H|<|L|
警報値
110℃/°
F
10℃/°
F
目標値
100℃/°
F
H>0、L<0
|H|>|L|
H
SP
L
H<0、L>0
|H|≧|L|
L SP
SP H
L
H>0、L<0
|H|≦|L|
*3. 設定値:4 上下限範囲
ケース1
警報値
H
SP L H
ケース3(常時OFF)
ケース2
H<0、L<0
L
H SP
H<0、L>0
|H|<|L|
0℃/°
F
SP L
H SP
H
H>0、L<0
|H|>|L|
H
L
L SP
SP H L
H<0、L>0
|H|≧|L|
H>0、L<0
|H|≦|L|
*4. 設定値:5 上下限待機シーケンス付警報
※上記 上下限警報で ・ケース1、2の場合、ヒステリシスが上限・下限で重なる場合は、
常時OFF
・ケース3の場合、常時OFF
*5. 設定値:5 上下限待機シーケンス付警報
ヒステリシスが上限・下限で重なる場合は、常時OFF
警報種別は「警報1∼3種別」
(初期設定レベル)で、警報ごとに
独立して設定してください。初期値は「2:上限」です。
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
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形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
■設定データ操作一覧
各レベルの設定項目について関連のあるものを囲み、説明してい
ます。設定項目の最後でモードキーを押すと各レベルの先頭に戻
ります。
電源投入
マニュアルモードで起動
オートモードで起動
運転レベル
調整レベル
Oキー
1秒未満
a-m
Oキー
1秒以上で点滅
マニュアル
C
Oキー
1秒以上
25
100
a-m表示中に
Oキー3秒以上
モード
マニュアル
制御レベル
センサ範囲のすべての点において、「温度入力補正値」の設
定値分だけ入力補正されます。
補正例
Oキー1秒以上
C
入力補正機能
O+M
キー
1秒以上
Oキー
1秒以上で点滅
Oキー
3秒以上
制御が停止します
O+Mキー
で点滅
C
25
100
O+Mキー
3秒以上
センサ測定温度
温度表示
(補正なし)
0
入力補正設定
100℃
100℃
10
(+10℃補正)
100℃
110℃
−10(−10℃補正)
100℃
90℃
*
RUN/STOP機能
初期設定レベル
通信設定
Oキー レベル
1秒未満
Oキー
1秒以上
パスワード入力
設定値−169
プロテクト
レベル
* キー押下時間は
「プロテクトレ
ベル移行時間」
で変更できます。
高機能設定レベル
パスワード入力
設定値1201
制御中
制御停止
機種により非表示
校正レベル
レベル移行
●ファジィセルフチューニング機能について
ファジィセルフチューニングでは、目標値変更時にステップ応答
法によりPIDをチューニングします。
SRTが働く条件
目標値(SP)の変更(電源投入時も含みます)があった場合で、次
の4つの条件を共に満たすときはSRTを開始します。
① SPが前回のSRT実施SPと異なる場合。
② SP変更幅が現状の比例帯×約1.27(P×1.27+4)より大きい場
合。
(電源投入時はそのときのSPと測定値(PV)との差を変更
幅とします。)
③ 温度が整定状態である。
(電源投入時出力が出てないときは平
衡状態でもよい)
④ 逆動作のとき上向きのSP変更である。また、正動作のとき下
向きのSP変更である場合。
次の場合は SRT が正しく実行されないので DT、HT にてチュー
ニングします。
① 測定値が比例帯×1.27
(P×1.27)
に達するまでに最大傾き
(R)
が
求まらない場合。(SRT終了時までに)
(ただし、SRT 終了時までに求めた比例帯が測定前の比例帯
より大きい場合はPIDを変更します。
(より正しい値に変更し
ます。))
② SRT中にSPを変更し、SRT終了条件を満たした場合。
(PID変更しません。
)
運転レベルにて、運転(RUN)/ 停止(STOP)を指定するため
の機能です。この機能は、設備のメンテナンスなどで、一時
的に温調器を停止する必要がある場合などに、
「STOP」に設
定して使います。ただし、この機能で「STOP」に設定して
も、制御出力以外(警報など)は、設定通りに出力します。
「RUN」を選択すると運転、
「STOP」を選択すると停止しま
す。停止時は、STOP表示
が点灯します。工場出荷時は、
「RUN」
(運転)
に設定しています。
正/逆動作機能
冷却制御(目標値よりも温度が高ければ出力が ON する制御
…例えば冷蔵庫など)の場合は正動作に、加熱制御(目標値
よりも温度が低ければ出力がON する制御…例えばオーブン
など)の場合には逆動作に設定してください。
調節感度機能
ON/OFF制御にて、ONとOFFの切替わり時にもたせるヒス
テリシス幅のことで、動作を安定させるための機能です。
PV表示色切替機能
「PV表示色切替」により、どのような表示機能が設定される
かを示します。
モード 設定内容
常時
機能
PV表示色
用途例
org
橙
常時 : 橙
他機器に合わせる
red
赤
常時 : 赤
他機器に合わせる
grn
緑
常時 : 緑
他機器に合わせる
警報値
ALM1点灯
PV
警報1
に連動
●alfa アルファ
(α)
SP
ALM1消灯
ALM1点灯
用途例
r-g
赤→緑
赤
緑
到達信号表示
g-r
緑→赤
緑
赤
異常信号表示
設定範囲 0.00∼1.00
2自由度PID制御の内部パラメータ を調節すれば、微分先行型
PID、比例先行型PID(I-PD)制御などのPID制御ができます。
PV整定帯 PV整定帯
α
α=0.00
(微分先行型PID制御)
目標値
α=0.65
低
PV 整定帯
に連動
内
高
PV
SP
高い
用途例
r-g.r 赤→緑→赤
低い PV整定帯内
赤
緑
赤
整定表示
g-o.r 緑→橙→赤
緑
橙
赤
整定表示
o-g.r 橙→緑→赤
橙
緑
赤
整定表示
α=1.00
(比例先行型PID制御)
αによる目標値応答の違い
α
目標値応答での速応性を向上したいときは を工場出荷時の推
奨値よりも小さくします。
(ただし、オーバーシュートが大きくなります。)
お問い合わせ
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■設定データ一覧
「オートマニュアル切替」
表示以外
マニュアルモードで起動
マニュアル制御レベル
C
PID制御
25 のみ
現在値/操作量
Oキー
1秒以上
Oキー1秒未満
調整レベル
Oキー3秒以上(1秒以上で点滅)
電源投入
機種や設定によって表示されないデータがあります。
詳細は、「形E5CN/E5AN/E5EN 温度調節器 ユーザーズ
マニュアル」(カタログ番号:SGTD-727)をご覧ください。
オートモードで起動
運転レベル
Oキー1秒未満
C
233
M
off
M
cmwt
通信書込
d
c-sc
1.00
M
0.0
M
ct2
ヒータ電流値2モニタ
C
0.0
M
lcr1
漏れ電流値1モニタ
C
0.0
M
hb2 ヒータ断検出2
C
C
C
insh
0.0
M
C
insl
sktr ソーク残り時間モニタ
0
M
105.0
M
ol-l 操作量リミット下限値
-5.0
M
1点補正
上限温度入力補正値
2点補正
ど
ち
ら
か
設
定
下限温度入力補正値
0.0
M
al3l 警報下限値3
0
M
o 操作量モニタ(加熱)
0.0
M
c-o 操作量モニタ(冷却)
0.0
M
run
M
O+Mキー3秒以上
(表示は点滅します)
O+Mキー1秒以上
プロテクトレベル
※キー押下時間は「プロテクトレベル移行時間」
で変更可
pmov プロテクトレベル移行
パスワード設定時のみ表示
0 プロテクトレベルへの移行
を制限。
M
oapt 運転/調整プロテクト
運転・調整・マニュアル制御
0 レベルのメニュー表示、書込
M み等を制限
icpt 初期/通信プロテクト
初期設定・通信設定・高機能
1 設定レベルへの移行を制限
M
wtpt 設定変更プロテクト
キー操作による設定変更を
off 制限
M
pmsk パラメータマスク有効
パラメータマスク設定時のみ
on
表示
M
prlp プロテクトレベル
0 移行パスワード
M
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
C
r-s ラン/ストップ
異常時操作量
ol-h 操作量リミット上限値
0
M
0.0
M
rset
M
sprt SPランプ設定値
al3h 警報上限値3
0
M
lcr2 漏れ電流値2モニタ
wt-b ウェイト幅
al-3 警報値3
0
M
prst プログラムスタート
off
M
マルチSPで使用
する目標値
ins 温度入力補正値
C
0.0
M
0.0
M
0
M
C
chys 調節感度(冷却)
mv-e
0
M
sp-3
漏れ電流値1モニタ
al2l 警報下限値2
0
M
0.0
M
0.0
M
sp-0 目標値0
目標値3
C
lcr1
ヒステリシス設定
mv-s ストップ時操作量
50.0
M
C
hys 調節感度(加熱)
off
M
hs2 SSR故障検出2
sp-2
ct2
ヒータ電流値2モニタ
al2h 警報上限値2
0
M
0.0
M
1
M
50.0
M
目標値2
C
0.0
M
soak ソーク時間
0.0
M
0
M
ct1
ヒータ電流値1モニタ
sp-m
0
M
0
M
1.0
M
sp-1 目標値1
C
デッドバンド
1.0
M
C
hs1 SSR故障検出1
ランプ目標値モニタ
al-2 警報値2
どちらか設定
hb1 ヒータ断検出1
C
of-r マニュアルリセット値
0.0
M
C
C
al1l 警報下限値1
0
M
追加で追加
0
M
50.0 P、PD制御時オフセットをクリア
M
lcr2 漏れ電流値2モニタ
C
c-db
加熱冷却制御
0
M
C
マルチSP
m-sp 目標値の選択
0.0
M
0.0
M
C
冷却係数
M
al1h 警報上限値1
どちらか設定
ヒータ電流値1モニタ
a-m オート/マニュアル切替機能
Oキー
3秒以上
(1秒以上
で点滅)
40
M
off
M
ct1
微分時間
C
0
M オート/マニュアル切替
PID制御のみ
PID設定
al-1 警報値1
0
M
25 現在値/目標値
C
i 積分時間
at AT実行/中止
C
M
8.0
M
に1回のみ表示
M
p 比例帯
どちらか設定
25 現在値
PV表示追加で追加
C
l.adj 調整レベル表示
調整レベル移行時
パスワードの設定
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Oキー1秒未満
通信設定レベル
※通信機能ありの場合のみ/変更した設定は電断
またはソフトリセット後に適用
psel プロトコル選択
cwf
M
Compoway/F
(sysway)
Modbusを切替
u-no 通信ユニットNo.
1
M
Compoway/F
bps 通信速度 (sysway)のみ
9.6
M
len 通信データ長
7
M
sbit 通信ストップビット
2
M
prty 通信パリティ
even
M
sdwt 送信待ち時間
20
M
13
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
Oキー1秒以上
高機能設定レベル
初期設定レベル
Oキー1秒未満
in-t 入力種別
init 設定値初期化
5
M
off
M
in-h スケーリング上限値
100
M
dp 小数点位置
0
M
d-u
温度単位
、
c
M
C
sl-h
目標値の制限
sl-l 目標値リミット下限値
cntl
PID ON/OFF
s-hc 標準/加熱冷却
mspu マルチSP使用
a2lt 警報2ラッチ
hsl SSR故障ラッチ
spru SPランプ
時間単位
a3lt 警報3ラッチ
hsh SSR故障
ヒステリシス
待機シーケンス
rest 再起動
prlt プロテクトレベル
移行時間
lba LBA検出時間
al1n 警報1非励磁
sero 入力異常出力
C
入力種別が温度、
標準制御、PID制御のとき
on
M
off
M
off
M
0.1
M
off
M
0
M
3
M
C
cjc 冷接点補償方式
alh1 警報1
ヒステリシス
on
M
0.2
M
lbal LBA検出しきい値
8.0
M
off
M
n-o
M
stnd
M
on
M
hsu SSR故障使用
off
M
a
M
onof
M
st ST
a1lt 警報1ラッチ
m
M
-200
M
rt RT
off
M
ev-2 イベント入力
割付2
off
M
目標値リミット上限値
off
切替機能追加
M
off
M
stop
M
入力種別が温度
amad オート/
マニュアル
ret 表示自動復帰時間
none
M
入力種別がアナログ
o-dp 操作量表示
off
追加
M
off
M
ev-1 イベント入力
割付1
1300
M
C
マルチSP使用数
1 目標値4点:2
M
0
M
mvse ストップ時/
異常時操作量
off
M
ev-m 目標値2点:1
in-l スケーリング下限値
pvad PV表示追加
C
lbab LBA検出幅
3.0
M
al2n 警報2非励磁
rlrv MBコマンド
論理切替
out1 制御出力1割付
alh2 警報2
ヒステリシス
colr PV表示色切替
out2 制御出力2割付
pv-b PV整定帯
alm1 警報出力1割付
alh3 警報3
ヒステリシス
a1on 警報1
ONディレー
alm2 警報出力2割付
alt1 警報1種別
hbu ヒータ断使用
a2on 警報2
ONディレー
alm3 警報出力3割付
alt2 警報2種別
hbl ヒータ断ラッチ
a3on 警報3
ONディレー
csel 表示キャラクタ
切替
hbh ヒータ断
ヒステリシス
a1of 警報1
OFFディレー
t-u ソーク時間単位
ptrn プログラム PID制御、制御出力を
off パターン
パルス出力へ割付のとき
M
C
cp 制御周期(加熱)
20
M
パルス出力の周期設定
C
2
M
0
M
on
M
2
M
0
M
off
M
alt3 警報3種別
2
M
0
M
0.1
M
伝送出力種別
C
off
M
リニア出力
伝送出力上限値
100.0
M
o1-t リニア電流出力種別
none
M
alm1
M
alm2
M
alm3(形E5AN/ENのみ)
M
on
M
m
M
a2of 警報2
OFFディレー
alsp 警報SP選択
alfa α
a3of 警報3
OFFディレー
cmoV 校正レベル移行
0
M
15.0
M
0
M
0.0
M
sp-m
M
0
M
istp 入力補正種別
inf 入力デジタル
フィルタ
0.0
M
o
M
st-b ST整定帯
0.65
M
tr-l 伝送出力下限値
ins1
M
リニア出力
amov 高機能設定レベル移行
初期/通信プロテクトが「0」
0
0
M
0.2
M
or-r
M
M
5.0
M
n-o
M
oreV 正/逆動作
4-20
M
C
al3n 警報3非励磁
20
M
tr-h
red
M
0.2
M
c-cp 制御周期(冷却)
tr-t
off
M
n-o
M
のとき表示
お問い合わせ
パスワード
(−169)
を
設定することで移行
0120-919-066(窓口番号[3]) または直通電話 055-982-5000(通話料がかかります)
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2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
●プロテクトレベル
●パラメータマスク有効
パラメータマスク機能のON/OFFを設定します。
パラメータマスク機能を使用するには、設定ツールソフトウェア
が必要です。
設定ツール:CX-Thermo形EST2-2C-MV4以降
pmov プロテクトレベル移行
パスワード設定時のみ表示
0 プロテクトレベルへの移行
を制限。
M
oapt 運転/調整プロテクト
運転・調整・マニュアル制御
0 レベルのメニュー表示、書込
M
み等を制限
●プロテクトレベル移行パスワード(初期値は「0」です。)
icpt 初期/通信プロテクト
初期設定・通信設定・高機能
プロテクトレベルへ移行するためのパスワードを設定します。
Uキー+Oキー、Dキー+Oキーの同時押しで値を設定くださ
い。
パスワードを忘れた場合、プロテクトによる制限の解除、変更が
できなくなるのでご注意ください。万一、パスワードを忘れた場
合は、弊社までご連絡ください。
1 設定レベルへの移行を制限
M
wtpt 設定変更プロテクト
キー操作による設定変更を
off 制限
M
pmsk パラメータマスク有効
パラメータマスク設定時のみ
on
表示
M
パスワード設定時は、プロテクトレベル移行
prlp プロテクトレベル
0 移行パスワード
M
pmov 表示画面で
0
パスワードを入力後、OまたはMキーを押すか、あるいは、2秒
パスワードの設定
間キー操作しないと運転/調整プロテクトが表示されます。
●運転/調整プロテクト
設定値とプロテクト範囲の関係は下の表のとおりです。
設定値
レベル
運転
レベル
0 1 2 3 現在値
○
○
○
○
現在値/目標値
◎
◎
◎
○
その他
◎
◎
×
×
◎
×
×
×
調整レベル
◎:表示/設定変更可能
○:表示のみ可能
×:表示またはレベル
移行不可能
・設定値「0」のときはプロテクトがかかりません。
・初期値は「0」です。
●初期/通信プロテクト
初期設定レベル/ 通信設定レベル / 高機能設定レベルへの移行を
制限します。
設定値
初期設定レベル
通信設定レベル
高機能設定レベル
0 ○
○
○
1 ○
○
×
2 ×
×
×
・初期値は「1」です。
○:移行可能
×:移行不可能
●設定変更プロテクト
キー操作での設定変更を制限します。
設定値
内容
OFF キー操作での設定変更可
ON キー操作での設定変更不可(但し、プロテクトレベルについては可)
・初期値は「OFF」です。「ON」のときは、「
」が点灯します。
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
●通信設定レベル
●通信設定項目
通信仕様の設定は通信設定レベルで行います。通信設定項目の設
定はパネル操作で行ってください。
通信設定項目の種別と設定内容は次のとおりです。
設定値は、設定操作後の電源再投入により有効となりますのでご
注意ください。
項目
記号
設定値
設定内容
初期値
cwf
プロトコル選択
psel cwf/mod
CompoWay/F(Sysway)
/Modbus 通信ユニットNo.
u-no 0∼99
0∼99
通信速度
bps
1.2/2.4/4.8/9.6/19.2/
1.2/2.4/4.8/
9.6/19.2/38.4 38.4(kbps)
通信データ長
len
7/8
通信ストップビット
通信パリティ
送信待ち時間
sbit 1/2
prty none/eVen/
odd
sdwt 0∼99
9.6
7
1/2 2
0∼99(ms)
eVen
20
通信を行う前に、前面キーの操作で下記の手順により、通信ユ
ニットNo.や通信速度などの設定を行ってください。通信項目設
定以外の操作方法については、お使いの機種のユーザーズマニュ
アルを参照してください。
( 1 )Oキーを3秒以上押し、
「運転レベル」→「初期設定レベル」
に移行します。
( 2 )Oキーを押し、
「初期設定レベル」→「通信設定レベル」に
移行します。
( 3 )Mキーを押すと下図のように設定項目が替わります。
( 4 )U Dキーを押すと設定データを変更できます。
cwf
●通信ユニットNo.(u-no)
上位コンピュータと通信する場合は、上位コンピュータが各温調
ユニットを識別するためのユニットNo. を各温調器に設定しま
す。0∼99まで1ごとに設定できます。ご購入時は1に設定されて
います。複数個で通信を行う場合は同一ユニットNo.を重複して
設定しますと正常に動作しませんので注意してください。
●通信速度(bps)
上位ホストコンピュータと通信する場合の通信速度を設定しま
す。通信速度はそれぞれ次のとおりです。
1.2(1200bps)、2.4(2400bps)、4.8(4800bps)、9.6(9600bps)
、
19.2(19200bps)、38.4(38400bps)
●通信データ長(len)
通信のデータビット長の変更ができます。データビットは7ビッ
トと8ビットがあります。
●通信ストップビット(sbit)
通信のストップビットの変更ができます。ストップビットは1ま
たは2のどちらかの設定ができます。
psel プロトコル選択
M
通信プロトコルの選択ができます。CompoWay/F(Sysway)、
Modbusから設定してください。
1
7/8(ビット)
なし、
偶数、
奇数
●プロトコル選択(psel)
Compoway/F
(sysway)
Modbusを切替
●通信パリティ(prty)
u-no 通信ユニットNo.
1
通信パリティの設定ができます。パリティは、無し(none)、
偶数(even)
、奇数(odd)から設定してください。
M
bps 通信速度
9.6
M
●送信待ち時間(sdwt)
len 通信データ長 *
送信待ち時間を0∼99msまで1msごとに設定できます。ご購入時
は20msに設定されています。
7
M
sbit 通信ストップ
2
ビット *
M
prty 通信パリティ
even
M
sdwt 送信待ち時間
20
M
*「プロトコル選択」
がCompoWay/Fの
ときのみ表示されます。
お問い合わせ
0120-919-066(窓口番号[3]) または直通電話 055-982-5000(通話料がかかります)
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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
■警報ディレー機能
警報ディレーは、警報出力に対する遅延設定です。警報1/2/3個
別にON/OFFディレーが設定できます。
警報1 ON/OFFディレーは警報機能にのみはたらき、警報1出力
がその他警報機能(ヒータ断線警報、SSR故障警報、入力異常出
力警報)とのOR出力となっている場合は、その他の警報に対し
てのディレーは設定できません。
警報1/2/3のON/OFFディレーは、ALM1/ALM2/ALM3の単発
光表示、通信ステータスにも有効となります。電源投入時、また
は初期設定レベルから運転レベルへの移行時(ソフトリセット)
にも警報ONディレーは働きます。初期設定レベル移行時、また
は HB 異常発生時の警報出力はすぐに全OFF となり OFF ディ
レーを行いません。
●警報ONディレー/OFFディレー動作(上限警報の場合)
PV
警報ヒステリシス
警報設定
警報ステータス
ONディレー
設定時間
ONディレー
設定時間
OFFディレー
設定時間
警報ラッチ=「OFF」の場合
ONしない
・警報 ON の区間が ON ディレー設定以下の場合は、警報出力は
ONしません。同様に、警報OFFの区間がOFFディレー設定以
下の場合は、警報出力はOFFしません。
・ONディレー中に警報がON→OFF→ONした場合、最後に警報
がONした時点から計測し直します。同様に、OFFディレー中
に警報がOFF→ON→OFFした場合、最後に警報がOFFした時
点から計測し直します。
■ループ断線警報機能(LBA)
・ループ断線警報は、制御偏差(SP-PV)が「LBA検出閾値」以
上の状態で、制御偏差がLBA検出時間内で「LBA検出幅」以
上減少しないときは、制御ループのどこかで異常があるものと
して警報出力をする機能です。
・LBA検出は以下のようなときに行います。
LBA
検出閾値
目標値
LBA検出幅
LBA検出幅
LBA
検出閾値
LBA検出幅
LBA検出を
しない区間
LBA検出
時間
①
②
③
LBA OFF
LBA検出時間
④
LBA検出時間
⑤
LBA ON
LBA検出時間
⑥
LBA OFF
⑦
LBA ON
①∼②の区間では、制御偏差が小さくなり(目標値に近づき)、
かつ制御偏差の減少幅が「LBA検出幅」より大きいため、LBA
はOFFのままです。
③∼④では、PVが「LBA検出閾値」内のため、LBA検出を行
いません。(LBAはOFFのままです。)
④∼⑤では、PVが「LBA検出閾値」外で、かつLBA検出時間
内に「LBA 検出幅」より大きい制御偏差の減少が見られない
ため、LBAはONとなります。
⑤∼⑥では、制御偏差は目標値に近づく方向であり、かつ
「LBA検出幅」より大きく制御偏差が減少しているため、LBA
はOFFします。
⑥∼⑦では、制御偏差は目標値に近づく方向ですが、制御偏差
の減少幅が「LBA検出幅」より小さいため、LBAはONします。
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
・「LBA 検出時間」、「LBA 検出閾値」、「LBA 検出幅」および
「PID」の設定値が不適切な場合、本来検出すべきでない箇所
での誤検出や、検出すべき箇所で検出できないことがありま
す。
・想定外の過大な外乱が継続的に発生し、大きな偏差が減少しな
い場合は、LBA検出することがあります。
・周囲温度に近い目標値の場合、断線故障があっても定常状態で
の偏差が LBA 検出閾値以内となり、検出できないことがあり
ます。
・飽和操作量でも到達不可能なほど過大な、または過少な目標値
を設定すると定常状態での制御偏差が残り、LBA 検出される
場合があります。
・昇温制御中の昇温方向の故障(例えばSSR短絡故障)は検出で
きません。
・降温制御中の降温方向の故障(例えばヒータ断線故障)は検出
できません。
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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
●LBAに関連するパラメータ
パラメータ名
記号
LBA 検出時間
LBA 検出閾値
lba
lbal
●LBA検出閾値
設定範囲
備考
0∼9999
(秒)
0のときはLBA機能
が無効となります。
0.1∼999.9
初期値は8.0
熱電対/測温抵抗体
(℃または°
F)
(℃または°
F)
マルチ入力タイプ
(注)
アナログ入力タイプ
LBA 検出幅
lbab
0.01∼99.99
(%FS)
初期値は10.00%FS
0.0∼999.9
初期値は3.0
熱電対/測温抵抗体
(℃または°
F)
(℃または°
F)
マルチ入力タイプ
(注)
アナログ入力タイプ
0.00∼99.99
(%FS)
初期値は0.20%FS
・制御ループが正しく動作している場合の制御偏差幅を設定し
ます。
・初期値は熱電対/測温抵抗体マルチ入力タイプで「8.0(℃また
は°
F)
」、アナログ入力タイプで「10.00%FS」です。
●LBA検出幅
・制御偏差が「LBA検出閾値」以上の状態で、制御偏差が「LBA
検出幅」以上変化しないときは、制御ループのどこかで異常が
あるものとして警報出力をONします。
・初期値は熱電対/測温抵抗体マルチ入力タイプで「3.0(℃また
は°
F)
」、アナログ入力タイプで「0.20%FS」です。
注. アナログ入力時は「単位なし」となります。
・LBA出力は警報1種別により「12」(LBA)を選択したときに
有効となります。
・ループ断線が検出された場合は、ALM1単発光が点灯します。
・SPランプ中はLBAの検出は行いません。
・AT中、マニュアル操作中、ストップ時はLBA検出を行いませ
ん。
・警報 1 ラッチを「ON」にしていた場合、LBA に対してラッチ
機能が有効となります。
●LBA検出時間の自動設定
・LBA検出時間は、ATにより自動設定を行います。
(加熱冷却制御時は自動設定を行いません。
)
・ATにより、最適なLBA検出時間が得られないときは、「LBA
検出時間」(高機能設定レベル)で設定してください。
●LBA検出時間の決定
LBA 検出時間をマニュアルで設定する場合は、以下に示す LBA
基準時間の2倍である値を「LBA検出時間」として設定します。
(1)出力を最大にします。
(2)入力の変化幅が、LBA検出幅に達するまで時間を測定します。
温度
PV
測定時間Tm
LBA検出幅
MV=100%
時間
LBA検出時間=Tm×2
(3)測定時間の2倍を「LBA検出時間」とします。
お問い合わせ
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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
■マニュアル制御機能
・マニュアル制御レベルの「現在値/操作量」表示にて、マニュ
アルモードでの操作量の設定が可能となります。この時、オー
トモードからマニュアルモードへの移行時のマニュアル操作
量の初期値はオートモードの最終操作量となります。また、マ
ニュアルモードでは、変更値は即時に確定し、実操作量に反映
されます。
・マニュアルモード中は表示自動復帰機能は働きません。
・マニュアル動作とオート動作の切り替え時、操作量はバランス
レスバンプレス動作をします。*
・マニュアル動作中に電断があった場合、電源復帰時に電断時の
操作量でマニュアル動作を再開します。
・オート/マニュアル切り替え回数は最大100万回です。
・マニュアル操作は、PID制御時のみ有効となります。
●マニュアル制御レベルの移行方法
・運転レベルの「オート/マニュアル切替」表示で、Oキーを3
秒以上押すとマニュアルモードとなり、マニュアル制御レベル
に移行します。マニュアル操作中は「現在値/操作量(マニュ
アル操作量)」表示以外の表示には移行できません。マニュア
ル制御レベルの「現在値/操作量」表示で、レベルキーを1秒以
上押すとオートモードとなり、運転レベルに移行し、運転レベ
ルの先頭パラメータを表示します。
運転レベル
C
Oキー1秒以上
* バランスレスバンプレスとは、動作の切り替え時に操作量などが急激に変
化しないように、切り替え直前の値を引き継いでスタートし、徐々に切り
替え後の値に近づける動作です。
M
C
マニュアル動作をまとめると次のようになります。
バランスレスバンプレス
C
25
20
現在値/操作量
a-m
Oキー1秒以上
※1秒以上で
a-m表示が点滅
時間
0
操作量切替 OFF
マニュアル
25 現在値/目標値
100
マニュアル制御レベル
操作量
(%)
25 現在値
M
ト/マニュアル
a-m オー
切替
M
m-sp マルチSP
0
ON
M
電断 オート
●関連する表示/パラメータ
パラメータ名
記号
現在値/操作量
(マニュアル操作量)
―
オート/マニュアル
切替
a-m
オート/マニュアル
切替機能追加
amad
レベル
備考
マニュアル操作量の変更を行う。
マニュアル
−5.0∼105.0(加熱冷却制御のと
制御レベル
きは−105.0∼105.0)
運転レベル
オート/マニュアルのモード切替
を行う。
高機能設定 オート/マニュアルのモード切替
レベル
を有効とする。
・イベント入力で「MANU」(オート / マニュアル)を選択して
いるときは、
「オート/マニュアル切替」は表示されません。こ
の場合はイベント入力によりオート/マニュアルのモード切替
を行います。
●オート/マニュアル切替機能追加
マニュアルモードに移行するには、高機能設定レベルの「オート
/マニュアル切替機能追加」をONにしておく必要があります。初
期値は「off」です。
※マニュアル操作と他機能との優先度
STOP中もマニュアル操作量が優先されます。
ATまたはST中にマニュアルモードに移行した場合は、ATま
たはSTは中止されます。
※マニュアル操作とSPランプ
SPランプ中にマニュアルモードに移行した場合もSPランプ動
作は継続されます。
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
■伝送出力機能
制御出力がリニア電流出力の場合は伝送出力として使用可能になり、伝送出力として使用したい場合は、初期設定レベルの「伝送種別」
のパラメータを「OFF」以外の設定値に変更します。
(この操作により、
「伝送出力上限値」「伝送出力下限値」パラメータが有効となります。)
●伝送出力種別
伝送種別
OFF *1
●伝送スケーリング
記号
設定範囲
off
――
sp
目標値
ランプ目標値
目標値リミット下限値∼目標値リミット上限値
sp-m 目標値リミット下限値∼目標値リミット上限値
現在値
pv
センサ設定範囲下限値∼センサ設定範囲上限値
または、スケーリング下限値∼スケーリング上限値
操作量(加熱)
mv
−5.0∼105.0
(加熱冷却制御のときは、0.0∼105.0)*2
操作量(冷却) c-mv
0.0∼105.0 *2
*1. 初期値は「OFF」とします。伝送種別OFFの際は、制御出力1は「制御
出力1割付」の内容に従い出力します。
*2. 伝送出力値と制御出力のリニア電流出力値の違いは下図のようになり
ます。
リニア電流出力種別が4∼20mAの設定で、リニア出力を伝送出力として
使用する場合は、0%で4.0mA、100%で20.0mAが出力されます。
リニア出力を制御出力として使用する場合は、操作対象を確実に0また
は100%にする必要があるため、制御出力(加熱側)選択時には、0%で
3.7mA、100%で20.3mAが出力されます。
出力電流値
(mA)
20.3
20
伝送出力値
制御出力
・「伝送出力下限値」を「伝送出力上限値」より大きく設定する
ことで、逆スケーリングも可能です。また、4 ∼ 20mA の設定
で「伝送出力上限値」=「伝送出力下限値」とした場合、伝送
出力は0%(4mA)を常に出力します。
・「目標値」、
「ランプ目標値」
「現在値」を選択している場合、
「入
力種別」
「スケーリング上下限値」
「目標値リミッタ上下限値」
「温度単位」のパラメータ変更により「伝送出力上限値」
「伝送
出力下限値」はそれぞれ設定範囲の上下限に強制的に初期化さ
れます。
「操作量(加熱)
」、
「操作量(冷却)」を選択している場合、
「標
準/加熱冷却」のパラメータ変更により標準制御と加熱冷却制
御の切替が行われたときは、
「伝送出力上限値」
「伝送出力下限
値」はそれぞれ「100.0」「0.0」に初期化されます。
・リニア電流出力種別が 4 ∼ 20mA で、「伝送出力上限値」が
「90.0」、
「伝送出力下限値」が「10.0」の場合の出力電流値は下
図のようになります。
・0.0∼100.0%でスケーリングを行った場合、−5.0∼0.0での出力
は0.0%、100.0∼105.0での出力は100.0%と同じ値になります。
出力電流値
(mA)
20
4
3.7
100
0
操作量
(%)
(リニア電流出力種別の設定が4∼20mAの場合)
4
0
10
90
100
伝送出力下限値
伝送出力上限値
操作量
(%)
(リニア電流出力種別の設定が4∼20mAの場合)
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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
■簡易プログラム機能
・以下のような簡易プログラム機能が実装されています。
・「プログラムスタート」の「RSET」→「STRT」への変更でプ
ログラムはスタートします。ウェイト幅内に「ソーク時間」滞
在の後、第2表示に「END」が表示され、プログラムEND出力
に割り当てられた出力がONします。また、プログラムEND時
に STOP モードに移行するか、RUN が継続するかについては
「プログラムパターン」にて選択が可能です。
SP
ウェイト幅
ウェイト幅
目標値
PV
ソーク時間
RSET→STRT
END表示
END出力
STOPまたは
RUN継続の選択可
●簡易プログラム機能に関連するパラメータ
記号
設定範囲/モニタ範囲
単位
プログラムパターン
パラメータ名
ptrn
OFF、STOP、CONT
――
初期設定レベル
プログラムスタート
prst
RSET、STRT
――
運転レベル
ソーク時間
soak
1∼9999
ソーク時間単位
t-u
m(分)/h
(時間)
分または時間
――
表示レベル
調整レベル
高機能設定レベル
ウェイト幅
wt-b
OFF、0.1∼999.9 *
℃または°
F(注)*
調整レベル
ソーク残り時間モニタ
sktr
0∼9999
分または時間
運転レベル
注. 熱電対/測温抵抗体マルチ入力タイプでアナログ入力設定時は「単位なし」となります。
* 「ウェイト幅」は、アナログ入力機種の場合、設定単位は%FSとなりOFF、0.01∼99.99の設定範囲となります。
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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
異常時の表示について(トラブルシューティング)
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
異常が発生すると、第1表示にエラー内容を表示します。エラー表示によってエラーの内容を確認し、その内容についての処置をしてく
ださい。
第1表示
異常内容
s.err(S.ERR)
入力異常 *1
e111(E111)
メモリ異常
h.err(H.ERR)
HB異常 *1
異常時の出力状態
処置
制御出力
入力の誤配線、断線、
短絡および入力種別を確認してください。
(ただし、熱電対入力の短絡は検出できません。)
まず電源を入れ直してください。
表示内容が変わらない場合は修理が必要です。
正常になった場合はノイズの影響が考えられるので、
ノイズが発生していないか確認してください。
OFF *2 警報出力
異常高温
として処理
OFF OFF OFF *2
OFF ※ 入力が制御可能範囲内で表示可能範囲(−1999(−199.9)∼9999(999.9))を超えた場合、−1999(−199.9)より小さい値は
、
9999(999.9)より大きい値は
と表示します。
この表示のときは制御出力および警報出力とも正常に動作します。
制御可能範囲についての詳細は「形E5CN/形E5CN-U/形E5AN/形E5EN温度調節器ユーザーズマニュアル」
(カタログ番号:SGTD-727)を参照してください。
*1. 表示が「現在値」または「現在値/目標値」、
「現在値/操作量」の場合エラー表示します。他の状態ではエラー表示しません。
*2. マニュアル操作量、ストップ時操作量、異常時操作量が設定されている場合、その設定に応じた出力となります。
トラブルシューティング
温度が上昇しない・出力が出ない、温度誤差が大きい時は、下表に従いチェックしてください。
現象
チェック項目と原因
①制御が停止していませんか?
表示「STOP」が点灯していると制御停止です。
運転レベルの「run/stop」を「run」にします。
「STOP」が消灯します。
②制御動作が「正動作」になっていませんか?
加熱動作の場合は「逆動作」になります。
初期設定レベルの制御動作「orev」を
逆動作「or-r」にします。
③制御出力の表示「OUT」
が点灯あるいは
点滅していませんか?
制御出力が電流出力以外の場合は出力に合わせて
「OUT」表示が同期します。
消灯のままであれば上記①②をご確認ください。
点灯のままであればセンサ、ヒータ、周辺機器の
接続をご確認ください。
温度が上昇しない
出力が出ていない
④PID制御の場合、PID定数が不適切な場合があります。
温度誤差が大きい
対策方法
オートチューニングが可能であれば開始して、
PID定数を算出します。
(オートチューニングでは負荷に対して100%出力を
しますので、オーバーシュートが発生します。)
①センサの種別が合っていますか?
センサ種別をご確認後、初期設定レベルの入力種別「in-t」を
ご確認ください。
②入力補正値が設定されていませんか?
調整レベルの入力補正値「ins」をご確認ください。
センサ部の温度をそのまま表示させるのであれば
この設定値は「0.0」にします。
③熱電対の延長は補償導線をお使いですか?
補償導線はセンサの種別にあったものを
必ずお使いください。
④センサの設置場所が離れていませんか?
また、挿入長が短くないですか?
測定対象物に対してセンサの設置をご確認ください。
センサの挿入長は保護管径の20倍以上が必要です。
温調器の入力確認方法
* 熱電対の場合
入力端子を短絡すると室温が表示されます。
* 白金測温抵抗体の場合
入力端子に抵抗を接続して表示を確認します。
A−B間に100Ω、B−B間短絡で0℃
A−B間に140Ω、B−B間短絡で約100℃
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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 操作編
形E5CN/E5CN-U/E5AN/E5EN 新タイプは、サーマックNEO [新タイプ] 操作編をご覧ください。
内部パラメータを工場出荷状態に戻す場合
一から設定をやり直すために設定を初期の状態に戻したい場合などに行ってください。
なお詳細は、13ページの「■設定データ一覧」を参照ください。
設定値初期化は、高機能設定レベルで行います。
高機能設定レベルに移行するには、
「初期設定レベル」でパスワード(−169)を入力します。
パスワードを入力するには、
「プロテクトレベル」
の
「初期/通信プロテクト」の設定値を0にしておく必要があります。
① プロテクトレベルに移行します。
「初期/通信プロテクト」の設定値を「0」にします。
② 高機能設定レベルに移行します。
高機能設定レベル(表示部上段『init』)に移行します。
表示部下段を「fact」にします。数秒後初期化が終わると、
自動的に「OFF」に戻ります。
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