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ゲーム脳が身体に及ぼす影響
情報システム工学科4年 ラシキア研究室 城田 翔平 研究背景 ゲームと脳の関係性 実験 今後の課題 研究背景 インターネットだけではなく、 テレビゲームも進化し、浸透してきた。 人間の記憶にどのような影響を及ぼすのか どの年齢層、ゲーム機を使っているのか 家庭用ゲーム参加人口推計(単位:万人) 3~9歳 10~14歳 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~79歳 0 100 200 300 400 500 600 主に利用するプラットフォーム(単位:%) 携帯型ゲーム機 家庭用ゲーム機 ゲームセンター 携帯電話 パソコンのゲーム 0 10 20 30 40 50 60 70 80 引用元: http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1002/25/news022. 脳に与える影響 ゲーム脳を明らかにしたブレインモニタ 脳波を増幅しα、β派を抽出 頭上 右脳 左脳 頭上 右脳 左脳 コンピュータ ディスプレイの光が強烈で、 使う脳の範囲が狭い 読書しているとき 手や指の筋肉への複雑な指令によって コントロールされ脳の中で 何度も情報が反復する 脳の可塑性は幼児期ほど高く、 反復刺激により脳は作られる 反復刺激がゲームだった場合 神経的ネットワークは複雑に 絡み合うことはない。 実験 幼少の頃のおおまかな平均ゲーム時間 ゲームジャンル 参加者 • 53人 対象年齢 • 20~22歳 その人がゲーム脳に近いかどうか調べる必 要があったため ゲーム脳が改善されるかどうかを調べるた め ゲームジャンル(単位:%) アクション RPG パズル アドベンチャー シュミレーション 小学生 中~高校生 シューティング スポーツ その他 無し 不明 0 10 20 30 40 50 60 70 80 小学生の頃の平均ゲーム時間 ~1時間 ~2時間 ~3時間 ~4時間 ~5時間 ~6時間 不明 0 5 10 15 20 中~高校生の頃の平均ゲーム時間 ~1時間 ~2時間 ~3時間 ~4時間 ~5時間 ~6時間 ~7時間 ~8時間 8時間~ 不明 0 2 4 6 8 10 12 ゲームジャンル RPG、アクションと言ったものが多く パズルやクイズと言ったゲーム人口が少ない 小学生は大多数が2時間前後で 中~高校生からはばらつきが大きい傾向にある。 記憶力テスト • 12桁の数字を暗記 • 簡単な計算問題を回答 • どれだけ覚えているかテスト 参加者 • 53人 対象年齢 • 20~22歳 ゲーム脳がマジックナンバー7±に影響するのか ゲーム脳が改善されるかどうか 暗記テスト結果 ~6点 7点 8点 9点 10点 11点 12点 0 2 4 6 8 10 12 14 16 小学生の頃ゲーム時間が少なくても、 中~高校生の頃のゲーム時間が長いと 短期記憶に自信が無かったり、 テストの点数が低い傾向が強い アンケートをしてもらう人がまだ少ないので、 ジャンルによる傾向をまとめることができなかった 常に脳は更新されていくものである。 色付きのスクリーンを10分、20分間見る 60問の計算問題を5分の間に回答してもらう 10分間の休憩 参加者 • 10分のテスト:4人 • 20分のテスト:2人 対象年齢 • 22~23歳 スクリーンの光は影響するのは解ったが、 スクリーンの色が脳の処理にどのような影響を 与えるのか今までに例がなかったため。 テスト結果(10分) 紙 白 黒 灰 A君 B君 C君 D君 紫 緑 黄 青 赤 0 10 20 30 40 50 60 テスト結果(10分) テスト結果(20分) 黒 黒 青 青 緑 緑 B君 B君 白 C君 白 C君 黄 黄 赤 赤 0 紙 0 20 40 60 10 20 30 40 50 60 人により多少個人差はあるが、 短時間の場合は明るい、暗い色はあまり関係なく 全員が白い背景の時が一番点数が高い。 しかし、時間が長くなるにつれ 明るい色の場合、テストの点数が低くなり、 暗い色の場合、高くなる傾向がある。 先ほど述べた通り、 ディスプレイの光は影響する。 今後の課題 アンケートに協力してもらう人を増やす 実験を深く掘り下げていく 他にも参照できる文献を増やす 引用元 ITに殺される子供たち ゲーム脳の恐怖 テレビゲームと子どもの心 ご清聴ありがとうございました