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ESBLs-CTX/CVA

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ESBLs-CTX/CVA
ESBLs 確認用
ESBLs-CPX/CVA‘栄研’
ESBLs-CAZ/CVA‘栄研’
ESBLs-CTX/CVA‘栄研’
ESBLs-CPR/CVA‘栄研’
菌 名:
EKN4140(ESBLs産生株)
®
セフタジジム
写真左:KBディスク‘栄研’
写真右:ESBLs-CAZ/CVA
‘栄研’
菌 名:
EKN4140(ESBLs産生株)
®
セフォタキシム
写真左:KBディスク‘栄研’
写真右:ESBLs-CTX/CVA
‘栄研’
菌 名:
EKN4140(ESBLs産生株)
®
セフピロム
写真左:KBディスク‘栄研’
写真右:ESBLs-CPR/CVA
‘栄研’
いまに応える栄研化学
菌 名:
EKN4140(ESBLs産生株)
®
セフポドキシム
写真左:KBディスク‘栄研’
写真右:ESBLs-CPX/CVA
‘栄研’
”
“
製品名
略号
製品コード
貯蔵方法
包装単位
有効期間
ESBLs-CPX/CVA‘栄研’ CPXC
セフポドキシムナトリウム 10μg
(力価)
10μg
(力価)
クラブラン酸カリウム
薬剤含有量(ディスク中)
E-DC10
1 5℃以下
51枚×2
1 年間
ESBLs-CAZ/CVA‘栄研’ CAZC
セフタジジム
クラブラン酸カリウム
30μg
(力価)
10μg
(力価)
E-DC11
1 5℃以下
51枚×2
1 年間
ESBLs-CTX/CVA‘栄研’ CTXC
セフォタキシムナトリウム 30μg
(力価)
クラブラン酸カリウム
10μg
(力価)
E-DC12
1 5℃以下
51枚×2
1 年間
ESBLs-CPR/CVA‘栄研’ CPRC
硫酸セフピロム
クラブラン酸カリウム
E-DC14
1 5℃以下
51枚×2
1 年間
30μg
(力価)
10μg
(力価)
詳細は使用説明書をご参照願います
Extended-Spectrum β-lactamases
(ESBLs:基質拡張型β-lactamases)
は、
第4世代を含む全てのセファロスポリ
ン及びモノバクタムを分解可能な、
主にクラスAに属するβ-lactamasesです。近年、
ESBLs産生菌による感染症は世界的に
増加傾向にあります。
Clinical and Laboratory Standards Institute
(CLSI)
では、
1999年にESBLs産生菌のスクリーニング試験法及び確
セファロスポリン及びアズトレオナムのブレイクポイントが大幅に引き下げられ、
この
認試験法を提案しました1)。2010年には、
新しいブレイクポイントを使用すればルーチンでの確認試験は必要ないとされましたが、
疫学調査や感染管理の目的において
は有用であるとして、
CLSI:Document M100-S22, 2012では以下の図のように提案されています 2)。
ESBLs-CAZ/CVA
‘栄研’
及びESBLs-CTX/CVA
‘栄研’
は、
このCLSI に準拠したディスクです。一方、
国内で分離されて
これには
いるESBLs産生株においては、
セフポドキシムにクラブラン酸を添加した試験法が優れた成績を示しており3 )、
ESBLs-CPX/CVA
‘ 栄研’
が対応しています。また、近年臨床で分離されているクラスC β-lactamasesを同時産生する
これについては、
ESBLs産生株の確認には、
村谷らが考案したセフピロムとクラブラン酸を併用した試験法が有用です4),5)。
ESBLs-CPR/CVA
‘栄研’
が対応しています。
K. pneumoniae, K. oxytoca, E. coli および P. mirabilis のスクリーニング・確認テスト
スクリーニングテスト
確認テスト
・セフタジジム(30μg )と
・セフポドキシム
・セフタジジム
・アズトレオナム
・セフォタキシム
・セフトリアキソン
10μg
30μg
30μg
30μg
30μg
・セフポドキシム
・セフタジジム
・セフォタキシム
10μg
30μg
30μg
セフタジジム/クラブラン酸(30μg/10μg )
及び
・セフォタキシム(30μg )と
セフォタキシム/クラブラン酸(30μg/10μg )
以上から2薬剤以上の使用が望ましいです。
35±2℃、
16∼18 時間培養
35±2℃、
16∼18 時間培養
スクリーニングテストの判定
確認テストの判定
いずれかの組み合わせでクラブラン酸合剤
・セフポドキシム
・セフタジジム
・アズトレオナム
・セフォタキシム
・セフトリアキソン
≦17mm
≦22mm
≦27mm
≦27mm
≦25mm
・セフポドキシム
・セフタジジム
・セフォタキシム
≦22mm
≦22mm
≦27mm
ディスクの阻止円直径の方が5mm以上大き
くなった場合には、被検菌をESBLs産生菌株
と判定します。
例:セフタジジム:16mm
セフタジジム/クラブラン酸:21mm
いずれかに相当する場合はESBLs産生を疑います。
1)
CLSI : Document M100-S9
(1999)
4)
村谷哲郎:Medical Technology, 39
(6): 525-533
(2011)
2)
CLSI : Document M100-S22
(2012)
5)
村谷哲郎:臨床検査 54
(5): 505-512
(2010)
3)
菅野治重ら:第47回日本化学療法学会総会
(1999)
製造販売元
4046 FK1MK
2012年12月作成
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