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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワ ークモニタリングツール

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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワ ークモニタリングツール
サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
使える“シンクライアント”の選び方(10)
サクサク操作はネットワークから!最新ネットワ
ークモニタリングツール活用法
Ver.1.0
© Copyright 2015 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
Page 0
サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
目次
本書の取り扱いについて..................................................................................................................... 2
0.
ユースケースとベネフィット ..................................................................................................... 3
1.
はじめに......................................................................................................................................... 4
2.
HP Velocity のモニタリング機能 ................................................................................................. 4
ネットワークモニター ................................................................................................................. 5
カウンター取得機能 (Network Statistics) ........................................................................... 6
カウンターログ機能 (Logging) ............................................................................................ 6
3.
HP Velocity モニタリングの利用例 ............................................................................................. 7
パケットロス ................................................................................................................................. 8
ネットワーク遅延(レイテンシー) ......................................................................................... 9
帯域不足 ....................................................................................................................................... 10
ハードウェアリソース ............................................................................................................... 10
複合的な状況 ............................................................................................................................... 12
4.
統計情報カウンター................................................................................................................... 13
5.
対応シンクライアントとインストールキット ....................................................................... 16
日本ヒューレット・パッカード株式会社
7/29/2015
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Page 1
サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
本書の取り扱いについて
本書は、日本ヒューレット・パッカード株式会社が販売する製品を検討されているお客
様が実際のご利用方法に合わせた設定を行う際に役立つ手順の一例を示すものです。い
かなる場合においても本書の通りになる事を保証するものではありません。
本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。HP 製品およびサービスに対
する保証については、該当製品およびサービス保証規定書に記載されています。本書の
いかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。本書の内容につきまして
は万全を期しておりますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、省略に対して責任
を負いかねますのでご了承ください。
この文書の著作権は日本ヒューレット・パッカード株式会社に帰属します。日本ヒュー
レット・パッカードの許可なく一部または全体の複製・転載・編集等を行うことや、許
可されていない第三者への開示等の行為全てを禁止します。
本文中使用される企業名、製品名、商標などはそれを保持する企業・団体に帰属しま
す。
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
0. ユースケースとベネフィット
背景
デスクトップ仮想化を利用する上で、仮想デスクトップを管理するサーバーとシンクライア
ント等のアクセス端末をつなぐネットワークは必要不可欠です。このサーバーとシンクライ
アントをつなぐネットワークにパケット損失、レイテンシー(遅延)などが発生すると動作が
円滑さを欠き、対話性が損なわれ、アプリケーションのスループットが全体的に低下すると
いう結果を招きます。 そして、アプリケーションユーザーにとって満足の行くエクスペリ
エンス(操作感)が得られないという結果を招き、対策が必要です。また、仮想デスクトッ
プ環境においてパフォーマンス低下などが発生した場合に、ネットワークの品質やハードウ
ェアリソース不足などを考慮し原因の切り分けを俯瞰してとらえて、原因特定することが重
要になります。
ベネフィット
HP Velocity はリアルタイムネットワークアプリケーションの Quality of Experience (QoE) のた
めの Quality of Service (QoS) システムです。HP シンクライアント端末にプリインストールさ
れており無償で利用することができます。HP Velocity には、以下の利点があります。
1. TCP スループット向上
LAN、WAN、WiFi に最適なデータ転送アルゴリズムを自動的に判断し動的に適応する
ことによって、スループットを改善することができます。動画だけでなく Microsoft
Office 等の OA 用アプリケーションにも効果を発揮します。
2. パケットロス削減
「パケットの RAID 5」を構成し、オリジナルのパケットを複数のセグメントに分割
して送信します。途中でパケットをロスしても受信側でオリジナルパケットに復元
できるため、パケットの再送を防止します。
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
3. 無線 LAN アクセス高速化
無線 LAN のオーバーヘッドを削減し、伝送時間を自動的に短縮することで効率的な
データ転送を実現します。また、利用出来る帯域を 15%も向上させることができ、
ユーザーへ満足の操作感を提供します。
4. デスクトップ仮想化に最適化されたモニタリング機能
End-to-End のネットワークで発生している現象をリアルタイムにモニターすること
が可能です。ハードウェアリソース・ネットワークの問題を特定できます。
1. はじめに
本資料では、デスクトップ仮想化環境において必須のコンポ―ネントであるネットワークの
状態を HP Velocity のモニタリング機能で把握する方法について説明します。
2. HP Velocity のモニタリング機能
HP Velocityのモニタリング機能は、HP Velocity サーバ側管理アプリケーションにて提供され
End to End でのネットワーク状態を確認する事ができます。VDIの場合は、仮想デスクトップ
とHPシンクライアント間、ターミナルサービスの場合はターミナルサーバとHPシンクライ
アント間のネットワーク状態が確認できます。モニタリング機能では3つの機能が利用でき
ます。



ダッシュボードでのリアルタイムな状況確認(Network Monitor、Flow
Information)
カウンター取得機能での詳細な状況確認 (Statistics)
カウンターログ機能での長期的な状況確認 (Logging)
Windowsシステムトレイに常駐しているHP Velocity よりサーバ側管理アプリケーションを呼
び出すことができます。モニタリングの機能は管理アプリケーションのタブを切り替えて利
用します。
図: システムトレイの HP Velocity
図: HP Velocity管理アプリケーションのタブ
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
ネットワークモニター
このタブには[Throughput] (スループット)、[With Velocity] (補正損失)、[Without Velocity] (ネ
ットワーク損失) の3つのグラフが表示されます。 グラフの横軸 (底辺) は、秒単位の時間間
隔を表します。
図: ダッシュボード(Network Monitor)の画面
グラフ部分の説明
グラフ名
Throughput
色
青い折れ線
グラフ
With Velocity
緑色の棒グ
ラフ
Without Velocity
赤色の棒グ
ラフ
説明
直近の時間間隔内の受信スループット。 右側
の縦軸は、Kbps単位のスループットを表しま
す。
HP Velocityが高速化ストリームを提供している
アプリケーションから見た補正パケット損
失。 左側の縦軸は、損失 (パーセンテージ) を
表します。
ネットワーク内のパケット損失。 左側の縦軸
は、損失 (パーセンテージ) を表します。
以下の値がグラフの左横に表示されます。
値
説明
Network Loss
Peak
グラフの期間中における最大のパケット損失。
With Velocity
直近の時間間隔内のパケット損失。
Without Velocity
直近の時間間隔内の補正損失。
Network throughput
Peak
グラフの期間中における最大の受信スループット。
Current
直近の時間間隔内の受信スループット。
※ 青い折れ線グラフは仮想デスクトップにおける受信スループットを示します。仮想
デスクトップのデータの多くはシンクライアントに対する画面転送データですの
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
で、グラフの値は低くなります。送出のスループット値はNetwork Statisticsタブの
Packets Encoded (Throughput) で確認ができます。
カウンター取得機能
(Network Statistics)
このタブには、HP Velocity高速化ストリームに関する累積統計情報が表示されます。累積統
計情報には、標準表示と詳細表示があります。 それぞれの表示には、HP Velocityの起動後の
合計データを示す列と、直近の5秒間、1分間、および5分間のデータを示す列があります。
カウンターログ機能 (Logging)
管理アプリケーションの Network Statisticsタブでロギング Logging を有効にすると、統計情
報を5分間隔 (デフォルト) でロギングできます。最大で1週間分のHP Velocity統計情報をユー
ザーの一時ファイルフォルダーに保存することが可能です。デフォルトロギング間隔は5分
ですが、1分または5秒に設定することができます。
HP Velocity管理アプリケーションでは、最大で7日間の統計情報履歴を保持できます。 ログ
ファイルのファイル名は、以下の形式をとります。
HPVelocity_statistics_yymmdd.log.
ログファイルは、現在のユーザーの一時フォルダー内に作成されます。 例を次に示しま
す。
C:\Users\<username>\AppData\Local\Temp.
管理アプリケーションでは、古いログファイルが削除されずに残されることがないように、
ファイル名がhp_velocity_statistics_で始まり、.logで終わるファイルのうち、作成後の経過
時間が7日を超えているファイルを一時ファイルフォルダーから自動的にパージします。
ロギングされたすべての統計情報をカンマ区切り値 (CSV) ファイル形式の単一のファイルに
保存することができます。 これを行うには、管理アプリケーションの[Statistics]タブ上で
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
[Log History]を選択し、ローカルパスおよびファイル名を入力します。 列の順序は、下の表
に示すとおりです。 エクスポートファイルの1番目の列には、列名が格納されます。
取得される値
列
列情報
1
Timestamp
2
Packets Encoded
3
Segments Sent
4
Packets Decoded
5
Packets Lost
6
Segments Received
7
Segments Lost
8
Monitored Packets Sent
9
Monitored Packets Received
10 Encoded Data Received
11 Encoded Data Sent
12 Packets Encoded (Throughput)
13 Packets Decoded (Throughput)
14 Non-accelerated Throughput (Tx)
列
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
列情報
Non-accelerated Throughput (Rx)
Overage Sent Monitored
Overage Received Monitored
High-loss Events
Non-accelerated Packets Sent
Non-accelerated Packets Received
Packet Flows Monitored
Accelerated Packet Flows Monitored
Total Active Sessions
Accelerated Streams
Far-end Congestion
Near-end Congestion
Full Packets Lost
Accelerated Requests Unfulfilled
3. HP Velocity モニタリングの利用例
仮想デスクトップ環境においてエクスペリエンス(操作感)に影響が大きい3つのネットワ
ーク状態(パケットロス・ネットワーク遅延・帯域不足)とハードウェアリソースの確認に
ついて、HP Velocity のモニタリング機能を使った利用例を紹介します。
これらの環境はWANエミュレータを用いて擬似的なネットワークを構築して測定していま
す。測定環境は以下の通りです。
図: WANエミュレータ 測定環境
シンクライアント
HP Thin Client t610
WES7 モデル
RDP 7.1
デスクトップ
HP Elite Desktop Core2 Quad Core
2.83GHz
4GB メモリ
Windows7 SP1 Enterprise
RDP7.1
ネットワーク
100Mbps
Linux based WAN Emulator
測定時の操作
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
Desktop PCに RDP接続して、HD Videoの連続再生 (1080p 1440x1080 データ速度
8000kbps)
パケットロス
パケットロスが発生している場合、ネットワークモニターでは容易に確認する事ができま
す。
図: Network LossとNetwork Throughput
図: パケット損失発生時にVelocityが無効な状態
図: パケット損失発生時にVelocityが有効な状態(下側)
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
パケットロスが発生している場合、ネットワークモニターにはパケット損失率を示す赤い棒
グラフが表示されます。また、HP Velocity が適切に機能している場合は、修正後の損失率を
示す緑の棒グラフが低い値を示します。ネットワークモニター画面左側にはピーク時のパケ
ット損失率とネットワーク損失率、修正後の損失率が数値にて表示されます。
また、余りにも大きなパケット損失が発生している場合、HP Velocity でも保護できない場合
があります。Network Statistics タブの Advanced をチェックし、「Packets Loss」と「Full
Packets Loss」をモニターしてください。これらの値が 10以上/5Second で上昇する場合は、
ネットワークそのものの品質を改善させる事を推奨します。
ネットワーク遅延(レイテンシー)
HP Velocityでは、ネットワークの遅延(レイテンシー)をグラフ上でモニタリングすること
ができます。Flow Informationタブから[Protected Endpoints]または[Protected Flow]で検出し
ているシンクライアントをダブルクリックするとフローグラフが閲覧できます。
現在のレイテンシーの値を確認することができ、さらに[Plot Latency]にチェックを入れると
青色の折れ線グラフが[RX Throughput] (受信スループット)から[Latency](レイテンシー)に切
り替えることができます。
図: フローグラフでレイテンシーを確認
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
帯域不足
帯域が不足している場合は、ネットワークモニターでパケットロスの棒グラフは出現しませ
ん。Network Statistics タブの Advanced を指定し「Packets Encoded (Throughput)」の値を送信
しているデータ量と比較すると、低い値を示します。状況としてはネットワーク遅延と似た
傾向となります。
HP Velocity はパケットロスが発生している場合、ネットワーク帯域の状況を見ながら自動的
にエンコードモードを変更させて帯域への影響を与えないように動作します。但し、ネット
ワークの帯域不足そのものを補うわけではありません。
ハードウェアリソース
アプリケーションのパフォーマンスが低下する要因として、Velocity サーバー(仮想デスク
トップまたはターミナルサーバー)またはシンクライアントのリソースが不足している場合
があります。Flow Information タブから現在の CPU/メモリーの使用率をモニタリングするこ
とができます。
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
Local(Velocity サーバー)
Remote(シンクライアント)
また、右上にある[Local]または[Remote]ボタンをクリックするとシステム情報を確認するこ
とができ、ハードウェアスペックとネットワークのリンク状態を確認できます。
Local System Information(サーバーのシステム情報)
Remote System Information(シンクライアントのシステム情報)
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
複合的な状況
実際のネットワークでは、パケット損失、レイテンシー、帯域不足、ハードウェアリソース
不足は複合的に発生します。その場合はHP Velocity のツールを使いながら状況を確認してく
ださい。 複合的な状況下での HP Velocity の効果についてWANエミュレータを用いてテスト
した結果は次の通りです。
複合環境でのテスト結果
ユーザーの操作感
With Velocity
Without Velocity
何も発生していないネットワーク
5
5
ネットワーク遅延のみ発生しているネットワーク
レイテンシー(遅延)30ms
5
5
レイテンシー(遅延)60ms
3
3
レイテンシー(遅延)100ms
2
2
パケットロスのみ発生しているネットワーク
Packet loss 1%
5
5
Packet loss 3%
4.5
4
Packet loss 5%
4.5
2
ネットワーク遅延とパケットロスが複合的に発生しているネットワーク
遅延 10ms / 1% Packet loss
4.5
4.5
遅延 15ms / 3% Packet loss
4
3
遅延 30ms / 5% Packet loss
4
2
※ポイントは5点を満点とし採点しています。動画の再生や操作感などの主観的な採点
ですので、効果の目安として参照ください。
画面転送における遅延の影響は、一般的に次のようになります。
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
4. 統計情報カウンター
Velocity管理アプリケーションは、HP Velocityを構成および監視するための管理者用
Windowsシステムトレイアプリケーションです。管理アプリケーションはサーバ側で利
用できます。管理アプリケーションはシステムトレイに常駐していますので、Velocityア
プリケーションのアイコンを右クリックする事で呼び出すことができます。
管理アプリケーションは 4つのタブから切り替えて利用します。

Network Statics

Network Monitor

Flow Information

Configuration
[Network Statistics]
このタブには、統計情報カウンターが表示されます。 これらのカウンターは、HP
Velocity高速化ストリームに関する累積統計情報を提供します。統計情報には、標準表示
と詳細表示があります。 それぞれの表示には、HP Velocityの起動後の合計データを示す
列と、直近の5秒間、1分間、および5分間のデータを示す列があります。
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
標準表示で得られる情報
統計情報名
説明
Loss
HP Velocityが測定したVelocity機能が無効なときの実際の受信パケ
-Without Velocity
ット損失率。
Loss
HP Velocityが測定したVelocity機能が有効なときの補正後の受信パ
-With Velocity
ケット損失率。
Compatibility Tx Loss 転送ネットワーク損失の発生率
Encoded Data
HP VelocityからリモートHP Velocity対応エンドポイントへ送信され
Sent
たエンコードデータのバイト数。各時間間隔のデータについては
Kbps単位、累積合計データについてはMB/KB単位となります。
Encoded Data
HP VelocityがリモートHP Velocity対応エンドポイントから受信した
Received
セグメントデータのバイト数。各時間間隔のデータについては
Kbps単位、累積合計データについてはMB/KB単位となります。
Total Active Sessions
HP Velocityがエンドポイントとして検出した現在アクティブな一意
データストリームの数。
Accelerated Streams
HP Velocityがエンドポイントとして検出した現在アクティブな高速
化された一意データストリームの数。
Total Active Flows
HP Velocityが検出した一意なデータフローの数。
Protected Flows
HP Velocityによって保護された一意なデータフローの数。
詳細表示で得られる情報
統計情報名
Packets Encoded
Segments Sent
Compatibility Segment
ReTx
Segments Received
( Advanced Statisticsを選択した場合)
説明
HP VelocityがセグメントにエンコードしたIPパケットの数。
HP VelocityがリモートHP Velocity対応エンドポイントへ送信した
エンコードセグメントの数。
HP Velocityが再送信したエンコードデータパケットの数。
HP VelocityがリモートHP Velocity対応エンドポイントから受信し
たエンコードセグメントの数。
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Segments Lost
Packets Decoded
Packets Lost
Full Packets Lost
High Loss Events
Non-accelerated
Packets Sent
Non-accelerated
Packets Received
Packet Flows Monitored
Accelerated Packet
Flows Unfulfilled
Accelerated Packet
Flows Monitored
Monitored Packets Sent
Monitored Packets
Received
Packets Encoded
(Throughput)
Packets
Decoded(Throughput)
Non-accelerated
Throughput (Tx)
HP Velocityエンコードセグメントのうち、ネットワーク上でパケ
ット損失が生じたためHP Velocityに受信されなかったセグメント
の数。
HP Velocityが受信したエンコードセグメントから再構築すること
ができたIPパケットの数。
ネットワーク内で生じた損失が大きすぎるためHP Velocityが受信
したエンコードセグメントから再構築できなかったIPパケット
の数。
HP Velocityが再構築できなかったIPパケットのうち、エンコード
パケットのエンコードセグメントが一切受信されなかったこと
により再構築できなかったIPパケットの数。 注記: このカウンタ
ーは、Packets Lost カウンターとともにバースト損失の発生を示
します。
ネットワーク内のパケット損失が大きすぎるためリモートHP
Velocity対応エンドポイントとの通信が困難であることをHP
Velocityが検出した回数。
送信されたIPパケットのうち、高速化されていないIPパケットの
数。
受信されたIPパケットのうち、高速化されていないIPパケットの
数。
HP Velocityが検出した一意なデータフローの数。
リソースの制約のためにHP Velocityで高速化することのできなか
ったフローの数。
HP Velocityによって保護された一意なデータフローの数。
HP Velocityが送信したIPパケットのうち、リソースの制約のため
に監視対象にのみなっている (高速化もエンコードもされない)
IPパケットの数。
HP Velocityが受信したIPパケットのうち、ピアHP Velocity対応デ
バイス上のリソースの制約のために監視対象にのみなっている
IPパケットの数。
アプリケーションから受信したIPパケットデータのうち、HP
VelocityセグメントにエンコードされたIPパケットデータか、ま
たはHP Velocityの監視対象になったIPパケットデータのバイト
数。各時間間隔のデータについてはKbps単位、累積合計データ
についてはKB/MB単位となります。
ネットワークから受信したIPパケットデータのうち、HP Velocity
が再構築に成功したIPパケットデータか、またはHP Velocityの監
視対象になったIPパケットデータのバイト数。各時間間隔のデ
ータについてはKbps単位、累積合計データについてはKB/MB単
位となります。
高速化されずに伝送されたすべてのIPパケットデータのバイト
数。各時間間隔のデータについてはKbps単位、累積合計データ
についてはKB/MB単位となります。
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
Non-accelerated
Throughput (Rx)
高速化されずに受信されたすべてのIPパケットデータのバイト
数。各時間間隔のデータについてはKbps単位、累積合計データ
についてはKB/MB単位となります。
ロギング ([Logging]) を有効にすると、統計情報を5分間隔 (デフォルト) でロギングできま
す。最大で1週間分のHP Velocity統計情報をユーザーの一時ファイルフォルダーに保存する
ことが可能です。
5. 対応シンクライアントとインストールキット
HP Velocity のクライアントアプリケーションは、製品にプリインストールもしくはコン
ポーネントをWebサイトからダウンロードしてインストールする事ができます。
HP Velocity は以下のHPシンクライアントで利用する事ができます。
・HP t410 All-in-One Smart Zero Client
・HP t410 Smart Zero Client
・HP t510シリーズ
・HP t520シリーズ
・HP t610シリーズ
・HP t620シリーズ
・HP t820シリーズ
・HP t5565/t5565z
・HP t5570/t5570e
・HP t5740/t5740e/t5745
・HP 6360t Mobile Thin Client
・HP mt40 Mobile Thin Client
・HP mt41 Mobile Thin Client
・HP Elitebook 745 G2
・HP ElitePad 1000 G2
対応イメージバージョン
Smart Zero、ThinPro、WES2009、WES7、WES8、Windows Embedded 8.1 Industry ProのOS
イメージでご利用いただけます。HP Velocity のサーバキットは、HP Webサイトより入手
可能です。

サポート & ドライバーのサイトへアクセスしてください。
http://www8.hp.com/jp/ja/drivers.html

ご利用中の製品名を入れて検索してください(サーバーコンポーネントはどの製品名
で検索しても違いはありません)。ここではt620を選択しています。
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法

「ベースモデル」「ENERGY STAR」等の注釈がないモデルをクリックしてください。

ご利用のイメージを選択してください(サーバーコンポーネントはどのイメージを選
択しても違いはありません)。ここではWES7を選択しています。

ご利用可能なイメージやソフトウェアの一覧が表示されます。ダウンロードしてご
利用ください。ドライバーの言語として英語を選択すると全てのアドオンパッケー
ジが表示されます。
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サクサク操作はネットワークから!最新ネットワークモニタリングツール活用法
HPシンクライアントに関する情報
http://www.hp.com/jp/thinclient
Doc#:C0010
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