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スポーツ少年団による芝 グラウンド管理報告
スポーツ少年団による芝⽣グラウンド管理報告 1993 年 10 月、記念公園多目的運動場として天然芝グラウンドがオープン 1994 年 5 月、浦和レッズ元監督森さんらによる「ウェーブ 2000 キッズサッカースクール」を開催 講師陣にグラウンドを絶賛される。 しかしながら、数年後の夏、水不足のためほぼ全面にわたり芝生が枯れてしまう。 その後若干は復活するも、かなりまだらな状態が続く。 (2000 年 8 月開催の早稲田フェスタ in あきたサッカー教室の時もかなり芝生の傷みが目立つ) 2005~2007 年あたりは、スズメノカタビラ等雑草だらけとなってしまい、「芝生をなくし、クレーのグラウンドにし たらどうか」というような声まで水面下ではあったらしい。 2007 年 11 月、日本クラブユース連盟主催の 『天然芝グラウンド造りと管理』 講演会を横手市で開催、市 職員や教育関係者を含め 30 名ほどに参加者が芝生について特に土つくり肥料に関して勉強する。 それを契機に、「横手 FC 横手サッカースポーツ少年団」のスタッフ及び父兄による 『グリーンプロジェクト』 が 2008 年春より開始される。 (2008 年 5 月 5 日の状況:ほとんど芝生が無くなった状況) 市の許可を得て 2008 年春から、肥料数百キログラムを投入、西洋芝のタネをまくなと 1 年間にわたり活動 する。肥料代・タネ代は自費で捻出し労力はボランティアでスタッフ及び父兄でまかなう。 この活動の結果、2009 年春には見違えるような状態となる。 (2009 年 6 月 13 日の状況:一年前からすれば明らかに良い状態になる) この間、「米ぬか玄米酵素ぼかし」や「牛ふん堆肥」など有機肥料作りにも着手、また発芽率を高める 実験にも取り組み、アミノ酸や海藻エキスを混入した液体に乾燥した芝生の種を数十時間浸けてそれ を培養土に蒔くという特殊方法を開発した。(現在、特許取得を目指しデータ集積中) (2009 年 5 月 31 日、特殊方法により発芽し成長した芝生) (2009 年 6 月 6 日:1 か月養生後使用再開、子どもたちもクリーンアップ) こうした活動をより組織的にすべく、スポーツ少年団という枠を超えて 『特定非営利活動法人 横手フットボ ール倶楽部』 として法人格を取得、将来の指定管理制度も視野に入れて活動をしておることをあわせて報 告申し上げます。 平成 21 年 6 月 13 日 (文責:横手 FC 代表 福田誠 )