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GNV-440 FINESSE 8CH ADC BOARD(12BIT/65MSPS)

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GNV-440 FINESSE 8CH ADC BOARD(12BIT/65MSPS)
GNV-440 FINESSE 8CH ADC BOARD(12BIT/65MSPS)
フィネス 8 チャネル ADC ボード (12bit /65msps)
概説
この回路は、物理学実験・素粒子実験等に使用される VME 9U COPPER モジュール用
ドーター・ボードです。
アナログ入力信号は、ADC(アナログ-デジタル変換器)によりデジタル数値に変換
され、FPGA 内の FIFO を通って マザーユニットである COPPER 基板 へ送られます。
モジュールには8チャネルの65MHz 12BITS フラッシュADC回路が搭載され 8個のADC、
1個のデータ処理用FPGAで構成されております。
仕様
* 分解能
:
* サンプリングクロック:
12 ビット
外部 NIM 入力信号
1~65MHz
* 入力信号範囲
: 2Vp-p(Single ended input ; Gain ×1) 詳しくは参照図をご覧下さい
* アナログ信号入力
: 8(ヒロセ社 HIF3BA-20PA-2.54DS
* クロック信号入力
: 1 (LEMO 型コネクタ,NIM ファースト負信号,50Ω)
* ゲート信号入力
:
1 (LEMO 型コネクタ,NIM ファースト負信号,50Ω)
* 外形寸法
:
76 × 186 (mm)
:
0.37 A
(静止時)
0.39A(65MSPS 動作時)
- 5 V :
0.37 A
(静止時)
0.37A(65MSPS 動作時)
+3.3V :
0.72 A
(静止時)
1.06A(65MSPS 動作時)
* 消費電力
+ 5 V
20 ピン フラットケーブル用コネクタ)
ご注意:このボードは入力段の波形調整部の値は調整用の仮時定数にて設定しております
ゲイン、時定数のご指定がある場合 別途 変更いたします。
DAC機能は 現モデルではオプションになっております。
有限会社
ジー・エヌ・ディー
千葉県館山市北条 1716 ℡0470-22-1115
〇フロント側入力コネクタピンアサイン図面
[2]
[2]
[3]
[3]
[4]
[4]
[5]
[5]
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
IN_0IN_1IN_2IN_3IN_4IN_5IN_6IN_7-
J8
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
IN_0+
IN_1+
IN_2+
IN_3+
IN_4+
IN_5+
IN_6+
IN_7+
ヒロセ社HIF3BA-20PA-2.54DS
[2]
[2]
[3]
[3]
[4]
[4]
[5]
[5]
〇入力部回路構成図
擬似差動入力
GAIN
R_B
(OPTION)
C_A
GAIN= R_E/R_D
IN_POS
7
12
R_E
R_D
4
R_E
IN_NEG
3
R_D
C_A
(OPTION)
+5V
U11
8 + V+ + 4
2 Vocm
1
5
V-
+1.65V
6
-5V
2
3
15p
51
51
5
1
差動入力
6
9
2
R_C
10
15p
2
MODE
PDWN
1
R_A
AVDD DRVDD
AVDDa
D11
VREF
D10
D9
SENSE
D8
D7
REFT
D6
D5
D4
REFB
D3
D2
VIN+
D1
D0
VINOTR
8
11
CLK
AGND
AGNDa
DGND
24
28
27
26
25
22
21
20
19
18
17
16
15
1
14
13
23
FADC
〇ご発注に際しての構成
ご使用者のご要望により差動、擬似差動のための入力抵抗、ゲイン抵抗、コンデンサーの値
の変更は可能です。ご注文の際にR_A~R_Eの抵抗値とC_A容量の値をお知らせください。
(製品完成後の変更作業は別途、作業料金が必要になります。ご注意ください。)
★ご発注時ご連絡必須項目★
R_A=
Ω OR 取り付け無し
R_B=
R_C=
R_D=
R_E=
C_A=
Ω
Ω
Ω
Ω
pF
OR
OR
取り付け無し
取り付け無し
OR
取り付け無し
参考:コンデンサの容量は
時定数=C_A x R_E によります。
補足:R_Bが51Ωの場合 R_Cは25Ωに設定してお納めいたします。
有限会社
ジー・エヌ・ディー
千葉県館山市北条 1716 ℡0470-22-1115
参照図 :
信号入力部の構造(入力ゲイン1×の場合)
ADC前段の差動アンプ AD8138 は、入力信号電圧が -4.7V ~ +3.4V の範囲であれば入力
可能です。
A-Dコンバータ(AD9235)の入力範囲は、 (2×VREF)=2Vp-p
(電源電圧の1/2に対して±VREF)
AD9235内部の 正のリファレンス REFT=1/2(AVDD+VREF)
負のリファレンス REFB=1/2(AVDD-VREF)
入力スパン= 2×(REFT-REFB)=2×VREF
(ADCボードは、VREF=1V に設定してあります)
AD8138の差動出力信号は、電圧VOCMを中心に正負に振れます。
したがって、VOCM =1/2(AVDD)= +1.65V にする必要があります。
VOCM の値はA-Dコンバータ(AD9235)の入力仕様に合わせてあるので、変更できません。
アンプ(AD8138)のゲインは、差動出力信号が1Vp-p以内に収まるように設定することが必要です。
有限会社
ジー・エヌ・ディー
千葉県館山市北条 1716 ℡0470-22-1115
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