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説明会資料 - ニチダイ
ニチダイのご紹介 東京IPO IRセミナー2010 2010年11月20日 JASDAQ 証券コード:6467 http://www.nichidai.jp/ ニチダイの概要(2010年3月31日現在) 本社所在地 :京都府京田辺市 主力工場 :宇治田原工場(京都府南部) 資 本 金 :14億 2,992万円 社 員 数 : 420名 京都市 宇治田原町 大阪市 京田辺市 ニチダイ宇治田原工場 NICHIDAI CORPORATION 2 ニチダイの概要 - 事業構成(10年3月期連結売上高) フィルタ事業 ネットシェイプ事業 9億 9 エンジン・トランスミッ ション・駆動系部品など、 自動車部品生産に使用さ れる精密鍛造金型 (13%) 18億 (27%) 10/3月期 連結売上高 68億 アッセンブリ事業 41億 (60%) 9 自動車部品、スクロール 鍛造品などの精密鍛造品 精密鍛造金型 NICHIDAI CORPORATION スクロール鍛造品 3 ニチダイの概要 - 事業構成(10年3月期連結売上高) フィルタ事業 ネットシェイプ事業 アッセンブリ事業 9億 (13%) 18億 (27%) 10/3月期 連結売上高 68億 9 ディーゼルエンジン用 VGターボチャージャー 部品のアッセンブリ 41億 (60%) VGターボチャー ジャー部品 NICHIDAI CORPORATION 4 ニチダイの概要 - 事業構成(10年3月期連結売上高) フィルタ事業 9 石油化学、医薬品、食品、 宇宙科学など多様な産業 で使用される積層焼結金 網フィルター 9億 (13%) 18億 (27%) 10/3月期 連結売上高 68億 41億 (60%) 積層焼結金網フィルター アッセンブリ事業 ネットシェイプ事業 NICHIDAI CORPORATION 5 ネットシェイプとは? NICHIDAI CORPORATION 6 ネットシェイプとは? ニチダイのコア技術 ネットシェイプ ¾ 削らず、熱を加えずに、金属の素材を 複雑な部品に成形する加工法 NICHIDAI CORPORATION 7 クロスジョイント NICHIDAI CORPORATION 8 ネットシェイプ - クロスジョイント NICHIDAI CORPORATION 9 ネットシェイプ - クロスジョイント NICHIDAI CORPORATION 10 ネットシェイプのメリット ― 切削加工との比較 ¾ ネットシェイプは、切削加工と比較してメリットをもつ。 強度を要し、大量生産を行う部品生産に適する。 切削からネットシェイプへ 切削加工 ネットシェイプ 材料歩留り UP 1/2~1/3 に削減 生産性 UP 5~10倍 に向上 強 度 UP 材料繊維が切 断されず強い 精 度 同等 10μmオーダー NICHIDAI CORPORATION 11 ネットシェイプで できるもの ¾ エンジン、トランスミッション、駆動系などの 自動車部品生産に使われる。 エンジン部品 トランスミッション部品 駆動系部品 NICHIDAI CORPORATION 12 精密鍛造金型について -ネットシェイプ事業- 精密鍛造金型 NICHIDAI CORPORATION 13 鍛造金型市場のトレンド ¾ ニチダイは、精密鍛造金型分野での国内トップメーカー。 ¾ 鍛造金型市場は、他種の金型と異なり、国内市場で成長。 各種指標の推移 (型種別生産金額、金型売上高、世界生産台数) (1991年の金額を100とする) 180% 160% 世界生産台数 140% 鍛造金型 120% 100% ニチダイの 金型売上高 80% 60% プレス金型 '09 '08 '07 '06 '05 '04 '03 '02 '01 '00 '99 '98 '97 '96 '95 '94 '93 '92 '91 40% プラスチック金型 出所:金型生産高(経済産業省:工業統計)※2009年の工業統計は当社推定値 世界生産台数(自動車工業会、国内自動車メーカーの国内と海外の生産台数の和) NICHIDAI CORPORATION 14 精密鍛造金型の販売先 ¾ 顧客は偏在せず、全ての国内メーカー系列と取引。 10/3月期 顧客別売上高構成 自動車 以外 トヨタ系 本田系 その他 自動車 スズキ系 日産系 マツダ系 三菱系 NICHIDAI CORPORATION 15 ニチダイの強み - トータルエンジニアリング ¾ 金型の生産のみならず、研究開発から金型設計、周 辺設備の提供、精密鍛造品の試作までできるトータ ルエンジニアリングが強み。 開発 設計 製造 営業 部品 製造 精密鍛造品 CAD環境 CAE環境 社内所有プレス設備 NICHIDAI CORPORATION 16 VGターボチャージャー部品について -アッセンブリ事業- VGターボチャージャー部品 NICHIDAI CORPORATION 17 VGターボチャージャーの特徴 VGターボチャージャー ¾ ディーゼルエンジンに組み込まれ、粒子状物質や窒素酸化物な どの有害物質の削減や低燃費、スムーズな加速などを実現。 ⇒クリーンディーゼル車への搭載が進展 ¾ 当社は、「VGターボチャージャー」の部品を独自技術に よって組立生産する事業を展開。 VGターボチャージャーの仕組 ベーンがエンジンの回転数に合わせ開閉、空気量を制御 エンジン回転数 VGターボチャージャー部品 低速 (ニチダイでアッセンブリ) 小 ブースト圧 増大 低速走行 高速 ベーン開度 大 排気圧 低減 高速走行 VGターボチャージャー NICHIDAI CORPORATION 18 VGターボチャージャー部品の販売先 ¾ ターボチャージャーメーカーに納入。 ¾ 主に欧州向け乗用車用ディーゼルエンジンに搭載。 ¾ 欧州では乗用車の新車販売のうち、約半数が ディーゼルエンジン車。 ニチダイ (部品組み立て) VGターボチャージャー部品 ターボチャージャー メーカー 欧州 メーカー VGターボチャージャー NICHIDAI CORPORATION 19 積層焼結金網フィルターについて -フィルタ事業- 積層焼結金網フィルター NICHIDAI CORPORATION 20 積層焼結金網フィルターの特徴 積層焼結金網フィルター ¾ 何枚ものステンレス金網を積層 焼結技術により一体化し、フィ ルターとして利用。 フィルター断面 ●積層金網フィルタ生産工程の概略 金網積層 特 真空焼結 加工 最終製品 徴 ¾ 機械的強度、耐久性・耐熱性、加工性に優れる。 ¾ 洗浄して何度でも再利用が可能。⇒省資源に貢献 NICHIDAI CORPORATION 21 積層焼結金網フィルターの販売先 ¾ 食品、医薬品、石油化学など幅広い産業で採用。 ロケットの燃料ろ過にも使用されている。 ¾ 新製品、新用途、新市場の開拓を進める。 最近では、液晶などに使われる高機能フィルム、 ヘルスケア製品の生産設備向けが伸長。 各種フィルターを多様な産業に供給 石油化学用 食品用 高機能樹脂用 医薬品用 NICHIDAI CORPORATION 22 経営戦略 NICHIDAI CORPORATION 23 四半期ごとの売上高・経常利益の推移(連結) ¾ 2010年3月期第1四半期を底に、収益は回復。 今年度も各事業の売上高は段階的に回復している。 連結 経常利益(右軸) 単位:百万円 売上高(左軸) 単位:百万円 218 218 3,149 3,105 94 45 2,517 16 1,801 1,623 -61 1,772 2,031 2,202 59 2,323 -114 1,282 売上高 1 1 /3 期 2 Q 1 1 /3 期 1 Q 1 0 /3 期 4 Q 1 0 /3 期 3 Q 1 0 /3 期 1 Q 0 9 /3 期 4 Q 0 9 /3 期 3 Q 0 9 /3 期 2 Q 0 9 /3 期 1 Q 1 0 /3 期 2 Q -289 -262 経常利益 NICHIDAI CORPORATION 24 取り巻く経営環境の変化 地球環境対策に伴う 地球環境対策に伴う パワートレインの変化 パワートレインの変化 中国、インドを中心とした 中国、インドを中心とした 新興国市場の台頭 新興国市場の台頭 NICHIDAI CORPORATION 25 地球環境対策に伴うパワートレインの変化 ¾ リーマンショック後の自動車産業における環境変化 →各地域におけるパワートレインの急激な変化 地域別エンジン普及率推移 2009年 2009年 ガソリン 日本・韓国 欧州 2015年 2009年 2015年 2009年 過給機付ガソリン直噴エンジン 出所:自動車産業予測レポート ディーゼル ハイブリッド 2010-2015(日経BP社)より作成 NICHIDAI CORPORATION 北米 中国 (台湾を含む) 2015年 2015年 EV 26 パワートレインの変化への対応 ニチダイグループにおける対応 各事業への影響 ネットシェイプ事業 ¾ EV、HVの普及に伴う新規部品の 量産技術に対する要求。 ¾ 低燃費を目的とした軽量化技術に 対する要求。 今年度、開発室を新設。 HV車向け部品の成形、 軽量化対策などに関する 精密鍛造技術の開発を 進める。 アッセンブリ事業 ¾ 欧州を中心としたクリーンディー ゼル車の普及に伴うターボチャー ジャ需要の増大。 ¾ ダウンサイジングを背景としたガ ソリン車向けターボチャージャー 需要の増大。 NICHIDAI CORPORATION 国内、タイ両拠点の連携を 緊密にし、 ターボチャージャー部品の 増産に対応。 27 中国などアジアを中心とした新興国市場の台頭 ¾ 2年前と自動車販売台数(2008年7~9月と 2010年7月~9月)を比較すると、新興国市場 の台頭が明確になる。 101.4%増 日本・米国・中国自動車販売台数の推移 単位:千台 中国 (08年比) 5,000 4,000 米国 3,000 12.1%減 (08年比) 2,000 1,000 日本 11.4%増 0 1~3月 4~6月 7~9月 10~12月 1~3月 2008年 4~6月 7~9月 10~12月 1~3月 2009年 NICHIDAI CORPORATION 4~6月 7~9月 2010年 (08年比) 28 グローバル展開の推進 ¾ タイを拠点としたアジア戦略の推進。 ¾ 顧客の海外進出への対応。 タイランド フィルタ事業 タイシンタードメッシュ (TSM) 米国 ネットシェイプ事業 ニチダイアジア ニチダイU.S.A. (NDA) (NUC) 9タイ・バンコク 近郊に設立した 金型販売拠点。 9タイ北部・チェンマイ 近郊に立地する石油掘削 用フィルターの生産拠点。 9米国オハイオ州に ある金型販売拠点。 アッセンブリ事業 ニチダイタイランド (NDT) 9タイ・バンコク近郊 にあるターボチャー ジャー部品の生産拠点。 NICHIDAI CORPORATION 29 11/3期通期見込 - P/L:売上・利益(11月に上方修正発表) ¾ 今期は95億の売上及び黒字化を見込む。 単位:百万円 09/ 3 単 独 通期実績 通期実績 08/4-09/3 09/4-10/3 11/ 3 通期計画 11/ 3 通期修正計画 10/4-11/3 10/4-11/3 10年4月 発表 10年 11月 発 表 伸び率 売上高 5,904 4,103 5,300 5,100 24.3% 売上総利益 1,310 556 1,244 1,070 92.4% 販売管理費 1,132 884 1,014 940 6.3% 177 △ 327 230 130 - △ 87 △ 14 △ 80 △ 30 - 89 △ 342 150 100 - 173 △ 359 130 90 - 10,394 6,887 9,000 9,550 38.7% 売上総利益 1,999 923 1,750 1,820 97.0% 販売管理費 1,683 1,336 1,450 1,450 8.5% 315 △ 412 300 370 - △ 124 △6 △ 100 △ 50 - 経常利益 190 △ 419 200 320 - 当期純利益 205 △ 450 150 220 - 営業利益 営業外損益 経常利益 当期純利益 売上高 連 結 10/ 3 営業利益 営業外損益 * 百万円未満切り捨て。 NICHIDAI CORPORATION 30 11/3期通期見込 - 事業別売上高(11月に上方修正発表) 連結 事 業 ネットシェイプ 単位:百万円 09/3 10/3 11/3 11/3 通期実績 通期実績 通期計画 通期修正計画 10/4-11/3 10/4-11/3 08/4-09/3 09/4-10/3 10年4月発表 10年11月発表 6,232 4,103 5,300 5,100 伸び率 24.3% アッセンブリ 2,811 1,847 2,750 3,390 83.5% フィルタ 1,350 937 950 1,060 13.1% 連 結 計 10,394 6,887 9,000 9,550 ¾自動車生産台数の回復の影響。 ¾顧客の海外進出に伴い、新規 金型の売上高が増加する予定。 38.7% * 百万円未満切り捨て。 NICHIDAI CORPORATION ¾欧州でのVGターボチャー ジャー部品の需要が増加傾向。 国内外ともに、当初計画以上の 売上高になる見込み。 ¾国内:上半期に引き続き投資 案件が見込まれる。 ¾タイ:石油掘削用フィルター が回復。 31 個人投資家の皆さまへ NICHIDAI CORPORATION 32 個人投資家の皆さまへ - 経営理念 ¾ 顧客満足度・株主満足度・社員満足度(3S)を最大限 に実現し永続的に向上させていくことで、新たな価値を 創造し、社会に貢献できる企業をめざします。 顧客満足度の向上 Customer Satisfaction 株主(投資家) 満足度の向上 Shareholder (Investor) Satisfaction 社員満足度の向上 Employee Satisfaction 技術開発の追求 技術開発の追求 従業員の成長と 従業員の成長と 自己実現の達成 自己実現の達成 経営ビジョン 行動基準 環境保全への配慮 環境保全への配慮 グローバル化への対応 グローバル化への対応 NICHIDAI CORPORATION 33 個人投資家の皆さまへ - 配当について ¾ 今期は中間3円、期末3円の合計6円の復配を予定。 1株当たり配当金 20円 10円 15円 期末 中間 8円 15円 10円 10円 8円 8円 3円 0円 '05.3 '06.3 '07.3 '08.3 '09.3 0円 3円 '10.3 '11.3(予想) ※07/3期は、中間期、期末とも普通配当7円50銭、記念配当2円50銭、年間20円。 NICHIDAI CORPORATION 34 個人投資家の皆さまへ - 情報開示 ¾ 株主通信(年2回発行) 希望される元株主様にも配布 ▲ 株主通信VOL17 ¾ ホームページのIR情報の充実 URL: http://www.nichidai.jp/ トップページ より会社概要が ご覧になれます。 ◀トップページ IRページ▸ NICHIDAI CORPORATION 35 本日は、ありがとうございました。 IR窓口: 経営企画室/紺野 Tel : 0774-62-3485 Fax : 0774-65-2301 E-mail: [email protected] NICHIDAI CORPORATION 36