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07 マニュアルⅤ(データベース用ファイル利用案内)

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07 マニュアルⅤ(データベース用ファイル利用案内)
利用案内
土地所有者情報データベース用
土地所有者情報簡易データベース様式 Excel ファイル
188
Ⅰ
趣旨及び利用上の注意
1.趣旨
この Excel ファイルは、国土交通省土地・建設産業局による平成23年度の「被災地に
おける復興円滑化のための土地の所有者情報の調査支援業務」により、市町村等の土地所
有者情報調査の便宜のため「土地所有者情報調査マニュアル」の附録として作成されたも
のです。
このファイルは、市町村の復興事業等で土地の所有者を確定するために調査を行った場
合において、その調査した土地の所有者に関するデータを入力及び保存し、業務に活用す
ることを目的として、マイクロソフト社の表計算ソフト Excel2010 及び Excel VBA により
作成した Excell97-2003Book 形式の保存ファイル(Microsoft Excel 97-2003 ワークシート)
です。この Excel ファイルには土地所有者情報簡易データベース様式が含まれており、汎
用性、簡便性等を優先した仕様となっており、土地所有者情報に関するデータの入力・保
存を簡便にできるよう、次のような仕様をほどこしております。
①
利便性
被災地での市町村による土地所有者情報調査のため次のような仕様をほどこしてい
ます。
○登記簿、住民票、避難者名簿等の各種情報から得られた様々な所有者情報を一覧的
に比較できるような形式で記録、保存が可能
○所有者死亡の場合や行方不明の場合等における情報、土地の境界の情報等、多様な
情報について記録、保存が可能
○関連資料へのハイパーリンク設定等に対応
○その他、既定の項目以外の項目についても追加可能
②
汎用性、簡便性
○市販の Microsoft Excel があれば利用可能
○Excel の知識があれば操作が可能
2.無償使用及びセキュリティ上の注意
①
無償使用及びプログラムの改変・加工について
このファイルは、市町村等において無償で自由に使用できます。また、自ら使用する
目的で、自らの責任でこのファイルの Excel VBA によるプログラムに改変を加えて様式
等を加工して使用することは自由です。
ただし、改変・加工された様式のファイルを第三者に提供したり、インターネット等
で配布することはセキュリティ上の観点から、原則として禁止します。
②
セキュリティ上の留意点
このファイルは、Microsoft Excel 97-2003 ワークシートです。この Excel ファイル
のセキュリティは、Microsoft Excel のセキュリティ機能及びご利用のシステムのセキ
ュリティ環境に依存しております。ご利用にあたってのセキュリティ対策はご利用者の
自己責任でお願いいたします。
このファイルは、Excel のマクロ機能を利用して実行する前提で作られており、この
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ため、悪意のある第3者による改変が施された場合は、セキュリティ上非常に危険なも
のとなる可能性がありますので、セキュリティ上の注意点を十分ご留意の上ご使用くだ
さい。なお、このファイルは、「土地所有者情報調査マニュアル」の添付 CD-Rom に収録
されております。(又は国土交通省のホームページの所定のサイトに収録されておりま
す。)。これ以外の入手先から取得したファイルは、当ファイルと称していても安全性に
疑問がある可能性がありますので、絶対に利用しないでください。また、定期的に、ウ
ィルス対策ソフト等によるチェックをお勧めします。
3.個人情報保護のための取扱いの注意
作成の趣旨にもあるように、このファイルの利用者が入力し保存する情報は個人情報を
含むことになりますので、情報漏えい等が生じないよう、所属機関の個人情報管理規程等
を遵守し、その取扱いについては十分注意されることをお願いいたします。
4.保存とバックアップ
入力される際は、Excel 上でこまめにファイルの保存を行うことをお勧めします。また、
安全のため、ファイルを安全な場所にバックアップしておくことをお勧めします。
Ⅱ 動作環境
1.使用エクセルソフト
Windows 用 Microsoft Excel 2003 以上(Excel 2003/2007/2010 で動作確認)
2.OS
Windows XP 以上(Microsoft Excel が正常に動作することを要します。)
Ⅲ 使用に当たっての基本的留意事項
1.このファイルは、Microsoft Excel 97-2003 ワークシートです。通常の Excel ファイル
と同様にご使用できます。ご使用に当たっては、Excel の使用方法についての一般的知識
があることが前提となります。前述のとおり、この Excel ファイルのセキュリティは、
Microsoft Excel のセキュリティ機能及びご利用のシステムのセキュリティ環境に依存
しております。ご利用に当たってのセキュリティ対策はご利用者の自己責任でお願いい
たします。
2.ご使用に当たっては Excel マクロを有効にしてください。
次のような Microsoft Excel のセキュリティに関する通知が表示された場合は、正
規の発行元から入手されたセキュリティ上問題のないソフト(例えば「土地所有者情報
調査マニュアル」添付 CD に収録されたファイル等)であることを確認の上、「マクロを
有効にする」のボタンを押してください。
190
3.次のようなセキュリティの警告が表示された場合は、セキュリティに問題のないこと
を確認の上、
「コンテンツの有効化」のボタンを押してください。
4.このファイルは、汎用性を考慮し、Excel97-2003 ブック(.xls)形式で保存されるこ
とを想定して作られております。このため、ファイルの保存形式は、Excel97-2003 ブッ
ク(.xls)形式で保存してください(ただし、この保存形式の場合、利用できる列の数
が 256 列に限定されるなど、Excel2007 以降の保存形式と比べ、利用できる列数や行数が
かなり制限されます。)
。なお、利用環境上、Excel マクロ有効ブック(.xlsm)形式が使
用可能な場合は、Excel マクロ有効ブック(.xlsm)形式で保存しても差し支えありませ
ん(この場合は、利用できる列数や行数が Excel97-2003 ブック(.xls)形式よりも大幅
に増加します。詳しくは、ご利用のマイクロソフトエクセルのご説明をご参照ください。)
。
Ⅳ
使用方法
以下では、入力作業手順を順を追って説明しながら、基本的な操作方法及び使用に当た
っての注意点を解説することとします。
各調査対象地区又は各プロジェクト等ごとに1個の Book 形式 Excel ワークシートを作成
する想定で作られております。最初の作業は、次のような手順で行います。
① 本Excelファイルを実行すると、まず、
「表紙シート」が表示されます。表紙シ
ートの下段に、担当部署、ファイル名、ファイル説明、ファイル作成時期という項目
及び空欄があらかじめ設定されておりますので、適宜ご記入ください。担当部署、フ
ァイル名、ファイル説明、ファイル作成時期という項目名等につきましてはご自由に
変更していただいて差し支えありません(Excel のマクロ機能には一切影響しません。)
。
ただし、中段の目次シート以下の色のついたボタンにつきましては、これを削除しな
いようにお願いいたします。)
191
②
この表紙シートの「入力シート(土地所有者情報)」のボタンを押すと、「土地所有
者情報入力シート」が表示されます。この1個の土地所有者情報入力シートに原則と
して、各1筆の土地の情報を入力していきます。すなわち、原則として各一筆の土地
ごとに入力シートに入力することになります。
(ただし、共有者が存する共有地につい
ては、入力すべきデータが煩雑となるため、各共有者ごとにそれぞれ1個の入力シー
トに入力することが現実的と考えられます。)
。この入力シートに当該一筆(又は1名
の土地所有者)の土地の全情報が表示されることとなります。入力は、シートの黄色
の領域に入力してください。セルの中の文書が長くなり何行にもわたる場合は、エク
セルの当該行の幅を広げてください。なお、行や列の追加又は削除を行う場合には原
則として ExcelVBA によるプログラムの修正を要します(目次シート、建物登記記録情
報入力シート及び基本情報表示シートも同様です。土地所有者情報保存シート及び建
物登記記録情報保存シートも原則として同様です。)。ExcelVBA によるプログラムの修
正なしに行や列の追加・挿入・削除を行いますと、誤動作の原因となりますので、決
して行わないようにお願いいたします。
(既存の項目欄以外に項目欄を追加したい場合
は、後述の、入力シートの下段の「項目自由設定領域」に新項目の名称を記入し、
「設
定項目を保存シートに転写」のボタンを押す方法をご利用ください。
)
その土地に関連する資料や図面等が電子文書として保管されている場合は、この入
力シートの資料の欄の「資料登録画面を開く」のボタンを押し、
「文書□登録」のボタ
ンを押して、その電子文書が保管されている場所をこの入力シートに登録してくださ
192
い。この登録作業により、入力シートの資料欄の当該行の右から2つ目の列にそのフ
ァイル名が表示され、その右にその電子文書のあるパソコン上の場所が標記され、ハ
イパーリンクが張られます。以降、このハイパーリンクをクリックすると、当該電子
文書が表示されます。なお、電子文書の表示については、当該電子文書を表示しうる
ソフトウェアがあることが前提となります。不要なハイパーリンクは、
「資料登録画面
を開く」のボタンを押し、「文書□削除」のボタンを押して登録を削除してください。
なお、建物登記記録情報の入力については、追って④で説明いたします。
193
194
③
入力を終えましたら(すべての項目を一度に入力する必要はありません。後日、必
要に応じて追記、訂正が可能です。)
、
「保存ボタン」の横の入力ボックスに整理番号(1
から始まる正の整数)を入力し、「保存ボタン」を押してください。この作業により、
入力シートに入力された情報が、自動的に「保存シート」の該当番号の行に転記され、
同時にファイル全体が上書き保存されます。
(入力済みの入力シート自体が追加されて
保存されるわけではありません。)
なお、
「土地所有者情報保存シート」は、加工や編集等を行った状態で誤って保存し
てしまうとエクセルマクロが正常に動作しなくなる可能性がありますので、ご注意く
ださい(特に、シートの列の削除、追加又は並べ替えを行ったり、行の削除、追加又
は並べ替えを行いますと、エクセル・マクロは正常に機能しなくなります。ただし、
7行目以降のセルの中のデータ(整理番号のデータを除く)を直接編集又は消去して
も、エクセル・マクロの機能自体には影響を及ぼしません。)。このため、このようなリ
スクを避ける観点から、
「土地所有者情報保存シート」のデータを転記して表示する「土
地所有者情報一覧表」のシートを別に用意しましたので、この土地所有者情報一覧表
に加工・編集等を行ってください。あるいは、
「土地所有者保存シート」や「土地所有
者情報一覧表」の必要な範囲のセルをコピーし別の新規シートに貼り付けて、加工・
編集・印刷等を行ってください。
(注)整理番号自動設定ボタンについて
土地所有者情報保存シートの整理番号は、1から順に自然数の連番で付す仕様
となっております。
土地所有者情報保存シートの左の整理番号欄の「整理番号自動設定ボタン」は、
整理番号を土地所有者情報保存シートの整理番号欄に、入力ボックスに記入した
数だけ自動発番するためのものです。入力ボックス内の初期値は、1000に設
定してありますが、必要に応じて増加(例えば、1500、2000、2500
等)して下さい。ただし、数字の増加につれて、エクセルの動作が次第に遅くな
ってきます。
※のぞましいことではありませんが、もしも、土地所有者情報保存シートの7
行目以下のデータ領域で、直接、行の削除・追加・入れ替え等を行った場合は、
「整理番号自動設定ボタン」を押して、連番で番号を付け直してください(な
お、その場合は、建物登記記録情報保存シートの整理番号については土地の
整理番号にあわせて個別に設定しなおす必要が生じます。
)。
195
これで、一筆の土地の入力が終わりました。最後に念のため Excel のメニューから
も保存(「上書き保存」又は「名前を付けて保存」)をしておきましょう。
④
次に、建物登記記録情報を入力する場合について説明します。
シートの下にあるタグのうちの「入力シート(土地所有者情報)」のタグを指定する
か、又は、表紙の「入力シート(土地所有者情報)」のボタンをクリックして「入力シー
ト(土地所有者情報)」を表示してください。読込ボタンの右の入力ボックスに当該土
地の整理番号を入力して読込ボタンを押してください。先ほど入力した情報がシート
に表示されます。このシートの真ん中あたりに建物(建物登記記録)の備考欄があり、
そこに2つのボタンがあります。建物登記記録の情報を入力する場合は、建物登記記
録の種類に応じて、この建物(建物登記記録)の「備考」欄にある「非区分建物情報
開く」のボタン又は「区分建物情報 開く」のボタンを押し、
「建物登記記録入力シー
ト」を表示して、登記記録情報を入力してください。ちなみに、戸建て住宅等の一般
の建物の場合は、「非区分建物登記記録」になるのが通常と考えられます。「区分建物
登記記録」は、主としてマンションのような場合が想定されます。なお、建物登記記
録入力シート自体は、一枚のシートに非区分建物登記記録と区分建物登記記録の両者
の情報が入力できるようになっており、シート上部の「区分建物情報表示」のボタン
と「非区分建物表示」のボタンで表示を切り替えるようになっております。建物登記
記録入力シートの入力を終わりましたら、シート上部左の保存シートの「保存ボタン」
右の入力ボックスに整理番号を入力して保存ボタンを押してください。なお、整理番
号は、土地の整理番号と一致させてください。この作業により、
「建物登記記録入力シ
ート」に入力された情報が、自動的に「保存シート(建物)」の該当番号の行に転記さ
れ、同時にファイル全体が上書き保存されます。最後に念のため Excel のメニューか
らも保存(「上書き保存」または「名前を付けて保存」)をしておきましょう。
なお、土地所有者情報保存シートと建物登記記録情報保存シートは別シートとなっ
ております。
「建物登記記録入力シート」の保存ボタンを押しても土地所有者情報入力
シートのデータは土地所有者情報保存シートには転記されませんでご注意ください。
また、逆に土地所有者情報入力シートの保存ボタンを押しても建物登記記録入力シー
トのデータは建物登記記録情報保存シートには転記されません。
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⑤
次に、別の土地のデータを入力することとします。先ほどの入力シートの上部右の
「Clear」ボタンを押しますと、入力シートの入力データが全面的に削除されますので、
当該土地のデータを入力していってください(先ほどの土地のデータを流用したいよ
うな場合は、必ずしも. 「Clear」ボタンを押してデータを全面的に削除する必要はあ
りませんので、適宜先ほどの入力内容を修正する方法をとっても差し支えありません。
また、これらの方法のほかに、「次へ→」のボタンを押す方法もあります。「次へ→」
のボタンを押しますと、先ほど入力した際の整理番号の次の整理番号が整理番号欄に
表示され入力可能な状況となります。)。入力が終わりましたら、
「保存ボタン」の横の
入力ボックスに先ほどとは別の番号を入力し、
「保存ボタン」を押してください。この
作業により、入力シートに入力された情報が、自動的に「保存シート」の該当番号の
行に転記され、同時にファイル全体が上書き保存されます。
⑥ 最後に念のため、Excel のメニューからも保存をし、必要に応じバックアップをとっ
ておきましょう。
Ⅴ
入力されたデータを見たり、修正する方法
次に、保存されているデータを見たり、修正したりする場合の操作方法を説明します。
① 各筆の土地の情報全体は、入力シートで表示されます。このため、整理番号に対応
するデータを保存シートから読みだして入力シートに表示するという作業を行いま
す。このための方法としては、次のような方法があります。
a 目次シートから表示する方法
表紙シートを開き、
「目次シート」のボタンを押しますと、目次シートが表示され
ます。この目次シート中の該当番号の行をクリックすると、入力シート表示ボタン
の横の入力ボックスに当該番号が自動的に入力されますので、入力シート表示ボタ
ンを押してください。当該整理番号のデータが表示された状態で入力シートが表示
されます。
(なお、直接、目次シートの入力シート表示ボタン横の入力ボックスに希
望の整理番号を入力して、入力シート表示ボタンを押す方法もあります。)。
注)目次シートの中の整理番号のデータが表示されていない行をクリックしても
入力ボックスに番号は入力されません。
198
b 入力シートから表示する方法
入力シートを開き、読込ボタンの右の入力ボックスに希望の整理番号を入力して
読込ボタンを押すことにより、当該入力シートに当該整理番号のデータが読み込ま
れて表示されます。
なお「次へ→」ボタンや「←戻る」ボタンを押すことによって、整理番号の1つ
あとの番号のデータやひとつ前の番号を読み込んで表示させることも可能です。
② 各筆の情報のすべての情報ではなく、基本的な情報のみを見る場合は、
「基本情報表
示シート」を利用します。
a 目次シートから基本情報シートを呼び出す方法
表紙シートを開き、「目次シート」のボタンを押しますと、目次シートが表示さ
れます。この目次シート中の該当番号の行をクリックすると、基本情報シート表
示ボタンの横の入力ボックスに当該番号が自動的に入力されますので、基本情報
表示シート表示ボタンを押してください。当該整理番号のデータが表示された状
態で基本情報表示シートが表示されます。(なお、直接、目次シートの基本情報表
示シート表示ボタン横の入力ボックスに希望の整理番号を入力して、基本情報表
示シート表示ボタンを押す方法もあります。)
。
注)目次シートの中の整理番号のデータが表示されていない行をクリックして
も入力ボックスに番号は入力されません。
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B 基本情報表示シートから開く方法
シートを開き、基本情報表示シートボタンを押し、基本情報表示シートを開きま
す。上部の「整理番号読込」ボタンの横に希望する整理番号を入力して、
「整理番号
読込」ボタンを押します。該当番号のデータが読み込まれます。
③
保存されているすべての土地の土地所有者情報は、「土地所有者情報保存シート」
を表示すると見ることができます。表紙シートの「保存シート(土地所有者情報)」
のボタンをおして表示できます。
④ 表示・加工用のシートとして、
「土地所有者情報一覧表」と「土地所有者属人情報
一覧表」のシートを用意しました。
土地所有者情報を記録している「土地所有者保存シート」は、保存用のシートの
ため、加工等を行った状態で誤って保存してしまうとエクセル・マクロが正常に動作
しなくなる場合があります。このため、このようなリスクを避ける観点から、「土地
所有者情報保存シート」のデータを転記して表示する「土地所有者情報一覧表」のシ
ートを用意しました。
「土地所有者情報一覧表」を表示するには、
「表紙シート」の「土
地所有者情報一覧表」のボタンを押すと、この「土地所有者情報一覧表」が表示され
ます。
「土地所有者情報一覧表」のシート左上の「データ読込」のボタンを押すと、
「土
地所有者情報保存シート」のデータを読み込み、「土地所有者情報一覧表」のセルに
転記します。なお、この「土地所有者情報一覧表」は、加工・編集しても「土地所有
者情報保存シート」には影響しません(ただし、データ読込ボタンと Clear ボタンは
200
削除しないようお願いいたします。
)ので、エクセルのデータの並べ替えの機能やフ
ィルタの機能等を活用して「土地所有者情報一覧表」のデータ保存領域(7行以下の
セル)のデータを編集・加工してください。あるいは、
「土地所有者情報一覧表」の必
要な範囲のセルをコピーし、別の、新規シートに貼り付けて、加工・編集・印刷等を
行ってください。
このほか、土地所有者情報保存シートのうち、土地所有者の属人情報の列のみを抽
出するため、
「土地所有者属人情報一覧表」を用意いたしました。表紙シートの「土
地所有者属人情報一覧表」のボタンを押しますと、この「土地所有者属人情報一覧表」
のシートが表示できます。このシートの左上の「データ読込」のボタンを押すと、土
地所有者情報保存シート」の各列のうちで、土地所有者の戸籍・住所等の主として属
人的情報に関する列のみを抽出してコピーし、
「土地所有者属人情報一覧表」に転記
します。
Ⅵ
新たな項目欄の追加
土地所有者情報入力シートについて、既定の項目のほか、独自に項目を追加したい場
合は、土地所有者情報入力シートの下段の「項目自由設定領域」を利用してください。
土地所有者情報入力シートを開くと、左列の下部に「項目自由設定領域」という欄が
あります。この欄の右の縦18行横3列が青い色の背景色となっており、
「項目1」から
「項目17」までが仮表記されています。この青い部分(縦18列横3列)に、自由に
項目の名称を書き込んでください。
「項目1」から「項目17」の表記は削除して差し支
えありません。また、横3列のどの部分に項目名を書き込んでも構いません。)
。
項目名を書き込み終えたなら、その右の「設定項目を保存シートに転写」のボタンを
押してください。これにより、保存シートに設定した「項目」が転記され、ファイル全
体が上書き保存されます。
終わりましたら、念のため、Excel のメニューからも保存をし、必要に応じバックアッ
プをとっておきましょう。
なお、新たに「項目自由設定領域」に設定した項目は、この Book について、設定・保
存されております。各1筆の土地ごとに設定を変更することはできませんのでご注意く
ださい。
また、一度設定した項目を消したい場合は、入力シート上で、
「項目自由設定領域」の
201
項目のセル内の文字を「数式と値のクリア」で消して、「設定項目を保存シートに転写」
のボタンを押してください。これによって、
「項目自由設定領域」上は項目は消えますが、
この項目について、データを入力している場合は、別途入力したデータ自体を消す必要
があります。
(もっとも簡便な保存データの消去の仕方は、保存シートを開き、「項目自
由設定領域」の下のセルに記入された文字や数字を「数式と値のクリア」で消して、フ
ァイル全体を上書き保存する方法です。)
Ⅶ
土地所有者情報データの検索、並べ替え等
データ操作や印刷等につきましては、通常のエクセル表についての操作と同じです。
各種情報との突合、チェック等のため、土地所有者情報データを検索、並べ替え等す
る場合は、編集・加工用の「所有者情報一覧表」を利用して、表を適宜加工し、又は必要
な部分を別シートにコピーの上、ご使用のエクセルの検索、並べ替え、フィルタ等のデ
ータ操作機能を利用して行ってください。
なお、あらかじめ必要なバックアップをとるなどの準備を行っておくことをお勧めし
ます。
Ⅷ
画面遷移
この Excel ワークシートは Book 形式となっており、①表紙シート、②目次シート、③
入力シート(入力シート(土地所有者情報)、入力シート(建物登記記録情報))
、④保存
シート(保存シート(土地所有者情報)、保存シート(建物登記記録情報))及び⑤表示
シート(基本情報表示シート、土地所有者属人情報一覧表、土地所有者情報一覧表) の
5 種のシートから構成されております。表紙シートの各ボタンを押すとそのボタンに記載
されたシートが現れます。各シート間の移動は、通常のエクセルでのシート間移動と同
様に、シート下端のシート見出しをクリックして移動して下さい。
202
************************************************************
CD-Rom 収録のデータベース⽤エクセルファイルについて
************************************************************
①CD-Rom 収録のデータベース⽤エクセルファイルは、いったん、御利⽤のパソコン上に
コピー・貼り付け(ペースト)をおこなった上で、ご使⽤下さい。
②エクセルファイルには、セキュリティのため、パスワードを設定しております。
別にお知らせする読み取りパスワード及び書き込みパスワードを⽤いてファイルを開き、
書き込み可能にしてください。
③ファイルを開いた後はパスワードを変更することをおすすめします。
パスワードを変更する場合は、エクセルの「ファイル」
、「名前をつけて保存」「ツール」
「全般オプション」を順に開き、その読み取りパスワード
と 書き込みパスワード
の
各欄に変更後のパスワードを⼊⼒して ok、保存を押してください。
なお、パスワードを設定しない場合は読み取りパスワード と 書き込みパスワード
の各欄をブランクにして ok、保存を押してください。(⼿順については、エクセルのバージ
ョンにより異なることがあります。)
④なお、データベース⽤エクセルファイルは、ご利⽤案内に従い、Excel マクロを有効にし
た上で、御利⽤下さい。
203
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