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トレジャー・ファクトリー
Morningstar Equity Research Report 2016.7.25 リユース品の買取・販売 投資判断(7/22) トレジャー・ファクトリー(3093・東証1部) 株価 投資単位 955円 時価総額 106.9億円 100株 (7/22) 年初来高値 年初来安値 1,390円 (7/22) 新規 Neutral PER (予) 880円 (16/2/1) 14.8倍 (16/6/24) (7/22) 新業態店舗に期待、 18年2月期2ケタ成長へ回帰 ■17年2月期は出店ペースが加速 17 年 2 月期 1Q 連結業績は、売上高 3,209 百万円、営 業利益 371 百万円だった。当該期から四半期連結財務 諸表を作成しているため前年同期との比較はないが、前 年同期の非連結業績との増減率では 6.6%増収、5.9% 営業減益となった。人員増などが利益を圧迫したが、計 画に対しては順調。既存店 (前年同期と比較可能な店舗) が前期並みを維持し、全店ベースで増収を確保した。 17 年 2 月期連結業績の会社予想は、売上高が前期 比 8.9%増の 13,303 百万円、営業利益が同 3.7%増の 1,127 百万円。いずれも過去最高となる見通しだが、新 規出店を加速し人員増強を図るなど投資が重しとなり収 益の伸び率は鈍化する想定。会社予想は既存店の売上構 成比(連結売上の約 80%)と粗利益率(64.7%)が前 期並みを維持する前提。今期通年寄与する前期オープン した 9 店、今期段階的に売上寄与する新規 12 店(予定) などを見込む。 仕入の約 70%が店頭への持込買取であることから既 存店の仕入・販売力が業績成長のカギ。3 - 5 月の経済 環境は円高、新興国の景気減速などを背景に国内消費が 落ち込み、競合他社にも弱含みの傾向がみられた。同社 の 1Q の状況は、販売単価が伸びたものの、売上の伸び はやや鈍った。先行き不透明な状況は新製品市場にとっ ては逆風だが、リユース市場は耐性があることから、新 製品志向の需要を代替的に取り込む可能性がある。業績 の下ブレリスクは限定的とみられることに加え、出店ペ ースが加速することを踏まえ、モーニングスター予想は 会社計画の 17 年 2 月期連結業績を踏襲する。 ■高額製品多種の新業態に期待 同社は首都圏をはじめ出店する周辺地域での出張買取 を強化しているが、販売スペースの関係でこれまで手掛 けていなかったマッサージチェアなどの大型高額製品も 販売できる総合リユース派生型の新業態(大型店)を 8 900円~ 1,250円 想定株価レンジ (円) 1,800 1,647 1,600 26週線 1,400 1,200 1,000 (千株) 1,000 13週線 800 出来高 7 (月) 8 9 10 11 880 25日平均線 12 1 2 3 4 5 6 500 7 0 13週移動平均線 26週移動平均線 出来高 (13週平均) 1,074円 1,119円 73,892株 月に首都圏で開店する。取扱ジャンルを広げ商品アイテ ムを増やすことにより魅力的な売場を演出、新業態展開 を通じて収益拡大につなげていく考え。また、中期経営 目標として、 「2 ケタ増収の継続」 、 「経常利益率 10%の 実現」を掲げる同社は、家電・家具など高額製品の仕入 強化により 15 年 2 月期に売上高 17%増、経常利益率を 8%から 9%に引き上げ、出店数も 9 店(前の期から 2 店増)に伸ばした実績がある。この時期以降に出店した 店舗が 18 年 2 月期に次々と収益力のある既存店に育つ サイクルに入ることも好材料。 中期経営目標をベースに、モーニングスターでは 18 年 2 月期連結業績の売上高を 15,300 百万円(同 15.0% 増) 、営業利益を 1,400 百万円(同 24.2%増) 、営業利 益率は 9.2%(今期計画 8.5%)まで上昇すると予想する。 21 日終値ベースの今期会社予想 PER15 倍台は相対的に はやや割高水準。今期業績計画の伸び率鈍化を想定する ことから、現時点の投資判断は新規「Neutral」とする。 想定株価レンジの上限は、業績拡大期を迎えるとみられ る来期のモーニングスター予想 EPS83.1 円に PER15 倍 を乗じた 1,250 円近辺。下値のメドは、英国の EU(欧 州連合)離脱決定の影響で相場が急落した際の下値抵抗 (有村 孝浩) 水準となった 900 円。 業績動向(7/22時点) 売上高 (百万円) 15 年 2 月期 16 年 2 月期 17 年 2 月期 18 年 2 月期 実績 前年比 (%) 10,686 17.1 営業利益 (百万円) 前年比 (%) 959 35.2 経常利益 (百万円) 前年比 (%) 966 32.4 純利益 (百万円) 前年比 (%) EPS (円) 566 35.7 50.9 実績 12,216 14.3 1,086 13.2 1,114 15.3 804 42.0 72.1 会社予想 13,303 8.9 1,127 3.7 1,157 3.8 713 - 64.4 MS 予想 13,303 8.9 1,127 3.7 1,157 3.8 713 - 64.4 MS 予想 15,300 15.0 1,400 24.2 1,450 25.3 920 29.0 83.1 ※ 14 年 9 月 1 日付で普通株式 1 株につき 2 株の株式分割を実施 ※ 15 年 6 月 1 日付で普通株式 1 株につき 2 株の株式分割を実施 ※ 15 年 2 月期および 16 年 2 月期 EPS は当該株式分割が前事業年度の期首に行われたと仮定した算定(当期純利益÷期中平均株式数) ※ 17 年 2 月期から連結決算を開始したため前年比は参考値 本資料は投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本資料に掲載された意見 は作成日における判断であり、予告なしに変更される場合があります。本資料に掲載された意見・データは、当社が信頼できると判断したデータ等により作成いたしましたが、その正確性、安全性等について保障するものではあ りません。著作権、知的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びに Morningstar.Inc に帰属しますので、許可なく複製、転写、引用等を行うことを禁じます。 (1/3) Morningstar Equity Research Report 2016.7.25 トレジャー・ファクトリー(3093・東証1部) ■ 会社概要 同社のビジネスモデルと3つの強み 衣料や家電、生活雑貨、ブランド品、スポーツ・アウ トドア用品、楽器、ホビー用品など多岐にわたるリユー ス品(中古品)の買取・販売を行う。持ち込まれた不要 品を宝に変えていく「宝物の工場(トレジャー・ファク トリー) 」が社名の由来。そのコンセプトの下、総合リ ユースの「トレジャーファクトリー」 (16 年 2 月末時点 店舗数 58 店) 、衣料服飾雑貨専門の「トレファクスタイ ル」 (同 27 店) 、ブランド古着専門の「ブランドコレク ト」 (同 2 店) 、スポーツ・アウトドア用品専門の「トレ ファクスポーツ」 (同 2 店) 、低価格古着アウトレットの 「ユーズレット」 (同 2 店)の 5 店舗業態を展開する。こ の他、インターネットを通じた宅配買取や通販、ブラン ドバッグ・アクセサリーのレンタルなども手掛ける。店 舗は直営店を主体(FC 店は福島県のトレジャーファク トリー 4 店のみ)に関東圏、近畿圏に計 91 店(同)を 展開。17 年 2 月期は 5 月に中部エリア(名古屋) 、7 月 に九州エリア(福岡)とそれぞれ初のエリア出店を行っ た他、タイ・バンコクに海外 1 号店を 7 月オープンする など出店を加速させていく構え。 多種多様な品物を 1 継続的に集める仕入力 ビジネスモデル 多種多様な品物を 2 査定買取することを 可能とする仕組み 3 データを活用した 店舗運営 出所:会社資料よりモーニングスター作成 総合リユース業態「トレジャーファクトリー」 ← 「トレジャーファクトリー」 花小金井店 ■ 事業環境と展望 同社の直近の決算資料によれば、14 年のリユース市 場規模は約 1 兆 6,000 億円で年率 7%の成長が続いてい るという。同社を含む日本リユース業協会加盟 19 社の 14 年売上合計は 3,665 億円に上るものの、市場規模の 20%強にすぎない。市場に飽和感はなく、リユース業 界は仕入戦略の巧拙が業績成長を左右するといっても過 言ではない状況だ。 こうした中、同社は仕入を強化している。同社の仕入 は個人ユーザーからの一般買取が全体の 80%弱を占め ており、このうち店頭での持込買取が約 70%、客宅に 赴く出張買取が約 5%、ウェブサイトで手続きし不要品 を宅配便で受け取る宅配買取が数%に上る。残り 20% 強が法人からの業者仕入となっている。一般買取では服 飾を通年で買い取る制度を 16 年 2 月期から導入し仕入 を強化した一方、業者仕入では 13 年 6 月に拡張移転し たさいたま物流センターが大口仕入案件の受け皿として 機能している。また、独自開発の POS(販売時点情報管 理)システムが店舗間のバラツキの少ない査定買取を支 援しており、在庫回転の良い販売につながっている。 「トレジャーファクトリー」 では、衣料服飾をはじめ、 家具など高額商品の品揃え が充実している→ 出所:会社資料よりモーニングスター作成 リスク要因 同社は商品であるリユース品の安定確保に努めてい るが、今後の景気動向や競合先の出現による買取・仕 入価格の上昇や商品数の不足などが生じた場合には業 績に影響を及ぼす可能性がある。また、出店先の選定 にあたっては、物件の状況、契約条件、周辺地域の人 口、交通の便、競合店の状況等を勘案して判断するも のの、理想の物件が確保できない場合には、収益低下 に陥る可能性が出てくる他、不採算店舗の発生や賃貸 人等の事情に起因する契約終了により店舗を閉鎖する 場合には、減損損失や店舗閉鎖損失が発生し、業績に 悪影響を及ぼす恐れがある。 株主還元(7/21時点) ■ 株主優待 ■ 配当の状況 1株当たり配当金 中間期末 期末 年間 15年2月期 実績 0円 9円 9円 16年2月期 実績 5.5円 7.5円 13円 17年2月期 会社予想 8円 8円 16円 ※ 15 年 6 月 1 日付で普通株式 1 株につき 2 株の株式分割を実施、配当は分割考慮後 毎年 2 月末日の株主名簿に記載された 100 株以上所有する株主を対象 ● オリジナル QUO カード 1,000 円分を贈呈 ● プレゼント抽選券「トレジャーロト」を贈呈 ● 同社店舗および宅配買取サービスで利用できる 「買い取り金額アップクーポン券」を贈呈 ★トレジャーロトの賞品(16 年 2 月期実績) JCB ギフトカード 3 万円分(抽選 5 名) ジェフグルメカード(食事券)1 万円分(抽選 20 名) QUO カード 2,000 円分(抽選 100 名) 本資料は投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本資料に掲載された意見 は作成日における判断であり、予告なしに変更される場合があります。本資料に掲載された意見・データは、当社が信頼できると判断したデータ等により作成いたしましたが、その正確性、安全性等について保障するものではあ りません。著作権、知的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びに Morningstar.Inc に帰属しますので、許可なく複製、転写、引用等を行うことを禁じます。 (2/3) Morningstar Equity Research Report 2016.7.25 トレジャー・ファクトリー(3093・東証1部) 競合他社比較(赤太字は競合他社に比べ優位な数値)(7/21時点) トレジャー・ファクトリー ハードオフコーポレーション (3093・東1) (2674・東1) 基本事項 株価 955円 1,202円 471円 投資単位 100株 100株 100株 95,500円 120,200円 47,100円 最低投資金額 決算月 株価指標 2月 3月 2月 PER (予) 15.1倍 11.3倍 PBR (実) 3.1倍 1.3倍 配当利回り (予) 1.6% 3.3% 7.9倍 0.5倍 8.9% 売上高成長率 (予) 成長性 営業利益成長率 (予) 3.7% EPS成長率 (予) 売上高営業利益率 (予) 収益性 ▲2.6% 4.8% 8.8% 11.7% 61.3% デット・エクイティ・レシオ (実) 22.5% 流動比率 (実) 5.6% - 自己資本比率 (実) 205.5% - 10.0% 8.5% 25.2% 20.9% 自己資本当期純利益率 (実) 総資産経常利益率 (実) 財務安定性 買取王国 (3181・ジャスダック) 38.4% 3.5% 10.8% 4.4% 15.1% 5.8% 82.7% 3.9% 391.8% 52.0% 67.8% 288.7% 総合リユース品販売で競合するハードオフコーポレーション( 2674) 、買取王国( 3181)を比較対象とした。 ■ 成長性 17 年 2 月 期 の 売 上 高 成 長 率 は 8.9%となっている。ここ数年上昇 傾向にあった販売単価が高止まる 局面を迎えつつあり、創業以来 21 期続いた 2 ケタ以上増収は途絶え る見通しだが、相対的には高い水 準にある。営業利益成長率は 3.7% で出店加速に伴うコストが重しと なり、伸び率が鈍化する。 競合では、赤字店舗の退店など 店舗政策の立て直しを図る買取王 国が減収見通しでマイナス成長。 コスト負担の少ない FC 店の出店を 加速させるハードオフは営業利益 成長率で上位となっている。 ■ 財務安定性 ■ 収益性 営業利益率は出店加速に伴う投 資がかさむことから前期の 8.9% から 0.3 ポイント低下する見通し となっているが、相対的には中位。 また、同社は独自の POS システム を活用した査定買取のノウハウを 蓄積しており、棚卸資産回転率は 年 7.4 回転と業界平均が同 6 回転 (いずれも前期実績)とされる中で、 効率性の高さを誇っている。こう した資本効率の良さが相対的に高 い ROE(株主資本利益率)につな がっている。 自己資本比率は 61.3%と高水準 といえる。デット・エクイティ・ レシオも有利子負債が自己資本の 範囲にとどまる水準にコントロー ルされており、財務安定性は良好 だ。流動比率も 205.5%と特段問 題はない水準。 モーニングスター株式会社 プロダクト開発本部 株式分析部 アナリスト 有村 孝浩 03-6229-0810 [email protected] 本資料は投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本資料に掲載された意見 は作成日における判断であり、予告なしに変更される場合があります。本資料に掲載された意見・データは、当社が信頼できると判断したデータ等により作成いたしましたが、その正確性、安全性等について保障するものではあ りません。著作権、知的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びに Morningstar.Inc に帰属しますので、許可なく複製、転写、引用等を行うことを禁じます。 (3/3) モーニングスター・エクイティ・リサーチレポートの読み方 特 徴 Overweight (オーバーウエート) 今後、半年間の株価推移が現値水準を 15%以上上回ると 予測される場合 Neutral (ニュートラル) 今後、半年間の株価推移が現値水準の- 15%~+ 15%に とどまると予測される場合 Underweight(アンダーウエート) 今後、半年間の株価推移が現値水準を 15%以上下回ると 予測される場合 (1)第三者機関として中立的な立場を重視 モーニングスター・エクイティ・リサーチレポートは、 モーニングスターが位置する中立的な第三者としての立場 を重要視し、客観的な比較・評価情報の提供に努めていま す。モーニングスターがカバーする全銘柄に対し、アナリ スト個人の見解に加え、複数のアナリストから成る銘柄評 価委員会の意見を反映し、投資判断・想定株価レンジ・業 績予想を決定しています。 (2)カバー銘柄のユニバース カバー銘柄は下記対象銘柄から銘柄評価委員会が選出し ています。 【銘柄選定基準】 ●アナリストのカバー率が低い国内新興市場上場銘柄 ●個 人投資家からの人気が高い銘柄(各オンライン証券 のデータを参考) ●時価総額を考慮(50 億円程度以上を目安) ●整理、監理銘柄や継続疑義、債務超過銘柄を除く (3)3 段階の投資判断 カバー銘柄に対する投資判断は、モーニングスターの各 アナリストによる調査・取材・分析を基に銘柄評価委員会 の協議を経て決定しています。下記の基準を基に 3 段階(最 上位から「Overweight 」 (オーバーウエート) 、 「Neutral」 (ニュートラル) 、 「Underweight」 (アンダーウエート) ) で予測しています。 モーニングスターでは業績見通しや財務状況、株価の値 動きなどに関する見解の変更により、機動的に投資判断を 変更します。ただし、影響力のある、新しい情報が明らか となり、判断に時間を要する場合には投資判断を「Under Review」 (保留)とする場合があります。また、取引時間 中の投資判断の変更は行いません。アナリストが退職した 場合などは投資判断をいったん「Suspension」 (停止)と する可能性があります。 (4)中期的な想定株価レンジ 向こう半年間で想定される株価のレンジを示します。株 価指標などを用いた適正株価水準のほか、チャートのフシ 目や直近の高値・安値、トレンドライン、移動平均線など テクニカル面や価格帯別出来高なども考慮して、中期的な 上値メド、下値メドを決定しています。 項目説明 ■ アナリストコメント 直近の業績動向や事業環境につい て、取材に基づいた評価をコメント しています。投資判断の根拠や業績 予想に対する見方、今後の事業展望 などを記載し、株式投資をするうえ で最も重要な情報を掲載していま す。 また、 読みやすさを考慮してテー マごとに 2 ~ 4 つのパラグラフに まとめているほか、重要なポイント を太字で強調しております。 ■ 業績動向 通期決算の実績 2 期分と会社予 想、およびモーニングスターの独自 予想を今期、来期の 2 期分掲載し ております。 各銘柄への取材に加え、 四半期毎での過去の業績傾向やセグ メント毎での分析に基づいて業績数 値を予測しています。 ■ 会社概要 各銘柄がどのようなビジネスを展 開しているのか、どこに収益源があ るのかなどを詳しく解説するほか、 今後どの事業に力を入れていくの か、中期的にはどのような事業展開 を図っていくのかなどの中期的な見 通しも取材を踏まえて掲載します。 ■ 事業環境と展望 各銘柄が属する業界について、足 元の状況や将来の成長性などの観点 から解説します。競合他社への取材 も実施することで業界全体を多方面 から捉えるほか、業界団体のデータ など具体的な数値も掲載します。 ■ リスク要因 各銘柄が有するリスクを解説しま す。事業面でのリスクに加え、業績 面や財務面、株式市場独自のリスク なども考慮して様々な角度から見た リスクを示します。 ■ 成長性 今期会社計画の売上高成長率、営 業利益成長率、EPS 成長率を競合他 社と比較するほか、過去の経緯や主 力事業の成長力などを評価します。 ■ 収益性 今期会社計画の売上高営業利益率 と前期実績の自己資本当期純利益 率、総資産経常利益率を競合他社と 比較するほか、過去からの収益性の 変動などを評価します。 ■ 財務安定性 前期実績の自己資本比率、 デット・ エクイティ・レシオ(=有利子負債 / 自己資本× 100)、流動比率(=流 動資産 / 流動負債× 100)を競合他 社と比較するほか、現預金やキャッ シュフローなどの観点から財務安定 性を評価します。 本資料は投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本資料に掲載された意見は作成日に おける判断であり、予告なしに変更される場合があります。本資料に掲載された意見・データは、当社が信頼できると判断したデータ等により作成いたしましたが、その正確性、安全性等について保障するものではありません。著作権、知 的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びに Morningstar.Inc に帰属しますので、許可なく複製、転写、引用等を行うことを禁じます。