Comments
Description
Transcript
3 - ONKYO PC サポート
安全上の注意 梱包品の内容 設置方法 コントロール機能と調節 故障かなと思ったときは 仕 様 重要なお知らせ このユーザーズガイドに含まれる情報は、事前にお知らせすることなしに変更される場合がありま す。 本製品ならびにソフトウェアおよびマニュアルを運用した結果の影響については、いっさい責任を 負いかねますのでご了承ください。 本製品およびソフトウェアの仕様は予告なしに変更することがあります。 版権についてのお知らせ 本ユーザーズガイドのすべての内容は著作権によって保護されています。本書の内容の一部または 全部を、 無断で転載することは禁じられています。 © 2000 株式会社ソーテック 本ユーザーズガイドにおいて説明されている各ソフトウェアは、 ライセンスあるいはロイヤリティ契約 のもとに供給されています。ソフトウェアおよびそのマニュアルは、そのソフトウェアライセンス契約 にもとづき同意書記載の管理責任者の管理のもとでのみ使用することができます。それ以外の場合 は当該ソフトウェア供給会社の承諾なしに無断で使用することはできません。 Windowsは、 米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。 Macintoshは、 米国Apple Computer, Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。 その他、 本書に記載されている会社名、 製品名は、 各社の商標および登録商標です。 Contents 安全上の注意 ........................................................................................2 1. はじめに ................................................................................................6 本製品の特長 ...............................................................................................6 梱包品の内容 ...............................................................................................7 2. 設置方法 ................................................................................................8 3. コントロール機能と調節 ..................................................................10 OSD について ..........................................................................................12 OSD メニューについて ..........................................................................13 タイミングについて.................................................................................16 電源ランプと省電力モード .....................................................................17 4. 故障かなと思ったときは ..................................................................18 5. 仕 様 .................................................................................................20 1 安全上の注意 この取扱説明書では、製品を正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や 財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしています。その表示 と意味は次のようになっています。 警告 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡ま たは重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 注意 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を 負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が 想定される内容を示しています。 記号は禁止の行為であることを告げるものです。図の中 や近傍に具体的な禁止内容が描かれています。左図の場合 は「分解禁止」という意味です。 記号は行為を規制したり指示する内容を告げるもので す。図の中に具体的な指示内容が描かれています。左図の場 合は「電源プラグをコンセントから抜け」という意味です。 警告 ●絶対に分解したり修理・改 ●洗い場、風呂場では使用 しないでください。火災・ 造をしないでください。火災 感電の原因となります。 や感電の原因となります。 また、無償補修の対象外と 水場使用禁止 なります。修理は販売店に ●付属の電源コード以外は ご相談ください。 使用しないでください。 火災・感電の原因となり ●万一煙が出ている、 何かこげ ます。 るような匂いがしたり、表面 ●電源が100-240Vの範囲内 がかなり熱いときは直ち であることを確認して使用して 電源プラグを に電源プラグを抜いてく ください。電源変動をした場合、 抜く ださい。そのままご使用に +6%∼-10%を超える電源を 使用すると火災・感電の原因と なります。販売店にご相談 なります。 ください。 ●金属や液体などの異物を 2 なると火災・感電の原因と ●電源プラグのピンにホコリ 内部に入れないでください。 が付着したまま使用しない 火災・感電の原因となりま でください。火災・感電の原 す。 因となります。 安全上の注意 警告 ●電源コードの上に重い ものをのせないでくだ さい。また、 故意に傷つ けたり、加工したり、無 理に折り曲げたりしな いでください。傷つい て破損し、火災・感電の 原因となります。 ●雷が鳴ったときは、電 源プラグにさわらない でください。感電の原 因となります。 注意 ●電源プラグを抜くとき はコードを持たず、必 ずプラグ部分を持って 抜いてください。 電源プラグを 電源プラグを 抜く 抜く ●旅行など長時間使用 しないときは電源プラ グをコンセントから抜 いてください。 漏電・火災の原因とな ります。 ●ぬれた手で電源コード を抜き差ししないでく ださい。感電の原因と なります。 ●振動や衝撃の加わる場 所には設置しないでく ださい。また、重い物を のせないでください。 故障による火災・感電 の原因となります。 ●通風口をふさがないで ください。故障による火 災の原因となります。 ●本体を持ち運ぶときは、 衝撃を与えないように してください。 ●熱の発生源の近く、直 射日光のあたるところ、 腐蝕性ガスのある環境、 ほこりの多いところ、使 用環境温度(10∼40℃)/ 使用環境湿度(10∼ 80%、ただし結露しな いこと)を超える場所に 設置しないでください。 ●家電製品のそばには なるべく設置しないで ください。 3 快適にお使いいただくために ●日光などの外光や、蛍光燈などの照明が画面に映り込むと、反射のために 画面が見えにくくなります。画面の角度を変えるなど、直接、光が映り込 まないようにしてください。 ●画面の位置を、目の高さより低めになるよう位置を調節すると、見やすく なります。 ●長時間の作業を行なう時は、目の健康のため、適度の休憩をとるようにし てください。 ●部屋が暗いと目が疲れる原因となります。部屋を適度な明るさにして、ご 使用ください。 ●ほこりがたまると故障の原因となる場合がありますので、適度にお手入れ をしてください。 お手入れについて ●本製品のお手入れの前に、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。 ●本製品のお手入れには、シンナーやベンジン、塩素系洗剤を絶対に使用し ないでください。ケースが変質したり、塗装がはげる原因となります。 ●ディスプレイの汚れは、清潔でやわらかい乾いた布を使い、からぶきして ください。 ●ディスプレイを除くケースなどのキャビネット部分は、清潔でやわらかい 乾いた布でからぶきしてください。特に汚れのひどいときは、水で薄めた 中性洗剤を少し含ませてふいてください。 4 保証について 保証期間中に万一故障した場合は、保証書の記載内容にもとづき無料修理 いたします。 詳しくは保証書をごらんください。 保証期間後の修理については、弊社テクニカルサポートセンタにお問い合 わせください。修理によって機能が維持できる場合は、お客さまのご要望 により有償で修理いたします。 保証書は、お買いあげいただいた販売店で、所定事項を記入のうえお受け 取りになり、大切に保管してください。 本製品を、分解、改造された場合、保証期間であっても無償補修の対象 にはなりません。また、修理対応もできません。 注意 5 1 はじめに 1 本製品の特長 ・水平周波数が 30 kHz ∼ 70kHz、垂直周波数が 50 Hz ∼ 160 Hz のマル チスキャン ・平面カラーブラウン管を採用 ・インテリジェント・マイクロプロセッサ・ベースの設計によるデジタルコ ントロール ・ 0.24mm のアパーチャグリルピッチ ・Windows95/98/Me プラグ&プレイをサポート(VESA ® DDC1、 は じ め に DDC2B, DDC2B+ , DDC/CI) ・ 9 種類のプリセットモード ・可視領域が増加したときのオーバースキャン (画像の端が画面に入らない こと)に対応 ・VESA ® 人間工学基準に加えて、標準 IBM VGA、拡張 VGA、SVGA、 IBM XGA、XGA/2 に適合 ・Apple MacintoshTM と最高 1024 × 768(75Hz 時)で接続可能(ア ダプタはオプション) ・VESA ® DPMS TM(ディスプレイ・パワー・マネージメント・シグナリン グ) 規格に適合 DDC2B とは 新しい DDC (Display Data Channel)互換規格により、ユーザは簡単にイ ンストールおよびセットアップができます。Windows 95/98/Me のプラ グ&プレイ機能により、モニタは自動的に最適なセットアップができるよう になっています。 6 はじめに 1 梱包品の内容 梱包箱を開ける前に、モニタを設置するのに最適な場所を選んでください。 また、ケーブル類やパソコンと接続するためのスペースを確保してください。 1 は じ め に 箱を空けて、次のものが入っているかどうか確認します。 不足品や破損品があったら直ちに、弊社テクニカルサポート センタにお問い合わせください。 ・カラーモニタ本体 ・ AC 電源コード ・ユーザーズガイド(本書) 2 箱から本製品を取り出します。引越しや移動のときのために、 箱は保存しておいてください。 7 2 設置方法 設置は簡単に行えます。以下の手順に従ってください。 2 1 パソコンの電源が入っていないことを確認します。 2 電源ケーブルのメス側のプラグを、モニタ背面にある入力電 源口に接続します。次に、オス側のプラグを、コンセントに 接続します。(図 1 参照) 設 置 方 法 信号ケーブル 入力電源 メスプラグを モニタ入力電源口へ アース オスプラグを ご家庭のACコンセントへ [図 1] 3 15 ピン信号ケーブルを、モニタ背面とパソコンのアナログ 入力コネクタに接続します。(図 1、2 参照) ピン番号と説明 1 2 3 4 5 6 7 8 赤ビデオ 緑ビデオ 青ビデオ 接続なし DDC信号戻り 赤ビデオ・グランド 緑ビデオ・グランド 青ビデオ・グランド Dタイプ15ピン・コネクタ [図2] 8 9 10 11 12 13 14 15 接続なし グランド 接続なし SDA(DDC信号) 水平同期 垂直同期 SCL(DDC信号) はじめに 設置方法 4 モニタの電源を入れます。(図 3 参照) その際、電源ランプが点灯する事を確認してください。 2 設 置 方 法 電源ボタン OSDコントロール ボタン 電源ランプ [図 3] 5 パソコンの電源を入れます。 必要に応じて、コントロール機能を使用して、画像を調節します。 詳しくは、10 ページの「コントロール機能と調節」を参照してください。 6 チルト台を、見やすい角度に調節します。 垂直方向には約 10 度 動きます。(図 4 参照) [図 4] 7 必要に応じて解像度と周波数を設定します。最適な周波数は 以下の通りです。 詳しくは、お使いのパソコンのマニュアルを参照してください。 解像度 垂直周波数 1024×768 85Hz 9 3 コントロール機能と調節 モニタには、いくつかの調節スイッチがあります。電源ランプおよび調節機 能により、ユーザの好みでカスタマイズできます。(図 5 参照) デジタルコントロールパネル degauss select 3 コ ン ト ロ ー ル 機 能 と 調 節 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ [図 5] ①電源ボタン このボタンを押して、電源を ON、OFF にします。 ②電源ランプ 電源を ON にすると点灯します。(P.17 の「電源ランプと省電力モー ド」を参照) 10 コントロール機能と調節 ③ DEGAUSS このボタンを押すと、モニタの磁場を中和して、表示を正常にするこ とができます。画面が変色したり、色が表示されなくなったときに 使用します。 また OSD メニューが表示されているときにこのボタンを押すと、設 定が保存され、OSD が終了します。 3 ④ SELECT このボタンを押すと、OSD (オンスクリーン・ディスプレイ)が有効 になります。OSD については、12 ページを参照してください。ま た OSD のメニューが表示されているときにこのボタンを押すと、 強調表示されている調整項目を選択することができ、サブメニュー では設定を保存することができます。 ⑤ DOWN ▼ OSD モード時(OSD メニューが表示されているとき)にこのボタ ンを押すと、次のメニューへ移動し調整項目を選択することができ ます。さらに、ENTER / SELECT ボタンで選択を確定してからこ のボタンを押すと、モニタを調節することができます。OSD モード 時以外のときにこのボタンを押すと、コントラストのレベルを下げ ることができます。 ⑥ UP ▲ OSD モード時(OSD メニューが表示されているとき)にこのボタ ンを押すと、一つ前のメニューへ移動し調整項目を選択することが できます。さらに、ENTER / SELECT ボタンで選択を確定してか らこのボタンを押すと、モニタを調節することができます。OSD モ ード時以外のときにこのボタンを押すと、コントラストのレベルを 上げることができます。 11 コ ン ト ロ ー ル 機 能 と 調 節 コントロール機能と調節 OSD について 調整項目の選択と設定方法 1 本モニタの正面にある select(セレクト)ボタン を押します。 →OSD メニューが表示されます。(OSD メニューは調節作業中、 画面中央に表示されています。また、OSD メニューは何も操作し ない場合、約 15 秒で消えます。 ) 3 コ ン ト ロ ー ル 機 能 と 調 節 2 UP ▲/ DOWN ▼ボタンを押して、調整したい項目のアイコ ンを強調表示させます。 3 select(セレクト)ボタン を押して、調整項目を選択します。 →コントロールバー付きのサブメニューが表示されます。 4 UP ▲/ DOWN ▼ボタンを押して、設定を調整します。 ※サブメニューに表示される関連項目のアイコンを選択すると、関 連項目にジャンプして、調整できます。選択するには、select(セ レクト)ボタン を押してください。 5 degauss(デガウス)ボタン を押して、設定を保存します。 → OSD メニューのメインメニューに戻ります。 6 degauss(デガウス)ボタン をもう一度押します。 → OSD メニューが消えます。これで調整は完了です。 コントラストについて OSD メニューが非表示のときに UP ▲/ DOWN ▼ボタンを押すと、OSD メニューを表示せずに直接コントラストとブライトネスを調整できます。 (この機能は、コントラストとブライトネスだけに有効です。) 12 コントロール機能と調節 OSD メニューについて OSD メニューについて説明します。下記のように英語で設定されているとき は、言語設定で日本語に設定することができます。 3 [メインメニュー] コ ン ト ロ ー ル 機 能 と 調 節 [サブメニュー] ・ CONTRAST(コントラスト) この項目を選択すると、コントラストを調節できます。 OSD OSD コントラスト コントラスト ▲/▼:選択 :入力 100% ▲/▼:選択 USER MOOD HF : 48.3KHZ UF : 60HZ OSD ∩ :リターン OSD ∩ : 終了 ∩ : 終了 ・ BRIGHTNESS(ブライトネス) この項目を選択すると、明るさを調節できます。 ・ ZOOM(ズーム) この項目を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、画面上の画像を拡 大/縮小表示できます。 ・ H-POSITION(水平位置) この項目を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、画像を水平に移動さ せることができます。 ・ H-SIZE(水平サイズ) この項目を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、画像の横幅を拡大・縮 小することができます。 13 コントロール機能と調節 ・ V-POSITION(垂直位置) この項目を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、画像を垂直に移動さ せることができます。 ・ V-SIZE(垂直サイズ) この項目を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、画像の上下幅を拡大・ 縮小することができます。 3 ・ SIDE-PIN(サイドピン歪) コ ン ト ロ ー ル 機 能 と 調 節 この項目では、select ボタン を押して、SIDE-PIN(サイドピン歪) と、PIN BALANCE(ピンバランス) を選べます。 SIDE-PIN(サイドピン歪) を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、 画像の左右のラインを互いに反対方向に動かして、直線にすることがで きます。PIN BALANCE(ピンバランス) を選択して▲ボタン、▼ボタ ンを押すと、画像の左右のラインを互いに同じ方向に動かして、直線に することができます。 ・ CORNER PIN(コーナーピン歪) この項目を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、画像の四隅を互いに 反対方向に動かして、まっすぐにします。 ・ TRAPEZOID(台形歪) この項目を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、画像の上下のライン を互いに反対方向に動かして、上下の幅を変えることができます。 ・ PARALLELOGRAM(平行四辺形歪) この項目を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、画像の上下のライン を互いに同じ方向に動かして、画面中心に移動させることができます。 ・ ROTATION(画面傾き) この項目を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、画像を回転させて、 画像の輪郭がモニタ画面の外枠と平行にすることができます。 ・ MOIRE(モアレ) この項目を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、モアレ(斑紋)を消す ことができます。 14 コントロール機能と調節 ・ VIDEO LEVEL (入力信号レベル)) この項目を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、ビデオ入力のレベル を変更することができます。お使いのパソコンのビデオ出力レベルがわ からないときは、ビデオカードのマニュアルを参照してください。 OSD OSD 入力信号レベル 入力信号レベル ▲/▼:選択 :入力 0.7V 1.0V 3 ▲/▼:選択 USER MOOD HF : 48.3KHZ UF : 60HZ :入力 ∩ :リターン OSD OSD ∩ : 終了 ∩ : 終了 ・ COLOR CONTROL(カラーコントロール) この項目を選択して、▲ボタン、▼ボタンを押すと、選択したい色温度 を、表示させることができます。select(セレクト)ボタン を押して、 "1(9300K)"、"2(6500K)"、"3(5000K)"、"4(ユーザー)"から選択し たものを決定します。(下図参照) OSD OSD カラーコントロール カラーコントロール 1 ▲/▼:選択 :入力 COOL 2 3 9300K 4 WARM ▲/▼:選択 USER MOOD HF : 48.3KHZ UF : 60HZ :入力 OSD ∩ :リターン OSD ∩ : 終了 ・ LANGUAGE(言語) この項目を選択して▲ボタン、▼ボタンを押すと、英語、ドイツ語、ス ペイン語、イタリア語、フランス語、日本語から表示言語を選択するこ とができます。 OSD OSD 言語 言語 ▲/▼:選択 :入力 ENGLISH ITALIANO C AIS DEUTSCH FRAN ∼ ESPANOL 日本語 ▲/▼:選択 USER MOOD HF : 48.3KHZ UF : 60HZ :入力 OSD ∩ :リターン OSD ∩ : 終了 ∩ : 終了 15 コ ン ト ロ ー ル 機 能 と 調 節 コントロール機能と調節 ・ OSD POSITION(OSD 位置) この項目を選択して select(セレクト)ボタンを押すと、OSD メニュー を移動させる方向を選択することができます。▲ボタン、▼ボタンを押 して OSD メニューを移動させます。 ・ RECALL(リコール) 3 この項目を選択すると、入力信号とカラーコントロールの設定が工場出 荷時の設定に戻ります。工場出荷時の設定に戻すには、進行状況を示す 表示バーが消えるまで、select(セレクト)ボタン を押し続けます。 (この機能はモニタのプリセットタイミングでのみ機能します。プリセット タイミングについては、「タイミングについて」の項を参照してください。) コ ン ト ロ ー ル 機 能 と 調 節 タイミングについて 本製品はマルチスキャンモニタであり、水平周波数 30 ∼ 70KHz、垂直周 波数 50 ∼ 160Hz で動作します。 マイクロプロセッサ・ベースの設計より、自動同期機能を装備しています。工 場出荷時の設定では、通常のグラフィック基準に対応した 9 つの設定が、あ らかじめプログラムされています。 また、モニタのリフレッシュレートは、ビデオカードが制御しているので、 お使いのビデオカードのマニュアルもお読みください。 水平周波数(KHz) 垂直周波数(Hz) モード 解像度 M1 720×400 31.5 70 M2 640×480 31.5 60 M3 800×600 46.9 75 M4 800×600 53.7 85 M5 1024×768 48.4 60 M6 1024×768 60.0 75 M7 1024×768 68.7 85 M8 1280×1024 64.0 60 M9 832×624 49.7 75 ※表にある 9 つの工場出荷設定のほかに、さらに 4 つのユーザ・モードを設 定できます。5 つ以上入力すると、4 つのユーザ・モードのうち、最初に 設定、保存したモードから順に上書きされます。 ※ Macintosh をお使いの時は、別途 Mac 用アダプタをご用意ください。 16 コントロール機能と調節 電源ランプと省電力モード 本製品の電源ランプと 4 つの省電力モードとの関係は下の表のようになって います。 スタンバイとサスペンドモードでは、高電圧を使用する機能が停止され、ヒ 3 ーター回路が、活性状態にあります。アクティブオフモードでは、低電力検 出回路以外のすべての回路が停止されています。この検出回路は、ユーザが マウスを動かしたりキーボードのキーを押したりしたときに、パソコンを「呼 び起こす」ためのものです。 省電力モード 電源ランプ オン 緑が点灯 スタンバイ 1 秒ごとに緑が点滅 サスペンド 1 秒ごとに緑が点滅 オフ 2 秒ごとに緑が点滅 コ ン ト ロ ー ル 機 能 と 調 節 17 4 故障かなと思ったときは 問題 確認してください パワーセーブモードではないのに、 ビデオカードはスロットにきちんと 画面が真っ暗である。 挿入されていますか。 モニタとパソコンの電源スイッチは 入っていますか。 信号ケーブルは、ビデオカードとパソ コンにきちんと接続されていますか。 コネクタが捻じ曲がっていたり、ピ ンがめり込んだりしていませんか。 明るさとコントラストを調整してみ ましたか。 サージプロテクタに接続されている 場合、サージプロテクタはオンにな っていますか。 モニタの電源ランプが点灯しない。 モニタの電源スイッチは入っていますか。 画像が片寄っている。大きすぎる。 電源コードは接続されていますか。 機能ボタンで、サイズと位置を調節し 小さすぎる。 ます。 信号ケーブルは、パソコンにきちん 画像がスクロールする。不安定。 と接続されていますか。 コンピュータの出力信号が本機の仕様 に 合 って い ま す か ( 水 平: 3 0 ∼ 70kHz、垂直:50 ∼ 160 Hz)。コン ピュータの設定を確認してください。 画像が飛び跳ねる。波線パターンが現 電波障害を引き起こしている電気器 れる。 具を、モニタから離してください。 電源投入直後にうなり音がする。 消磁機能が働くときの音です。故障 ではありません。 解像度・周波数・リフレッシュレート 解像度・周波数・リフレッシュレー が変更できない。 トは、ビデオカード・ディスプレイ ドライバとオペレーティング・システ ムが制御しています。解像度を変更 する方法については、ビデオカード のマニュアルを参照してください。 モニタは、単にビデオカードから受 け取った信号に基づいて表示されて います。 4 故 障 か な と 思 っ た と き は 18 故障かなと思ったときは はじめに 問題 画像が水平ではない。 画面上に 2 本の薄い水平線がある。 画像にピンクッション効果(糸巻き型 のひずみ)が起きている。 画像が 2 重に見えている。 モニタとパソコンの電源を入れても何 も映らない。モニタが故障しているか どうかは、どのようにしたら確認でき るか。 表示されない色がある。 確認してください 地磁気の影響のためです。最小限に抑え るには、モニタを東向きに設置して、 OSD メニューから Rotation(画面傾き) を選択して調整してください。 背景色が白の場合、トリニトロン ® 管 のアパーチャグリルを固定するため のワイヤ(2 本)が薄く見えることがあ ります。異常ではありません。 OSD メニューから SIDE-PIN (サイド ピン歪)を選択して調整してください。 信号の干渉が起きています。延長信 号ケーブルやビデオカードの接続を 確認してください。 このようなときは、モニタの自己診 断テストで確認できます。手順は次 の通りです。 1 モニタの電源を切る。 2 パソコンから信号ケーブルを取 り外す。 3 モニタの電源を入れる。 自己診断テスト画面が現れます。 左から順番に赤・緑・青の正方形 が表示されます。色と順番が正 しければ、モニタは正常である ことがわかります。 上で述べたモニタの自己診断テスト を実行してください。モニタの故障 でない場合は、グラフィックスカー ドやグラフィックスカード・ドライ バ、ケーブルの接続具合、コネクタ ピンが正常かどうかを確認してくだ さい。 19 4 故 障 か な と 思 っ た と き は 5 仕 様 型名 ブラウン管 P15GNK1A P17GNK1A 15インチ平面(可視範囲14イン 17インチ平面(可視範囲16インチ) チ)FDトリニトロン® FDトリニトロン® 反射・静電気防止加工スクリーン 反射・静電気防止加工スクリーン 偏向角90° 偏向角90° アパーチャグリルピッチ 0.24㎜ 解像度 最大ドットロック 5 ビデオ入力 水平入力 仕 様 垂直入力 走査周波数 表示領域(標準) 入力電圧 1280ドット×1024ライン(最大) 1280ドット×1024ライン(最大) 1024ドット×768ライン(推奨) 1024ドット×768ライン(推奨) 110MHz 110MHz アナログ・ポジティブ信号 アナログ・ポジティブ信号 (0.7/1.0Vp-p) (0.7/1.0Vp-p) TTL、ポジティブ/ネガティブパルス TTL、ポジティブ/ネガティブパルス (2.4∼5.0Vp-p) (2.4∼5.0Vp-p) TTL、ポジティブ/ネガティブパルス TTL、ポジティブ/ネガティブパルス (2.4∼5.0Vp-p) (2.4∼5.0Vp-p) 30∼70KHz(水平) 30∼70KHz(水平) 50∼160Hz(垂直) 50∼160Hz(垂直) 270㎜(水平)×202㎜(垂直) 310㎜(水平)×232㎜(垂直) AC100∼240V(+6%/-10%) AC100∼240V(+6%/-10%) 50Hz/60Hz(±3%) 50Hz/60Hz(±3%) ON:90W、スタンバイ:10W ON:100W、スタンバイ:10W サスペンド:10W、OFF:5W サスペンド:10W、OFF:5W 動作環境温度 10℃∼40℃ 10℃∼40℃ 動作環境湿度 10%∼80%(ただし、結露しないこと) 10%∼80%(ただし、結露しないこと) 寸法 366㎜(W)×343㎜(H)×389(D) 408㎜(W)×375.7㎜(H)×427㎜(D) 14.7kg 19.0kg 消費電力 重量(本体) 20 0.24㎜ P15/P17GNK1A ユーザーズガイド 2000年11月 第1版 株式会社ソーテック EN1097A