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様式3-1(第5条関係) 〔別紙様式(四-一)〕
様式1【公表】 「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」 平成27年度事後評価資料(実施報告書) 関連研究分野 J2401 整理番号 芸 術 学 ( 2851) (分科細目コード) 補助事業名 20世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 ( 平 成 24年 度 ) (採択年度) 代表研究機関名 東京外国語大学 代表研究機関以外 なし の協力機関 主担当研究者氏名 和田 忠彦 ( 平 成 24年 度 ) ( 平 成 25 年 度 ) ( 平 成 26 年 度 ) 6,897,096円 23,870,000円 17,262,770円 (合計) 補助金支出額 (公募応募当初の「事業 ( 平 成 25年 度 ) ( 平 成 24年 度 ) ( 平 成 26年 度 ) 計画調書」に記載の) 若手研究者の 3 人 ( 派遣計画 6 人 3 人) ( 平 成 25年 度 ) ( 平 成 24年 度 ) ( 48,029,866 円 (合計) 4 人 4 人) ( 平 成 26年 度 ) 6 人 6 人 (合計) 若手研究者の 3 人 6 人 3 人) 6 人 6 人) 派遣実績 ( ( (参考) 派 遣 期 間 が 300日 未 満 と な り 、 最 終 ( 平 成 24年 度 ) 的に若手派遣研究 人 者派遣実績のカウ ントから除外され た者(外数) ( 平 成 25年 度 ) ( 平 成 26年 度 ) 人 人 ( 人) 1 ( 人) (合計) 人 様式1【公表】 1 . 若手研究者の人材育成についての成果の達成状況 (1)事業計画調書に記載した期待される成果の概要 (事業計画調書(10-1)に記載した若手研究者の人材育成にかかる期待される成果 の概要) 文化統合的視点を備え、従来の受信中心の発想から脱却し、双方向的研究を展開する 有能な若手人文学研究者として、本学の特色である多言語の高度な運用能力を活かしつ つ、①ヨーロッパの研究環境で日本的発想を意識化 、②ヨーロッパの「文化」という研 究対象・研究アプローチの特質を明確化 ,③パートナー機関との双方的交流、④世界に 向けて成果を発信(国際ワークショップの開催、論文集の刊行)といった 4 点に集約さ れる研究活動を実践することにより、ひろく人文学分野全般において学術の振興に大き く貢献することが期待される。 とりわけ、文化および表象の「変容」に焦点をあてることにより、文化研究に関する 方法論的検証、さらには新たな文化的価値の提示をも射程に収めた国際共同研究に主体 的かつ中心的存在として参画した経験は、①派遣先における交流を通じて参加する国際 的な研究者コミュニティを基盤にした新たなコミュニティの創出、②言語圏を越えた研 究環境下における文化横断的研究の実践、という 2 点に集約される、わが国が育成すべ き研究者のあり方を体現する人材モデルを提示することにつながると期待される。 本事業による研究全体の成果は、各研究機関が共有したうえで、新たな方法論の模索 へと研究を展開し、先の成果を再検証しつつ方法論の確立へとつなげる。その際、若手 研究者は、担当研究者ならびに共同研究機関研究者の監督のもと、これまで積み重ねら れてきた文化横断的表象分析を引き継ぐとともに、方法論的にもさらに発展させていく 役割を担う。こうした研究活動は、派遣先機関と言語圏を越えた有機的ネットワークの 強化につながる。この点で、本事業により派遣される若手研究者は、国際的研究交流の さらなる活性化に寄与する有機的国際共同研究ネットワークの構築と拡充を担い、後続 の若手研究者の参加も得て、継続的に国際共同研究を実施する基盤づくりに携わる人材 として、学術に貢献することが期待される。 こうした研究人材としての活躍と学術振興への貢献に寄与しうるか否かを評価項目の 中心に据え、担当研究者チームと、若手研究者の受入先研究機関の研究者により、評価 検証を行う。評価結果については、最終年度の成果刊行物に記載し、公表する。 (2)上述の期待される成果の達成状況の自己評価とその理由 【自己評価】 □期待を上回る成果を得た ■十分に達成された □おおむね達成された □ある程度達成された □ほとんど達成されなかった 【理由】 ①若手研究者は、日本および派遣された研究機関において担当研究者と共同研究機関の 研究者の指導のもと、研究の実践を積み上げ、その研究をさらに発展させた。また、共 同研究機関との国際研究集会の企画・運営にも携わってもらい、共同研究機関と言語圏 2 様式1【公表】 を越えた有機的なネットワークの確立・強化に大きく貢献した。 ②若手研究者は国際研究集会等での発表の機会を得るとともに、著名な学術雑誌等に論 文が掲載され、研究成果を広く世界に発信することができた。また、現地で権威のある 文学賞を受賞するなど、その研究成果が大きく認められた。 ③若手研究者は本事業によりさらなる海外経験と研究実績を積むことにより、派遣終了 後、大学非常勤講師等の教育活動、翻訳書の出版もしくは雑誌・学術書・一般書等への 寄稿、あるいは民間機関での講座・講演等の普及活動などの機会を得て、本プログラム により獲得した成果を元に、その知見をひろく発信し、少なからぬ学術的貢献を果たし た。 以上の①~③のことから、本プログラムを通じて、今後の学術振興に大きく貢献し、国 際的に活躍しうる若手研究者の人材育成が推進されたと認識し、期待された成果を十分 に達成することができた。 3 様式1【公表】 2.国際共同研究課題の到達目標及び期待される成果の達成状況 (1)事業計画調書に記載した国際共同研究課題の到達目標及び期待される成果の概要 ( 事 業 計 画 調 書( 4 - 1 )に 記 載 し た 国 際 共 同 研 究 課 題 の 到 達 目 標 及 び 事 業 計 画 調 書( 1 0 - 2 )に 記 載 し た 国 際共同研究において期待される成果概要) 本事業による国際共同研究は、現在の文化研究が陥っているアポリア(袋小路)から の脱却を目指し、言語や文化の横断に際して必然的に生じる「変容」という現象そのも のに焦点を合わせ、学問的方法としての新たな比較研究を実践することを通して、文化 研究に新たな展望を拓くことを主要課題とする。そのために、個々の文化現象に見られ る文化変容を研究対象とする以上に、文化や表象の「変容」そのものを方法論的契機と してとらえることの必要性と有効性について検証する作業に比重を置いて展開する。こ の点で従来の研究とは一線を画する。 伝統的な比較文化研究に見られるように明示的に文化横断的研究を行う場合はもちろ ん の こ と 、日 本 人 研 究 者 が 他 の 個 別 地 域 の 文 化 を 研 究 す る 際 に も 、そ こ で 生 じ る「 変 容 」 をポジティブな目でとらえると同時に、日本という視点に立脚した研究の意義をあらた めて明確化することへとつながる本事業による国際共同研究の意義は大きく、その成果 が期待される。 期待される成果(到達目標)としては次の 3 点が挙げられる。 ①比較文化研究の新たな方法論の確立 ②新たな方法論に基づく表象分析の新たな成果 ③日独露伊複数文化圏に係る往還型共同研究が実現する有機的学術研究ネットワー クの構築 いずれも、現在の文化研究が抱える①方法論的課題の解決、②具体的表象分析の新た な成果の提示、さらには③研究成果の国際的共有のための新しい有効な手段の提案へと つながるものであり、わが国のみにとどまらない国際的な学術上の課題解決に資するこ とが見込まれる。 以上の成果については、派遣地域にある受入先研究機関以外に所属する同分野の複数 の先端研究者により評価体制を組み、その検証を行う。 (2)上述の目標等に対する達成状況の自己評価とその理由 【自己評価】 □期待を上回る成果を得た ■十分に達成された □おおむね達成された □ある程度達成された □ほとんど達成されなかった 【理由】 国 際 共 同 研 究 を 通 し て 、個 々 の 文 化 現 象 に 見 ら れ る 文 化 変 容 を 研 究 対 象 と す る だ け で な く 、文化や表象の「変容」そのものを方法論的契機としてとらえることによって、学問的方法 としての新たな比較研究という新たな展望を文化研究に拓きうる可能性を見いだすと同時 に、研究集会およびその成果としての論集により、新しい表象分析の成果を国際的に共有す るための具体的手段を示すことができたから。 4 様式1【公表】 3.今後の展望について これまでの実施状況を踏まえて、事業実施期間終了後の展望について記入して下さい。 ① 自 己 資 金 、若 し く は 他 の 競 争 的 資 金 等 に よ る 海 外 派 遣 の 機 会 を 含 む 若 手 研 究 者 の 研 鑽・育 成 の 事 業 の 継 続( 又 はその見込み)状況 事業実施期間終了後も、派遣した若手研究者はそれぞれに、本プロジェクトにより構 築された国際共同研究ネットワークを十全に活用しながら、本共同研究により得られた 成果に基づき、それぞれの共同研究機関もしくは当該の研究スタッフと継続的に研究を 展開している。また担当研究者は、同様のネットワークの下での共同研究の展開を継続 するとともに、ネットワークの拡充に資するかたちで、各種国際研究集会、シンポジウ ム等において、本共同研究による成果を公表し、あるいはその新たな展開を提示するこ とによって、本プロジェクトにより得られた知見を継続的かつ発展的にひろめることに 努めている。自己資金による継続については、現時点で確定的目途は持ち合わせない。 ② 本 事 業 の 相 手 側 を 含 む 海 外 の 研 究 機 関 と の 研 究 ネ ッ ト ワ ー ク の 継 続 ・ 拡 大( 又 は そ の 見 込 み ・ 将 来 構 想 )状 況(組織において本事業で支援した若手研究者に期待する役割も含めて) ①に述べたように、相手先研究機関との研究ネットワークは、事業期間終了後も継続 的に機能している。これは、派遣支援した若手研究者による主体的関与に負うところが 大きい。その背景にあるのは、各若手研究者が本共同研究プロジェクトにおいて示した 学術的成果と、プロジェクト実施期間中に勝ち得た相手先研究機関からの人的・学術的 信頼であると考えられる。もちろんその前提として、担当研究者各人が多年にわたり培 ってきた相手先研究機関との信頼関係があることは言うまでもないが、特筆すべきは、 こうした従来の個人的関係に留まらない、共同研究チームとしての評価に基づく集団的 信頼関係があらたに加わった点にある。それゆえ、将来にわたりこうした信頼関係に基 づき国際共同研究の継続的展開の見込める状況が構築されたと認識している。 ③ 本事業で支援した若手研究者の研究人材としての将来性について いずれも研究者として将来の活躍が嘱望される人材であると自負している。その片鱗 は、すでにイタリアでも権威あるパヴェーゼ文学賞の受賞という事実が示すとおり、き わめて自然に国際的水準においてみずからの研究を実践し、その評価を社会的・学術的 に知らしめることのできる若手研究者が、本プロジェクトに含まれていることからも十 二分に窺えるであろう。また、研究領域に関する書籍を母語から外国語へ翻訳するとい う 、従 来 の 受 容 型 と は 異 な る 発 信 型 の 研 究 普 及 活 動 に 携 わ っ た 若 手 研 究 者 の 存 在 か ら も 、 本プロジェクトによる派遣支援が的確に将来性ゆたかな人材を対象にしたと考えること ができる。 5 様式1【公表】 (資料1) 資料1 実施体制 ① 事業実施体制 フ リ ガ ナ 担当研究者氏名 所属機関 所属部局 職名 (身分) 専門分野 備考 主担当研究者 ワ ダ 和田 タダヒコ E A A E 忠彦 東京外国語大学 大学院総合国際学 研究院 教授 イタリア文学 ・表象文化論 東京外国語大学 大学院総合国際学 研究院 教授 ロシア文学・ 比較文学 東京外国語大学 大学院総合国際学 研究院 教授 ドイツ語圏文 学・表象文化 論 E 担当研究者 ヌ マ ノ A E 沼野 キョウコ E A A E ヤマグチ A E 山口 E A 恭子 E ヒロユキ A E 裕之 E 計3名 ② 相手側となる海外の研究機関と研究者 国名 イタリア 研究機関名 相手側研究者氏名 Carla Salvaterra ボローニャ大学 職名 (身分) 副学長 Gian Mario Anselmi 学 科 長 スイス ロシア ロシア チューリッヒ大学 ロシア国立人文大学 ロシア国立芸術学研究所 Giacomo Manzoli 教授 Stefano Colangelo 准教授 Raji C. Steineck 学科長 Daniela Tan 准教授 Dmitry P. Bak 副学長 Oleg Lekmanov 教授 Dmitry Trubotchkin 研 究 所 長 Ekaterina Shorban 計 4 機関 6 教授 備考 イタリアでは学 制改革により学 部制度が廃止さ れたため、学科 長は従来の学部 長に相当する。 様式1【公表】 資料2 (資料2) 若手研究者の人材育成にかかる資料 (1)若手研究者の選抜方針・基準、選抜方法の概要 【選抜方針】 本事業による国際共同研究に参加し、各派遣先の連携諸機関において、研究主題に即し た研究活動を遂行し、所定の期間に充分な成果を見込め、また国際共同研究ネットワーク の構築に寄与する能力を備えた若手研究者を選抜する。 【選抜基準】 ・ 研究テーマが派遣先の研究領域と合致していること。 ・ 研究計画が明確であり、成果が期待できること。 ・ 指導教員による指導方針が明示されていること。 ・ 研究者コミュニティにおいて新たなネットワークを構築する能力を有すること。 ・ 理論と現実のバランスをとりうること。 ・ 研究を遂行するに足る語学力を有すること。 ・ 他文化での生活への適応能力を有すること。 【選抜方法】 本事業研究チーム 3 名は、本事業による派遣候補を、 1)若 手 研 究 者 本 人 の 自 薦 2)若 手 研 究 者 の 指 導 教 員 な い し そ れ に 準 ず る 立 場 に あ る 教 員 の 推 薦 こ の 1〕 2〕 い ず れ か 、 も し く は そ の 双 方 の 場 合 に 申 請 書 を 受 け 付 け 、 上 記 の 選 抜 基 準 に 則って選考し、決定する。 (2)若手研究者海外派遣時の支援体制の概要 (若手研究者の海外派遣が促進されるよう組織としてどのようなバックアップ体制を とったかについて記載してください。) ◎ 主 担 当 研 究 者 は 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学 の 協 力 の も と 、初 年 度 開 催 の キ ッ ク オ フ ・ ミ ー テ ィ ン グ に お い て 、全 体 計 画 の 確 認 と 研 究 方 針 の 共 有 を 図 り 、若 手 研 究 者 が 研 究 活 動 に 着 手 し や す い 環 境 整 備 を は か る 。 次 い で 、 2014 年 度 に は 、 関 係 す る 研 究 者 全 員 が 参 加 す る 国 際 共 同 研 究 集 会 を ボ ロ ー ニ ャ で 2 回 開 催 す る 。こ れ に よ り 当 該 担 当 研 究 チ ー ム の 成 果 の 相 互 共 有 を 促 進 さ せ 、若 手 研 究 者 の 研 究 活 動 支 援 と 国 際 共 同 研 究 事 業 の 全 体 目標達成をはかる。 ◎ 担 当 研 究 者 は 、毎 年 一 週 間 程 度 、海 外 研 究 機 関 に 滞 在 し 、若 手 研 究 者 の 研 究 活 動 を 直 接 支 援 す る 。こ の 際 、伊 独 露 3 国 間 で の 人 材 交 流 の 橋 渡 し 役 と な り 、す べ て の 若 手 研 究 者 が 3 国 間 を 往 復 し て 研 究 活 動 を 実 施 で き る よ う 支 援 す る 。そ の た め に 担 当 者 と 派 遣 若 手 研 究 者 が 一 堂 に 会 す る 研 究 集 会 を 、チ ュ ー リ ッ ヒ と モ ス ク ワ で そ れ ぞ れ 実 施 す る。 以下に個別の支援体制を記す。 主担当研究者(和田忠彦)◎ネットワーク全体の調整および本事業全体の統括 ◎ボローニャ大学連携諸機関における若手派遣研究者の指導 ◎未来主義以降現代にいたるまでの芸術表象の転換に係る考察 担当研究者(沼野恭子) ◎ロシア語圏連携諸機関における若手派遣研究者の指導 ◎ロシア・アヴャンギャルドから全体主義芸術移行期における 表象分析 7 様式1【公表】 担当研究者(山口裕之) (資料2) ◎ドイツ語圏連携機関における若手派遣研究者の指導 ◎文化横断的行為としての「翻訳」に関する諸問題の考察 三者は緊密に連携をはかりながら、若手研究者の研究成果を国際共同研究ネットワーク のなかで有機的な連関をもって反映させられるよう支援するとともに、研究計画の目標達 成にむけて研究を推進する。 (3)若手研究者海外派遣計画の見直し(増減)状況とその理由 当初、共同研究機関もふくめ、関係する研究者全員が参加する国際共同研究集会「文化 的 横 断 行 為 と し て の 翻 訳 」 を 平 成 25 年 度 中 に ボ ロ ー ニ ャ で 開 催 す る 計 画 と し て い た と こ ろ 、若 手 研 究 者 の 研 究 活 動 と 国 際 共 同 研 究 の 全 体 目 標 の 達 成 を は か る た め 、平 成 26 年 度 初 旬の開催に変更したため。 (4)若手研究者の育成にかかる成果の概要 ① 派遣された若手研究者の成果 ( 資 料 4 に 記 載 す る よ う な 研 究 成 果 の 発 信 状 況 等 だ け で は な く 、将 来 的 に 主 要 な 研 究 者 と し て の 活 躍 が 見込まれるか等の観点も含めて記載してください。) 「 3 .今 後 の 展 望 に つ い て 」③ 項 で 述 べ た よ う に 、国 外 に お い て 権 威 あ る 学 術 文 学 賞 を 受 賞 し 、あ る い は 母 語 か ら 外 国 語 へ の 翻 訳 書 刊 行 、さ ら に は 同 ② で 述 べ た よ う な 国 際 共同研究ネットワークを駆使した研究事業の運営と展開としての国際研究集会の組織 お よ び 実 践 な ど 、派 遣 さ れ た 若 手 研 究 者 の 将 来 的 活 躍 を 期 待 さ せ る 条 件 は す で に 整 っ て いると認識している。 ② 派遣した機関・組織の成果 (機関等として組織的に若手研究者を育成する枠組みが構築されたか、機関等の研究者の評価におい て、海外での研究実績を重視するシステムが構築されたか等の観点も含めて記載してください。) 本 学 で は 、本 プ ロ ジ ェ ク ト 実 施 以 前 か ら 、若 手 研 究 者 育 成 を 目 的 と す る 外 部 資 金 獲 得 の 実 績 を 積 ん で お り 、ま た「 外 国 語 大 学 」と い う 本 学 の 性 質 上 、海 外 で の 研 究 実 績 を 正 当 に 評 価 す る 制 度 は 整 っ て い る こ と か ら 、本 プ ロ ジ ェ ク ト は 、そ の 体 制 と 評 価 シ ス テ ム を い っ そ う 強 化 す る 重 要 な 契 機 と な っ た 。ま た 併 せ て 、今 後 さ ら な る 育 成 シ ス テ ム の 整 備・充実にむけた成果となったと認識している。 8 様式1【公表】 (資料2) (5)若手研究者の派遣実績の詳細【 氏 名 の み 非 公 表 】 U 派遣者①: ※派遣者毎に作成すること。 リサーチフェロー(ポスドク) (当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動) ボローニャ大学を拠点に、ファシズム体制下における翻訳の隆盛とアヴァンギャルド の後退に焦点をあて、たとえば「アメリカ神話」と新しいメディアの関係がもたらした 文 化 変 容 の 諸 様 態 を 、映 画 と 文 学 な ど の 表 象 分 析 を 通 し て 、前 衛 芸 術 運 動 誕 生 以 来 の「 近 代性(モダニティ)」の解析へとつなげる。その成果に、日本という第三極の視点を加 えることにより、歴史的・地理的空間の拡大と学問領域的横断の可能性を探るべく、比 較文化研究の方法的実践を試みる。 なお、研究集会開催にあたっては、企画運営と成果発表の両面を担うことで、有機的 な学術研究ネットワークの構築と拡充に寄与する。 (具体的な成果) 【論文発表】 1. 「 チ ェ ー ザ レ ・ パ ヴ ェ ー ゼ と ウ ォ ル ト ・ ホ イ ッ ト マ ン の 詩 に お け る 身 体 の 表 象 」 〔 イ タ リ ア 語 〕 ( 2013 年 9 月 、 モ ス ク ワ ・ イ タ リ ア 文 化 会 館 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、モ ス ク ワ 研 究 集会「文化の変容、パースペクティヴの変容」) 2. 「 イ タ リ ア と 日 本 に お け る ア メ リ カ 文 学 ― 受 容 と 翻 訳 に 関 す る 比 較 考 察 」 〔 英 語 〕 ( 2013 年 11 月 、 チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的現象としての表象変容に関する日欧共同研究」主催、チューリッヒ研究集会「文化横 断的行為としての翻訳」) 【口頭発表】 1. 「 イ タ リ ア と 日 本 に お け る シ ャ ー ウ ッ ド・ア ン ダ ー ソ ン の 受 容 」〔 イ タ リ ア 語 〕( 2014 年 5 月 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」 主 催 、 ボ ロ ー ニ ャ 研 究 集 会 「 Tradition, Translation, Transformation」 2. 「 チ ェ ー ザ レ ・ パ ヴ ェ ー ゼ と ア メ リ カ の 作 家 た ち ―近 代 性 の 知 覚 」 〔 イ タ リ ア 語 〕 ( 2014 年 11 月 、 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現象としての表象変容に関する日欧共同研究」主催、ボローニャ研究集会「身体のラン ド ス ケ ー プ ―変 容 の 知 覚 ・ 記 述 ・ 体 現 」 派遣先 (国・地域名、機関名、部局名、受入研究者) 派遣期間 合計 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 97 日 277 日 22 日 396 日 ロ シ ア 、国 立 芸 術 学 研 究 所( 国 際 共 同 研 究 集 会 ) 0日 6日 0日 6日 ス イ ス 、チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学( 国 際 共 同 研 究 集 会 ) 0日 6日 0日 6日 イ タ リ ア 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学 、Stefano Colangelo 9 様式1【公表】 U 派遣者②: (資料2) 博士後期課程学生/リサーチフェロー(ポスドク) (当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動) ロシア国立芸術学研究所を拠点に、ソ連の全体主義芸術の表象分析を通して、同時代 の世界の文化的コンテクスト中にロシア文化を位置づけるとともに、ロシア・アヴャン ギ ャ ル ド か ら 全 体 主 義 芸 術 へ の 移 行 を 、 1930 年 代 の ソ ヴ ィ エ ト 建 築 様 式 に 焦 点 を あ て 、 とりわけ、共産主義イデオロギーの頂点に立つはずだった幻のソヴィエト宮殿を「アヴ ャンギャルドと全体主義の接続」という視点から解明する。その成果に、日本という第 三極の視点を加えることにより、歴史的・地理的空間の拡大と学問領域的横断の可能性 を探るべく、比較文化研究の方法的実践を試みる。 なお、研究集会開催にあたっては、企画運営と成果発表の両面を担うことで、有機的な 学術研究ネットワークの構築と拡充に寄与する。 (具体的な成果) 【口頭発表】 1. 「 全 体 体 制 下 に お け る CIAM と ソ ヴ ィ エ ト 建 築 界 の 相 関 性 お よ び モ ス ク ワ で の 国 際 会 議 開 催 ( 1932-33 年 ) に 向 け た 両 者 の 話 し 合 い が 第 一 回 全 ソ ヴ ィ エ ト 建 築 家 同 盟 大 会 ( 1937 年 ) に 与 え た 影 響 」 〔 ロ シ ア 語 〕 ( 2013 年 9 月 、 モ ス ク ワ ・ イ タ リ ア 文 化 会 館 ) 日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」 主 催 、 モ ス ク ワ 研 究 集 会 「 文 化 の 変 容 、 パ ー ス ペ ク テ ィ ヴ の 変 容 」 ) 2.「 ア メ リカ建築界との交流による全体主義体制下におけるソヴィエト建築界の変容について」 〔 英 語 〕 ( 2014 年 5 月 、 ボ ロ ー ニ ャ 、 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世紀以降の文化横断的現象としての表象変容に関する日欧共同研究」主催、ボローニャ 研 究 集 会 「 Tradition, Translation, Transformation」 3. 「 内 部 衝 突 か ら「 国 家 建 築 様 式 」の 変 容 に 至 ま で:1937 年 パ リ 万 博 ソ ヴ ィ エ ト パ ヴ ィ リ オ ン に お け る ス プ レ マ チ ズ ム と ソ ヴ ィ エ ト •ア ー ル デ コ 」〔 英 語 〕 ( 2014 年 11 月 、ボ ローニャ、ボローニャ大学)日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と しての表象変容に関する日欧共同研究」主催、ボローニャ研究集会「身体のランドスケ ー プ ―変 容 の 知 覚 ・ 記 述 ・ 体 現 」 【論文】 1. 「建築プロジェクト『ソヴィエト宮殿』(於:モスクワ)の国際建築競技設計にお け る 国 外 プ レ ス に 関 し て 」 〔 ロ シ ア 語 〕 ( 「 Academia」 1 号 、 ロ シ ア 建 築 •建 設 学 ア カ デ ミ ー 建 築 •都 市 計 画 理 論 学 術 研 究 所 、 モ ス ク ワ 、 pp. 55-57、 2014 年 ) 2. 「建築プロジェクト『ソヴィエト宮殿』の最終設計段階における「新たな様式」の 形成について」〔ロシア語〕(「サンクトペテルブルク国立大学紀要」4 号、サンクト ペ テ ル ブ ル ク 国 立 大 学 、 サ ン ク ト ペ テ ル ブ ル ク 、 pp. 126-139、 2014 年 ) 派遣先 (国・地域名、機関名、部局名、受入研究者) 派遣期間 合計 平 成 24 年 度 ロ シ ア 、 国 立 芸 術 学 研 究 所 、 Ekaterina Shorban イ タ リ ア 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学( 国 際 共 同 研 究 集 会 ) 10 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 31 日 327 日 0日 358 日 5日 0日 13 日 18 日 様式1【公表】 (資料2) 派遣者③: 8日 0日 ス イ ス 、チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学( 国 際 共 同 研 究 集 会 ) 0日 8日 博士後期課程学生 (当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動) チューリッヒ大学を拠点に、とくに日独両言語で執筆を行う作家(多和田葉子)の言語 思 想・翻 訳 思 想 に 焦 点 を 当 て 表 象 分 析 に あ た る 。そ の 成 果 は 、本 研 究 事 業 の 眼 目 の 一 つ 、 文化横断的プロセスによって生じる「変容」の積極的価値を検討するためのもっとも重 要なモデルケースの一つとなる。本共同研究では、とりわけ「意識の描写」の仕方にみ られる文化的・言語的差異を翻訳において確認する作業も行うため、この翻訳研究はこ の点でも重要な視点を提供する。 なお、研究集会の開催にあたっては、企画運営と成果発表の両面を担うことで、有機 的な学術研究ネットワークの構築と拡充に寄与する。 (具体的な成果) 口頭発表 1.「 あ ち ら と こ ち ら の 間 - 多 和 田 葉 子 に よ る『 ゆ く 雲 』現 代 語 訳 」〔 ド イ ツ 語 〕( 2013 年 11 月 、 チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、チ ュ ー リ ッ ヒ 研 究 集 会「 文 化 横 断 的 行 為 としての翻訳」) 2.「 多 和 田 葉 子 の 作 品 に お け る 翻 訳 の 創 造 性 に つ い て 」 〔 英 語 〕 ( 2014 年 5 月 、 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」 主 催 、 ボ ロ ー ニ ャ 研 究 集 会 「 Tradition, Translation, Transformation」 派遣先 派遣期間 合計 (国・地域名、機関名、部局名、受入研究者) 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 ス イ ス 、 チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学 、 Daniela Tan 28 日 352 日 237 日 617 日 ロ シ ア 、国 立 芸 術 学 研 究 所( 国 際 共 同 研 究 集 会 ) 0 日 0日 0日 0日 イ タ リ ア 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学( 国 際 共 同 研 究 集 会 ) 5 日 0日 7日 12 日 派遣者④: リサーチフェロー(ポスドク) (当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動) ボ ロ ー ニ ャ 大 学 を 拠 点 に 、イ タ リ ア 20 世 紀 文 化 表 象 に 焦 点 を あ て 、戦 後 に お け る 混 淆 と 越境に係る問題系について、視覚表象から言語表象、聴覚表象にわたる諸様態を分析す るとともに、比較文化的研究の射程に、芸術論、文学論、翻訳論が交錯しつつも統合的 展望のもとに包摂される方法論的可能性を探る。その成果に、日本という第三極の視点 を 加 え る こ と に よ り 、歴 史 的・地 理 的 空 間 の 拡 大 と 学 問 領 域 的 横 断 の 可 能 性 を 探 る べ く 、 比較文化研究の方法的実践を試みる。 なお、研究集会の開催にあたっては、企画運営と成果発表の両面を担うことで、有機 的な学術研究ネットワークの構築と拡充に寄与する。 (具体的な成果) 口頭発表 11 様式1【公表】 (資料2) 1. 「 ポ リ ド ー ル の 《 ピ ノ ッ キ オ 》 : あ る 身 体 の 冒 険 ) 」 〔 イ タ リ ア 語 〕 ( 2013 年 9 月 、 モ ス ク ワ・イ タ リ ア 文 化 会 館 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、モ ス ク ワ 研 究 集 会「 文 化 の 変 容 、パ ー ス ペクティヴの変容」) 2.「 笑 い の 翻 訳 可 能 性 に つ い て ―ス テ フ ァ ノ ・ ベ ン ニ 『 海 底 バ ー ル 』 を 例 に 」 〔 英 語 〕 ( 2013 年 11 月 、 チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的現象としての表象変容に関する日欧共同研究」主催、チューリッヒ研究集会「文化横 断的行為としての翻訳」) 3. 「 ロ ベ ル ト ・ ベ ニ ー ニ の 映 画 に お け る 言 語 的 創 造 性 に つ い て 」 〔 イ タ リ ア 語 〕 ( 2014 年 5 月 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」 主 催 、 ボ ロ ー ニ ャ 研 究 集 会 「 Tradition, Translation, Transformation」 4.「 映 画『 O 氏 の 肖 像 』に お け る 大 野 一 雄 の 身 体 を め ぐ っ て 」〔 イ タ リ ア 語 〕( 2014 年 11 月 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の表象変容に関する日欧共同研究」主催、ボローニャ研究集会「身体のランドスケープ ―変 容 の 知 覚 ・ 記 述 ・ 体 現 」 5.「 笑 う 身 体 の 誕 生 ―パ ラ ッ ツ ェ ス キ 初 期 詩 作 品 読 解 」 〔 日 本 語 〕 ( 2015 年 3 月 、 東 北大学)日本比較文学会北海道支部・東北支部「第 4 回比較文学研究会」 論文 1.「 ス ペ ク タ ク ル 再 考 ―チ ェ ー ザ レ ・ ザ ヴ ァ ッ テ ィ ー ニ に と っ て の 映 画 」 ( 「 イ タ リ ア 学 会 誌 」 第 63 号 、 2013 年 10 月 ) 翻訳 1 . ス テ フ ァ ノ ・ ベ ン ニ 『 海 底 バ ー ル 』 、 河 出 書 房 新 社 、 2013 年 2. マ リ オ ・ ジ ャ コ メ ッ リ 『 わ が 生 涯 の す べ て 』 共 訳 、 白 水 社 、 2014 年 3. Kazuo & Yoshito Ōno、 Nutrimento dell’anima、 共 訳 、 Ephemeria、 2015 年 派遣先 (国・地域名、機関名、部局名、受入研究者) 派遣期間 合計 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 イ タ リ ア 、 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 、 Giacomo Manzoli 0日 262 日 164 日 426 日 ロ シ ア 、国 立 芸 術 学 研 究 所( 国 際 共 同 研 究 集 会 ) 0日 6日 0日 6日 ス イ ス 、チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学( 国 際 共 同 研 究 集 会 ) 0日 6日 0日 6日 12 様式1【公表】 派遣者⑤: (資料2) リサーチフェロー(ポスドク) (当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動) ボローニャ大学を拠点に、未来主義誕生から第一次世界大戦までのファシズム台頭以前 の近代との決別としてのアヴァンギャルドの様態を、メディアミックスという手法の発 見 と い う 観 点 か ら 表 象 分 析 の 中 心 に 据 え 、視 覚 表 象 か ら 言 語 表 象 、聴 覚 表 象 に わ た る「 近 代性(モダニティ)」の解析を行う。その成果に、日本という第三極の視点を加えるこ とにより、歴史的・地理的空間の拡大と学問領域的横断の可能性を探るべく、比較文化 研究の方法的実践を試みる。 (具体的な成果) 口頭発表 1. 「 ジ ャ コ モ・バ ッ ラ に み ら れ る 身 体 性 の 変 容 」〔 イ タ リ ア 語 〕( 2013 年 9 月 、モ ス ク ワ・イ タ リ ア 文 化 会 館 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、モ ス ク ワ 研 究 集 会「 文 化 の 変 容 、パ ー ス ペ ク テ ィヴの変容」) 2.「 未 来 派 の ダ ン ス : マ リ ネ ッ テ ィ の 身 体 感 覚 に つ い て 」 〔 イ タ リ ア 語 〕 ( 2013 年 10 月、イタリア舞踊学研究集会) 3. 「 飛 行 士 の ダ ン ス ―舞 踊 が 飛 行 を “翻 訳 ”す る 試 み 」〔 イ タ リ ア 語 〕( 2014 年 5 月 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学 図 書 館 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」 主 催 、 ボ ロ ー ニ ャ 研 究 集 会 「 Tradition, Translation, Transformation」 4.「 “万 人 の 自 画 像 ”―大 野 慶 人 、遠 藤 公 義 、大 西 小 夜 子 の 舞 踏 ワ ー ク シ ョ ッ プ 考 察 」〔 イ タ リ ア 語 〕 ( 2014 年 11 月 、 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 芸 術 学 科 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀以降の文化横断的現象としての表象変容に関する日欧共同研究」主催、ボローニャ研 究 集 会 「 身 体 の ラ ン ド ス ケ ー プ ―変 容 の 知 覚 ・ 記 述 ・ 体 現 」 翻訳 1 . Kazuo & Yoshito Ōno、 Nutrimento dell’anima、 共 訳 、 Ephemeria、 2015 年 派遣先 (国・地域名、機関名、部局名、受入研究者) 派遣期間 合計 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 イ タ リ ア 、 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 、 Giacomo Manzoli 0日 110 日 249 日 359 日 ロ シ ア 、国 立 芸 術 学 研 究 所( 国 際 共 同 研 究 集 会 ) 0日 6日 0日 6日 ス イ ス 、チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学( 国 際 共 同 研 究 集 会 ) 0日 5日 0日 5日 13 様式1【公表】 派遣者⑥: (資料2) 博士後期課程学生 (当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動) ロシア国立人文大学を拠点に、作家ボリス・ピリニャークに焦点をあて、その革命観の 表象や文体分析を通して、モダニズムと社会主義リアリズムの関係、さらには翻訳にお ける文化変容の解明を試みる。その際、日本という第三極の視点を加えることにより、 歴史的・地理的空間の拡大と学問領域的横断の可能性を探るべく、比較文化研究の方法 的実践を試みる。 (具体的な成果) 口頭発表 1. 「 ピ リ ニ ャ ー ク の 敗 北 、 あ る い は 革 命 の 終 焉 : 『 マ ホ ガ ニ ー 』 の 改 作 を め ぐ る 問 題 」 〔 ロ シ ア 語 〕 ( 2013 年 9 月 、 モ ス ク ワ ・ イ タ リ ア 文 化 会 館 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、モ ス ク ワ 研 究集会「文化の変容、パースペクティヴの変容」) 2. 「 日 本 の ア ヴ ァ ン ギ ャ ル ド 芸 術 概 論 」〔 ロ シ ア 語 〕( 2013 年 11 月 )ザ ポ ロ ジ エ /古 典 私立大学主催第三回ヴェリミール・フレーブニコフ国際フェスティバル 3. 「 ソ 連 に お け る 安 部 公 房 の 翻 訳 と 受 容 」〔 英 語 〕( 2013 年 11 月 、チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同研究」主催、チューリッヒ研究集会「文化横断的行 為としての翻訳」) 4.「 機 械 と 狼 の 間 で ――ネ ッ プ 期 の ソ 連 文 学 に み ら れ る ≪ 西 と 東 ≫ の 文 化 的 衝 突 」 〔 英 語 〕 ( 2014 年 5 月 、 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、ボ ロ ー ニ ャ 研 究 集 会「 Tradition, Translation, Transformation」 5.「 ス キ タ イ 主 義 に 見 ら れ る ≪ ス チ ヒ ー ヤ ≫ の 象 徴 に つ い て 」 〔 日 本 語 〕 ( 2014 年 11 月 、 山 形 大 学 ) 日 本 ロ シ ア 文 学 会 主 催 第 64 回 定 例 総 会 ・ 研 究 集 会 翻訳 『 ブ ル ガ ー コ フ 戯 曲 集 2』 ( 共 訳 ) 、 東 洋 書 店 、 2014 年 8 月 派遣先 派遣期間 合計 (国・地域名、機関名、部局名、受入研究者) 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 ロ シ ア 、 国 立 人 文 大 学 、 Oleg Lekmanov 0日 233 日 118 日 351 日 ス イ ス 、チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学( 国 際 共 同 研 究 集 会 ) 0 日 4日 0日 4日 イ タ リ ア 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学( 国 際 共 同 研 究 集 会 ) 0 日 0日 10 日 10 日 ウクライナ、古典私立大学(国際学会) 6日 0日 6日 0日 14 様式1【公表】 資料3 (資料3) 国際共同研究の計画概要・方法 (1)実施期間中における研究のスケジュールと実施内容の概要 ◎ 各研究機関にて個別の主要研究 課 題 3 点 (① 未 来 主 義 以 降 現 代 に いたるまでの芸術表象の転換に 係 る 考 察 、② ロ シ ア・ア ヴ ャ ン ギ ャルドから全体主義芸術移行期 に お け る 表 象 分 析 、③ 文 化 横 断 的 行 為 と し て の「 翻 訳 」に 関 す る 諸 問 題 の 考 察 )に つ い て は 、 事 業 実 施期間を通して併行して行う。 ◎ 初年度に開催するキックオフミ ーティングにおいて全体計画の 確認と研究方針の共有を図る。 ◎ 担 当 研 究 者 は 、毎 年 一 週 間 程 度 、海 外 研 究 機 関 に 滞 在 し 、若 手 研 究 者 の 研 究 活 動 を 直 接 指 導 支 援 す る 。担 当 研 究 者 は 、露 独 伊 3 国 間 で の 人 材 交 流 の 橋 渡 し 役 と な り 、す べ て の 若 手 研 究 者 に 3 国 間 を 往 復 し て 研 究 活 動 を 行 わ せ る べ く 支 援 す る 。そ の ために担当者と派遣若手研究者が一堂に会する 研究集会を各派遣先で実施する。 ◎ 関 係 す る 研 究 者 全 員 が 参 加 す る 国 際 共 同 研 究 集 会 を 、 平 成 26 年 度 に 2 回 ボ ロ ー ニ ャ で 開 催 す る 。こ れ に よ り 当 該 担 当 研 究 チ ー ム の 成 果 の 相 互 共 有 を 促 進 さ せ 、若 手 研 究 者の研究活動と国際共同研究の全体目標達成をはかる。 (2)成果の概要 2013 年 3 月 に 第 1 回 国 際 共 同 研 究 集 会 を ボ ロ ー ニ ャ 大 学 で 開 催 し 、全 体 計 画 の 確 認 と 研 究 方 針 の 共 有 を 図 っ た 。 続 く 2013 年 9 月 に ロ シ ア 国 立 芸 術 学 研 究 所 及 び ロ シ ア 国 立 人 文 大 学 の 協 力 を 得 て モ ス ク ワ 国 際 研 究 集 会 を 、同 年 11 月 に は チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学 の 協 力 を 得 て チ ュ ー リ ッ ヒ 国 際 研 究 集 会 を 開 催 し 、往 還 型 共 同 研 究 実 現 の た め 海 外 連 携 機 関 で あ る ボ ロ ーニャ大学において、第 4 回及び第 5 回国際共同研究集会を開催し、上記ネットワークの 確 立 を 図 っ た 。第 2 回 ~ 第 5 回 の 国 際 研 究 集 会 の 成 果 は 論 集 と し て 取 り ま と め 出 版 さ れ た 。 (3)本事業を契機として新たに始まった国際共同研究 (件) 合計 うち、相手先機関以外 4 2 15 様式1【公表】 (資料4) 資料4.共同研究成果の発表状況 ①学術雑誌等(紀要・論文集等も含む)に発表した論文又は著書 論文名・著書名 等 (論文名・著書名、著者名、掲載誌名、査読の有無、巻、最初と最後の頁、発表年(西暦)について記入して ください。) (以上の各項目が記載されていれば、項目の順序を入れ替えても可。) ・査 読 が あ る 場 合 、印 刷 済 及 び 採 録 決 定 済 の も の に 限 っ て 記 載 し て 下 さ い 。査 読 中・投 稿 中 の も の は 除 き ま す 。 ・さらに数がある場合は、欄を追加して下さい。 ・著者名につい て、責任 著者に「※」印を付してく ださい 。また 、主担当研究 者には 二重下線、担当研究者に ついては 下 線 、派遣した若手研究者については 波 線 を付してください。 ・共同研究の相手 側となる海外の研究機関との国際共著論文等には、番号の前に「◎」印を、また、それ以外 の国際共著論文については番号の前に「○」印を付してください。 ・当該論文の被引用状況について特筆すべき状況があれば付記して下さい。 1 Tadahiko Wada, Voci che s'incrociano: e la trama?, "Pro e contro la trama" (a cura di Walter Nardon e Carlo Tirinanzi De Medici), pp. 121-131, Università di Trento, 2012.12. ISBN 978-88-8443-461-6 2 Tadahiko Wada & Stefano Colangelo, Paesaggi corporei: percepire, scrivere, incarnare il mutamento, 2015.03. ISBN: 978-4-907877-08-8 3 Tadahiko Wada & Stefano Colangelo, 2015.03. ISBN: 978-4-907877-07-1 4 Tadahiko Wada & Stefano Colangelo, Culture allo specchio: Arte, letteratura, spettacolo e società tra il Giappone e l’Europa, 1-160 pp., I Libri D’Emil (Bologna), 2013.03. ISBN 978-88-6680-051-4 5 沼 野 恭 子 「 チ ェ ー ホ フ と の 対 話 ――ロ シ ア の 作 家 た ち に よ る チ ェ ー ホ フ 受 容 」 ( 井 桁 貞 義 ・ 井 上 健 編 『 チ ェ ー ホ フ の 短 編 小 説 は い か に 読 ま れ て き た か 』 世 界 思 想 社 、 2013 年 ) pp.113-138 6 沼 野 恭 子 「 ロ シ ア 文 学 」 ( 『 文 藝 年 鑑 』 平 成 25 年 版 、 2013 年 6 月 ) pp.101-103 7 沼 野 恭 子 「 ロ シ ア 文 学 」 ( 『 文 藝 年 鑑 』 平 成 26 年 版 、 2014 年 6 月 ) pp.61-64 8 沼 野 恭 子 「 衣 服 の 二 重 性 ― ― ま た は ラ ー マ ノ ワ の 挑 戦 」 ( 『 総 合 文 化 研 究 』 第 18 号 、 2014) 刊 行 は 2015 年 3 月 1 日 、 pp.6-24 査 読 無 9 沼 野 恭 子 «Парадокс японизма – Внедрение кимоно в руссуою культуру начала 20-го века» ( ジ ャ ポ ニ ズ ム の 逆 説 ― ― 20 世 紀 初 頭 ロ シ ア 文 化 の キ モ ノ の 受 容 ) 論 集 『 Метаморфоза культур и новые перспективы( 文 化 の 変 容 、パ ー ス ペ ク テ ィ ヴ の 変 容 )』 (「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」 モ ス ク ワ 研 究 集 会 論 集 ) 2015 年 3 月 、 pp.168-181 沼 野 恭 子 «On New Japanese Translations or Russian Literature» 論 集『 文 化 横 断 的 行 為 と し て の 翻 訳 』(「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」 チ ュ ー リ ヒ 大 学 研 究 集 会 論 集 ) 2015 年 3 月 、 pp.33-42 10 16 Tradizione, Traduzione, Trasformazione, 様式1【公表】 (資料4) 11 沼野恭子 ”Nadezhda Lamanova: From Couturier to Mass Clothing Designer” 論 集 『 Paesaggi corporei: percepire, scrivere, incarnare il mutamento』 ( 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」ボ ロ ー ニ ャ 大 学 研 究 集 会 論 集 ) 2015 年 3 月 、 pp.37-44 12 沼野恭子 編訳:リュドミラ・ペトルシェフスカヤ『私のいた場所』(河出書房新社、 2013 年 ) 13 山 口 裕 之 Transformations Caused by the Acceptance of ›Foreign‹ Elements–A look at an Extreme Case in the History of Japanese Translation, in: Paesaggi corporei: percepire, scrivere, incarnare il mutamento, hg. v. T. Wada/St. Colangelo, Tokio 2015 14 山口裕之 The Translator’s Task in the Context of Translation Studies, in: Tradizione, Traduzione, Trasformazione, hg. v. T. Wada/St. Colangelo, Tokio 2015 15 山口裕之 Translation/Transformation. Für eine Theorie der ›verfremdenden‹ Übersetzung, in: Übersetzung als transkulturelle Tätigkeit, Tokio 2015 16 山 口 裕 之 The Russian Avant-garde from the Perspective of Walter Benjamin, in: Метаморфоза культур и новые перспективы, Tokio 2015 17 鈴 木 佑 也「 建 築 プ ロ ジ ェ ク ト『 ソ ヴ ィ エ ト 宮 殿 』( 於 : モ ス ク ワ )の 国 際 建 築 競 技 設 計 に お け る 国 外 プ レ ス に 関 し て 」〔 ロ シ ア 語 〕 (「 Academia」1 号 、 ロ シ ア 建 築 • 建 設 学 ア カ デ ミ ー 建 築 • 都 市 計 画 理 論 学 術 研 究 所 、 モ ス ク ワ 、 pp. 55-57、 2014 年 ) 18 鈴 木 佑 也「 建 築 プ ロ ジ ェ ク ト『 ソ ヴ ィ エ ト 宮 殿 』の 最 終 設 計 段 階 に お け る「 新 た な 様 式 」 の形成について」〔ロシア語〕(「サンクト ペテルブルク国立大学紀要」4 号、サンク ト ペ テ ル ブ ル ク 国 立 大 学 、 サ ン ク ト ペ テ ル ブ ル ク 、 pp. 126-139、 2014 年 ) 19 石 田 聖 子「 ス ペ ク タ ク ル 再 考 ― チ ェ ー ザ レ・ザ ヴ ァ ッ テ ィ ー ニ に と っ て の 映 画 」(「 イ タ リ ア 学 会 誌 」 第 63 号 、 2013 年 10 月 ) 20 石 田 聖 子 、 ス テ フ ァ ノ ・ ベ ン ニ 『 海 底 バ ー ル 』 、 河 出 書 房 新 社 、 2013 年 、 翻 訳 21 石 田 聖 子 、 マ リ オ ・ ジ ャ コ メ ッ リ 『 わ が 生 涯 の す べ て 』 共 訳 、 白 水 社 、 2014 年 、 翻 訳 22 石 田 聖 子 、 横 田 さ や か 、 Kazuo & Yoshito Ōno 、 Nutrimento dell’anima 、 共 訳 、 Ephemeria、 2015 年 、 翻 訳 23 佐 藤 貴 之 、 『 ブ ル ガ ー コ フ 戯 曲 集 2』 ( 共 訳 ) 、 東 洋 書 店 、 2014 年 8 月 、 翻 訳 17 様式1【公表】 (資料4) ②学会等における発表 発表題名 等 ( 発 表 題 名 、発 表 者 名 、発 表 し た 学 会 等 の 名 称 、開 催 場 所 、口 頭 発 表・ポ ス タ ー 発 表 の 別 、審 査 の 有 無 、発 表年月(西暦)について記入してください。) (以上の各項目が記載されていれば、項目の順序を入れ替えても可。) ・ 発 表 者 名 は 参 加 研 究 者 を 含 む 全 員 の 氏 名 を 、論 文 等 と 同 一 の 順 番 で 記 載 す る こ と 。共 同 発 表 者 が い る 場 合 は 、全 て の 発 表 者 名 を 記 載 し 、主 た る 発 表 者 名 は「 ※ 」印 を 付 し て 下 さ い 。発 表 者 名 に つ い て 主 担 当 研 究 者には二重下線、担当研究者については 下 線 、派遣した若手研究者については 波 線 を付し てください。 ・口頭・ポスターの別、発表者決定のための審査の有無を区分して記載して下さい。 ・さらに数がある場合は、欄を追加して下さい。 ・共同研究の相手側となる海外の研究機関の研究者との国際共同発表には、番号の前に「◎」印を、また、 それ以外の国際共同発表については番号の前に○印を付してください。 1 和 田 忠 彦 2014.05.05-06 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」頭 脳 循 環 PG シ ン ポ ジ ウ ム 、@Aula Magna, Biblioteca Universitaria di Bologna, via Zamboni, 35、 口 頭 発 表 2 和 田 忠 彦 2014.11.24− 25 頭 脳 循 環 PG シ ン ポ ジ ウ ム : ” L’ attrito dello sguardo: Yoshikichi Furui e Danilo Kis" : Paesaggi corporei: percepire, scrivere, incarnare il mutamento、 口 頭 発 表 3 和田忠彦 2014.02.26 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 先 端 学 術 研 究 所 公 開 講 演 会 The Route Maps of the Imagination or Traveling Voices 4 和田忠彦 Traduzioni e trasposizioni letterarie tra Oriente e Occidente : Seminario dedicato a Giorgio Renato Franci.@ Dipartimento di Storia, Culture, Civiltà - Università di Bologna 5 沼 野 恭 子 «Парадокс японизма – Внедрение кимоно в руссуою культуру начала 20-го века»( ジ ャ ポ ニ ズ ム の 逆 説 ― ― 20 世 紀 初 頭 ロ シ ア 文 化 の キ モ ノ の 受 容 )( ロ シ ア 語 )。 2013 年 9 月 14 日 モ ス ク ワ ・ イ タ リ ア 文 化 会 館 。 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の文化横断的現象としての表象変容に関する日欧共同研究」主催モスクワ研究集会 「文化の変容、パースペクティヴの変容」。口頭発表、審査無。 6 沼 野 恭 子 ”On New Japanese Translations or Russian Literature”( 英 語 ) 。 2013 年 11 月 24 日 チ ュ ー リ ヒ 大 学 。 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に関する日欧共同研究」主催チューリヒ研究集会「文化的横断行為としての翻訳」。 口頭発表、審査無。 7 沼野恭子 「ナボコフのチェーホフ評価――ソルジェニーツィンと比較して」(日本 語 ) 。 2014 年 4 月 26 日 東 京 外 国 語 大 学 。 シ ン ポ ジ ウ ム 「 ナ ボ コ フ の 『 ロ シ ア 文 学 講義』を再読する」(日本ナボコフ協会と本学総合文化研究所の共催)。口頭発表、 審査無。 8 沼 野 恭 子 ”Nadezhda Lamanova: From Couturier to Mass Clothing Designer”( 英 語 )。2014 年 11 月 24 日 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 。「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 チ ュ ー リ ヒ 研 究 集 会「 Paesaggi corporei: percepire, scrivere, incarnare il mutamento」 。 口 頭 発 表 、 審 査 無 。 18 様式1【公表】 (資料4) 9 小 久 保 真 理 江「 チ ェ ー ザ レ ・ パ ヴ ェ ー ゼ と ウ ォ ル ト ・ ホ イ ッ ト マ ン の 詩 に お け る 身 体 の 表 象 」〔 イ タ リ ア 語 〕( 2013 年 9 月 、モ ス ク ワ・イ タ リ ア 文 化 会 館 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」 主催、モスクワ研究集会「文化の変容、パースペクティヴの変容」)、論文発表 10 小久保真理江「イタリアと日本におけるアメリカ文学―受容と翻訳に関する比較考 察 」 〔 英 語 〕 ( 2013 年 11 月 、 チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、チ ュ ー リ ッ ヒ 研究集会「文化横断的行為としての翻訳」)、論文発表 小 久 保 真 理 江「 イ タ リ ア と 日 本 に お け る シ ャ ー ウ ッ ド ・ ア ン ダ ー ソ ン の 受 容 」〔 イ タ リ ア 語 〕 ( 2014 年 5 月 、 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、ボ ロ ー ニ ャ 研 究 集 会 「 Tradition, Translation, Transformation」 、 口 頭 発 表 11 12 13 14 15 16 17 18 小 久 保 真 理 江「 チ ェ ー ザ レ・パ ヴ ェ ー ゼ と ア メ リ カ の 作 家 た ち ― 近 代 性 の 知 覚 」〔 イ タ リ ア 語 〕( 2014 年 11 月 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、ボ ロ ー ニ ャ 研 究 集会「身体のランドスケープ ―変容の知覚・記述・体現」、口頭発表 鈴 木 佑 也「 全 体 体 制 下 に お け る CIAM と ソ ヴ ィ エ ト 建 築 界 の 相 関 性 お よ び モ ス ク ワ で の 国 際 会 議 開 催 ( 1932-33 年 ) に 向 け た 両 者 の 話 し 合 い が 第 一 回 全 ソ ヴ ィ エ ト 建 築 家 同 盟 大 会 ( 1937 年 ) に 与 え た 影 響 」 〔 ロ シ ア 語 〕 ( 2013 年 9 月 、 モ ス ク ワ ・ イ タ リ ア 文 化 会 館 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、モ ス ク ワ 研 究 集 会「 文 化 の 変 容 、パ ー ス ペ ク テ ィ ヴ の変容」)、口頭発表 鈴 木 佑 也「 ア メ リ カ 建 築 界 と の 交 流 に よ る 全 体 主 義 体 制 下 に お け る ソ ヴ ィ エ ト 建 築 界 の 変 容 に つ い て 」 〔 英 語 〕 ( 2014 年 5 月 、 ボ ロ ー ニ ャ 、 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、ボ ロ ー ニ ャ 研 究 集 会「 Tradition, Translation, Transformation」、口 頭 発表 鈴 木 佑 也「 内 部 衝 突 か ら「 国 家 建 築 様 式 」の 変 容 に 至 ま で:1937 年 パ リ 万 博 ソ ヴ ィ エ ト パ ヴ ィ リ オ ン に お け る ス プ レ マ チ ズ ム と ソ ヴ ィ エ ト • ア ー ル デ コ 」〔 英 語 〕( 2014 年 11 月 、 ボ ロ ー ニ ャ 、 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、ボ ロ ー ニ ャ 研 究 集 会 「身体のランドスケープ ―変容の知覚・記述・体現」、口頭発表 桑 山 佳 子 「 あ ち ら と こ ち ら の 間 ?多 和 田 葉 子 に よ る 『 ゆ く 雲 』 現 代 語 訳 」 〔 ド イ ツ 語 〕 ( 2013 年 11 月 、 チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、チ ュ ー リ ッ ヒ 研 究 集 会「 文 化横断的行為としての翻訳」)、口頭発表 桑 山 佳 子 「 多 和 田 葉 子 の 作 品 に お け る 翻 訳 の 創 造 性 に つ い て 」 〔 英 語 〕 ( 2014 年 5 月 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」 主 催 、 ボ ロ ー ニ ャ 研 究 集 会 「 Tradition, Translation, Transformation」 、 口 頭 発 表 石 田 聖 子 「 ポ リ ド ー ル の 《 ピ ノ ッ キ オ 》: あ る 身 体 の 冒 険 ) 」 〔 イ タ リ ア 語 〕 ( 2013 年 9 月 、モ ス ク ワ ・ イ タ リ ア 文 化 会 館 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、モ ス ク ワ 研 究 集 会「 文 化 の変容、パースペクティヴの変容」)、口頭発表 19 様式1【公表】 (資料4) 19 石 田 聖 子「 笑 い の 翻 訳 可 能 性 に つ い て ― ス テ フ ァ ノ・ベ ン ニ『 海 底 バ ー ル 』を 例 に 」 〔 英 語 〕 ( 2013 年 11 月 、 チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、チ ュ ー リ ッ ヒ 研 究 集会「文化横断的行為としての翻訳」)、口頭発表 20 石 田 聖 子「 ロ ベ ル ト・ベ ニ ー ニ の 映 画 に お け る 言 語 的 創 造 性 に つ い て 」〔 イ タ リ ア 語 〕 ( 2014 年 5 月 、 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断的現象としての表象変容に関する日欧共同研究」主催、ボローニャ研究集会 「 Tradition, Translation, Transformation」 、 口 頭 発 表 石田聖子「映画『O 氏の肖像』における大野一雄の身体をめぐって」〔イタリア語〕 ( 2014 年 11 月 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、ボ ロ ー ニ ャ 研 究 集 会「 身 体 の ラ ン ド ス ケ ー プ ―変 容 の 知 覚 ・ 記 述 ・ 体 現 」 、 口 頭 発 表 21 22 石 田 聖 子「 笑 う 身 体 の 誕 生 ―パ ラ ッ ツ ェ ス キ 初 期 詩 作 品 読 解 」〔 日 本 語 〕( 2015 年 3 月、東北大学)日本比較文学会北海道支部・東北支部「第 4 回比較文学研究会」、 口頭発表 23 横 田 さ や か「 ジ ャ コ モ ・ バ ッ ラ に み ら れ る 身 体 性 の 変 容 」〔 イ タ リ ア 語 〕( 2013 年 9 月 、モ ス ク ワ ・ イ タ リ ア 文 化 会 館 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、モ ス ク ワ 研 究 集 会「 文 化 の 変 容、パースペクティヴの変容」)、口頭発表 24 横田さやか「未来派のダンス:マリネッティの身体感覚について」〔イタリア語〕 ( 2013 年 10 月 、 イ タ リ ア 舞 踊 学 研 究 集 会 ) 、 口 頭 発 表 25 横 田 さ や か「 飛 行 士 の ダ ン ス ― 舞 踊 が 飛 行 を“ 翻 訳 ”す る 試 み 」〔 イ タ リ ア 語 〕( 2014 年 5 月 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学 図 書 館 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的現象としての表象変容に関する日欧共同研究」主催、ボローニャ研究集会 「 Tradition, Translation, Transformation」 、 口 頭 発 表 26 横 田 さ や か「“ 万 人 の 自 画 像 ”― 大 野 慶 人 、 遠 藤 公 義 、大 西 小 夜 子 の 舞 踏 ワ ー ク シ ョ ッ プ 考 察 」〔 イ タ リ ア 語 〕( 2014 年 11 月 、ボ ロ ー ニ ャ 大 学 芸 術 学 科 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」 主催、ボローニャ研究集会「身体のランドスケープ ―変容の知覚・記述・体現」、 口頭発表 27 佐 藤 貴 之「 ピ リ ニ ャ ー ク の 敗 北 、あ る い は 革 命 の 終 焉 :『 マ ホ ガ ニ ー 』の 改 作 を め ぐ る 問 題 」〔 ロ シ ア 語 〕( 2013 年 9 月 、モ ス ク ワ・イ タ リ ア 文 化 会 館 )日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催、モスクワ研究集会「文化の変容、パースペクティヴの変容」)、口頭発表 28 佐 藤 貴 之 「 日 本 の ア ヴ ァ ン ギ ャ ル ド 芸 術 概 論 」 〔 ロ シ ア 語 〕 ( 2013 年 11 月 ) ザ ポ ロ ジ エ /古 典 私 立 大 学 主 催 第 三 回 ヴ ェ リ ミ ー ル・フ レ ー ブ ニ コ フ 国 際 フ ェ ス テ ィ バ ル 、口 頭発表 20 様式1【公表】 29 (資料4) 佐 藤 貴 之 「 ソ 連 に お け る 安 部 公 房 の 翻 訳 と 受 容 」 〔 英 語 〕 ( 2013 年 11 月 、 チ ュ ー リ ッ ヒ 大 学 )日 本 学 術 振 興 会「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に関する日欧共同研究」主催、チューリッヒ研究集会「文化横断的行為としての翻 訳」)、口頭発表 30 佐 藤 貴 之「 機 械 と 狼 の 間 で ― ― ネ ッ プ 期 の ソ 連 文 学 に み ら れ る ≪ 西 と 東 ≫ の 文 化 的 衝 突 」 〔 英 語 〕 ( 2014 年 5 月 、 ボ ロ ー ニ ャ 大 学 ) 日 本 学 術 振 興 会 「 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 に よ る 東 京 外 国 語 大 学 研 究 事 業 「 20 世 紀 以 降 の 文 化 横 断 的 現 象 と し て の 表 象 変 容 に 関 す る 日 欧 共 同 研 究 」主 催 、ボ ロ ー ニ ャ 研 究 集 会 「 Tradition, Translation, Transformation」 、 口 頭 発 表 31 佐 藤 貴 之「 ス キ タ イ 主 義 に 見 ら れ る ≪ ス チ ヒ ー ヤ ≫ の 象 徴 に つ い て 」〔 日 本 語 〕 ( 2014 年 11 月 、 山 形 大 学 ) 日 本 ロ シ ア 文 学 会 主 催 第 64 回 定 例 総 会 ・ 研 究 集 会 、 口 頭 発 表 21