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Page 1 Page 2 「授業研究」 地域地質教材の活用 ー御船層群の貝化石

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Page 1 Page 2 「授業研究」 地域地質教材の活用 ー御船層群の貝化石
熊本大学学術リポジトリ
Kumamoto University Repository System
Title
地域地質教材の活用 : 御船層群の貝化石と恐竜化石
Author(s)
宮川, 英樹
Citation
熊本地学会誌, 121: 2-11
Issue date
1999-07-09
Type
Departmental Bulletin Paper
URL
http://hdl.handle.net/2298/26922
Right
「授業研究」
地域地質教材の活用
一御船層群の貝化石と恐竜化石一
八代第五中学校宮川英樹
が産出している.そして,今後も多くの恐竜
1.はじめに
筆者は,平成10年度科学教育研究生とし
化石が産出する可能性を秘めている.これこ
て熊本大学教育学部地学教室に在籍し,地域
そ熊本でしかできない題材であり,もっと知っ
地質教材の開発,特に御船層群を中心とした
てほしい郷土の自然の一つである.
加えて昨年の夏には,県中理の巡検会にお
巡検ルートの開発を行った.
いて,田村実熊本大学名誉教授が恐竜の教材
この研究では,主に化石産地を中心に調査
を進めてきたこともあり,得られた資料を用
化についての興味ある講演をされた.また化
いて化石を題材とした授業を計画し,実践を
石のレプリカ作りの講習をしていただいた.
行ったのでそれを報告する.
そのお話と資料を是非授業という形にしてみ
今回の授業は,御船層群の貝化石と恐竜化
たいと思ったのである.
石を題材とした授業であり,大日本図書の教
この授業の実践にあたり,地学教室の渡辺
科書では,第6章大地の変化,4.地層に
一徳教授には,研究の便宜をはかっていただ
あたる.
くとともに有益なご助言をいただいた.また
一つは,貝化石の実際の見え方を理解させ
同教室の田中均助教授には,貝化石の教材化
をはじめ研究全般にわたり,終始懇切丁寧な
この授業を計画した目的は三つある.
たいということである.私自身今回の研究で
指導をして頂いた.同馬場正弘助手には教材
初めて化石の・クリーニング,鑑定を行ったわ
全般にわたり議論していただいた.そして御
けであるが,最初は内形と外形ということす
ら理解していなく,その化石は貝のどの部分
船町恐竜博物館学芸員の池上直樹先生には,
が見えているのか分からなかった.
竜化石(歯のレプリカ)の借用等多大な援助
恐竜の歯のレプリカ作成や御船層群産出の恐
をいただいた.以上の先生方に心より感謝い
私のこのような状態から判断すれば,経験
の少ない中学生も同様であろうと予想される.
たします.
実際に貝化石といっても,特に白亜紀のよう
最後に,科学教育研究生として研究の機会
に時代の古いものは,貝殻が保存されている
を与えていただいた,熊本県教育委員会なら
ものは少なく印象化石が多い.つまり,外形
びに八代市立第五中学校湯野圃校長をはじめ
の雄型や雌型,内形の雄型や雌型という概念
教職員の方々に深く感謝いたします.
なしでは,実際に化石を手にしたときに感動
2.生徒の実態について
することはできないのではないだろうかと考
この授業を行う前に,八代市立第五中学校
えたのである.
の3年2組でアンケートを実施した.
二つめの目的は,化石が自分の身の回りで
産出することを知り,自分の住んでいる地域
結果としては,実際に化石を見たことのあ
の遠い過去のようすを思い浮かべてもらいた
る生徒は約80%であるが,その中の7%し
いということである.そうすることによって,
か自分で採集していなかった.しかし,実際
身の回りの自然に関する興味関心をより高め
に採集をやってみたいという生徒は約80%
ていくことにつながるものと思われる.
おり,興味はあるが,実体験が少ないという
ことを感じた.
そして第三に,熊本県には子どもたちに人
気の恐竜の化石を産する地層が分布しており!
また,恐竜に関してはほとんどの生徒は何
特に御船層群には現在4グループの恐竜化石
種類かの名前を知っており,半数の生徒は博
−2−
物館などで恐竜化石や模型の展示を見ている
しかし,熊本県での恐竜化石産出について知へ
進み,外形が分かった方が鑑定しやすいこと
ている生徒は約40%と意外に低かった.
も感じていたようであった.
生徒たちの鑑定は,思ったよりスムーズに
その後,「貝の化石からいったい何が分か
3.授業について
るのか」というテーマで,御船層群から多産
するエオミオドンを原生のシジミと,クラス
オストレアを原生のカキと比較して,過去の
2時間の計画で,最初の1時間は示相化石
として御船層群産出の二枚貝化石を側河した
2時間目は,恐竜化石を使用し,御船層群か
ら産出している恐竜化石(歯)でどこまでわ
環境を推測した.
過去の堆積環境を考える時には,シジミと
かるのかということを中心に授業を組み立て
た.その時の指導案や資料も載せているので
参考にしていただきたい.
カキの現在の生息状況の写真やインターネッ
トで取り入れた宍道湖の写真等を使用した.
発展で,地元の八代層の貝化石も観察した.
(2)第2時(恐竜化石)
(1)第1時(貝化石)
最初に,貝化石の見方を身につけるため,
一つの班に内形や外形を含めた5種(資料1
にあるもののうち5種)の化石を用意し,資
料1を参考に絵あわせで鑑定をした.外形と
最初にデジカメの画像でいろいろな示準イ
石の写真を見ながら,示準化石についての学
習を行った.その中で,中生代の示準化石と
して恐竜にスポットをあてた.
内形の化石での見え方については,原生の貝
で作成したシリコン製のモデル(写真−1)
だったのだろうか」というテーマを設定して
を使用した.
御船町恐竜博物館から借用した御船層群産出
「熊本で発見された恐竜化石はどんな恐竜
のミフネリュウ,ミフネキリュウ,イグアノ
:
.
{
溌
舟
.
、
、
.
ドンの仲間,の歯(レプリカ)を見てどんな
恐竜なのかを調べることで,郷土の自然に対
する興味関心を高めようとした.
その前に予備知識として,恐竜の種類や特
徴について学習した.また,恐竜のグループ
と歯の形ということで,4グループ9種の歯
(レプリカ)を準備し,資料3を参考に9つ
の歯をグループ分けした.
使用した歯(レプリカ)を写真で示す.
画 守 平 1
写真−1:化石の内形,外形を説明するモデル
灘
綱職羅
灘縫
灘
写真−3:獣脚類の歯(レプリカ)
(左からティラノサウルス,アロサウルス,
アルバートサウルス,デイロフォサウルス
写真−2:上のモデルで地層での見え方を表す
−3−
いきたい
5.生徒の感想より(抜粋)
・自分が住んでいる熊本にもいろんな恐竜が
いたことがわかり驚いた.他にもいろんな
化石を見てみたいと思った.
・化石についてだんだん分かってきました.
恐竜について化石以外にも知りたいと恩、
ました.
・化石や化石のレプリカを見たのでいい経験
になった.恐竜の歯の化石で種類が分かる
写真−4:竜脚類,角竜類,烏脚類の歯
なんてびっくりした.
(レプリカ)(左からカマラサウルス,レバツキサウルス,
トリケラトプス,プロトケラトプス,イグアノドン)
・環境や年代を示す化石は知っていたけど,
名前があるのにびっくりした.恐竜と思っ
ていたもの(翼竜や魚竜)が恐竜じゃなかっ
う。ロトケラトフ。スを角竜類にするか烏脚類
にするかで迷った班がいくつかあったが,思う
たことを知ったのは勉強になった.とても
楽しい授業でした.
たよりスムーズに分類できた.
その後に御船層群産出の恐竜の歯を班に配
布し分類を試みたが,すぐにどの仲間のもの
かを判断し,分類することができた.
そして,このように恐竜の歯だけからで輪
恐竜を大きく分類できるということが理解一
。とても興味深く面白かった.もっと勉強し
てみたい.教科書にないのが残念…….
・化石がこんなにあるのにはびっくりした.
6.参考文献
きた.
また,熊本にもおよそ9千万年前,肉食恐
竜をはじめ何種類かの恐竜が生活していたc
福井県立廟博物館(1995);手取層群の恐竜.
御船町教育委員会(1998):熊本県重要化石
分布確認調査報告「御船層群の恐竜化石」.
いうことも実感することができたと思う.
三輪一雄(1998):アンモナイトは神の石,
講談社.
4.反省および今後の課題
小畠郁生(1997):恐竜の謎が解きたくなる
本,ジャパンミックス.
私自身も楽しく授業ができ,生徒たちもよ
Tamura,M.(1976):CenomanianBivalves
く活動し,興味をもって参加してくれた.
貝化石に関しては,現・世のシジミやカキの
fromtheMifuneGroup,JapanParti.
M2n.Fac.及ihc,KumamotoUniv.,25,
生息地についての知識が不足しているという
ことを感じた.もう少しその点をカバーする
Nat.ScL,45-59.
資料や体験が必要であると思う.
ティラノサウルスの大きな歯から,口の大
きさや全体の大きさを想像させた時の生徒の
Tamura,M・(1977):CenomanianBivalves
fromtheMifuneGroup,JapanPart2.,
ノ6趣.,26,ノVat・Sci.,107-144.
新鮮な驚きは,レプリカとはいえ実際に手に
したものから感じ取れた感覚だったと思う.
恐竜に関しては,あまり時間をさくわけに
Tamura,M.(1979):CenomanianBivalves
はいかないが,生徒たちの興味ある教材であ
るだけに,今後も取り上げていきたい.
田村実(1998):恐竜の正しい理解と教材
化,熊本県重要化石分布確認調査報告「御
しかし,地層や化石の学習は教室での指導
には限界がある.やはり野外での観察や採集
の経験ができるように巡検地の開発を進めて
−4−
fromtheMifuneGroup,JapanPart3.,
必湿.,28,ノVat.ScL,59-74.
船層群の恐竜化石」.51-74.
田代正之(1992):「化石図鑑」日本の白亜
紀二枚貝.
第3学年2組理科学習指導案
日時平成11年1月25日5校時
場所八代第五中学校理科室2
指導者教諭宮川英樹
1.題材地層
2.題材について
1)題材観
46億年という地球の歴史は、私たち人類の歴史と比較すると想像を絶する長さであるoそ
して、これまでの長い地球と生物の歴史は、地層や岩石そして化石にのみ秘められている。
本題材では地層の重なり方や広がり、構成物質を知り、その成因を考えていく。また、地
層を作っている岩石や含まれている化石を観察し、学習することによって当時の環境や年代
が推定できることを学んでいく。その結果、長い地球の歴史を知る情報源としての地層につ
いて関心を高め、自然を見る目を養い育てることのできる題材と考える。
特に八代地方には中生代白亜紀の地層が多く、過去に貝やアンモナイト等の化石の産出が
多く報告されており、現在も地質学的研究が盛んに行われている。加えて白亜紀は、子ども
たちに人気の大小さまざまな恐竜が生息していた時代でもあり、県内の御船町や御所浦町に
ある白亜紀の地層からは恐竜の化石の産出も報告されている。したがって八代地方からも恐
竜化石産出の可能性があると考えられる。
本題材は、このような地域の特徴といえる地質教材に接しながら、身の回りの自然に対す
る興味関心を高め古代のコマンを感じ、さらなる探究心を沸き起こさせる題材である。
2)系統観
土や石をしらべよう
(小3)
地層のでき方
地層を作っているもの
(小6)
「第6章大地の変化」(4:地層)
、
、
茅
]
地層のでき方
りと特徴
類
3
)
3)生徒観
活発なクラスで、発言も多い。化石については、76%の生徒が「見たことがある」と答え
ており、その殆どが博物館等での展示物である。また、実際に化石を自分で採取した生徒は
3名で、アンモナイトやサンヨウチュウを採取したと答えているo79%の生徒が「自分で化
石を探してみたい」と考えており、実際に化石採集の経験は少ないが関心は高いようである。
恐竜に関しては、ほとんどの生徒はいくつかの恐竜の名前を知っており、恐竜を題材にし
た映画やビデオをよく見ている。また、博物館等で恐竜展を見た生徒も50%ほどいた。
しかし、熊本県内での恐竜化石発見について知っている生徒は40%であり、県内の博物館
等に対する認識も予想より低かった。
4)指導観
過去の体験を含めた観察等の実体験を重視した学習をさせていきたい。地域の教材(八代
層や川口層のようす,御船層群や八代層の貝化石,御船層群からの恐竜化石)をできるだけ
多く活用し、地層のようすや化石の産状等を観察させていきたい。そして、地域の自然に対
する関心を高めるとともに、その成因を考えることによって地球の過去に思いをよせ、遠い
古代へのロマンを感じられるように指導していきたい。
示準化石の一つであり、このクラスの80%以上の生徒が見ている「ジュラシックパーク」
等の映画に登場するような恐竜の化石(レプリカ)を活用し、古代の生物に興味を持たせて
−5−
いきたいと思う。また、御船層群からの恐竜化石(レプリカ)等現在あるものから、過去の
ようすをどこまで知ることができるのかというを考えることによって、自然を見る目を育て
るとともに、自然を調べる能力を向上させていきたい。
観察等では、生徒が主体的に学習に取り組めるようにグループ学習を取り入れていく。ま
たワークシートを活用し、一人ひとりの基本的事項の定着を目指す。授業後にはアンケート
をとり、生徒の意識を知る材料とし、その後の指導に生かしていく。
恐竜については、御船町教育委員会の池上直樹学芸員の助言と協力を頂き、御船層群産出
の恐竜化石についてはそのレプリカを借用させて頂く。加えて、御船町恐竜博物館や御所浦
町白亜紀資料館の活用についても指導していきたい。
3.題材の目標
1)地層の観察や資料をもとに、地層のでき方を考察し、地層のつくりや重なりの規則性を見
いだす。
2)地層をつくる岩石やその中の化石などを見て、その成因や名称がわかるようになる。
3)岩石や化石など現在手にすることのできる材料を手がかりにして、過去の環境や生物のよ
うすそして年代等を可能なかぎり推定し、地球や生物の歴史について認識を深める。
4)地域の地質教材にふれることによって、地域の自然に対する関心を高め、自ら自然を調べ
ようとする態度を培う。
4.評価基準
評価の観点
評 価 基 埠
①自然事象への段
心・意欲・態度
ア積極的に考え、発言しようとする
イ地層や化石に興味を持ち積極的に観察等を行おうとする。
ウ身の回りの岩石や化石等について関心を持ち、自ら調べようとする
(
(
②科学的な思考
ア地層の三次元的な広がりを考えることができる。
イ地層や化石の成因について考えることができる。
ウ化石等から地層のできた時代や環境について考えることができる。
③実験・ 観察の技
ア地層や化石の観察を効率よく正確に行うことができるc
イ構成物の違いによって、岩石や化石を見分けることができる。
ウ観察した内容をレポート等にまとめたり、発表したりすることが
能表玖
できる,
④自然事象につ↓
ての知識理解
ア地層や岩石、化石の成因や規則性について正しく説明することが
できる。
イ示準化石と示相化石の主なものの名前を知るとともに意味を理解
し、説明することができる。
ウ堆積岩や地層に含まれる化石を使って、過去の堆積環境や年代を
説明できる。
5.学習計画(6時間扱い)
−6−
︲︾りぷ’宇○ダ−国0ヂ
地層から地球の歴史を読みとろう
9
91f
q
’’一一
●
4時間
︲デ0ダ
一
時 借
’ヂリα
一
地層からどんなことがわかるか
イ イ イ ウ イウイイ
評価基埠
4■■■■
アアアア ア イ ア ア
学 習 課 題
①②③④ ① ② ③ ④
次
,
2時借
(本時1/2,2/2)
エーI、いぐ10F。
十11.
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謎血︵一
即糾e盤骨④
資料1B4に拡大して使用
熊本県の御船層群からの二枚貝化石3年組号氏名
時代:中生代白亜紀
環境:河口付近(海に近い)
特徴:殻は大きなものもあり、三角形
に近い表面には強い放射状のも
ようがある。
大きく分けるとシジミの仲間に
i蝿蝋
なる。
×1
←シュードアサフィス
(アイスランドガイ超科)
化石の見え方
:国難麓
:容蕊麓
(水野,1965)
時代:中生代白亜紀
環境:浅い海
×1
プテロトリゴニア
(サンカクガイ科)
蟻
×1
セプティファー
(イガイ科)
×1
レプトソレン
(ユキノアシタガイ科】
(マテガイ超科)
特徴:半月状か三日月状の形で、表面のもようが派手。
二枚の殻をつなぐ部分(ちようっがい)に独特の三角形(ハの
字型)をしている。
中生代にたくさん生きていてほとんど絶滅した。現在はオース
トラリアに2,3種いるぐらい。
アサリやハマグリのような出水管や入水管は持たず、貝の一部
を砂や泥の中から出して生活をしていた。
時代:中生代白亜紀
環境:河口付近(海に近い)
特徴:しずく状の形で、表面に細かい放射状の模様。
この貝は絶滅したが、同じ仲間はいまでもたくさん生きている。
クジャクガイやヒバリガイ,ムラサキイガイなどである。
この貝の仲間は岩やロープ,ブイなどにたくさん付着して生活
する。
ムラサキイガイはヨーロッパでは食用(ムール貝)
時代:中生代白亜紀
環境:河口付近(海に近い)
特徴:形は横に細長い短冊状で殻は薄い。
表面のもようはほとんどなく、1∼3本の凹みが見られる。
現在のマテガイの仲間
時代:中生代白亜紀
環境:河口付近(海に近い)
特徴:形など現在のカキとだいたい同じ
駕碗職騨“
エオミオドン
(アイスランドガイ超科)(化石の図は,田代:1992より引用)
名前をつけてみよう!(班によって化石の番号は違います。まず下の表に番号を記入して名前をつけてみましょう。〕
4句司
番号
10
化石の名前
見え方(A∼D)
問い:クラスオストレアとエオミオドンの化石が、その地層の岩石から出てきたということから、どのよう
なことがわかりますか?
−9−
資料2
八代層の二枚貝化石
3年組号氏名
時代:中生代.白亜紀
環境:浅い海
特徴:表面の模様が派手できれい。
御船層群のプテロトリゴエアとは
違う種類だが、同じ仲間。
正式名はプテロトリゴニァホッ
カイドアナというが。北海道から
は産出しない。
プテロトリゴニア
(サンカクガイ科)
時代:中生代.白亜紀
環境:浅い海
特徴:現在のホタテガイの仲間で、表面
の放射状の模様は、強いものの間
に数本の弱いものがある。
×1
ネーシア
(イタヤガイ科)
時代:中生代.白亜紀
環境:河口付近(海に近い)
特徴:強い同心円状の模様と弱い放射状
×1
の模様がある。
コストシレナ
現在のシジミの仲間で小さい。
(アイスランドガイ超科)
−
夢
時代:中生代.白亜紀
環境:浅い海
特徴:大きいものが多く、破片で見つか
ることが多い。
現在のアコヤガイ(真珠をとる)
と同じ仲間
プテリネラ
(化石の図は,田代:1992より引用)
(ウグイスガイ科)×1
−10−
資料3B4に拡大して使用注:歯はすり減っているものもあります。
恐 竜 の 歯 と 種 類 3 年 組 号 氏 名
獣 脚 類 竜 脚 類 烏 脚 類 角 竜 類
曲竜類
“
諺
強謹迩ミ
穀峰理
篭遥蕊
綱』
テイラノサウルスカマラサウルスイグアノドントリケラトプスサウロペルタ
(骨格の図は恐竜学最前線既刊13冊より引用)
問い1:手元にある歯の化石(レプリカ)はどの種類のものだろうか、上の絵をよく見て下の表に分けてみましょう!
獣脚蕊
竜脚類
烏脚類
角竜野
曲竜勇
番 三
特 謡
(そう決めた理由
■
一
■ 一
*恐竜名……〔1
4
7
1
亀
問い2:御船層群から産出した恐竜の歯の化石はどの種類のものだろうか?
1 … … 類 3 … … 類 5 … … 類
『ウウマママロワP・・・・。.。 。。。。。.・・.・・・.。。。。。...■‘・ロ。。.。...。.。。...。.・・・今..・・.。。..。...・・.。....。.△.‘。、巳..。.。.......。。 .。。。.。.・・.。..・・・・色。...・・・.....p・・・.。.■..。.・・・.・・...・・ロ。....。.・・・.。.・ロ。..・毎...・・・。.。.。.。.・・・:
|【参考】恐竜の発見イトや植物の化石を、なんとノアの洪水
’1822年春、イギリスの開業医ギデオン・で犠牲なった生物の遺骸と考え、サンショ
│マンテルは夫人と一緒に往診に出掛けた。ウウオの化石をノアの洪水で死んだ哀れ
1マンテルが診察中に散歩していた夫人が、な人と論文で発表していた。
i恐竜の歯の化石を見つけた。これはイグまた、ドイツの医学教授で、病院長な
iアナの歯に似ていたことから後にアグアどを勤め高名な人物だったベリンガーは、
1ノドン(イグアナの歯)と名付けられた。彼の名声をうらやみ、彼を物笑いの種に
11841年に、同じくイギリスのリチャーしようとした教授が作って埋めたにせも
iド・オーウェンが他に見つけられた大型のの化石(写真:右)を化石と思い込み、
Iのハ虫類の化石と合わせてDinosaurs本気で研究し、立派な図鑑まで出版した。
│(ディノサウルス:恐竜)と命名した。後に彼の名前のほってある化石が出て
i貝やアンモナイト等の化石の研究もきてだまされたことに気付き、彼の図鑑
I1800年ごろから始まっており、1709年にをすべて回収して焼き捨てたという話が
Iはドイツのショイヒツァーは、アンモナある。
、寺宇=守口一ロ香ロ守寺■守寺‐■‐■”■■毎台■寺守p■■■守寺■寺・■毎画■寺■寺ロワワロ■宇守■‐・亨寺■寺マワ・■。■■ワワロワ守寺守守寺ロ守口守口守申?ロ画■守守■■=画中■一画画面一画■−−画一画.画申甲。甲画■=凸画一凸。色色一企画・■。。。。■。。⑧▲■毎。■■■・■。■■⑧・・・・・・・■・・・■■・■!■■・■■■■■■■■官■寺。■■■む巳ロー■■■p■■■画F■■己4
1−3ペリンガーが
−11 −
採集した“化石”
「日本畑科金剛(ノI津郷II)より
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