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小次郎講師の実践チャート分析第15回

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小次郎講師の実践チャート分析第15回
小次郎講師の実践チャート分析第15回
「コーンが動き出した!」
(6/26分析)
===秘伝のチャート分析特別編===
皆さん、こんにちは。
小次郎講師です。
助手のムサシです。よろしくお願いします。
さてさて、秘伝のチャート分析では長期連載中だった「移動平均線大循
環分析」が完結した。
やはり、分析しやすいことと奥が深いことで人気だ。
今日はその大循環分析を使って直近のチャートを分析したい。
それはありがたい。
やはり直近のチャートでどう見るかが一番興味深いです。
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【1、移動平均線大循環分析復習】
まずは、復習。
「移動平均線大循環分析」とは究極の移動平均線分析と呼ばれる、移動
平均線の3本使い。
3本とは短期移動平均線・中期移動平均線・長期移動平均線の3本です
ね。
そう。そして、パラメーターだが、これは自分で最適なものを見つけ出
してもらいたいのだが、入門者にそれを求めるのは酷なので、最初は5
日・20日40日を使うといい。日足以外でも同じパラメーターでいい。
ということは5本移動平均線、20本移動平均線、40本移動平均線です
ね。
そうだね。この3本の並び順と傾きを見て、上から短期(5本)・中期
(20本)・長期(40本)の並び順になって、3本の移動平均線が右肩
上がりなったら買いにエッジがある状況。
下から短期・中期・長期の並び順になって3本の移動平均線が右肩下が
りなら売りにエッジがある状況。
そういう状況を見つけたらすかさずエントリーする。
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確か、3本の線の並び順には法則があるんでしたね?
3本の線の並び順は全部で6種類、それを上記のようにステージ①ステー
ジ②・・・と名付けているが、なんと、このステージの変化は法則があ
って、約7割は上記の順番で推移する。
そして残りの3割はこの逆の動きをやはり1段階ずつ推移すると。
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押し目の典型的パターンはステージ①②①、戻しの典型的パターンはス
テージ④⑤④
よくあるパターンですね。覚えました。
以上、復習終わり。いよいよ実践だ。
【2、東京トウモロコシ】
まずは東京トウモロコシ日足、いよいよトウモロコシが動き出した予感
がする。
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※日足
3月から安定下降のステージ④が続いていた。その下降相場が5月中旬に
底打ち。そこからステージ⑤、⑥、①と正しく変化して、今ステージ①
が加速している状態。久々にいい形のチャートとなった。
買いたいですね。
しかし、本来仕掛ける場所はステージ①になって③本の線が右肩上がり
になったことを確認した瞬間だからね。
と考えるとここから買っていいのかと悩む。
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そうなんですね。ステージ①が良い形になっている銘柄を発見しても、
今から仕掛けていいのかどうかは迷います。
そういうときは週足を見るといい。
※週足
どうかな今のトレンドは?
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長期線が完全に横這いですね。
これはもみあい相場の典型的パターンではなかったですか?
そうだ。しかも3本の線がくっついている。
これももみあい相場の特徴。とすると、日足は勢いがあるが週足ではト
レンドがあるとはまだ言えない。
もみあいを上放れるまでにはまだまだあるからね。
ということは現状はまだまだもみあいの中の上昇ということですね。
本格上昇と判断するには前回の高値を上抜ける必要がある。
これは随分先だ。そこまで勢いがなくならないか注視しよう。
【3、東京金】
続いて東京金。ここからは日足と週足を並べてみる。
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日足ではステージ①からステージ②になって、ステージ①にまた戻る
か、ステージ③に移行するかというところ。
ステージ①に戻れば、①②①の押し目買いパターン。
ステージ③に移行すれば、そのままステージ④となり、下降トレンドに
変わってしまうかもしれない。
分岐点ですね。
それに対し、週足では①②①の押し目買いパターンで展開中。
特に長期線が揺るぎなく上昇しているところがいい。
中期線が下がっているところがマイナスポイントだが。
すると上昇トレンドが続くのか、少しもみあいに移行するのかというと
ころですね。
そういうこと。
【4、東京ガソリン】
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ガソリンの日足は上昇相場から短期・中期・長期が接近し横這いになる
という典型的もみあい相場に移行している。
これがどこまで続くかということで週足を見てみよう。
ガソリンは日足と週足で随分イメージが違いますね。
そうだね。
週足では下降トレンドのステージ④が終わって⑤に移行したところ。
次は④に戻って④⑤④の戻り売りパターンになるか、⑥に移行して上昇
相場を継続するかの分岐点。
これまた3本の線が接近しています。
分岐点ではあるが、長期線がまだまだ安定下降を崩していない。
売られやすいと言っておこう。
【5、米ドル/円】
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日足はステージ①が終わり、②に移行しているものの、中期線・長期線
で作る帯が広く安定上昇を崩していないので、①②①の押し目買いにな
る可能性が強い。
週足で見るとステージ①が継続中。途中一度終わりそうになったがそこ
から持ち直している。しぶとい相場だ。
ということは、米ドル/円は現在、買いにややエッジがあると。
【6、日経225】
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日足はステージ①②①の押し目買いパターン。
週足はステージ①安定上昇中。
この週足が本日お見せしたチャートの中で一番安定している。
やはり現在は株が一番強い。
続いて米ドル/円と言ったところですね。
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しかし、それらはもう何年も上げ続けている。
今現在世界は、ギリシャ問題、イスラム国のテロ問題等があり、そして
日本では震災の心配がある。いつ株が暴落するかわからない。
そのとき、コモディティが動き出す。
その動き出しをしっかりと捕まえておきたい。
ありがとうございました。
では本日はここまで。
起立・礼
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