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障害児母子通園施設運営事業(PDF:743KB)
一般事業評価表(平成 21 年度) 事業 № 64 Ⅰ. 一般事業の目的体系 1 事 業 2 担 3 当 部 名 障害児母子通園施設運営事業 課 福祉部 上位の政策・施策 章 (目的体系の確認) 中項目 コード 01 03 02 01 07 子育て支援課 1 安心して暮らせる福祉のまちづくり 大項目 3 未来を創造する子ども達 1 児童福祉 小項目 0 児童福祉 Ⅱ. (Do)一般事業の内容 1 誰のために(受益者) 療育を必要とする子ども及びその保護者 2 働きかける相手(対象) 療育を必要とする子ども及びその保護者 3 乳幼児健診(1歳6か月健診)で要観察児と判定された子どもとその母親に対して、保健担当部 ど の よ う な 状 態 に 署との連携を図りながら、より良い子どもの発達の援助方法の習得や生活習慣の自立を進めるこ し た い の か ( 意 図 ) とができるようにします。 療育運営費 カンガルー教室及びらっこちゃんルームの運営を行いました。 4 評 価 対 象 年 度 に ど の よ う な こ と を 実 施 し た の か ⑴ カンガルー教室の運営 心身の発達に遅れを持つ児童を対象に、母子通園による療育の中でふれあい遊びを通して、子どもの発達の援 助方法を知ってもらうため、講演会、訪問指導、作業療法を実施しました。 また、母子分離(週1回1日)、母親の精神的援助と勉強会(母親中心)、療育時間の延長等を実施しまし た。(カンガルー教室参加延人数994人) ⑵ らっこちゃんルームの運営 カンガルー教室の施設を利用し、心身の発達の遅れ(比較的軽度)が疑われる児童を対象に、週に1回療育に 参加していただきました。 また、なかよし教室(乳幼児健診時に心身の発達に遅れが疑われる児童とその母親を対象に保健士が事後指導 を行う教室)とカンガルー教室を繋ぐ役割として児童の観察、母親の相談と指導を実施しました。(らっこちゃ んルーム参加延人数425人) 教室年間延人数 5 活 動 指 標 指 標 年 度 実 績 値 名 人 平成 18 年度 カンガルー教室、らっこちゃん ルームの参加延人数 指標の説明 (指標式) 1,264.00 人 平成 19 年度 1,199.00 平成 20 年度 1,380.00 人 人 平成 21 年度 教室通園児数 6 成 果 指 標 指 標 名 カンガルー教室、らっこちゃん ルームの実人数 指標の説明 (指標式) 年 度 人 個別計画による目標値 はありません。 人 人 人 1,419.00 実 績 値 人 目 標 値 30.00 平成 19 年度 人 人 22.00 20.00 平成 20 年度 人 人 29.00 20.00 6,078,373 円 決 算 20.00 人 人 27.00 20.00 額 目標値の設定方法 人 教室の定員数 平成 18 年度 平成 21 年度 7 直接事業費計 前年度決算額 個別計画、指針等による目標値 4,695,674 円 項 目 平成 20 年度 平成 21 年度 直 接 事 業 費 ① (② + ③ + ④ ) 8 コ ス ト の 推 移 平成 22 年度 6,078,373 4,695,674 77.3 % 6,789,000 4,824,373 4,680,674 97 % 6,789,000 0 0 0% 0 1,254,000 15,000 1.2 % 0 概 算 人 件 費 ⑤ 10,227,254 9,782,663 95.7 % 総 合 計 16,305,627 14,478,337 88.8 % 15,051,627 14,463,337 96.1 % 10,907 10,193 93.5 % 519,022 535,679 103.2 % 一般財源② 起 債 ③ そ の 他 ④ ( ① + ⑤ ) 町費投入額 ( 参 考 対前年比 (②+③+⑤) 活動1単位当たりコスト(対町費投入額) ) 成果1単位当たりコスト(対町費投入額) 事業 № 64 評 価 の 符 号 伸率 向上:○ 10%未満低下:△ 10%以上低下:× 評価不能:- その他 (問いに対して) 肯定(Yes):○ 一部否定(No):△ 否定(No):× Ⅲ. (Check)一般事業の評価 1 ①事業の役割・必要性は薄れていませんか。 妥 当 性 ②行政関与の程度・役割分担は適切ですか。 ○ 5 評価に影響を及ぼした主な要因(有効性①②③、効率性①) ○ 発達障害児等の増加により施設の利用者が増えました。 ①活動指標の実績向上度 2 有 ②成果指標の実績向上度 効 性 ③成果指標の目標達成度 2.8 % ○ -6.9 % △ 35 % ○ -3.9 % ○ 6 その他改善や創意工夫を行った内容や新規事業、その効果等 ○ 屋内遊具の充実に努めました。 3 ①町費投入額の伸び率 効 率 性 ②受益者負担は適切ですか。 4 ① 意図実現や成果向上に向けての改 善余地 改 善 ②効率性向上に向けての改善余地 余 地 ③他事業との統合・連携の余地 7 総 合 評 価 ある ない ある ない ある ない 8 総 合 評 価 コ メ ン ト 心身の発達に遅れが疑われる子どもを抱え、子育てに悩んでいる母親にとっては、専門 的な知識を有した信頼できる職員からの助言を受けたり、実際に関わり方を学ぶことので きる場所として、大変有意義な事業です。母親が他児と比較しないで、我が子の現状を喜 び、その子のつまづき、困っていることに手を貸し、育つのを待てる心持ちになるまで、 丁寧に関わることで、母親としての自信を持たせられ子育て支援として重要です。 通園する児童の障害の内容等も多様化しており、カンガルー教室の受け入れ体制として は限界状況です。 ・ 継 続 実 施 ・ 一 部 見 直 し ・ 抜 本 的 見 直 し ・ 他 事 業 と 統 合 ・ 休 廃 止 Ⅳ. (Action)改革・改善の内容 1 事業を取り巻く今後 の環境の変化 家庭生活の都市化、核家族化等の影響で、子育ての悩みを一人で抱える母親が増えています。そ のため、他の子どもと遊ぶ機会(他の子とわが子は尐し違うかな?と感じる場)が尐なく、わが子 の発達の遅れに気づかない親や気づきながらもどうしたらいいのか迷いながらもわが子と接してい る母親が増えています。 指導備品などの充実を図ります。 2 3 本年度(平成 22 年 度)の改善内容 来年度(平成 23 年 度)以降の方向性 家庭相談員や保健師との連携を充実していきます(らっこちゃんルームに家庭相談員や保健師も 参加し、母親の話し合いにも参加し援助方法や今後の方向について意見をもらい、話し合いの結果 を記録に残すなど)。 さらに、子どもに合った療育や母親にとって安心できる時間、ニーズに合わせた利用形態の可能 性についても検討するなど事業の充実を図っていきます。