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HB 5類 Hib HPv

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HB 5類 Hib HPv
料
5-2
ワクチ ンで予防で きる疾患 に関す るサ ,ベ イ ラ ンスの課題
*サ ーベ イ ラ ンスは感 染症対策、公衆衛生試作 の基本 的デ ー ターで ある
対象 :感 染症法 疾患
患者発 生動 向調 査
IASR Vol.29 No.72008の 参 考治療 に
ある届 出疾病 一 覧表
病原体 サ ーベ イラ ンス
同上
予防接種法対象疾患 のみ 、
血清疫学調査
予算事業 として行 つてい るた め小規模 であ り予算的 に不安定、
検 査 に対 して法的 な根拠 がない
海外 ではサ ーベ イ ラ ンス疾 患 の類型 と して
「予防接 種予防 疾患」 にカテ ゴ リ‐ を持 って い
る国 もある
今回議論 とな つてい る疾患 の うちの
小児科定点 (成 人例 は不明、重症例 は不明、血 清疫学 な し)Vol.24(5)2003
ムンプス
同上 Vo125(12)2004
水痘
HB
Hib
全数 (新 生児 HBは 不詳 、血清疫学 な し)Vol.270),2002
して のみ 、
感染症法対象 疾 患 ではない (基 幹病院 定点 か ら細菌性髄 膜炎 と
5類
血清疫学 な し)Vol.31(4),2010
肺炎球菌
同上 Vol.23(2),2002
HPv
子官 けい癌 (感 染症 ではな い とい う考 え)な し
尖型 コ ンジ ローマ (5類
ポ リオCPV9
百 日咳
2類
STD定 点)Vo129(9),2008
(根 絶監視 が 目的 で あ るため)Vol.30(7),2009
小児科定点 (成 人例 は不明、血清疫学調査有 り)Vol.29(3),2008
全
排 除 eliminationが 国 の 日標 で あるに もかかわ らず (大 臣告示 )5類
い
数 であるた め検査 が確実 に行 われず、症例 の確認 が 出来 な 。Vol.31(2),2010
排除 の確認 はわ が 国 では不可能 で あ り、国際標準 か らはず れ る
*麻 疹
*風 疹 も同様 Vol.27(0,2006
*ジ フテ リア 2類 感染症 、血清疫学有 り Vol.27(12),2006
*破 傷風 5類 全数把握 、血清疫 学有 り Vol.30(3),2009
*日 本脳 炎
*結 核
4類 全数把握 血清疫学有 り、 ブタ調査有 り Vol.30(6),2009
2類 全数把握 、血清疫学な し Vol.27(10),2006.
-1-
表
1.感 染 症 法
―一
く届 出 疾 病 (2008年 5月 12日 部 改 正 施 行 )
将 農 ぶ症発生動 向調 査実施要綱」 に よる)
全 数把握 の 対 象
マール ブル グ病*、 ラ ッサ熱 *
*、
*、 ペ ス ト
エボラ出血熱 *、 ク リ ミア・ コン ゴ出血熱 *、 痘 そ う*、 南米出血熱
*、
群
急性灰 白髄炎*、 結核*、 ジフテ リア 重症急性呼吸器症候
エン
ンフル
ザ
(H5Nl)*
イ
鳥
のに
る
)*、
限
であるも
Lレ ラ*、 細菌柱 赤痢 *、 腸管 出血性大腸菌盛墾
醸澤顧百て診断後直ちに届出
E型 肝炎*、 ウエス トナィャ熱
)
(病 原体 が コロナ ウイルス属SARSコ
ロナ ウイル ス
腸 チ フス*、 パ ラチ フス*
ヽ
キ
エス トナイル脳炎を含む)*、 A響 肝炎、
、
こ 4ア ここ彙琴ゝ ず蓄ン
`ウ
*、
レプ トス ピラ症*、 ロ ッキー 山紅斑熱*
リフ トバ レー熱 *、 類 鼻遺 *、 レジオネラ症
頁感染 症 (全 数 )(診 断 か ら7日 以四 に油 ノ
“ ス び A型 F本 をぃ く≧ 、急性脳炎 (ウ エス トナイル脳 炎、
アメー バ赤痢*、 ウイ ル ス性肝炎 (E型 肝炎
資
瑞褒鷹斯i麒
う
台
命
逸
訂蟄奪
翼勢
条
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ろ
グ
じ
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下
讚
蒻
ヽ
鶴墓
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し
ん
群
梅
症
候
風
性
天
先
ヽ
膜
炎
征
髄
響
護
契
1月考
鰐 産
慕
よ
農
模
麻 しん*
風 しん
バ ン コマ イ シン耐性腸球菌感染症
│ノ
1`
i、
*、
耐性黄色 ブ ドウ球菌感 染症*、
イ ン フル エ ン
新型 イ ンフル エ ンザ *
*、
再 興型 イ ンフル エ ンザ *
2.定 点把握 の対象
五類感染症 (定 点)
エ
インフルエンザ定点 (週 単位 で報告):イ ンフル ンザ
エ ンザ等
(鳥 イ ンフルエ ンザおよび新型イ ンフル
感染 症 を除 く)*
*、
A群 溶 血性 レンサ球菌咽頭炎*、
小児科定点 (週 単位 で報告):RSウ イル ス感染 症 、咽頭結 膜熱
日咳*、 ヘ ル パ ンギーナ*、 流行性耳下腺炎*
しん、百
感染性 胃腸炎*、 水痘 、手足 口病*、 伝染性紅 斑 、突発性発
*、 流行性角結膜炎
眼科定 点 (週 単位 で報告 ):急 性 出血性結膜 炎
ヘ ル ペ ス ウイル ス感染症、尖圭 コンジローマ 、
染症定 点 (月 単位 で 報告 ):性 器 クラ ミジア感染症、性器
*
淋菌 感染症
ム
細菌性髄膜炎 (髄 膜炎菌性髄膜炎 を除 く)*、
基幹定 点 (週 単位 で報告 ):ク ラ ミジア肺炎 (オ ウ 病 を除 く)、
マ イ コプ ラズマ肺炎、無菌性髄膜炎*
シ リン耐性黄色 ブ ドウ球菌感染症 、
基幹定点 (月 単位 で報告 ):ペ ニ シ リン耐性肺炎 球菌感染症、 メチ
薬剤 耐性緑膿菌感染症
法第 14条 第 1項 に規定す る厚生労働省令 で定め る疑似症
:摂 氏 38度 以 上の発熱及 び呼吸器症状 (明 らかな外傷
疑似症定 点 (診 断後直 ちに報告、 オンライ ン報告可)
又は器質的疾患に起因すうものを除く)、 発熱及び発疹又は水疱
3. t>74 2:z77Al:45
鳥インフルエ ンザ
的疫学
査結果 の報
の対象
(H5Nl)
*は 病原体サ ーベ イ ラ ンスの対象 となる疾病
躙
鍮
-2-
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げハチ 基樹綸諧二Ⅲ
“
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ISSN 0915-5313
Vol.24 No.5(No.279)
2003年 5月 発行
所局課
究康
症
研健
症省染
核
染懺惑
感労
国 厚絡
立生
「感 染 症 情 報 セ ン タ ー
鰯 局 感 染ワ
〒162‐ 10新 宿区戸山1-23-1
Td 03(5235)111l
Fa、
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1塁 況 11・
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(5285)i177
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究奎。
染性腸炎研
厚生芳機輩食品係縫部,検隻所,感
撻所扇 方衛主研究
り提供 された
:儀
「
<特 集 >流 行性耳下腺炎
(お たふくかぜ)1993∼ 2002年
図 1 流行性耳F難 炎患者繊着数の推移.1982年 第 1理 ∼1003年 ■13避
レス科
く
メ
流 行性 耳下 腺 炎 は ,′ ラ ミク ソウイ
11
部のびまん性腫脹 (両 側あるいは一側),疼 11
痛,発 熱 を主症状 とし,小 児期に好発する` 愚:`
予後 は一般 に良好であるが ,11額 撃撒 淮炎 : 1.:
1
¨←
のムンプスウイルスによる感染症で,耳 下呼:3i:L
′
戴兵.轟 え冨IL 晃 石為1症 を311・ 二
爛
詈 言 奎 ヨ菫 警 ]詈 Ξ要 肇 塁 塁 旨 言 量 :書 )
き起 こす ことが あ り,時 に高度難聴 な どの後 `ん
篠 集窮壼主猜向綱贅:'` 3年 4R33現 在榛
"級
遺症 を残す。飛沐感 染 ,ま たは唾液 との直接
告数 1.0未 満
た
り患者報
は定
点当
まで
1993年
前半
∼
年
で
18日
間 ,発
接触 に よ り感染す る。潜伏期 は通常 16∼
の低価 で推移 した。 しか し,MMRワ クチ ンは接種後
での間は感染性
す
るま
消失
llEが
か
症数 日前 ら耳下眼腫
の無菌性 髄膜 炎 の多発 に よ り1993年 4月 に接 年 が中
を有す る。不顕性感染 も多 く,患 者 だけでな く不顕性
止 された (本 月報 Vol.15,No_9参 照)。 その後 ,1993
感染者 も ウイルスを排泄 し,感 染源 とな りうる。
が
イ
年後半∼ 1991年 ,1996∼ 98年 と再び流行 がみ られキ
耳下腺睡脹があれ ば,診 iiiIが 容 易であ るた め,ウ
2000年
後半
かつた。
2.0を 超 える大 きな流行 とはな らな
ルス分離検査が行 われ るこ とは少な い。 しか し,耳 下
より患者数 が増加 し,2001年 第 23週 を ビー クに 2.0を
腺腫脹 を来 たさず に無 菌性髄膜炎 を発症 す ることもあ
超 え る大 きな流行 とな り,2002年 前半 まで 1.0以 _Lで
り=エ ンテ ロウイルスな ど他 の病原体 との艦別 のため
推移 した。2002年 第35週 以降 ,2003年 第 13過 現在 まで
血清診断 や ウイルス分離 が必要 とされ る。
は 1.0未 満で推移 して い る。定点医療機 関 か らの年間
に
流行性 耳下腺炎 患者 :図 1に 感染症 発生動 向調査
患者報告数 は,2000年 132,877人 (定 点当 た り44.62),
よる小児科定点か らの流行性耳下腺炎患者報告数 を示
2001年 254,711人 (8437),2002年 1321663人 (FDO.32)で
3∼
す。 これ まで1982∼ 83,1985∼ 86,1988∼ 89年 と
ある。厚生労働省研究班 によれば ,全 国 での罹 態者 の
4年 月期 で流行がみ られ て いたが ,1989年 4月 か ら定
・おた
推計 は2000年 117万 人 (95%信 頼 区間 :111∼ 124万 人),
期接種 として麻 しん ワクチ ンの代わ りに解 しん
2001年 226万 人 (215∼ 236万 人)と され てい る [永 井
ふ くかぜ ・風 しん混合 (measles・ mul■lps・ rubella:
・
正規 r感 染症 発生動 向調査 に基 づ く流行 の警報 注意
MMR)ワ クチ ンを選 択 す る こ とが可能 とな り〕1990
∼
15
報 お ょび全 国年 間罹 患数 の推計 その 3-(平 成
園 2 流行性革丁縦炎患僣 の年鈴分布 ,1913∼ 200211
:脚
究者
任研
究
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い
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ッ鮮ゃ 年 3月 )1`平 成 14年 度厚 生科学研
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,
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圏 3.年
遊「it鮮 )'渡 {111耳 下操炎懇青発生状況
,
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20110∼
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憾 簗 奮 発生 動向熙傲
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節 01年 1■ 31日 ■ 任 籠 を 数 )
(2ペ ー ジ につづ く)
1(103)
-3-
2(104)病 原微 生物 検 出情 報
(特 集つづき)
Vdi24 No.5(2003.5)
2002年
の
図 ■.ム ンプスウイルス検出報告数 lf_移 )1993∼
撃嘉 雄
ウ イ ル ■一
Elそ の色
匿ヨ鷺播性髄豪ノ
目 湾行健耳 炎
'
=路
1994
171011
7 10
1998
1990
1'05
ワクチン機理
報
出情報
徴生物検出情
(痢 原微生物検
称く
'1を現 iF報 告数)
3月 25日
6%で あり,髄 膜脳炎の合併も認められ
るぃ米国では,自 然感染による髄餓 炎はワタチン導
。沖縄 地
地域別 患者報 告数 は,1964年 流行 時 は九州
に北海道
方 で多 く,1996∼ 98年 の流行で :ま ,1996年
き東海・ 北睦地
東海・ 北陸地方 で ,1997年 には31き 続
は東北′中圏 ・
へ
方 と九州 。沖縄地方 と広 が り,1998年
の 1行 で は
四国地 方 へ と広が つた ,2000∼ 2002年 訪
tiJll熙 ,熊 本県で多 く,2001
(前 夫 ― ジ図 3),2000年 は
を中心 に増
年 には九州全域 と沖縄 県 ,北 陸 “信越地方
特 に多か つ
加 し,福 井県 (222.27)、 石 lll曝 (213.00)で
た。
た。2002年 には東北地方 で増加 がみ られ
t2002年
12月
1月
ムンプスウイル ス検出数 :1993年
は
の地方衛生研 究所 か らのム ンプス ウイルス検出報告
告数)。 ワ
1,728例 であつた (2003年 3月 25日 現在報
機数
別検 ξ
クチ ン関連例 49を 除 く1,679例 の診断名男1月
下糠炎 が
を図 4に 示 した。 臨 床 診断 名 は流 行 性 耳
無薗
性髄膜炎
778例 ,無 菌性髄饒炎が549例 であつた。
,
るとt1999,
患者か らの ムンプスウイルス検出数 をみ
され
,2001年 は110件
2000年 にそれぞれ34,56件 報告
02年
に増加 した。200211は 71件 の報告であつたo2(〕
が増力
は前年 に比べ流行性耳下腺炎患者からの検出
"し
い
1,086,髄
ぬぐ
液
ている。1)679例 の検出材料 は,咽 頭
ぬ ぐい液 か らの
液620,尿 6,薫 便 3)喀 瑛 1で ,咽 頭
から重複 して
検出が過半数 を占めていた (異 なる材料
E行 性耳
検出 された例 を合む)。 診断名別 にみると,洒
蘭性
ど
83な
い
液
,無
729,瞳
下腺炎例 では咽頭 ぬ ぐ 液
髄膜炎では髄液455,p園 撃ぬぐい液119な どで,臨 床診
いたo
断名 に より材料 は大 き く異なって
では
1981年 か ら任意接
おたふ くかぜ ワクチ ン :日 本
て いた 占部株 が無
種 として開始 された。 当初用 い られ
在 :ま 鳥
菌性髄膜炎 の多発 に よ り使用 されな くな り,現
は 90
転率
い
居 :塁 野 ,富 原株 が使用 されて る。抗体賜
ン
ワクチ 接糧後
∼98%で あ る (本 号 3ペ ージ参 照)。
r国
2∼ 12万 人 に 1
では
わ力
は
無菌性髄腹炎 の合併 現在
ルス
自然感染時 の髄膜炎合
人で あるが ,ム ンプスウ イ
二中耳挿 入術 を必要 とした症 frllを
性難聴 を合併 し1人 三
が
報 告 して い る (本 号 5ペ ー ジ参照 )。 多 くの難聴例
ン
の向
改善困難 で ある こ とか ら,早 急 な ワクチ 接種率
ン
ワクチ
生産量
かぜ
く
たふ
上が望 まれ る。わ が国のお
ン
は,当 初 より年間約 40万 人分 で あ り,麻 しん ワクチ
、
占めている。
ぎ
ら
入 によ りその報 告 は稀 となってい る。 また,喜 多村
の2001年 全国調査 に よる と,自 然感染 に合併 す る急性
:540∼ 760)
高度難聴 は年間推予[650名 (95%信 頼 区間
で あ り (本 号 5ペ ー ジ参照 ),日 村 は両側性高 度感音
1・
6歳 で約60%考
“
:2003年
Oi率 は約 4∼
部信彦].
か ら 2,
報 告患者 の年 齢 は (11ベ ージ図 2),1993年
15:` 。.9
3,4歳 の各年齢 が若干増加 し (本 月報 V。
45∼ 47
合が
める割
の
参照 ),1996年 以降 は 4歳 以下 占
く
難と
%と ,大 き く変 わつて いない。 0歳 は少 な ,年
いて 5蒸 ,3成 の順
ともに増加 し 4厳 が最 も多 い。続
に多く,3∼
月 年
4'10117101
定期接種時にMMRワ クチンの選択が可能になつた
は40
1989∼ 1993年 も生産量は等わらず,1997∼ 2000年
ンの生
∼50万 人分が生産されている。麻しんワクチ
1/3っ
接
から
こと
,約
産量が年間約140万 人分である
に よる と,戸 田
種率 で ある ことが予想 され る。平岩 ら
である
市 の 3歳 児健 診時 ワ クチ ン実施 率 は30%前 後
と定
に
よる
調査
(本 号 4ベ ージ参照)。 感染症流 行予測
30%で あ
期接種 時 の MMRワ クチ ン選択率 は約 20∼
で あつ た
2倍
弱
の約
は現在
り,19錦 ∼ 1998年 の接種率
こ とが 推定 され る。 MMRワ クチ ン接 極世 代 が流行
の中心 年齢 で あつた 1990年 代 の患者 数 は前後 の時期
に
に比 して少な く,ワ クチ ン接種率 の上昇が流 行抑制
貢献 していた と考 え られ る。
ム ンプスウイ ルス の変異 :2000∼ 2002年 に 自然感染
は 1989年 以
患者 か ら分離 され た ム ンプス ウイル ス株
で
原性 が
前 の国 内分離権 とは別 の遺伝子亜型 あ り,抗
に分離
ン
と2002年
変 わ りつつある。 しか し,ワ クチ 株
ージ参
された株間 に中和抗原 の違 い :ま な く (本 号 7ペ
い ろが ,現 行
照),流 行株 の抗原 性 の変 興 は起 こつて
である
のワクチ ン株 で現在 の流 行株 の感染予防 は可能
この ような
と考 え られ て い る (本号 3ベ ージ参照 )。
いるため
遺伝子 亜型の入れ替 わ りは世界規模 で起 きて
,
今後 も調査継続 が必要 であ る。
-4- l
ン
前と
現在 の ヮ クチ ン接種 率 は MN/1Rワ クチ 導入
ン導
同等 で あ る こ とが予想 され ,霧 び MMRワ クチ
入前 の流行状況 に適戻 りす る ことも予想 され る。流行
性耳下 腺炎 は一般的 に予後 良好 で あ るが ,無 薗性髄農
クチ
と
炎合 併率 の高 き,高 度難聴合 併例 を考 え る ,ワ
ンに よる予賄力r早 急 に必要 な疾 患 である。
ISSN 0915-5813
症
所局課
研健
究康
症省染
染働感
国厚結
け
集
核
Vo!.26 No.12(No.298)
2004年 12月 発行
事務局 感染研 感 染症情 報 セ ンター
〒162‐ 8640新 宿区戸山1-23-1
Te1 03(5285)111l Fax 03(5285)1177
E‐ mall
ヲ具棋[ぽ 覆竜黒1岳罰盤曇需碁義聯
iasr―
cOnih.go.jp
L窮 ∫野 硼 鰤
】
薦寵
究会。
検憂所.感 染性腸炎研f暫
働者養蘭
<特 集 >水 痘 1982∼ 2004
:義
疑警
49週
1週 2004年 簾
ル ペスウイ 曰 1.水 疸患 者 報 告 数 の推移 .1982年 第 ∼
帯 状疱 疹 ウイル ス (VZV)は ,ヘ
水疸 ―
′ヨ
`人
に水
ルス科 α亜科 に属 す る.DNAウ イルスで初感染時
t
A
の知
の
そ
宿主
●
痘 として高率 に発症す る。 その後 ,終 生
_
●
いは高齢化
あ
る
状態
し
疫抑制
に潜伏感染
,免
覚神経節
に伴 つて再活性化 し帯状疱疹 を発症す る。水痘 は通常
の二
:番 :コ
:塁 :菫
小児期 に好発 す る予後 良好 な疾患で あるが ,細 菌
,
,
E:ユ
炎
次感 染 (敗 血症 を合 む),髄 膜脳 炎 ,小 脳失調 ,肺
が
症す
いは
発
妊婦
肝炎 な どの合併症 が あ る。成人 あ る
ルス薬が開
る と重症 とな る場合 が多 い。有効 な抗 ウイ
いて も免疫抑
発 され予後 は改善 した ものの ,現 在 にお
は極
ある。感染力
制状態下 に発症す る と時 に致死的で
ルスは上
めて強 く,飛 沫 ,空 気 ,接 触 で運 ばれた ウイ
2週 間 の潜
気道 か ら侵入 し,ウ イル ス血症 を経 て ,約
す
る。皮疹
伏期 の後 ,躯 幹 を中心 に全身 に皮疹が出現
は紅斑か ら丘疹 ,水 疱 へ と急速 に進展 し,そ の後癒皮
人
の皮疹が混在
化す る。急性期 には これ らす ての段階
るま
す ることが特徴 で あ り,す べて の皮疹が痴 皮化す
,
(感
・・ ・・
増曇 ヨ詈冒
=
E・
たが ,2000
以降 わず かなが ら患者数 の減少 が認め られ
年 275,036人 (定 点当 た り92.36人 ),2001年 271,409人
250,561
(39.90人 ),2002年 263,308人 (86.73人 ),2003年
人 (82.39人 ),20∝ 年第 1∼ 49週現在 220,543人 (72.59
人)で 毎年 ほぼ一定 で あ る。
の も
い
報告患者 の年齢 は (図 2),過 去20年 間 ずれ 年
々
10歳 未満 が95%以 上 を占める。 5∼ 9歳 の割合が徐
に減少 し,1∼ 4歳 の割 合 が増加 して いたが ,1995年
以降 はほぼ一定 で ,最 近 は 5歳 以下 が約 90%を 占める,
o歳 は過 去20年 間約 10%弱 で ほぼ一 定 の割 合 で あ る。
と 5歳
年齢Bllで は 1歳 ∼ 4歳 まで はほぼ同率 で ,0歳
はそれ よ りやや少ない。
図 3に 小児人 口 (0∼ 9歳)と 水痘 お よび客 発性発
の患
疹 の定点 あた り患者報 告数 を示 した。突発性発疹
者発生率 は年度変化 がな くほぼ一定 で ,季 節的 な変動
によ
水痘患者発生状況 :図 1に 感染症発生動向調査
1988年
を示す。
る小児科定点 あた りの水痘患者報告数
2.水 疸患 者の年齢分布 ,1982∼ 2003年
:塁
(3ng発 生麟自口壼 :2004年 :2月 9日 現在颯告a)
で感染力を有 す る。特徴 的な皮疹 によ り診断が容易で
い
あ るため,ウ イルス分離検査 が行 われ ることは少な
が ,免 疫抑制状 態 あるいは成人で発症 した場合 は通常
ス
の経過 とは異 なる病態 を とる場合 が あ り,ウ イル 分
離 を合 めた病原体診断 が必要 で ある。
図
'自
もない ことか ら,比 較対照疾 患 として感染症発 生動 向
調査開始時点か ら調査対象 に加 えられ ている。小児人
口の減少 に伴 い 1突 発性発疹 の患者報 告数 は減少 して
染屁発生動向 調査)..
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の推移
目 3.小 児入0(9繊 以下)と 水壼および突発性発疹患者報告数
1982-2003年
,
9.0
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-5-
2(319)病 原微生物検出情報 VOl.25
No.12(2004.la
リア ,フ イ ンラ ン ドな どが
韓 国 ,カ ナダ,オ ース トラ
を導入 した国 に
あ り (本 号 13ペ ー ジ参照 ),定 期接種
の著明 な減
ぉ ぃて は,水 痘罹 患例 のみな らず ,入 院例
の低下 が認 め られ て い
少 ,水 痘関連 の医療 費 ,死 亡率
(特 集 つづき)
183,000
297,000
21Q000
329,000
132,000
88,000
130,000
202,040
357,600
615,496
59Q103
。.
m0
邸劇鵬騨
2
岬圏脚mW鄭
202.000
311,000 150,325
287,000
36.520
289,000
25,000
317,000
87,280
302,000 197,941
225,000
332000
点を小児科中
いたが,1999年 の感染症法施行以降,定
か ら,わ ずかながら患者
心あ医療機関 に変更 したこと
れる。水痘 は年別 に患者報告数
報告数の増加が認 めら
と同様 に小児人口の
の増減 はあるものの,突 発性発疹
向にあり,感 染症法
減少 とともに患者報 告数 は減少傾
している。また,水 痘 は
施行以降 に患者報告数が増加
の患者数が報告されてい る。│
毎年,突 発性発疹 の約 2倍
25週 頃か ら減少 し,第
週別 患者報告数 は,毎 年 ,第
45週 頃から増加する としさ
36∼ 38週 頃が最も少な く,第
にみると (3ペ ー
う一定の傾向が認められる。地域別
2峰性 の流行パ ター
ジ図 4),北 海道 `東 北・ 北陸では
においては,ピ ー
ンを示すのに対 し,関 東 以南 の地域
の流行パターン
クがはっきりしないなあるいは1雌
1峰 性 でかつ患者 が多 い時
を示 したo九 州・ 沖縄 では
の差が他 の地域 に比 して大 き
期 と少 ない時期の報 告数
か った。
の地方衛 生
vzV検 出数 :1982年 1月 ∼2004年 10月
で あつ
は737例
VZV検 出報 告
研究所 (地 研 )か らの
水痘 は病原体 サ ー
た (2004年 10月 25日 現在報 告数 )。
研 か らの報
ベ イ ランスの対 象 になって い な いため,地
ン導入前
ワクチ
による。水痘
告 は研究 レベ ルでの検査
が あつたが ,そ の後減
は年間 50∼ 100前 後 の分 離報 告
11例 に とどま つてお り,検 出
少 し,最 近 で は年間 6∼
方法 も PCRが ほ とん どである。
けて高橋 らに よつて開発
水痘 ワクチ ン :世 界 に先駆
ンは (本 号 3ベ ー ジ参 照 ),世
され た岡株 水痘 ワクチ
よつて安全 性 ,有 効性 ともに
界保 健機 関 (WHO)に
ンで あ る と認 め られ ,多
もつ とも望 ま しい水痘 ワクチ
され て い る (本 号 13
くの国 で 1歳 以上 の小児 に接種
る ことは その
ベージ参照 )。 自然 罹患 の水痘 を予防 す
想 され る。
ことが予
させ る
後 の帯状疱疹 の発生率 を減少
ンの適用 が拡大 され,水 痘特異
さらに2004年 にワクチ
齢者 の帯状疱疹
り
的細胞性免疫 を高 める こ とによ ,高
てい る。 ワクチ ン 1回
の予防 に用 い る ことも期待 され
康小児で95%以 上 )自 血病
接種後 の抗体陽転率 は,健
ワクチ ンの有効率 につい
患児で90%以 上 と高 く,水 痘
等度 お よび重症
ては,軽 症 まで合 める と80∼ 85%,中
い
る
て
(本 号 3● ― ジ参
者 でみ ると95∼ 100%と され
ラチ ンが含有 されて いた
照)。 接種後 の副反応 は,ゼ
たが ,除 去後 は極 めて
頃 はア レルギー反応 が散見 され
した場 合 ,接 種 2∼ 3週
に
稀 で ある。免疫不全者 接種
が ある。 すべ ての子供 に予
間後 に水疱 が出現 す る場合
時 点 で米国以外 に
防接種 を推奨 してい る国 は,2004年
…6-
痘 ワクチ
る (本 号 5ベ ージ参照)。 一方,わ が国の水
とし
ン生産量は表 1に 示すとおり,1987年 に任意接種
間約
より
年
て 1歳 以上にワクチンが導入された当初
の約 1/4で
30万 人分であり,麻 疹 ワクチン生産量
20∼
る (本 号 5
ある。接種率 は25∼ 30%程 度 と考 えられ
ページ参照)。
では,保 育園
現在 の問題点 :堺 市 と金沢市での調査
と低 く,ひ とたび
児 における接種率 は 7.6∼ 13%程 度
ン
を受 ける年齢 に
集国内で患者が出る と,ワ クチ 接種
模 な園内流行
達 していない 0歳 児 クラスを含めた大規
ージ参照)。 保育園欠
に繋がつてい る (本 号 7∼ 10ベ
が仕事 を休 んで看護
席 の平均 日数 は約 1週 間,保 護者
いる (本 号 9ペ ー
にあたることによる負担が示 されて
づ くと,直 接医
ジ参照)。 島根県出雲市 での調査 に基
の総額
(疾 病負担)は
療費 と家族看護 に関す る費用
とす ると,全 国でおよ
日本全体 の年間患者数 を34万 人
に係 る疾病負
そ439億 円 と推定 され,2003年 度 の麻疹
ージ参照
)。 疾病負担
担 の約 5倍 であつた (本 号 14ペ
めた
れらを合
の約 8割 は家族看護 の費用であるが,こ
に関する費用の比率 は,平
罹 患に伴 う費用/予 防接種
G
,
号14ペ ージ参
均4.4∼ 5.9と 高い数値を示 している (本
こつており,成 人
照).水 痘患者の院内発生は毎年起
11ペ ージ参照),
の抗体保有 率 は約 95%と 高 いが (本 号
の影響 は大 きい。院
医療 従事者 が感受性 者 で あ る場合
と費用 ,免 疫不 全者
内発生時 の感染対策 に要す る労 力
える と,医 療従
を考
の影響
に二次感染が起 こつた場合
である (本 号 11ペ ー
事者 に対するワクチン接種 も重要
ジ
`参照)。
ワクチ ン接種率
今後 の対策 :現 在のわが国 における
国約3,000の 小
は流行を抑制するには不十分であり,全
も毎年 20万 人 を超 え
児科定点か らの患者報告 だけで
々において
ている。既 に定期接種 に導入 されている国
て いることに加 え,今
重症例 の著明な減少が報告 され
も欧州 に
年,米 国 と欧州の研究者 の組織 Euro Varで
まった ことは
おける定期接種化 にむけた合意が まと
と考 える。医療
今後 わが国の対策 を考 える上でも重要
在 の流行規模 の大き
経済学的効果 も示 されてお り,現
クチ ン接種率 を上
さ,重 症例 の実態 を考慮す ると,ワ
か し,接 種率が不十分
昇 させ ることが必要 である。 し
い接種率 を
め
である と患者年齢 の上昇 に繋が るた ,高
い免疫抑制
に伴
達成す る必要がある。移植医療 の進歩
己免疫疾 患等 の
剤投与中の患者が増加 し,腎 疾患や自
いる患者 も少な く
治療 にステロイ ド剤 の投与を受 けて
ることができ
ン
ない。基礎疾患のためにワクチ を受け
ものを抑制す る
ない者の水痘罹 患予防 には,流 行 その
の向上が求 められる。
以外方法はなく:ワ クチ ン接種率
,
○
ISSN 0915-5813
9(No.319)
2006年 9月 発行
Vol。 27 No。
症
所局課
究康
症省染
研健
核
染働感
感労
国厚結
立生
http:,/idsc.nih.go.jp /iasr /index-j.html
Te1 03(5285)1ln Fax 03(5285)l177
E― mail iasr― cOnih.go.jp
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事務局 感染研 感染症 情報 セ ン ター
〒162‐ 8640新 宿区戸山1-23-1
鱗
によって報
本誌に掲載された統計資料は,1)r感 染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律Jに 基づ く感染症発生動向調査
に由来する。データは次の諸機関の協力によ
に関す_│デ ー.2_・ 2と
および
体検出
告された,患 者発生
病辱
すに図
国
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,感 染性腸炎研究会。
5桑 浜ぎお17孫 憂所,地 方衛生研究所 ,厚 生労働省食品安全部,検 疫所
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<特 集 >B型 肝炎 2006年 7月 現在
図 1.診 断月別l急 性B型 肝炎患者報告数,2002年 1月 ∼2006年 7月
〔I
報
告
推定感染地
明
E〕 不
%国 外
■ 曰内
30
25
致 20
15
1
4
7
10
1
4
7
I
10
4 7Fl
I
a)O6
2004
(感 染症発生動向調査
+
:2006年 8月 ‖ 日現在報告飲)
HBV持 続感染者 か ら発症 した急性 増悪 ,ま た慢性肝
gO.jp/bunya/kenkOu/kekkaku‐ kansenshou l 1/01‐
05‐ 02.html参 照)。 HBV感 染 の一次 スクリーニング
法 としては HBs抗 原 の検出が広 く用 い られて いる.
HBs抗 原測定法 には,凝 集法,イ ムノクロマ ト法,EIA
炎 な どが あ る。持続 感 染者 の うち 10∼ 15%が 慢性 肝
癌 )を 発症 す る.成 人で
疾患 (慢 性肝炎,肝 硬変
(Enzymelmmuno Assay)/CLIA(Chemiluminescelt
lmmuno Assay)/CLEIAIChemiluminescent Enzyme
の初感染 の場合 ,多 くは一過性 の感染で 自覚症状 がな
い まま治癒 し,20∼ 30%の 感染者が急性肝炎 を発症 す
る。 この場合 ,稀 に劇症化 す る場 合 が あ る.HBVは
lmmuno Assay)法 があるが ,測 定原理 の違いにより
検出感度が異なることか ら,検 査目的 に応 した検査方
B型 肝炎 は,ヘ パ ドナ ウイルス科 (Httα ど屁αυJ減 ね a)
に属す る B型 肝炎 ウイルス (HBV)の 感 染 に起 因す
る。Ё型肝炎 には,初 感染 によって発症 した急性肝炎
,
一
t
`肝
法および試薬を選択することが必要である
ジ参照)。
,
主 として HBV感 染者 の血 液 を介 して感染す る。 また
精液な どの体液を介 して感染す るこ ともある。
(本 号 5ペ ー
年別および月別発生状況 :2002年 以降,急 性 B型 肝
炎 と診断され報告され た患者数は,2002年 333例 ,2003
現在 ,HBVは 8種 類 の遺伝子型 (A∼ H型 )に 分類
されて い るが,こ の選伝子型 には地域特異性 があ るこ
と,ま た慢性化率な ど臨床経過 に違 いが ある ことが知
年 244例 ,2004年 243例 !2005年 208例 ,2006年 1∼ 7
月107例 である。 1999年 は約500例 ,2000年 は約400例
2001年 は約 300例 であ り (lASR 23:163-164,2002
参照),2003年 まで減少傾向が認 められたが,そ れ以
降はほぼ横 ばいに転 じている。月別の報告数に一定の
傾向は認められず,季 節変動 は大 きくない (図 1)。
:
られてい る。欧米型 で あ り,他 に比 べ慢性化 しやす い
遺伝子型 Aの 感染者 が近年 わが国で も増加 して い る
ことは注視すべ き傾 向である (本 号 3ベ ー ジ &7ペ ー
ジ参照)。
2003年 H月 の感染症 法 の改正 に伴 い,急 性 B型 肝
推定感染地 :2002年 ∼2006年 7月 に診断された1,135
例 のうち国内感染例が983例 (87%)で あり,各 年 と
も大多数は国内感染例 である。国外感染例 も85例 (7
炎 は,感 染症発生動 向調査 におけ る全数把握 の 5類 感
染症 であ る 「ウイル ス性肝 炎 (E型 肝炎及 び A型 肝
炎 を除 く)」 に分類 された。診断 した医師 は,7日 以
%)報 告されている
(図 1).
2006年 4月 改正前 の患者届出票では国内の感染地
域 は報告されて いな いため,国 内例の都道府県別報告
(2ペ ージにつづ く)
1(21つ
内の届出が義務付 け られてい る。2006年 4月 に,届 出
基準 と届出票 が改正 されて い る (http:〃 www.mhlw.
-7-
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