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創立 78 周年記念例会
創立 78 周年記念例会 2014 年 2 月 13 日 平成 26 年 2 月 4 日(火)、グランドホテル浜松 創立 78 周年記念例会が開催されました。 司 会 鶴の間にて、浜松ロータリークラブ 平尾 竜太 クラブ奉仕委員長 会 長 挨 拶 阿部 俊一 会長 本日は、浜松ロータリークラブ創立 78 周年記念 祝賀会を開催しましたところ、原田アシスタントガ バナーにおかれましては、お忙しい中をお越し下さ いまして、ありがとうございます。 私は、今年度の会長としてのテーマを「ロータリ ーを知り、ロータリーを知らせよう」と致しました。 私自身が、「ロータリアンってどんな人?」「ロー タリーって何?」「どんなことする組織なの?」と いった問いに、答えることができなかったからです。 いろいろと資料を見ていく中で、今年の事業計画書 巻頭に掲載した「ロータリーの基本理念」「戦略計画」「中核的価値観」にその答えがあ ることに気づきました。これらにより、ロータリアンとは「地域の人々の生活を改善した いという情熱を社会に役立つ活動に注いでいる献身的な人々」で、ロータリーは、その「世 界的ネットワーク」であり、その活動とは「中核的価値観」を行動規範としながら「戦略 計画」を優先的に実行していくことということが、わかりました。 その上で、なお、私が「なぜ?」と思うことがあります。 大変子供じみた疑問かもしれませんが、まず一つは、ロータリーという組織が、1905 年、 今から 109 年前にたった 4 人で始まったにもかかわらず、今では世界各国に 120 万人余の 会員を擁する組織になっていることです。いくら気の合った 4 人組でも、ただ仲良しの親 睦の会であれば、100 年以上も続かないでしょうし、会員がそんなに増えていくこともなか ったと思います。禁酒法の時代、シカゴは無法の街だったイメージがありますが、その時 ロータリーはどうしていたのでしょう。親睦以外に何かがあったから、様々な時代の苦難 を乗り越えて、それだけ多くの人々の共感を得て、大きく発展してきたのだと思います。 その「何か」とは、どんなことなのか。 そして、浜松 RC の各周年記念誌を拝見しますと、日本では、シカゴでのロータリー創立 から 15 年後に東京 RC ができ、その 16 年後の 1936 年(昭和 11 年)2 月 4 日に、20 人の 錚々たるチャーターメンバーによって、我が浜松 RC が創立されました。創立から程なく、 日本が戦争を拡大する中で、日本のロータリーは様々な干渉を受け、やむなく解散してい きました。昭和 15 年 4 月には、静岡 RC が、5 月から 6 月には東京 RC、大阪 RC が相次 いで解散しました。その中で、我が浜松 RC は、翌 16 年 8 月まで活動を続け、やむなく解 散した後も、 「火曜会」と名を変えて、なんと終戦のわずか 7 か月前の昭和 20 年 1 月まで、 毎週火曜日に集まって活動を続けたとあります。確かに当時のメンバーは、地元のみなら ず全国的にも有力な方々で、人格的にも素晴らしい方々ばかりだったようですが、それに しても、そこまでロータリーを続ける原動力になったのは、「何」だったのか。これが、 私のもう一つの疑問です。 私は、まだこれらの答えを見つけていません。しかし、この答えが、これからのロータ リーを支えていくものになるような気がしています。 私が幹事を務めた時、岡本会長は、「温故知新」をテーマとされました。故きを温ねて 新しきを知る、ロータリーは築いてきた伝統を常に反芻し、その中から未来へつながる革 新を生み出し続ける必要がある、まさにその通りだと感じております。 浜松 RC は、今年創立 78 周年を迎えましたが、79 周年を伊藤哲夫さんが、80 周年を村 松尋代さんが、それぞれのロータリーへの思いを胸に、素晴らしい歴史を刻まれて行くこ とでしょう。そして、時代とともに常に新しく充実したクラブであり続けながら、創立 100 年へと歩み続けることと思います。 本日は、皆様にクラブ創立を祝うひと時を過ごして頂くために、ささやかですが、担当 者一同、心を込めて準備致しました。お楽しみ頂ければ幸いです。 来賓 ご挨拶 原田 道子 静岡第 7 分区アシスタントガバナー 皆様、こんばんは。本日は、創立 78 周年記念例 会にお招き頂き、ありがとうございます。今日ここ に伺って、一番最初に感じたことは、“違和感”で した。これは 78 年と言う“重み”ではないかと思 います。私の所属するパワー浜松 RC は、創立して まだ 10 歳ちょっとですので、ますますお元気な 78 歳の浜松 RC は“さすがに少し違うな”と感じたの だと思います。 パワー浜松 RC では、例会に奥様やご家族が参加 することはほとんどありません。奥様がドレスアッ プして参加なさり、そして、奥様同士が親しくしていらっしゃる様子を拝見して、少し羨 ましく感じました。これが、浜松 RC の良さだと思いました。阿部会長の今年のテーマ「ロ ータリーを知り、ロータリーを知らせよう」を実践して、先ず一番身近な奥様にロータリ ーを理解して頂いているのだと思います。 浜松 RC には、交換学生の Suzi がいらっしゃいます。パワー浜松 RC にも Marine が来 ています。今朝、Marine がたどたどしい日本語で、「私、ロータリー大好き」と言ってく れました。つい、私も「私もロータリー大好き」と言ってしまいました。たぶん、皆様も 「ロータリー大好き」だから、ここにいらっしゃるのではないかと思います。 ロータリーでは、失敗は許されるという訳はありませんが、ロータリーで失敗したものは、 すべてが自分の身になり、肥やしになり、夢に近づくためのパワー(力)になると思って います。私は、たくさん失敗しても、アシスタントガバナーを務めることによって、少し でも自分自身、そして皆様に、何か良い提案や機会を与えることができたらうれしいと思 っています。 本日は 78 周年記念、おめでとうございます。そして、80 周年を期待しています。ありが とうございました。 祝 賀 乾 杯 中野 哲男 今日は、暦の上では立春です。東京では雪が舞っ ているということですが、春は一歩一歩近づいて参 ります。素晴らしい阿部会長のお話がございました。 このお話を私は待っておりました。あと半年ござい ます。ぜひ締めくくりをしっかりして、次の伊藤会 長エレクトにバトンタッチをして頂きたいと思い ます。皆様も健康にはぜひ留意して、締めくくりを しっかりすると言うことを願いまして、乾杯したい と思います。 皆様のご健康、ご多幸を祈念し、Enjoy Rotary! 乾杯! パストガバナー 天野清継 September Steps 《 天野清継 September Steps 》 日本屈指の凄腕ギタリスト天野清継が、ストリングス界の若き精鋭たち、ヴァイオリニ スト真部裕、藤堂昌彦、ヴィオラ生野正樹を率いて“September Steps”として登場! 国境と時代を超えて愛され続けている“スタンダード”日本の心である唱歌・童謡や、海 外民謡でありながら日本の歌として認知されている歌曲などを、アコースティックギター、 2 ヴァイオリン、ヴィオラという、ジャズでもクラシックでも他に類を見ない変則的な弦 楽四重奏でカバー。 真部 裕 Violin/Arrange 生野 正樹 Viola 藤堂 昌彦 Violin 天野 清継 Guitar/Compose/Arrange 演奏曲目 1.シェルブールの雨傘 2.赤とんぼ 3.Danny Boy 4.Spain Encore : Tiger Rag ミシェル・ルグラン 山田 耕作 アイルランド民謡 チック・コリア 中 締 め 伊藤 哲夫 会長エレクト 今日はとても楽しい集いになったと思います。 阿部会長、中野パストガバナーからのお話の中で、 “節気”の話が出ました。小寒、大寒、立春と来て、 3 ヶ月毎に、5 月 5 日が立夏、8 月 7 日が立秋、11 月 7 日が立冬となります。1 年は二十四節ありまし て、最初の大きな節句が立春です。先達の先輩達が、 この立春を機に新しくロータリーを作られたのは、 浜松 RC が新年と同じように新しい時代に向かって 行くという思いで作られたと思います。そんなこと を節気に合わせて思いました。ロータリーファミリ ーと言うのは、ロータリーがあってファミリーがある。ファミリーがあってロータリーが あるとも考えられます。今日、多くの方々と楽しく過ごせた創立記念例会は、とてもあり がたかったと思います。今日の設営、司会をして下さった平尾さん、ありがとうございま した。そして、そのまとめ役をして下さった幹事の佐藤さん、ご苦労さまでした。これで 中締めとさせて頂きます。 手に手つないで 原 道也 音楽監督