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TestComplete

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TestComplete
TestComplete 10 インストール ガイド
エクセルソフト株式会社
Rev: 2 - 2014/4/2 TC10.1
A4 サイズの用紙をお使いの方へ: このドキュメントは US Letter サイズで提供されています。そのまま A4 サイズの用紙に印刷するこ
ともできますが、下の余白が多くなります。ドキュメントのサイズを A4 に変更する手順: 1. Word でページ レイアウトを開き、サイズで
A4 を選択します。2. 目次ページ (目次の任意の場所) に移動して F9 を押し、目次のページ番号を更新します。3. 最後のページ
(索引の任意の場所) に移動して F9 を押し、索引のページ番号を更新します。4. 新しい名前でファイルを保存します。
2
このガイドについて
このガイドについて
このガイドには、TestComplete のインストールとメンテナンスに関するシステム要件、重要な注意事項、操作
手順の説明が含まれています。
著作権情報
© 2014 SmartBear Software. All rights reserved.
すべての SmartBear の製品名は、SmartBear Software の商標または登録商標です。その他記載の商標、
サービス マーク、商品名は各社の商標または登録商標です。
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TestComplete by SmartBear Software
目次
3
目次
インストールの前に ............................................................................................................................................5
インストール時の注意事項 ............................................................................................................................5
インストールの前準備 ....................................................................................................................................5
システム要件 ..............................................................................................................................................6
ユーザー権限 ..........................................................................................................................................11
Android アプリケーション テストの準備 .......................................................................................................11
TestComplete のインストール パッケージの入手 ........................................................................................13
TESTCOMPLETE のインストール ................................................................................................................15
評価版からのアップグレード............................................................................................................................19
TESTCOMPLETE のライセンス ....................................................................................................................20
TestComplete のライセンスについて ...........................................................................................................20
TestComplete ライセンスのアクティベート ...................................................................................................20
Node-Locked (ノードロック) ライセンスのアクティベート ..........................................................................20
Floating User (フローティング ユーザー) ライセンスのアクティベート ...................................................21
自動アクティベート ...................................................................................................................................22
手動アクティベート ...................................................................................................................................23
TESTEXECUTE ライセンスのインストールとアクティベート .........................................................................25
TESTCOMPLETE のメンテナンスとアンインストール ..................................................................................26
TestComplete インストールの変更 ...............................................................................................................26
TestComplete のアップデート ......................................................................................................................26
TestComplete アップデートの確認 ...........................................................................................................27
アップデートのインストール......................................................................................................................27
TestComplete の修復 ...................................................................................................................................27
TestComplete のアンインストール ................................................................................................................28
TestComplete 設定のインポートとエクスポート............................................................................................29
TESTCOMPLETE のサイレント モードによるインストール ..........................................................................31
2 つの方法の違い....................................................................................................................................31
TestComplete をサイレント モードでインストールするための準備 ..........................................................32
InstallShield によるサイレント モードでの TestComplete のインストール ................................................32
特定のコマンドライン引数によるサイレント モードでの TestComplete のインストール...........................33
トラブルシューティング .....................................................................................................................................36
インストールに関する問題 ...........................................................................................................................36
Error 1304. Error writing to file tcWPFHelpers.dll. (tcWPFHelpers.dll ファイルの書き込みエラー)...36
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このガイドについて
4
Error 1320. The specified path is too long C:\ProgramData\Documents\TestComplete 10 Samples (指定
されたパスが長過ぎる) ............................................................................................................................37
ライセンスに関する問題 ...............................................................................................................................38
SMARTBEAR SOFTWARE へのお問い合わせ ........................................................................................39
索引 ..................................................................................................................................................................40
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インストール時の注意事項
5
インストールの前に
インストール時の注意事項
TestComplete をインストールする前に、次の要件が満たされていることを確認してください。

TestComplete をインストールするコンピューターが 6 ページの「システム要件」で説明
されているハードウェア要件とソフトウェア要件を満たしていること。

「ユーザー権限」の説明にあるようにユーザー アカウントに必要な権限があること (11
ページ)。
TestComplete 9 以前のバージョンがインストールされているコンピューターにも TestComplete 10 を正常にイ
ンストールして使用することができます。既存の旧バージョンの TestComplete は TestComplete 10 にアップ
グレードされないことにも注意してください 。以前のバージョンがインストールされている場合には、
TestComplete 10 にアップグレードするか、または共存させるかを検討してください。

以前のバージョンから TestComplete 10 へアップグレードするには、最初に古いバージ
ョンをアンインストールしてください。28 ページの「TestComplete のアンインストー
ル」を参照してください。
古いバージョンをアンインストールする前に、カスタマイズした TestComplete 設定を保存してお
く と 、新し い バ ージョ ンのイ ン ス トール後 に設 定を 復元で きます 。 詳細は 、 29 ペー ジ の
「TestComplete 設定のインポートとエクスポート」を参照してください。

以前のバージョンと TestComplete 10 を共存させる場合には、特にほかの準備は必要あ
りません。
TestComplete 9 で作成されたテスト プロジェクトは、ほとんど変更することなく (あるいはまったく変更せず
に) TestComplete 10 で動作します。TestComplete 8 以前のバージョンで作成されたテストの場合は、移行
処理が必要なことがあります (TestComplete ヘルプの「Migrating Projects Created in Earlier Versions to
TestComplete 10」を参照してください)。ただし、TestComplete 10 で作成または編集されたプロジェクトは旧
バージョンとは互換性がないことに注意してください。
インストールの前準備
このセクションでは、TestComplete を正常にインストールして使用するために必要なハードウェア、ソフトウェ
ア、ユーザー権限を説明します。TestComplete の最新のシステム要件については、Web サイトを参照してく
ださい。
 http://smartbear.com/products/qa-tools/automated-testing/system-requirements/
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インストールの前に
6
システム要件
サポートされる Windows バージョン

Microsoft Windows 8.1 (32 ビット/64 ビット エディションの両方)。

Microsoft Windows 8 (32 ビット/64 ビット エディションの両方)。

Microsoft Windows Server 2012、
Microsoft Windows Server 2012 R2。

Microsoft Windows 7 (32 ビット/64 ビット エディションの両方)。

Microsoft Windows Vista (32 ビット/64 ビット エディションの両方)。

Microsoft Windows Server 2008 (32 ビット/64 ビット エディションの両方)。

Microsoft Windows Server 2008 R2。
(Server Core インストールは WoW64 コンポーネントがインストールされている場合のみサポート
されます。)

Microsoft Windows Server 2003 (32 ビット/64 ビット エディションの両方)。

Microsoft Windows XP 32 ビット エディション Service Pack 3。
Microsoft Windows XP 64 ビット エディション Service Pack 2。

Microsoft Windows Embedded Standard 7 (32 ビット/64 ビット エディションの両方)。

Microsoft Windows Embedded Standard 2009 (Add Hardware Control Panel コンポーネントを
インストール済み)。
ご利用のバージョンの Windows の最新のサービスパックとアップデートを適用することを推奨します。
推奨するシステム要件

64 ビットのオペレーティング システム (Windows 7 以降など)。

Microsoft Internet Explorer 9.0 以降。

インテル Core i5 プロセッサーまたはインテル Core i7 プロセッサー (第 3 世代)。

RAM 6 GB 以上。

1 GB の空きディスク容量(インストール時)、さらにテストの実行時に、一時ファイル
用の空きディスク容量が必要 (下記の「必要な空きディスク容量」を参照してください)。

1280×1024 またはそれ以上の解像度のモニター。

マウスまたはその他のポインティング デバイス。
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インストールの前準備
7
最小システム要件

Microsoft Windows XP Professional 32 ビット エディション Service Pack 3 または
Microsoft Windows XP Professional 64 ビット エディション Service Pack 2。

Microsoft Internet Explorer 7.0 以降。

インテル Core 2 Duo プロセッサー 2 GHz 以上。

RAM 1 GB (Windows XP、Windows Server 2003 の場合)、
RAM 2 GB (その他のオペレーティング システムの場合)。

1 GB の空きディスク容量(インストール時)、さらにテストの実行時に、一時ファイル
用の空きディスク容量が必要 (下記の「必要な空きディスク容量」を参照してください)。

1024×768 またはそれ以上の解像度のモニター。

マウスまたはその他のポインティング デバイス。
必要な空きディスク容量
TestComplete は、テスト実行時に一時ファイルを作成し、使用します。TestComplete が必要とする空きディ
スク容量は、プロジェクトのサイズに依存します。小さなプロジェクトを実行するには、システム ディスク上に
500 MB の空きディスク容量が必要です。大きなプロジェクトを実行するには、1~2 GB の空きディスク容量
が必要になります。
テストを実行する前に、空きディスク容量に注意してください。テスト実行時にシステム ディスクに空き容量
がない場合、TestComplete は誤動作します。たとえば、TestComplete はコマンドへの応答を停止する、テス
ト イベントを生成しない、パネル レイアウトが壊れるなどの可能性があります。
ライセンス
TestComplete のライセンスをアクティベートするには、コンピューターがインターネットに接続されている必
要があります。ライセンスをアクティベートした後は、インターネット接続は必要ありません。
フローティング ユーザー ライセンスで TestComplete を使用するには、ネットワーク接続が必要です。
TestComplete のライセンスおよびアクティベートについての詳細は、『TestComplete 10 ライセンス ガイド』を
参照してください。
仮想マシンでの TestComplete の実行
Microsoft Virtual PC や VMware Workstation などの仮想マシンでは、システム リソースを著しく消費します。
一般的に、仮想マシン上でのアプリケーションの実行は、デスクトップ コンピューター上よりも遅くなります。
同時に 1 台のコンピューター上で実行する仮想マシンが多いほど、動作が遅くなります。仮想マシン上で
TestComplete を使用するには、仮想マシンが適度なパフォーマンスを得るために、推奨システムよりも高い
パフォーマンスのホスト コンピューターを使用してください。
重要: 仮想マシンで TestComplete を使用するには、フローティング ユーザー ライセンスが必要です。詳細
については、『TestComplete 10 ライセンス ガイド』を参照してください。
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インストールの前に
8
その他の要件
TestComplete Platform
Microsoft Visual Studio との統合
TestComplete のテストを Microsoft Visual Studio で作成したテスト プロジェクトから実行するには、Microsoft
Visual Studio Team Suite または Microsoft Visual Studio Team Edition for Software Testers が必要です。
TestComplete は、次のバージョンの Visual Studio をサポートします: 2005、2008、2010、2012 および 2013
Team Suite。
TestComplete の Microsoft Visual Studio Team Foundation Integration パッケージをインストールするには、
Microsoft Visual Studio Team Foundation Server が必要です。TestComplete のインストール プログラムは、
インストールされている Team Foundation Server バージョンを自動的に検出し、対応する統合パッケージを
インストールします。
Microsoft Office Excel データ接続
Microsoft Office Excel 2007 - 2013 ファイルをテストで使用するには、コンピューターに以下のソフトウェアが
インストールされていなければなりません。

Microsoft Office Excel 2007 - 2013

2007、2010 または 2013 Office System ドライバー: データ接続コンポーネント。次の場
所からダウンロードできます。
 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=7554f536-8c28-4598-9b72
-ef94e038c891
ADO サポート
テストで Microsoft Active Data Objects (ADO) を使用するには、Microsoft Data Access Components
(MDAC) ver. 2.1 またはそれ以降がコンピューターにインストールされている必要があります。次の場所から
最新バージョンの MDAC をダウンロードできます。
 http://msdn2.microsoft.com/en-us/data/aa937730.aspx
HP Quality Center 統合
TestComplete Connector for HP Quality Center は、HP Quality Center Connectivity Add-In がコン
ピューターにインストールされている必要があります。このアドインは、Quality Center の Add-ins Page から
ダウンロードできます。
デスクトップ テスト
.NET および WPF アプリケーション テスト
.NET アプリケーションをテストするには、Microsoft .NET Framework v. 2.0、3.0、3.5、4.0、4.5 または 4.5.1
が必要です。
WPF アプリケーション テスト
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インストールの前準備
9
WPF アプリケーションをテストするには、Microsoft .NET Framework v. 3.0、3.5、4.0、4.5、または 4.5.1 が必
要です。
Java アプリケーション テスト
Java アプリケーションをテストするには、Java 実行環境 (JRE) ver. 1.5、6 (1.6) または 7 (1.7) がコンピュー
ターにインストールされている必要があります。TestComplete は、32 ビットおよび 64 ビットの両方の Java
バージョンをサポートします。
Windows ストア アプリケーション テスト
Windows ストア アプリケーションをテストするには、TestComplete を 64 ビット オペレーティング システム上
の次のサブフォルダーにインストールしなければなりません: <Program Files> (または <Program Files
(x86)>) フォルダー。
UI オートメーション テスト
Microsoft UI オートメーション テクノロジを使用してアプリケーションをテストするには、Windows Automation
API 3.0 が必要です。この API は、Windows 7、Windows Server 2008 R2 およびそれ以降のオペレーティン
グ システムにはプリインストールされています。その他のオペレーティング システムでは、Windows のアッ
プデートを使用するか、Microsoft の Web サイトからダウンロードしてインストールできます。
 http://support.microsoft.com/kb/971513
Web テスト
Web ブラウザー
次の Web ブラウザーで Web アプリケーションをテストすることができます。

Internet Explorer ver. 7 - 11 (32 ビットおよび 64 ビット バージョンの両方がサポートされ
ます)

Mozilla Firefox ver. 24 - 26

Google Chrome 32

Opera Software Opera ver. 12.10 - 12.15、17、18 (32 ビットおよび 64 ビット バージョンの
両方がサポートされます)

Apple Safari for Windows ver.5 5.
注意: Firefox および Chrome の最新バージョンは、頻繁にリリースされます。最新
バージョンの Firefox および Chrome のサポートは、パッチとして提供され、
SmartBear の Web サイトからダウンロードできます。
 http://support.smartbear.com/downloads/testcomplete/firefox-patches/
 http://support.smartbear.com/downloads/testcomplete/chrome-patches/
埋め込みの Microsoft WebBrowser コントロールを使用するアプリケーションもサポートされています。
Flash/Flex アプリケーション テスト
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インストールの前に
10
Flash/Flex アプリケーションのテストには、Adobe Flash Player バージョン 10.1.102.64 またはそれ以降がコン
ピューターにインストールされている必要があります。Flash Player の最新バージョンは、次の場所からダウ
ンロードできます。
 http://get.adobe.com/flashplayer/
AIR アプリケーション テスト
AIR アプリケーションをテストするには、コンピューターに Adobe AIR 2 または 3 がインストールされている必
要があります。次の場所から AIR をダウンロードできます。
 http://get.adobe.com/air
また、AIR インストーラー パッケージでインストールされていない AIR アプリケーションを実行するには、
AIR Debug Launcher が必要です。これは、次の場所からダウンロードできる AIR SDK に含まれています。
 http://www.adobe.com/go/air_sdk
Silverlight アプリケーション テスト
Silverlight アプリケーションをテストするには、Silverlight 4 (v. 4.0.50826 から開始) または Silverlight 5 がイ
ンストールされている必要があります。次の場所から最新バージョンの Silverlight をダウンロードできます。
 http://www.microsoft.com/getsilverlight
モバイル Web テスト
モバイル Web アプリケーションをテストするには、Google Chrome 32 がインストールされている必要がありま
す。
WCF サービス テスト
WCF サービスをテストするには、Microsoft .NET Framework 3.5 または 4.0 が必要です。
モバイル テスト
Android テスト

Android アプリケーションをテストするには、コンピューターに以下のソフトウェアがインストールされ
ている必要があります。

Java SE 実行環境 (JRE) ver. 6 または 7。

Android SDK ツール。次の場所から入手できます。
 http://developer.android.com/sdk/index.html

Android デバイスまたはエミュレーターは、少なくとも 512 MB のメモリが必要です。

物理デバイスを使用する場合は、USB ケーブルを使用してコンピューターに接続する必要がありま
す。
iOS テスト

iTunes の最新バージョンがコンピューターにインストールされている必要があります。次の場所から
ダウンロードできます。
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Android アプリケーション テストの準備
11
 http://www.apple.com/itunes

iOS デバイスは、USB ケーブルを使用してコンピューターに接続する必要があります。
ユーザー権限
TestComplete のインストール
TestComplete のインストール、変更、修復、アンインストールには、管理者権限が必要です。対象コン
ピューターには Administrator または Administrators グループのメンバーとしてログインしなければなりませ
ん。
ネットワークから TestComplete をインストールする場合はその共有環境の読み取り/実行権限を持つドメイン
アカウントでログインする必要があります。
TestComplete の使用
Windows Vista、Windows 7、およびそれ以降の Windows バージョンでは、TestComplete の一部の 機能の
使用に管理者権限が必要です。詳細は、TestComplete ヘルプの「Testing Applications With TestComplete
Under Windows Vista and Later Operating Systems」を参照してください。
管理者権限のないアカウントでの TestComplete の使用については、TestComplete ヘルプの「Working
With TestComplete Under a User Account」を参照してください。
Android アプリケーション テストの準備 TestComplete で Android アプリケーションをテ
ストするには、モバイル テストの作成と実行を行うすべてのコンピューターに Java 実行環境と Android SDK
をインストールする必要があります。
重要: TestComplete のインストール ウィザードでは、Android SDK と Java ランタイム モジュールのパスを指
定するように求められます。そのため、TestComplete をインストールする前にこれらをインストールしておくこ
とを推奨します。
Java JRE または JDK のインストール
Java JRE または JDK バージョン 6 または 7 をインストールする必要があります。次の場所からダウンロード
できます。
 http://java.com/en/download/windows_manual.jsp
64 ビット版の Windows では、64 ビットまたは 32 ビットの Java バージョンをインストールできます。一部の
Android SDK パッケージは 32 ビットの Java バージョンでのみ動作するため、64 ビットの Java バージョンを
使用する必要がない場合は、32 ビットの Java バージョンをインストールすることを推奨します。
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インストールの前に
12
Android SDK のダウンロードとインストール
Android SDK の最新バージョンは次の場所からダウンロードできます。
 https://developer.android.com/sdk/index.html
このサイトでは、いくつかの SDK パッケージが提供されています。
Android Development Tools バンドル (デフォルトのダウンロード)
Android アプリケーションの開発に使用される SDK と Eclipse IDE が含まれた .zip ファイルで
す。.zip ファイルをダウンロードして、コンピューター上のフォルダーに展開します。
TestComplete のインストール時に Android SDK のパスを指定するように求められたら、<ADT
bundle>\SDK フォルダーを指定します。
SDK ツール
Eclipse IDE が不要な場合は、SDK のみダウンロードし、インストールすることができます。
注意: コンピューターに Java JRE または JDK がすでにインストールされていなければなりません。
1. 次の SDK ダウンロード ページにアクセスします。
 https://developer.android.com/sdk/index.html
そして、Download for Other Platforms セクションを展開します。
2. SDK Tools セクションから installer_rXX.X-windows.exe ファイルまたは
android-sdk_rXX.X-windows.zip ファイル をダウンロードします。
3. SDK をインストールして、Android SDK Manager を実行します。

.exe 形式のインストール パッケージをダウンロードした場合は、起動してウィザードの指
示に従います。インストール ウィザードの最後のページで、Start SDK Manager を選択
します。インストール ウィザードを閉じると、Android SDK Manager が起動します。
– または –

.zip 形式のパッケージをダウンロードした場合は、コンピューター上のフォルダーに展開
します。そして、<Android SDK>\SDK Manager.exe を起動します。
4. SDK Manager で次の項目を選択します。

Android SDK Platform-tools

Android SDK Build-tools

Google USB Driver (このページにリストされているデバイスでテストを実行する場合:
http://developer.android.com/sdk/win-usb.html)。
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TestComplete のインストール パッケージの入手

13
Android エミュレーターを使用してテストする場合は、次の項目を選択します。


Intel x86 Atom System Image for Android 4.0.3 (API 15) 以降
Intel x86 Emulator Accelerator (HAXM)
5. [Install packages] をクリックし、ライセンス許諾契約に同意して、インストールを続行しま
す。
6. SDK Manager を閉じます。
TestComplete のインストール パッケージの入手
TestComplete インストール ファイルは、SmartBear 社の Web サイトの My SmartBear セクションからダウン
ロードできます。
 https://my.smartbear.com
あなたの SmartBear アカウントにサインインするためのセキュリティ ID とパスワードは、TestComplete の購入
時に指定したメール アドレス宛てに送信されます。メールを受け取っていない、あるいはメールを紛失した
場合は My SmartBear セクションのログイン ページにメール アドレスを入力し、[Resend my login info] を
クリックしてください。
TestComplete のインストール パッケージを入手するには、次のステップに従ってください。

最初に https://my.smartbear.com にアクセスします。
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インストールの前に
14

メール アドレス、セキュリティ ID、パスワードを対応するテキスト ボックスに入力し、
[Login] をクリックします。

次に、[My Products] でダウンロードする TestComplete のバージョンをクリックします。
バージョンの詳細が記載されたページが開きます。

次に、[License Details] セクションに表示されるライセンスの種類とライセンス キー
を作成します。この情報は、TestComplete でライセンスのアクティベート手続きを行う
際に必要です (29 ページの「TestComplete のライセンス」を参照してください)。

[Downloads] セクションのリンクをクリックしてダウンロードを開始します。

ファイルのダウンロードのダイアログで [Save] をクリックし、TestComplete インスト
ール パッケージの保存先を指定します。
TestComplete のフローティング ライセンスを使用する場合は、ライセンス マネージャー (License Manager)
のインストール パッケージもダウンロードする必要があります。ライセンス マネージャーは、社内でフロー
ティング ライセンス サーバーとして使用されているコンピューターにインストールする必要があります。フ
ローティング ライセンスの詳細は、29 ページの「TestComplete のライセンス」を参照してください。
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TestComplete のインストール パッケージの入手
15
TestComplete のインストール
TestComplete をインストールする前に、5 ページのインストールの前にを参照して、コンピューターがハード
ウェア要件とソフトウェア要件を満たしていることを確認します。
TestComplete をインストールするには:

TestComplete を終了します。また、Web ブラウザーや Microsoft Visual Studio、テスト ア
プリケーションなど TestComplete のファイルを使用している可能性があるすべてのア
プリケーションを終了します。

Windows Explorer で TestComplete のインストール パッケージをダブルクリックします。

[Welcome] 画面で [Next] をクリックします。

ライセンス許諾契約をお読みになり、同意される場合は、[I accept the terms of the
license agreement] を選択し、[Next] をクリックします。同意されない場合は、
[Cancel] をクリックしてインストール ウィザードを終了します。

[Select Modules for Installation] 画面で、インストールする 1 つ以上のモジュールを
選択し、[Next] をクリックします。
注意: TestComplete のライセンスにより、インストール可能なモジュールが管理されま
す。たとえば、デスクトップと Web モジュール用のライセンスでは、デスクトッ
プ、Web、または両方のモジュールをインストールできますが、モバイル モ
ジュールはインストールできません。
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TestComplete のインストール
16

ユーザー名と会社名を入力し、TestComplete を使用するユーザー (このユーザーのみ、
またはコンピューター上のすべてのユーザー) を選択します。次に [Next] をクリックし
ます。

TestComplete をインストールするフォルダーを選択し、[Next] をクリックします。
Windows 8 および Windows Server 2012 に関する注意: Windows ストア アプリ
ケーションをテストするには、TestComplete を <Program Files> (または 64 ビット版
の Windows の場合は <Program Files (x86)> ) フォルダー以下のサブフォルダー
にインストールする必要があります。

TestComplete のショートカットをインストールする [スタート] メニュー フォルダーを選
択し、[Next] をクリックします。

[Select Features] 画面で、TestComplete ヘルプ ファイル、サンプル テスト プロジェク
ト、Microsoft Visual Studio との統合をインストールするかどうかを選択します。次に
[Next] をクリックします。
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TestComplete のインストール パッケージの入手

17
モバイル モジュールのみ: [Install Android Support Extension] 画面で、Android SDK と
Java がインストールされている場所を確認し、[Next] をクリックします。
TestComplete のインストール ウィザードは、コンピューターにインストールされてい
る Android SDK と Java を自動的に検出します。複数の Java バージョンがインストール
されている場合は、異なる Java バージョンを参照して Android テストに使用できます。
Android SDK または Java がまだインストールされていない場合は、インストール ウィ
ザードのリンクをクリックし、ダウンロードとインストールを行います。11 ページの
「Android アプリケーション テストの準備」を参照してください。
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TestComplete のインストール
18

[Start Installation] 画面で、インストール設定を確認し、[Next] をクリックします。

インストールが完了したら、デスクトップ上に TestComplete のショートカットを作成
するかどうかを選択します。[Finish] をクリックします。

TestComplete をインストールしたら、TestComplete のライセンスをアクティベートする
必要があります。詳細は、20 ページの「TestComplete のライセンス」を参照してくださ
い。
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TestComplete のインストール パッケージの入手
19
評価版からのアップグレード
TestComplete の評価版にはインストール後 30 日間使用できる TestComplete の評価版ライセンスが含まれ
ています。TestComplete の評価版は、この期間中に正式ライセンスのアクティベート手続きを行うことにより、
製品版にアップグレードできます。評価期間の終了後、TestComplete を続けて使用するには、正式ライセ
ンスを入手してアクティベート手続きを行う必要があります。注意: 評価版の TestComplete をアンインストー
ルして、Web サイト (https://my.smartbear.com) の My SmartBear セクションから TestComplete のインストー
ル ファイルを入手して再インストールしなおす必要はありません。
TestComplete ライセンスのアクティベート手続きについては、20 ページの「TestComplete のライセンス」を参
照してください。
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TestComplete のライセンス
20
TestComplete のライセンス
TestComplete のライセンスについて
TestComplete には、2 種類のライセンスが用意されています。

Node-Locked (ノードロック) ライセンスは、TestComplete がインストールされたコンピ
ューターに固定され、ライセンスが登録されているシングル ユーザーのみに使用が許
可されます。
Node-Locked (ノードロック) ライセンスは仮想マシンでは使用できません

Floating User (フローティング ユーザー) ライセンスは、同一ネットワーク内のユーザー
グループで共有され、同時に任意の数のユーザーが TestComplete を使用できます。同
時使用ユーザー数は、ライセンスで指定された数を超えることはできません。
ネットワーク内のコンピューター上で Floating User (フローティング ユーザー) ライセンスをアク
ティベートし ます 。このコンピ ューターは、 License Manager PC となり、ネッ トワーク上の
TestComplete ワークステーションからのライセンス リクエストを処理します。Floating User (フロー
ティング ユーザー) ライセンスを TestComplete ワークステーションでアクティベートする必要は
ありません。
ライセンスの詳細には、名前、会社名、メール アドレス、ライセンス キーが含まれます。Web ページの My
SmartBear セクションの TestComplete 10 の製品ページを参照してください。
 https://my.smartbear.com
TestComplete のライセンスの詳細は、『TestComplete 10 ライセンス ガイド』を参照してください。
TestComplete ライセンスのアクティベート
TestComplete の初回起動時に使用するライセンスを指定するよう求められます。必要に応じて、ライセンス
の種類をいつでも変更できます。
Node-Locked (ノードロック) ライセンスのアクティベート処理は、Floating User (フローティング ユーザー) ライ
センスとは少し異なります。
Node-Locked (ノードロック) ライセンスのアクティベート
Node-Locked (ノードロック) ライセンスを TestComplete でアクティベートするには、次のステップに従いま
す。
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TestComplete ライセンスのアクティベート

21
TestComplete を起動します。
ローカル コンピューターおよびネットワーク内でアクティベートするライセンスを検索します。
TestComplete はアクティベートするライセンスを検出できない場合、メッセージ ボックスにその
旨表示します。このメッセージ ボックスの [Activate] をクリックします。これにより [License
Activation] ウィザードが起動します。

ウィザードの最初のページで、アクティベートの方法を選択する必要があります :
automatic (自動) または manual (手動)。簡単な自動アクティベートを選択することを推
奨します。自動アクティベートは、コンピューターがインターネットに接続されてい
る必要があります。コンピューターがインターネットに接続されていない場合は、手
動アクティベートを選択してください。
選択したアクティベートの方法によって次のアクションが異なります。詳細な情報は、「自動アクティベート」
(ページ 22) と「手動アクティベート」 (ページ 23) を参照してください。
Floating User (フローティング ユーザー) ライセンスのアクティベート
TestComplete の Floating User (フローティング ユーザー) ライセンスの使用には、次の要件があります。

ネットワーク上の 1 台のコンピューターに特別な License Manager ユーティリティ
SmartBear License Manager をインストールし、このコンピューターでライセンスをアク
ティベートするためにユーティリティを使用します。このコンピューターは、License
Manager PC となり、ライセンスの利用を管理します。
注意:
Floating User (フローティング ユーザー) ライセンスをアクティベートするために、
License Manager PC に TestComplete をインストールすることもできます。しかし、
License Manager PC 上でテストを実行しない場合は、スタンドアロンの License
Manager ユーティリティを使用することを推奨します。

TestComplete を実行するワークステーションで Floating User (フローティング ユーザー)
ライセンスをアクティベートする必要はありません。これらのワークステーションで
TestComplete を起動すると、アクティブな License Manager を自動的に検索し、実行す
るための許可をリクエストします。

TestComplete を実行するワークステーションは、ライセンスをチェックするために
License Manager PC にネットワーク接続されていなければなりません。
License Manager PC の選択
License Manager のフットプリントは小さいため、実行には特定のハードウェアやソフトウェアは必要ありませ
ん。License Manager をインストール/実行するコンピューターのシステム要件は以下のとおりです。

物理マシンであること (仮想マシンではないこと)。

ローカル ネットワーク接続があること。

ワークステーションで TestComplete を実行する際に、常に稼動していること。
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TestComplete のライセンス
22
一般に License Manager はネットワーク内の専用のサーバーにインストールされます。ただし、必要に応じ
て TestComplete がインストールされたコンピューターにインストールすることも可能です。
License Manager PC の設定
License Manager ユーティリティをインストールし、Floating User (フローティング ユーザー) ライセンスをアク
ティベートするには、次のステップに従ってください。

Web サイトの My SmartBear セクションから License Manager インストール ファイルをダウンロー
ドします。詳細は、11 ページの「TestComplete のインストール パッケージの入手」を参照してく
ださい。

License Manager PC となるネットワーク コンピューターを選択します。

License Manager PC に License Manager ユーティリティをインストールします。

デスクトップの [スタート] ボタン(または Windows ボタン) をクリックし、[すべてのプログラム] [SmartBear] - [License Manager] - [License Activation Wizard] をメニューから選択しま
す。これにより [License Activation] ウィザードが開きます。

ウィザードの最初のページで、アクティベートの方法を選択する必要があります: automatic (自
動) または manual (手動)。簡単な自動アクティベートを選択することを推奨します。自動アク
ティベートは、コンピューターがインターネットに接続されている必要があります。コンピューター
がインターネットに接続されていない場合は、手動アクティベートを選択してください。
選択したアクティベートの方法によって次のアクションが異なります。詳細な情報は、以下の「自
動アクティベート」と「手動アクティベート」を参照してください。
Floating User (フローティング ユーザー) ライセンスが License Manager PC でアクティベートされると、ネット
ワーク上のほかのコンピューターでこのライセンスを使用して TestComplete を使用できます。
自動アクティベート
Liecnse Activation ウィザードの最初のページで自動アクティベートを選択します。この方法を使用してライ
センスをアクティベートするには、次のステップに従ってください。

License Activation ウィザードの最初のページで [Automatic activation] を選択します。
Windows XP または Windows Server 2003 を使用している場合、[Next] ボタンをクリック
してウィザードの次のページに進みます。

ウィザードの次のページで、アクティベート情報を指定します: ユーザー名、会社名、
メール アドレスおよびライセンス キー。
ライセンス キーは、TestComplete ライセンスをリクエストした後に送付されるメールに記載されて
います。あるいは、Web ページの My SmartBear セクションの TestComplete 10 製品ページで
確認できます。
 https://my.smartbear.com
ユーザー名、会社名、メール アドレスには、あなたのデータまたはライセンス保管者
のデータを入力することができます。あなたのデータを入力することを推奨します。
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TestComplete ライセンスのアクティベート
23
アクティベート用の情報を入力したら、[Next] をクリックします。

ウィザード ページで、プロキシー認証設定を指定できます。これは、プロキシー経由
で Web に接続し、プロキシーが接続の際にユーザー認証を要求する場合に必要です。
ほとんどのプロキシーは認証を要求しないため、通常何も入力する必要はありません。
プロキシーのタイプが不明な場合や指定する証明書がわからない場合は、システム管
理者に確認してください。

プロキシー設定を指定した後で、[Activate] をクリックします。ウィザードがアクティ
ベート要求を SmartBear Web サーバーに送信し、アクティベート データを受信して、
あなたのコンピューター上のライセンスをアクティベートします。

ライセンスが正常にアクティベートされると、ウィザードは最後のページを表示しま
す。そうでない場合は、エラー メッセージと再度アクティベートするように促すメッ
セージが表示されます。
注意:
ライセンスをアクティベートするとき、ウィザードは、ポート 443 を介して、ls1.smartbear.com お
よび ls2.smartbear.com の SmartBear ライセンス認証サイトと接続を確立します。プロキシー
サーバー、ファイアウォール、ウイルス対策ソフトウェア等を使用している場合は、この Web
サイトへのアクセスが許可されないことがあります。この場合、システム管理者に問い合わせ
てプロキシー サーバー、ファイアウォール、ウイルス対策ソフトウェア等で TestComplete が許
可されるようにしてください。
TestComplete ライセンスのアクティべートで問題が発生した場合は、TestComplete の パッ
ケージに含まれている TestComplete 10 ライセンス ガイド で解決策を検索してください。ある
いは、エクセルソフト株式会社までご連絡ください (39 ページの「SmartBear Software」を参
照)。
手動アクティベート
コンピューターが何らかのの理由でインターネットに接続できない場合は、手動アクティベートを選択するこ
とを推奨します。このアクティベート方法は、手動で SmartBear Web サーバーとデータを交換します。その
ため、あなたのコンピューターと SmartBear Web サーバーを仲介する、インターネットに接続された別のコ
ンピューターが必要になります。データをあなたのコンピューターから仲介するコンピューターに送り、その
コンピューターから Web サーバーに送ります。また受信も同様の方法で行います。
Liecnse Activation ウィザードの最初のページで手動アクティベートを選択します。ライセンスをアクティベー
トするには、次のステップに従います。

License Activation ウィザードの最初のページで [Manual activation] を選択します。
Windows XP または Windows Server 2003 を使用している場合、[Next] ボタンをクリック
してウィザードの次のページに進みます。

ウィザードの次のページで手動アクティベートの手順が表示されます。次に [Next] を
クリックします。

ライセンスをアクティベートするには、あなたのコンピューターの情報が必要になり
ます。ウィザードは、自動的にこの情報を収集し、保存するファイル (.c2v) を指定する
ことを促します。ファイル名を入力して、[Next] をクリックし続行します。
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TestComplete のライセンス
24

ここで、このファイルを仲介するコンピューターにコピーする必要があります。

ファイルをコピーした後で、仲介するコンピューター上で、次の URL をブラウザーで開
きます。
 https://my.smartbear.com/manual-license-activation/
ライセンスをアクティベートするための Web ページが開きます。Web ページで、ライセンス キー
と .c2v ファイルの名前を指定します。
ライセンス キーは、TestComplete ライセンスをリクエストした後に送付されるメールに記載されて
います。あるいは、Web ページの My SmartBear セクションの TestComplete 10 製品ページで
確認できます (https://my.smartbear.com)。
ライセンス キーとファイル名を指定した後で、[Send File] をクリックします。これで、ファイルが
SmartBear Web サーバーにアップロードされます。ファイルの転送には時間がかかることがあり
ます。

Web サーバーは、ファイルを処理してあなたのコンピューター用のアクティベート デ
ータを生成します。そして、このアクティベート用データ (ファイル拡張子は、.v2c )
のダウンロード用リンクを表示します。このファイルを仲介するコンピューターにダ
ウンロードします。

仲介するコンピューターから .v2c ファイルをあなたの PC にコピーします。そして、あ
なたのコンピューター上で、License Activation ウィザードの [Next] をクリックします。
エディット ボックスがあるウィザードの次のページが表示されます。

エディット ボックスで .v2c ファイルを指定して、[Activate] をクリックします。ウィ
ザードは、コンピューターにアクティベート用データを保存し、ライセンスをアクテ
ィベートします。
ウィザードは、アクティベートが正常に完了したことを表示するか、問題が発生した場合は、そ
のエラーを表示します。
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TestComplete ライセンスのアクティベート
25
TestExecute ライセンスのインストールとアクティベート
TestExecute は、TestComplete がインストールされていないコンピューターでテストを実行することができるリ
ソース フレンドリーな製品です。TestExecute は、スタンドアロン製品として購入できます。
TestExecute のアクティベート方法は、評価版か製品版かによって異なります。TestExecute のインストールと
アクティベートに関する詳細情報は、『TestExecute 10 インストール ガイド』および『TestExecute 10 ライセン
ス ガイド』を参照してください。以下は、インストールとアクティベートの要点です。

TestExecute は、スタンドアロン製品として購入し、ライセンスを受け取ることができます。

TestExecute を購入すると、そのライセンス キーが送付されます。Web サイトの My SmartBear セク
ションから TestExecute をダウンロードし、このライセンス キーを使ってアクティベートします
(https://my.smartbear.com) 。 詳 細 に つ い て は 、 『 TestExecute 10 イ ン ス ト ー ル ガ イ ド 』 お よ び
『TestExecute 10 ライセンス ガイド』を参照してください。
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TestComplete のメンテナンスとアンインストール
26
TestComplete のメンテナンスとアンインストール
TestComplete のインストール プログラムには、インストールされた TestComplete 機能の追加や削除、または
TestComplete インストールの修復などのメンテナンス タスクが含まれています。[コントロール パネル] からメ
ンテナンス モードでインストール プログラムを実行できます。
TestComplete インストールの変更
TestComplete インストール プログラムでは、必要に応じて TestComplete の機能のインストール/アンインス
トールを行えます。TestComplete のインストールを変更する前に11 ページの ユーザー権限 で説明されて
いるようにユーザー アカウントに管理者権限があることを確認してください。
TestComplete インストールを変更するには:

TestComplete およびテスト アプリケーション、Web ブラウザー、Microsoft Visual Studio
など TestComplete がサポートしている、あるいは統合されるその他のアプリケーショ
ンをすべて閉じます。

Windows Vista、Windows 7、またはそれ以降のオペレーティング システムの場合、[コン
トロール パネル] - [プログラムと機能] アプレットを開きます。
Windows XP、Windows Server 2003 の場合、[コントロール パネル] - [プログラムの追加と削
除] アプレットを開きます。

リ ス ト で SmartBear TestComplete 10 を 選 択 し 、 [ 変 更 ] を ク リ ッ ク し ま す 。
TestComplete のインストール ウィザードが表示されます。

[Welcome] 画面で [Modify] を選択し、[Next] をクリックして処理を続けます。

次に、[Select Features] 画面で、現在インストールされている TestComplete 機能を確
認します。追加する機能をオンにし、削除する機能をオフにします。[Next] をクリッ
クして処理を続けます。

インストールの変更処理が完了するまで待ってから、 [Modify Complete] 画面の
[Finish] をクリックします。
TestComplete のアップデート
最新の向上機能を活用できるように定期的に TestComplete を最新版へアップグレードすることを推奨しま
す。
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TestComplete の修復
27
TestComplete アップデートの確認
デフォルトでは、TestComplete の起動時に自動でアップデートが確認されます。自動アップデート確認機
能が有効なことを確認、あるいは動作を変更するには、次の操作を行います。

TestComplete のメイン メニューで [Tools] - [Options] をクリックします。

次に、[General] - [Show Again Flags] カテゴリをクリックします。

起動時のオプションでアップデートの確認を有効または無効にします。
また、TestComplete のメイン メニューから [Help] - [Check for Updates] をクリックして、アップデートを確
認することもできます。
TestComplete の新しいバージョンが利用可能な場合、このバージョンのリリース ノートの表示とインストール
パッケージのダウンロードが可能な SmartBear の Web サイトへのリンクを含むメッセージ ボックスが表示さ
れます。
アップデートのインストール
アップグレード処理は、アップグレード対象の TestComplete バージョンが現バージョンのアップデートかま
たは新しいメジャー バージョンかにより異なります。

現バージョンのアップデートをインストールする場合は、既存のインストールに上書
きしてインストールできます。インストール プログラムにより、既存の TestComplete
インストールが検出され、必要なファイルが更新されます。この場合、カスタマイズ
された TestComplete の設定とライセンス情報は維持されます。

新しいメジャー バージョンにアップグレードするには、既存のインストールをアンイ
ンストールしてから新しいバージョンをインストールする必要があります。アンイン
ストールの方法については、28 ページの「TestComplete のアンインストール」を参照し
てください。
新しい TestComplete バージョンのインストール方法については、15 ページの「TestComplete のインストー
ル」を参照してください。
TestComplete の修復
TestComplete のインストール プログラムでは、破損や不注意で削除してしまった場合に修復が可能です。
修復処理により、TestComplete インストール、TestComplete 固有のレジストリ キー、ファイルの関連付けなど
からの破損ファイルや削除されたファイルが復元されます。
TestComplete インストールの修復を開始する前に、次の事項を確認してください。

TestComplete を修復するには、11 ページの「ユーザー権限」の説明にあるようにユーザ
ー アカウントに管理者権限が必要です。

修復処理では、TestComplete の設定がデフォルトにリセットされます。カスタマイズ設
定がある場合は、ファイルにエクスポートして、修復後に復元できるようにしてくだ
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TestComplete のメンテナンスとアンインストール
28
さい。詳細は、29 ページの「TestComplete 設定のインポートとエクスポート」を参照し
てください。
TestComplete を修復するには:

TestComplete が実行中の場合はプログラムを終了します。また、Microsoft Visual Studio、
Web ブラウザー、テスト アプリケーションなど TestComplete がサポートしている、あ
るいは統合されるその他のアプリケーションが開いている場合は閉じてください。

Windows Vista、Windows 7、またはそれ以降のオペレーティング システムの場合、[コン
トロール パネル] - [プログラムと機能] アプレットを開きます。
Windows XP、Windows Server 2003 の場合、[コントロール パネル] - [プログラムの追加と削
除] アプレットを開きます。

リ ス ト で SmartBear TestComplete 10 を 選 択 し 、 [ 変 更 ] を ク リ ッ ク し ま す 。
TestComplete のインストール ウィザードが表示されます。

[Welcome] 画面で [Repair] を選択し、[Next] をクリックして処理を続けます。

処理を続けるかどうかを確認するダイアログが表示されたら、[Yes] をクリックしま
す。

修復処理が完了するまで待ってから、[Rpair Complete] 画面の [Finish] をクリックし
ます。
TestComplete のアンインストール
TestComplete をアンインストールする前に、11 ページの「ユーザー権限」の説明にあるようにユーザー アカ
ウントに必要な権限があることを確認してください。
また、TestComplete を別のコンピューターに移行する場合には、次の事項を考慮してください。

Node-Locked User (ノードロック ユーザー) ライセンスの場合、TestComplete をアンイン
ストールする前にライセンスのアクティベートを解除します 。詳細に関しては、
『TestComplete 10 ライセンス ガイド』の「Deactivating Licenses」を参照してください。
ライセンスのアクティベート解除については、SmartBear 営業窓口までお問い合わせく
ださい。連絡先情報は、39 ページの「SmartBear Software」を参照してください。

TestComplete のカスタマイズ設定をファイルにエクスポートしておくと、設定を新しい
インストールに移行できます。詳細は、29 ページの「TestComplete 設定のインポートと
エクスポート」を参照してください。
TestComplete をアンインストールするには:

TestComplete が実行中の場合はプログラムを終了します。また、Microsoft Visual Studio、
Web ブラウザー、テスト アプリケーションなど TestComplete がサポートしている、あ
るいは統合されるその他のアプリケーションが開いている場合は閉じてください。
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TestComplete 設定のインポートとエクスポート

29
Windows Vista、Windows 7、またはそれ以降のオペレーティング システムの場合、[コン
トロール パネル] - [プログラムと機能] ウィンドウを開きます。
Windows XP、Windows Server 2003 の場合、[コントロール パネル] - [プログラムの追加と削
除] ウィンドウを開きます。

リストで SmartBear TestComplete 10 を選択し、[削除] (または同様の機能) をクリッ
クします。

TestComplete のアンインストール処理を続けるかどうかを確認するダイアログが表示さ
れたら、[Yes] をクリックします。

画面の説明に従って、アンインストール処理を完了します。

[Uninstall Complete] 画面で [Finish] をクリックします。
TestComplete をアンインストールする際、作成したテスト プロジェクトは削除されないことに注意してください。
TestComplete のプロジェクト フォルダーを削除することにより、手動で削除できます。デフォルト フォルダー
の場所は次のとおりです。

<SystemDrive>:\Users\<UserName>\Documents\TestComplete 10 Samples (Windows Vista、
Windows 7 およびそれ以降のオペレーティング システムの場合)

<SystemDrive>:\Documents and Settings\<UserName>\My
Samples (Windows XP、Windows Server 2003 の場合)
Documents\TestComplete
10
TestComplete 設定のインポートとエクスポート
TestComplete の全設定あるいは一部をファイルにエクスポートして、いつでもインポートすることが可能です。
これは、TestComplete の古いバージョンからの移行や、TestComplete を別のコンピューターに移動、または
複数の TestComplete インストールに同じ設定を適用する際に役立ちます。また、これにより TestComplete
のカスタマイズ設定のバックアップも作成できます。
TestComplete 設定をファイルにエクスポートするには:

TestComplete のメイン メニューで [Tools] - [Settings] - [Export Settings] をクリック
します。[Export Settings] ダイアログが表示されます。

保存する設定カテゴリを選択します。

[Settings file name] ボックスで、設定を保存する .acnfg ファイルの保存先と名前を入
力します。保存先を参照するには、省略記号のボタンをクリックします。

次に、[Export] をクリックして、指定したファイルに設定を保存します。
TestComplete 設定をファイルからインポートするには:

TestComplete のメイン メニューで [Tools] - [Settings] - [Import Settings] をクリックし
ます。[Import Settings] ダイアログが表示されます。
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TestComplete のメンテナンスとアンインストール
30

こ の [Import from file] リ ス ト で 、 設 定 が 保 存 さ れ た フ ァ イ ル を 指 定 し ま す 。
リストが空の場合は、[Browse] をクリックして、対象の .acnfg ファイルを開きます。

[Settings available to import] で、現在の設定に適用する設定カテゴリを選択します。
[Check All] ボタンと [Uncheck All] ボタンを使用すると、すべての項目をそれぞれ、
選択、解除できます。

[Import] をクリックして、指定した設定を適用します。
ファイルに含まれていない設定やリストで選択されていない設定はそのままです。
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TestComplete 設定のインポートとエクスポート
31
TestComplete のサイレント モードによるインストール
場合によっては、TestComplete をサイレント モードでインストールする必要があるかもしれません。このモー
ドでは、ユーザーの介入なしにインストールが自動的に行われます。これは、TestComplete のインストール
処理を自動で行う場合や TestComplete をネットワーク内の複数のコンピューターにインストールする際に役
立ちます。
TestComplete をサイレント モードでインストールする方法は 2 つあります。

InstallShield を使用する

特定のコマンドライン引数を使用する
ここでは、これらの方法について詳しく説明します。次のセクションがあります。
 2 つの方法の違い
 TestComplete をサイレント モードでインストールするための準備
 InstallShield によるサイレント モードでの TestComplete のインストール
 特定のコマンドライン引数によるサイレント モードでの TestComplete のインストール
2 つの方法の違い
InstallShield によるサイレント インストールは、バックグラウンドで実行されます - ダイアログ ボックスやウィン
ドウは表示されません。この場合、特別な方法でインストールを実行し、インストール応答ファイルを作成す
る必要があります。このファイルには、サイレント インストール中に使用するインストール先やインストールす
る機能、およびその他の情報が含まれています。このファイルを作成するには、システム要件に記載されて
いるハードウェア要件とソフトウェア要件を満たし、TestComplete がインストールされていないコンピューター
を用意します。環境の違い (Microsoft .NET Framework や Microsoft Visual Studio の有無など) によりイン
ストール可能な機能が異なるため、このコンピューターのソフトウェア構成はサイレント インストールを行うコ
ンピューターと同じでなければなりません。ソフトウェア構成が異なる場合、サイレント インストールは失敗す
る可能性があります。
特定のコマンドライン引数によるサイレント インストールでは、この問題は発生しません。ただし、応答ファイ
ルを使用する方法と比べると、インストールする機能を細かく指定することができません。
デフォルトでは、コマンドライン引数を使用するサイレント インストールは、コンピューターにインストールされ
ているサードパーティのソフトウェアを自動的に確認し、環境でサポートされているすべての機能をインス
トールします。(いくつかのコマンドライン引数では、サンプルなど特定の機能のインストールをスキップする
ことができます。)
この方法で問題となるのは、一部のインストール ウィザード ページが画面に表示されることです (ユーザー
入力が必要なページは表示されませんが、その他のページが表示されます)。さらに、この方法はより複雑
で、ログ ファイルが提供されない、TestComplete を削除してからアップデートしなければならない、といった
いくつかの制限があります。そのため、よく理解していない場合は使用しないことを推奨します。
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TestComplete のサイレント モードによるインストール
32
TestComplete をサイレント モードでインストールするための準備
どちらの方法を使用する場合も、TestComplete をサイレント モードでインストールする前に次の操作を行う
必要があります。
1. TestComplete のインストール パッケージを解凍します。この操作には、RAR の解凍がサポート
されているアーカイブ ソフトウェアが必要です。たとえば、次のようなソフトウェアのいずれかを
使用できます。

WinRAR (商用版、無料評価版あり)、http://www.rarlab.com

UnRAR for Windows (フリーウェア、コマンドライン ユーティリティ)、http://www.rarlab.com

7-Zip (フリーウェア)、http://www.7-zip.org
TestComplete のインストール パッケージを解凍すると、以下のファイルが含まれています。

Data1.cab

ISSetup.dll

Install.exe

Setup.exe

TestComplete.msi
2. ほかのコンピューターがアクセスできるように、これらのファイルをネットワークの共有の場所にコ
ピーします。
InstallShield によるサイレント モードでの TestComplete のインストール
この方法を使用する場合、インストール ウィザードの設定を指定するインストール応答ファイルを作成する
必要があります。そして、インストールするコンピューターに TestComplete のインストール ファイルを展開し、
そのコンピューターでコマンドラインにより応答ファイルを指定してインストールを実行します。
応答ファイルの準備とサイレント インストールの実行には、管理者権限が必要です。
1. サイレント インストール用の応答ファイルの作成
インストール応答ファイルは、TestComplete のインストール ウィザードを応答記録モードで実行して作成し
ます。インストール ウィザードは、各ページで選択された項目を追跡し、応答ファイルに保存します。
インストール用の応答ファイルを作成するには:
1. 前述の方法で TestComplete のインストール パッケージを解凍します。
2. 次のコマンドを実行します。
<path_to_install_files>\Setup.exe /r
注意: パスにスペースが含まれる場合は引用符で囲んでください。
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TestComplete 設定のインポートとエクスポート
33
3. 画面の説明に従って、必要な設定で TestComplete をインストールします。
インストール プログラムは、応答内容をシステム ドライブ上の Windows フォルダー以下の
Setup.iss ファイルに記録します。
4. Setup.iss ファイルを Windows フォルダーから解凍した TestComplete インストール ファイル
(Setup.exe およびその他のファイル) を含むフォルダーに移動します。
2. InstallShield によるサイレント インストールの実行
1. 解凍した TestComplete インストール ファイルとインストール応答ファイル (Setup.iss) をターゲット
コンピューターに展開します。
2. ターゲット コンピューターで次のコマンドを実行します。
<path_to_install_files>\Setup.exe /s
注意: パスにスペースが含まれる場合は引用符で囲んでください。
Setup.iss ファイルの記録中にユーザーが選択したオプションを使用して、インストール プログラムにより
TestComplete がバックグラウンドでインストールされます。インストール オプションの指定を促すダイアログ
ボックスや、進捗状況を示すダイアログ ボックスは表示されません。
3. サイレント インストールの確認
応答ファイルを指定してインストールを実行すると、インストール ウィザードはインストール中に情報、警告、
エラー メッセージを表示しません。インストーラーは、インストール ファイル (Setup.exe およびその他のファイ
ル) が含まれるフォルダーにインストールの状況が書き込まれた Setup.log ファイルを作成します。ログを検
証して、TestComplete が正常にインストールされたかどうかを確認します。
インストールの状況を確認するには、Setup.log ファイルを開き、ResultCode 値を確認します。0 の場合は
インストールが成功したことを示し、その他の値の場合はエラーが発生したことを示します。エラー コードの
詳細なリストは、次の Web ページを参照してください。
 http://kb.flexerasoftware.com/doc/Helpnet/installshield12helplib/SetupLog.htm
特定のコマンドライン引数によるサイレント モードでの TestComplete のインス
トール
この方法を使用する場合、インストール ウィザードはターゲット コンピューターにインストールされている
サードパーティ ソフトウェアを検出して、そのコンピューターで利用可能なすべての機能をインストールしま
す。
特定のコマンドライン引数を使用してインストールを実行するには、管理者権限が必要で
す。
サイレント インストールの実行
1. 前述の方法で TestComplete のインストール パッケージを解凍します。
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TestComplete のサイレント モードによるインストール
34
2. 解凍した TestComplete インストール ファイルをターゲット コンピューターに展開します。
3. ターゲット コンピューターで、/z"-silentmode-other_arguments" コマンドライン引数を使用
してインストールを実行します。例:
<path_to_install_files>\Setup.exe
/z"-silentmode-NoSamples-NoIntegr-Path:D:\Work\Applications"
インストール プログラムは、ユーザーの介入なしに TestComplete をインストールします。
以下は、サポートされているコマンドライン引数の説明です。
サポートされているコマンドライン引数
次のコマンドライン引数を使用して、TestComplete をサイレント モードでインストールできます。
<Setup.exe>
/z"-silentmode[-NoSamples][-NoIntegr][-remove][-Path:destination_folder]"
/z"-silentmode …"
この引数は必ず指定する必要があります。インストール ウィザードにサイレント モードでインストール
を実行するように指示します。ほかの引数はオプションです。
-NoSamples
このコマンドを指定すると、TestComplete の主要機能を示すサンプルがインストールされません。
-NoIntegr
このコマンドを指定すると、TestComplete を Microsoft Visual Studio に統合するのに必要なパッ
ケージがインストールされません。
-remove
このコマンドを指定すると、TestComplete と関連するすべての機能がコンピューターから削除されま
す。
-Path:destination_folder
このコマンドを指定すると、TestComplete が指定したフォルダーにインストールされます。
注意: インストール フォルダーのパスを指定する -Path パラメーターは、必ず指定しなければなり
ません。
サイレント インストールの確認
インストール中にエラーが発生した場合、インストール ウィザードは対応するメッセージを画面に表示し、エ
ラーが発生したことを示します。エラー メッセージが表示されない場合、インストールは正常に完了したこと
を示します。現時点で、インストールが正常に完了したかどうか判断する方法はこれだけです。通知メッ
セージやログは出力されません。
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TestComplete 設定のインポートとエクスポート
35
既知の制限事項

現時点では、インストールが正常に完了したかどうか確認する方法が限られています。
通常、エラー メッセージが表示されなければ、インストールは正常に完了したことを
示します。しかし、予期しないエラーが発生しメッセージが表示されない可能性もあ
ります。

サイレント インストールでは、TestComplete をアップデート モードでインストールす
ることはできません。TestComplete をアップデートするには、現在インストールされて
いる TestComplete のバージョンをアンインストールして、新しいバージョンをインス
トールします。これは、オペレーティング システムの [コントロール パネル] から手動で
行うか、次のコマンドライン引数を使用して行うことができます。
<path_to_install_files>\Setup.exe /z"-silentmode-remove"
注意:

-remove 引数を指定すると、TestComplete がすでにインストールされている場合、ほかのコ
マンドライン引数は無視され TestComplete がアンインストールされます。

TestComplete がインストールされていない場合、-remove 引数は無視され、TestComplete
がインストールされます。

TestComplete をアンインストールするには、現在インストールされている TestComplete バー
ジョンの Setup.exe ファイルを使用する必要があります。
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トラブルシューティング
36
トラブルシューティング
インストールに関する問題
このセクションでは、TestComplete のインストール中に発生する可能性のあるエラーとその解決方法を説明
します。ここに説明されていない問題や提示された解決方法で問題を解決できない場合は、SmartBear の
サポート窓口までお問い合わせください。連絡先の情報は、39 ページの「SmartBear Software」を参照して
ください。
Error 1304. Error writing to file tcWPFHelpers.dll. (tcWPFHelpers.dll ファイ
ルの書き込みエラー)
このエラーは、TestComplete のインストール プログラムが TestComplete の WPF Controls Support プラグイ
ンの一部である tcWPFHelpers.dll アセンブリをコンピューターの Global Assembly Cache (GAC) にインス
トールするのに失敗したときに発生します。次の表は、考えられる原因をまとめたものです。
考えられる原因
解決法
ユ ー ザ ー ア カ ウ ン ト に Global 11ページの ユーザー権限 で説明されているように、Administrator
Assembly Cache (GAC) へのファ アカウントでインストールを実行してください。
イルの書き込み権限がない。
TestComplete をインストールするコンピューターでユーザー アカウ
ントに管理者権限がない場合は、システム管理者にお問い合わせ
ください。
.NET Framework インストールが メンテナンス モードで .NET Framework インストール プログラムを
破損している。
実行し、[修復] オプションで .NET Framework インストール プログ
ラムを修復します。
次の操作を行います。

Windows Vista、Windows 7、またはそれ以降のオペ
レーティング システムの場合、[コントロール パネル] [プログラムと機能] アプレットを開きます。
Windows XP、Windows Server 2003 の場合、[コント
ロール パネル] - [プログラムの追加と削除] アプレット
を開きます。

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リストで .NET Framework を選択し、[変更] をクリックし
ます。.NET Framework のセットアップ プログラムが表
示されます。
TestComplete by SmartBear Software
インストールに関する問題
37

[修復] オプション (または同様のオプション) を選択し
て、[次へ] をクリックします。

画面の説明に従って、修復処理を完了します。
複数のバージョンの .NET Framework がインストールされている場
合は、すべてのバージョンを修復する必要があります。
TestComplete の WPF Controls Support プラグインが不要な場合 (たとえば、WPF アプリケーションをテスト
しないなど) は、インストールから除外します。この場合、TestComplete のインストール時に [Select
Features] 画面で [Extensions] - [Open Applications Support] - [WPF Controls Support] 機能を
オフにします。
Error
1320.
The
specified
path
is
too
long
C:\ProgramData\Documents\TestComplete 10 Samples (指定されたパスが
長過ぎる)
この問題は、コンピューターに Windows 7、Windows Vista、Windows Server 2008 オペレーティング システ
ムが事前にインストールされている (ネットブックなど) 場合に発生します。これは、[共有ドキュメント] フォル
ダーではなく、存在していないディレクトリを解決する <SystemDrive>:\ProgramData\Documents の無効な
ジャンクション ポイントが原因です。ジャンクション ポイントの詳細は、MSDN の記事の「ジャンクション ポイ
ント」を参照してください。
 http://msdn.microsoft.com/en-us/library/bb968829.aspx
ジャンクション ポイントが正しいかどうかを確認するには、次の操作を行います。


管理者権限で、[コマンド プロンプト] を管理者として実行します。
o
[スタート] をクリックして、[検索] ボックスに cmd.exe と入力します。
o
検索結果の cmd.exe を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。
次のコマンドを [コマンド プロンプト] に入力して、Enter を押します。
dir C:\ProgramData /al
(オペレーティング システムが C 以外のドライブにインストールされている場合は、ドライブ名の
アルファベットを変更してください。)


Documents ジャンクション ポイントのパスを確認します。
o
[C:\Users\Public\Documents] の場合 (システム ドライブが C: と仮定)、ジャンクショ
ン ポイントは正しいです。
o
無効なドライブ名、たとえば [S:\Users\Public\Documents] などの場合は、ジャンク
ション ポイントは破損しています。
ジャンクション ポイントを修正するには、[コマンド プロンプト] で次のコマンドを実
行します。
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http://support.smartbear.com/
トラブルシューティング
38
rd C:\ProgramData\Documents
mklink /j C:\ProgramData\Documents C:\Users\Public\Documents
(オペレーティング システムが C 以外のドライブにインストールされている場合は、ドライブ名の
アルファベットを変更してください。)
ジャンクション ポイントの修正後、[Modify] モードで TestComplete インストール プログラムを実行し、サンプ
ル アプリケーションとテスト プロジェクトをインストールします。詳細は、26 ページの「TestComplete インスト
ールの変更」を参照してください。
TestComplete サンプルが不要な場合は、インストールから除外できます。この場合、TestComplete のインス
トール時に [Select Features] 画面で [Samples] 機能をオフにします。
また、オペレーティング システムのインストール時にジャンクション ポイントが正しく設定されていない場合
は、コンピューターの製造元に問い合わせることをお勧めします。
ライセンスに関する問題
ライセンスのアクティベート時に発生する一般的な問題の説明については、『TestComplete 10 ライセンス ガ
イド』を参照してください。
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TestComplete by SmartBear Software
ライセンスに関する問題
39
SmartBear Software へのお問い合わせ
TestComplete のインストールに関する質問、またはインストールやライセンスについての問題に関する質問
は、SmartBear サポート窓口までお問い合わせください。質問は、次の Web サイトから送ることができます。
 http://support.smartbear.com/message/?prod=TestComplete
ライセンスのアクティベート、メンテナンス、アクティベート解除については、SmartBear 営業窓口までお問い
合わせください。

電話: +1 (978) 236-7900

E-mail: [email protected]
SmartBear (SmartBear) のサポート方針については、Support ポータルを参照してください。
 http://support.smartbear.com/
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索引
40
索引
F
か
Floating User (フローティング ユーザー) ライセンス
........................................................................... 20
管理者権限 ............................................................11
さ
L
License Manager ................................................... 21
N
Node-Locked (ノードロック) ライセンス ................. 20
S
SmartBear License Manager ................................. 21
SmartBear 連絡先情報 ......................................... 41
T
TestComplete のアンインストール ......................... 29
TestComplete の機能の追加 ................................ 27
TestComplete の修復 ............................................ 29
TestComplete のメンテナンス................................ 27
修復 ................................................................... 29
設定の保存と復元 ............................................ 31
変更 ................................................................... 27
TestExecute ........................................................... 26
あ
アップデート .......................................................... 28
インストール ....................................................... 28
確認 ................................................................... 28
い
インストール ................................................15, 22, 32
SmartBear License Manager ............................. 22
TestComplete .................................................... 15
TestComplete サイレント.................................... 32
TestComplete の機能 ........................................ 27
TestExecute ....................................................... 26
ライセンス .......................................................... 21
インストール パッケージのダウンロード ................ 14
インストール パッケージの入手 ............................ 14
サイレント インストール ...........................................32
2 つの方法の違い .............................................32
InstallShield を使用する ....................................34
準備....................................................................33
特定のコマンドライン引数を使用する ...............35
削除 .................................................................. 27, 29
TestComplete .....................................................29
TestComplete の機能.........................................27
サポート ..................................................................41
サポートを受ける ....................................................41
し
システム要件 ............................................................6
自動アクティベート .................................................23
手動アクティベート .................................................24
せ
設定 – インポートとエクスポート.............................31
設定のインポート....................................................31
設定のエクスポート ................................................31
設定のバックアップ ................................................31
設定の復元 ............................................................31
設定の保存 ............................................................31
て
テクニカル サポート ...............................................41
デモ版 – 製品版へのアップグレード.....................19
と
トラブルシューティング ...........................................38
ひ
評価版 – 製品版へのアップグレード ....................19
ま
前準備 ......................................................................6
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TestComplete by SmartBear Software
索引
41
TestComplete のインストール .............................. 6
む
無人インストール ................................................... 32
ゆ
ユーザー権限........................................................ 11
ら
TestComplete ライセンスのアクティベート .........20
TestExecute ライセンスのアクティベート............26
概要....................................................................20
ライセンスのアクティベート .............................. 20, 21
Floating User (フローティング ユーザー) ライセン
ス ....................................................................21
Node-Locked (ノードロック) ライセンス ..............21
TestExecute ........................................................26
自動アクティベート.............................................23
手動アクティベート.............................................24
ライセンス .............................................................. 20
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