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平成26年度 第1回 昭島市社会教育委員会議 要点録(PDF:276 KB)
平成26年度 開催日時/会 1 開 第1回 昭島市社会教育委員会議・要点録 場 平成 26 年 4 月 23 日(水)午後7時 00 分~9 時 00 分 市役所 205 会議室 出席者 石原議長、土屋委員、喜多野委員、三田委員、原島委員、長瀨委員、安芸委員 欠席者 瀬戸本委員 事務局 片岡社会教育課長、塩野社会教育係長、来住野社会教育主事 会 <配付資料> 資料 1 平成 26 年度多摩川クリーン作戦実施状況 資料 2 生涯学習援助協力者 資料 3 広報あきしま 4 月 15 日号 資料 4 あきしまの社会教育委員ガイド 登録者募集 ・昭島市月間行事予定表 ・第 27 期 社会教育委員名簿 ・(一社)全国社会教育連合の概要 ・昭島市子ども会ガイド 2 報 告 (1) 平成 26 年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会定期総会について(4/19) 議 長 東京都市町村社会教育委員連絡協議会の総会は、以前は総会の後外部の講師の先生に よる研修会などがあったが、12 月の交流大会にシフトし、今回はいわゆる総会のみだ ったので、ずいぶん簡素化された。出席者の少なさを感じた。昭島市では原島委員が表 彰された。議案はすべて承認された。来賓の方は当日配付された資料の東京都市町村社 会教育委員連絡協議会の「活動報告」に大変感心なさっていた。各市とも全国平均が年 2~3 回という中、年 10~12 回大変数多く委員会を開いており、多摩地区は大変社会教 育に熱心であるとおっしゃっていた。 委 員 年 12 回で活発にやっているのが、市民意識調査の住み続けてみたいという 85%につ ながっているのではと思った。 委 員 社会教育委員としてはじめて出席したわけだが、年 12 回の委員会開催と聞いて誇ら しいような気持になった。がんばっていきたいと思った。 事務局 (2) 事務局 総会も無事終わってよかった。 多摩川クリーン作戦について(4/13) (資料1) 13 日(日)天気にも恵まれた。実施状況は資料のとおり。参加人数もごみの収集量 もトータルでいけば、ほぼ昨年と変わらない。駅の北側にお住まいの 80 名ほどの方が 玉川上水の清掃に参加してくださったと聞いている。 議 長 玉川上水に近いシニアクラブの方が玉川上水の方に参加してくださった。 (3) 生涯学習援助協力者について(資料 2、資料 3) 事務局 お手元のチラシ及び 4 月 15 日号の広報 12 ページの募集の記事をご覧いただきたい。 もともとある制度だが、登録者募集をかけた。何か指導できる経験をお持ちの方に登録 していただいて、市民の方にご紹介する制度。広報に載せてから今現在問い合わせは 7 件。割に若い方にも関心を持っていただいている。チラシ裏面に登録の流れを書いてお り、内容をご理解いただいて登録をお願いしている。どのような講座ができるかなども 登録できるので、ホームページなどに徐々に公開していくことも検討している。 事務局 補足だが今現在登録して活動してくださっている方は、社会教育課の事業「土曜ふれ あい事業」の囲碁教室と陶芸教室。おかげさまで毎年実施できている。これについては こういう方々の応援を頂いてやっている。生涯学習推進計画の見直しを図ったことで、 あまり活用できていなかった制度を見直して委員の皆様に囲碁教室と陶芸教室の他に、 こんなことをやったらどうか、こんなことができるなどあればご意見をいただきたい。 議 長 委員の方でもお心当たりや地域で活動している方にお知らせいただければと思う。 委 員 活用の事例は載せないのか?初めてこういう制度があることを知ったが。 事務局 登録している方がまだあまりいないので、少し増えてきてから活用について広報して いきたい。 委 員 チラシのカテゴリーは、こういう人がいるというものではなく、こういう人を求めて いるというものか。 事務局 今後ホームページなどで公開していくにあたっては分類も必要になるかと思うので、 登録してくださる方と事務局側との内容確認のため参考にするもの。 議 長 今できているのは、囲碁と陶芸程度で、今後もっと協力者を増やして広げたいという ことだ。委員皆様の得意分野などもあてはまるかと思う。 (4) その他 事務局 市制 60 周年ということで、様々な事業を行うことになっており、11 月 1 日には式典 も催される。社会教育課では文化財の事業を 3 事業予定している。1 つめは群馬県立自 然史博物館に保管されているアキシマクジラの骨を全部見せていただくことと学芸員 の先生の講演を聞く講座。7 月 23 日でこれから募集する。全体が見られる機会となっ ている。2 つめは、11 月 3 日、市の指定文化財である江戸時代に書かれた「月廼野露草 雙紙」の女性講談師による講談を東京都指定文化財でもある啓明学園北泉寮をお借りし て行う。3 つめは、平成 25 年度に近代史「拝島村警防団防空記録」を発行したが、平 成 26 年度は近代史の第 2 弾として「青梅鉄道昭島関係資料集」の発行を予定しており、 記念の講演会を行う。 3 議 (1) 議 長 題 第 27 期社会教育委員会議 副議長選出について 現在、副議長が欠員の状態になっているのだが、規定・条例で定められていることは あるか。 事務局 議長・副議長と謳ってはいるが、特に必置ということではない。 議 長 残りの任期半年ということもあるので、このまま不在のままで進めるということでよ ろしいか。 (異議なし) (2) 議 長 昭島市における地域の活性化に向けた社会教育について(資料 3) 前回、資料として配られた「市民意識調査」の内容についていろいろと意見や感想を 出していただき、いい話し合いができた。この意識調査については、今回の資料 4 月 15 日号の広報(P.4~P.5)にダイジェストが掲載されている。これに対して、社会教 育委員としてどういう提言をいけばよいかを話し合っていくことで、今のテーマのまと めに向けた形ができあがっていくのではないかと思うので、この意識調査について本日 も自由な意見をいただきたい。今回「昭島市子ども会ガイド」も配られているが、会議 の中でも子ども会やウィズ・ユースについて大きく取り上げてきたので、これについて も説明いただきたい。 事務局 市では、市内の子ども会に対し、子ども会活動費補助金を交付しており、毎年 4 月に 説明会を開催している。子ども会の役員はほぼ毎年、年度ごとに変わり、厳しい状況に もある。先日 4 月 21 日(月)夜に、子ども会世話人研修会と子ども会活動費補助金説 明会をした際に、出席された方に配付した。内容としては、子ども会とはどういうもの であるか、子ども会の役員を引き受けられた方も、地域にあるウィズ・ユースなどの団 体についてご存じない場合があるので、自治会・PTA・ウィズ・ユースについての説明、 子ども会に関係する書類の提出先がどこか、書類の書き方の基本などをこのような形に まとめた。書類関係で苦労されることもあるようなので、少しでも子ども会活動の手助 けのようなものになればと作成した。この会議の中でも子ども会については取り上げら れたので、参考にしていただきたい。 議 長 この会の中でも子ども会、ウィズ・ユースについて取り上げてきた。かつては、この 社会教育委員会議の中にも子ども会関係者が委員として出席していた。子ども会の活動 が厳しい状況の中、がんばっている地域もあるそうだ。また子ども会の役割をウィズ・ ユースが担っている地域もあるなど、そんな話し合いがなされてきた。それらを思い出 して、これも今回の建議のまとめの参考にできるかと思う。では、市民意識調査に基づ いてご意見をいただきたい。 委 員 意外だと思ったのが「5.地域学習・生涯学習 (1)行っている地域活動」の中で、 「していないが、機会があればしたい」 (33.2%)がこんなにいるのかと思った。アン ケートだからただそう答えたのか真意はわからない。 「(2)地域活動に参加できない 要因」では「参加するきっかけが得られない」というのが 27.3%おり、表に出なくて 思っている方が想像以上に数字的にはいるので、もっと活性化なり、人材バンク的な ものなり、そのような情報を読んでいないのか浸透していないのか。 「機会があればし たい」というが、機会はかなりあることを踏まえると、どうなのか。アンケートの場 合、数字が先行するから答えた人の本心がわかりづらい。 議 長 きっかけや受け皿はけっこうある。あるのだが、知らないのか、違う理由があるのか。 委 員 昭島の印象として、一つのものに対してスポーツでも何でもいいのだが、盛り上がる ものがないのではということがある。一丸となって何かを応援するもの誇れるものが、 ないように思う。共通点があれば、なにか話題ができ、小さな行事への参加につなが っていくのではないか。そういうものがあると、面白いと思う。施設は十分あるので、 みんなで応援できるような共通点があるとよい。 委 員 市民意識調査は、それぞれの項目ごとに数字が提示されているので、例えば「暮らし の満足度」で「まあ満足している」と答えた人が、先ほども出た地域活動に参加して いるのかいないのかがわからない。地域活動などを「していないが、機会があればし たい」という方が「市民活動のために市が力を入れるべきこと」という設問の中で「活 動のための情報提供」と答えた人がいるのかいないのか。 「機会があればしたい」とい う人が、市の情報にあまり敏感ではなくて、せっかく広報が全戸に配付されているの に見ていない人がいると、この数字はどうなのかと思う。市の広報のしかたについて は平成 20 年の答申「生涯学習社会における学習情報の提供のありかたについて」を出 すにあたって話し合った時も、広報は全戸に配付されており、ホームページもかなり 充実しているので、情報提供はかなり進んでいるのではないかという話があった。そ の中で活動のための情報提供にもっと力を入れるべきだというのは、もう少し掘り下 げて、どういう情報を求めているのかを知る必要がある。何年か前にこの意識調査の 対象者にあたり、回答したことがある。非常に内容が大雑把で、もっと掘り下げた部 分を把握していかないと、活用のしようがないのではとその時に思った。備考欄など そこについての自由記述欄などあれば、工夫もできるのではと思う。 議 長 事務局 アンケートは前回と比較してどうかということもあるかと思うが。 クロス集計などは出ていない。お手元の資料は概要版だが、実際の意識調査の報告書 では、年代別などによる集計も出しているが。2 年ごとにやっているが、統計的なもの を見るためにあまり大きく変えてはいない。追加でいくつか入れた質問はある。 委 員 何を知りたいのかが見えてこない。 委 員 個々のことばかりでつながりがわかりづらい。音楽鑑賞、芸術鑑賞についても、機会 があれば鑑賞したいが、どういうふうに知りたいのかというところまで掘り下げて見 ることができないのが残念な気がする。統計という面からみると、こうしたアンケー トになるのだろうと思う。意識調査の中で、スポーツやレクリエーションの頻度で「ほ とんどしていない」という人が 46.9%もいるが、本当にぜんぜんしていないのだろう か。ずいぶん多いと思う。音楽や芸術鑑賞は、本当に好きな人は自ら出かけて行って 素晴らしいものに触れていらっしゃるのだと感じる、機会があればということになる と、そういうセッティングをして案内をするということになるのだろうか。この「鑑 賞したことがある」の 49.5%は芸術祭や芸能祭も含まれているのだろうか。プロの音 楽や芸術を鑑賞するという意味ではないのかもしれない。どの程度のもののことを言 っているのだろうと疑問に思う。 委 員 「していないが機会があればしたい」というのは、本心はどうなのだろう。この数字 より、ほとんど「していないし、今後もするつもりはない」の方にかなり近いのでは ないだろうか。何らかの自分の意思である程度の積極さがないと、なかなかやってい けないのでは。 「活動のための情報提供」と 62.2%の人が言っているが、気力のある人 は、自分で調べて何かをやりだそうとする。あまり携わりたくない、したくないとい う人が多くて、神社のことも、昔は地域のブロックごとで毎年人が変わっていって、 神社の行事をするためのお手伝いをしていただくにあたり、役割があった。今はほと んど高齢化も進んだこともあり、 「やりたくない」人の方が多く、メンバーを集めるこ とが困難になってきている。それを言うと「辞めさせてほしい」と言われたりするの で、次の人に声をかけたりする。仮になった人でも、気が向かないことだと出てこな かったりもする。昔は、世間体もあったのか、たいしたことができなくても出てきて いたように思う。このところそういう意識がある人がだんだん少なくなってきている ように思う。生涯学習ということで、公民館などにもかなりのグループがあって参加 している人たちを見てみると、どこか積極的。参加しようという意識がきちんとある。 誰かが誘ってくれたというよりも、自ら「やってみたい」と意思表示をしている。機 会があればと思っている人は生涯できないのではと思うくらい。社会教育の中でも、 一番難しいのは、そういう人たちまで誘ってやるにはどうしようかと、この場で議論 しているが、非常に悲観的な部分も多い。なにしろ、面倒くさいことは嫌だ、とか、 何か一つのイベントをやるにしても、みんなで作り上げていくようなものがあればよ いが、昭島も祭りを全体でやるということはなかったが、郷土芸能祭りなどやり始め てはいるが、あまり盛り上がらない。岸和田のだんじり、博多どんたくや、長崎くん ちなど、地域全体があの祭りをやるために1年間という時間もお金もかけて、市民の ほとんどの方が意識しているという、そういったものは昭島にはない。地域を挙げて というのは、拝島の榊祭り。あれは、拝島の地域自体がそういう場所で、住民の人た ちの「参加しよう」という意識が高く、地域ごとの祭はあるが、そこまで住民が全員 そういう気持ちで参加していくというまではいっていない。そういう意味では、誰も がその祭りを期待しているというような、今年も参加したいという意識は、そういう 行事がないからなのか、薄いと思う。 委 員 この意識調査、アンケートの項目をあまり変えないという話が先ほど出たが、されど、 何のためにこの意識調査は行っているのか。少し考えたが、市が「元気都市あきしま」 を大きな目標として掲げていて、あらゆる分野で取り組まれているとしたら、 「元気都 市あきしま」になるために意識調査も活用していかなくてはならないと感じる。では、 「元気都市」の「元気」、いろいろな元気があるが、スポーツに関わること、健康にか かわることだけでなく、対外的にアピールしていくということも昭島を元気にしてい く。それから、世代を超えてふれあうということも、心が元気になる。その元気を具 体的に一つ一つ満点に近づけていくと、意識調査の結果を分析しながら取り組めば、 そして変われば、3年後、5年後の意識調査の結果もおのずと変わってくるのではな いか。前任校の地域では、地域の方がことのほか中学生を頼りにしている。特に高齢 者については、中学生の力を防災にしてもいろいろな面でも頼りにしている。このふ れあう場面が膨らめば膨らむほど、元気になっていくのでは。ひとつの元気。いろい ろな元気が大きく集まれば、昭島はもっと魅力的なまちになっていく。それから聞こ えてきたのは、お祭りの話があったが、昭島でも線路の北の地域は歴史が浅い。開発 で生まれた土地柄で暮らしている方々は、線路の南側の地域、歴史の重さをものすご く感じるそうだ。だから、私たちも頑張らなければとお祭にも取り組まれているが、 線路の南側のあの長い歴史はうらやましいとおっしゃる。何かそういった気持の中か ら、新たな素晴らしいものが生まれていくのだろうと感じている。何か、というもの が何か一つでも見つかればと思う。 議 長 この委員会の中でも話題に出したが、昨年行ったつつじが丘地域の大きな防災訓練に、 瑞雲中の生徒が全員参加した。あの防災訓練は非常に画期的なこととして捉えている。 あの防災訓練について、ご感想なりあればお願いしたい。 委 員 数年前に合同防災訓練で、瑞雲中学校の校庭に地域の方が 1,500 人ほど集まった。そ の様子を見て、その中に中学生はいないが、1,500 人が並んだ姿に圧倒された。ここに 中学生がいれば、どんなに学校も心強くなれるかと思い、地域の方にご相談して仲間 入りをさせていただいた。地域の方が計画し、学校側はほとんどお任せし、中学生を 動かしてくださった。しかし、地域の方からの声は「ありがたかった。 」ということだ った。中学生は誰かに頼りにされたときに、こよなく地域を愛したり、地域の中に自 分の居場所が生まれると思い、この取り組みに参加させていただいた。5 年後、10 年 後、20 年後、目の前の子どもたちが大人になった時に、この経験が大きな力になって として社会人としてともに手を携えてそれが生まれるなと思ってそれを信じ、地域の 方にご協力いただいて行った。新しい場所でも、地域の方々のお力を借りて、何かに 中学生を頼りにしてもらって、動かせたい。それが中学生にとって、貴重な大きな力 になると思っている。 議 長 防災に関しては、平日の昼間に起きた時に大人は働きに行っていていない、高校生、 大学生は地元にはいない。いるのは、小学生、中学生、子ども、高齢者。一番頼りに なるのは中学生なのでは。地域の立場からすると、そのためにも中学校も一緒に防災 訓練に取り組みたいと思っていた。いい取り組みができたと思っている。こういった ものが全市的に広がってくれるといいかと思う。 (3) 議 長 事務局 社会教育委員リーフレット作成について(資料 4) 事務局の方で準備していただいたものについて説明をお願いしたい。 今期は 9 月 30 日で任期が終わり、次期からは公募の市民も委員として加わってくだ さることになるが、これまでもいろいろな研修会などに参加された中でも、「社会教育 委員とはいったい何をするのか。」という声を聞くとお話に出る。多少なりとも、どう いうものなのかわかるようにリーフレットを作成してはという話で、たたき台を作って みた。はじめに、社会教育委員とは、どういう役割を担っているのかを文部科学省ホー ムページより抜粋、それから社会教育法について、昭島市の社会教育委員の設置の歴史、 組織について任期中の動き、これまでの建議・答申の一覧と用語説明を掲載した。本日 は内容について、また社会教育委員として大切になさっていることなどについてご意見 をいただきたい。 議 長 社会教育委員として大切にしていることなど、ぜひお寄せいただきたい。私としては、 社会教育委員は地域と交わらなければならないだろうということを意識している。か つての社会教育委員は、会議室で議論をし、意見を出すのが役割である。自ら出て行 って行動するというのは社会教育委員の役割ではないとおっしゃる人もいる。最近で は、社会教育委員自らが行動する。 「行動する社会教育委員」という方が今の流れのよ うだ。心がけだけはそうありたいと思っている。 委 員 「行動する」を具体的にしたい。アンテナを高くして、とよく言うが、さらに行動す るという意味では御用聞きのように地域に出かけて行って、地域の人の話を聞いてく るということだと思う。ここでの議論も活発になり、地域の課題も見えてくるのでは と思う。 委 員 自分が社会教育委員になって何をしていいのかわからなかったので、東京都市町村社 会教育委員連絡協議会などの各ブロックでやっている研修会などへは自ら進んで行っ て、いろいろな市の方のお話や、そこの地域の人の話などなるべく多くの情報を聞い ていくことも大切なのではと思っている。 委 員 社会教育というのは個人が個人としての生き方を求めるときに、自分と社会のつなが りを見つめて、社会的な営みに参加することだろうと思う。そのためには自分の存在 感を感じられる方法や手段で社会生活に参加していくことが大事だろうと思う。その ための手助けや方法の情報を考えていくことが社会教育ではないかと思っている。 委 員 ここでは、それぞれの分野のトップでやっている人の話を聞いて視野が広がる。学校 教育、社会教育というような線引きなく、将来昭島にとってこうなる、子どもたちが このようになっていく、こういう関係者がいると、その関係性がわかる。視野を常に 広く考え方も持たなくてはとこの会議に出させていただいて考えるようになった。 委 員 学校で進めているのは子どもたちを育てる。社会は子どもたちも含めていろいろな世 代の方が暮らしている。その中でそれぞれが生き生きと暮らせるように、いろいろな 世代の声を受け止めて、どのようなまちにすればいいのか、どんなシステム、流れを 作ればいいのかという意見を届ける、こしらえるというのが社会教育委員の大切な仕 事なのではと感じている。 委 員 もともと戦後復興のために国民の教養を高めるために、学校外での教育を与えるため にいろいろな団体を作って支えていくというのも働きだったのかもしれないとも思う ところもあるが、いろいろな団体ができ上がって、新しいものを作るというより、そ れを時代に応じて市民の人たちに伝えていくのが社会教育委員の役目なのではと思っ た。今現代風にどうやって伝えていけばいいのか、伝えていく委員会なのではと思っ ている。 委 員 発行はいつごろになるのか。 事務局 8 月ぐらいに。広報に公募の記事が載るまでに。 議 まだ、話し合いもできるし、気がついたことがあれば、随時事務局に連絡をお願いし 長 たい。本日はこれで終了する。 次回 5 月 28 日(水)午後 7 時~ 市役所 205 会議室にて 6 月 23 日(水)午後7時~ 市役所 204 会議室にて