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BIOSセットアップマニュアル

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BIOSセットアップマニュアル
PC STATION BT Series
BIOS セットアップ マニュアル
• BIOS セットアッププログラムについて
BIOS セットアッププログラムとはパソコンの BIOS 設定を確認、変更するためのプログラムです。
本機では Phoenix - Award BIOS を使用しています。セットアッププログラムは、マザーボード上のフラッシュメモリ
に格納されており、パソコンの起動時いつでも実行できます。
BIOS セットアッププログラムで定義する設定情報は、CMOS RAM と呼ばれる特殊な領域のメモリに格納されて
います。このメモリはマザーボードに搭載されたバッテリーによって保存されているため、パソコンの電源を切った
り、リセットしてもメモリの内容が消えることはありません。パソコンが起動するたびに設定のチェックを行い、
CMOS RAM 内の情報と、実際のハードウェア設定に違いが見つかれば、セットアッププログラムを実行するよう
要求してきます。
注意
BIOS の設定を間違うと、深刻なトラブルを引き起こす原因となります。BIOS 設定の際には細心の注意をし
てください。また、不明な点がある場合は BIOS の設定を変更しないことをお勧めします。
メモ
• BIOS 設定を変更する場合、あとで参照できるよう現在の設定をメモしておくことをお勧めします。
• 実際に表示されるメニューは、パソコンに接続されているハードウェアや環境により、多少異なる場合が
あります。
1
PC STATION BT Series
code: EN6544A
• BIOS セットアッププログラムに入るには
1. 本機の電源を入れると"SOTEC"ロゴが表示されるので、その画面が切り替るまでに[Delete]キーを押してく
ださい。キーを押すのが遅れると、Windows が立ち上がります。
2. BIOS セットアッププログラムに入ると、【セットアップメニュー】が表示されます。メニュー画面の最下部には、
使用可能なキーの一覧が表示されます。
セットアップ画面から使用できるメニュー
メニュー画面
説 明
Standard CMOS Features
本機の基本的な設定を行います。
Advanced BIOS Features
本機のドライブの起動する順番などの設定を行います。
Advanced Chipset Features
本機のチップセットに関する設定を行います。
Integrated Peripherals
IDE、シリアル、パラレルなどの各 I/O ポートの設定をします。
Power Management Setup
本機の電源管理の設定を行います。
Load Setup Defaults
各種設定を工場出荷時に戻します。
Set Password
管理者のパスワードの設定を行います。
Save & Exit Setup
設定した内容を保存して終了します。
メニュー画面で使用できるファンクションキー
セットアップキー
説 明
[Esc]
メニューを終了します。
[←] [→] [↑] [↓]
項目を移動します。
[F10]
現在の値を保存し、セットアップを終了します。
[+] / [Page Up]
数字を増加、または設定を変更
[−] / [Page Down]
数字を減少、または設定を変更
[Enter]
コマンドを実行や、サブメニューを選択します。
ヘルプウィンドウ
各メニュー詳細の右側のフィールドヘルプウィンドウに、選択可能な値一覧が表示されます。
2
PC STATION BT Series
code: EN6544A
• BIOS セットアッププログラムメニュー
Standard CMOS Features メニュー
システムの日付や時刻、IDE デバイスの設定を行います。
機 能
オプション
説 明
Date (mm:dd:yy)
月/日/年
現在の日付を指定します。
Time (hh:mm:ss)
時/分/秒
現在の時刻を指定します
IDE Channel 0 Master
サブメニューに移動 パラレル ATA 0 Master に接続されている IDE デバイスの
タイプを選択します
IDE Channel 0 Slave
サブメニューに移動 パラレル ATA 0 Slave に接続されている IDE デバイスの
タイプを選択します
IDE Channel 1 Master
サブメニューに移動 パラレル ATA 1 Master に接続されている IDE デバイスの
タイプを選択します
IDE Channel 1 Slave
サブメニューに移動 パラレル ATA 1 Slave に接続されている IDE デバイスの
タイプを選択します
Halt On
・All Errors
起動時にエラーが発生した際に、停止してエラーを表示しま
・No Errors
す。エラーの種類を設定できます。
・All , But Keyboard
・All, But Diskette
・All, But Disk/Key
BIOS Revision
BIOS のリビジョンを表示します。
BIOS Release Date
BIOS のリリース日時を表示します。
Base Memory
コンベンショナルメモリ容量を表示します。
Extended Memory
拡張メモリ容量が表示されます。
Total Memory
認識できるすべてのメモリ容量を表示します。
IDE サブメニュー
IDE デバイスの設定を行います。手動で設定する場合は以下の項目を設定できます。
その際、ご使用のハードドライブの仕様とドライブテーブルの仕様は一致しなければなりません。
※ Auto 設定でのご使用をおすすめします。
機 能
説 明
IDE HDD Auto-Detection
IDE のハードディスクが接続されている場合に、そのパラメータを
検出します。
IDE Channel 0/1 Master,
IDE デバイスのタイプの設定をします。
IDE Channel 0/1 Slave
Access Mode
アクセスモード
Capacity
ハードディスクの最大容量を表示
Cylinder
シリンダ数
Head
ヘッド数
Precomp
書き込み事前補正
Landing Zone
ランディングゾーンのシリンダ位置
Sector
セクタ数
3
PC STATION BT Series
code: EN6544A
Advanced BIOS Features メニュー
本機の詳細な設定を行います。
機 能
オプション
CPU Feature
サブメニューに移動
Hard Disk Boot Priority
サブメニューに移動
CD-ROM Boot Priority
サブメニューに移動
First Boot Device
・Disabled
・各デバイス
・Disabled
・各デバイス
・Disabled
・各デバイス
・Disabled
・Enabled
・On
・Off
・Setup
・System
Second Boot Device
Third Boot Device
Boot Other Device
Boot Up NumLock Status
Security Option
HDD S.M.A.R.T Capability
Full Screen LOGO Show
・Disabled
・Enabled
・Disabled
・Enabled
CPU Feature サブメニュー
CPU に関する設定を行います。
機 能
オプション
K8 NPT C1E Support ・Disabled
・Enabled
説 明
CPU に関する設定を行います。
接続されているハードディスクのの起動順序に関する設定
を行います。
接続されている CD-ROM ドライブの起動順序に関する設
定を行います。
1番目の起動デバイスを設定します。
2 番目の起動デバイスを設定します。
3 番目の起動デバイスを設定します。
上記で指定されたデバイスから起動できない場合に他デ
バイスから起動を試みます。
起動時の NumLock の設定を行います。
パスワードを設定した時に BIOS セットアッププログラムに
入るときだけパスワードの入力を要求するか、システム起
動毎にパスワードの入力を要求するかを設定します。
ハードディスクの自己診断機能(S.M.A.R.T)を使用するか
設定します。
起動時の SOTEC ロゴの表示・非表示を設定します。
説 明
NPT C1E の有効・無効を設定します。
Hard Disk Boot Priority サブメニュー
接続されているハードディスクの起動順位を設定します。
CD-ROM Boot Priority サブメニュー
接続されている CD-ROM ドライブの起動順位を設定します。
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PC STATION BT Series
code: EN6544A
Advanced Chipset Features メニュー
チップセットに関する詳細設定を行います。
機 能
オプション
LDT & PCI Bus Control
サブメニューに移動
PCIE GFX Core Payload Size ・16 Bytes
・32 Bytes
・64 Bytes
PCIE GPP Core Payload Size ・16 Bytes
・32 Bytes
・64 Bytes
GFX0 Link Width
x1∼x16
GFX Multi Function Mode
・Disabled
・Enabled
UMA Frame Buffer Size
・32MB
・64MB
AGP Aperture Size
・32MB∼2GB
・None
LDT & PCI Bus Control サブメニュー
機 能
オプション
LDT Configuration
・Disabled
・Enabled
Upstream LDT Bus Width
・8 bit
・16 bit
Downstream LDT Bus Width ・8 bit
・16 bit
LDT Bus Frequency
・Auto
・1GHz∼200MHz
PCIE Reset Delay
・Disabled
・Enabled
説 明
LDT バスと PCI バスの設定をします。
ビデオボードが扱う Payload Size を設定します。
ビデオボードが扱う Payload Size を設定します。
ビデオボードの転送速度を設定します。
RS480 のマルチファンクションモードを設定します。
UMA フレームバッファの容量を設定します。
ビデオボードが接続されている場合に、メインメモリより
使用する代替容量を設定します。
説 明
LDT バスの有効・無効の設定を行います。
チップセットから CPU に向けてのバス帯域を設定します。
CPU からチップセットに向けてのバス帯域を設定します。
LDT バスの周波数の設定を行います。
各 PCIE デバイスの初期化処理を同時に行わないようにす
る遅延処理の有効・無効を設定します。
5
PC STATION BT Series
code: EN6544A
Integrated Peripherals メニュー
各 I/O ポートに関する設定を行います。
機 能
オプション
South OnChip IDE Device サブメニューに移動
South OnChip PCI Device サブメニューに移動
SuperIO Device
サブメニューに移動
Init Display First
・PCI Slot
・OnChipVGA
South OnChip IDE Device メニュー
IDE デバイスの設定を行います。
機 能
オプション
IDE DMA transfer access ・Disabled
・Enabled
OnChip IDE Channel0
・Disabled
・Enabled
IDE Prefetch Mode
・Disabled
・Enabled
IDE HDD Block Mode
・Disabled
・Enabled
説 明
IDE デバイスの設定をします。
PCI デバイスの設定をします。
シリアルポート・パラレルポートなどのレガシーポートの設
定をします。
優先するビデオボード(機能)を設定します。
説 明
DMA モード転送の有効・無効を設定します。
IDE デバイスのチャンネル 0 の有効・無効を設定します。
IDE の先読みモードを設定します。
ブロック転送モードに関する転送セクタを設定します。
South OnChip PCI Device サブメニュー
PCI デバイスの設定を行います。
機 能
オプション
Onboard Azalia Audio
・Auto
・Disabled
Onboard SATA Controller ・SATA Disabled
・SATA0 Contraller
Onboard SATA Type
・IDE Controller
・RAID Controller
・Other Mass Storage
Onboard LAN
・Disabled
・Enabled
Onboard Lan Boot ROM
・Disabled
・Enabled
USB 2.0 Supports
・Disabled
・Enabled
USB Controller
・Disabled
・Enabled
USB KBC Controller
・Disabled
・Enabled
説 明
オンボード・サウンド機能を設定します。
オンボード・SATA の設定をします。
オンボード・SATA の動作タイプを設定します。
オンボード・LAN デバイスの設定をします。
LAN デバイスからの起動を設定します。
USB2.0 デバイスの設定をします。
USB デバイスの設定をします。
USB キーボードが使用できるように設定します。
SuperIO Device サブメニュー
シリアルポート・パラレルポートなどのレガシーポートの設定をします。
機 能
オプション
説 明
Onboard Serial Port 1 ・Disabled
オンボード・シリアルポート 1 のベース I/O ポート・アドレスおよび IRQ
・3F8/IRQ4
を指定します。
・2F8/IRQ3
・3E8/IRQ4
・2E8/IRQ3
・Auto
6
PC STATION BT Series
code: EN6544A
Power Management Setup メニュー
電源に関する設定を行います。
機 能
オプション
ACPI Suspend Type
・S1(POS)
・S3(STR)
・S1&S3
Resume Event Control
サブメニューに移動
説 明
サスペンド状態になった場合、どのモードに移行するか指
定します。
サスペンド状態からの復帰に関して設定します。
Resume Event Control サブメニュー
サスペンド状態からの復帰に関して設定します。
機 能
オプション
説 明
Resume By PCI PME
・Disabled
PCI デバイスからの起動を設定します。
・Enabled
Resume By PCIE
・Disabled
PCIE デバイスからの起動を設定します。
・Enabled
Resume By USB(S3)
・Disabled
USB デバイスからのスタンバイからの復帰を設定します。
・Enabled
Resume By Ring
・Disabled
Ring デバイスからの起動を設定します。
・Enabled
Resume By KB/MS(S3)
・Disabled
キーボード・マウスからのスタンバイからの復帰を設定しま
・Enabled
す。
RTC Alarm Resume
・Disabled
日付と時刻によるシステム起動を設定します。
・Enabled
Day (of Month)
0∼31
RTC Alarm Resume を実施する日付を設定します。
※RTC Alarm Resume が有効のみ表示
Resume Time (hh:mm:ss)
RTC Alarm Resume を実施する時刻を設定します。
※RTC Alarm Resume が有効のみ表示
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PC STATION BT Series
code: EN6544A
Load Optimized Defaults メニュー
安定したシステム性能をもたらす工場出荷状態のデフォルト値をロードします。
[Enter]キーで実行します。
[Esc]キーでキャンセルします。
Set Password メニュー
パスワードを設定します。
最大 8 文字までのパスワードを入力し、[Enter]を押してください。
新しくタイプしたパスワードによって、CMOS に保存されていた古いパスワードは消去されます。
パスワードを入力するとパスワードを確認するメッセージが表示されるので、パスワードをもう一度入力して下さい。
[Esc]を押してパスワードを入力せずにキャンセルすることもできます。
パスワードを入力せずに<Enter>を押すことで、パスワードを無効にすることもできます。
パスワードが無効になると、システムを起動した後、自由にセットアップメニューに入ることできます。
パスワードが有効な時は、ユーザがセットアップメニューに入ろうとする度に、パスワードの入力が必要になり、シ
ステム使用許可のないユーザがシステム設定を変更できないようになります。
パスワードの保管について
入力したパスワードは覚えておくか、必ずメモしておくようにしてください。
パスワードを忘れると、次に電源を入れたときにパソコンが使えなくなります。また、セットアッププログラムに
入ることもできなくなります。
Save & Exit Setup メニュー
変更した設定値を保存して BIOS セットアップを終了します。
[Enter]キーで変更した設定値を保存し、システムは再起動します。
[Esc]キーでキャンセルします。
Exit Without Saving メニュー
変更した設定値を保存せずに BIOS セットアップを終了します。
[Enter]キーで変更した設定値を保存せず、システムは再起動します。
[Esc]キーでキャンセルします。
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