...

2007年度 EMS審査前研修

by user

on
Category: Documents
15

views

Report

Comments

Transcript

2007年度 EMS審査前研修
2007年度 EMS審査前研修
出雲キャンパスEMS実施委員会
医学部・医学部附属病院EMS対応
委員会
地球温暖化と温室効果ガス排出量
島根大学の環境負荷(2006年度)
• 投入
– 電気
• 11,161千 kwh
• 16,890千 kwh
– ガス
• 90,813 m3
• 282,051 m3
– 重油
• 317 kl
• 1,299 kl
– 水
• 136,621 m3
• 258,071 m3
• 排出
– 温室効果ガス
• 7,401 t (1.0 t/人・職員学生)
• 13,790 t (7.6 t/人・職員学生)
– 廃棄物
• ?
• 319 t
– 実験系廃液
• 16,505 l
• 6,511 l
– 下水道使用量
• 113,867 m3
• 244,616 m3
上段:松江キャンパス、下段:出雲キャンパス
温室効果ガス排出量 (t)
ESCO事業により
前年度比3.3%減
(2007年環境報告書より)
島根大学の取り組み
•
松江キャンパス
–
–
–
–
–
–
–
–
•
平成11年9月「キャンパス環境キャンペーン」
平成13年12月環境委員会の設置(現在は施設・環境委員会)
平成17年2月「環境マニュアル」 原案の承認
平成17年3月「環境方針」の策定・宣言
平成17年3月 ISO14001に沿ったEMS構築の説明会
平成17年6月 ISO準拠によるEMS活動の試行開始
平成18年3月 ISO14001認証取得(松江キャンパス)
平成19年3月 附属学校地区,本庄農場地区でISO14001の拡大認証取得
出雲キャンパス
– 平成18年1月 環境報告書と内部監査を除く環境マネジメントシステム文書
の作成開始
– 平成18年度 ISO14001に沿ったEMS構築(内部監査システム確立、システ
ム運用、環境マネジメントシステム文書の整備)
– 平成19年5月 ISO準拠によるEMS活動の試行開始
– 平成20年2月 出雲キャンパスで拡大認証取得予定
• 附属病院を含む医学部キャンパスでは初めて
ISO14001・環境マネジメントシ
ステムの基本
環境マネジメントシステム
国際規格ISO14001
• サステナビリティ(持続可能性)の考えをもとに社
会のニーズに応え、環境と経営の両立をめざす
環境マネジメントシステムの国際規格
– 環境リスクの低減および環境への貢献と、経営との
両立をめざすマネジメントシステムである。事業活動
を取り巻く環境リスクはますます多様になり、中堅・中
小組織においても環境リスクの低減努力や環境への
貢献活動の重要度が増している。
– 環境マネジメントシステムを積極的に取り入れ、環境
と経営の両立をめざす取り組みは、持続可能な発展
を求める組織の価値を高めるものとして幅広いス
テークホルダー(利害関係者)から高く評価される。
島根大学環境方針
•
基本理念
– 本学の使命は,人類共有の財産である知的文化を継承・発展させ,教育,研
究,医療および社会貢献活動を通じて社会の発展と人類福祉の向上に貢献
することです。この使命を全うするに相応しい良好な大学環境を創造するとと
もに,次世代の環境を担う優れた人材の育成に努めます。
•
基本方針
– 本学の基本理念に基づき,キャンパス内の全ての職員及び学生等の協力の
もとに,以下の活動を積極的に推進します。
– 1. 環境改善に資する能力を持った人材育成に努めます。
– 2. 研究成果の普及,医療サービスの実施により,地域環境および地球環境
の改善に努めます。
– 3. 職員および学生等全体で快適な学内環境の構築に努めます。
– 4. 省資源,省エネルギー,廃棄物の減量化および化学物質の適正管理など
により,汚染の予防と継続的な環境改善を行います。
– 5. 本学に適用される環境関連の法令および本学が決めた事項を守ります。
2006年4月1日
島根大学長 本田雄一
島根大学出雲キャンパスのEMS
「環境マニュアル」の適用範囲は出雲キャンパス
対象は「構成員」(教職員), 学生は「準構成員」として位置づけ
9島根大学の活動のなかで環境への影響が大きな,
7つの環境側面を設定
‹環境教育
‹環境研究
‹エネルギー
‹生活系(ごみなど)
‹実験系(廃液など)
‹診療系
環境方針
環境マニュアル
手順書
業務指示書等
環境記録
‹キャンパスアメニティ(交通問題など)
9医学部と附属病院に「EMS対応委員会」を設置
9学生も「EMS委員」をEMS実施委員会・対応委員会のもとに設置
ISO14001の構成
序文
1. 適用範囲
2. 引用規格
3. 用語及び定義
4. 環境マネジメントシステム要求事項
4.1 一般要求事項
4.2 環境方針
4.3 計画(PLAN)
4.3.1 環境側面
4.3.2 法的及びその他の要求事項
4.3.3 目的,目標及び実施計画
4.4 実施及び運用(DO)
4.4.1
4.4.2
4.4.3
4.4.4
4.4.5
4.4.6
4.4.7
資源,役割,責任及び権限
力量,教育訓練及び自覚
コミュニケーション
文書類
文書管理
運用管理
緊急事態への準備及び対応
4.6 マネジメントレビュー(ACT)
4.5 点検(CHECK)
4.5.1 監視及び測定
4.5.2 順守評価
4.5.3 不適合並びに是正処置
及び予防処置
4.5.4 記録の管理
4.5.5 内部監査
1st ステージ審査と
第2回内部監査の結果
1stステージ審査所見
•
懸念領域
– 環境マニュアル(出雲編SUIM‐001)には規定されている不適合の取扱いにつ
いて同マニュアル(共通編 SUM‐001)に対応する規定がない。不適合の事例
を全学のシステムに水平展開する上で懸念がある。
– 法定管理者等のうち施設の管理を委託している事業者に所属する者につい
ては、力量判定業務一覧(SUII‐015)に搭載されていない。順守評価を確実に
実施するうえで懸念がある。
– 附属病院病理部で使用済み薬品等を産業廃棄物として廃棄するために貯留
しているが、貯留ビンの識別が明確でない。廃棄物の分別徹底についての
環境目的の達成について実施面で懸念がある。
•
指導・助言
– 物理的・地理的境界図(SUII‐003)の除外場所の表現を「影響を及ぼすことが
できる範囲とする。」等に変更することが適当である。
– 病棟における感染性医療廃棄物の専用カート及びスタッフステーション内の
専用ゴミ箱については、管理責任者及び連絡先を表示することが適当である。
– 焼却炉施設及び産業廃棄物一時保管場所には、集積方法等についての作
業手順書を掲示する等により表しておくことが適当である。
使用済み薬品貯留瓶の
識別が不明確
感染性医療廃棄物専用カート及びスタッ
フステーション内の専用ゴミ箱に管理責
任者及び連絡先を表示
使用済み薬品等貯留ビンの
識別が明確でない
内部監査(11月実施)
有効事例:4件
• 環境マニュアルを印刷し、見易い場所に掲示
していた。(2件)
• 外来診療の終了後は待合室の照明、テレビ
を消すなど節電に配慮していた。
• カメラ等の消毒、洗浄方法を調査して有効な
方法を検討していた。
• EMSマニュアルを印刷して、職員の研修、自
己学習に利用していた。
内部監査(11月実施)
不適合事項:2件
• 生活系に関して、環境管理責任者への実施
計画の進捗状況の報告が遅れていた。
• 病棟で発生する医療廃棄物の廃棄に関して
は、廃棄物回収マニュアルにより分別の上、
専用カートにより委託業者が搬出し焼却処分
及び所定の一時保管場所で保管されること
になっているが、専用カートへの分別及び委
託業者の取扱いがマニュアルどおりなされて
いなかった。
内部監査(11月実施)
観察事項:12件
•
•
•
•
•
•
「SUII‐015力量判定業務一覧」の一
部の内容(要員名)が最新にされて
なかった。
紙の使用量を削減する手段として、
電子メール等の活用等、ペーパーレ
ス化に引き続き取り組む必要がある。
診療に使用する用紙の在庫量調査
がなされていない。購入量と差がな
いため在庫量調査がされていないと
いうことなので、在庫量調査を購入
量調査に変更する必要がある。
電力使用の効率的管理の効果を評
価するために、附属病院に新規に導
入され電力使用量の多い大型医療
機器の使用量を別に計測するような
措置の必要がある。
有機溶剤使用場所の近辺に火気(ス
トーブ、瞬間湯沸し)があった。
解剖学教室は狭く積み上げられてい
る物が多く整理整頓の必要がある。
•
•
•
•
•
病棟からの廃棄物の分別がきちんと
できていなかった。具体的には、生
活用廃棄物(飲料水の空き缶)と医
療廃棄物(薬品瓶)が混在して搬出
されていた。
緊急時の対応として、ホルマリン入り
標本ビンの保管方法を改善する必
要がある。(2件)
劇物の廃液の保管方法を改善する
必要がある。
劇物含有の洗浄液容器(フタラール)
が流し台上やストーンテーブルの
ボックス内に置かれ、使用後の洗浄
液は換気扇のない部屋の流しから
廃棄されていたため,取扱い方法の
改善の必要がある。
ゴミ搬出用コンテナーに医療廃棄物
と一般ゴミを分離するため、仕切板
の設置など、環境汚染原因の除。去
対策の必要性も検討する必要があ
る。
著しい環境側面と
2007年度第3四半期の活動
①環境教育(第3四半期まで)
•
環境教育の実施(環境関連授業)
– 平成19年12月5日に医学部医学科3年生99名に環境と健康について講義を実施した。
– 平成19年12月6日に看護学科2年生73名に環境管理システムについて講義を実施した。
– 講義を受講した医学科学生99名、看護学科学生73名による環境意識・行動・評価に関する
アンケート調査を実施した。
– 平成19年4‐7月に環境に関する講義を受講した看護学科1年生63名について、平成19年12
月に環境意識・行動・評価に関するアンケート調査を実施した。
•
環境教育の実施(実践活動)
– 環境教育の実践活動としては、医学科、看護学科の学生推進員が定期的に集まって会議を
開き、教室における古紙回収、ごみの分別等の実践活動を学生が主体となって実践してい
る。また学生推進員が作成する「学生EMSニュース」が平成19年11月より毎月一回発行され、
学生推進員の自主的活動がさらに活発になっている。
•
島根大学出雲キャンパスとしての環境教育体制の構築
– 現在のカリキュラムでは、医学科2年生、看護学科3年生を除く両学科の各学年については
環境教育を実施する授業時間が確保されているが、医学科2年生および看護学科3年生に
ついては、環境教育を実施する授業時間が確保されていない。
– 平成19年12月11日に実施された医学科カリキュラム検討委員会で医学科学生のEMS教育
について協議した。
②環境研究(第3四半期まで)
•
環境研究の実態調査を行う
– 実態調査により、環境研究の状況を把握する
平成19年6月に実施した環境研究につい
ての実態調査で把握された、生活環境や環境影響物質の生体への影響などに関する環境
研究10件をWeb公開準備中である。
•
普及策を実施する
– 平成19年12月15日、市民公開講座「安全・安心な環境づくり」を島根大学医学部の主催で開
催した。講義は医学部教官が担当した。内容は「環境管理システム」、「環境問題とエネル
ギー」、「環境と健康」である。参加者は地域住民が19名であった。講演終了後、質疑応答が
あり、環境に関する意見の交換が出来た。また、参加者の本講座に参加した感想と環境に
関する意識についてアンケート調査を実施した。 本公開講座の案内パンフレット1,500部を
出雲市、斐川町の地域住民、地元の記者クラブへ配布した。"
•
特筆すべき環境研究を抽出し、公開する
– 平成19年6月に実施した環境研究に関するアンケート結果より、把握された環境研究を特筆
すべき環境研究としてWeb上に公開準備中である。
•
環境研究成果の普及に関する調査を実施する
– 平成19年6月、医学部の研究者を対象にアンケート調査を実施した。調査項目は環境に関
する研究成果の学会発表、講演会、講習会である。その結果、学会発表、論文発表が12件、
講演会、講習会が17件であった。調査結果は環境報告書で報告した。
③エネルギー
ESCO(Energy Service COmpany)事業
• 工場やビルの省エネルギーに関する包括的な
サービスを提供し、それまでの環境を損なうこと
なく省エネルギーを実現し、さらにはその結果得
られる省エネルギー効果を保証する事業。
中央機械棟 ESCO事業
ESCO事業によるエネルギー消費抑制
出雲キャンパスは第一種エネルギー管理指定工場に指定され、毎年エネ
ルギー総使用量の1%削減が求められている。
出雲キャンパスのESCO事業は大規模事業としては国立大学法人で全国初
の取組で、株)日立製作所中国支社と15年間サービス契約を結んでいる。
2006年冬より稼働を開始し、2008年度の本格的なサービス開始をめざし、
省エネ率(10%以上)とCO2削減(20%以上)、設備投資費の抑制等が達成で
きる見込みである。
導入前
(H17)
導入後
(H20)
省エネ効果
(原油換算 kl)
A重油 (kl)
プロパンガス (千m3)
都市ガス (千m3)
電力 (千kwh)
1,687
78
0
17,013
262
0
1,955
10,293
△1,425
△ 78
1,955
△6,720
計(原油換算 kl)
CO2排出量 (t)
6,087
14,320
5,123
11,013
△ 964 ‐16%
△3,307 ‐23%
(△1,438)
(△ 126)
( 2,325)
(△1,725)
電気使用量(kwh)
MRI稼働
松江キャンパスでの
講義室の省エネ呼びかけ
重油使用量(千kwh)
3
上水道使用量(m )
節水ゴマによる水道
使用量変化
A社
1日当たり(m3)
対照
A社
B社
5.45 ±0.63 (100%)
4.21 ±0.39 (77%)
4.43 ±0.36 (81%)
B社
④実験系
• キシレンの管理システムを構築し、キシレンの使用量を減少させ
る。
– 代替物質の使用
• キシレンは一部の講座でレモゾールに代替された。
– 安全な使用
• キシレンの発火点528℃、引火点27℃、爆発限界1.1 vol.%
• 通常の使用環境では爆発の危険性は極めて低いが、ガスストーブなどによ
る引火に注意が必要。
• ホルムアルデヒドの管理システムを構築し,ホルムアルデヒドの暴
露量を減少させる。
– 剖検室では基準値以下であった。
– 剖検室、病理部、解剖学教室などで、標本ビンおよび標本保管用バ
ケツの転倒防止対策が必要。
• キシレン・ホルムアルデヒドの排水中への排出を減少させる
廃液ラベル
• 配布方法
– ホームページよりラベル
フォーマットをダウンロー
ド
– タックを本日配布(不足
分は各ユニットで購入)
• ラベル付け
– 廃液容器に貼り付け
– 1月25日までに
廃液ラベル
部局・講座等の名称
責
任
連絡先
内
容
者
名
電話番号
物
名
環境予防医学
山
○○
20-21○○
n-ヘキサン(90%)、水(10%)
⑤生活系
PPC用紙購入量(千枚)
第2四半期より120千枚増加。
医学部基礎系+45千枚、医学部臨床系+65千枚、事務部+72千枚
特殊診療施設+3千枚、外来‐5千枚、病棟‐60千枚
病棟での分別収集
食堂での生活ごみ分別
焼却場と煤じん置き場
リサイクルステーションと
粗大物一時保管場所
粗大物一時保管場所
リサイクルステーション
古紙回収量(kg)
ペットボトル等のリサイクル
キャップ・ラベル
を付けたまま
正しい出し方
瓶・缶等の混在
飲み残し入り
緊急事態
1月8日(火)午前、リサイクル用品として契約業者により回収された。
1月9日(水)契約業者が分別作業中に出雲市指定ごみ袋(空きかん・空きびん用)に
医療廃棄物(使用済みの造影剤注入用シリンジ、チューブ等)が混入していることを
発見した。
⑥診療系
入院患者における注射用抗菌薬の使用量
(ユニット = 各抗菌薬の総使用量/各抗菌薬の常用量の最大値)
•
感染治療に要する抗生物質の使用量を減少する。
– MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の明らかなアウトブレークは認めない。
– 2007年5月から指定抗菌薬の使用が届出制とし、10日間以上の長期投与が
行われている患者に対しては、主治医に治療内容の再検討を促している。
医療用X線フィルム使用量(千枚)
《医療系》
○医療系廃棄物は、専用容器、指定のビニール袋等により排出します。
○専用容器は以下の5種類があり、それぞれの用途により区分されています。
○医療系廃棄物を排出する場合は、
病院ゾーンでは、各所に配置されている「廃棄物専用カート」に、投入して ください。
医学部ゾーンでは、部署名を必ず記入のうえ定められた日に「共同集積場所」へ排出してください。
メディペール
1L
外来患者用
バイオコンパ
クト 3L
ワゴン設置用
ペール缶
50L
中央部門用
キーパー2
1.5L
携帯用・
医学部
ペール缶
20L
病棟外来用
・医学部
廃棄物
専用カート
病院での生活系ごみ処理フロー
燃
燃
え
え
る
る
ご
ご
み
み
燃
燃
え
え
な
な
い
い
ご
ご
み
み
紙くず、生ごみ、布製品
紙くず、生ごみ、布製品
ペットボトル以外のプラスチック類
ペットボトル以外のプラスチック類
(食堂、洗濯室、看護師休憩室、NS)
(食堂、洗濯室、看護師休憩室、NS)
破砕ごみ…飲料用以外の空き缶、金属類
破砕ごみ…飲料用以外の空き缶、金属類透明のビニール袋
透明のビニール袋
埋立てごみ…びん、ガラス類、陶磁器類等
埋立てごみ…びん、ガラス類、陶磁器類等へ入れる
へ入れる
(洗濯室、NS)
(洗濯室、NS)
又はひもでくくる
又はひもでくくる
乾電池・蛍光管(NS)
乾電池・蛍光管(NS)
飲料用空き缶
飲料用空き缶
(食堂、看護師休憩室)
(食堂、看護師休憩室)
資
資
源
源
ご
ご
み
み
ビニール袋へ入れる
ビニール袋へ入れる
透明のビニール袋へ入れる
透明のビニール袋へ入れる
透明のビニール袋へ入れる
透明のビニール袋へ入れる
空きびん
空きびん
(食堂、看護師休憩室)
(食堂、看護師休憩室)
透明のビニール袋へ入れる
透明のビニール袋へ入れる
ペットボトル(PETマーク)
ペットボトル(PETマーク)
(食堂、看護師休憩室)
(食堂、看護師休憩室)
透明のビニール袋へ入れる
透明のビニール袋へ入れる
古紙(新聞、雑誌、事務用紙、ダンボール)
古紙(新聞、雑誌、事務用紙、ダンボール)
ひもでくくる
(洗濯室、但し患者からの物は廃棄)
ひもでくくる
(洗濯室、但し患者からの物は廃棄)
粗大ごみ(エレベータ横の廃棄ボックス)
粗大ごみ(エレベータ横の廃棄ボックス)
廃
廃
棄
棄
物
物
専
専
用
用
カ
カ
|
|
ト
ト
一
一
般
般
・・
医
医
療
療
廃
廃
棄
棄
物
物
焼
焼
却
却
施
施 重
重
設
設
資
資
源
源
ご
ご
み
み
専
専
用
用
カ
カ
|
|
ト
ト
焼
焼
却
却
処
処
理
理
産
産
廃
廃
処
処
理
理
業
業
者
者
量
量
リ
リ
サ
サ
計
イ
イ 計
ク
ク
ル
ル
測
ス
ス 測
テ
テ
|
|
シ
シ
ョョ
ン
ン
定期的に回収
定期的に回収
リ
リ
サ
サ
イ
イ
ク
ク
ル
ル
業
業
者
者
産廃処理
産廃処理
医療廃棄物処理フロー
①注射針、メス、カミソリ及び血液等の
①注射針、メス、カミソリ及び血液等の
付着したガラス製品等で鋭利なもの
付着したガラス製品等で鋭利なもの
②病原微生物に関連した試験・検査
②病原微生物に関連した試験・検査
等に使用
等に使用 した試験管、シャーレ等の
した試験管、シャーレ等の
試験器具、培地等
試験器具、培地等
感
感
染
染 チューブ、フィルター等の透析器具及
チューブ、フィルター等の透析器具及
性
性 びその他血液等が付着した注射器、
びその他血液等が付着した注射器、
医
医 ビニール管、バック類(輸血バックを
ビニール管、バック類(輸血バックを
療
療 含む)、実験・手術用手袋、脱脂綿、
含む)、実験・手術用手袋、脱脂綿、
廃
廃
包帯、ガーゼ等
包帯、ガーゼ等
棄
棄
物
物 手術等により排出される臓器、組織
手術等により排出される臓器、組織
等の病理廃棄物
等の病理廃棄物
固形状に凝固した血液(血液パック)
固形状に凝固した血液(血液パック)
非
非
感
感
染
紙、繊維製品等、可燃物
染 紙、繊維製品等、可燃物
性
性
おむつ
おむつ
医
医
療
療 ガラス瓶類、板ガラス類、アルミ・ブリ
ガラス瓶類、板ガラス類、アルミ・ブリ
廃
キ缶等で血液の付着していないもの
廃 キ缶等で血液の付着していないもの
棄
棄 プラスチック類、塩化ビニール製品等
プラスチック類、塩化ビニール製品等
物
で血液等の付着していないもの
物
で血液等の付着していないもの
バ
バ
イ
イ
オ
オ
ハ
ハ
ザ
ザ
|
|
ド
ド
マ
マ
|
|
ク
ク
と
と
区
区
域
域
番
番
号
号
を
を
必
必
ず
ず
貼
貼
付
付
る
る
区
区
域
域
番
番
号
号
を
を
必
必
ず
ず
貼
貼
付
付
る
る
1ℓ外来患者用、1.5ℓ携帯用
1ℓ外来患者用、1.5ℓ携帯用
3ℓワゴン用、20ℓ病棟外来用
3ℓワゴン用、20ℓ病棟外来用
50ℓ中央部門用
50ℓ中央部門用
黄色バイオハザードマーク
黄色バイオハザードマーク
産廃処理業者
産廃処理業者
黄色ビニール袋
黄色ビニール袋
橙色バイオハザードマーク
橙色バイオハザードマーク
○ビニール袋は、ひも等で縛る。
○ビニール袋は、ひも等で縛る。
プラスチック容器
プラスチック容器
赤色バイオハザードマーク
赤色バイオハザードマーク
○プラスチック容器はフタをしてガム
○プラスチック容器はフタをしてガム
テープ等で密閉して保管する。
テープ等で密閉して保管する。
黄色ビニール袋
黄色ビニール袋
橙色バイオハザードマーク
橙色バイオハザードマーク
黒色ビニール袋
黒色ビニール袋
廃
廃
棄
棄
物
物
専
専
用
用
カ
カ
|
|
ト
ト
一
一
般
般
・・
医
医
療
療
廃
廃
棄
棄
物
物
焼
焼
却
却
施
施
設
設
黒色ビニール袋で2重に縛る
黒色ビニール袋で2重に縛る
透明ビニール袋
透明ビニール袋
○試薬空瓶は、「廃水の取扱に関
○試薬空瓶は、「廃水の取扱に関
する手引書」に従って処理した
する手引書」に従って処理した
ものを、ビニール袋に入れること。
ものを、ビニール袋に入れること。
産廃処理業者
産廃処理業者
⑦キャンパス・アメニティ
禁煙区域での吸い殻
病院構内での吸い殻
2007年6月
2008年1月
⑦キャンパス・アメニティ
指定場所以外の駐輪・駐車
指定外駐車
指定外駐輪
指定場所外の駐輪
認証までのスケジュール
• 審査準備
– キックオフからPDCAサイクル1回実施
• 1stステージ審査による準備状況の確認(12/19)
– 第2回内部監査と見直し
– 学長による見直し(1/15)
• システム改善、研修
• 出雲キャンパスの審査(1/30‐2/1)
• 審査後の対応
出雲キャンパス審査スケジュール
•
1月30日午後
– オープニング会議(変更・拡大審査)
• 環境管理責任者(出雲)インタビュー、ブリーフツアー(ポイントのみ30分)
• 拡大部分のマネジメントシステム概要(出雲事務局)
•
1月31日午前
– 医学部・附属病院対応委員会インタビュー
– 環境教育・研究:公衆衛生学、診療系:病棟4階東
•
1月31日午後
– 実験系:環境予防医学、生活系:看護学科1F∼2F
– 診療系:病理部、放射線部
•
2月1日午前
– 施設管理1:廃棄物、RI施設、PCB 保管庫
– 施設管理2:エネルギー、給水、廃水処理施設
•
2月1日午後
– 最終会議
審査に向けての準備
• EMSキャンパスクリーン
– 日時
• 平成20年1月28日(月)15時∼16時
– 集合場所
• 医学部本部棟玄関前
– 作業範囲
• キャンパス敷地内全般
– 作業内容
• 空き缶・吸い殻等のゴミ拾いとします。
SUII‐004 プロセスフロー図(部分)
•
•
環境側面抽出
環境影響評価
– 「SUIT‐001環境影響評価手順書」「環境影響評価表」
•
•
•
•
著しい環境側面候補の特定
環境目的・目標原案策定
実施計画案策定
実 施
– 役割,責任及び権限、教育・訓練、コミュニケーション、是正処置・予防処置等
– 「SUIT‐004運用管理手順書」に基づく運用管理
•
点検
– 「SUIT‐003監視・測定手順書」に基づく点検
– 「SUIF‐027運用管理点検票」に基づく点検
– 「SUIF‐024監視及び測定項目一覧」に基づく順守評価
•
順守評価
– 「SUIF‐024監視及び測定項目一覧」
•
記録
– 「SUIF‐008実施計画進捗報告書」「SUIF‐01対応委員会等会議記録」
– 「SUIF‐015情報処理票」
– 「SUIF‐023緊急事態報告書」「SUIF‐026是正処置・予防処置報告書」「SUIF‐013教育・訓練結
果報告書」
EMSの行動目標
• 島根大学環境方針を述べることができる(保持している)
• 各ユニットでのPDCA
– 計画
• ユニットに該当する著しい環境側面を優先順位付け
• 該当する著しい環境側面に対する目的・目標、実施計画
– 実施・運用
• 実施するための資源、役割と責任
• 力量・教育訓練・自覚のための方法、コミュニケーションの方法、必要な文書
類
– 点検
• 監視・測定の方法、順守評価
• 不適合・是正措置の方法、内部監査の反映
• 法規・規則を順守し、整理整頓されている
– MSDSの整備
– 廃液・廃棄物の内容明示・責任者・連絡先
環境予防医学でのPDCAサイクル(例)
• 計画
– ユニットに該当する著しい環境側面を優先順位付け
• 実験系 キシレンの削減>一般廃棄物の削減
– 該当する著しい環境側面に対する目的・目標、実施計画
• 環境教育の実施
• 環境研究成果の普及
• キシレンの環境中への排出削減
– キシレンの管理システムを構築し、キシレンの使用量を減少させる
» MSDSの整備、劇毒物管理の徹底、廃液容器への内容・責任者の明示
» キシレンの削減:代替物質への転換
• 紙の使用量を削減する
» 両面印刷機の導入、学生用資料も秋から両面印刷
» コミュニケーションに電子ファイルとメールの活用
• 資源ごみの回収量を向上する
» 7・8階実験室に7種類の生活系ごみ箱、古紙ラックを配置
» 各部屋に燃えるごみと古紙用ごみ箱配備
» 廊下のごみ箱撤去
生活ごみ等の分別収集と
両面印刷機の導入
実験用薬品・廃液管理
キシレン代替物
劇毒物管理
環境予防医学でのPDCAサイクル(例)
• 実施・運用
– 実施するための資源、役割と責任
• 推進員(准教授):EMS全般
• 実験廃液責任者(講師)
– 「実験廃液の手引き」の活用、在庫と使用量の管理
• 教授・専門技術員:備品購入時の環境配慮
• 各研究者:代替物への転換志向
– 力量・教育訓練・自覚のための方法、コミュニケー
ションの方法、必要な文書類
• 留学生も含む全員がEMS研修受講
• ミーティングで教室での基本教育と定期的な報告
環境予防医学でのPDCAサイクル(例)
• 点検
– 監視・測定の方法、順守評価
• 運用等点検表の活用
• ごみ分別等のチェック(鋭利感染性廃棄物を含む)
• 実験廃液の管理
– 不適合・是正措置の方法、内部監査の反映
• EMSホームページ(マニュアル、手順、ニュース)の参
照
• 内部監査結果等の水平展開(瓶入り劇毒物の落下検
討)
EMS推進員の役割
• 環境管理責任者の指導、助言のもとに、担当
区分内の組織に対して次の業務を行う
– 環境目的・環境目標の達成に向けた各実施計画
及び実施状況の点検
– 各手順(運用管理手順書等)の順守状況の点検
– 上部組織(EMS実施委員会等)とのEMS活動面の
窓口
– 内部環境監査及び外部審査時の同席
– その他EMS活動の推進全般に関する業務
• ユニット単位でのEMS基本研修実施とその効果測定
Fly UP