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ŸZ“b™ƒ“
(1)
第23号
(2005年度・2学期号)
発行
2
0
0
5年1
1月7日
六甲中学校・高等学校
〒657-001
5 神戸市灘区篠原伯母野山町2丁目4番1号
TEL.
(078)
871-4161
(代表) FAX.
(078)
871-4688 http://www.rokko.
ed.jp
さらなる前進のために
学校長
崎
宗一
部員は日常の苦しい練習を積み重ねま
す。だからこそ、練習すればするほど、
負けた時の悔しさが募るのかも知れま
せん。では、敗者が日々積み重ねてき
た努力は、すべて無意味なものとなる
のでしょうか。
私は、試合における勝ち負けのどち
らの結果も、それぞれの生徒にとって、
これからの生活や人生を有意義に送る
ための「良質の経験」になると考えて
います。試合を終え、仲間と共に困難
を乗り越えたことが実感できた時、勝
者として、努力した結果が目に見える
形で現われた時、あるいは負けをどの
ように受け入れ、どう立ち直るかを考
える時、生徒一人ひとりの生き方への
モチベーションは高揚していきます。
練習から試合へと続く、その時その
時を真剣勝負で躍動したと言えるなら
ば、生徒は、人との調和や協調、他者
に対する思いやり、失敗から立ち直る
メンタルコントロール等、これからの
生活や人生を豊かにする上での貴重な
ツールを獲得することになります。そ
れぞれの生徒が与えられたミッション
を知り、それを自己の中で実現してい
くために、物事に真摯に打ち込み努力
夏休み中に、いくつかのクラブ活動
をのぞく機会がありました。ことのほ
か暑かった今年の夏、顧問の先生の指
導で、汗を流しながら体を動かしてい
る運動部の生徒の姿が印象に残ってい
ます。じっとしていても汗ばむ高温の
中、彼らは懸命に自分たちを鍛えてい
るように見えました。
良質の経験
ところで、スポーツの試合では明確
な形で勝負がつきます。生徒たちは、
日頃の練習の成果を試すべく試合に臨
みます。その結果は、勝者の側に立つ
より敗者の側に立つことを経験する場
合が多いと言えます。特に、トーナメ
ント戦では、1つのシリーズで最後ま
で勝ち続けることができるのは、1人
ないしは1チームのみです。随分厳し
い状況が試合に臨む彼らには用意され
ているわけです。
かつて私が野球部の顧問をしていた
ころ、時として、我々はまるで負ける
ために試合をするかのように感じられ
たことがありました。もちろん、勝つ
ことのすばらしさや嬉しさを求めて、
も
く
じ
校長巻頭言
『さらなる前進のために』 ………1
学院の生活…………………………5
教務部から…………………………2
行事報告……………………………6
保健室から
図書館から
夏期補習報告
体育祭
「進路の日」の報告
山のキャンプ
訓育部から…………………………3
しつけ
海のキャンプ
文化祭
事務室から…………………………7
事務連絡
生活のすべてが訓育の対象
宗教部から…………………………4
社会奉仕活動
宗教部講演会
教職員研修会………………………4
母の会より/六甲会より…………7
学院の動き…………………………8
これからの予定
告知板
クラブ活動
を重ねた経験は、その事柄の成否を超
えて彼ら自身にとって大いなる力の源
となり得ると確信しています。
六甲は、クラブ活動に限ることなく、
「良質の経験」を積む機会を学校生活
全般にわたって準備しています。そし
て、これからも学習活動を中心に据え
ながらも、生徒がかけがえのない経験
や体験のできる場を提供し続けようと
考えています。
おちるところ
「落処もまた知らず」
第3グランドに下りる坂道にも、ド
ングリの実が落ち始めました。
『落処
もまた知らず。いずれの処にか在る。
』
(碧巌録)という一節があります。
「木
から落ちる実はその落ちる場所も知ら
ず、どこに在るのかも分からない。
」
という意味です。
六甲生もいずれ学校を巣立っていき
ます。どのような方向に進もうとする
かは、ある程度想定されているかもし
れません。しかし、さまざまな理由で
予測通りにいかないことも多々生じる
でしょう。その時六甲生は、その場所
できっと良い芽吹きをするはずです。
それは、自身の心がすでによく耕され
ているからにほかなりません。これか
らも六甲は、生徒一人ひとりに「良質
の経験」を積んでもらうことができる
よう取り組み続けます。
*
*
*
六甲は2
0
0
5年度、種々の変革を行い
ました。それは、六甲が六甲で在り続
けるための変化です。それを成し遂げ
ることでさらなる前進を期したいと考
えています。
(2)
教務部から
夏期補習報告
本年も各学年で夏期補習が実施され
ました。実施科目は例年とほぼ同様で、
高校3年では大学受験に必要な科目は
すべて、高校2年では英語・数学・国
語・理科、高校1年以下の学年では、
英語・数学を中心に開講されていま
す。各学年の担当者からは次のような
報告がありました。
高3「非常に静かな雰囲気の中で実
施することができましたが、1時間目
の実施のためいつも5∼6名が遅刻し
ていました。
(数学)
「
」1
0
0%の出席率
でした。
非常に熱心に課題に取り組み、
成果も確実に上がったと思います。
(社
会)
「
」熱心に取り組んでいましたが、
出
席率が今ひとつでした。
(英語)
「
」3分
の1は初日から不参加でした。
(社会)
」
高2「文化祭活動等のその他の活動
と重なることも多く、欠席せざるを得
ない受講者もありました。
(国語)」
「受
講状態も良く、普段の授業もこんな感
じなら、
と思いました。
(国語)
」
「8割
∼9割の出席率でしたが、土曜日は試
合と重なるためか出席率が低下するよ
うです。
(英語・理科)
」
高1「半数は真面目に取り
組みましたが、残り半数は身
が入っていない状態でした。
(数学)
」
「参加者は真面目に
取り組み質問もよく出まし
た。
(英 語)
」
「1
0名 中2名 し
か出席せず2日間で強制終了
しました。
(国語)
」
中3「指名制にもかかわら
ず指名していない生徒も参加
していました。
予習も良くでき
ており、
質問も積極的で、
予定
教材も余裕を持って消化でき
ました。
」
中2「指 名 し た 全 員 が 参
加、
中学生の場合、
節目節目で
の不振者対策は重要と思われ
ます。
」
中1「極めて意欲的、参加
を呼びかけていないものまで
参加し、連日大盛況でした。
無断欠席もなく1学期の基礎
事項を確認することができま
した。
」
(谷川 敬次)
2
0
0
5年度夏期補習一覧
学年
科
目
中1 数学Ⅰ,英読,英作
期日(日曜除く) 対象者
7/2
2∼2
5
指名・希望
数学Ⅰ
7/2
2
・
7/2
3
8/2
6
・
8/2
7
指名補習
英語
7/2
2
・
7/2
5
7/2
6
・
8/2
6
指名補習
数学1,数学2
8/2
5
・
2
6
8/2
3
・
2
4
英読,英作
8/2
3∼2
6
8/2
4∼2
7
数学1
8/2
4∼2
6
指名・希望
8/2
4
・
2
5
指名・希望
英作
8/2
6
指名補習
漢文,センター数学
英語基礎演習
8/1
8∼2
3
(8/2
1を除く)
中2
中3
高1 古文
指名補習
高2 現代国語,理系数学
希望者
8/2
4∼2
9
英語難関大入試研究
(8/2
8を除く)
物理力学,医系3科目生物対策
記述古文,倫理,世界史CT
7/2
3∼2
8
共通数学①,物理CT,化学演習Ⅰ
(7/2
4を除く)
英語CT,中級英読,中級英作
9∼8/3
小論文,共通数学②,化学演習Ⅱ 7/2
1を除く)
物理特講Ⅰ,上級英読,基礎英読 (7/3
古文CT,日本史CT,共通数学③
8/1
8∼2
3
高3 理系数学,物理特講Ⅱ,物理演習
希望者
(8/2
1を除く)
理系生物
記述式古文,漢文CT,政治・経済
8/2
4∼2
9
地理,論述世界史,物理特講Ⅲ
(8/2
8を除く)
生物CT,上級英作
論述日本史
7/2
3
・
2
6
8/1
9
・
2
3
・
2
6
「進路の日」の報告
高1
6
5期生も高校生となり、いよいよ
これからの自分たちの進路を真剣に
考えて生活を送らなければならない
時期にさしかかってきました。将来
の職業を見据えての大学入試に備
え、高2からクラスも文系・理系に
分れるため、高1の終わりには科目
の選択もしなければなりません。そ
のような進路選択の一助として本校
では「進路の日」を設けております
が、今年は5月7日(土)の午前中
に合併教室で行いました。
まず最初に進路指導主任の置村よ
り、高校3年間の進路指導予定や大
学入試制度についての説明がありま
した。続いて4月に実施した進路適
性検査の結果資料の個人データを返
却し、将来の進路についての概略を
説明しました。
休憩をはさんで後半は、実際の進
路選択の体験談として、4
6期の石崎
義教氏(新明和工業)と5
1期の中田
康夫氏(松下電器)の2名の卒業生
に、高校時代の各教科への取り組み
方、職業と大学の関連、進路に対す
る考え方などをテーマに講演をして
いただきました。その後各教室で1
日の感想を書いてその日の予定を終
了しました。
この行事を通して、中学の間はそ
れほど実感がわかなかった将来の進
路について考える姿勢や、
職業選択
の基準・プロセス、高校時代の過ご
し方などを理解することができたの
ではないでしょうか。
これからの高校生活は、今後の将
来を決める大事な時期でもあります
ので、本校でも随時情報を提供させ
ていただきますが、保護者の方々か
らのご意見もご子息にとっては大き
なアドバイスになると思います。ご
家庭でも学校で行われたことがらに
ついてぜひ話題にしていただければ
幸いです。なお、1
0月の校外学習で
は「私の仕事館」で職業体験を行い
ました。1
1月には文理選択科目調査
を予定しております。(山本 隆昭)
高2
去る6月1
8日(土)
、半日を使 っ
て「進路の日」
を開催いたしました。
これは高2の生徒を対象に、1年半
後の受験を目指して、卒業までの計
画を周知徹底させると同時に、その
心構えを明確にさせるために、毎年
実施されている重要な行事のひとつ
です。本年もそれぞれの項目に応じ
て、学外から卒業生をはじめ、6人
の講師にお越しいただき、貴重なお
話しや、体験談を盛りだくさんに語
っていただきました。
プログラムは次のようなものでし
た。
1.進路適性検査の結果を用いて、
自分の適性を考える
講師:ベネッセ 山田高幹氏
2.0
5年度入試分析と0
6,0
7年度入
試対策
講師:駿台予備校 井上達也氏
3.元指導員〔6
0期〕による進学ア
ドバイス
生 田 啓(京 都 大・工)
,
武岡由樹
(神戸大・医)
,
守岡賢一(京都大・
工)
,
山根茂博(京都大・法)
山田氏の「知的活動に関心の高い
六甲生に大きく開かれた未来の世
界」
、井上氏の「より高い目標を掲
げてこそ夢が実現する」といった言
葉に、普段はまだまだ冗談半分に「受
験」という言葉を口にしている6
4期
生が、真面目な顔つきで聞き入って
いる姿には、学年会の教員一同ほほ
えましい思いにさせられる1日とな
りました。
(埜藤 修一)
(3)
訓育部から
し
つ
六甲は昔からしつけの厳しい学校だ
と言われてきましたが、実際には特別
な指導をするわけではなく、次のよう
な基本をきちんと確認しています。
服装:しつけは「身を美しく」と書く
とおり、服装については全教員が折に
触れて指導しています。私も登下校の
路上や駅のホームでだらしない服装の
生徒には時折注意しますが、1学期は
以前に比べて注意する機会が減りまし
た。その理由のひとつとして、高3(6
3
期)の体育祭役員たちが、下級生に演
技指導をするにあたって、服装をはじ
め学校生活のあらゆる面で、自らが模
範となろうと行動したことがあると思
います。衣がえの季節にあたり、上級
生はあの時の気持ちを思い出し、下級
生の模範となってほしいものです。
ただ、最近校内で目立つのは、破れ
たトレパン(中には股が裂けて下着が
見えるものも)や汚れで茶色くなった
校内着を平気で着ていることです。こ
のような場合には、校内着の洗濯と買
い換えを強く指導してまいります。
通学マナー:通学時の歩行マナーにつ
いてよく近隣の方から苦情をいただき
ます。朝、通学路で登校指導をしてい
け
ると、交差点での信号無視や道路いっ
ぱいに広がっての通行をかなり多くの
子どもたちに注意しなければなりませ
ん。人や車とすれ違うときにしっかり
道を譲る子ども、ほんの気持ち程度よ
ける子ども、まったくよけない子ども
と、さまざまです。相手の迷惑を考え
る気遣いを教えていかなければならな
いと強く感じます。
教室の整頓:放課後の教室を回って見
ると子どもたちの生活の一面がわかり
ます。文化祭で気持ちが浮かれていた
ときは、机も椅子も脱ぎ散らかしたト
レパンや靴も教室の中でお祭り騒ぎで
した。特に高1の教室は以前から、と
てもきれいとは言えない状態でした
が、高1学年会が放課後頻繁に教室を
回り指導をし、かなり改善されてきま
した。高2は掃除も整頓も
例年になく行き届いていま
す。
遅刻:最後に今年度学校と
して最も力を入れているこ
との1つは遅刻を減らすこ
とです。2
0
0
4年度ののべ遅
刻数は3
0
0
0人を切り、過去
最悪の2
0
0
3年 度 よ り6
0
0人
生活のすべてが訓育の対象
初めて学年訓育担当を命じられまし
た。訓育室当番で遅刻や異装の届けを
処理したり、通学路で登下校の指導を
行ったり、ペナルティー作業をする時
間が増えましたが、これまでのクラス
担任や学年主任の仕事と大きく変わる
ものではありません。子どもたちの
日々の生活をより良いものとし、充実
した力を身につけてもらうために、
日々努力するということは同じです。
六甲の目指す教育目標は、Man for
othersという言葉や『六甲生のプロ
ファイル』の中で、より具体的に表現
されています。土台として「宗教性」
を身につけ、それをもとに「知識」と
「自ら考え創造する能力」
、リーダーシ
ップをとることのできる「実践力」や
「指導力」そして「体力」を養い、世
界のために働くことができる人になっ
てほしい、ということであると思いま
す。
この目標達成のため、宗教教育・学
習・体育・訓育・クラブ活動・中間体
操・清掃・委員会活動・学校行事など
があります。
この中で訓育とは、社会生活に必要
な心がけや知識を教え、品性・習慣な
どをよい方向に養い育てること。知識
の習得を主とする教科教育に対し、感
情と意志を陶冶して、望ましい性格を
形成させる教育作用を言います。した
がって、子どもたちの生活のすべてが
訓育の対象であると言ってもよいと思
います。
学校だけではなく、家庭での生活も
重要な訓育の場であり、保護者のご理
解とご協力なくしては成しえないもの
です。また、目先の目標に向かって最
短距離で近づくために、大切であって
も面倒なことは削ぎ落とそうという考
え方は、自らの成長の機会を奪ってし
まうことになります。
六甲教育の大きな目標を達成するた
めには、学習、クラブ活動、委員会活
動、睡眠、食事、趣味の時間など、ひ
とつひとつの活動をより充実させる必
減少しました。しかし、これは4年前
の2
0
0
0年度よりも1
0
0人多い数字です。
今年度1学期の遅刻者数は8
2
4で昨
年度の9
5
7から1
0
0以上減りましたが、
週5日制で授業日数が若干減ったた
め、実質的な減少は約4
0で、1
0数年前
と比べるとまだ約2倍あります。9月
は3
6
3でしたが、高1が1
2
1人を占め、
2回以上遅刻した人は2
3人に上りまし
た。高3の遅刻者数が1
1
6人なので、
高3を抜いてしまいました。過去には
ほとんどなかったことです。
遅刻者数を減らすことが最終的な目
的ではありません。遅刻は子どもたち
の健康や心の問題などがまず最初に現
れる現象です。健康で学校生活・家庭
生活が順調な子どもに遅刻を重ねる人
はあまりいません。遅刻を子どもたち
からのサインとして取り組んでいきた
いと思っています。
(井坂 保彦)
要があるということです。毎日、
遅刻・
欠席がなく、同じような時間帯で規則
正しく過ごすことができれば、1週間
で行う活動のトータル時間は大きなも
のとなり、それぞれが充実したものに
なります。たとえば、ある1日だけ集
中して頑張っても、次の日に疲れがで
てスケジュールが狂ってしまうと、か
えってロスが大きくなります。これは、
遅刻の少ない学年は大学入試結果が良
い、という検証結果にも表れているよ
うです。
さらに、これからの国公立大学入試
では後期入試が廃止されて、その代わ
りに推薦やAO入試が増える状況にあ
ります。当然、推薦やAO入試では調
査書(高校の生活状況、欠席・遅刻数
や成績を記載したもの)や、面接、小
論文が重視されることになります。も
ちろん、一般入試にも同じことがいえ
ます。その意味でも遅刻・欠席なく、
毎日規則正しく時間を使うことで六甲
での6年間をより充実させ、同時に六
甲教育の大きな目標に近づいてほしい
と願っています。
(畑堀 克則)
(4)
宗教部から
社会奉仕活動
6月1
7日、6
0年以上に及ぶハンセン
病療養所での隔離された生活を体験さ
れた詩人、桜井哲夫氏をお招きし「生
まれた喜び」の演題でお話をしていた
だきました。次の記事に感想文が紹介
されていますが、全校生で埋まった講
堂は完全な静寂のうちに、全員が話に
聞き入っておりました。
夏休みには中3、高1、高2全員が、
校外での社会奉仕活動に参加し汗を流
しました。9月2日に報告会が催され、
中3は赤羽君と佐伯君、高1は山本悠
すじへら
太君と鈴木純平君、高2は筋箆君と大
北君、さらに平井先生が発表しました。
班長の報告書には、日頃接することの
無かった世界を、新鮮な目で捉えてい
る感想が散見されました。
1
0月1日と2日の午後、それぞれ中
1と中2が、例年のように赤い羽根共
同募金のため、三宮界隈の街頭に立ち
ました。元気な声をあげる六甲生の姿
が見られました。
インドより新しい「もうひとりのク
ラスメート」の写真付きプロフィール
が郵送されてきました。文化祭で展示
し、1
0月6日の全校朝礼でクラスへの
受け渡し式を行いました。
年末の1
2月1
6日、日本赤十字社の献
血車を学校に呼び、高1以上の希望者
を対象に献血をいたします。医者によ
る事前の厳しい健康チエックがありま
すので安心して参加できます。
3学期には釜が崎の夜回りがありま
す。簡易宿泊所の並ぶ街を真夜中に歩
き回り、寒風の中、段ボールひとつに
包まれて冬を過ごす「おっちゃん」た
ちに声を掛け、おにぎり・味噌汁と毛
布を配ります。高校生と社会奉仕委員
の中学生から希望者を募ります。
来年の夏には、3年に1度のインド
訪問を予定しております。現在の中2、
中3、高1が対象となります。毎月の
宗教部講演会
NHKテレビ『人間ドキュメント』で
も放映された元ハンセン病患者・桜井
哲夫さんは、1
7歳の時に「ライ予防法」
により施設に強制収容されました。以
後6
3年間、さまざまな差別を体験しな
がらも、詩作によって人生の意味を見
つけ、生きてこられました。そして、
日本のハンセン病元患者に対する強制
隔離政策の誤りを世に知らせようと、
積極的に講演されています。六甲学院
では介添えの金正美さん、赤尾拓子さ
んと共にお招きし、6月1
7日に講演会
を行いました。今回は中学3年生の感
想文を掲載します。
(柴田 潔)
「ハンセン病患者は、昔から差別さ
れており、現在はその法律はなくなっ
たと聞いていたが、それでも差別が続
いており、施設から家に帰ることもで
きないという状況に衝撃を受けた。実
際に法律が廃止されても、人の差別が
消えることは難しいというのが現実だ
と思う。元患者が理解を深めてもらお
うとしているのだから、こちらもその
メッセージを受け取り、理解に努めて
いかなければならないと思った。これ
はハンセン病だけに言えることではな
い。世の中にはさまざまな差別があり、
それによって苦しめられている人々が
多数いる。その理解を深めることが、
差別をなくす唯一の、最も効果的な方
法なのだと思った。
(岸本 光司)
」
「『健全な精神は健全な体に宿る』日
本人なら1度は聞いたことがある言葉
だと思う。今回の講演で、この言葉に
疑問を持った。この言葉が健常でない
人々にどのような気持をもたらすだろ
うか、
と。
ものすごく嫌な感じがするだ
ろうと思う。
桜井さんは、
立派な心を持
っていた。健常者の人にもまともな精
教職員研修会
8月3
1日(水)に生徒研修所で、
「個
人情報保護法」についての研修会を行
いました。大量の個人情報が漏洩した
り、ホームページへの書き込みによっ
て人権侵害が起こったりする事件が、
毎日のように報道されています。この
法律は高度情報通信社会において、個
人の人格権を尊重することを目的とし
て制定されたものですが、六甲学院創
立以来の「一人ひとりを大切にする教
インド募金の送り先、ダミアン社会福
祉センターを訪問し、
「もうひとりの
クラスメート」と直接交流し、募金の
用途を見聞し理解を深めます。訪問団
のインド訪問は次回で6回目となりま
す。若い感性には、日本とは対極の位
置にあるインドの文化に触れること
は、生涯の得難い経験になることでし
ょう。
積極的な参加を期待しています。
(塚
雄一)
レーベンス・シューレでの奉仕作業
神を持っていない人もいるのに。金さ
んの言っていたようなことを小説で読
んだことがある、それは『本当の理解
というものは、しなければいけないこ
とをする実行力と、
人の(相手の)気持
を考えられる力の2つがあって初めて
出てくるものだ』ということだ。この
2つを備え合わせることは難しいだろ
う。私たちは、いろんなことを覚え、
得ていく、
そして多くのことを捨てて
いくと思う。でもその中で、外見で人
を判断しないという心は捨ててはいけ
ないと思った。
(中川 大輔)
」
育」
と共通する思想が背景にあります。
武宮隼人初代校長は校誌『六甲』の中
で「この学校では、私の存在は格別認
められていないのだという気持ちを、
一人の生徒にでも持たせてはならない
と思います。少なくとも六甲では、生
徒一人ひとりが、かけがえのない、独
(5)
学院の生活
保健室から
この頃の保健室の様子から子どもた
ちの健康状態を考察したいと思いま
す。
外科的疾患で気になる症状は、擦り
傷の化膿です。ほとんどが、休日のク
ラブでの擦過傷が悪化したものです。
中にはリンパ節が腫れたり、発熱を伴
ったりする場合があります。中にはこ
の傷が原因で、入院した例もあります。
このような場合は、早めに外科や皮膚
科を受診するように勧めています。
病院の先生にもご指摘いただくので
すが、最初の傷の手当て、特に洗い方
が十分でないことが原因と思われま
す。保健室でも「洗ってきた?」と聞
いたら「洗ってきた」と答えるのです
が、泥が残っていることが多々ありま
す。痛みがあって自分でこすって洗う
ことが難しいのかもしれませんが、擦
り傷の処置は、とにかくよく洗ってか
ら消毒することが大切です。
図書館から
また、最新の消毒をしない被覆材(傷
テープ)を使ってもよいのですが、こ
の場合も消毒しないだけに十分に洗う
ことが重要です。消毒しなくてもいい、
換えなくてもいいということが、新し
い傷テープを選択する理由のようです
が、かえって化膿させてしまっている
ことがあります。
内科的疾患では、最近はベッド利用
が少なくなりましたが、9月に入って
発熱による早退が多く見られました。
「夏休みの宿題があって徹夜をした」
「文化祭の準備に忙しい」といった理
由に加えて、季節の変わり目で体温調
節がうまくできなかったことが重なっ
たためと思われます。
私たちも注意して指導してゆきたい
と思っていますが、ご家庭でもご子息
のけがの様子や体調にご注意くださる
ようにお願いいたします。
保健室は、救急の応急処置の場であ
「週休2日の時代を迎えて」
日本語ブームが起こってもう何年か
経ちました。不景気になると日本語ブ
ームが起こるとのことですが、学力低
下対策とも相俟って、今小学校では朝
の1
0分間読書が流行っているそうで
す。読書によって落ち着きが出て、以
後の授業にスムーズに入っていけるよ
うになったとの実践報告が出ていま
す。
ブームを待つまでもなく、六甲の図
書館には初代校長の武宮隼人神父直筆
の「元始有元」
(げんしゆうげん)の
書が架けられてきました。聖書の「初
めに言葉ありき」の意味ですが、現代
科学から読み直せば「人は言葉と共に
地上に出現した」ということになるの
だと思っています。言葉こそが人の脳
を生み出した、人間社会創設の立役者
自のものとして認められているようで
あるべきです」と言っています。生徒
の個人情報を注意して扱うことも、一
人ひとりを大切にする教育の一環で
す。また、個人情報の安全性を確保す
るための組織作りと規則の作成、また
データの暗号化など技術的な防護策も
です。
印刷技術の飛躍的な発達により、今
では鮮明な写真や絵を、安価な本でも
見ることができるようになりました。
文庫・新書本の表紙さえカラフルにな
り、キャッチコピーも視覚に訴える工
夫がされており、思わず手に取りたく
なります。人類の英知が中に詰まって
いる点で、他の追随を許しません。
私は心から思っているのですけれ
ど、中学生にとって家で勉強している
ヒマはない。何をおいても良書を読む
ことに時間を費やすことが、若い脳が
欲していることであり、優先課題では
ないでしょうか。
六甲は今年から週休2日になりまし
た。それは実は本を読むための時間で
はないでしょうか。自分の天職は何か
並行して行っていく必要があります。
このような趣旨で、個人情報保護の留
意点や本校での取り組みについて、教
職員全員で研修を行いました。
なお、4月1日の法施行に合わせ、
本校の個人情報取扱い方針をホームペ
ージに記載いたしました。住所、氏名
って、病院のように治療をしたり、薬
局のように薬を与えたり、ホテルのよ
うに睡眠をとる場ではないことは、子
どもたち本人に自覚を持ってほしいと
思っていますが、ご家庭でもその旨ご
理解をお願いいたします。
(曽川 笑子)
来室状況(2
0
0
5.
4.
7∼9.
3
0)
月
火
水
木
金
高3
40
6
2
4
8
6
4
5
9 273
高2
63
7
0
4
6
8
3 134 396
高1
3
7
8
7
9
4
8
0
95 394
中3
5
8
5
0 1
1
2
7
6
82 381
中2
5
1
3
5
49
4
5
46 226
中1
6
5
4
7
69
6
5
5
9 306
3
15 3
5
1 41
8 4
13 475
合計
1976
(1
6)(1
8)(1
7)(1
8)(18)
*合計の( )は曜日の回数
という大きな課題を見つけてゆく良き
ガイドになり得るでしょう。本を読む
ことを食事をすることと同じ生活の一
部にする文化を、家庭や学校に育てる
チャンスが到来しました。
日本社会は今、お金持ちと貧しい人
に二極分解されつつあると言われてい
ますが、本当は本を読む人と、本を読
まない人に分けられつつあるのだと思
います。いきなり俗物的な物言いをす
るなら、東大、京大に行くには、まず
本を読めないとダメです。
六甲の図書館は良書を揃え、ご子息
の読書欲に応えられるようこれからも
努力していきますが、土曜が休みにな
った今こそ、学校をあげての本を読む
機運を高めていくことを提案いたしま
す。ここから六甲の新しい可能性が生
まれることでしょう。
(塚
雄一)
や成績、面談記録などが個人情報に該
当します。教職員は生徒・保護者の個
人情報の取得、利用、管理、開示につ
いて、法の趣旨に従い、その取扱いに
は十分に注意を払うよう心がけていま
す。
(赤松 広政)
(6)
行事報告
体
育
6月1
2日(日)に第6
4回体育祭が行
われました。本年度は、6
3期高3の成
田諭一郎委員長の下、
「笑」のテーマ
で行われました。テーマのとおりいつ
も笑みを絶やさない体育祭をと、役員
一同練習から楽しく指導していたと思
います。予定していました1
1日(土)
はあいにくの悪天候で順延となり、1
日遅れの体育祭になりましたが、1
2日
(日)は天候に恵まれ素晴らしい体育
祭日和となりました。前日の順延の判
断が遅くなってしまいご迷惑をおかけ
祭
したご家庭には、ここで改めてお詫び
申し上げます。さて、競技においては
高2・高3の綱引きは、なかなか迫力
があり良かったと思います。いつも中
学生が行っていた競技ですが、ひと味
違う感動を覚え、思わず手に力が入り
ました。総行進は例年通り6列交差か
ら入っていきましたが、昨年までと少
し違っていたことに気づかれましたで
しょうか。交差の箇所が多くなってい
て、少しランクアップしていたのです
が。6
8期中1諸君もこの難しい交差を
海のキャンプ
2
0
0
5年度の久美浜キャンプが、C・
D組7月2
7日∼3
0日、A・B組7月3
0日
∼8月2日の日程で行われました。前
班の最初、久美浜の波が高く心配され
ましたが、日が経つにつれ穏やかにな
り、昼は水練を中心に順調にプログラ
ムを行うことができました。夜は久美
浜オリンピックや肝だめし、バーベキ
ュー、キャンプファイヤーなど、高校
生の指導員の熱心な指導と創意工夫に
より、子どもたちは大いに楽しんでい
ました。さらに今年は宿舎の前にある
久美浜運動場に新しい砂が入り、整備
された砂の運動場でドッジボールなど
をして、本当に楽しそうに遊んでいま
した。
普段学校では味わうことのできない
3泊4日の集団生活で、子どもたちは
友達・指導員・先生との心のふれあい
を通し、着実に成長していることを感
じました。六甲に入学して初めて親元
を離れての宿泊体験、テントの中で寝
山のキャンプ
7月2
7日から8月8日まで、例年通
り4つの班で立山キャンプを行いまし
た。第1班初日の往路で、バスが登る
立山有料道路が台風の影響により閉鎖
となり、ケーブルと高原バスを乗り継
いで立山ヒュッテに到着するというハ
プニングはありましたが、日程やプロ
グラムの変更もなく、無事に全行程を
終えました。
今年度より3泊4日に短縮された立
文
第4
6回文化祭は好天にも恵まれ、多
くの人たちにご来場いただきました。
今年のテーマである「One」にふさ
わしく、6
4期生を中心に、Only One
の文化祭を創り上げてくれたと思いま
す。今年度は、週5日制に移行して初
めての文化祭ということもあり、全体
的に例年よりも準備が遅れ気味でした
が、役 員 た ち が 一 丸(One)と な っ
て実施することができました。六甲の
文化祭は、今までの先輩たちが創り上
げた伝統の上に築いていくものです
山キャンプですが、足慣らし・縦走・
夕食自炊・弥陀ヶ原散策と、これまで
と同じプログラムを用意し経験してい
ただきました。これは交通事情がかな
り良くなっていることを考慮し、最終
日の復路出発時間をやや遅らせること
によって実現しました。
また、昨年度から導入しました山岳
ガイドを、今年度は2名に増員し、登
山の際には先頭と最後尾に配置して、
化
祭
が、新たな課題に対してどのように立
ち向かって行くかは、その担当学年の
創造力にかかっており、また目立たな
いところで働き、縁の下の力持ちにな
る人、裏方が多くいてこそ成立するも
のです。文化とは、新しいことにチャ
レンジし、自分たちでさまざまな壁を
乗り越え、創造していくものではない
でしょうか。
今年度の特徴の1つは、例年よりも
展示の内容が充実していたことがあげ
られると思います。特に本校舎3階に
無難にこなすことができ、たいしたも
のだと感心しております。最後は「笑」
の人文字で締めくくり、満足のゆく総
行進だったと思います。来年度の6
4期
の体育祭もどうか期待してください。
(畑原 勝巳)
泊まりし共に生活した友達や、お世話
になった指導員の先輩を忘れることな
く、久美浜での体験を糧にさらに大き
く成長してほしいと思います。
(安達 英二)
さらに安全対策を万全にしました。日
程は時間的にこれまでよりもタイトに
なりましたが、天候とスタッフに恵ま
れてほぼ全てのプログラムを無事に終
えることができました。 (岡 岳志)
は六甲を紹介する多くの展示が並び、
いずれも中学生のクラス企画ですが、
質が高く、意欲的な取り組みが見られ
ました。
来年も期待できると思います。
最後になりましたが、母の会をはじ
め、多くの方々にご協力いただきまし
たことにお礼申し上げます。
(坂根 伸治)
(7)
事務室から
学校施設等における吹き付けアス
ベスト等使用実態について、専門業
者に依頼し調査を行いました。その
結果文部科学省の指示する、損傷・
劣化等により石綿等の粉じんの飛散
する恐れのある吹き付け石綿、折板
裏打ち石綿断熱材を使用している施
設が無いことが判明しましたので、
アスベストによる健康上の懸念はあ
りません。なお、立山ヒュッテ・久
美浜学舎も同様です。
本年も教育環境の整備のため、下
記工事を行いました。
① 音楽教室の空調機の更新
② 講堂棟の空調機の一部更新
③ 本館の屋上東西部の防水工事
④ 講堂棟屋上北東部の防水工事
⑤ 合併教室外壁北面の補修工事
⑥ 久美浜学舎の整備
<学校事務室>
年末・年始の窓口業務について
本年度の年末・年始につきまして
は、入試受付業務の都合で、証明書
等の発行は受付日の翌日となる場合
がございますのでご了承ください。
特に在学証明書・学生割引証(学
割)については、できるだけ1
2月初
旬までに申請していただきますよう
ご協力ください。
欠席届について
インフルエンザ等学校指定伝染病
で欠席される場合、治癒期間中であ
っても毎朝必ず規定の時間(8時か
ら8時3
0分)内にご連絡ください。
学校指定伝染病と診断された場
合、治癒期間経過後登校する際、届
け簿に診断書を添えて提出すれば当
該期間「欠席」
扱いにはなりません。
なお、次のいずれかを診断書の代用
とすることができます。
① 届簿の学校宛提出分(右半分)
に
診断結果、
治療期間を医師が記入
し、
署名・捺印していただける場合
② 任意の様式に医師が診断結果、
治癒期間を記入し、署名・捺印し
ていただける場合
制服・校内着・鞄等の販売予定日
1
1/1
8,
1
2/2,
1
2/1
6
1
1/4,
0,
2/3,
2/1
7,
3/3,
3/1
7
1/2
<法人事務室>
授業料
2
0
0
5年度第3期分授業料等(授業
料・諸費補填金・校友会費)の自動
振替は2
0
0
6年1月2
5日(水)に予定
しており、振替合計金額は1
2
3,
0
0
0
円となります。詳しい案内は3学期
の始業式に、ご子息を通じて配布さ
せていただきます。
高校入学金(現中学3年生対象)
2
0
0
6年度六甲中学校から六甲高等
学校への入学者(6
6期生)は、高等
学校への入学金(1
2
5,
0
0
0円)の納
入が必要です。3月初旬に、案内と
振込用紙をご子息を通じて配布いた
しますので、3月2
4日(金)
迄にお振
込みください。
授業料軽減補助について
兵庫県の授業料軽減は6
3期・
6
4期・
6
5期の高校生が対象ですが、申請受
付は終了済です。現在7月に授業料
軽減補助申請をされた方の事務手続
きが進行中です。申請が認められま
すと例年、1
2月末または1月中旬に
は給付できる予定です。
本校における私学助成の状況
本校では、平成1
6年度に県から総
額3
0
4,
7
8
7千円の経常費補助を受け
ています。これは、人件費や教育研
究費などの学校の運営経費に対する
補助で、生徒1人当たりに換算しま
すと2
7
6,
3
2
5円になります。また、
これとは別に経済的理由で学資負担
が困難な生徒に対し、授業料軽減補
助を2,
7
0
9千円受けており、これら
の補助により、教育条件の向上や保
護者負担の軽減に役立てています。
六甲会より
平成1
7年6月7日に六甲会定時総会を開催し、2
0
0
4年度収支決算、2
0
0
5年
度収支予算、2
0
0
5年度役員選任が承認可決されました。それにより、下記の
方々が新役員になられましたのでご報告申し上げます。(会長
端 泰伸)
理事 宇山
淳様(6
7期 宇山真史君の保護者)
理事 酢谷 浩和様(6
7期 酢谷周平君の保護者)
監事 大黒 潤一様(6
7期 大黒拓磨君の保護者)
母の会より
体育祭・バザー・文化祭のご報告
今年の体育祭は、雨天のため6月1
2日(日)に順延になりましたが、当日
は晴天に恵まれ、賑やかに開催されました。飲み物やアイスクリーム、パン、
おにぎりの販売も順調に行われました。
6月2
5日(土)のバザーは素晴らしいお天気で、多くのお客様で溢れる会
場でした。初めての土曜日開催ということで、どのくらいのお客様にお越し
いただけるか心配いたしましたが、朝早くから「六甲のバザーが楽しみ」
と、
並んでくださった方々も多く、心から嬉しく思いました。
昨今の経済情勢の中、バザー商品の売れ行きに多少の不安もありましたが、
おかげ様で完売させていただき、無事にバザーを終える事ができました。教
職員、伯友会、伯宝会、出店していただいた方々、高1の皆さん、ご協力い
ただきましたすべての会員の皆様に心より感謝申し上げます。
9月1
7日(土)1
8日(日)の文化祭も多数の来校者に恵まれ無事に終了す
ることができました。お手伝いいただきましたお母様方に重ねてお礼申し上
げます。体育祭・文化祭委員の力強い仕事ぶり、バザーでお手伝いしてくだ
さった高1生の素直な仕事ぶりに触
れ、あらためて六甲生の素晴らしさ
を感じました。
いまご
1
1月より新幹事長、今後孝子さん
に引き継ぎをいたします。伝統に誇
りを持ちながら、この時代に合った
母の会作りに皆様方と共に励んで行
きたいと考えております。今後も母
の会へのご理解とご協力をよろしく
お願い申し上げます。
(前幹事長 尾森 睦子)
(8)
学院の動き
2
2日
(木) クリスマスメッセ−ジ・終業式
23日
(金) クリスマスの集い
2
9∼1/3日
(火) 学校閉鎖期間
1月4∼7日
(土) 中2スキ−合宿
1
0日
(火) 始業式
1
3日
(金) A日程中学入試準備
14日
(土) A日程中学入試
16日
(月)「生命について考える日」
17日
(火) B日程中学入試準備
18日
(水) B日程中学入試
2
1・22日
(日) センタ−テスト
23日
(月) センタ−自己採点
2
4∼2/15日
(水) 高3特別授業
<これからの予定>
(変更の可能性があります。
)
11月
1
8日(金) 全国連兵庫大会公開授業
(国語科)
2
4日(木) 強歩会(雨天順延)
2
5日(金) 公休
12月
3日
(土) 創立記念日
8日
(木) 短縮授業
9∼14日(水) 期末考査
1
0日(土) 高3保護者会
1
6日(金) 答案返却日・献血
17日(土) 答案返却日
2
8日
(土) 中3・高1・高2記述模試
(未定) 中3アチ−ブメントテスト
2月
1
0日
(金) 体育祭委員長選挙
2
6聖人のミサ
1
8日
(土) 高校卒業式
21∼2
4日
(金) 高1研修旅行(沖縄)
2
4日
(金) 次年度身分証明書写真撮影
3月
9日
(木) 短縮授業
10∼1
5日
(水) 学年末考査
17・1
8日
(土) 答案返却日
19∼2
1日
(火) 巡礼・黙想期間
2
4日
(金) 終業式・中学卒業式
27∼3
1日
(金) 高校単位追認考査
クラブ活動
クラブ名
アメリカンフットボール
弓道
剣道
サッカー
ソフトテニス
卓球
テニス
バスケットボール
バドミントン
バレーボール
野球
ラグビー
陸上競技
音楽
化学
生物
地理歴史研究
美術
物理
演劇
合
入
在
顧
石
小泉
住吉
千原
岩井
柴田
青木竜
岩下
小林
鍵山
青柳
安達
西山
小原
飯塚
阿知波
坂根
青山
金田
四宮
問
畑原
佐久間
村上
市川
後藤
畑堀
石川
森本
谷川
塩見
蒲原
置村
山本
井坂
雀部
岡
西尾
計
率
籍
部
<<<
告
部
員
数
中1
中2
中3
高1
高2
高3
合計
1
7
1
2
1
9
1
4
1
2
3
7
7
4
9
1
0
1
0
1
1
1
1
5
5
7
6
4
3
2
4
2
6
(中井)
1
7
2
2
2
3
1
0
1
1
1
3
9
6
3
0
1
0
4
6
0
2
3
1
0
8
4
4
1
0
8
4
4
2
9
2
2
2
2
4
3
8
1
5
1
3
9
(柴田)
2
0
1
2
1
2
8
8
8
6
8
3
3
1
4
1
0
7
2
8
5
7
7
0
8
8
3
5
(江口)
3
2
2
4
2
0
1
0
6
1
0
1
0
2
(石光)
7
5
7
1
0
7
0
3
6
6
4
6
9
0
7
3
2
(松浦)
4
1
6
8
5
7
1
4
5
4
9
4
2
0
6
0
2
1
3
0
5
3
4
4
1
9
(西本)
5
2
1
5
7
2
2
2
0
1
0
2
1
1
5
(溝内)
8
1
1
0
2
6
1
2
8
(阿知波)
0
4
0
0
0
0
4
1
8
9
1
7
2
1
7
4
1
4
3
1
2
0
1
1
6
9
1
4
1
0
0% 9
1.
0% 8
8.
3% 8
0.
8% 6
9.
0% 7
0.
7% 8
3.
9%
1
8
9
1
8
9
1
9
7
1
7
7
1
7
4
1
6
4 1
0
9
0
知
板
>>>
教職員の異動
新任:石山陽子が、9月より中3の生物を担当しております。
教育実習
去る6月6日からの2∼3週間、1
2名の実習生(1名は他校卒業の神戸大生を受
け入れ)を迎えて教育実習が行われました。いずれも熱心に取り組み、生徒から
の評価も良好で、一定の成果を挙げたと思われます。
2
1期卒業生の記念植樹
去 る8月2
7日(土)
、1
9
6
4(昭 和3
9)年 卒 業
の2
1期生の同窓会が行われました。その際、
約3
0名が学校の施設等を見学された後、第3
運動場下の生徒通用路に沿って、5本の桜の
若木を植樹されました。若木が大樹となるま
でご活躍されることを念じております。
暫定生徒会
昨年度末に発足しました暫定生徒会(初代会長、6
3期小山一君)の2回目の会長
選挙が、去る9月2
8日(木)
、中3、高1、高2の投票により実施され、6
4期の
早田(わさだ)君が選出されました。新役員の下、
「生徒会規約」完成が急がれ
ています。
父親のための聖書講座
月に1回下記の要領で聖書を読み、会食しながら懇談しています。担当は赤松神
父です。
日時:毎月 第1土曜日 午後6時半∼8時
場所:生徒研修所(六甲登山口の北2
0
0m)
内容:ルカ福音書
弓道部
高体連神戸支部春季大会 団体1位
県高校総体
団体5位
高体連神戸支部秋季大会
団体遠的1位・総合2位
陸上競技部
高校総体神戸市予選1
1
0mハードル
1位 白壁 正規(高3)
県高校総体1
1
0mハードル
3位 白壁 正規
県高校ジュニア神戸地区予選
4
0
0mハードル1位
本間 達也(高1)
バスケットボール部
県私学大会
中学3位
高校Bリーグ優勝
テニス部
神戸市夏季リーグ 高校団体準優勝
Jr.
テニスサマーサーキット
マスターズ準優勝
奥貞 紘平(高1)
アメリカンフットボール部
第6回NFLフラッグフットボール
関西北陸大会 中学準優勝
編・集・後・記
神戸で来週開催される全国私学教研集
会の「危機管理・防災部会」の実行委員
をしており、足掛け3年準備をしてきま
した。その間、近畿北部の大水害や中越
地震が発生。また、世界各地で津波、洪
水、熱波、ハリケーン、地震など大規模
な自然災害が起こり、その上、いつ果て
るともない爆弾テロが続き、多くの人命
が失われています。自然の脅威に耐えう
る街や援助ネットワークづくり、そして
争いのない平和な世界達成のため、ささ
やかでも働きかけを続けたいものです。
(石光 一郎)
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