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産業振興部商業観光課 く定例記者会見資料>
産業振興部商業観 光課 <定 例記者会見資料 > L/n年 体 工事に係 る低濃度 PCB含 有廃棄物 の誤処分について 浄土ヶ浜 ター ミナル ビノ 嗜翠体 工事において、低濃度 のポ リ塩化 ビフェニル 市 が発注 した浄土ヶ浜 ター ミナル ビノ (PCB)が 含 まれた トラ ンス 1基 が誤処分 されたことが判明 しま したので 、その内容 を 報告 します。 1 誤処分 が判明 した時期 平成 26年 5月 8日 、「ポ リ塩化 ビフェニル廃棄物 の適 正な処理の推進 に関す る特別 措置法」第 8条 に基づ く届出書作成 のため、 PCB保 管庫 で浄 土 ヶ浜 ター ミナル ビルの 解体 工事において発生 した トランス及び コンデ ンサを撮影 した。 平成 26年 5月 12日 、撮影 写真 を 「分析結果報告書」 と突合 した際 に、 トランスの 型式及び製造番号等 が異な ることか ら疑義が生 じた。そ の 旨を工事請負業者 に連絡 した が、当時 の現場代理人は不在 であった。 平成 26年 5月 13日 、現場代理人 と連絡が取れ、低濃度 PCB含 有廃棄物 トランス 1基 の誤処分 が判明 した。 2 誤処分 が発生 した場所及 び誤処分 された トランス (1)誤 処分 が発生 した場所 宮古市 日立浜町 32番 4 浄土ヶ浜ター ミナル ビル (解 体 工事での産業廃棄物仮置 き場 ) (2)誤 処分 された トランス 種 類 製 造 者 製 造 年 式 型 製 造番 号 油 量 重 量 PCB濃 度 3 高圧 トランス 愛知電機側 1974年 SSO一 008458 CL 95L 307kg 3.5mg/kg 誤 処 分 の概 要 ① 平成 25年 6月 12日 浄 土 ヶ浜 ター ミナル ビノ 体 工 事 の 実施 設計 にお い て 、検 査機 関 が提 出 した 「分 "牢 度 PCB使 用機器 の トラ ンス 析 結果報告書」 に よ り、低濃 が あ る こ とが判 明 した 。 -1- 1基及 び コ ンデ ンサ 1基 産 業振 興 部 商 業観 光課 「分析結果報告書」 の概要 種 製造者 類 製造年 型式 油量 PCB濃 度 (L) (mg/kg)※ 製造番 号 高圧 トラン ス 愛知電機的 1974 SSO― CL 008458 95 3.5 高圧 トラン ス 愛知電機関 1974 TSO― CL K001364 66 0.3 高圧 コンデ ンサ 日本 コ ン デ ンサエ業田 Oυ ※ ●じ 中立電機閉 遮断器 NEF― 1973 65015R BBK-45 SX32055 736998 15.0 17 不検 出 廃 油 の PCB濃 度 が 基準値 (0.5 mg/kg)を 超 えるものは PCB廃 棄物 と して 保 管 し、基準値 以 下 の もの は産業廃 棄物 と して処 分 で き る。 ② 平成 25年 9月 20日 И 早体 工 事 の請負 契約 を工事請負業者 と締 結 した。 低濃度 浄 土 ヶ浜 ター ミナ ル ビノ PCB含 有廃 棄物 で あ る トラ ンス 1基 及 び コンデ ンサ 1基 につ いて は 、既存 の特別 管理産業廃 棄物保 管庫 の 防油堤 に保管す る 旨を設 計 図書 に記載す る とともに、後 日、 工 事概要説 明 にお いて工事請負 業者 に対 してその 旨を説 明 した。 ③平成 25年 12月 10日 工事請負業者 が 「分析結果報告書」 と突合 の うえで、地下 3階 機械室 の トランス ボ ックス解体作業 を行 つたが、仮置 き場へ移動作業 の際、低濃度 PCB含 有廃棄物 である トランス と、産業廃棄物 である トランス を、誤 つて置 いた。 ④平成 25年 12月 11日 PCB保 管庫へ の トランス 1基及 び コンデ ンサ 1基 の移動及 び保管作業を行 った。 移動・保管 した トランスは、本来、産業廃棄物 として処分す べ きものであ ったが、 工事請負業者 が作業時 に 「分析結果報告書」 との突合 を行わなか つたために、 この 誤 りに気 づか なかつた。 ⑤平成 26年 1月 22日 仮置き場 にあった トランス 1基 を トラックに積み込 んだが、工事請負業者 が作業 時に「分析結果報告書」との突合 を行わなかつたため、この誤 りに気 づ かなかつた。 ⑥平成 26年 1月 23日 仮置き場 にあった トランス 1基 及び他 の産業廃棄物等を積 んだ トラックが、産業 廃棄物処理場 に到着。産業廃棄物処理業者は、産業廃棄物 としてタイヤ及びガラス 等、有価物 として トランス及びバ ッテ リー並びに蛍光灯 のカサを受領 し、 トランス は、有価物置場 に搬入 された。 産業廃棄物処理業者 も搬入時 に「分析結果報告書」との突合 を行 わなか つたため、 この誤 りに気 づかなかつた。 -2- 産 業 振 興 部 商業観 光課 ⑦ 誤処分が判明 した平成 26年 5月 13日 以降、工事請負業者 へ電話で追跡調査 を 指示 し、工事請負業者及び産業廃棄物処理業者に対 し、市庁舎 での間き取 り調査 を 実施す るとともに、市職員 が産業廃棄物処理場 の現地調査を行 つたが 、当該 トラン スの発見には至 っていない。 4 今後 の追跡調査等対応計画 ①低濃度 PCB含 有廃棄物 トランスの追跡調査 工事請負業者 に対 し、低濃度 PCB含 有廃棄物 トランスが搬入 された可能性 がある 再度徹底 した捜索を行 うことを指示 し、平成 26年 6月 場所 について、 30日 までに、 報告書 の提出を求めます。 ②低濃度 PCB含 有廃棄物 トランスの誤処分 の公表 今回の誤処分について、市 のホームペ ージに掲載 し、誤処分 した トランスについて の情報提供 を求めます。 ③ 土壌調査 の実施 L/4牢 体 工事 の際 の仮置 き場 につい て 、 工事請負業者 に対 し、浄土ヶ浜 ター ミナル ビノ 土壌調査を指示 します。土壌調査は、「土壌汚染対策法」で定める指定調査機 関 によ り 行 うことを指示 し、平成 26年 6月 5 30日 までに、報告書 の提出を求めます。 再発防止策 宮古市では、従来 か ら有資格者 を特別管理産業廃棄物 管理責任者 とし、特別管理産業 廃棄物保管場所を定 め、 PCB含 有廃棄物 の管理 を行 ってお りま した。 今回 の浄土ヶ浜ター ミナル ビノ 嗜牢体 工事 における低濃度 PCB含 有廃棄物 の誤処分は、 直接的な原因は、特別管理産業廃棄物保管場所 へ保管す る前の段階 で、工事請負業者 の 誤 りによ り発生 した ものです が、市 の確認体制 に も見直すべき点があると認識 してお り、 このよ うな事態が生 じま したことについて、深 くお詫び申 し上 げます。 今後 このよ うな事態が生 じないよ う、以下の再発防止策を徹底 し、管理体制 の強化 を 図 つて まい ります。 ① ポ リ塩化 ビフェニル廃棄物へ の表示 「ポ リ塩化 ビフェニル廃棄物 の適 正な処理の推進 に関す る特別措置法」第 2条 で 定義 され る 「ポ リ塩化 ビフェニル廃棄物」の全てについて、「PCB」 の表示 を行 い ます。 ② 全庁的な周知 の徹底 PCB及 び PCB含 有あるい は含有 の可能性がある機器等 の取 り扱 い に関 して、 全庁的な周知 を徹底 いた します。 -3- 産 業 振 興 部 商 業観 光課 6 問 い合 わせ 官古市 産業振興部 商業観 光課 もて な し観 光担 当 (■ L0193689091) ※ PCBに ついて PCBは 、水にきわめて溶 けにくく、化学的 に安定 してい る、熱 により分解 しにくい、 絶縁性 が良い、沸点 が高 い、不燃性 であるな どの性 質を有 し、種 々な用途 に使用 された が、その有害性 が明 らか とな り、製 造等 が禁止 され 、ポ リ塩化 ビフェニル廃棄物 の適 正 な処理 の推進に関す る特別措置法 (平 成 13年 法律第 65号 )で 、適 正な保管及 び処理 について定め られています。 人体へ の影響 について は、急性毒性 は低 いが、長期間又は大量 に摂取 した場合 、慢性 影響 があ ります:PCBに よる中毒症状 として、昭和 43年 のカネ ミ油症事件があ り、 吹出物、色素沈着、 日や にな どの皮膚症状 のほか、全身倦怠感、 しびれ感 、食欲不振等 多様 な症状が報告 されて います。 ※ PCB濃 度について ポ リ塩化 ビフェニル廃棄物 の適正な処理 の推進 に関す る特別措置法施行規則 (平 成 1 3年 環境省令第 23号 )で 基準値 が定め られ てお り、基準値 を超 えるものが PCB廃 棄 物 とな ります。廃油については、当該廃油 に含まれ る PCBの 量 が試 料 l kgに つ き 0.5 mgが 基準値 とされて い ます。 また、PCB廃 棄物 は、高濃度 PCB廃 棄物 と、低濃度 PCB廃 棄物 5,000■ g/kg以 下 の廃棄物 )に 区分 されて い ます。 -4- (PCB濃 度 が、