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7 松浜軒
Yatsushiro Castle Story 旅の P Yatsushiro Castle Story ! oin t を楽しんで 四季折々の表情 八 代の逸 品 八代ICから車で15分[駐車場あり] すう ほう いん 芳院のために創建した茶庭。八代海を見渡 す浜辺に面し、松林が連なる景勝の地であ ることから 「松浜軒」 または「浜の茶屋」 と呼 ばれています。国の名勝に指定された八代 の歴史と文化を象徴する場所です。 お城で花火を作って いた建物を移した (今は茶室) 花しょうぶ 撮影ポイント 11月15日 14:00∼浅井神社の 大祭時、妙見祭の獅子舞が園内 で奉納される。殿様にご覧に 入れる特別な舞です。 6月第1日曜…菖蒲の茶会 10月…八代市文化祭 〈合同茶会〉 など 子供の無事な 成長を願って創建 児宮 4∼6月春 茶道具の名品 7∼9月夏 涼を感じさせる名品 10∼12月秋 茶道具の名品 1∼3月冬 雛人形 玉石で海岸を表現 白島産の 手水鉢がある 本席 林鹿庵 琴姫 (1813∼1848) 12 古麓にあったことから 麓→林+鹿の庵と 名付けられた茶室 展示室 県道250号線 k 八代 警察署 さい 昭和天皇が 来園時に 作られた玄関 市立図書館 伊勢物語にちなむ お庭入口 八代市立博物館 未来の森ミュージアム 南門 き 5月下旬 かきつばたが見頃 受付 展示室 冠木門 大広間の畳を はずすと能舞台 Matsui Library "Kisai" 頃 見 旬 上 5月 が 内田百閒が 9回も泊まった かつてはキツネが住み、 松井家の江戸参府にも お供したとか 元は馬小屋であったことから優れた馬を表す 「驥」 の字を用い 「驥斎」 と名付けられた展示室 庭が一番きれいに 見える場所 白菊の間 資料館・博物館 松井文庫﹁驥斎﹂ こいのえさやりで 殿様気分 藤 稲荷神社 京都・伏見稲荷 の分社 松井家10代章之の夫人で、細川三斎の弟興 元に始まる茂木細川家(谷田部藩主) の姫。天 保9年(1838)、江戸から八代へお嫁入り。琴姫 が八代に来て初めて迎える雛祭りのために、京 都からたくさん買い揃えた雛人形が今も飾られ ています。 (1∼3月のみ) ■お問合せ先/八代市観光物産案内所:℡0965-35-6627・八代観光案内所:℡0965-32-2436 ちごのみや 6月初旬 肥後花しょうぶが見頃 石組 こと ひめ かつては遠くに雲仙や阿蘇を望む 雄大な眺めの庭園でした 由緒ある名園で お茶はいかがですか 運が良ければ カワセミに会えます 私のお雛様が 今も飾って あります! 開園時間 9時∼17時 休 園 日 毎週月曜日 (祝日の場合は翌日) 入 園 料 大人300円(子ども150円) 電 話 0965-33-0171 〈松浜軒園内見取図〉 ● あずまや 綴玉軒 松浜軒 ご利用あんない 宮 地手漉き和紙 松井家に伝わる歴史資料や美術工 芸品を後世に伝えるため、昭和59年 設立。 所蔵品は園内の展示室や市立博物 館で常設展示されるほか、全国の美 術館・博物館から出品依頼があり、 八代の歴史と文化の豊かさをPR。 刀・手 打ち刃物 メ ロン 財団法人松井文庫 元禄元年(1688)、松井家4代直之が、母崇 これからのいぐさはアイデア勝負。現 在、産地ならではのアイデアを活かし、 コースターなどの小物や健康的な食 品など、新しい製品を作っています。 畳という形にこだわらないことで、 いぐ さの新しい可能性が広がっています。 日 奈久竹細工 し ょうが 秀吉から拝領した唐物茶壺 (銘「深山」) 松井家3代寄之(細川三斎6男・2代興長養子、 1616∼1666) の夫人。 初代康之の孫娘にあたります。 夫亡き後、 お茶を楽しみつつ長寿をまっとうしました。 高 田焼 松井家初代康之は、数々の戦で手柄を立て、 その活躍 に目をつけた秀吉は石見国半国(18万石) を与え、 自分 の家臣にしようとしました。 しかし、康之は細川家への忠 誠を理由にこれを辞退。 その志は、秀吉を感心させ、国 の代わりに唐物茶壺(銘「深山」) をもらいました。 秀吉が惚れたまち八代が、同じく秀吉が惚れた男康之 を初代とする松井家によって、発展をとげることになるとは、 なんとも不思議なめぐり合わせ。 ち くわ 松井家と豊臣秀吉 崇芳院 (1624∼1711) ゆ 八代地方の風土に適した果物といわれる晩 白柚。最大級のものは大人の頭の大きさほ どもあり、重さは3㎏にも。南国のさわやかな 香りを放ち、 さっぱりとしたソフトな風味が特 徴で、果物の王様ともいわれています。 松井家もまた、秀吉とのゆかりが深い 私のために息子が 作ってくれました ぺい 茶 晩白柚 ばん ∼しょうひんけん∼ いぐさ 松浜軒 は ちべえトマト 八代の歴史がここに極まる!! 八代市立博物館 未来の森ミュージアム Yatsushiro City Mirai-no-Mori Museum 緑が印象的な八代城跡の一角に建つ博物館。 その名にふさわしく、 周囲の自然にとけ込む斬新な外観と、光のシャワーを浴びるエントラ ンスホールが魅力的。展示室では、松井文庫コレクションをはじめ、 八代の歴史や文化などを多角的に紹介。講義室やカフェ、 スタジオ なども備え、 くつろぎと交流の場にもなっています。 ■所在地/西松江城町12-35 ■開館時間/9 :00∼17:00 (入館は16: 30まで) ■閉館日/月曜日・祝日の翌日・年末年始 ■料金/大人300 円、大学・高校生200円、中学生以下無料、特別展覧会開催中は別途 ■ お問合せ/℡0965-34-5555 八代城主、松井直之が生母のために建てた御茶屋「松 浜軒」内にある展示室。松井家伝来の宝物を保存・調 査研究、公開しています。展示内容は季節ごとに変わり、 絵画・書跡・陶磁器など数々の名品を紹介。中でも、毎 年1月末から公開される江戸時代の雛人形は圧巻です。 ■所在地/北の丸町3-15 (松浜軒内) ■開館時間/9 :00 ∼17:00 (入園は16:30まで) ■閉館日/月曜日、年末年始 ■料金/松浜軒入園料で見学可 ■お問合せ/℡0965-33-0171 13