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ヴァッラーチェ - 日本ロッシーニ協会

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ヴァッラーチェ - 日本ロッシーニ協会
ロッシーニ 《ヴァッラーチェ》 第 4 幕フィナーレのストレッタ
── 楽曲解説と初版楽譜複製 ──
水谷 彰良
初出は『ロッシニアーナ』
(日本ロッシーニ協会紀要)第 27 号(2005 年発行)所収の拙稿「ロッシーニ《ヴァッラー
チェ》第 4 幕フィナーレのストレッタ」
。書式と図版を変更した改訂版を HP に掲載します。
(2011 年 4 月改訂)
《ギヨーム・テル》のイタリア語ヴァージョンと《ヴァッラーチェ》
ロッシーニ最後のオペラ《ギヨーム・テル(Guillaume Tell)》の初演は、1829 年 8 月 3 日にパリのオペラ座(王
立音楽アカデミー劇場 Théâtre de l’Académie Royale de Musique[サル・ル・ペルティエ Salle Le Peletier])で行なわれた。
5 年間で 100 回上演を達成する成功を収めたこの作品は、ロッシーニの最高傑作として瞬く間にヨーロッパ中に
流布し、初演翌年(1830 年)だけでもブリュッセル、フランクフルト、ブダペスト、ロンドン、グラーツ、ヴィー
ン、ベルリーン、ブルノ、プラハで舞台にかけられ、イタリア初演も 1831 年 9 月 17 日にルッカで行われている。
だが、イタリアで上演されたのはオリジナルのフランス語ヴァージョンではなく、カリスト・バッシ(Calisto Bassi,
1810 以前[1800?]-1860c)の翻訳によるイタリア語版であった。ちなみに全集版が既刊の現在もなお、入手可能なリ
コルディ版ヴォーカルスコアはバッシによるイタリア語版《グリエルモ・テル(Guglielmo Tell)》のみである1。
このバッシ訳のイタリア語版をロッシーニの認めた真正なヴァージョンと誤解する者がいることから、作品の
位置づけに若干の混乱を生じているが、広く流布したバッシ訳とは別にルイージ・バロッキ2(Luigi Balocchi,17661832)の翻訳した《グリエルモ・テル(Guglielmo Tell)》が存在し、こちらが「ロッシーニの許可を得た真正なイ
タリア語ヴァージョン」に該当する。
ロッシーニ《ランスへの旅》
(1825 年)の台本作者でもあるバロッキは、パリのイタリア劇場専属の台本詩人で
ある。
《ギヨーム・テル》の翻訳はイタリアでの上演や出版を前提に、パリ初演に先立ちロッシーニの監督下に作
成されていた3。このバロッキ訳《グリエルモ・テル》の初演は 1831 年 1 月 28 日と 29 日、ドレスデンのザクセ
ン国王劇場(Königliches Sächsische Theater)にて《テル(Tell)》の題名で 2 幕ずつ分割して行われたが4、前記の
ようにルッカでのイタリア初演には使われなかった。その理由がオリジナル・ヴァージョンの政治性にあったの
は明白で、外国支配を受けるイタリアでは原作に忠実な翻訳では検閲を通るはずがない、と思われたのである。
それゆえバッシによる新訳(現行イタリア語版の起源に当たる)が革命的言辞やドラマの政治性を弱め、歪曲する結
果を招いたのは当然である。そしてロッシーニの監督下に作られたバロッキ版《グリエルモ・テル》は、初版出
版社トルプナからこれを提供されたアルタリア社のヴォーカルスコア(1830 年出版。題名《グリエルモ・テル Guglielmo
Tell》)と、これを用いた前記ドレスデン初演(1831 年、《テル》)にのみ使用され、イタリアでは一度も上演素材と
されずに忘れ去られた。
興味深いのは、検閲を考慮したバッシ版も地方都市ルッカのイタリア初演で用いられたものの、そのままでは
大都市の検閲を通らなかったことである。イタリアで 2 番目の上演となる 1833 年春のナポリでは《総督ジェスレ
ルとグリエルモ・テル(Il governatore Gessler e Guglielmo Tell)》への改題と重要な単語の変更を余儀なくされ(「祖
国」は使用不可のため他の単語に変更)、続く 1836 年ミラーノのスカラ座では《グリエルモ・テル》としての上演す
ら許されず、人物と設定を完全に変更して《ヴァッラーチェ(Vallace)》とされてしまった。そもそも「ギヨーム・
テル」はシラー原作の主人公「ヴィルヘルム・テル」のフランス語への読み替えで、
「グリエルモ・テル」はその
イタリア語への読み替えだから、名前の置き換えだけではミラーノの検閲に抵触して当然である。ハプスブルク
1
2
3
4
2011 年 4 月現在。全集版(総譜)は 1992 年に出版。
イタリアの浩瀚な人物辞典(Dizionario Biografico degli Italiani - Volume 5.,1963.)はバッロコ(Balloco)で項目を立て、
「BALLOCO, Giuseppe Luigi (Balochi, Balocchi, Ballocco)」を採用するなど正式な名前が確定しない。音楽関係の書誌や文
献は通例 Balocchi を採用しており(例:ICCU 目録)
、本稿もバロッキ(Balocchi)を用いる。
《ギヨーム・テル》の初版出版社トルプナ(Troupenas)の社主ウジェーヌ・トルプナ(Eugène Troupenas,1799-1850)が
ヴィーンのアルタリア社(Artaria)に宛てた手紙(1828 年 9 月 27 日付)に次の記述がある──「このオペラのイタリア語
訳は、我らがイタリア劇場の詩人により彼[ロッシーニ]の目の前で作られておりますので、イタリア語の楽譜はフランス語
の楽譜からほどなくできあがるでしょう」(Kallberg, Jeffrey. Marketing Rossini. Sei lettere di Troupenas ad Artaria. [in
Bollettino del centro rossiniano di studi,Anno 1980.,Fondazione Rossini,Pesaro,1981.,p.50.] 書 簡 全 文 は Gioachino
Rossini, Lettere e documenti,IIIa: Lettere ai genitori.18 febbraio 1812 - 22 giugno 1830, a cura di Bruno Cagli e Sergio
Ragni,Fondazione Rossini,Pesaro,2004.,pp.386-390.[書簡 854] 参照)
ドレスデン初演とバロッキのイタリア語訳については全集版《ギヨーム・テル》テキスト校註書の III(a cura di M.Elizabeth
C. Bartlet.,《Guillaume tell》Commento Critico / Testi.,pp.153-253.)参照。
1
家に反乱を起こしたスイスの民衆が独立と自治を獲得した物語の設定(そもそもヴィルヘルム・テルは実在の人物では
ない)そのものを、別な出来事に置き換える必要があったのだ。そこで選ばれたのが 13 世紀末にイングランドの
「ヴ
圧制に対して蜂起したスコットランドの英雄ウィリアム・ウォレス(William Wallace,1274 以前-1305)であり5、
ァッラーチェ」は「ウォレス」のイタリア語読みに当たる。
かくして時を 13 世紀、場所をスコットランド、主人公をヴァッラーチェとすることで問題は解決したが、他の
登場人物もイングランドやスコットランド人らしく名前を変更する必要があった。次に、
《ギヨーム・テル》→《グ
リエルモ・テル》→《ヴァッラーチェ》における主要人物の名前の変更を表にしておこう。
《ギヨーム・
ギヨーム・テル》
テル》
《グリエルモ・
グリエルモ・テル》
テル》
《ヴァッラーチェ》
ヴァッラーチェ》
1829 年パリ
1831 年ルッカ
1836 年ミラーノ
Guillaume Tell
Guglielmo Tell
Guglielmo Vallace
Arnold Melcthal
Arnoldo
Elvino
Melcthal
Melchtal
Eustachio Maxwell
Mathilde
Mathilde
Clotilde
Jemmy
Jemmy
Olao
Gesler
Gessler
Warem Gressingha
Hedwige
Eduige
Elspa
こうした人物名と役柄の変更を余儀なくされたとはいえ、これをもって当時の検閲の「圧力」を過大評価する
わけにはいかない。時と場所、人物名を変えただけで、物語と台本の文言そのものは基本的にバッシ版《グリエ
ルモ・テル》が踏襲されたからである。筆者はむしろ、時と場所、人物名という形式上の変更だけで許可された
ところに、ミラーノの劇場検閲の「寛大さ」や「潜在的な反オーストリア的姿勢」を感じずにはいられない。
《ギヨーム・テル》から《ヴァッラーチェ》に至るイタリア語版の変遷
前記のように、パリ初演版《ギヨーム・テル》からスカラ座初演版《ヴァッラーチェ》に至る過程には幾つか
のステップがあった。イタリア語版《グリエルモ・テル》の最も初期のヴァージョンは次の 3 種である。
イタリア語版 ①
イタリア語版 ②
イタリア語版 ③
《グリエルモ・テル》
《グリエルモ・テル》
《グリエルモ・テル》
ルイージ・バロッキ訳
パリ初演前の 1828~29 年にロッシ
訳者不詳
カリスト・バッシ訳
1830 年 に ナ ポ リ の ジ ラ ー ル 社
1831 年 9 月 17 日ルッカでのイタリ
ーニの監督下にフランス語台本から
(Girard)が出版した海賊版ヴォーカ
ア初演用にカリスト・バッシが翻訳。
バロッキが作成し、ドレスデン初演に
ルスコアに使われたテキスト。翻訳者
ロッシーニの関知しない上演で、テキ
使われた。基本資料はアルタリア社の
は不明で、バロッキともバッシとも特
ストに検閲を考慮した詩句の変更が
ヴォーカルスコア(1830 年)とこの
定しえない(但し、1833 年春のナポ
ある。その後バッシは、この作品の再
ヴァージョンによるドレスデン初演
リ初演《総督ジェスレルとグリエル
演に際して必要な変更を重ね、リコル
の印刷台本(1831 年《テル》)。一次
モ・テル》の印刷台本はカリスト・バ
ディ社の《グリエルモ・テル》初版楽
資料として研究価値があり、全集版の
ッシ訳と明記)。なお、ジラール版の
譜(1856 年)もバッシ訳をテキスト
テキスト校註書にも再録されている。
楽譜は全曲完本ではない。
とする。
ミラーノのスカラ座が 1836/37 年謝肉祭期間に初演した《ヴァッラーチェ》
(初日は 1836 年 12 月 26 日。シーズ
ン中に 32 回上演)も同地の検閲を前提に、バッシ訳《グリエルモ・テル》の時と場所、人物名が変更されている。
《ヴァッラーチェ》の楽譜は 1837 年にミラーノのリコルディ社が出版したが6、スカラ座の上演台本に存在しな
い追加曲が含まれる。それが「第 4 幕フィナーレのストレッタ Stretta del Finale dell’ Atto 4.˚」である。このス
トレッタは 1831 年にロッシーニがパリで行った 3 幕版への縮小改訂で差し替えた「新フィナーレ Nouveau Final」
(全集版の補遺 V、N.17-Va)を下敷きにしており、結果的にリコルディ社はスカラ座で演奏されなかったフィナー
レの楽曲を追加した《ヴァッラーチェ》のヴォーカルスコアを出版したことになる。このストレッタの印刷楽譜
は《ヴァッラーチェ》初版が唯一で、全集版にも掲載されていないので、次にその内容を明らかにしておきたい。
5
6
ちなみにウィリアム・ウォレスの生涯はメル・ギブソン監督・主演の映画《ブレイブ・ハート》(1995 年)に描かれている。
Vallace.,Gio.Ricordi,Milano,1837.,n.di lastra 9700-9734.
2
《ヴァッラーチェ》第 4 幕フィナーレのストレッタ
このフィナーレのストレッタは、ロッシーニが 1831 年パリで行った 3 幕縮小で差し替えた「新フィナーレ」の
ストレッタを原本としており、従来のバロッキ訳とバッシ訳にはその部分のテキストが存在しない。それゆえ歌
詞はバッシもしくは不詳の人物が「新フィナーレ」のフランス語テキストから翻訳したものと思われ、役名など
も《ヴァッラーチェ》に沿った変更がされている。3 幕版「新フィナーレ」と《ヴァッラーチェ》のストレッタの
間には音楽上の異同もあるが、顕著な違いは冒頭部分と終結部のみで、冒頭部の異同は 3 幕版ストレッタが独立
した音楽ではなく、フィナーレ前半部から切れ目なく続くことに起因する。これに対し《ヴァッラーチェ》のス
トレッタは出版楽譜の独立した追加であることから、開始部をトランペットのファンファーレとし、合唱の開始
もそれにふさわしい形に編曲され、イタリア語テキストに沿った旋律上の変更も付随的になされている(異同の詳
細は省略する。関心のある方は下に複製する《ヴァッラーチェ》ストレッタ初版と全集版《ギヨーム・テル》補遺 V の N.17-Va
を比較対照されたい。歌詞対訳は次頁参照)。
「新フィナーレのストレッタ」の音楽(=《ヴァッラーチェ》のストレッタの音楽)は、《ギヨーム・テル》序曲の
アレグロをオペラを締め括るアンサンブルに改作転用したものである。とはいえこのヴァージョンが壮大崇高な
オペラのフィナーレにふさわしいかどうかは別問題で、その録音7を通じて読者自身の耳でご判断いただきたい。
付記:
《ヴァッラーチェ》以降の重要なイタリア語版に、
《ヴァッラーチェ》を改題改作した《ステルリンガのロドル
フォ(Rodolfo di Sterlinga)》がある(ステルリンガはスコットランドのスターリングを指す)。このヴァージョンは 1840
年にローマで初演され、ただちにアンコーナとボローニャで再演をみた。ロッシーニは 1840 年 10 月のボローニ
ャ上演(初日は 10 月 3 日)の 4 回目の公演に「第 4 幕の新フィナーレ Nuovo Finale dell’ Atto IV」を挿入してい
るが、その部分のテキストは印刷台本に掲載されていない(印刷台本は初演前に作られたもの)。この「第 4 幕の新フ
ィナーレ」はレチタティーヴォとストレッタからなり、ストレッタは序曲のアレグロをそのまま合唱に置き換え
たものである(楽譜は全集版《ギヨーム・テル》第 4 巻補遺 VI,N.19b)。これを採用した《グリエルモ・テル》全曲録
音も発売されているが8、
《ステルリンガのロドルフォ》の「新フィナーレ」を《グリエルモ・テル》のフィナーレ
の直前に挿入するのは非合理かつ誤った解釈と言わざるをえない。
《ヴァッラーチェ》第 4 幕フィナーレのストレッタ冒頭頁(G.Ricordi,Milano,1837.水谷彰良所蔵)
7
8
Nelly Miricioiu / Rossini Gala. Opera Rara ORR211 のトラック 9(Vallace – Finale Ultimo)。
《ヴァッラーチェ》第 4 幕フ
ィナーレの、唯一の録音。
Arte Nova Classics 74321 49704 2 [3CD](ヴィルヘルム・ケイテル指揮)
3
《ヴァッラーチェ》 第 4 幕フィナーレのストレッタ 歌詞対訳
(水谷彰良 訳。テキストはリコルディ社初版楽譜に準拠)
Coro di soldati
Morte ai Scozzesi! Morte!
Fuggire la morte! nessuno potrà
Coro di Scozzesi
Guerra a Gressingha! Guerra!
Pugnar ciascun da forte,
pel suo signor saprà! Guerra!
Clotilde, Olao, Elspa, Coro di donne
Dio clemente, Dio pietoso,
nell' impresa ah! tu li reggi.
e la pace e il suo riposo,
tutta Scozia avrà da te.
Coro di Scozzesi
Vittoria. Ah! Vittoria. il ciel ne diè.
Vallace
Consorte
Elspa
Oh mio Guglielmo
Vallace
Gressingha alfin soccombe.
Vedi tu questo dardo
penetrò nel suo cor
e dentro il fiume
trovò l’empio il sepolcro.
Olao, Elspa, Coro
Onor, onor, al nostro difensor
Elvino
Voi qui Clotilde
Clotilde
E tua per sempre,
Elvino
Oh sorte. Ah perche,
al padre mio nemica stella
tolse di salutar, alba si bella.
Elvino, Vallace, Kirkpatrik, Coro
Il grido alziam di Gloria, e onor,
Oppressa e alfin la crudeltà,
ripeta il labbro, e lieto il cor
vittoria e securtà
Clotilde, Olao, Elspa, Dame
Si cinga il crin del vincitor,
di fior si cinga, e in un d’allor.
Vallace
Roberto è salvo! s'allegri il cor.
Clotilde, Olao, Elspa, Elvino, Vallace, Arcibaldo,
Kirkpatrik, Coro
Il grido alziam di Gloria, e onor,
Oppressa e alfin la crudeltà,
ripeta il labbro, e lieto il cor
vittoria e securtà.
[イングランド軍
イングランド軍の]兵士たちの
兵士たちの合唱
たちの合唱
スコットランド人に死を! 死を!
死から逃れられる者は一人もおらぬ!
スコットランド
スコットランド人たちの合唱
たちの合唱
グレッシンガと戦え! 戦争だ!
誰もが全力で戦うのだ
おのれの王のために! 戦争だ!
クロティルデ、
クロティルデ、オラーオ、
オラーオ、エルスパ、
エルスパ、女たちの合唱
たちの合唱
寛容な神、慈悲深き神様
彼らを支えてください。
そして平和と安らぎを得たスコットランドが
あなたのものとなりますように。
スコットランド人
スコットランド人たちの合唱
たちの合唱
勝利だ、ああ、天が勝利を与えてくれた!
ヴァッラーチェ
妻よ。
エルスパ
ああ、私のグリエルモ。
ヴァッラーチェ
ヴァッラーチェ
グレッシンガはついに敗れた
おまえは、この矢が
彼の身体を貫くのを目にし、
川の中が不信心者の墓と
なったのを見た。
オラーオ、
オラーオ、エルスパ、
エルスパ、合唱
われらの守護者に栄誉を。
エルヴィーノ
クロティルデ、あなたはここで
クロティルデ
永遠にあなたのものです。
エルヴィーノ
ああ、運命よ、なぜ
わたしの父から奪ったのですか
かくも美しき暁の星への挨拶を。
エルヴィーノ、
エルヴィーノ、ヴァッラーチェ、
ヴァッラーチェ、カークパトリック、
カークパトリック、合唱
栄光と栄誉の叫びをあげよう
つらい圧制が終わり
唇と心に
勝利と安全を取り戻したのだ。
クロティルデ
クロティルデ、
ィルデ、オラーオ、
オラーオ、エルスパ、
エルスパ、貴婦人たち
貴婦人たち
勝利者の髪を
花と月桂冠で飾りましょう。
ヴァッラーチェ
ロベルトは無事だ! 心は喜びに満ちる。
クロティルデ、
クロティルデ、オラーオ、
オラーオ、エルスパ、
エルスパ、エルヴィーノ、
エルヴィーノ、ヴァ
ッラーチェ、
ッラーチェ、アルチバルド、
アルチバルド、カークパトリック、
カークパトリック、合唱
栄光と栄誉の叫びをあげよう
つらい圧制が終わり
唇と心に
勝利と安全を取り戻したのだ
4
楽譜複製: 《ヴァッラーチェ》 第 4 幕フィナーレのストレッタ (G.Ricordi,Milano,1837.水谷彰良所蔵)
5
6
Collezione privata Akira Mizutani,Tokyo
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