平成25年度入札・契約制度の改正について [339KB pdfファイル]

平成２５年入札契約制度改正について
平成２５年４月１７日
大崎市総務部財政課
１．調査基準（最低制限価格）の算定に係る基準について
公共工事における最低制限価格及び低入札制度価格調査制度における調査基
準価格の算定方式について，公共工事の品質確保のため国に準じて見直しをお
こないました。
２．大崎市建設工事総合評価一般競争入札について
総合評価落札方式において，ダンピング対策として調査基準価格と数値的判
断基準を設けることに見直しをおこないました。
適
用
平成２５年４月１２日以降に入札公告又は指名通知を行う工事から適用します。
○調査基準（最低制限）価格等の算出方法の改正について
改　正　後
対象工事
現　行
実施日
予定価格が130万円を超える工事 予定価格が130万円を超える工事
【調査基準・最低制限価格計算式】 【調査基準・最低制限価格計算式】
工
事
算出方法
①直接工事費の 95％
①直接工事費の 95％
②共通仮設の
②共通仮設の
90％
90％
③現場管理費の 80％
③現場管理費の 70％
④一般管理費等の30％
④一般管理費等の30％
上記の合計額
上記の合計額
【設定範囲】
【設定範囲】
70～90％
70～90％
【数値的判断基準計算式】
【数値的判断基準計算式】
①直接工事費の 75％
①直接工事費の 75％
②共通仮設の
②共通仮設の
70％
平成25年4月12
日以降に公告ま
たは指名する工
事から対象とす
る
70％
③現場管理費の 70％
③現場管理費の 70％
④一般管理費等の30％
④一般管理費等の30％
上記の額のいずれかを下回った場 上記の額のいずれかを下回った場
合は落札不適当とする
合は落札不適当とする
※緊急景気雇用対策本部設置期間中は，最低制限価格を設定する。
（ただし総合評価落札方式は調査基準価格を設定する）
対象業務
建
設
関
連
業
務
50万円を超える建設関連業務
50万円を超える建設関連業務
【調査基準・最低制限価格計算式】 【調査基準・最低制限価格計算式】
設計額の70％
設計額の70％
算出方法
平成23年4月1日
以降に公告また
は指名する業務
から対象とする
※緊急景気雇用対策本部設置期間中は，最低制限価格を設定する。
役 対象業務 50万円を超える業務
務
の
【最低制限価格計算式】
提
設計額の70％
供
委
を
託
受 算出方法
け
る
業
務
50万円を超える業務
【最低制限価格計算式】
設計額の70％
平成23年2月10
日以降に公告ま
たは指名する業
務から対象とす
る
調査基準価格（最低制限価格）等算出上の費目分類
調査基準価格（最低制限価格）等の算定方法
・大崎市建設工事執行規則取扱要綱　第１５条，第１５条の２　（調査基準価格（最低制限価格））
・大崎市建設工事執行規則取扱要綱　第１９条　（数値的判断基準）
要綱における「直接工事費」「共通仮設費」「現場管理費」「一般管理費等」とは，破線で囲んだ部
分を指します。
なお，特殊な工事等で分類が以下と異なる場合には，特記仕様書等において別に示します。
１　土木工事標準積算基準等による場合
（１）一般土木工事
請負工事費
工事価格
工事原価
直接工事費
間接工事費
消費税相当額
直接工事費
共通仮設費
共通仮設費
現場管理費
現場管理費
一般管理費等
一般管理費等
（２）鋼橋製作（工場製作＋架設工事）
請負工事費
工事価格
工場製作原価
直接工事費
間接工事費
架設工事原価
二次労務費
共通仮設費
工場管理費
現場管理費
直接工事費
間接工事費
消費税相当額
直接工事費
一般管理費等
直接工事費
共通仮設費
共通仮設費
現場管理費
現場管理費
一般管理費等
２　公共建築工事積算基準等による場合
（１）一般建築工事
請負工事費
工事価格
消費税相当額
工事原価
一般管理費等
直接工事費
直接工事費
共通仮設費
共通仮設費
現場管理費
現場管理費
一般管理費等
３　下水道用設計標準歩係表等による場合
（１）機械設備
請負工事費
工事価格
工事原価
機器費
据付工事原価
直接工事費
直接工事費
間接工事費
直接工事費
共通仮設費
共通仮設費
現場管理費
現場管理費
据付間接費
現場管理費
設計技術費
現場管理費
一般管理費等
一般管理費等
機器費
直接工事費
消費税相当額
（２）電気設備
請負工事費
工事価格
工事原価
据付工事原価
直接工事費
間接工事費
設計技術費
一般管理費等
消費税相当額
直接工事費
共通仮設費
共通仮設費
現場管理費
現場管理費
据付間接費
現場管理費
現場管理費
一般管理費等