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干支と相場格言 - ピクテ投信投資顧問株式会社
2014年 12月4日号 Vol.194 2015年は辛抱の年!?干支と相場格言 年末恒例の・・・ ■日経平均株価の年間騰落率(期間:2003年~2014年) 師走に入り今年も残すところ、あと1ヵ月足ら ずとなりました。 安倍首相は11月21日、衆議院の解散を決め ました。12月14日には投開票が予定されて おり、来年の株式市場の行方を占ううえでも 目が離せません。 さて!今年もボンジュール年末恒例となって いる干支にまつわる相場の格言をご紹介し ます。 午(うま)尻下がらず 十二支にちなんだ相場の格言は『辰巳(たつ み)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛 抱、申酉(さるとり)騒ぐ。戌(いぬ)は笑い、 亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)はつ まずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)は跳ね る』です。 2014年は『午尻下がり』と決してポジティブで はありませんでしたが、10月末の日本銀行 の追加金融緩和と年金積立金管理運用独 立行政法人(GPIF)改革の発表により、日経 平均株価は大きく上昇しました。年初来の日 経平均株価の騰落率は11月末時点で7%と なり、このまま今年を終えることができれば、 尻下がりにならずに済みそうです。 ※2014 年は 11 月末まで 出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 未(ひつじ)辛抱 2015 年の干支は未(ひつじ)です。格言の 『辛抱』という言葉は“辛くて苦しいことを我慢 する、耐え忍ぶ”という意味です。つまり 2015 年は株価の下落なのか、膠着状態の 相場なのか、我慢を強いられそうな相場にな りそうです。なお、前回の未年である、2003 年の日経平均株価の年間騰落率は 24%で した。金融緩和、株高、円安期待の中、相場 の格言通りになるかどうかは分かりません が、来年も市場に関わるみなさまにとってい い年となることを祈っています。 ●当資料はピクテ投信投資顧問株式会社が作成した資料であり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、また特定の銘柄および市 場の推奨やその価格動向を示唆するものでもありません。●運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。●当資料に記載された過去の実績 は、将来の成果等を示唆あるいは保証するものではありません。●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全 性、使用目的への適合性を保証するものではありません。●当資料中に示された情報等は、作成日現在のものであり、事前の連絡なしに変更されることが あります。●投資信託は預金等ではなく元本および利回りの保証はありません。●投資信託は、預金や保険契約と異なり、預金保険機構・保険契約者保護 機構の対象ではありません。●登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。●当資料に掲載されているいかな る情報も、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を構成するものではありません。