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Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server

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Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
A P P E N D I X
A
Cisco Unified MeetingPlace Web
Conferencing および SQL Server
この章では、SQL Server データベースの管理と保守の手順について説明します。
(注)
この章で取り上げる SQL のコマンドおよび操作方法は、便宜上利用可能なものにすぎません。最
終的なリファレンスとしては使用しないでください。これらのコマンドおよび操作方法の詳細につ
いては、Microsoft Knowledgebase を検索するか、Microsoft から無償配布される Microsoft SQL Server
2000 Online Help パッケージをダウンロードして参照してください。
次の項を参照してください。
•
ブート失敗後の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの復元について(P. A-2)
•
ブート失敗後の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの復元方法(P. A-3)
•
SQL のパスワードを変更して新規パスワードを Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing に
適用する方法(P. A-7)
•
MPWEB データベースのサイズを管理するための SQL データベース プロパティの変更方法
(P. A-9)
•
MPWEB SQL データベースのバックアップと復元の方法(P. A-11)
•
MPWEB SQL データベースの切り離しおよび追加の方法(P. A-17)
•
Cisco Unified MeetingPlace Web Server の更新方法と SQL データベースの保持方法(P. A-22)
•
ユーザ認証のセットアップが不正なためロックアウトされた場合の Cisco Unified MeetingPlace
Web Conferencing へのアクセス方法(P. A-25)
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-1
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
ブート失敗後の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの復元について
ブート失敗後の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの復元につい
て
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing SQL データベースは、Cisco Unified MeetingPlace Audio
Server から複製された情報で作成されます。Cisco Unified MeetingPlace Replication Service は、Audio
Server データベースで変更が発生するたびに、この SQL データベースをリアルタイムで継続的に
アップデートします。
Cisco Unified MeetingPlace Gateway SIM は、Cisco Unified MeetingPlace ゲートウェイ製品の代表的な
コンポーネントです。Gateway SIM は、Audio Server とゲートウェイが通信するためのチャネルと
して機能します。Gateway SIM によって、ユーザは Audio Server に装置を追加したり、Audio Server
から装置を削除したりできます。
装置(ゲートウェイ サーバ)は、Audio Server にいったん追加されると、次の理由がない限り切り
離すことはできません。
•
古いゲートウェイ サーバを新規サーバに置き換えている。
この場合は、古いゲートウェイ サーバを Audio Server から切断してください。
•
最新のマシンで使用する Audio Server に置き換えている。
− 新しい Audio Server が古いサーバから同じデータベースを使用する場合。
− 新しい Audio Server が最新のデータベースを使用する場合。
•
ラボ環境にある Audio Server に対してラボ環境のゲートウェイ サーバをテストしている。
ゲートウェイを実稼動に移行する準備ができた時点で、ラボ環境の Audio Server を切り離して
実稼動の Audio Server に再び追加します。
Web Conferencing は、自身の SQL データベースに Audio Server のホスト名を格納します。このホス
ト名は Web Conferencing のインストール時に入力した値です。SQL データベースが損傷するのを回
避するため、Web サーバはこのホスト名を Gateway SIM に設定されている Audio Server のホスト名
とブート時に比較します。両者が一致しない場合、Web Conferencing は Audio Server が変更されて
いると見なしてブートしません。
ブート失敗後に Cisco Unified MeetingPlace Web サーバを復元する手順については、P.A-3 の「ブー
ト失敗後の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの復元方法」を参照してください。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
A-2
OL-14000-01-J
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
ブート失敗後の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの復元方法
ブート失敗後の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの復元方法
こ こ で は、Audio Server の ホ ス ト 名 の 不 一 致 が 原 因 で ブ ー ト が 失 敗 し た 後 で Cisco Unified
MeetingPlace Web Conferencing の機能を復元する方法について説明します。
次の項を参照してください。
•
Audio Server が変更された場合の Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing の復元(P. A-3)
•
Audio Server が変更されていない場合の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの復元(P. A-5)
Audio Server が変更された場合の Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing の
復元
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing サーバは、
特定の Cisco Unified MeetingPlace Audio Server
システムをポイントするように設定されています。この Web Conferencing サーバがポイントする
Audio Server システムをアップデートして Web Conferencing サーバを復元するには、次の手順を実
行します。
始める前に
•
この手順では、Web サーバ マシンを「装置」と呼びます。
Cisco Unified MeetingPlace Audio Server 接続を変更する
ステップ 1
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing Service と Gateway SIM Service を停止します。このサー
バとデータベースを共有する Web Conferencing サーバがほかにある場合は、そのサーバでもサービ
スを停止します。
手順については、P.2-2 の「すべての Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing Service を停止す
る」を参照してください。
(注)
ステップ 2
この手順を完了するまでサービスを再起動しないでください。
Gateway SIM Agent を起動します。
a. MeetingPlace Gateway Configurations ユーティリティを起動します。
手順については、P.2-6 の「MeetingPlace Gateway Configurations ユーティリティを起動する」
を参照してください。
b. [Gateway SIM]タブをクリックします。
ステップ 3
プライマリ Cisco Unified MeetingPlace Audio Server システムからこの装置を削除します。
a. [Gateway SIM]タブの左下のペインで、切断する Audio Server システムの名前をクリックしま
す。
b. [Delete]をクリックします。
ステップ 4
MPWEB データベースで、Audio Server ホスト名を古いサーバ名から新しいサーバ名に変更します。
a. Enterprise Manager を起動し、\Databases フォルダに移動します。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-3
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
ブート失敗後の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの復元方法
b. MPWEB データベースを選択し、展開します。
c. 左ペインから[Tables]を選択します。
d. 右ペインで[System]を右クリックして表示されるポップアップ メニューで、
[Open Table]>
[Return All Rows]の順に選択します。
e. HostName 列の値を希望の値に変更します。
ステップ 5
すべての Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing 添付サブフォルダを削除します。
a. Windows エクスプローラで、添付フォルダの場所(たとえば、drive:\Web_data\MPWeb\Meetings)
に移動します。
b. すべてのサブフォルダを削除します。Meetings フォルダは削除しないでください。
ステップ 6
この装置を新規 Cisco Unified MeetingPlace Audio Server システムに追加します。
a. Gateway SIM Agent を起動します。
b. [Add]をクリックします。
[MeetingPlace Server Entry]ウィンドウが表示されます。
c. [MeetingPlace Server Entry]ウィンドウで、次のようにして、新しい設定情報を入力します。
パラメータ
操作
Server Name
Cisco Unified MeetingPlace Audio Server システムのホスト名を入力しま
す。
(注)
Audio Server システムのホスト名の代わりに IP アドレスを使
用する場合は、Audio Server 上の IP アドレスを変更するたび
に、Web Conferencing サーバ上の IP アドレスをアップデート
する必要があります。
Shadow Server
このフィールドはそのままにします。
Client IP Address
Gateway SIM がインストールされているマシンの IP アドレスを入力し
ます。
Transfer Destination
このフィールドはそのままにします。
Link Encryption Disabled
このチェックボックスはオフのままにします。このチェックボックス
がオフの場合、Gateway SIM と Audio Server システムとの通信は暗号化
されます。
暗号化では、秘密鍵に対して 56 ビット DES アルゴリズムが使用され
ます。
(注)
クリア テキストで通信する場合はこのオプションをオンにし
てもかまいませんが、この方法はお勧めできません。
d. [OK]をクリックし、次に[OK]を再度クリックします。
ステップ 7
Gateway SIM Service と Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing Service を再起動します。この
サーバとデータベースを共有する Web Conferencing サーバがほかにある場合は、そのサーバでも
サービスを再起動します。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
A-4
OL-14000-01-J
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
ブート失敗後の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの復元方法
手順については、P.2-3 の「すべての Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing Service を再起動す
る」を参照してください。
ステップ 8
この装置が新規 Audio Server システムに追加されて、装置番号が割り当てられていることを確認し
ます。
a. Gateway SIM Agent を起動します。
b. 新たに追加された Audio Server システムが左側のウィンドウにリストされていることを確認し
ます。
ステップ 9
新しい Audio Server システムのユーザおよび会議情報で Web Conferencing サーバをアップデートし
ます。
a. Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing にサインインします。
b. [ようこそ]ページで、[Admin]
、[Replication Service]の順にクリックします。
c. [Replication Service Command]には、[Update All User Profiles]を選択します。
d. [Submit]をクリックします。
e. [Replication Service Command]を[Update All Meetings]に変更します。
f. [Submit]をクリックします。
Audio Server が変更されていない場合の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの復
元
Gateway SIM 管理者のユーザ インターフェイスのホスト名の値を変更したために Cisco Unified
MeetingPlace Web サーバが起動できない場合は、SQL データベースのホスト名の値を、Gateway SIM
の新しいホスト名の値と一致するように変更します。
制約
こ の 手 順 は、Cisco Unified MeetingPlace Audio Server シ ス テ ム の デ ー タ ベ ー ス が Cisco Unified
MeetingPlace Web サーバのデータベースと同一の場合にのみ行うことが厳密に規定されています。
注意
これ以外の状況でこの手順を実行すると、データベースに障害が発生してその後
MeetingPlace Web Conferencing が正常に機能しなくなります。
Cisco
Unified
Cisco Unified MeetingPlace Web サーバを復元する
ステップ 1
Cisco MeetingPlace Web Conferencing サービスを停止します。
手順については、P.2-2 の「すべての Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing Service の停止」を
参照してください。
ステップ 2
IIS Admin Service および WWW Publishing Service を含むすべての Web Conferencing サービスが
シャットダウンしていることを確認します。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-5
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
ブート失敗後の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの復元方法
ステップ 3
Enterprise Manager を起動し、\Databases フォルダに移動します。
ステップ 4
MPWEB データベースを選択し、展開します。
ステップ 5
左ペインから[Tables]を選択します。
ステップ 6
右ペインで[System]を右クリックして表示されるポップアップ メニューで、
[Open Table]>
[Return All Rows]の順に選択します。
ステップ 7
HostName 列の値を希望の値に変更します。
ステップ 8
Cisco MeetingPlace Web Conferencing サービスを起動するか、サーバをリブートします。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
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OL-14000-01-J
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
SQL のパスワードを変更して新規パスワードを Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing に適用する方法
SQL のパスワードを変更して新規パスワードを Cisco Unified
MeetingPlace Web Conferencing に適用する方法
SQL のパスワードを変更してこの新規パスワードを Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing に
適用するには、手順に従って次のタスクを実行します。
•
必要に応じて、次のいずれかを行います。
− 既知の古いパスワードがある場合に SQL のパスワードを変更する(P. A-7)
− 既知の古いパスワードがない場合に SQL のパスワードを変更する(P. A-7)
•
新規 SQL パスワードを Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing に適用する(P. A-8).
既知の古いパスワードがある場合に SQL のパスワードを変更する
ステップ 1
Cisco MeetingPlace Web Conferencing サービスを停止します。
手順については、P.2-2 の「すべての Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing Service の停止」を
参照してください。
注意
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing サービスの稼動中に SQL Server アカウントのパ
スワードを変更すると、即時停止に陥ります。パスワード変更の手順を続行する前に、サー
ビスを停止してください。
ステップ 2
Enterprise Manager を起動し、Security フォルダを展開して[Logins]を選択します。右側にアカウ
ントのリストが表示されます。
ステップ 3
変更する SQL アカウントをダブルクリックします。
ステップ 4
設定ウィンドウでパスワードを変更します。
ステップ 5
P.A-8 の
「新規 SQL パスワードの Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing への適用」に進みます。
既知の古いパスワードがない場合に SQL のパスワードを変更する
ステップ 1
Cisco MeetingPlace Web Conferencing サービスを停止します。
手順については、P.2-2 の「すべての Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing Service の停止」を
参照してください。
注意
ステップ 2
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing サービスの稼動中に SQL Server アカウントのパ
スワードを変更すると、即時停止に陥ります。パスワード変更の手順を続行する前に、サー
ビスを停止してください。
DOS コマンド ウィンドウを開きます。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-7
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
SQL のパスワードを変更して新規パスワードを Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing に適用する方法
ステップ 3
C:\osql -E nt_acct を入力して SQL Server にログインします。ここで nt_acct にはサーバにアクセス
権を持つ NT アカウントを指定します。
ステップ 4
パスワードを変更するために、sp_password null, new_pwd, sa を入力します。ここで null は、古い
パスワードが分からないことを示します。new_pwd には新しい sql のパスワードを指定します。
ステップ 5
go と入力します。
ステップ 6
P.A-8 の
「新規 SQL パスワードの Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing への適用」に進みます。
例:osql を使用した SQL のパスワードの変更
この例では、NT アカウント mpadmin を使用して osql にログインし、SQL アカウント SA のパス
ワードを未知の値から new_pwd に変更するときに実行する osql コマンドの出力を示します。
C:\>osql -E mpadmin
1>sp_password null, new_pwd, sa
2> go
Password changed
1> exit
新規 SQL パスワードの Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing への適用
開始前に
•
使用するユーザ名とパスワードの情報が SQL Server に存在することと、データベースへの適切
なアクセス権が割り当てられていることを確認してください。詳細については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_installation_guides_list.html の 該 当 す
る『Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing インストレーション アップグレード ガイド 』
の第 2 章「Web Conferencing 用の最小権限 SQL アカウントの作成」の項を参照してください。
•
IIS Admin および WWW Publishing を含むすべての Web Conferencing サービスが停止しているこ
とを確認します。
注意
[Web Conferencing]タブでは SQL Server のユーザ名やパスワードを作成または変更できま
せん。このタブは、Web Conferencing に適切な SQL データベース ログイン情報を提供する
専用のタブです。
新規 SQL パスワードを Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing に適用する
ステップ 1
Cisco Unified MeetingPlace Gateway Configurations ユーティリティを起動します。
a. システム トレイで、Cisco Unified MeetingPlace のアイコン(オレンジ色のドア)を右クリック
します。
b. [Properties]をクリックします。
ステップ 2 [Web Conferencing]タブをクリックします。
ステップ 3
古い SQL のパスワードを P.A-7 の「既知の古いパスワードがある場合に SQL のパスワードを変更
する」で設定した新規 SQL パスワードに変更します。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
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OL-14000-01-J
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
MPWEB データベースのサイズを管理するための SQL データベース プロパティの変更方法
ステップ 4 [Apply]をクリックし、[OK]をクリックします。
ステップ 5
Cisco MeetingPlace Web Conferencing サービスを再起動します。
MPWEB データベースのサイズを管理するための SQL データベース プ
ロパティの変更方法
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing で作成される MPWEB データベースは、MPWEB.mdf と
MPWEB.ldf の 2 ファイルで構成されます。.mdf ファイルには実データが含まれ、.ldf ファイルには
このデータの変更内容(内容と時刻の両方)が含まれます。
データベースの定期のバックアップを通じてアクティブかつ適切に管理されている SQL サーバの
場合、この .ldf ファイル(トランザクション ログとも呼ばれる)は適正なサイズを維持します。た
だし、しばらく SQL データベースをバックアップしないでいると、このトランザクション ログが
非常に大きくなることがあります。
ファイル サイズが大きくなりすぎないようにするために、次の 3 種類の重要なプロパティを
MPWEB データベースに設定します。
•
Recovery = Simple
•
Torn Page Detection = On
•
Auto Shrink = On
データベースのサイズを管理するために SQL データベース プロパティを変更する
注意
この手順は MPWEB データベースにのみ適用されます。この手順は MPWEB スレーブ デー
タベース(名前が「MPWEB_」で始まるデータベース)には適用しないでください。
ステップ 1
DOS コマンド ウィンドウを開きます。
ステップ 2
C:\osql -U userid -P password を入力して SQL Server にログインします。ここで userid および password
には該当する値をそれぞれ入力します。
ステップ 3
データベースの現在のプロパティを確認するには、sp_helpdb MPWEB と入力し、go と入力します。
ステップ 4
プロパティを変更するために、alter database mpweb set auto_shrink on, recovery simple,
torn_page_detection on と入力し、go と入力します。
ステップ 5
データベースのファイル サイズが大きいためにすでにディスク領域が不足している場合は、dbcc
shrinkdatabase ('mpweb', percent) を入力してデータベースの即時縮小を強制的に実行し、データ
ベース ファイルの空き領域を削除してください。ここで percent には確保したい空き領域の量を
パーセントで指定します。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-9
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
MPWEB データベースのサイズを管理するための SQL データベース プロパティの変更方法
例:データベースのサイズを管理するために SQL データベース プロパティを変更する
次に、P.A-9 の「データベースのサイズを管理するために SQL データベース プロパティを変更す
る」で使用した各コマンドで表示される出力例を示します。
現在のデータベース プロパティの確認で表示されるサンプル出力
この例では、このデータベースに Recovery モードが FULL に設定され、Torn Page Detection および
Auto Shrink は設定されていません。
1> sp_helpdb MPWEB
2> go
name
db_size
owner
dbid
created
status
compatibility_level
MPWEB
1254.00 MB
sa
5
Oct 16 2003
Status=ONLINE, Updateability=READ_WRITE, UserAccess=MULTI_USER, Recovery=FULL,
Version=539, Collation=SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS, SQLSortOrder=52,
IsAutoCreateStatistics, IsAutoUpdateStatistics
データベース プロパティの変更で表示されるサンプル出力
1> alter database mpweb set auto_shrink on, recovery simple, torn_page_detection on
2> go
1> sp_helpdb MPWEB
2> go
name
db_size
owner
dbid
created
status
compatibility_level
MPWEB
1254.00 MB
sa
5
Oct 16 2003
Status=ONLINE, Updateability=READ_WRITE, UserAccess=MULTI_USER, Recovery=SIMPLE,
Version=539, Collation=SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS, SQLSortOrder=52, IsAutoShrink,
IsTornPageDetectionEnabled, IsAutoCreateStatistics, IsAutoUpdateStatistics
ファイル サイズの縮小で表示されるサンプル出力
この例では、MPWEB データベースのファイル サイズは縮小されて、MPWEB のファイルに 10 パー
セントの空き領域ができています。
1> dbcc shrinkdatabase ('mpweb', 10)
2> go
DbId
FileId CurrentSize MinimumSize UsedPages
EstimatedPages
------ ------ ----------- ----------- ----------- -------------5
2
2912
1280
2912
1280
(1 row affected)
DBCC execution completed. If DBCC printed error messages, contact your system
administrator.
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
A-10
OL-14000-01-J
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
MPWEB SQL データベースのバックアップと復元の方法
MPWEB SQL データベースのバックアップと復元の方法
MPWEB データベースをバックアップおよび復元するには、次の手順を順序どおりに実行します。
•
MPWEB データベースのエクスポートによってバックアップ ファイルを作成する(P. A-11)
•
データベースを復元する(P. A-13)
MPWEB データベースのエクスポートによってバックアップ ファイルを作成する
このバックアップ ファイルは、等価またはそれ以降の Service Pack をインストールした SQL Server
2000 でのみ復元できます。
ステップ 1
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing の実行中に(日常のバックアップ手順の一部として)
MPWEB データベースをエクスポートしてバックアップ コピーを作成するには、ステップ 2 に進み
ます。
または
MPWEB データベースをエクスポートして、現在の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバで引き続
き操作可能な別の SQL Server にインポートするために、Cisco MeetingPlace Web Conferencing サービ
スを停止して、すべての Web Conferencing サービス、IIS Admin Service、および World Wide Web
Publishing Service が停止するのを待ちます。
ステップ 2
MPWEB データベースをホスティングしている SQL Server が Cisco Unified MeetingPlace Web サーバ
上で動作する場合は、ステップ 3 に進みます。
または
MPWEB データベースをホスティングしている SQL Server が別の(リモート)の Windows サーバ
上で動作する場合は、その Windows サーバに移動してログインします。
(注)
該当する Windows サーバにログインできない場合は、osql コマンドなどの有効な SQL
Server Client ツールがインストールされた任意の Windows ベースのワークステーションま
たはネットワーク サーバにログインすると、リモートから SQL Server に接続できます。
ステップ 3
コマンド プロンプトにアクセスするために、[Start]>[Run]の順に選択し、cmd と入力します。
ステップ 4
SA アカウントと適切なパスワードで osql を実行して SQL Server に接続するために、osql -U sa -S
servername を入力します。ここで servername には Windows サーバ名を指定します。
ステップ 5
•
SQL Server をローカルで実行する場合は、オプション -S servername を省略できます。
•
この SQL Server に sa として接続するアクセス権がない場合は、データベースをバックアップ
するだけの十分なアクセス権を持つアカウントを使用して接続してください。
データベースのエクスポート用に、完全修飾パスとファイル名を選択します。
(注)
リモートのワークステーションまたはサーバから osql を実行して SQL Server に接続してい
る場合は、このパスは、ユーザのローカルのワークステーションではなく、SQL Server を
実行する Windows サーバで有効なものである必要があります。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-11
付録 A
MPWEB SQL データベースのバックアップと復元の方法
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
ステップ 6
データベースをエクスポートするために、backup database MPWEB to disk = 'fullyqualifiedpath' を入
力します。ここで fullyqualifiedpath にはステップ 5 で選択した場所を指定します。go と入力します。
ステップ 7
操作が成功したことを確認するために、情報メッセージを表示して検討します。
ステップ 8
ユーザの SQL Server 上のスレーブ データベース名を特定するために、
select name from sysdatabases
where name like 'MPWEB%' と入力し、go と入力します。結果には、1 つまたは 2 つのスレーブ
データベースが含まれます。
ステップ 9
スレーブのデータベースをバックアップするために、backup database[MPWEB_XX]to disk =
'C:\temp\mpweb_XX.dat' を入力します。ここで XX には最初のスレーブ データベースを示す数字を
指定し、角カッコでデータベース名を囲みます。その後、go と入力します。
ステップ 10 2 つ目のスレーブ データベースについて、ステップ 9 を繰り返します(該当する場合)。
ステップ 11 osql を終了するために exit と入力します。
ステップ 12 mpweb.dat と各 mpweb_XX.dat ファイルをテープや別のサーバ上のネットワーク ドライブなどの安
全な場所に保存します。
例:MPWEB データベースのエクスポートによるバックアップ ファイルの作成
次に、P.A-11 の「MPWEB データベースのエクスポートによってバックアップ ファイルを作成す
る」で使用した各コマンドで表示される出力例を示します。
SQL Server への接続で表示されるサンプル出力
C:> osql -U sa -S SERVERNAME
Password: password
1>
データベースのエクスポートで表示されるサンプル出力
1> backup database MPWEB to disk = 'C:\temp\mpweb.dat'
2> go
情報メッセージの確認で表示されるサンプル出力
Processed 616 pages for database 'MPWEB', file 'MPWEBData' on file 1.
Processed 3 pages for database 'MPWEB', file 'MPWEBLog' on file 1.
BACKUP DATABASE successfully processed 619 pages in 1.709 seconds (2.962 MB/sec)
スレーブ データベース名の特定で表示されるサンプル出力
この例では、スレーブ データベースの名前は
MPWEB_E22AF0EC-805F-45D4-8F76-FB0C6378A5EC-1 です。
1> select name from sysdatabases where name like 'MPWEB%'
2> go
--------------------------------------------------name
[char
]
-------------------------------------------MPWEB
MPWEB_E22AF0EC-805F-45D4-8F76-FB0C6378A5EC-1
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
A-12
OL-14000-01-J
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
MPWEB SQL データベースのバックアップと復元の方法
スレーブ データベースのバックアップで表示されるサンプル出力
1> backup database [MPWEB_E22AF0EC-805F-45D4-8F76-FB0C6378A5EC-1] to disk =
'C:\temp\mpweb_E22AF0EC-805F-45D4-8F76-FB0C6378A5EC-1.dat'
2> go
osql の終了で表示されるサンプル出力
1> exit
C:>
データベースを復元する
この手順を完了するには、データベースをインポートする SQL Server と同じかそれ以前のバージョ
ンの SQL Server からバックアップ データベース コマンドでエクスポートされた mpweb.dat または
mpweb_XX.dat と呼ばれるファイルが必要です。
ステップ 1
MPWEB データベースをホスティングする SQL Server が Cisco Unified MeetingPlace Web サーバ上で
動作する場合は、ステップ 2 に進みます。
または
MPWEB データベースをホスティングしている SQL Server が別の(リモート)の Windows サーバ
上で動作する場合は、その Windows サーバに移動してログインします。
(注)
別の(リモート)Windows サーバにログインできない場合は、osql コマンドなどの有効な
SQL Server Client ツールがインストールされた任意の Windows ベースのワークステーショ
ンまたはネットワーク サーバにログインすると、リモートから SQL Server に接続できます。
ステップ 2
コマンド プロンプトにアクセスします。[Start]>[Run]の順に選択し、cmd と入力します。
ステップ 3
SA アカウントと適切なパスワードを使用して osql を実行し、SQL Server に接続します。
osql -U sa -S servername を入力します。ここで servername には Windows サーバ名を指定します。
ステップ 4
•
SQL Server をローカルで実行する場合は、オプション -S servername を省略できます。
•
この SQL Server に SA として接続するアクセス権がない場合は、データベースをバックアップ
するだけの十分なアクセス権を持つアカウントを使用して接続してください。
MPWEB という名前のデータベースがこのサーバに存在するかどうかチェックします。
select name from sysdatabases where name like 'MPWEB%' と入力し、go と入力します。
ステップ 5
MPWEB データベースが存在する場合は、このデータベースを現在使用する Cisco Unified
MeetingPlace Web Conferencing サーバがないことを確認します。
ステップ 6 (オプション)1 台または複数台の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバがデータベースを使用して
いる場合は、次のようにします。
a. 各サーバに管理者としてログインする。
b. Cisco MeetingPlace Web Conferencing サービスを停止します。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-13
付録 A
MPWEB SQL データベースのバックアップと復元の方法
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
c. Cisco MeetingPlace Web Conferencing サービス、IIS Admin Service、および World Wide Web
Publishing Service が停止するのを待ちます。
d. データベースをドロップするために、drop database MPWEB と入力し、go と入力します。
ステップ 7
ユーザの MPWEB データベースを SQL Server にインポートする前に、データベースのどの物理ファ
イルがこの MPWEB データベースに関連付けられているか検索してください。
restore filelistonly from disk = 'C:\temp\mpweb.dat' と入力し、go と入力します。
ステップ 8
このデータベースを復元する SQL Server のインストール フォルダを検証し、SQL Server のマスター
データベースの物理的な場所をチェックします。
sp_helpfile master と入力し、go と入力します。
(注)
ステップ 9
別の場所にユーザの MPWEB データベースを復元する特定の理由がない限り(パフォーマ
ンスとチューニング、データ リカバリなど)、MPWEB データベースは、この SQL Server を
インストールしたデフォルトの Data フォルダに復元することをお勧めします。
ユーザのデータベースを復元し、データベースの物理ファイルを正しい場所に移動します。
restore database MPWEB from disk = 'C:\temp\mpweb.dat' with move 'MPWEBData' to
'D:\MSSQLServer\Data\MPWEB.MDF', move 'MPWEBLog' to
'D:\MSSQLServer\Data\MPWEB.LDF' と入力し、go と入力します。
(注)
データベースを正しく復元するには with move 句を使用する必要があります。これは、デー
タベースのバックアップ ファイルには、この SQL Server のインストールでは有効でない物
理ファイルの場所が含まれているためです。
ステップ 10 情報メッセージで操作が成功したことを確認します。
ステップ 11 MPWEB_XX スレーブ データベース ファイルを復元するには、スレーブ データベースごとに、ス
テップ 9 およびステップ 10 を繰り返します。
ステップ 12 osql を終了するために exit と入力します。
例:データベースの復元
次に、P.A-13 の「データベースを復元する」で使用した各コマンドで表示される出力例を示します。
SQL Server への接続で表示されるサンプル出力
C:> osql -U sa -S SERVERNAME
Password: password
1>
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
A-14
OL-14000-01-J
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
MPWEB SQL データベースのバックアップと復元の方法
MPWEB データベースの存在の確認で表示されるサンプル出力
1> select name from sysdatabases where name = 'MPWEB'
2> go
name
----------------------------------------------------MPWEB
1>
データベースのドロップで表示されるサンプル出力
1> drop database MPWEB
2> go
Deleting database file 'D:\MSSQLServer\Data\MPWEB.LDF'.
Deleting database file 'D:\MSSQLServer\Data\MPWEB.MDF'.
1>
関連ファイルのチェックで表示されるサンプル出力
この例では、MPWEB データベースは MSDE 2000 サーバからエクスポートされています。このサー
バのデフォルトの「Data」フォルダは D:\MSSQLServer\Data で、MPWEB データベースは 1 つのデー
タ ファイル(論理名 = 'MPWEBData'、物理名 = D:\MSSQLServer\Data\MPWEB.mdf)と、1 つのログ
ファイル(論理名 = 'MPWEBLog'、物理名 = D:\MSSQLServer\Data\MPWEB.ldf)と共に作成されま
した。
1> restore filelistonly from disk = 'C:\temp\mpweb.dat'
2> go
--------------------------------------------------LogicalName PhysicalName
Type FileGroupName Size
MaxSize
----------- ------------------------ ------ ------------- ---------------------------------MPWEBData D:\MSSQLServer\Data\MPWEB.mdf D
PRIMARY
2490368.000000 35184372080640.000000
MPWEBLog
D:\MSSQLServer\Data\MPWEB.ldf L
NULL
1310720.000000 35184372080640.000000
インストール フォルダの場所と SQL データベースのインストール先の確認で表示されるサンプル
出力
この例では、SQL Server(バージョン 2000)は、D:\MSSQLServer にインストールされ、デフォル
トの「Data」フォルダは D:\MSSQLServer\data です。
1> sp_helpfile master
2> go
name
filename
filegroup
size
maxsize
growth
usage
---------------------------------------------------------------------master
D:\MSSQLServer\data\master.mdf
PRIMARY
15744 KB
Unlimited
10%
data only
1>
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-15
付録 A
MPWEB SQL データベースのバックアップと復元の方法
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
Move 句を使用した MPWEB データベースの復元で表示されるサンプル出力
この例では、詳細なアップグレード実行ステップに関するメッセージが表示されます。SQL Server
の以前のバージョンによってデータベースのバックアップ ファイルが作成されたためです。
1> restore database MPWEB from disk = 'C:\temp\mpweb.dat' with move 'MPWEBData' to
'D:\MSSQLServer\Data\MPWEB.MDF', move 'MPWEBLog' to 'D:\MSSQLServer\Data\MPWEB.LDF'
2> go
Processed 216 pages for database 'MPWEB', file 'MPWEBData' on file 1.
Processed 1 pages for database 'MPWEB', file 'MPWEBLog' on file 1.
Converting database 'MPWEB' from version 515 to the current version 539.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 515 to version 524.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 524 to version 525.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 525 to version 526.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 526 to version 527.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 527 to version 528.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 528 to version 529.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 529 to version 530.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 530 to version 531.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 531 to version 532.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 532 to version 533.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 533 to version 534.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 534 to version 535.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 535 to version 536.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 536 to version 537.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 537 to version 538.
Database 'MPWEB' running the upgrade step from version 538 to version 539.
To achieve optimal performance, update all statistics on the 'MPWEB' database by
running
sp_updatestats.
RESTORE DATABASE successfully processed 217 pages in 0.428 seconds (4.136 MB/sec).
1>
MPWEB スレーブ データベースの復元で表示されるサンプル出力
1> restore database [MPWEB_E22AF0EC-805F-45D4-8F76-FB0C6378A5EC-1 ]from disk =
'C:\temp\mpweb_E22AF0EC-805F-45D4-8F76-FB0C6378A5EC-1.dat' with move
'MPWEB_E22AF0EC-805F-45D4-8F76-FB0C6378A5EC-1Data' to
'D:\MSSQLServer\Data\MPWEB_E22AF0EC-805F-45D4-8F76-FB0C6378A5EC-1.MDF', move
'MPWEB_E22AF0EC-805F-45D4-8F76-FB0C6378A5EC-1Log' to
'D:\MSSQLServer\Data\MPWEB_E22AF0EC-805F-45D4-8F76-FB0C6378A5EC-1.LDF'
2> go
osql の終了で表示されるサンプル出力
1> exit
C:>
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
A-16
OL-14000-01-J
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
MPWEB SQL データベースの切り離しおよび追加の方法
MPWEB SQL データベースの切り離しおよび追加の方法
MPWEB SQL データベースを切り離しや追加を行うには、次の手順を順序どおりに実行します。
•
データベースを切り離す(P. A-17)
•
データベースを追加する(P. A-19)
データベースを切り離す
データベースをインポートする SQL Server と同じかそれ以前のリリースの SQL Server から、
sp_detach_db コマンドを使用して MPWEB データベースを切り離す必要があります。
ステップ 1
Cisco Unified MeetingPlace Web サーバに管理者としてログインします。
ステップ 2
Cisco MeetingPlace Web Conferencing サービスを停止し、Cisco MeetingPlace Web Conferencing サービ
ス、IIS Admin Service、および World Wide Web Publishing Service が停止するのを待ちます。
ステップ 3
MPWEB データベースをホスティングする SQL Server が Cisco Unified MeetingPlace Web サーバ上で
動作する場合は、ステップ 4 に進みます。
または
MPWEB データベースをホスティングしている SQL Server が別の(リモート)の Windows サーバ
上で動作する場合は、その Windows サーバに移動してログインします。
(注)
別の(リモート)Windows サーバにログインできない場合は、osql コマンドなどの有効な
SQL Server Client ツールがインストールされた任意の Windows ベースのワークステーショ
ンまたはネットワーク サーバにログインすると、リモートから SQL Server に接続できます。
ステップ 4
コマンド プロンプトにアクセスします。[Start]<[Run]の順に選択し、cmd と入力します。
ステップ 5
SA アカウントと適切なパスワードを使用して osql を実行し、SQL Server に接続します。
•
SQL Server をローカルで実行する場合は、-S servername オプションを省略できます。
•
この SQL Server に SA として接続するアクセス権がない場合は、データベースをバックアップ
するだけの十分なアクセス権を持つアカウントを使用して接続してください。
ステップ 6
MPWEB データベースにアクセスします。use mpweb と入力し、go と入力します。
ステップ 7
データベース ファイルのリストを表示します。sp_helpfile と入力し、go と入力します。
ステップ 8
SQL Server のマスター データベースにアクセスします。use master と入力し、go と入力します。
ステップ 9
MPWEB データベースを切り離します。sp_detach_db 'MPWEB と入力し、go と入力します。
ステップ 10 ステップ 7 で確認した物理ファイルの処理を決定します。
切り離されるデータベースはこれらのファイルで構成されています。たとえば、これらのファイル
をアーカイブに保管したり、これらのファイルを使用して関連する MPWEB データベースを別の
SQL Server に追加したりすることができます。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-17
付録 A
MPWEB SQL データベースの切り離しおよび追加の方法
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
ステップ 11 ユーザの SQL Server のスレーブ データベース名を決定します。select name from sysdatabases where
name like 'MPWEB%' と入力し、go と入力します。
ステップ 12(オプション)MPWEB_XX という追加のデータベースそれぞれについて、データベース名の
MPWEB を MPWEB_XX に置き換えて、ステップ 6 からステップ 10 を繰り返すことにより、その
データベースを切り離します。
(注)
各データベースは論理的にリンクするため、切り離した MPWEB データベースをアーカイ
ブに保管する場合、各 MPWEB_XX データベースにも同じ手順を実行する必要があります。
MPWEB データベースを再度別の SQL Server に追加する場合は、MPWEB_XX データベー
スも追加し直す必要があります。
ステップ 13 osql を終了するために exit と入力します。
例:データベースの切り離し
次に、P.A-17 の「データベースを切り離す」で使用した osql コマンドで表示される出力例を示しま
す。
SQL Server への接続で表示されるサンプル出力
C:> osql -U sa -S SERVERNAME
Password: password
1>
MPWEB データベースへのアクセスで表示されるサンプル出力
1> use mpweb
2> go
データベース ファイルのリスト表示のサンプル出力
この例では、データベース MPWEB は C:\MSSQL2K\Data\MPWEB.mdf と
C:\MSSQL2K\Data\MPWEB.ldf という 2 つの物理ファイルに依存します。
1> sp_helpfile
2> go
name
fileid
filename
filegroup size
maxsize growth
usage
------------- ---------- --------------------------- --------- ------- ----------------------MPWEBData
1 C:\MSSQL2K\Data\MPWEB.mdf
PRIMARY
2432 KB Unlimited 1024 KB data only
MPWEBLog
2 C:\MSSQL2K\Data\MPWEB.ldf
NULL
1280 KB Unlimited 10%
log only
SQL Server のマスター データベースへのアクセスで表示されるサンプル出力
1> use master
2> go
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
A-18
OL-14000-01-J
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
MPWEB SQL データベースの切り離しおよび追加の方法
MPWEB データベースの切り離しで表示されるサンプル出力
1> sp_detach_db 'MPWEB'
2> go
スレーブ データベース名の特定で表示されるサンプル出力
この例では、スレーブ データベースの名前は
MPWEB_E22AF0EC-805F-45D4-8F76-FB0C6378A5EC-1 です。
1> select name from sysdatabases where name like 'MPWEB%'
2> go
--------------------------------------------------name
[char
]
-------------------------------------------MPWEB_E22AF0EC-805F-45D4-8F76-FB0C6378A5EC-1
osql の終了で表示されるサンプル出力
1> exit
C:>
データベースを追加する
切り離した有効な MPWEB データベース(ファイル名は異なる場合があるが通常はデータ ファイ
ルの MPWEB.mdf とログ ファイルの MPWEB.ldf の 2 つ)があることを確認します。
ステップ 1
MPWEB データベースに追加する SQL Server が Cisco Unified MeetingPlace Web サーバで動作する場
合は、ステップ 2 に進みます。
または
SQL Server が別の(リモート)の Windows サーバ上で動作する場合は、その Windows サーバに移
動してログインします。Windows サーバにログインできない場合は、osql コマンドなどの有効な
SQL Server Client ツールがインストールされた任意の Windows ベースのワークステーションまたは
ネットワーク サーバにログインすると、リモートから SQL Server に接続できます。
ステップ 2
コマンド プロンプトにアクセスします。[Start]>[Run]の順に選択し、cmd と入力します。
ステップ 3
osql を実行して SQL Server に接続します。osql -U sa -S server-name を入力します。ここで server-name
には MPWEB データベースを追加する Windows SQL Server を指定します。
(注)
ステップ 4
SQL Server をローカルで実行する場合は、-S server-name オプションを省略できます。
SA アカウントの適切なパスワードを入力します。
(注)
この SQL Server に SA として接続するアクセス権がない場合は、データベースを追加する
だけの十分なアクセス権を持つアカウントを使用して接続してください。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-19
付録 A
MPWEB SQL データベースの切り離しおよび追加の方法
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
ステップ 5
MPWEB という名前のデータベースがこのサーバにすでに存在しているかどうか判別します。select
name from sysdatabases where name = 'MPWEB' と入力し、go と入力します。
ステップ 6
MPWEB データベースが存在しない場合は、ステップ 7 に進みます。
または
MPWEB データベースが存在する場合は、既存の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバによって使
用中でないことを確認します。
(注)
ステップ 7
アクティブな MPWEB データベースがすでに存在する場合は、MPWEB データベースをこ
の SQL Server に追加することはできません。次の手順に進む前に、P.A-17 の「データベー
スを切り離す」の手順を実行して既存の MPWEB データベースを切り離す必要があります。
このデータベースを復元する SQL Server のインストール フォルダを確認するために、SQL Server
のマスター データベースの物理的な場所をチェックします。
sp_helpfile master と入力し、go と入力します。
(注)
別の場所にユーザの MPWEB データベースを復元する理由(パフォーマンスとチューニン
グ、データ リカバリなど)がない限り、データベースはこの SQL Server をインストールし
たデフォルトの Data フォルダに復元することをお勧めします。
ステップ 8
ステップ 7 で確認したデータ フォルダに MPWEB.mdf ファイルおよび MPWEB.ldf ファイルをコ
ピーします。
ステップ 9
MPWEB データベースを追加します。sp_attach_db 'MPWEB','data path\MPWEB.mdf','data
path\MPWEB.ldf' と入力し、go と入力します。
ステップ 10(オプション)MPWEB_XX スレーブ データベース用の有効なファイル セットがある場合は、
MPWEB を MPWEB_XX に置き換えてステップ 5 からステップ 10 までを繰り返し、そのデータ
ベースを追加します。
ステップ 11 osql を終了するために exit と入力します。
例:データベースの追加
次に、P.A-19 の「データベースを追加する」で使用した osql コマンドで表示される出力例を示しま
す。
次の例では、MPWEB.mdf ファイルと MPWEB.ldf ファイルを使用します。
SQL Server への接続で表示されるサンプル出力
C:> osql -U sa -S SERVERNAME
Password: password
1>
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
A-20
OL-14000-01-J
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
MPWEB SQL データベースの切り離しおよび追加の方法
MPWEB データベースの存在の確認で表示されるサンプル出力
1> select name from sysdatabases where name = 'MPWEB'
2> go
name
----------------------------------------------------(0 row affected)
1>
SQL Server のマスター データベースの物理的な位置の確認で表示されるサンプル出力
この例では、SQL Server のバージョン 2000 は C:\MSSQL2K にインストールされ、デフォルトのデー
タ フォルダは C:\MSSQL2K\data です。
1> sp_helpfile master
2> go
name filename filegroup size maxsize growth usage
---------------------------------------------------------------------master
C:\MSSQL2K\data\master.mdf
PRIMARY
15744 KB
Unlimited 10% data only
1>
MPWEB データベースの追加で表示されるサンプル出力
1> sp_attach_db 'MPWEB','data path\MPWEB.mdf','data path\MPWEB.ldf'
2> go
osql の終了で表示されるサンプル出力
1> exit
C:>
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-21
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
Cisco Unified MeetingPlace Web Server の更新方法と SQL データベースの保持方法
Cisco Unified MeetingPlace Web Server の更新方法と SQL データ
ベースの保持方法
インストール時に、MPWEB データベースは、Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing インス
トーラで生成され、レジストリおよび SQL データベースに保存される一意の GUIDWebID を通じて
特定の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバに関連付けられます。このため、MPWEB SQL データ
ベースとすべての添付を古いサーバから新しいサーバに転送する場合、新しいサーバは古いサーバ
と同じ GUIDWebID を使用する必要があります。この操作には、古いサーバから新しいサーバに転
送する次の 3 つのコンポーネントを用意する必要があります。
•
圧縮または非圧縮形式の \MPWEB\Meetings フォルダ全体(すべてのサブ フォルダを含む)
•
GUIDWebID と mpweb スレーブ データベース ファイル名情報を追加するための変更内容が含
まれる GUIDS.reg ファイル。GUIDS.reg ファイルは、GUIDWebID および DBName レジストリ
値と同様、古いサーバのものです。
•
古いサーバの MPWEB データベースと mpweb スレーブ データベースのバックアップ
既存の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバを新規サーバに置き換え、過去の会議の添付を保持し
て新規サーバからアクセスできるようにするには、次の手順を順序どおりに実行します。
•
現在の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバを準備する(P. A-22)
•
更新した Cisco Unified MeetingPlace Web サーバをインストールする(P. A-23)
•
Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの更新をビルドする(P. A-24)
現在の Cisco Unified MeetingPlace Web サーバを準備する
ステップ 1
Gateway SIM サービスを含むすべての Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing サービスを停止
します。
手順については、P.2-2 の「すべての Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing Service の停止」を
参照してください。
ステップ 2
この Cisco Unified MeetingPlace Web サーバを Cisco Unified MeetingPlace Audio Server から切り離し
ます。
a. Gateway SIM Agent を起動します。
手順については、P.2-6 の「MeetingPlace Gateway Configurations ユーティリティの起動」を参
照してください。
b. [Gateway SIM]タブに表示される Cisco Unified MeetingPlace Audio Server のホスト名または IP
アドレスを後の参照用に書き留めておきます。
(注) 新規 Cisco Unified MeetingPlace Web サーバをインストールするときに同じサーバ リ
ファレンス情報を使用する必要があります。Audio Server をホスト名として指定してい
る場合は、後でこの同じホスト名を入力し、これを IP アドレスとして指定している場
合は、やはり同じ IP アドレスを後で使用します。
c. [Delete Unit]をクリックして Audio Server からこの Cisco Unified MeetingPlace Web サーバを切
り離します。
ステップ 3
\MPWEB\Meetings フォルダ全体とその内容のコピーを取ります。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
A-22
OL-14000-01-J
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
Cisco Unified MeetingPlace Web Server の更新方法と SQL データベースの保持方法
ステップ 4
GUIDS.reg ファイルのコピーを取ります。
このファイルは、Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing のアプリケーション ファイルの保存
場所で検索できます。
ステップ 5
regedit を起動し、GUIDWebID および DBName のレジストリ値を取得します。
注意
レジストリ値が正しいことを確認します。ステップ 5 で取得した値と、ステップ 6 で入力
する値とを比較してください。
ステップ 6
テキスト エディタで GUIDS.reg を開き、
GUIDWebID および DBName のレジストリ パスおよびキー
値を追加します。
ステップ 7
これらの変更と共にファイルを保存します。
ステップ 8
MPWEB データベースと mpweb スレーブ データベースのバックアップを作成します。
手順については、P.A-11 の「MPWEB SQL データベースのバックアップと復元の方法」を参照して
ください。
ステップ 9
添付、GUIDS.reg、および MPWEB のバックアップを新規サーバにコピーします。
ステップ 10 P.A-23 の「更新した Cisco Unified MeetingPlace Web サーバをインストールする」に進みます。
更新した Cisco Unified MeetingPlace Web サーバをインストールする
新規サーバには、古いサーバ上で動作している Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing と同じ
かそれ以降のリリースをインストールする必要があります。たとえば、古いサーバ上で Release 6.0
を実行している場合は、新規サーバにも Release 6.0 かそれ以降のリリースをインストールする必要
があります。
新規サーバに Web Conferencing をインストールする前に、新規サーバ上で GUIDS.reg を実行して、
サイト、システム、Web、および mpweb スレーブ db ファイル名の GUID ID といった 4 つのキーを
レジストリに追加する必要があります。GUIDS.reg を実行するには、GUIDS.reg を右クリックし、
[merge]を選択します。
ステップ 1
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing をインストールします。
手順については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_installation_guides_list.html にあ る『Cisco
Unified MeetingPlace Web Conferencing インストレーション アップグレード ガイド 』の第 2 章を参
照してください。
ステップ 2
インストールの最後に要求される時点で、サーバをリブートします。
初回のリブート終了後にインストール プログラムは続行されます。インストールが完全に終了する
までにあと数回リブートが必要になる場合があります。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-23
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
Cisco Unified MeetingPlace Web Server の更新方法と SQL データベースの保持方法
ステップ 3
Cisco Unified MeetingPlace Audio Server 情報を入力するように要求されたら、P.A-22 の「現在の Cisco
Unified MeetingPlace Web サーバを準備する」のステップ 2 で書き留めておいた値を入力します。
ステップ 4
インストールの終了後、Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing が機能することを確認します。
ステップ 5
P.A-24 の「Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの更新をビルドする」に進みます。
Cisco Unified MeetingPlace Web サーバの更新をビルドする
新規サーバ上にインストールした Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing のリリースが古い
サーバにインストールされているものと同じかそれ以降であることを確認します。たとえば、古い
サーバ上で Release 6.x を実行している場合は、新規サーバでも Release 6.x かそれ以降のリリースを
実行する必要があります。
ステップ 1
すべての Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing サービスを停止します。
ステップ 2
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing のインストール時に自動的に作成された MPWEB SQL
データベースを削除します。Enterprise Manager を使用するか、osql のデータベースをドロップする
コマンドを実行します。
この osql のコマンドの詳細については、P.A-13 の「データベースを復元する」を参照してください。
ステップ 3
Enterprise Manager または osql のデータベースを復元するコマンドを使用して、新規サーバで古い
MPWEB データベースを復元します。
この osql のコマンドの詳細については、P.A-13 の「データベースを復元する」を参照してください。
ステップ 4
\MPWeb\Meetings\ フォルダ内のすべての内容を削除します。
ステップ 5
古いサーバ上のすべてのファイルと添付を \MPWeb\Meetings フォルダに復元します。
ステップ 6
サーバをリブートします。
または
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing サービスを再起動します。
ステップ 7
ホーム ページにアクセスして System Manager プロファイルでログインし、Web サーバの Hostname
など該当する変更をいくつかの Web Server の管理ページで行います。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
A-24
OL-14000-01-J
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
ユーザ認証のセットアップが不正なためロックアウトされた場合の Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing へのアクセス方法
ユーザ認証のセットアップが不正なためロックアウトされた場合の
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing へのアクセス方法
ユーザ認証で MeetingPlace のネイティブ ログイン以外の任意の形式を使用するように Cisco Unified
MeetingPlace Web Conferencing を設定すると、ユーザ認証の設定が不十分として Web 経由で Cisco
Unified MeetingPlace にログインできない場合があります。たとえば、LDAP の設定後に MeetingPlace
ユーザ認証を実行したときに、有効な LDAP のホスト名を入力できないか、MeetingPlace に LDAP
ユーザの ID があることを確認できない場合があります。このような状況では、Web Conferencing に
ログインして設定エラーを訂正することができません。
Web Conferencing へのアクセスを復元するために、次のいずれかを実行できます。
•
Web Conferencing サーバにログインし、Web ブラウザを開いて、http://localhost:8002 を参照す
る。ユーザは技術者としてログインされ、
[Admin]ページにアクセスして問題を解決できるよ
うになります。
•
MeetingPlace プロファイルを作成または訂正して、MeetingTime を使用してログインできるよう
にする。MeetingTime の詳細については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_maintenance_guides_list.html に あ る、
該当する『Cisco Unified MeetingPlace Audio Server アドミニストレーション ガイド 』を参照し
てください。
•
SQL データベースを編集して MeetingPlace のネイティブ ログイン形式にモードをリセットす
る。次の手順を実行してください。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing のユーザ認証モードを SQL Server でアップ
デートする
ステップ 1
DOS コマンド ウィンドウを開きます。
ステップ 2
C:\osql -U userid -P password を入力して SQL Server にログインします。ここで userid および password
には該当する値をそれぞれ入力します。
ステップ 3
MPWEB データベースへのアクセスを指定するために use mpweb と入力してから go と入力します。
ステップ 4
Update web set AuthMode = 1 と入力します。
ステップ 5
Update web set AuthLoginMode = 1 と入力してから go と入力します。
表 A-1 および表 A-2 に、参照用のモード定義の種類を示します。
表 A-1
AUTHMODE コマンド
AUTHMODE コマンド
値
#define SQLCONFIG_AUTHMODE_NONE
0
#define SQLCONFIG_AUTHMODE_MP
1
#define SQLCONFIG_AUTHMODE_LDAP
2
#define SQLCONFIG_AUTHMODE_LDAPMP
3
#define SQLCONFIG_AUTHMODE_TRUSTEXT
4
#define SQLCONFIG_AUTHMODE_BASIC_DOMAIN
5
#define SQLCONFIG_AUTHMODE_WIA
6
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
OL-14000-01-J
A-25
付録 A
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing および SQL Server
ユーザ認証のセットアップが不正なためロックアウトされた場合の Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing へのアクセス方法
表 A-2
AUTHLOGINMODE コマンド
AUTHMODE コマンド
値
#define SQLCONFIG_AUTHLOGINMODE_NONE
0
#define SQLCONFIG_AUTHLOGINMODE_WEB
1
#define SQLCONFIG_AUTHLOGINMODE_HTTP
2
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド
A-26
OL-14000-01-J
Fly UP