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ITパスポート試験 対策講座 2016年8月31日(水),9月1日(木),2日(金):2,3時限 5日(月):2時限 http://cobayasi.com/koza/it_pass/1_hardwear.pdf 担当:小林 勝 ITパスポート試験紹介 情報処理技術者試験 大学2~3年生ぐらい までに、取得したい 大学4年生 までに、取 得したい 2 社会人に必 要な資格 ITパスポート試験(IP) ~ あなたのIT力を証明する国家試験 ~ [ Information Technology Passport Examination ] 対象者像 職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識を もち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術 を活用していこうとする者 合格のメリット 社会人として必要! 就職に役立つ! 大手企業の新卒採用 エントリーシートにITパスポートを! エントリーシート活用企業 NEC(日本電気)、Panasonic(パナソニック)、Fujitsu(富士通) HITACHI(日立製作所)、KDDI、NTTDATA(NTTデータ)、NTTコムウェア Canon(キャノン) など 試験方式※ 受験者が、コンピュータに表示された試験問題に対して、マウスや キーボードを用いて解答する、 CBT(Computer Based Testing)方式 試験実施時期、試験会場※ 随時実施、全国の指定民間組織 ※プロメトリック御茶ノ水ソラシティテストセンター(千代田区) 田町テストセンター(港区)など 全国各地で実施中 試験時間、出題形式、出題数 試験時間 : 120分(2時間)※今年度より変更(165分から120分) 出題形式 : 四肢択一 問題数 : 100問 出題分野 ストラジ系(経営全般):35問程度、マネジメント系(IT管理):20問程度 テクノロジ系(IT技術):45問程度 平成27年度 受験者数、合格率 34,696名 約47%(20才の受験者の合格率は約37%) ※合格するには、各分野の問題ともに3割以上で、総合で6割以上の得点が必要 受験後1年間、利用者 メニューからダウン ロードできる 受験後、翌々月 に郵送される 効果的な勉強方法 1. テキストを読んで基礎知識を覚える 最初は読み流す程度。何回か読み返していくうちに、知識が身につく。 2. 予想問題や過去問題をやってみて間違えた問題はテキスト で復習する 出題頻度にかかわらず、できる限り多くの過去問題を解く。特に、出題回 数の多い問題は、確実に正解できるようにする。不正解の問題は、テキ ストの該当箇所を繰り返して読み返す。 3. 試験前にテキストを再度読み込み用語や細部を確認する 試験前には、予想問題を集中して解き、間違えたところをテキストで復習 する 4. 最後に、疑似試験問題で環境に慣れる ハードウェア コンピュータの五大要素 制御装置 制御の流れ データとプログ ラムの流れ 演算装置 入 力 装 置 記憶装置 出 力 装 置 要素の役割 入力装置(キーボードやマウスなど) コンピュータ本体へデータやプログラムを入力する 記憶装置(メモリやハードディスクなど) データやプログラムを保存する 制御装置(CPU) プログラムの命令を解釈し、この内容に従って他の装置を制御する 演算装置(CPU) プログラムの命令に従って、データを演算処理する 出力装置(ディスプレイ、プリンタなど) 処理されたデータを、人間が理解できるような形(表示、印刷)に表す データ(プログラム)と制御の流れ 制御装置 ②処理命令 演算装置 ②演算 データ 入 力 装 置 出 力 装 置 記憶装置 ①データ の入力 ③処理結 果の出力 CPU(Central Processing Unit) 役 割 : 演算機能と制御機能を1つにあわせた装置 クロック周波数 : CPUを動かす電気信号(クロック)の1秒間に繰り返す数 1クロック 時間 単位 読み方 k キロ M メガ G ギガ T テラ 数 1クロックにかかる時間 単位 読み方 m ミリ μ マイクロ n ナノ p ピコ 数 【問題】クロック周波数2GHz(ギガヘルツ)のプロセッサ において、一つの命令が5クロックで実行できるとき、1 命令の実行に必要な時間は何ns(ナノ秒)か プロセッサが1秒間に刻むクロック数 1クロックにかかる時間 1命令(5クロック)の実行時間 主記憶と補助記憶 CPU 高速 主記憶(メイン) 低速 補助記憶(サブ) 主記憶(半導体メモリ)の種類 主記憶で使われて いるメモリの種類 揮発性 半導体メモリ (Solid State Memory) RAM (Random Access Memory) SRAM (Static RAM) リフレッシュ不必要 コンデンサで記憶する 不揮発性 ROM (Read Only Memory) DRAM (Dynamic RAM) リフレッシュ必要 フリップフロップで記憶する ROMの種類 ROM 書き込み可能 読み出し専用 マスクROM PROM EPROM 紫外線消去 EEPROM 電気消去 キャッシュメモリ 一体になってい ることが多い CPU 超高速 キャッシュメモリ 高速 主記憶(メイン) 主記憶とCPUの書き 込み速度差を埋める 【問題】処理装置で用いられるキャッシュメモリの主な 目的として、適切なものはどれか ① CPUの処理速度と主記憶へのアクセス時間の速度差を埋める ② OS固有処理が、メモリに対して優先してアクセスできるように する ③ Webブラウザで表示したページのデータを記憶しておき、次回 から高速に表示する ④ 使用頻度の高いプログラムを常駐させる 補助記憶装置 種類 特徴 磁気ディスク 薄い円盤状の(金属製)ディ スクに磁気を使ってデータを 書き込む 光ディスク 半導体メモリ 用途 ハードディスク CD,DVD,Blue-rayDisc 薄い円盤状の(ポリカーボ ネート製)ディスクにレーザ光 でデータを書き込む 半導体素子によって構成さ れている SDカード、USBメモリ、 SSD 【問題】磁気ディスク装置と比較して、SSDの特徴として 適切でないものはどれか ① シークタイムが無いためランダムアクセス性能に優れている ② 磁気ディスク装置より振動や衝撃に強い ③ 省電力で動作音がしないので静かである ④ 容量単位の価格(容量単価)が磁気ディスク装置より安い ディスプレイの解像度 ディスプレイに表示される文字や画像は、極小の点(画素又はピクセル)の集まりである 同じ画素数の画像(画素数:4)でも、画面の解像度を上げて表示すると、画像は小さくなる 画面解像度:4×5 画面解像度:6×8 【問題】1ピクセルの色情報を16ビットで表わす画像データがある。この画像 データの幅と高さをそれぞれ2倍にし、1ピクセルの色情報を表わすビット数 を16ビットから1/2の8ビットにすると、この変換後の画像データのサイズは 変換前と比べて約何倍になるか。ここでデータの圧縮や画像への付加情報 などは無視する ① 1/2倍 ② 変わらない ③ 2倍 ④ 4倍 幅と高さをそれぞれ2倍にすると、面積(=ピクセル数)は、4倍になる 1ピクセルの色情報を表わすビット数が1/2になるので、変換後の画像のデータ量は、 変換後の画像のデータ量 = 元画像のデータ量 × 4 × 1/2 と表すことができるので、元画像のデータ量に比べて約2倍になる 入出力インタフェース プリンタ PC本体 インタフェース 周辺機器 スキャ ナー インタフェースの種類 <有線インタフェース> USB 一番よく使われているインタフェースで、USBハブを使って最大127台接続可能。 ホットプラグ機能(電源を入れたまま抜き差し可能)がある。 IEEE1394 USBよりも転送速度が速いので、デジタルカメラやビデオなどで利用されている。 最大で63台接続可能。ホットプラグ機能(電源を入れたまま抜き差し可能)がある。 シリアルATA 光ディスクなどの周辺機器をPC本体内部で接続するための高速インタフェース。 ホットプラグ機能(電源を入れたまま抜き差し可能)がある。 SCSI ハードディスクやプリンタなどをPC本体と外付接続するためのインタフェース。 現在は、USBに置き換わっている。 IDE 光ディスクなどの周辺機器をPC本体内部で接続するためのインタフェース。 現在は、シリアルATAに置き換わっている。 <無線(ワイヤレス)インタフェース> Bluetooth 電波を使って、数十メートルの距離で対応機器を接続する スマートフォンやゲーム機器でも利用されている IrDA 赤外線を使って、数メートルの距離で対応機器を接続する スマートフォンなどで利用されている 【問題】ディジタル家電向けのインタフェースで、PCと ディスプレイの接続規格であるDVI(Digital Visual Interf ace)をもとに音声伝送機能や著作権保護機能を加える などAV家電向けに改良したマルチメディアインタフェー スはどれか ① IEEE1394 ② HDMI(High-Definition Multimedia Interface) ③ RCA端子 ④ シリアルATA 平成28年度 春期 ITパスポート試験問題・解答(ハードウェア)