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新入生歓迎特集 詩歌を読もう

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新入生歓迎特集 詩歌を読もう
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新入生歓迎特集
詩歌を読もう
CONTENTS
詩歌を読もう
LIBRARY NAVIGATOR
VOICE
図書館さんぽ 第3回「日本の酒情報館」
新収資料紹介
INFORMATION
中央大学図書館
詩歌を読もう
図書館長・法学部教授 川口 紘明
難解な詩、面白く感ぜられない詩もあって当然です。時
現代詩人の鮎川信夫(1920∼86)に「必敗者」という
が移り環境が変わればそれらの詩が急に切実に身に沁み
詩があり、それは次の二行で締めくくられています。
て感じられることもあるでしょう。取りあえず現在は自
われわれのコーネリアスはどこまで歩いていけるだ
分の心に響くものを選んで注意深く読めばよいのです。
ろう?
ところで、詩を読み終わった後も、短いものであれば
口誦さむ一篇の詩がなくて!⑴
その詩全体が、長いものであればその中の数句がずっと
くち ず
コーネリアスというのはこの詩に登場するアメリカの
耳に残って、道を歩いている時も、電車に乗っている間
無名詩人の名ですが、ここでは広くわれわれ全ての中に
も頭の中で谺し続けるというような経験がありませんか。
棲む普遍的な詩人の魂と考えておけばよいでしょう。し
知らずしらずのうちに唇が開いてそれらの言葉を口に遊
たがってこの二行で言われていることは、口誦さむ一篇
ばせていたということがありませんか。もしあるとすれ
の詩がなければ、われわれは魂をもった生き物として人
ばそれが口誦さむ一篇の詩なのです。詩を口誦さんでい
間らしく生き続けることができない、口誦さむべき詩の
るとき、私たちは個我の日常を離れて世界と一体化して
ない時代は不幸だ、ということです。
います。存在を生きているという感じがします。詩の内
皆さんは何のために大学に来ましたか。多くの人が、
容がどんなに不幸なものであれ、それを口誦さんでいる
社会に巣立つときに有用な知識と技術を身につけるため
間は私たちは幸福なのです。
にと答えるでしょう。もちろんその答は間違っていません。
ここで、私が詩を読み始めた頃のことを少し話しましょ
大学は皆さんが必要とする知識や技術を提供するために
うか。青臭い過去のことを語るのは気恥ずかしいのですが、
存在するのですから。しかし魂をもった人間として日々
詩を読み始める皆さんに多少とも参考になればと願って
を送るためには知識や技術だけで十分でないことは今さ
書きます。
ら言うまでもありません。昔から<知><情><意>の
私がまっとうに詩歌を読み始めたのは高校時代、特に
円満な発達ということが人間の完成の目標とされて来ま
受験期でした。くらい憂鬱な時代です。受験勉強が苦痛
した。<知>は知識、<情>は感情、<意>は意欲と考
であったばかりでなく、何かにつけて自意識の過剰さに
えてよいでしょう。大学の講義は確かに皆さんに<知>
悩まされたやっかいな年頃です。自分はどうして他の人
の宝庫を開いてくれるでしょうが、<情>や<意>につ
たちのように明るく素直に健康的になれないのだろうか
いてはあまり多くを期待できないでしょう。<情>や<
というような事ばかり悩んでいました。当時、高校に、
意>は皆さんが自ら培って育ててゆくほかないのです。
古典の先生が指導される短歌部というのがあり、そこに
ところで上のように人間の能力を<知><情><意>
入部して歌を読んだり作ったりし出したのがそもそもの
の三つに分けて考えたのですが、これら三者が互いに無
始まりです。石川啄木や若山牧水の歌がまっさきに飛び
関係というのではありません。むしろこの三者が相携え
込んできました。どういうわけか、彼らの歌の中でもと
重なり合って相乗的に効果をあらわし、十全な人間を作
りわけ暗い歌に魅かれたのです。啄木の歌の中では、
こだま
やまひ
わ
病のごと思郷の心湧く日なり目にあをぞらの煙かな
りあげてゆくのだと言ってよいでしょう。例えば、<知
しも⑵
>は<知>だけにとどまるなら、ひからびた味けない無
機質な事柄の羅列にすぎません。しかしこれに意欲と感
というようなのが愛誦歌でした。「思郷の心」など知る
情が加われば、あたかも萎れた草花が灌水を得て咲き誇
はずもなくて、ただ「目にあをぞらの煙かなしも」とい
るように、知の領野はにわかに活性化し見事な成果を上
うフレーズが何かいがらっぽいいらいらした気分を和め
げるでしょう。<知>をめざす皆さんの努力が実を結ぶ
るのにぴったりマッチしたのでしょう。牧水の歌では、
うな ぞこ
す
海底に眼のなき魚の棲むといふ眼の無き魚の恋しか
ためには<情>と<意>の加勢が不可欠なのです。
りけり⑶
私は、<情>と<意>を涵養する上において詩歌が非
常に有効だと考えるのですが、もちろんこれは詩歌に限っ
が、とりわけ好きでした。外界をシャットアウトして
たことではありません。小説でも演劇でも音楽でも美術
ひたすら内にひき込もる自閉的な歌の最たるものですが、
でも舞踊でも良いのです。ただ詩歌が最も手取りばやく、
これが限りなく慰めを与えてくれたのです。斎藤茂吉の、
直截的で、習得に手間ひまが(そしてお金も)かからな
あかあかと一本の道とほりたりたまきはる我が命な
いとは言えるでしょう。それは詩歌が、真の意味で、生
りけり⑷
きた言葉だからです。凝縮した生きた言葉だから直截に
も、暗い激情を秘
胸にびんびん響くのです。命と言葉に敏感でありさえす
めた悲劇的なトーン
れば詩を読む資格は十分です。詩歌は意欲と感情の上に
が、若い繊弱な心を
成り立っていますから、意欲や感情が千差万別であるの
底から揺さぶったの
に応じて詩歌も多種多様です。今の自分には縁遠い詩、
です。
2
詩の方では萩原朔太郎の
『月に吠える』
が最も衝撃でした。
され、自分を超え出てもっと
地面の底に顔があらはれ、
大きな苦悩に立ち向かうよう
さみしい病人の顔があらはれ・・・⑸
鼓舞され激励されるのです。
は、今でもその全部がすらす
口誦さむ一篇の詩がなぜ必要
らと口を衝いて出てきます。
なのかこのことからもおわか
宮澤賢治の「春と修羅」の
りでしょう。
次の一節は、自罰の苦しみと
大学に入ってからは、暗い
反抗のヒロイズムとが一つに
詩ばかりでなく、明るく陽気
綯いまぜられて、少年期の感
な詩、勇壮な詩、典雅な詩、
情をさながらに代弁してくれ
滑稽な詩、辛辣な詩、豪華絢
ました。
爛な詩も好きになりました。
な
四月の気層のひかりの底を
日本の古典や近現代詩ばかり
唾し はぎしりゆききする
でなく、中国の詩、フランス、ドイツ、イギリス、アメ
おれはひとりの修羅なのだ⑹
リカの詩も読むようになりました。朝から晩まで詩ばか
つばき
それから、中原中也。
り読んでいた時期もあります。下宿に籠って余り交遊も
汚れつちまつた悲しみに
しませんでしたが、心の中は世界中を飛び回り、数しれ
今日も小雪の降りかかる・・・⑺
ぬ魂にゆきあい、興奮して語り合っていたような気がし
立原道造の「夢はいつもかへって行った
山の麓のさ
ます。
びしい村に・・・(「のちのおもひに」)⑻
実はこれらについて読書案内のようなものを書くつも
とか、三好達治の「母よ/淡くかなしきもののふるなり
りでしたが、数えあげてゆくときりがありませんので省
/紫 陽花いろのもののふるなり・・・」(「乳母車」) ⑼
きます。代わりに、下欄に、愛読した詩集の中から主だっ
など、甘い追憶を誘う抒情詩にも、とめどなく心を蕩か
たものを掲げておきまし
されたのです。
た。詩を読み始める皆さん
あ ぢ さ ゐ
とろ
暗い気分の時に暗い詩を
の一つの目安にしてもらえ
好むのは変なようですが、
れば幸いです。これらはす
実は変でも不思議でもない
べて中央大学の図書館の中
のです。心はいつも対象化
で眠っています。皆さんが
を求めています。心は自分
やって来て手に取り揺り起
と同じ心に出会うと慰めら
こしてくれるのを待ってい
れ安らぐのです。そればか
ます。どの一冊も口誦さま
りではありません。自分よ
れる一篇の詩になることを
りはるかに大きな凄い悩み
こいねがっているのです。
や苦しみの持ち主に会うと、
とたんに自分の悩みは軽く
(注)
1.鮎川信夫詩集『宿恋行』(思潮社 1978)
911.56 A98 中央
2.石川啄木歌集『一握の砂』(東雲堂書店 1910)
911.16 I76 中央
3.若山牧水歌集『路上』(博信堂 1911)
911.16 W28 中央
4.斎藤茂吉歌集『あらたま』(春陽堂 1921)
918.6 Sa25「斎藤茂吉選集1」 開架
5.萩原朔太郎詩集『月に吠える』(感情詩社・白日社共同出版 1917)
911.56 H14 中央
6.宮澤賢治詩集『春と修羅』(関根書店 1924)
911.56 Mi89 中央
7.中原中也詩集『山羊の歌』(文圃堂 1934)
911.56 N33 中央
8.立原道造詩集『萱草に寄す』(風信子叢書刊行会 1937)
911.56 Ta13 国文
9.三好達治詩集『測量船』(冬至書房 1964)
911.56 Mi91 中央
10.伊東静雄『わがひとに与ふる哀歌』(杉田屋印刷所 1935)
911.56I89
<歌集>
11.与謝野晶子『みだれ髪』
(東京新詩社 1901)
911.16Y85
12.正岡子規『竹の里歌』
(俳書堂 1904)
911.16Ma63
13.若山牧水『海の声』(生命社 1908)
911.16W28
14.北原白秋『桐の花』
(東雲堂書店 1913)
911.16Ki64
15.斎藤茂吉『赤光』(東雲堂書店 1913)
911.16Sa25
私の推薦リスト
<詩集>
1.島崎藤村『若菜集』(春陽堂 1897)
911.56Sh45
2.伊良子清白『孔雀船』
(左久良書房 1906)
911.56I63
3.薄田泣菫 『白羊宮:詩集』
(金尾文淵堂書店 1906)911.56Su82
4.北原白秋『思ひ出』(東雲堂書店 1911) 911.56Ki64
5.山村暮鳥『聖三稜玻璃』(にんぎょ詩社 1915)
911.56Y32
6.室生犀星『抒情小曲集』(感情詩社 1918)
911.56Mu74
7.吉田一穂『海の聖母』(金星堂 1926)
911.56Y86
8.安西冬衛『軍艦茉莉』(厚生閣書店 1929)
908G34
9.西脇順三郎『Ambarvalia』(椎の木社 1933)
911.56N87
<訳詩集>
19.森鴎外『於母影』(〔国民の友〕付録 1889)
20.上田敏『海潮音』(本郷書院 1905)
21.堀口大学『新篇 月下の一群』(第一書房 1928)
<句集>
16.水原秋桜子『葛飾』(馬酔木発行所 1930)
17.山口誓子『凍港』(素人社書屋 1932)
18.西東三鬼『旗』(三省堂 1940)
中央
中央
中央
中央
中央
国文
中央
中央
中央
中央
中央
中央
中央
中央
中央
911.368Mi94 中央
911.368Y24 中央
911.368Sa25 中央
<アンソロジー>
22.西郷信綱他編『日本詞華集』(未来社 1958)
23.山本健吉編『日本詩歌集−古典編』(講談社 1982)
Z05K320 中央
911.59U32 中央
911.59H88 中央
911Sa18 中央
911Y31 中央
(1∼16,18∼20)は複製版となります。また、6は講談社文芸文庫として
「開架」にもあります。)
3
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Library Navigator
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日経テレコン21
1 はじめに
新聞記事は、雑誌論文や図書に比べはるかに速報性に優れ、最新の時事問題や話題の事物についての情
報を幅広く入手することが出来ます。毎日の最新情報を知ると同時に、過去の時事的情報を調査する際に
役立ちます。しかし、過去から現在にかけての膨大な量の記事の中から、ある事象に関する記事が欲しい
とき、やみくもに見つけ出すことは非常に困難なことです。そんな時に有効な検索手段といえるのが、新
聞記事をキーワード1つで探し出すことのできる、新聞全文検索データベースです。今回はその中から新
聞記事のみならず、就職に役立つ企業情報まで調べることのできる「日経テレコン21」をご紹介します。
2 日経テレコン21とは
日経テレコン21では1975年以降の日経4紙の全文記事検索、企業情報(全国約3万社の企業概要、決算・
財務状況など)、人事情報、為替・株式情報ほか各種の産業経済関連統計情報などを調べることができます。
3 利用方法
⑴接続方法
外部データベース情報検索用端末(中央図書館内、大学院図書室、総合政策学部図書室、理工学部図書
館内および市ヶ谷キャンパス図書室内)及び、法学部情報処理室、経済学部ワークステーション、経済
学部図書室、商学部ワークステーションのそれぞれに設置された特定端末で利用できます。
⑵接続の実際
①中央大学図書館ホームページhttp://www2.tamacc.chuo-u.ac.jp/library/ のメニューにある「外
部オンラインデータベース」をクリック。
②「外部オンラインデータベース検索」ページの「日経テレコン21」をクリック。
③「日経テレコン21」紹介ページ下段のボタンをクリックし、ID・パスワード認証画面でログインボ
タンをクリック。
④利用したいメニューのタブをクリックし検索を行います。
※利用終了の際は、必ず「ログアウト」ボタンをクリックしてください。
4 新聞記事検索
日本経済新聞・日経産業新聞・日経金融新聞・日経流通新聞の日経4紙について1975年から前日までの
記事の全文が検索できます。キーワードによる検索だけでなく、媒体や期間、記事中の検索範囲を指定で
きるほか、検索式による検索もできます。また、最初の検索結果から、さらに絞り込みや拡大など条件を
変更して続けて検索することもできます。検索結果一覧は、刊行順や媒体順で並べ替えることができ、見
たい記事をチェックすれば一度に複数の全文記事をHTML形式で読むことができます。また、ほとんどの
記事はPDFファイルで新聞掲載時のイメージそのままを見ることも可能になっています。
①新聞記事検索画面
②新聞記事見出し一覧画面
4
③記事本文画面
④新聞記事イメージ表示画面
本ル新
文を聞表
右ク記示
上リ事
サムネイル の ッ イ
サクメ
ムすー
ネるジ
イとで
5 企業情報・人事情報
企業情報では、上場企業から有力未上場企業まで全国約3万社について、事業内容、役員、大株主、労務
状況、要約損益計算書、要約貸借対照表、申告所得、売上構成、本社所在地などのデータをみることが出
来ます。会社名をはじめとして、本社所在地、業種、資本金・売上高・などをキーに検索できます。
人事情報では、全国有力企業約4,600社の他、中央官庁、政府関係機関、審議会、経済・業界団体、県庁
の幹部職員、県議会・市長まで、約30万人の人事情報を、会社(官庁)名・氏名・業種・職種・勤務先住所・
出身校・生年月日などから検索できます。
6 その他の新聞記事データベース
本学が現在導入しています、オンラインで利用できる国内の新聞記事データベースとしては、朝日新聞を
対象とした「聞蔵DNA for library」、読売新聞を対象とした「読売YOMIDAS」、毎日新聞を対象とし
た「毎日NEWSパック」が利用できます。利用可能端末などは、
「外部オンラインデータベース検索」のペー
ジ http://www2.tamacc.chuo-u.ac.jp/library/databasetop.htm で確認してください。
たけやま
きょうぞう
竹山 協三
「学術情報センター」というような名称の組織に
生まれかわって、程なく「図書館」は「施設」の名
前としてだけ残る事になるのだそうである。このよ
うな図書館の「変身」は「時代の要請」によるもの
であって、他の「有力私大」は既にすませてしまっ
ている事なのだそうである(先般「就職部」が「キャ
リアセンター」に「変身」したのも「時代の要請」だっ
たのであろう)。市町村合併や区画整理で地名が消
えたりするのと似ていなくもないが、昨今の「平成
の大合併」はそうすれば(起債などの恩典で)お金
が入って来ようという下心で行われるのだそうであ
るから、そういう事の何もなさそうな「緊縮財政」
下の改組では、過ぐる大戦中の標語の言う「足りぬ
足りぬは工夫が足りぬ」の精神で突き進むしかない
のであろう。
さて図書館に司書がいるのは当たり前であろうが、
さる国では(英語式に読んでしまえば)「ドキュメ
ンタリスト」なる国家資格があって、そういう人が
(それが図書館でかどこでかは定かではないが)働
いていると聞かされたので、想像するに会社の「新
聞切り抜き係」がしているような事を組織的、盛大
5
に行っているのであろうか。
わが国は概ね(不用品から命まで)「捨てる」事
に価値を見いだす文化のようで、拾ったり集めたり
更にはそれを取っておいたりするのは格好いい事と
は考えられていない。その結果「新しい」ことが価
値上位、「旧い」ことが下位になって、「それはもう
旧い!」で万事ケリをつけられてしまう。アーカイ
ブス等が諸外国に比して貧弱だと言われるのもこの
文化のせいでもあるのかも知れない。
一方「電子媒体」の「進化」により、物心付いて
以来の見たもの書いたもの、文字であれ映像であれ、
あらゆるガラクタ(小学校時代のテスト用紙、集め
たチラシ、読んだ本)を何でもかんでもデジタル化
してそのハードディスクを床下に埋め込んだ「自分
アーカイブス」で暮らしながら、「思い出」を適宜
取り出して楽しんでいるという人も現れたのだそう
である。しかし臨場感漲る自伝を残した女性科学者
(ノーベル生理学賞を受賞した)の「日記などつけ
ない。たとえ文字で残っていても、その時の活き活
きした感情が失われてしまえば意味がないから。」
という言葉もまた耳に痛い。
(理工学部教授)
図書館さんぽ
第3回
日本の酒情報館
住 所:〒105-0003 東京都港区西新橋1-1-21 日本酒造会館1F・4F
T E L:03-3519-2091
F A X:03-3519-2094
U R L:http://www.japansake.or.jp/
蔵書検索:無(但し、銘柄検索 有)
利用資格:18歳以上(但し、きき酒を行う場合は20歳以上)
開館時間:10:00∼18:00
休 館 日:土・日・祝日・年末年始(イベント等の開催による臨時休館有)
サービス:閲覧・複写・レファレンス
蔵 書 数:6,000冊(和書 5,500冊 洋書 50冊) AV資料 12点
雑誌30冊タイトル
交通アクセス:東京メトロ銀座線 虎ノ門駅より徒歩3分、
東京メトロ千代田線 霞ヶ関駅より徒歩3分
都営地下鉄三田線 内幸町駅より徒歩3分
座 席 数:14席 蔵書検索機 3台、AV再生装置 1基
1F 日本の酒との出合いとふれあいの場
所蔵資料の一部
日本の酒情報館『SAKE PLAZA』は、日本の酒の持つあらゆる文化的要素を総合的に、集約・情報化し、受信
と発信を展開していくための広報拠点・資料公開の場です。
日本の酒について詳しく知りたい方のために、6,000冊に及ぶ蔵書が開架式で閲覧できるばかりではなく、北海
道から沖縄まで、都道府県順に全国の日本酒、本格焼酎・泡盛、
本みりんを約800銘柄展示しています。
館内のコンピューターでは、銘柄検索、日本酒に関する用語
検索、全国の蔵元(メーカー)の情報が検索できます。
また、蔵元自慢の酒販売や、販売品のきき酒(有料・5銘柄)
も行っています。
海外からの来館者も多く、いつの時代においても人々に愛さ
れ、育まれてきた日本の酒は、世界に誇るかけがえのない文化
のひとつと言えます。知っているようで、じつはあまり知られ
ていない日本酒の世界。日本の酒情報館『SAKE PLAZA』では、
なつかしい故郷の銘柄、いつか飲んだあの銘柄と再会できるか
もしれません。
6
4F 閲覧室
新収資料紹介
①教職員著作目録 2004.10−2005.1
著者名
石川 晃弘(文学部)編著
飯田 朝子(商学部)原案・監修
湯村 輝彦 絵
真船 洋之助 監修・編著
石崎 忠司(商学部)編集代表
内田 孟男(経済学部)・
川原 彰(法学部)編著
宇佐美 毅(文学部)著
小塩 節(名誉教授)著
奥田 安弘(法科大学院)著
金井 貴嗣(法学部)・川浜 昇 編
川越 泰博(文学部)著
柏木 昇(法科大学院)監修・
美原 融 編著
ルーペルト・シェトレ 著・
喜多尾 道冬(経済学部)訳
菊沢 研宗(国際会計研究科)著
木田 元(名誉教授)著
小島 武司(法学部)ほか 編
小滝 富雄(名誉教授)著
坂本 正弘(総合政策学部)・
吹浦 忠正 編・著
安田 暎胤・白柳 誠一・
眞田 芳憲(法学部)・樋口 美作 著
白羽 祐三(名誉教授)・
山田 創一 著
角田 邦重(法学部)・
山田 省三(法科大学院)編
角田 邦重(法学部)・
毛塚 勝利(法学部)編
J. ペルクマンス 著・
田中 素香(経済学部)全訳
高橋 琢磨(国際会計研究科)著
都筑 学(文学部)著
藤本 哲也(法学部)著
藤本 哲也(法学部)編著
筆谷 勇(国際会計研究科)著
筆谷 勇(国際会計研究科)監修
鈴木 正朝著・
堀部 政男(法科大学院)監修
丸山 秀平(法学部)著
ニコライ・ハルトマン 著・
村岡 晋一(文学部) 監訳
目加田 説子(総合政策学部)著
ベルンハルト・グロスフェル 著・
山内 惟介(法学部・法科大学院) 訳
矢島 正見(文学部)・
丸 秀康 編著
久塚 純一・山田 省三(法科大学院)編
横田 洋三(法科大学院) 編著
渡部 芳紀(文学部)・志村 有弘 編
( )は所属学部等
書名
体制移行期チェコの雇用と労働
(中央大学社会科学研究所研究叢書 13)
数え方クイズ 100(小学館文庫)
出版社
中央大学出版部
配置場所
開架・中央
請求記号
366.02348/I76
開架
815.2/I26
環境マネジメントハンドブック
日刊工業新聞社
中央・参考
M519.5/Ma28
グローバル・ガバナンスの理論と政策
(中央大学社会科学研究所研究叢書 14)
小説表現としての近代
自分に出会う
国籍法と国際親子法
独占禁止法
明史(中国古典新書続編)
PFI実務のエッセンス
中央大学出版部
開架・中央
319/U14
おうふう
青娥書房
有斐閣
弘文堂
明徳出版社
有斐閣
開架・中央
開架
開架・中央
開架・中央
開架・中央
開架
910.26/U92
289/O77
329.91/O54
335.57/Ka44
222.058/Ka92
335.7/Mi17
舞台裏の神々
音楽之友社
開架・中央
764.3/Sc7
比較コーポレート・ガバナンス論
ハイデガー拾い読み
法曹倫理
メキシコのわらじ
新しい日本の安全保障を考える
(虎ノ門DOJOブックス)
叡知
有斐閣
新書館
有斐閣
文芸社
自由国民社
開架・中央
開架・中央
開架・中央
理工
開架
335.4/Ki29
134.944/Ki12
327.1/Ko39
049/Ko92
392.1/Sa32
佼成出版社
開架
160.4/Y62
民法総則講義 第 2 版
駿河台出版
開架・市ヶ谷
324.1/Sh81
労働法解体新書 第 2 版
法律文化社
開架・中央
366.14/Su58
労働法の争点 第 3 版(法律学の争点シリーズ 7)
有斐閣
中央・市ヶ谷
Z32/J43:4
EU経済統合 深化と拡大の総合分析
文真堂
中央
333.5/P36
知的資産戦略と企業会計
希望の心理学
犯罪学の窓
諸外国の修復的司法 日本比較法研究所研究叢書 67)
公会計原論 Q&A公会計読本 日本公会計総合研究所編集
個人情報保護法とコンプライアンス・プログラム
弘文堂
ミネルヴァ書房
中央大学出版部
中央大学出版部
東京リーガルマインド
ぎょうせい
商事法務
開架・中央
開架・中央
開架・中央
開架・中央
開架・中央
開架・市ヶ谷
開架・市ヶ谷
336.94/Ta33
141.27/Ts99
236.3/F62
326.9/F62
343.9/F52
343.9/N77
336.1/Su96
やさしい会社法 第 7 版
ドイツ観念論の哲学 第 1 部 フィヒテ、シェリング、
ロマン主義
地球市民社会の最前線(新世界事情)
比較法文化論
法学書院
作品社
開架・中央
中央
325.2/Ma59
134.3/H33
岩波書店
中央大学出版部
開架・中央
開架・中央
329.36/Me29
321.9/G88
よくわかる犯罪社会学入門
学陽書房
開架・中央
326.35/Y16
社会保障法解体新書
新国際機構論
太宰治大事典
法律文化社
国際書院
勉誠出版
開架
開架・中央
参考
364/H76
329.3/Y78
M910.26/D49/Sh56
小学館
*配置場所の記載は2ヶ所までとした。
②中央大学関係資料目録2004.10− (貴重書・準貴重書指定)
直筆原稿・書簡等
編著書
和田 芳恵 杉村 楚人冠
書名 草稿「歴史のひとこま」
短冊「杉村 楚人冠 筆」
著者署名入り
編著書
和田 芳恵 石原 八束
書名 「動祖神暮」
「句集 秋風琴」 中沢 新一
「三万年の死の教え」
鷹羽 狩行
鷹羽 狩行
鷹羽 狩行
「句集 誕生」
「平遠 句集」
「五行 句集」
中央大学関係資料
編著書
請求記号
K910.26/W12
K289/Su39
中央大学昼間部学生自治会
書名 「belum ominium cntra
omnes」
請求記号
051.7/C66
貴重書・準貴重書の
利用について
請求記号
913.6/W12
911.36/I74
貴重書、準貴重書の閲覧は館長の許可を要するため事前
の手続きが必要です。
詳しくは中央図書館2階カウンターにお問い合わせくだ
さい。
なお、大学院生は指導教員の推薦状が、学部学生は指導
教員の同伴が必要となります。
180.9/N46
911.368/Ta31
911.368/Ta31
911.368/Ta31
7
図書館
(1)「図書館要覧」刊行について
1995年以来一時刊行を中止しておりました「図書館要覧」を、内容も新たに1月に刊行いたしました。
写真等により図書館の概要が説明されています。
カウンター等で配付していますので、
是非ご覧下さい。
また、図書館ホームページの「図書館刊行物」の欄からも見ることができます。
(2)4月企画展示実施
本誌第2号(12月号)で紹介された「トマス・ハーディ コレクション」について、下記の日程
で展示を行います。 期間:4月4日(月)∼4月16日(土) 場所:中央館2階ホール(展示ケース)
(3)「中央館マイクロフィルム資料庫増設工事」
エレベータ工事と同じ時期に、マイクロフィルム自動出納機(システマトリーブ)の増設工事を
実施しました。今回の工事により、26,880個のマイクロフィルムが追加で収蔵可能となりました。
(3)2005年度開閉館館日程について
今年度につきましては、詳細について決定しておりません。確定致しましたら、図書館ホームペー
ジ、毎月配付している図書館カレンダーにてお知らせいたします。
なお、2005年度の中央図書館、理工学部分館の日曜日の開館は、以下の日程を予定しています。
中 央 図 書 館 (2005年)7月10(日)・17日(日)・24(日):10時∼18時
(2006年)1月15日(日)・22日(日):10時∼18時
理工学部分館 (2005年)7月24日(日)・7月31日(日):10時∼18時
(2006年)1月15日(日)・1月22日(日)・1月29日(日):10時∼18時
(4)2005年度サービス状況について
キャンパス
館・室名
開館時間
場 所
平日
中央図書館
多摩キャンパス
後楽園キャンパス
市ヶ谷キャンパス
土
日・祝
9:00∼22:00
△
9:00∼20:00
閉館
大学院図書室
2号館5階
文学部専攻図書室
3号館4階∼9階
9:30∼20:00
9:30∼12:00
閉館
総合政策学部図書室
11号館3階
9:00∼20:00
9:00∼17:00
閉館
理工学部分館
6号館5階∼7階
9:00∼21:00#1
△
文系大学院図書室
3号館13階
9:00∼22:00#2
10:00∼18:00#3
9:00∼22:00#2
10:00∼18:00#3
市ヶ谷キャンパス図書室 4階
同 上
3階
9:00∼24:00#4
休館日については、各館により異なりますので、詳細はホームページをご覧下さい。
△ :時期により休日開館を行っています。
#1:試験時期には、22時まで開館しています。
#2:大学院授業期間以外は20:00まで開館しています。
#3:大学院授業期間以外は閉室しています。
#4:年末年始は除きます。
編集後記
新入生の皆さま、入学おめでとうございます。
今回の特集は、図書館長の川口紘明先生に、新入生の皆様へ向け「詩歌を読もう」を執筆してい
ただきました。受験勉強で<知>に疲れた頭を叙情的な詩の世界で癒してはいかがでしょうか。
図書館の資料は学業はもちろんのこと、心を豊かにするためにもご利用下さい。
この時期、様々な利用ガイダンスを行っていますので、利用にとまどわれた場合は是非ご参加下さい。「My CUL」でも、
みなさまにとって身近なものになりますよう広報活動を続けて参りたいと思います。
最後に、今号作成にあたり、voiceにご執筆いただきました理工学部の竹山協三先生、取材に応じてくださいました「日本
の酒情報館」スタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。
My CUL(マイ・クル)
中央大学図書館広報誌 No.3
(2005年4月発行)
編集発行 中央大学図書館
〒192-0393 東京都八王子市東中野742-1
TEL. 0426-74-2546
URL :http://www2.chuo-u.ac.jp/library/
http://www2.chuo-u.ac.jp/library/k(携帯電話専用)
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