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第2回 静岡市図書館協議会

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第2回 静岡市図書館協議会
会
議
録
□全部記録
■要点記録
会 議 の 名 称
平成 25 度第2回静岡市図書館協議会会議録
開
時
平成 25 年 12 月 10 日(火)午前 10 時 00 分より
所
静岡市立清水中央図書館
者
静岡市図書館協議会委員
催
日
場
出
席
3階
研修室
稲垣
洋子
大石眞理子
岡田
克彦
加藤
道子
桑原公美子
小塩
智章
小林
摩湖
杉山
満
永倉みゆき
傍
聴
者
数
議題又は案件
芳賀
美江
教育部長
鈴木
浩之
参与兼中央図書館長
大澤
眞明
参事兼副館長兼統括主幹(管理担当)
矢澤
嘉章
参事(御幸町図書館長事務取扱)
佐野
和弘
参事兼清水中央図書館長
久保田
副参事兼蒲原図書館長
天野
周二
主幹兼藁科図書館長
藤波
俊勝
主幹兼西奈図書館長
田引
淳子
主幹兼長田図書館長
木下
克己
主幹兼北部図書館長
小林
元子
南部図書館長
永田
基士
主幹兼清水興津図書館長
望月
達弘
中央図書館麻機分館
西村
章
中央図書館美和分館
戸井八十八
中央図書館統括主幹(サービス担当)
漆畑
秀樹
中央図書館副主幹
芹澤
美穂
中央図書館主任主事
糸川
史明
1
人
会長、副会長の選任について
図書館事業の概要について
市民評価会議の報告について
哲
平成 25 年度
第2回図書館協議会
(平成 25 年 12 月 10 日
(会
1
開会
2
教育部長挨拶
3
中央図書館長挨拶
4
自己紹介
5
議題
議
進
行
記
午前 10 時 00 分~正午)
録)
<会長、副会長の選出>
(事務局)
新会長の永倉委員にご挨拶をお願いいたします。
(永倉会長)
改めましてよろしくお願いします。永倉と申します。先ほど教育部長さんと中央図書館
長さんが揃って学力のお話をされましたが、今朝、たまたま静岡新聞の投書欄を見ていたら、
藤枝の人が読書環境を整えて国語力を向上しろということを書いていまして、お読みの方も
いらっしゃると思います。この方の主張というのは、ひとつこれがいい案があるわけではな
いので、まずは学校と家庭が連携して子ども達の読書環境を整えることが大切であり、現在
の子ども達を取り巻く環境は落ち着いて読書に没頭することを妨げているいくつかの要因
があるのだ、ということで私はそうだそうだと思いながら読んでいたのですが、読み終わっ
た後で、二つ、やっぱりなあと思ったことがあります。一つ目のやっぱりは、私も同じこと
を考えていますので、読書環境を整えるということは大事だと思っている人がたくさんいる
のだと、心強く思ったのがひとつです。こちらの委員の方たちも、そうやって選ばれた方た
ちなのでとても心強く思っています。もうひとつのやっぱりというのは、年齢を見ると 78
歳と書いてあったのですね。これはご高齢の方だからということではなくて、たぶん本とい
うものが知を表すとても大事なツールとして生き生きとしていた時代に青春とか勉強する
時代を育った方なのだろうと、私もそういう端くれになるわけなのですが、ここにお集まり
1
の委員の方たちも確実に本が好きで、本は大事だということを思ってらっしゃる方だと思い
ます。これは静岡市の図書館の協議会ということですので、好きな人だけでは駄目なのだと
いうことは今までの議論でも出てきましたので、どうやって裾野を広げていくかということ
をまたみんなで考えていかなくてはいけないなと思っています。乱暴な言い方ですが、簡単
に言えば図書館の役割というのは先ほど館長が言われた、調べるということと、読むという
ことの二点と思うのですが、調べるということではやっぱり学校と繋がりながらとか、いろ
いろなものと繋がって、調べ学習というか、人生の中で図書館を使って調べるということを
絶やさないようにしなくてはいけないと思っています。この前、これも新聞にこんなに大き
い広告が出ていて、富士宮の市立中央図書館が世界遺産のまち富士宮の情報拠点と書いてあ
って、私も文化遺産になった富士山のことを何か図書館と連携してできないかなと思ってい
たので、やられたと思いました。静岡も行政などと繋がりながら、生きて、動いている図書
館ということをアピールしていけるといいなと思います。もうひとつは読む図書館というこ
とで今、大学なんかでビブリオバトルといって書評をゲームの形にした合戦みたいなのがあ
りますが、これも人を通して本を伝えるというとても大事な試みだと思いますので、昔から
あることも大事にしながら新しいことも取り入れながら静岡市の図書館が生き生きとして
いくといいなと思っています。もうひとつは、こちら(清水中央図書館)に来て静岡市の中
央図書館とは違った雰囲気があると思ったのですが、本のある環境が心地いいってどういう
イメージなのかというのを考えて、本を読む環境を提供するというのも図書館の大事な役割
だと思っています。それと同時に図書館でやらなくていいサービスとかやるべきではないこ
ともあると思いますので、すべてを取り入れるのではなくて、いろいろな形でこちらのみな
さんと一緒にどういう形にするといいのかということを議論していけるといいなと思って
います。長くなりました。失礼いたします。
(事務局)
ありがとうございました。続きまして新副会長の杉山委員にご挨拶をお願いいたします。
(杉山副会長)
今、学力の低下の問題から子どもの読書という話に関心がありました。この前、県の図
書館大会に私も関心があったので行ってみたのですが、地域を活性化させるというテーマで
講演がありました。図書館というのは、今は利用しているのは割合、年寄りが多くて、子ど
もは積極的に利用するという姿はないのですが、やはり従来の図書館を脱皮して地域と結び
ついた図書館というような形の方向にある意味では進まなければいけないと考えておりま
す。もちろん総合的にいろいろやらなければいけないこともあります。例えば、私は郷土史
研究会の今は顧問で、積極的には関わっていませんが、下の入口を入ってすぐに郷土史研究
2
会が担当でいろいろなものを展示しております。やはり地域の人達が積極的に来るような図
書館で、それが基になって地域が活性化していくというようなかたちの図書館にしたいと思
っています。いろいろと図書館についての考え方はあると思いますが、ひとつひとつそうい
うことを活きていくようなものにしていきたいと思います。そういう意味では我々のこの図
書館協議会がどういう役割を果たしていくのかということを考えています。よろしくお願い
します。
(事務局)
ありがとうございました。ここからの議事進行は永倉会長にお願いいたします。
(永倉会長)
では、改めましてよろしくお願いいたします。まず次第の4の2番目、図書館事業の概
要について中央図書館長ほかより報告していただきます。お願いいたします。
<各館長より説明>
(永倉会長)
ありがとうございました。各館、工夫を凝らした豊富ないろいろな事業が紹介されまし
たが、委員の方から質問がありましたらお願いします。
(芳賀委員)
お話を伺いまして、協力貸出が増えていることや、図書館へ小学生、中学生が訪問して
いろいろお話を伺う機会が増えてきているのがとても嬉しく思いまして、これからもぜひ図
書館と学校の協力関係を続けていけたらいいと思います。それから前回、中央図書館で本の
交換市をされるというお話を伺ったのですが、それはいかがでしたでしょうか。まだ1月と
2月にもありますよね。
(矢澤中央図書副館長)
10 月に、日付は失念してしまいましたが、古本のリサイクル市ということで、NPO法
人さんが主催をしていただきまして交換市という形で実施しました。今後につきましても、
あと2回、今年度中に実施をする予定でございます。
(永倉会長)
ありがとうございました。他に何かありますでしょうか。
3
(加藤委員)
行事の中で市の関連施設との協力として、市の美術館で絵本原画展の時に関連図書を各
図書館で展示してくださって、非常にいい企画だったと思います。それがひとつの図書館で
はなく、全部の図書館にそれぞれ展示されたということはとてもいいことだったと思います。
それに関連して、日本平動物園でもう終わったのですが、ウンコ展というのをやっていたの
ですね。私はそこに行ったのですが、新しくなった動物園のビジターセンターの中でやって
いました。そこで残念だったのが、子どもはウンコが大好きでウンコの本もすごく好きなん
ですよね。ここに関連の絵本や本が展示されていたら、どんなによかったかなと非常に思い
ました。たぶん動物園の方は図書館の協力ということはお考えにならなかったと思いますが、
関連施設で何か行事があったら図書や資料の提供ができますよ、という周知やお知らせをし
ていただけたら、なおその各関連施設の行事がよりよくなるのではないかと思いました。も
うひとつ残念だったのが、私のすぐそばにできました麻機分館の開館5周年記念で「沼のば
あさん」をやりましたよね。麻機村塾さんとご一緒に図書館でやっていて、私は参加できな
かったのですが、参加した友人が残念だったと言っていたのが、郷土史として「沼のばあさ
ん」の資料が何ひとつ出てなかったとのことでした。市立図書館ではたくさん「沼のばあさ
ん」の関連資料は持っているはずなので、そういうものが展示されていたらよかったのにと、
その友人は話していましたのでお知らせしたいと思いました。
(矢澤中央図書副館長)
絵本原画の世界ということで先ほども説明いたしましたが、7月 25 日から 10 月 27 日ま
で全図書館で展示を中心とした共催事業というかたちで実施しました。静岡市美術館で絵本
の原画を展示されたとういことで、美術館の学芸員のお話ですと、期間が短かったので総入
場者数はそうでもなかったということですが、その期間一日あたりの入場者数は今までの美
術館の事業の中で一番多かったようです。図書館の方も入館者の方に喜んでいただけたとい
うことと、美術館の方もそれだけ多くの方に来ていただいたということで非常に有益な事業
だったと思います。それと動物園の事業につきましては、私どももアンテナが低くて、その
ような事業をされるというのを承知していなかったものですから、今後につきましては、で
きる限り市の機関や他の機関も含めまして、多くの事業を連携していきたいと思います。ま
た今年度、静岡市美術館以外に美術館として芹沢銈介美術館がございますが、そちらで没後
30 年記念の展覧会がありますので、連携事業ということで図書館の方も取り組む予定でご
ざいます。
(永倉会長)
4
関連施設との連携はとても大事なことで、また新しい広がりができるのではないかと思
います。他に何かご質問はありますでしょうか。
(稲垣委員)
全体として幼児や児童のイベントは充実していると思いました。それに比べて大人向け
のものが何かないだろうかということで、美和とか御幸町の取り組みを伺って、これから必
要ではないかと思いました。中央図書館と清水中央図書館で図書館フェスティバルをやって
いますが、これは大人向けというか一般の方向けでやられたのか教えていただきたいと思い
ます。それともう一点、図書館協議会の委員に図書館だよりを毎月送っていただいています。
季節感もあって内容も充実していて、私としてはいいなと思っていますが、図書館に来館さ
れた方があまり利用していないのではないかと思っています。全体の図書館に通じることで、
図書館だよりの利用をもう少しできたらと思います。
(久保田清水中央図書館長)
年報 44 ページにありますイベントの欄のところですが、図書館フェスティバルはこれか
ら実施する予定です。さきほど説明したおはなしパンダのつくってみよう!は、こども読書
の日に関連して実施しました。対象はいずれにしましても子どもさんというかたちです。
(矢澤中央図書副館長)
中央図書館の図書館フェスティバルは、11 月 23 日に実施しました。例年、ライブラリー
コンサートを毎年 11 月に実施していたのですが、同じ時期ということで今回は同じ日に図
書館フェスティバルということで実施しました。その他に、移動図書館車、BMの展示を駐
車場でさせていただいたということと、あと館内での図書館ツアーということで、普段ご覧
いただけない地下の書庫などを利用者の方にご覧いただきました。それからブッカーのかけ
かたということで実施をいたしました。人数的にはまだ数値が揃っておりませんが、コンサ
ートにつきましては 80 名弱の方に参加をいただいたということで、例年通りのかたちでの
フェスティバルを開催いたしました。
(久保田清水中央図書館長)
すいません、ひとつ訂正をさせていただきます。図書館フェスティバルは 11 月に実施し
ております。今回9月末現在で進捗状況をということだったので、初めの説明で報告はあえ
てしませんでしたが、いずれにしましても子どもさん向けの紙芝居、絵本の読み聞かせが中
心となっております。
5
(永倉会長)
もう一点、図書館だよりの活用ということですが、受け手である委員の方でも何かご意
見があればお願いします。もっとこうなるといいなとか。大石委員などはたぶん親向けにい
ろいろお便りを出す立場でいらっしゃると思いますが、やっぱり工夫しないと手に取ってく
れないのではないかと思いますが、いかかでしょうか。
(大石委員)
そうですね。すいません、私も2通ほど図書館だよりを見せていただきましたが、仕事
が忙しいこともあってじっくりと読むことができなくて、少し広げて見させていただきまし
た。やはり字ばかりが多かったりするので、一番目立つ部分だけを見て終わってしまうかた
ちですので、何か魅力というか引きつけるものが入っていればもっとみなさんに利用してい
ただけるのではないかと思いました。
(永倉会長)
ありがとうございました。本当にその通りだと思います。せっかくお作りになるので、
レイアウトひとつでも手に取ってみたいなと思う工夫があればいいですね。先ほどのウンコ
展にも繋がるのかなと思いますが、いろいろな分野を巻き込んでいく必要があるのではない
かと思います。他にいかかでしょうか。
(小塩委員)
南部図書館で木曜シネマを一度見させていただきました。その後のスケジュール表を見
ると、かなり古い映画や有名な映画がありましたが、その選定方法というか選定条件は何か
決められているのでしょうか。ユーザーの声を聞くとか。
(永田南部図書館長)
一応、毎回お帰りの際に今日の感想等ある方はということでアンケートをお願いしてい
ますので、そちらを参考にしております。あとは、割と最近のものではなく、古いものを中
心にやっておりますので、同じようなものがすぐに出てこないようにサイクルみたいなもの
はあります。
(小塩委員)
最近のもので特に映像技術を駆使したようなものがありまして、私は映像関係のことも
興味を持っているのですが、そういったものは南部図書館ではやらないのでしょうか。観客
がおじいさん、おばあさんばかりなので、そういうことも考慮しているのかなと思いました。
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(永田南部図書館長)
新しいものは割と自分でご購入されたり、レンタルショップを利用したりして気軽に手
に入ると思います。比較的、テレビでもあまりやらなく、自分でも借りたりしないようなも
のが中心となっています。
(小塩委員)
またアンケートのところに書いてみます。ありがとうございます。
(永倉会長)
ありがとうございます。他にいかかでしょうか。
(岡田委員)
各館の事業報告を聞きまして、各館ならではというか、伝統的なものがあったり新しい
取り組みをしたりということで、大変工夫されている印象を持ちました。参加者の人数を見
ても、私の予想以上に多くの方が参加をしているということで、やはりそれが図書館の発信
につながりますよね。そういう意味ですごくがんばってらっしゃると改めて思いました。も
う一点、市の美術館との共催の絵本原画の世界についてですが、私の校長室にもお客さんが
来た時にちょうど目の前に見えるように掲示をさせていただいたり、校長室に絵本を並べた
りと、そんな取り組みをしました。去年は新美南吉の展覧をやりましたよね。その関係で学
校でも新美南吉に関わる本がかなり読まれたなと思います。ぜひ横の繋がりを大事にしてい
ただいて、お互いに相乗効果を生むような取り組みをしていただけるといいなと思いました。
先ほど加藤委員からのお話にもありましたが、全館で取り組んだということはすごくすばら
しいことだと思いました。それともうひとつ、図書館だよりの話が出ましたが、私は委員を
やっているので毎月送られてくるのですが、小中学校とか幼稚園とかには送られているので
しょうか。
(矢澤中央図書副館長)
特に学校に送っているということはございません。図書館の窓口での配布となっており
ます。
(岡田委員)
今、小中学校に学校司書が配置をされていまして、特に静岡市内は6学級以上の学校す
べてに学校司書が配置されております。学校司書さんたちにとって図書館の情報というのは
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すごく貴重なのです。できれば、幼稚園とか小中学校あたりは定期的に図書館だよりを送っ
ていただけるといいかなと思います。よろしくお願いします。
(永倉会長)
ぜひ前向きに検討していただけるとありがたいと思います。他はよろしいでしょうか。
では、いろいろな活発な意見が出ましたが、次に移らせていただきます。次第4の3番目、
市民評価会議の報告について中央図書館長より報告していただきます。
<中央図書館長より説明>
(永倉会長)
ありがとうございました。今の説明についてご意見、ご質問がある方はいらっしゃいま
すでしょうか。
(加藤委員)
今の報告の中で、中山間地のサービスを含め静岡市全域で均一なサービスを要望すると
いうものがありました。私も常々思っていて、図書館もない、本屋さんもない、何もないと
ころの中山間地の児童、生徒に対して、ただ単に数だけではなく、サービスができるように
していただきたいと切実に思っております。そして、学校の資料費も、児童数かけるいくら
というふうになっていて、やはりそれだと本当に均一なサービスとは程遠いと思いますので、
そういう条件や、やり方を変えるのは難しいとは思いますが、ぜひご検討を私からもお願い
したいと思います。
(大澤中央図書館長)
お手元の資料、「静岡市の図書館」の 48 ページをご覧ください。そちらに山間部配本サ
ービスというものがございます。現在、図書館では井川や梅ヶ島などの中山間地の学校に4
か月ごと、配本サービスとして本の入替えを実施しております。それ以外にBM、移動図書
館の一日こかげ文庫というようなサービスをしております。他にも積極的にできないかとい
うことを考えておりますが、人員や予算の制約があるなかで、例えば市街地に行っているB
M、街中のBMサービスを中山間地へ向けられないかとか、そういった組み換えを考えて、
均一なサービスを目指すということを検討しております。
(加藤委員)
今、私が言ったのはある意味、図書館より教育委員会の方にお願いしたいような内容に
8
なってしまいましたけど、本当に図書館の方は努力なさっていると思います。
(永倉会長)
ありがとうございました。数に表れないような質を上げていくことはとても大事なこと
だと思うので、ユーザーの声を聞くとか、いろいろなかたちで利用者の方にいい図書館にな
ってほしいと考えております。他に何かありますでしょうか。
(稲垣委員)
資料の表で、蔵書が増えると貸出数も増えるという説明がありましたが、実態のある蔵
書だけではなく、以前も私が提案というかお願いした、サピエ図書館の件でお話ししたいと
思います。今年の県の図書館大会の分科会で出た話ですが、分科会にいる方は全員サピエの
ことは知っているし、理解しているし、進めたいというご意見だったのですが、残念ながら
静岡市立図書館はサピエ図書館に入っていないということで、以前なぜ入らないかと質問し
たら、予算の関係というお答えでした。今年できた函南図書館を検索してみたら入っていま
した。やはり利用数は少ないかもしれないし、本としては実態として、予算に対して残らな
いということですが、ぜひサピエ図書館の加入というか加盟を考えていただきたいと思いま
す。古い書籍や人気のある書籍を揃えるのは大切なことだと思います。サピエ図書館という
のは割と新しくできたネット上の図書館ということで、利用する方はサピエというところに
入って利用していくのですが、加盟していないと私どもボランティアが作ったものがないと
いうことになってしまいます。加盟することにより、このような本を検索することができる
ので、ぜひサピエ図書館を考えていただきたいと思います。
(永倉会長)
貴重なご意見をいただきましたが、これについても全体に均一なサービスをということ
でご検討願えればと思います。他にありますでしょうか。では、次にその他ということです
が、事務局からお願いいたします。
(事務局)
事務局から今年度の視察について、お配りした資料をご覧ください。現在、視察先とし
て、山梨県立か、函南町立を考えております。昨年 11 月に新館オープンした山梨県立図書
館は1年で 100 万人の入館者を超えたとのことで、なかなか活発な活動をして見どころも多
い図書館のようです。また、今年開館しました函南町立図書館もコンパクトながらとてもい
いと伺っております。全くあり方の違う図書館ですが、このどちらかを視察したいと思って
おります。みなさまのご都合のよい日と共に、また先方のご都合もありますので、今のとこ
9
ろどちらに伺えるのかわからない状態ですが、お分けしたアンケート用紙に都合のよい日、
また悪い日をご記入いただき、期日までに返送いただきたく存じます。必ずしもご希望の日
程にはできないかもしれませんが、ご理解のほどよろしくお願いします。できるだけ早く交
渉し、年内には案内を送付させていただきたいと思います。
(永倉会長)
ありがとうございました。いろいろな図書館を見学することは、図書館を理解するうえ
でも見識を高めるためにもいいことだと思いますし、さきほど稲垣委員より函南の話が出た
りしましたので、ぜひいろいろな形の図書館を見に伺えたらと思います。時間のつく方はで
きるだけ参加をお願いいたします。それでは、他にないようでしたら本日の協議会はこれで
終了いたします。本日の会議録を事務局で作成した後に、2名の委員の署名が必要というこ
とです。今回は私と小林委員に署名をお願いしたいと思います。なお、署名後、会議録につ
いては各図書館で閲覧ができるほか、市のホームページにも掲載されます。議事進行につき
まして、ご協力をいただきありがとうございました。
会議録署名人
会
長
委
員
10
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