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市民交流複合施設の施設構成と施設動線
別紙 2 市民交流複合施設の施設構成と施設動線 施設構成 施設動線 「リハーサル」エリア ・主舞台のアクティングエリアと同等以上の広さと、十分な天井高さ 「客席」エリア ・舞台先端から客席最後部までの最大視距離を 35m 以下とした、見や すさに配慮した客席構造。 ・コンパクトに客席数が確保でき、舞台上での演技者に対して観客の 熱気が伝わりやすい、多層式バルコニー席 ( 馬蹄形型 ) の客席形状。 ・座席の大きさと間隔にゆとりをもたせるなど、高齢者、体の不自由 な鑑賞者への配慮。 を確保した、音楽用・演劇用の 2 種類の大リハーサル室の設置。 ・貸室としない自主事業用の中リハーサル 1 室、少人数での練習用の 小リハーサル室 4 室の設置。 観客動線 ・開演前、終演後には、多くの観客が集中することから、劇場利用者 と他の施設利用者が交錯しない動線計画。 ・日舞・三曲などの和ものの使用においては、薄縁 ( うすべり ) 敷き で対応。 ・アプローチ空間にゆとりを持たせるなど、非常時の安全性に配慮し た動線計画。 ・ホールとの同時使用も可能で、独立して稽古・リハーサルができる 十分な遮音対策。 ・地下鉄や地下駐車場から雨や雪にあたらずアクセスできるよう配慮 した動線計画。 ・リハーサル室をアトリウム等に面した配置とするなど、「見る、見 「舞台」エリア ・ミュージカル、ショー、オペラ、バレエ、演劇など様々な舞台芸術 に対応し、大型の舞台芸術などの多様な演出にも十分対応できる広 さがあり、プロセニアム形式で敷地の中にコンパクトに配置可能な 田の字型多面舞台。 られる関係」でのにぎわいの創出を考慮した施設計画。 アーティスト動線 ・アーティストが観客の動線とは交錯せず、24 時間入退館ができる計画。 「管理運営」エリア ・舞台およびリハーサル室がそれぞれ独立して使用可能な動線計画。 ・施設全体の管理事務、防災・防犯に関する必要な機能、施設利用者 との技術打合せ、救護室、託児室等のための諸室の整備。 搬入動線 ・前舞台となるオーケストラピットの設置。 ・大型の公演には、11t 車での搬送が行われることから、十分な屋外 ・舞台と同じフロアーにピアノ庫、照明器具・音響機器の倉庫の設置。 の車回しスペースと搬出入口スペースの確保。 ・大道具、小道具などの舞台装置の収納スペースとして、舞台と同じ S2EO 面積の奈落倉庫の設置。 S2EO - G ・11t ロングボディー車が、2 台同時利用可能な面積と天井高さをもっ &/9 #"#!#I !# た搬入口。 JF"X3 >@9 ZLM9"#I[ (V9 .GN ' 「共用」エリア # ・観客が施設に到着してから席に着くまでの間、非日常の世界へ気持 ちを切り替え、鑑賞の準備をする導入空間としてふさわしい、演出 !!# # T8 D ; 性を高めた空間づくり。 ・観客の多くが開演前の短時間に集中するため、できる限りゆったり としたスペースの確保と、観客をいち早く客席へ誘導できるわかり やすい動線・サイン計画。 「楽屋」エリア D;,0 # 5"$":D; 8 < P # 8 < ・出演者やスタッフの多い公演などの場合でも支障がないよう、機能 的な配置と室構成や動線への配慮。 U+9 5"$":#9 1 P 1 EC9 *P1 KH9 )= YW4 13 Q?9 %P1 ・出演者が登場しやすいよう、楽屋は主舞台と同じフロアーに設置。 ・上手、下手の連絡動線の確保。 A,0 P1EB