新摩擦攪拌接合ツールによる塑性流動

新摩擦攪拌接合ツールによる塑性流動
近 畿 大 学
工 学 部
機 械 工 学 科
生 田 明 彦
Department of Materials Science and Engineering, University of Toronto, T. H. North
Shanghai
Equipments
Y.
Sh
h i Aerospace
A
E i
t Manufacturer,
M
f t
Y H.
H Yin
Yi
供試材料
接合ツール
：SKD61
接合材 ：A5754-H12, A5052-T4, A6111-H34, A6061-T651
Materials
A5754-H12
A6111-T4
A5052-H34
A6061-T651
Cu
<0.01
0.75
0.01
0.26
Mg
3.01
0.75
2.38
1.0
Mn
0.47
0.20
0.04
0.05
Si
<0.10
0.69
0.08
0.60
Fe
0.19
0.25
Cr
0.20
0.16
Zn
0.01
0.01
Ti
0.02
接合ツール形状
接合条件
Tool rotational speed
(rpm)
1000, 1500,
2250, 3000
Penetration depth
(mm)
0.5
Penetration speed
(mm/s)
2.5
Dwell time
(s)
1
組織形状のパラメータ
この研究の一部は，競輪の補助を受けて実施しました．
http://ringring-keirin.jp
Al
Bal.
Bal.
Bal.
Bal.
引張せん断試験結果
(A5754/A6111)
三角柱ねじ付きツール
三角柱ねじなしツール
((1500rpm)
p )
((1500rpm)
p )
継手組織(A5754/A6111)
三角柱ねじ付きツール(1500rpm)
接合組織パラメータ
(A5754/A6111)
三角柱ねじなしツール(1500rpm)
引張せん断試験の破断状態(A5754/A6111)
接合過程における塑性流動状態(A5754/A6111)
■塑性流動におよぼす三角柱型プローブツールの影響
一般的に接合ツールに必要とされるプローブねじが，三角柱プローブでは，ねじのな
いもので作製された継手の機械的性質が優れ，攪拌領域および熱加工影響部の形状が
も
作製され 継手 機械的性質 優れ，攪拌領域および熱加 影響部 形状
特徴的なことから，三角柱型プローブツールにおいては，これまでとは異なる塑性流
動状態になっていることが示唆される．
この研究の一部は，競輪の補助を受けて実施しました．
http://ringring-keirin.jp