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オランダ・アムステルダム日本人学 アムステルダム 1.オランダの概観

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オランダ・アムステルダム日本人学 アムステルダム 1.オランダの概観
オランダ・アムステルダム日本人学校に赴任して ~オランダから学んだこと~
~オランダから学んだこと
アムステルダム日本人学校(明石市立人丸小学校)
アムステルダム日本人学校(明石市立人丸小学校
教諭 佐藤 明広
1.オランダの概観
名称・・・オランダ王国 Koninklijk der Nederlanden
(コーニンクレイク・デル・ネーデルランデン)
英語表記 Kingdom of the Netherlands
通称 Nederland “ネーデルランド”
“ネーデルランド”とは「低い土地」を意味する
オランダの代名詞とも言える風車(写真はキンデルダイク)
俗称 Holland “ホーランド”スポーツなどの応援のかけ声も“Holland”である。
“ホーランド”スポーツなどの応援のかけ声も“
”である。
面積は41,864平方キロメートル
41,864平方キロメートルで、九州とほぼ同じ、欧州でも比較的小さな国。
九州とほぼ同じ、欧州でも比較的小さな国。
最高地点(海抜 322.5m)は、マーストリヒト市にある
)は、マーストリヒト市にある Drielandenpunt と呼ばれオランダ・ドイツ・
ベルギーの3国を分かつ国境地点。オランダの景観で顕著なのは、山や起伏が無
ベルギーの3国を分かつ国境地点。オランダの景観で顕著なのは、山や起伏が無く、どこまでも続く平
坦な土地と国中に張り巡らされた運河と言える
に張り巡らされた運河と言える。国土の4分の1が海抜0m以下にあり、昔から風車を
。国土の4分の1が海抜0m以下にあり、昔から風車を
利用して水をくみ上げ、それを運河に流して土地を干拓してきた。このため、運河の堤が土地より高
利用して水をくみ上げ、それを運河に流して土地を干拓してきた。このため、運河の堤が土地より高く
積まれ、水面は土地よりも高くなっているところもたくさんある。「世界は神が創り賜うたが、オラン
積まれ、水面は土地よりも高くなっているところもたくさんある。
「世界は神が創り賜うたが
ダはオランダ人が造った」という言葉はあまりにも有名
ダはオランダ人が造った」という言葉はあまりにも有名である。
ヨーロッパの西部に位置し、
に位置し、北海道よりも更に北、樺太(サハリン)と同じ緯度にある。
と同じ緯度にある 東はドイツ、
南はベルギーと国境を接し、北と西は北海に面する。海外領土としてカリブ海に6つの島を有する。
(オ
ランダ領アンティル)
ダ領アンティル)高緯度にある国のため、夏と冬の日照時間の差が大きい。日本との時差は8時間。
人口は1,653万人(2009 年オランダ中央統計局)日本の約8分の1。東京都よりも少ない。首都
はアムステルダム。
母国語はオランダ語だが、大人のほとんどの人が英語を流暢に話す
だが、大人のほとんどの人が英語を流暢に話す。オランダ語は、英語とドイツ語
。オランダ語は、英語とドイツ語
の中間にあるような言語とも言われるため、オランダ人は英語やドイツ語に堪能な人が多いことでも知
られている。私たちが普段使っている日
。私たちが普段使っている日本語のなかにも、オランダ語が元になっているものがある
本語のなかにも、オランダ語が元になっているものがある。
例えば…ビール(bier)
)、オルゴール(orgel)
、オルゴール(
、おてんば(ontembaar)
)、ランドセル(ransel)
、ランドセル(
、ポン
酢(pons:柑橘類)などは、オランダ語の音をそのまま真似たもので、病院、盲腸、炭酸などはオラ
オランダ語の音をそのまま真似たもので、病院、盲腸、炭酸などはオラ
ンダ語の意味を漢字に転換したもの。
元首は、ヴィレム=アレクサンダー
ヴィレム=アレクサンダー(Willem-Alexander)1967 年 4 月 27 日生の
生の 47 歳。2013 年に即位
した、ヨーロッパで最年少の国王。
2.赴任校の概要
■教育目標
児童生徒一人一人の可能性を伸ばし、明るい未来を創り出す国際人
としての基盤を培い、オランダに生きる規律ある児童生徒を育成する。
■校訓
強く 明るく 豊かに
■目指す教育(日本人学校としての役割
日本人学校としての役割)
・日本国内の学校と同一水準ないしはそれ以上の教育内容を保証する。
・児童生徒が帰国後も学習面や学校生活において不安がないようにする。
・日本人としてのアイデンティティを培う。
(伝統文化への理解、知識・教養)
・国際性を養い、国際社会で活躍できる人材を育成する。
3.特色ある教育実践
○外国語教育
オランダ語は小学部1年から6年で、1コマ30分のモジュールで各クラスを2つに分けた少人数授業
小学部1年から6年で、1コマ30分のモジュールで各クラスを2つに分けた少人数授業
を実施。英会話は、小学部1年から中学部3年で実施。低学年はクラスごとで、小学4年生からは各ク
小学部1年から中学部3年で実施。低学年はクラスごとで、小学4年生からは各ク
ラスを3つ(能力別)に分けての少人数授業
分けての少人数授業を実施している。
○現地校との交流教育
小学部3年・4年は来校&訪問。小学部
年は来校&訪問。小学部5・6年は、
来校&訪問にプラスして、相互にホームステイを実施
来校&訪問にプラスして、相互にホームステイを実施している。
教師も相手校の先生宅にホームステイし、ステイ受入れを
教師も相手校の先生宅にホームステイし、ステイ受入れを行う。
○林間学校
小学部は4~6年生で実施、中学部は全員が参加して実施する この2泊3日の林間学校が唯一の宿
小学部は4~6年生で実施、中学部は全員が参加して実施する、この2泊3日の林間学校が唯一の宿
泊的行事。開催地は小中とも2カ所を隔年で訪れます。宿泊はユースホステルを利用。
開催地は小中とも2カ所を隔年で訪れます。宿泊はユースホステルを利用。
○日本人合同運動会
毎年6月、本校を会場にオランダ中の日本人が参加し盛大に実施される伝統行事。
本校とロッテルダム日本人学校が隔年で主管校となり運動会を運営。補習校5校の児童生徒、現地校
に通う子ども達など総勢2000人
に通う子ども達など総勢2000人近くが参加して行われる。
○校外学習
在外校の利を生かしたものから、日本国内同様の社会科見学的なものまで、小中各学年で多種多様な
在外校の利を生かしたものから、日本国内同様の社会科見学的なものまで、小中各学年で多種多様な
校外学習を実施している。また、
また、中学部では、日系企業各位の協力によりキャリア教育の一環として
協力によりキャリア教育の一環として
「職場体験学習」を実施。
○その他
夏は「水泳教室」、冬は「スケート教室」を、現地のスポーツクラブにて、オランダ人コーチによる指
導で2~3日ずつ実施している。
。「もちつき」「書き初め」「百人一首大会」など日本の伝統文化にふれ
「百人一首大会」など日本の伝統文化にふれ
る機会などもカリキュラムに位置づけている
る機会などもカリキュラムに位置づけている。
4.成果(派遣教員として得たもの)
成果(派遣教員として得たもの)
赴任1年目から、「帰国」というゴールが見えている短い派遣期間の中で、自分に何が出来るのか、
この学校に何を残せるのか、子ども達に何をしてあげられるのか
子ども達に何をしてあげられるのかと言うことを意識して毎日を過ごして
ことを意識して毎日を過ごして
きた。その中で特に意識したのが、子ども達が帰国して、日本の学校に戻っても困らないような学習の
特に意識したのが、子ども達が帰国して、日本の学校に戻っても困らないような学習の
力をつけることと、どんなことにも負けない心の強さを育てることであった。学級編成が少人数だった
力をつけることと、どんなことにも負けない心の強さを育てることであった。学級編成が
こともあって、経験したことが無いほど、一人一人との関係が築けた
経験したことが無いほど、一人一人との関係が築けた。そこで、
。そこで、今まで気付けなかった
子どもや保護者の想いを感じることができたことは今後の教育活動に還元していければと考えている。
オランダという、自由で温かい国民性の国で生活できたことで、本当の豊かさとは何かについて考える
こともできたし、現地校視察で目にした教育システム等も大変勉強になった。本当にアムステルダムに
赴任することができて幸せだったと思う。
また、全国各地から集まってきた
また、全国各地から集まってきた個性豊かな同僚、日本はもちろんヨーロッパ各国など様々な
、日本はもちろんヨーロッパ各国など様々な国から
赴任された保護者、そして学ぶ意欲に溢れ、素直で純粋な
、そして学ぶ意欲に溢れ、素直で純粋な児童・生徒達。異国の地で暮らす同じ
児童・生徒達。異国の地で暮らす同じ日本人
としてお付き合いのあった方々など、全ての出会いがとても貴重で、自分のこれからの人生にとって多
としてお付き合いのあった方々など、全ての出会いがとても貴重で、自分のこれからの人生にとって
くの示唆を与えてくれたと感じている
と感じている。3年間のオランダでの仕事、生活、子育てな
。3年間のオランダでの仕事、生活、子育てなど、全ての経験を
これからの教育活動へのパワーに変えて、努力していきたい
教育活動へのパワーに変えて、努力していきたいと考えている。
ダッカ日本人学校に赴任して
三木 市 立 緑 が 丘 中 学 校
杉田
博久
1
バングラデシュの概観
バ ン グ ラ デシ ュ は イ ン ド の 東 側 にあ り , イ ン ド 洋 に 面 して い る 。 ヒ マ ラ ヤ か ら流 れ て く る
ガ ン ジ ス 川と チ ベ ッ ト か ら 流 れ てく る ブ ラ マ プ ト ラ 川 が流 れ て お り , 国 民 の 7 割 以 上 が 農 村
に 住 ん で いる 。 主 に 米 お よ び ジ ュー ト ( コ ウ マ ・ シ マ ツ
農村の風景
ナ ソ ) を 生産 し て お り , 米 の 生 産量 は 世 界 第 4 位 で あ る
が , 人 口 が多 い た め 消 費 量 も 格 段に 多 く , 米 の 輸 入 国 で
もある。
日 本 と バ ング ラ デ シ ュ は , 独 立 以来 経 済 協 力 を 中 心 に
良 好 な 関 係を 維 持 し て い る 。2012 年 に は, 国 交 40 周 年
を 迎 え ,5 月 に は 日 本 か ら 副 総 理が バ ン グ ラ デ シ ュ を 訪
問 し ,7 月 に は バ ン グ ラ デ シ ュ 外相 が 訪 日 し た 。 バ ン グ
ラ デ シ ュ 独立 後 の 1972 年 ,日 本は 米 ,中 等 に 先 駆 け て 国
家 承 認 を 早期 に 行 っ た 経 緯 も あ り, 親 日 的 な 国 で あ る 。
近 年 , 同 国は 安 定 的 な 経 済 成 長 を続 け て お り , 日 本 の 民間 企 業 の 対 バ ン グ ラ デシ ュ 進 出 の
機 運 が 高 まっ て い る 。 豊 富 な 労 働力 や 内 需 が あ る こ と ,衣 類 品 の 調 達 拠 点 ・ 製造 拠 点 と し て
注 目 さ れ たこ と が 大 き な き っ か けと な り , こ こ 数 年 で 日系 進 出 企 業 は 急 激 に 増加 し て い る 。
バ ン グ ラ デシ ュ は 国 民 の 約 9 割 がイ ス ラ ム 教 で あ る 。 左手 を 不 浄 の 手 と 考 え るの で , 食 事
は 右 手 だ けで 行 う 。 ま た , 熱 心 な信 者 は 1 日 に 5 回 お 祈り を 行 う 。 主 た る 休 日は 金 曜 日 と な
っている。
ダッカ日本人学校校
2 ダッカ日本人学校の概要
ダ ッ カ 日本 人 学 校 は , 首 都 ダ ッカ の 北 部 に 位 置 す る バ
リ ダ ラ 地 区に あ る 。 ス ク ー ル バ スで の 登 下 校 を 行 っ て い
る 。バ ン グラ デ シ ュ の 選 挙 に と もな い ,ハ ル タ ル( 暴 動)
が 多 く , 治安 が 不 安 定 な 時 期 が あっ た が , 学 校 回 り の 地
区 は 各 国 の大 使 館 が 隣 接 し て い るこ と も あ り , セ キ ュ リ
テ ィ ー が 整っ て お り ,比 較 的 安 全 に過 ご す こ と が で き た。
派 遣 さ れ た 2011 年 は , 小 学 部 13 名 , 中 学 校 7 名 で 始
業 式 を 迎 えた 。企 業 進 出 な ど の 影響 も あ り ,2013 年 は 17 名 ,中学 部 9 名 ,合 計 26 名 にま で
に 拡 大 し ,2014 年度 は 小 中 合 わ せ 33 名 で ス タ ー ト す る 予定 で あ り , 児 童 生 徒 数は 増 加 し て
き て い る 。ま た , バ ン グ ラ デ シ ュ人 を 片 親 に 持 つ 児 童 生徒 も 増 加 し て き て い る。
3
特色ある教育実践
日 本 の 学 校に 比 べ る と 小 規 模 で あり , こ の 少 人 数 の 良 さを 生 か し , 個 々 の 能 力を 高 め て い
け る よ う ,基 礎 基 本 を 大 切 に し た丁 寧 な 指 導 を 心 掛 け てい る 。 児 童 生 徒 た ち もの び の び と 学
習 を 行 い ,積 極 的 に 授 業 を 受 け るこ と が で き て い る 。 また , グ ロ ー バ ル な 児 童・ 生 徒 の 育 成
を 目 指 し ,イ マ ー ジ ョ ン 教 育 を 進め る な ど , 学 校 全 体 で英 語 教 育 に も 力 を 入 れて い る 。
( 1 ) 朝 の学 習 タ イ ム
毎 日 , 全校 生 徒 が 会 議 室 に 集 まり , 10 分 間 の 学 習 を 行っ て い る 。
日 ・ 月 曜 日: 英 語 タ イ ム(1 学 期 は ゲ ー ムを 通 し て , 英 語に 慣 れ 親 し む 。2・3 学 期 は 英 語 検 定
合 格 を 目 指し , 学 習 を 進 め る 。)
火 曜 日: 算 数 タ イ ム(思 考 力 を 高 め る 算 数 の 計 算 パ ズル な ど に チ ャ レ ン ジ して い る 。 )
水 曜 日:国 語 タ イ ム(1 学 期 は 海 外 子女 教 育 の 短 歌・俳 句 の コ ン ク ー ル の 応 募作 品 を 作 る 。
2・3 学期 は 漢 字 検 定 合 格 を 目 指 し, 学 習 を 進 め る 。)
木 曜 日: 読 書 タ イ ム(日 本 語 に 慣 れ 親 し む た め , 読 書を 行 う 。 )
( 2 ) イ マー ジ ョ ン 教 育
小 学 校 低学 年 か ら 英 語 に 慣 れ 親し む た め , 生 活 科 の 1 時 間 と 図 工 を 英 語 で 行っ て い る 。 TT
の 授 業 形 式で ,現 地 の 外 国 人 の 講師 が メ イ ン で 行 い ,そ の サ ポ ー ト に 日 本 人 の教 師 が 入 る 。1
年 間 の 取 り組 み で 英 語 で の 指 示 は十 分 に 理 解 で き , ま た, 文 章 で 会 話 す る ま でに は 行 か な い
が , 簡 単 な質 問 な ら 単 語 を 使 っ てで き る ま で 力 を つ け るこ と が で き て い る 。
( 3 ) 総 合的 な 学 習 (ダ ッ カ タ イ ム)
バ ン グ ラデ シ ュ に つ い て の 見 解を 深 め る た め , 各 ク ラス で テ ー マ を 決 め , 学習 を 進 め て い
る 。「渋 滞 に つ い て」「水 質 検 査」「バン グ ラ デ シ ュ の 教 育」「バ ン グ ラ デ シ ュ の 職 業」な ど , テ ー
マ は さ ま ざま で あ る 。調 べ 学 習 を 行っ た り ,実 際 に 現 地 見 学を 行 っ た り ,大 使 館 や JICA の 方々
に 講 演 を して い た だ い た り し て いる 。最 終 的 に は ,学 習 し て き た 内 容 を も と に し た劇 を 考 え ,
学 習 発 表 会で 発 表 し て い る 。
( 4 ) 学 習発 表 会
10 月 の 終 わ り に学 習 発 表 会 を 行っ て い る 。プ ー ル に 特別 会 場 を 設 置 し ,多 くの 方 に 参 観 に
来 て い た だい て い る 。 プ ロ グ ラ ムは 以 下 の 通 り で あ る 。
○ 日頃の授業の作品を掲示発表。
英 語 劇「The Sound of Music」
○ 各 ク ラ ス の 劇(ダ ッ カ タ イ ム の発 表 )
○ 器楽合奏,全校合唱
○ 全校生徒による英語劇
○ 音楽部による太鼓,三線の演奏
( 5 ) 交 流学 習
海 外 の 学 校で あ る 環 境 を 生 か し てい け る よ う , 交 流 学
習 を 進 め てき た 。2013 年 度 は シ ンガ ポ ー ル ス ク ー ル に 訪
れ , 音 楽 交流 を 行 っ た 後 , 各 学 年に 分 か れ , 共 に 英 語 で
の 授 業 を 受け た 。 日 頃 の 英 語 の 学習 を 生 か す よ い 機 会 とな っ た 。 ま た , 青 年 海外 協 力 隊 の 教
育 隊 員 を 学校 に 招 き , 交 流 活 動 を通 し て , バ ン グ ラ デ シュ の 文 化 の 紹 介 を し ても ら う な ど ,
バ ン グ ラ デシ ュ に つ い て 見 解 を 深め る こ と が で き た 。
( 6 ) 日 本人 学 校 ・ 日 本 人 会 合 同運 動 会
日 本 人 学 校の 児 童 生 徒 だ け で は 人数 が 少 な い た め,日 本 人 会 と の 合 同 運 動 会 を 行っ て い る 。
日 頃 イ ン ター ナ シ ョ ナ ル 校 に 通 う日 本 人 の 子 ど も た ち と触 れ 合 う よ い 機 会 で あり , バ ン グ ラ
デ シ ュ 滞 在の 日 本 人 の 方 に 日 本 人学 校 の こ と を 知 っ て いた だ く よ い 機 会 で も ある 。 学 校 発 表
と し て は ,小 学 部 低 学 年 の ダ ン ス小 学 部 中 ・高 学 年 , 中 学部 に よ る 組 体 操 を 行 って い る 。
4
成 果 (派 遣 教 員 と し て 得 た も の )
現地校訪
日 本 人 学 校 の教 育 に 尽 力 す る こ と はも ち ろ ん の こ と ,
そ の 他 に も 現地 の 学 校 を 訪 問 さ せ てい た だ く な ど , 貴 重
な 体 験 を させ て 頂 い た 。そ こ で 特 別に 授 業 を さ せ て 頂 き,
子 ど も た ち に折 り 紙 を 紹 介 し た 。 初め て す る 折 り 紙 に 子
ど も た ち は 目を 輝 か せ ,「こ れ で あ っ て い る の か 。」と ,
積 極 的 に 質 問し て き た 。 折 り 紙 を 作り 上 げ た と き の 子 ど
も た ち の 笑 顔が 印 象 的 で だ っ た 。 子ど も た ち に と っ て ,
新 し い こ と を覚 え た り , 何 か を や り遂 げ る こ と に 喜 び を
感 じ こ と は 世界 共 通 で あ る 。 学 習 意欲 の 向 上 に つ な が る
授 業 を 行 う ため , 常 に 教 材 研 究 を 進め て い く こ と は 教 師 の務 め で あ る こ と を 改 めて 認 識 さ せ
られた。
こ の 3 年 間 で, 多 く の 方 々 に 支 えら れ , 貴 重 な 経 験 を 積む こ と が で き た 。 感 謝の 気 持 ち を
忘 れ ず , 今後 , 日 本 の 教 育 の 中 で, 学 ん だ こ と を 子 ど もた ち に も 伝 え , 生 か して い き た い 。
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