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本目録に付属するデータベースと資料集について
281 本目録に付属するデータベースと資料集について 「世田谷の鳥 2010-世田谷区鳥類目録-」 (以下本目録という)には本編以外に、観察記録データ ベース(以下データベースという)と資料集が付属している。データベースには本目録の編集にあた り使用した全ての観察記録が収録されている。本編の記述は基本的にはこのデータベースにもとづい ている。また、資料集には本編資料集で使用した表の詳細版、印刷できなかった集計表などを収録し ている。 データベースの内容は、野鳥ボランティアの定例調査記録、メンバー個人の観察記録のほか、今回 の編集にあたり収集した文献、募集あるいは提供をお願いした世田谷区内の観察記録などである。ま とめて提供いただいた記録は全て文献データとして、観察者欄に文献番号を入れてある。その詳細は データベースと資料集の説明をご参照ください。 データベースは集計などに便利な Excel 形式とし、データ数が 19 万件を超えるため、Microsoft Excel2007 以降で取り扱い可能な形式のものとした。 1.データベースの概要 ①データベースの項目 連番- 連番種 種番号 観察日 番号 種名 前 渡 集計 半 観察 観 観 月 日 時刻 り 年代 後 年 1 2 半 観察地 町名 観 丁 個体 察 目 数 区 分 観察者 繁 殖 巣 段 数 階 観察内容・他 黄色は観察記録項目、緑色は管理のための追加項目、赤色は並べ替え、集計のための追加項目。 連番-種番号はデータを種番号・観察日順に並べるための連番、連番-観察日は観察日順で、観察記録 をラインセンサス調査ごとにまとめることができる。 ②データベース収録の基準 原則として世田谷区内の観察記録のみ収録しているが、ラインセンサス調査で一部区外のデータを 含む場合もある。明確に区外と判断できるものについては除いた。記録は野鳥ボランティアの定例調 査以外は個人任意提出制で、疑義のある観察記録は本人に確認した上、原則として提出のあったもの すべてを収録している。野鳥ボランティアの内部記録は観察者名を明示すると共に、外部記録につい ても文献名または観察者名を明示した。 2.資料集概要 本編資料集に収録したものは pdf ファイルに変換する前のものを収録した。その他本編に収録でき なかったいくつかの集計表を収録した。集計表類はいずれもデータベースから集計したものである。 282 本目録の利用と引用について 個人が、研究論文などの著作物に引用する場合は、必ず出典を明示してください。 上記以外の場合での利用及び引用については、必ず事前に引用の許可を求めてください。 本目録に付属するデータの利用について 本目録に付属して、観察記録データベースと資料集があります。このデータの引用等の利用につい ても本文と同じ考えをとり、上に記したように引用願いの提出をお願いいたします。 283 参考文献 ここには、本文中で参考及び引用した文献を著者名の 50 音順に収録した。 第Ⅰ章 アジア航測.1987.世田谷区みどりの環境センサス.アジア航測. 気象庁.2011.オンライン気象情報(過去の気象情報検索.東京.毎年の値) .参照 2011-9-27. 世田谷区.2007.世田谷区政概要.世田谷区政策経営部広報公聴課. 世田谷区.2011.オンライン統計書《人口編》/《総合編》 .参照 2011-9-12. 世田谷区.2011.せたがやの環境.世田谷区環境総合対策室. 世田谷区.2003.都市計画概要世田谷のまちづくり.世田谷区都市整備部都市計画課. 世田谷区.1992.世田谷区まちなみ形成史.世田谷区都市整備部都市計画課. 世田谷区.2002.せたがやの水辺.世田谷区環境総合対策室環境課. 世田谷区.2003.世田谷区公園緑地整備方針.世田谷区都市整備部都市環境課. 世田谷区.2010.世田谷区都市公園等調書.世田谷区みどりとみず政策担当部みどり政策課 世田谷区.1998.世田谷区みどりの現況調査報告書.世田谷区環境部みずとみどりの課 世田谷区.2007.国分寺崖線発見マップ.世田谷区. (財)世田谷トラストまちづくり.1993.国分寺崖線の自然観察手帳. (編集: (旧)せたがやトラスト協会) (財)世田谷トラストまちづくり.2002.世田谷のツバメ 5 年間の記録. (編集: (旧)せたがやトラスト協会) 東京都.2011.オンライン東京都統計年鑑 教育・文化・スポーツ(17-20 公園) .参照 2011-11-29 野鳥ボランティア(編集).2009.世田谷の鳥 世田谷区鳥類目録.(財)世田谷トラストまちづくり 第Ⅱ章 内田康夫・島津秀康・関本兼曜.2003.都下自由学園周辺の鳥相変化と環境変動.Strix.vol-21:53-70. 川内博.1997.大都市を生きる野鳥たち.地人書館. 環境省(編).2002.改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物 鳥類.自然環境研究センター. 環境省自然環境局.2006.改訂 環境省版レッドリスト 鳥類.環境省自然環境局. 東京都環境局.2010.東京都の保護上重要な野生生物種(本土部).東京都環境局自然保護部. 日本鳥学会.2000.日本鳥類目録改定第 6 版.帯広畜産大学野生動物管理学研究室 野鳥ボランティア(編集).2009.世田谷の鳥 世田谷区鳥類目録.(財)世田谷トラストまちづくり 第Ⅲ章 安西英明.2006.スズメの少子化、カラスのいじめ.ソフトバンククリエイテイブ. 五百沢日丸・山形則男・吉野俊幸.2000.日本の鳥 500 山野の鳥.文一総合出版. 石田健・多賀レア.1988.馬事公苑武蔵野自然林の植生とコゲラの穴木分布.Strix7:213-230. 泉麻人.1991.東京 23 区動物探検.講談社. A&Hクリュックシアンク.青柳昌宏訳.1982. 鳥についての 300 の質問.講談社. 大田眞也.2005.ツバメのくらし百科.弦書房. 叶内拓哉・安倍直哉・上田秀雄.1998.山渓ハンディ図鑑 7 日本の野鳥.山と渓谷社. 叶内拓哉.2005.日本の鳥 300.文一総合出版. 叶内拓哉.2006.野鳥と木の実ハンドブック.文一総合出版. 叶内拓哉.2006.BIRDER SPECIAL 絵解きで野鳥が識別できる本.文一総合出版. 河井大輔・川崎康弘・島田明英・諸橋淳.2003.北海道野鳥図鑑.亜璃西社. 284 唐沢孝一.1987.マン・ウォチングする都会の鳥たち.草思社 唐沢孝一.1991.ネオン街に眠る鳥たち.朝日新聞社. 唐沢孝一.1994.都市の鳥―その謎にせまる.保育社. 清棲幸保.1965.増補新訂版 日本鳥類大図鑑Ⅰ~Ⅲ.講談社. 清棲幸保.1974.野鳥の事典.東京堂出版. 川内博.1997.大都市を生きる野鳥たち.地人書館. 環境省自然保護局(編集).1988.第 3 回自然環境保全基礎調査動植物分布調査報告書(鳥類).日本野鳥の会. 環境省自然環境局生物多様性センター.2004.鳥類繁殖分布調査報告書.環境省自然環境局生物多様性センター. 桐原政志・山形則男・吉野俊幸.2000.日本の鳥 500 水辺の鳥.文一総合出版. 黒田長久.1962.動物系統分類学第 10 巻上《脊椎動物Ⅲ》 .中山書店. 黒田長久.1982.鳥類生態学.出版科学総合研究所. 小林柱助.1956.原色日本鳥類図鑑.保育社. 狛江市.1992.狛江の自然 野鳥と多摩川.狛江市. 静岡の鳥編集委員会.1998.静岡県の鳥類.静岡県環境部自然保護課. 柴田敏隆.2006.鳥のおもしろ行動学.ナツメ社. 柴田佳秀.2006.ポケット図鑑鳥の雑学がよ〜くわかる本.秀和システム. (財)世田谷トラストまちづくり.2002.世田谷のツバメ 5 年間の記録. (編集: (旧)せたがやトラスト協会) 高野伸二.1982.フィールドガイド日本の野鳥.日本野鳥の会 高野伸二.2007.フィールドガイド日本の野鳥 増補改訂版.日本野鳥の会 東京都産鳥類目録作成委員会(編集).2009.東京都産鳥類目録 2000 自治体編 Ver.1.日本野鳥の会東京支部. 中村豊、稲田菊雄.2005.九州祖母山系障子岳におけるルリビタキの繁殖初確認.Strix23:153-158. 日本鳥学会.2000.日本鳥類目録改定第 6 版.帯広畜産大学野生動物管理学研究室. 日本鳥類保護連盟.1998.鳥 630 図鑑.日本鳥類保護連盟 日本野鳥の会.1975.東京の鳥.日本野鳥の会. 日本野鳥の会神奈川支部.1992.神奈川の鳥 1986—91.日本野鳥の会神奈川支部 日本野鳥の会神奈川支部.2002.20 世紀神奈川の鳥.日本野鳥の会 神奈川支部. 日本野鳥の会神奈川支部.2007.神奈川の鳥 2001-05.日本野鳥の会神奈川支部. 日本野鳥の会東京支部.1980.東京支部研究部報第 1 号.日本野鳥の会東京支部. 日本野鳥の会広島支部.2002.ひろしま野鳥図鑑 増補改訂版.中国新聞社. 中村登流.1976.鳥の社会.思索社. 中村登流.1988.ヒヨドリの渡り.Strix7:63-68. 中村登流・中村雅彦.1995.原色日本野鳥生態図鑑 陸鳥編.保育社. 中村登流・中村雅彦.1995.原色日本野鳥生態図鑑 水鳥編.保育社. 樋口広芳.1996.飛べない鳥の謎 鳥の生態と進化をめぐる 15 章.平凡社. 樋口広芳.黒沢令子(編集).2010.カラスの自然史-系統から遊び行動まで.北海道大学出版会. 浜口哲一・森岡照明・叶内拓哉・蒲谷鶴彦.1999.山渓カラー名鑑日本の野鳥.山と渓谷社. 平野敏明・森山春樹・唐沢孝一・藤巻裕蔵・山本友紀.2008.BIRDER 1 月号.文一総合出版. 廣田行雄.2006.多摩川の鳥類 1996~2005 年の記録.廣田行雄. 府中野鳥クラブ.2003. 府中市域の野鳥たち.府中野鳥クラブ. BIRDER 編集部.1997.かご抜け鳥って何? BIRDER4:27-41.文一総合出版. 285 BIRDER 編集部.2007.フクロウ.文一総合出版. 細野哲夫.1981.里の鳥オナガの生活.信濃教育会出版部. 真木広造・大西敏一.2000. 日本の野鳥 590 改訂版.平凡社. 森岡照明・叶内拓哉・川田隆・山形則男.1995.図鑑日本のワシタカ類.文一総合出版. みつ池を育てる会.2010.2009 年成城みつ池緑地活動報告書.みつ池を育てる会. 野鳥ボランティア(編集).2009.世田谷の鳥 世田谷区鳥類目録.(財)世田谷トラストまちづくり 山岸哲.1986.鳥類の繁殖戦略(上・下).東海大学出版. 山岸哲.2002.オシドリは浮気をしないのか-鳥類学への招待.中央公論新社. 山岸哲・森岡弘之・樋口広芳(監修).2004.鳥類学辞典.昭和堂. 山階鳥類研究所.2004.おもしろくてためになる鳥の雑学事典.日本実業出版社. 山階芳麿.1986.世界鳥類和名辞典.大学書林. 吉井正(監修).2005.三省堂世界鳥名事典.三省堂 引用データ 第Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ章 石井親雄.2007.写真記録(砧公園).石井親雄. 大竹左紀斗.2010.フィールドノート(野川・砧公園・他).大竹左紀斗. 加藤 衛.2007.多摩川の野鳥観察記録.加藤衛. 草柳正治.2007.フィールドノート(多摩川).草柳正治 鈴木幸雄.2010. フィールドノート.鈴木幸雄 鈴木律雄.2010.フィールドノート(仙川).鈴木律雄. 世田谷区環境課.1992.世田谷区みどりの環境センサス(1987・1992 年).世田谷区環境課. 世田谷区経済課.1977.キジ放鳥のしおり.世田谷区経済課. (財)世田谷トラストまちづくり.2010.世田谷鳥台帳. 野鳥ボランティアによる観察記録.2010. 野鳥ボランティア.2010.仙川調査記録. 野鳥ボランティア.2010.野川調査記録. 野鳥ボランティア.2010.ツバメ塒調査記録. 野鳥ボランティア.2010.世田谷区ツバメ繁殖数調査 野鳥ボランティア.2010.砧公園観察記録. 野鳥ボランティア.2010.多摩川のコアジサシ繁殖調査. 野鳥ボランティア.2010.多摩川調査記録. 野鳥ボランティア.2010.オギの海野鳥調査記録. 野鳥ボランティア.2010.世田谷区緑地および公園調査記録. (財)世田谷トラストまちづくり.2000.仮称桜丘 4 丁目緑地生物調査報告書. (編集: (旧)せたがやトラスト協会) (財)世田谷トラストまちづくり.2002.世田谷のツバメ 5 年間の記録. (編集: (旧)せたがやトラスト協会) (財)世田谷トラストまちづくり.2004.国分寺崖線保全調査. (編集: (旧)せたがやトラスト協会) 多賀レア.1992.フィールドノート(馬事公苑).多賀レア. 田中芳徳.2010.フィールドノート.田中芳徳 286 平俊雄.2010.フィールドノート(野川).平俊雄. 多摩川の自然を守る会.2002. 「緑と清流」 「川の新聞」に見る多摩川自然観察記録.多摩川の自然を守る会 田村栄.1961.多摩川の鳥.誠文堂新光社. 東京都公害局自然環境保護部.1974.自然環境保全に関する基礎調査報告書.東京都公害局自然環境保護部. 東京都公害局自然環境保護部.1975.東京都産鳥類目録.東京都公害局自然環境保護部. 東京都.2007.傷病鳥獣リスト(仮称) .東京都 富川智英子.2010.フィールドノート(仙川).富川智英子 日本野鳥の会東京.1947~2010.ユリカモメ.日本野鳥の会東京支部. 原喜久男.1991.フィールドノート及び写真.原喜久男. 廣田行雄.2006.多摩川の鳥類 1996~2005 年の記録.廣田行雄. 廣田行雄.2010. フィールドノート(多摩川).廣田行雄 宮森達雄.2010.フィールドノート(仙川).宮森達雄. 第Ⅴ章 (財)世田谷トラストまちづくり.2010.世田谷鳥台帳. 野鳥ボランティア.2010.多摩川調査記録. 野鳥ボランティア.2010.仙川調査記録. 野鳥ボランティア.2010.野川調査記録. 野鳥ボランティア.2010.砧公園調査記録 287 協力者・スタッフ一覧 ○編集委員会 編集長 廣田行雄 事務局 平俊雄 編集委員 斉藤けい子、澤村信之、平俊雄、根岸章、原田欣典、廣田行雄、宮森達雄 ○写真協力 石村眞悟、加藤衛、斉藤けい子、澤村信之、平俊雄、寺山晴海、永田靖春、根岸章、原田欣典、宮森達雄 ○データ提供者(50 音順) 【一般】 有木昭久、石井親雄、石村眞悟、大塚豊、大竹左紀斗、草柳正治、鈴木幸雄、すみれば庭園ボランティア、多賀レア、 永田靖春、原喜久男、松田研司、三保家義博、山崎人詩、吉成才丈、多摩川自然観察会 【日本野鳥の会東京支部 会報「ユリカモメ:鳥信」】 赤池富治、阿部よしの、秋元道子、五十嵐信孝、五十嵐秀明、石塚ひろみ、石塚靖、市川浩一、井出煕子、伊藤キクエ、 伊藤信男、井出煕子、井上泰雄、岩井君江、岩木、岩舘信也、上田秀雄、植田睦之、氏原巨雄、氏原道昭、内山雨海、 浦本昌紀、大井一正、大田八重子、大沢佳子、大谷照代、大野彰夫、大森玲子、岡本昭子、小川えい子、小田寛、小田 よね子、小原巌、小原威吹、小原伸一、小原裕子、加賀山正、柿沼秀隆、加藤正、金子修史、金子凱彦、上遠岳彦、川 内博、川沢祥三、川島洋、川西琳子、神部愛林、北川健康、木村邦子、小池奈津子、校條清、小林治人、小宮山博、佐 伯彰光、佐伯敏子、笹川昭夫、佐藤珠子、佐藤治男、佐藤治男雄、佐藤靖彦、佐藤礼子、下野彰夫、下村信一、新谷耕 司、菅野雄義、杉山瓦男、鈴木邦彦、鈴木隆久、染井康良、高橋、田中利彦、田淵俊人、土屋公幸、津戸英守、徳見泰、 冨田三鈴、冨田康二、中西悟堂、中西ハルノ、中村包彦、中村直子、中村裕子、中山圭三、中山美穂、西本悟郎、西村 眞一、野村和史、野村秀男、蓮尾嘉彪、羽田竹美、林邦雄、林澄江、馬場淑子、菱沼幸次、秀まい子、日比野芳子、福 岡、福田光則、福田光洋、福富美也子、藤門恵蔵、藤村尚道、藤村仁、藤村由美子、古野昭夫、本田きよし、本多光一、 松尾一夫、松尾龍之介、松木護、松崎悠紀子、松村武子、眞鍋亮太、溝口親子、武藤健二、村上千文、籾山貞代、森口 進、矢野真道、山下桐子、山田圭子、山田タダオ、山田直之、山口京子、柳沢紀夫、山本嘉次郎、山本英夫、山本 不 二男、吉田葉子、吉成奏慧、吉成由紀子、吉邨隆資、米沢邦昌、渡辺淳一、渡辺美奈子、和田圭、 、東京農業大学第一 高等学校生物部 【野鳥ボランティア】 安達勢子、石綿正江、伊藤和子、今井章彦、今井典子、今重信子、大塚勝丈、小川益男、小嶋結子、加藤衛、川畑由利 子、岸義人、小島昌子、斉藤けい子、斉藤幸雄、澤村信之、塩出美和子、白澤俟子、鈴木千栄子、鈴木律雄、瀬尾直子、 平俊雄、高木義勝、高緑繁匡、田澤與光、舘野晃、舘野圭子、津島克好、富川智英子、永井博、二宮尚子、根岸章、根 本日出春、萩原定子、蜂谷寛、原田欣典、樋口邦登、廣田行雄、深沢典子、藤田道雄、松井達男、松井翠、松田美晴子、 三浦参平、宮森達雄、山田茂夫、山本万起子、横山邦雄、 288 種名索引 本目録の第Ⅲ章と第Ⅴ章で掲載した種を 50 音順に示した。種名の後の*印は外来種 【ア行】 エゾムシクイ ························ 173 アオアシシギ ························· 97 エナガ ······························ 183 アオゲラ ···························· 134 エリマキシギ ·························95 アオサギ ························ 46・263 オーストンウミツバメ ·················35 アオジ ······························ 195 オウゴンチョウ* ····················· 226 アオバズク ·························· 127 オオコノハズク ······················ 126 アオバト ···························· 120 オオジシギ ·························· 105 アカアシシギ ························· 97 オオジュリン ························ 197 アカエリカイツブリ ··················· 33 オオセグロカモメ ···················· 111 アカエリヒレアシシギ ················ 107 オオタカ ·····························68 アカガシラサギ ······················· 41 オオハクチョウ ·······················48 アカゲラ ···························· 135 オオハシシギ ·························96 アカショウビン ······················ 131 オオバン ·····························81 アカハジロ ··························· 61 オオホンセイインコ* ················· 220 アカハラ ···························· 164 オオミズナギドリ ·····················34 アカモズ ···························· 154 オオヨシキリ ························ 171 アジサシ ···························· 116 オオヨシゴイ ·························38 アトリ ······························ 198 オオルリ ···························· 178 アビ································· 31 オカメインコ* ······················· 219 アマサギ ····························· 42 オカヨシガモ ·························56 アマツバメ ·························· 130 オグロシギ ·························· 102 アメリカヒドリ ······················· 57 オシドリ ·····························50 アリスイ ···························· 133 オジロトウネン ·······················92 イカル ······························ 203 オジロビタキ ························ 178 イカルチドリ ···················· 84・268 オナガ ······························ 211 イソシギ ······················· 100・268 オナガガモ ······················ 58・266 イソヒヨドリ ························ 162 【カ行】 イワツバメ ·························· 142 カイツブリ ······················ 31・262 ウグイス ···························· 169 カエデチョウ* ······················· 224 ウズラ ······························· 76 カオグロガビチョウ* ················· 222 ウズラシギ ··························· 93 カケス ······························ 210 ウソ································ 202 カシラダカ ·························· 194 ウミアイサ ··························· 65 カッコウ ···························· 121 ウミネコ ······················· 113・269 ガビチョウ* ························· 221 エゾビタキ ·························· 180 カモメ ······························ 112 289 カヤクグリ ·························· 157 コサギ ·························· 44・263 カラシラサギ ························· 45 コサメビタキ ························ 181 カルガモ ························ 52・264 コシアカツバメ ······················ 141 カワアイサ ··························· 66 コシジロウミツバメ ···················35 カワウ ·························· 36・262 コジュケイ* ························· 216 カワセミ ······················· 132・271 コジュリン ·························· 192 カワラバト* ··················· 218・279 コチドリ ························ 83・267 カワラヒワ ····················· 199・277 コチョウゲンボウ ·····················74 カンムリカイツブリ ··················· 33 コノハズク ·························· 126 キアシシギ ·························· 100 コハクチョウ ·························49 キクイタダキ ························ 175 コブハクチョウ* ····················· 216 キジ································· 76 コホオアカ ·························· 193 キジバト ······················· 119・270 コマドリ ···························· 157 キセキレイ ····················· 144・273 コミミズク ·························· 124 キビタキ ···························· 177 コムクドリ ·························· 207 キョウジョシギ ······················· 90 コヨシキリ ·························· 170 キレンジャク ························ 155 コルリ ······························ 159 キンクロハジロ ······················· 62 【サ行】 キンパラ* ·························· 225 サカツラガン ·························48 ギンパラ* ·························· 225 ササゴイ ·····························40 キンランチョウ* ···················· 227 サシバ ·······························71 クイナ ······························· 78 サバンナシトド ······················ 198 クサシギ ····························· 98 サメビタキ ·························· 179 クマタカ ····························· 72 サルハマシギ ·························95 クロコシジロウミツバメ ··············· 35 サンカノゴイ ·························37 クロコンドル* ······················ 216 サンコウチョウ ······················ 182 クロサギ ····························· 46 サンショウクイ ······················ 149 クロジ ······························ 196 シジュウカラ ··················· 188・275 クロツグミ ·························· 164 シマアジ ·····························59 クロハラアジサシ ···················· 115 シマセンニュウ ······················ 170 ケアシノスリ ························· 70 シメ ································ 204 ケリ································· 89 ジュウイチ ·························· 121 コアオアシシギ ······················· 97 ショウドウツバメ ···················· 139 コアジサシ ····················· 117・270 ジョウビタキ ························ 160 コイカル ···························· 203 シラガホオジロ ······················ 190 ゴイサギ ····························· 39 シロカモメ ·························· 112 コウミスズメ ························ 118 シロチドリ ···························86 コガモ ·························· 53・265 シロハラ ···························· 165 コガラ ······························ 185 シロハラトウゾクカモメ ·············· 109 コゲラ ························· 136・271 ズグロカモメ ························ 114 290 スズガモ ····························· 63 テンニンチョウ* ····················· 226 スズメ ························· 206・277 トウネン ·····························91 セイタカシギ ························ 106 トビ ·································67 セキセイインコ* ···················· 219 トモエガモ ···························54 セグロアジサシ ······················ 117 トラツグミ ·························· 162 セグロカモメ ··················· 110・269 トラフズク ·························· 124 セグロセキレイ ················· 146・274 【ナ行】 セッカ ······························ 176 ナベコウ ·····························47 センダイムシクイ ···················· 174 ニュウナイスズメ ···················· 205 ソウシチョウ* ······················ 223 ノゴマ ······························ 158 ソリハシシギ ························ 102 ノスリ ·······························70 【タ行】 ダイサギ ························ 42・263 ノビタキ ···························· 161 【ハ行】 ダイゼン ····························· 88 ハイイロチュウヒ ·····················72 タカブシギ ··························· 99 ハイイロヒレアシシギ ················ 107 タカ目 ······························ 267 ハイタカ ·····························70 タゲリ ······························· 90 ハクセキレイ ··················· 145・273 タシギ ······························ 104 ハシビロガモ ···················· 60・266 タヒバリ ···························· 148 ハシブトガラス ················· 213・278 タマシギ ····························· 82 ハシボソガラス ················· 212・278 ダルマインコ* ······················ 221 ハジロカイツブリ ·····················32 チゴハヤブサ ························· 74 ハジロクロハラアジサシ ·············· 114 チゴモズ ···························· 152 ハジロコチドリ ·······················83 チャキンチョウ* ···················· 223 ハチクマ ·····························67 チュウサギ ··························· 43 ハッカチョウ* ······················· 227 チュウジシギ ························ 105 ハマシギ ·····························94 チュウシャクシギ ···················· 103 ハマヒバリ ·························· 138 チュウヒ ····························· 73 ハヤブサ ·····························73 チョウゲンボウ ······················· 75 ハリオアマツバメ ···················· 129 ツクシガモ ··························· 49 バン ·································80 ツグミ ························· 167・275 ヒガラ ······························ 186 ツツドリ ···························· 122 ヒクイナ ·····························79 ツバメ ························· 140・272 ヒシクイ ·····························48 ツバメチドリ ························ 108 ヒドリガモ ······················ 56・265 ツミ································· 69 ヒバリ ························· 137・272 ツメナガセキレイ ···················· 143 ヒバリシギ ···························92 ツメナガホオジロ ···················· 197 ヒメアマツバメ ······················ 129 ツリスガラ ·························· 184 ヒメウズラシギ ·······················93 ツルクイナ ··························· 81 ヒメコウテンシ ······················ 137 ツルシギ ····························· 96 ヒヨドリ ······················· 150・274 291 ヒレンジャク ························ 155 ミサゴ ·······························66 ビロードキンクロ ····················· 63 ミゾゴイ ·····························39 ビンズイ ···························· 147 ミソサザイ ·························· 156 フクロウ ···························· 128 ミツユビカモメ ······················ 114 ブンチョウ* ························ 226 ミヤマホオジロ ······················ 194 ヘキチョウ* ························ 225 ムギマキ ···························· 178 ベニアジサシ ························ 116 ムクドリ ···························· 208 ベニスズメ* ························ 224 ムナグロ ·····························87 ベニビタイキンランチョウ* ·········· 227 ムネアカタヒバリ ···················· 148 ベニヒワ ···························· 201 メジロ ························· 189・276 ベニマシコ ·························· 201 メダイチドリ ·························87 ホオアカ ···························· 192 メボソムシクイ ······················ 172 ホオジロ ······················· 191・276 モズ ··························· 153・274 ホオジロガモ ························· 64 【ヤ行】 ホシハジロ ··························· 61 ヤブサメ ···························· 168 ホトトギス ·························· 123 ヤマガラ ···························· 186 ホンセイインコ* ···················· 220 ヤマシギ ···························· 103 【マ行】 ユリカモメ ····················· 109・269 マガモ ·························· 51・264 ヨシガモ ·····························55 マガン ······························· 47 ヨシゴイ ·····························37 マヒワ ······························ 200 ヨタカ ······························ 128 マミジロ ···························· 163 マミチャジナイ ······················ 166 ミコアイサ ··························· 64 【ラ行】 ルリビタキ ·························· 159 292 編集後記 3 年間でも区内の変化は急激に変わってきています。特に二子玉川駅周辺開発、三河川の工事は人間によ る大きな環境変化であり、どう影響しているのか気になるところです。自宅の周りも宅地の増加に伴い畑 が半分以下になり、竹林とクリ畑が激減。それに伴いムクドリとスズメの大集団ねぐらが消滅した。区内 の公園が、防犯のため見渡しのいいように大木が切られ園内がすっきりした。仕方のないこととは思うの だが、鳥は減っている。環境変化を見ていくために調査の大切さを実感しています。 (斉藤けい子) 世田谷区の人口は 890,000 人(2011 年 9 月 30 日現在)と漸増傾向にあるが、 「みどり率」は約 26%(2006 年 現在)と、漸減傾向にある。また、世田谷区内多摩川(一部大田区を含む)の鳥類を調査されている H 氏の記 録によれば、2010 年の 1 回当たりの総数は、1,301 羽と、2000 年の 1,868 羽に比し、大幅に減少している。 このまま放置すれば、区内のみどり率も野鳥生息数も手遅れの状態に落ち込んでいくであろう。私たちは 身近なところで何をなすべきかを考えながら、 「世田谷の鳥 2010」の編集に勤しんでいる。 (澤村信之) 2 回目の発行ができてよかった。観察記録を間違いなしに残すこと、伝えることの難しさを再認識しまし た。観察記録から変化を読み取るのもまた難しい。世田谷区ではこの 10 年でタカ類が増え、アオサギが増 えた一方カモ類は激減している。5 年後はどうなっているのだろうか。また、データと戦う苦しさと、わか る楽しみが混在することでしょう。Excel の 1 シート 65,000 行の制約が解かれ、それが普及して本当に助 かった。 (平俊雄) 35 年前に野鳥観察を始めた頃は、今と比べると何処でも野鳥の個体数が多かった。最近野鳥観察を始め た人に今の状況が当り前ではなく、以前は今観察できなくなった鳥も含め野鳥の個体数が多かったことを 伝えて行きたいと思う。自然環境を保全し個体数がこれ以上減少しないようにすることが大切である。今 回は 2002 年以降 2010 年までの主要河川と砧公園の鳥の変遷を記載し鳥の個体数の変化を明らかにしたが、 野鳥が生息できなくなる環境が人にとっても良いはずは無いのです。世田谷の鳥 2010 の編集に参加し特に そのことを感じた。 (根岸章) 既刊された「世田谷の鳥」に 3 年間の観察記録に加え、 「世田谷の鳥 2010」として今後 5 年毎に見直しの 基盤が整いましたことに大きな喜びです。作成に当たっては、野鳥に詳しい方や樹木・昆虫・野草などに 詳しい方、パソコンに詳しい方と一緒に勉強させて頂きました。観察記録では、一般の鳥仲間から貴重な データーや写真の提供を頂き、深く感謝申し上げます。次世代に向けて、野鳥ボランティアの活動を私有 化せずオープンにして、自然環境を守って行くための足がかりを、野鳥たちを通して感じ取って頂ければ 幸いです。 (原田欣典) 「世田谷の鳥 2010」がようやくできあがりました。アマチュアでないとできないような世田谷の河川や 大小の公園、緑地、寺院など 30 か所に及ぶ長年の記録が詰まっています。まだ、鳥の観察などをしたこと がない方も、これを機に、自宅付近から始められてはいかがでしょうか? それはそれは楽しいいもので す。 (廣田行雄) 世田谷区という狭い範囲ではありますが、そのほぼ全域を網羅する野鳥の観察記録を目録としてまとめ ることが出来ました。古い記録は 1910 年代のものもあり、記録情報をご提供頂いた方々のなかには既に亡 くなられている方もあります。人は変わり、万物が流転するなかで「記録情報だけが後世に残こる」唯一 のものであることに気が付きました。2010 年の時点で、世田谷区内の過去から現在に至る野鳥の記録をま とめる作業に参加出来たことを大変ありがたく思っています。 (宮森達雄)