Comments
Description
Transcript
ビエンチャン(ラオス)
16世紀ビエンチャンに首都を置いたセタティラート王像と最高位寺院タートルアン 世界の地域から ビエンチャン(ラオス) 東南アジア唯一の内陸国ラオス。 周囲の山岳地帯には 50 を超えると言われる少数民族 が住み、首都ビエンチャンのある平野部にはメコン川 が流れています。ビエンチャン(人口約 70 万人)は首 都であるにもかかわらず、大変のどかな雰囲気が漂っ ています。夕刻になると住民も観光客もメコン川に集 まり、地ビールを飲みながら夕陽を眺める光景は、日 常のひとコマとなっています。 今回は日本にはまだなじみの薄いラオス・ビエンチャ ンの魅力を紹介します。 27 自治体国際化フォーラム Sep. 2008 cメコン川に沈む夕陽。何度見てもこの光景は飽きることがありません c買い物はタラートと呼ばれる市場が基本。肉、魚、野菜、衣類、雑貨、何でも揃います cタラート(市場)はとても活気があり、商売する 人々の笑顔も屈託がありません c夕陽が沈む時、どこからともなく人々が川辺に集まってきます cビエンチャンにはたくさんのバックパッカーが訪れます cビエンチャンのまち並み 自治体国際化フォーラム Sep. 2008 28 c ビエンチャンのシンボルとなっているタートルアン。ラオス最高位の仏教寺院として全国から信 徒が集まります cパリの凱旋門を模して建設されたパトゥーサイ。戦没者の慰 霊塔となっています c ラオスの伝統衣装シン(巻きスカート)を巻く女学生たち。ビエンチャンでは、多くの女性がシ ンを巻いています c凱旋門の上からビエンチャンのまち並みを見下ろすことがで きます cラオス最古の仏教寺院ワット・シーサケット。国民の約7割が 仏教を信仰しています cホワイトハウスと呼ばれている迎賓館 29 自治体国際化フォーラム Sep. 2008 c ラオスの主食はもち米のカ オ・ニャオ(右)。手でこねて、 肉と香草の炒め物ラープ(左) c と一緒に口へ運びます 意外に知られていないこと ですが、ラオスではコーヒー が生産されています。独特の 風味があり、一度飲むと病み つきになります c c水牛は田畑の耕作で活躍するとともに、大切な食料ともなっています 屋台の様子。女性店主が カオ・ソーイ(辛味噌麺) を調理しています 写真提供:CLAIRシンガポール事務所 cまろやかな味わいのビア・ラオ。ラオスと一部の国でしか飲めない 希少価値のあるビールです 自治体国際化フォーラム Sep. 2008 30