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仕様書(PDF:244KB) - 近畿経済産業局

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仕様書(PDF:244KB) - 近畿経済産業局
仕様書
1.件名
平成28年度戦略的基盤技術高度化支援事業の事業化支援事業(関西ものづくり
新撰発刊)
2.事業目的
平成18年度から実施している「戦略的基盤技術高度化支援事業」(以下、「サポ
イン事業」という。)について、近畿経済産業局(以下、
「当局」という。)管内で採
択されたサポイン事業の研究開発の成果の早期事業化、及び新たにサポイン事業を
活用する企業の発掘に向けて、新産業・新市場の創出が期待できる新製品・新技術
を発掘・選定し、国内外への積極的な情報発信などを通じ、当該製品・技術のビジ
ネスの拡大を支援する。
3.事業内容・実施方法
(1)当局管内(※1)の中小企業が開発した新製品・新技術の募集
①応募要領の作成
当局管内で概ね5年以内に開発された「優れた」
「売
れる」新製品・新技術を5つの分野(※2)から募集す
る。新産業・新市場の創出という目的をふまえて、当
局と相談の上、応募要領・書類及び選定審査基準を作
成し、2ヶ月程度募集を行う(7月頃応募開始予定)
こと。
※1
福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、
和歌山県
※2 ①環境・省エネ、②医療・健康、③先端産業、④防災・
セキュリティ、⑤新市場創出、の5分野
②応募の広報、応募書類の受付
応募専用のホームページを開設し、応募要領・書類
を掲載しダウンロードできるようにすること。また、
広報用リーフレット(A4、カラー、12,000部
程度)及びポスター(A1、カラー、250部程度)
を作成し、当局と相談のうえ、主な自治体や産業支援
機関、商工会議所、金融機関等(約200機関程度)
への配布(郵送)を行うこと。加えて受託者のもつメ
ールマガジンの発信等による積極的な事業のPRを行
うなど、当該事業応募に係る広報に必要な一切の業務
1
を行うこと。技術提案書において、当該事業への応募を促すために効果的と思
われるPR方法や工夫を盛り込むこと。
応募期間中は事務局として、窓口担当者を配置し、応募書類の受付及び応募
者の問い合わせ対応を行う等、受付に係る必要な一切の業務を行うこと。
また、締め切りの翌営業日正午までに応募製品・技術リストを当局に提出す
ること(様式は当局と別途相談の上決定する)。
③募集説明会の開催
応募開始後、募集説明会(50名程度、質疑応答を含め1時間程度)を開催
すること。受託者は②で作成した専用ホームページや受託者が独自にもつ広報
ツールを使って当該説明会の積極的な広報を行うとともに問い合わせ対応を行
い、出席者を取りまとめること(出席者リストの様式は当局と別途相談の上決
定する)。
説明会に使用する資料は当局と相談の上作成し、受託者が必要部数を印刷の
上当日会場に持ち込むこと。会場は当局で用意するが、それ以外の当日の運営
(制度・申請書類の説明、会場準備、司会、受付、写真等)に関する一切の業
務は受託者が行うこと。
(2)「関西ものづくり新撰2017」の選定
④外部選定委員会の委員の選定・委員会の設置
「関西ものづくり新撰2017」の選定のため、当局内に外部専門家(7名
以内)で構成された選定委員会を設置する。技術提案書において、ものづくり
中小企業の新産業、新市場の創出促進や、5つの分野等本事業の趣旨を考慮し、
委員に相応しいと考える候補者を7名以上提案すること。なお、最終的な委員
及び人数は7名を上限に当局が決定し、委嘱手続きも当局が行う。
(必須提案事項)
(1)委員候補者名
(2)略歴
(3)相応しいと考える理由
(4)(受託者と)候補者との関係
⑤書類審査及び審査結果取りまとめ
応募のあった書類を各委員へ電子媒体で送付し、審査を依頼するとともに審
査結果を回収し、審査結果の取りまとめを行うこと(審査に係る様式及び取り
まとめの様式は当局と別途相談の上決定する)。
各委員に対しては受託事業者から書類審査に対する謝金を支払うこと。
2
⑥現地調査
⑤の結果、⑦選定審査委員会開催までに、選定候補となった製品・技術の全
開発企業を訪問(原則、当局と受託事業者の担当者が訪問)し、現地調査を行
い(約30件程度、10月中旬~11月中旬の約1ヶ月間を予定)、その結果を
取りまとめること(様式は当局と別途相談の上決定する)。
そのため、訪問前には企業と訪問日程の調整を行い、訪問後には訪問メモ(様
式不問、A4 2枚程度で要点を簡潔にまとめること)をとりまとめ、速やかに
当局へ提出すること。日程調整の都合上、同日に複数企業を訪問する可能性も
あるため、当該期間においては担当者を複数あて、十分な体制をとること。
⑦選定審査委員会開催
選定審査委員会を開催(11月中旬1回)し、
「関西ものづくり新撰2017」
選定製品・技術を決定する。会議室は当局で用意し、委員の日程調整及び開催
案内は当局が行う。受託者は当局と相談の上、⑤書類審査及び⑥現地調査の結
果をもとに会議当日の資料を作成し、印刷した上で当日委員会会場に持ち込む
こと。
当日の司会進行は当局が行い、受託者は議事録を作成すること。選定件数は
応募件数及び当該委員会での審議を経て決定することとするが、目安は30件
程度を想定する。当該委員会出席に係る委員への謝金及び交通費は、受託者が
支払うこと。
(3)「関西ものづくり新撰2017」冊子の作成
⑧冊子の作成
⑦で選定した新製品・新技術をとりまとめた冊子(1製品・技術につき1ペ
ージ程度、カラー)を、2,500部作成すること。冊子の仕様・様式・デザ
イン並びに記載内容等については、過年度に作成した冊子を参考に当局と相談
の上決定し、冊子原稿は選定製品・技術の開発企業と調整を行い作成すること。
なお、原稿の作成・校閲にあたっては短期間に選定製品・技術の開発企業と複
数回のやりとりが発生するため、十分な人員体制を確保しておくこと。
冊子2,500部及び冊子データを納めた電子媒体、A1パネル展示用に冊
子をプリントしたポスター(各掲載製品・技術毎に1枚)を当局選定結果公表
日(平成29年1月中旬予定)の3営業日前までに納入すること。なお、電子
媒体には以下の3パターンのデータを納めること。
・印刷製本が可能な形式のPDFファイル及びワード形式等編集できるファ
イル(Word、Power Point 等)
・HP掲載が可能な形式のPDFファイル及びワード形式等編集できるファ
イル(Word、Power Point 等)
3
・A1パネル用にプリント可能なPDFファイル
※HP及びA1パネルではページを1枚単位で掲載するため、冊子通し及
びページ毎のデータを納めること。また、出所を明示するため当局ロゴを
加えることやパネルプリント用に発色調整を行う等、一部印刷製本可能な
形式のファイルとは異なる加工が必要となる。詳細は「関西ものづくり新
撰2016」HPを参照のこと。
http://www.kansai.meti.go.jp/3-5sangyo/shinseihin/2016/sassi2016.html
また、海外に向けたPRのために、上記冊子の英訳版(カラー)を500部
作成する。冊子原稿は、受託者が英語に翻訳を行った原稿をもとに選定製品・
技術の開発企業と調整を行い作成すること。
冊子500部及び冊子データを納めた電子媒体を納期(平成29年3月17
日(金))までに納めること。なお電子媒体は日本語版同様、以下の2パターン
のデータを納めること。
・印刷製本が可能な形式のPDFファイル及びワード形式等編集できるファ
イル(Word、Power Point 等)
・HP掲載が可能な形式のPDFファイル及びワード形式等編集できるファ
イル(Word、Power Point 等)
(4)選定証交付式及び交流会の開催
⑨選定証交付式及び交流会の開催
⑦で選定した新製品・新技術の開発企業に対して選定証を交付するため選定
証交付式及び交流会を開催する(平成29年1月中下旬予定)。そのため、当局
と相談のうえ大阪市内において200名程度収容可能な表彰式及び交流会に相
応しい会場を確保し、全ての選定企業が参加できるよう日程調整を行うこと。
受託者は当日交付する選定証(様式・サイズは当局が指定する)を作成し、交
付式5営業日前までに当局に納入すること。また、会場担当者との連絡・調整
をはじめ、交付式及び交流会に関する一切の運営は受託者が行うこと。
交付式当日は交付式と同会場で選定製品・技術のパネル展示も行うため、当
日受託者は3名以上のスタッフを配置できるようにしておくこと。
また、交流会においては、選定企業同士や推薦機関等との名刺交換や交流の
時間が作れるように当日の運営を進めることとする。
当日の会場費用(吊り看板、装花など表彰式に必要な装飾費、展示を行うに
あたってのオプションや事務用品費用含む)及び委員が出席する場合の謝金・
旅費は受託者が支払うこと。
(5)成果物の納入
4
⑩成果の納入
事業の実施状況・成果について、成果報告書を取りまとめ、納期までに本書
に示す成果物を納入すること。
5.事業実施期間
委託契約締結日から平成29年3月17日(金)までの期間
6.納入物
(1)納入物:
①「関西ものづくり新撰2017」日本語版冊子
印刷物 2500部
電子媒体一式
・印刷製本が可能な形式のPDFファイル及びワード形式等編集できるファ
イル(Word、Power Point 等)
・HP掲載が可能な形式のPDFファイル及びワード形式等編集できるファ
イル(Word、Power Point 等)
・A1パネル用にプリント可能な形式のPDFファイル
②選定・製品をA1パネル用にプリントしたポスター 1製品・技術あたり1枚
③選定証 1製品・技術あたり1枚
④「関西ものづくり新撰2017」英語版冊子
印刷物 500部
電子媒体一式
・印刷製本が可能な形式のPDFファイル及びワード形式等編集できるファ
イル(Word、Power Point 等)
・HP掲載が可能な形式のPDFファイル及びワード形式等編集できるファ
イル(Word、Power Point 等)
⑤成果報告書
電子媒体一式(PDFファイル及びワード形式等編集できるファイル
(Word、Power Point、Excel 等))
(2)納期:
①「関西ものづくり新撰2017」日本語版冊子:
②選定・製品をA1パネル用にプリントしたポスター:
当局選定結果公表日(平成29年1月中旬予定)の3営業日前まで
③選定証:選定証交付式(平成29年1月下旬)の5営業日前まで
④「関西ものづくり新撰2017」英語版冊子:平成29年3月17日(金)
⑤成果報告書:平成29年3月17日(金)
5
(3)納入先:近畿経済産業局地域経済部産業技術課
7.事業実施における注意事項
(1)本仕様書に明記されていない事項については、当局担当官に協議すること。
(2)本事業の実施途中で問題、事故等が発生した場合は、直ちに当局担当官に連
絡するとともに、受託者の責任において解決を図ること。
(3)印刷物は、国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律第6条第1項
に基づき、定められた環境物品等の調達の推進に関する基本方針の基準を満
たすこと。
(4)その他不明な点は当局担当官に問い合わせること。
8.情報セキュリティに関する事項
(1)受託者は、契約締結後速やかに、情報セキュリティを確保するための体制を
定めたものを含み、以下に記載する事項の遵守の方法及び提出を求める情報、
書類等について、当局の担当職員(以下「担当職員」という。)に提示し了承
を得た上で確認書類として提出すること。また、契約期間中に、担当職員の要
請により、確認書類に記載した事項に係る実施状況を紙媒体又は電子媒体によ
り報告すること。なお、報告の内容について、担当職員と受託者が協議し不十
分であると認めた場合、受託者は、速やかに担当職員と協議し対策を講ずるこ
と。
(2)受託者は、本事業に使用するソフトウェア、電子計算機等に係る脆弱性対策、
不正プログラム対策、サービス不能攻撃対策、標的型攻撃対策、アクセス制
御対策、情報漏えい対策を講じるとともに、契約期間中にこれらの対策に関
する情報セキュリティ教育を本事業にかかわる従事者に対し実施すること。
(3)受託者は、貸与された紙媒体、電子媒体の取扱いには十分注意を払い、当局
内に複製が可能な電子計算機等の機器を持ち込んで作業を行う必要がある場
合には、事前に担当職員の許可を得ること。なお、この場合であっても、担
当職員の許可なく複製してはならない。また、作業終了後には、持ち込んだ
機器から貸与した電子媒体の情報が消去されていることを担当職員が確認で
きる方法で証明すること。
(4)受託者は、貸与された紙媒体、電子媒体であっても、担当職員の許可なく当
局外で複製してはならない。また、作業終了後には、複製した情報等が電子
計算機等から消去されていることを担当職員が確認できる方法で証明するこ
と。
(5)受託者は、本事業を終了又は契約解除する場合には、担当職員から貸与され
6
た紙媒体、電子媒体を速やかに担当職員に返却又は廃棄若しくは消去するこ
と。その際、担当職員の確認を必ず受けること。
(6)受託者は、契約期間中及び契約終了後においても、本事業に関して知り得た
当局の業務上の内容について、他に漏らし又は他の目的に利用してはならな
い。
(7)受託者は、本事業の遂行において、情報セキュリティが侵害され又はそのお
それがある場合には、速やかに担当職員に報告を行い、原因究明及びその対
処方法等について担当職員と協議し実施すること。
(8)受託者は、経済産業省情報セキュリティ管理規程(平成 18・03・22 シ第 1 号)、
経済産業省情報セキュリティ対策基準(平成 18・03・24 シ第 1 号)及び「政
府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準群(平成26年度版)」(以
下「規程等」と総称する。)を遵守すること。また、契約締結時に規程等が改
正されている場合は、改正後の規程等を遵守すること。
(9)受託者は、当局が実施する情報セキュリティ監査又はシステム監査を受け入
れるとともに、指摘事項への対応を行うこと。
(10)受託者は、外部公開ウェブサイト(以下「ウェブサイト」という。)を構築
又は運用するプラットフォームとして、自身(再委託(事業の一部を第三者
に委託することをいい、外注及び請負を含む。以下同じ。)先を含む。)が管
理責任を有するサーバー等を利用する場合には、OS、ミドルウェア等のソ
フトウェアの脆弱性情報を収集し、セキュリティ修正プログラムが提供され
ている場合には業務影響に配慮しつつ、速やかに適用を実施すること。また、
ウェブサイト構築時においてはサービス開始前に、運用中においては年1回
以上、ポートスキャン、既知の脆弱性検査を含むプラットフォーム診断を実
施し、脆弱性を検出した場合には必要な対策を実施すること。
(11)受託者は、ウェブサイト上のウェブアプリケーションの構築又は改修を行
う場合には、独立行政法人情報処理推進機構が公開する最新の「安全なウ
ェブサイトの作り方」(以下「作り方」という。)に基づくこと。また、構
築又は改修したウェブアプリケーションのサービス開始前に、
「作り方」に
記載されている脆弱性の検査を含むウェブアプリケーション診断を実施し、
脆弱性を検出した場合には必要な対策を実施すること。
(12)受託者は、ウェブサイト又は電子メール送受信機能を含むシステムを構築
又は運用する場合には、原則、政府機関のドメインであることが保証され
るドメイン名「.go.jp」
(以下「政府ドメイン名」という。)を使用すること。
なお、政府ドメイン名を使用しない場合には、第三者による悪用等を防止
するため、事業完了後、一定期間ドメイン名の使用権を保持すること。
(13)政府ドメイン名は、電子メール送受信機能を含むシステムを構築又は運用
する場合には、SPF(Sender Policy Framework)等のなりすましの防
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止策を講ずること。
(14)受託者は、情報システム(ウェブサイトを含む。以下同じ。)の設計、構築、
運用、保守、廃棄等(電子計算機、電子計算機が組み込まれた機器、通信
回線装置、電磁的記録媒体等のハードウェア又はソフトウェア(以下「機
器等」という。)の調達を含む場合には、その製造工程を含む。)の各工程
において、当局の意図しない変更や機密情報の窃取等が行われないことを
保証する管理が、一貫した品質保証体制の下でなされていること。また、
具体的な管理手順や品質保証体制を証明する書類等を提出すること。
(15)受託者は、情報システムや機器等に意図しない変更が行われる等の不正が
見つかったときに、追跡調査や立入検査等、当局と連携して原因を調査し、
排除するための手順及び体制を整備していること。それらが妥当であるこ
とを証明するため書類を提出すること。
(16)受託者は、本事業に従事する者を限定すること。また、受託者の資本関係・
役員の情報、本事業の実施場所、本事業の全ての従事者の所属、専門性(情
報セキュリティに係る資格・研修実績等)、実績及び国籍に関する情報を担
当職員に提示すること。なお、本事業の実施期間中に従事者を変更等する
場合は、事前にこれらの情報を担当職員に再提示すること。
(17)受託者は、サポート期限が切れた又は本事業の期間中にサポート期限が切
れる予定がある等、サポートが受けられないソフトウェアの利用を行わな
い及びその利用を前提としないこと。また、ソフトウェアの名称・バージ
ョン・導入箇所等を管理台帳で管理することに加え、サポート期限に関す
るものを含むソフトウェアの脆弱性情報を収集し、担当職員に情報提供す
るとともに、情報を入手した場合には脆弱性対策計画を作成し、担当職員
の確認を得た上で対策を講ずること。
(18)受託者は、本事業を実施するに当たり、約款による外部サービスやソーシ
ャルメディアサービスを利用する場合には、それらサービスで要機密情報
を扱わないことや不正アクセス対策を実施するなど規程等を遵守すること。
(19)受託者は、本事業を再委託する場合は、再委託されることにより生ずる
脅威に対して情報セキュリティが十分に確保されるよう、上記 1)~18)の
措置の実施を契約等により再委託先に担保させること。また、1)の確認書
類には再委託先に係るものも含むこと。
9.その他
業務の遂行において実施内容等について変更があった場合や疑義が生じた場合
は、当局担当官と協議し、その指示に従うこと。
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