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2005 年 12 月 5 日 20 時 59 分 読売新聞

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2005 年 12 月 5 日 20 時 59 分 読売新聞
YOMIURI ONLINE「ヤギ被告」
ピサロ・ヤギ容疑者、さまざまな偽名使った可能性
【リオデジャネイロ=中島慎一郎】ペルー外務省のエテル・フロレス報道官は1日、本紙に対し、広島市安芸区の
小学1年生、木下あいりちゃん(7)殺害事件で逮捕された日系ペルー人のピサロ・ヤギ・フアン・カルロス容疑者
(30)が、様々な偽名を使っていた可能性があると語った。
同報道官は、ピサロ・ヤギ容疑者が、日系人を装って来日した可能性も否定できないとして、身元確認のため同
容疑者の顔写真や指紋の提出を日本側に求めるよう東京のペルー総領事館に指示したことを明らかにした。
同報道官によると、数か月前、「フリオ・セサル・ピサロ・ヤギ」の名前で東京のペルー総領事館に在留届を提出
した男がいた。総領事館が本国に照会した結果、この名前の人物は存在せず、在留届は受理しなかった。一方で、
男が「ピサロ・ヤギ・フアン・カルロス」「ロベルト・フランク・ピサロ・バルガス」の名で2重に住民登録した人物と同一
であることがわかったという。どのような情報を基に在留届けを出した男と同一人物と判断したのか、なぜ2重登録
が可能だったのかについては説明しなかった。
一方、ラジオ局RPPのホームページによると、ペルー外務省のホルヘ・ラサロ在外ペルー人担当局長は30日、
リマ市内で記者会見し、日本が正当な裁判を行うよう求めた。また、同容疑者が取り調べを受けている広島県警
海田署に捜査の進捗状況を問い合わせる方針を明らかにした。
(2005 年 12 月 2 日 0 時 46 分 読売新聞)
ペルーで少女暴行、ピサロ・ヤギ容疑者に服役歴
【リオデジャネイロ支局】ペルーの複数のメディアは容疑者(30)が1997年にペルー国内で少女に性的暴行を加
え、服役した前歴があると報じた。
同容疑者の故郷、ペルー北部グアダルーペの住民の証言などとして伝えたもの。
有力紙「エルコメルシオ」(電子版)によると、ピサロ・ヤギ容疑者は出所後、再び別の少女に性的暴行を加えよう
とした。同容疑者の本名は「マヌエル・トレス・ヤギ」だったが、性犯罪の前歴を隠してペルーを出国するため、名前
を変えたという。
また、コレオ紙によると、実在しない住所を使って住民登録も行い、これを使って日本へのビザを取得したとい
う。
(2005 年 12 月 2 日 1 時 48 分 読売新聞)
ヤギではなくバルガス?出生届偽造か…ペルー外務省
【リマ=中島慎一郎】ペルー外務省のホルヘ・ラサロ在外ペルー人担当局長は2日、広島の女児殺害事件で犯行
を認めたフアンカルロス・ピサロ・ヤギ容疑者(30)の名前が偽名であることを明らかにし、同容疑者が金を払って
出生届を偽造していた可能性があるとの見方を示した。リマ市内で本紙に語った。
ラサロ局長によると、数か月前、日本在住のペルー人女性から在京ペルー総領事館に、同容疑者が「2つの名
前を使い分けている」との訴えがあった。写真と身分証明書番号を本国に照会したところ、「フアンカルロス・ピサ
ロ・ヤギ」ではなく、「フアンカルロス・ピサロ・バルガス」との名前が該当したという。
ラサロ局長は「ペルーでは金さえ払えば出生届も身分証明書も簡単に偽造できる」とし、日本に出稼ぎに行くた
め、日系人を装う書類偽造の横行が問題化していることを認めた。
YOMIURI ONLINE「ヤギ被告」
(2005 年 12 月 3 日 11 時 17 分 読売新聞)
ピサロ・ヤギ容疑者、母国で少女暴行未遂3回…服役も
【グアダルーペ(ペルー北部)=中島慎一郎】広島女児殺害事件で逮捕されたフアンカルロス・ピサロ・ヤギ容疑
者(30)の故郷、ペルー北部グアダルーペを管轄するパカスマジョ区刑事裁判所は、同容疑者が過去3回にわた
って少女暴行未遂事件を起こし、1992年、94年、95年の裁判記録が残されていることを明らかにした。
97年には有罪判決を受けて7か月間服役しているという。ペルー有力紙エルコメルシオ(2日付)が伝えた。
グアダルーペにはピサロ・ヤギ容疑者の母ビオレタさんや姉が住む実家があるが、玄関口は自転車用の鍵が何
重に巻き付けられていた。地元住民によると、同容疑者は4人兄弟の末っ子で、本名は「ホセマヌエル・トレス・ヤ
ケ」。母方の名字「ヤケ」は地元で一般的な姓で、日系を思わせる偽名「ヤギ」に名を変えて来日した可能性が強
いが、地元の人が「ヤギ」を呼びやすい「ヤケ」に変えたことも考えられる。同容疑者が日系人かどうかは依然不明
だ。
実家の向かいで食品店を営むビダル・ギドスさん(59)は「ホセマヌエルも年を重ねて落ち着いたかと思っていた
のに、また同じ犯罪を繰り返すとは」とため息をついた。同容疑者は地元の高校を卒業後、しばらく父親の営むジ
ュースの屋台を手伝っていたが、20歳代前半の時に町を去り、以後消息不明だったという。
(2005 年 12 月 3 日 22 時 25 分 読売新聞)
ピサロ・ヤギ容疑者、ペルーで指名手配…女児暴行未遂
【トルヒヨ(ペルー北部)=中島慎一郎】ペルー北部トルヒヨにある高等裁判所のカルロス・テノリオ・オルティス長
官は4日、同裁判所が今年8月、広島の女児殺害事件で逮捕されたフアンカルロス・ピサロ・ヤギ容疑者(30)に
対し、故郷グアダルーペで起こした女児暴行未遂事件で逮捕状を出していたことを明らかにした。
同容疑者は全国に指名手配されているという。
長官は、ピサロ・ヤギ容疑者が1990年代に故郷で女児を狙った事件を少なくとも3件起こしていたと述べたが、
事件の詳細などには触れなかった。
トルヒヨはグアダルーペを含むラリベルタ州の州都。
(2005 年 12 月 5 日 12 時 35 分 読売新聞)
偽造出生届27件、日本に摘発を要請
【トルヒヨ(ペルー北部)=中島慎一郎】広島の女児殺害事件で逮捕されたフアンカルロス・ピサロ・ヤギ容疑者が
一時、住んだペルー北部トルヒヨのホセ・ムルヒア市長は3日、本紙に対し、同容疑者のものを含め、27件の偽造
された出生届が同市役所で見つかったことを明らかにした。
同市は在リマ日本大使館にリストを提出、日本に入国した偽装日系人の摘発を要請した。
市長によると、数か月前から出生届のデータベース化作業を開始したところ、同市役所の担当職員のとは筆跡
が異なっているなどの書類が、27件分紛れ込んでいるのが分かったという。
同市は「内部の人間が関与したのは明らか」(市長)として調査を開始。偽造を請け負うグループの存在も指摘さ
れており、検察当局なども捜査に乗り出している。
YOMIURI ONLINE「ヤギ被告」
トルヒヨは、ピサロ・ヤギ容疑者の故郷グアダルーペの南方約130キロに位置し、人口約180万人。約300世
帯の日系人が暮らしている。ピサロ・ヤギ容疑者は1993年にグアダルーペで女児暴行未遂事件を起こした後、ト
ルヒヨ市内に移り住んだ。
一方、本紙が入手したグアダルーペ役場の出生届原本の写しから、同容疑者の本名が「ホセ・マヌエル・トレス・
ヤギ」であることが確認された。生年月日は1972年2月3日で、現在は33歳。
(2005 年 12 月 5 日 20 時 59 分 読売新聞)
ピサロ・ヤギ容疑者、9歳女児に「殺すぞ」…捜査記録
【トルヒヨ(ペルー北部)=中島慎一郎】広島の女児殺害事件で逮捕されたフアンカルロス・ピサロ・ヤギ容疑者が
ペルーの故郷グアダルーペで1992年に起こした婦女暴行未遂事件で、被害者の女児(当時9歳)が、同容疑者
から「人に話したら殺すぞ」と脅迫されたと供述していたことが5日、当時の捜査記録でわかった。
同容疑者は犯行の責任能力があった可能性が高いとみられている。
供述によると、女児は92年12月12日、ピサロ・ヤギ容疑者の自宅前を通りかかった際、同容疑者に「ベッドの
下に空気の抜けたボールがあるから取り出して空気を入れて欲しい」と室内に誘われ、いきなりベッドに倒された。
叫び声を聞きつけて母親と見られる女性が部屋に入ってきたが、同容疑者は女性を追い出してドアに鍵をかけ、
女児を暴行したとされる。その後、「人に話したら殺すぞ」と脅して解放したという。
記録によると、同容疑者は犯行の一部を認める一方、「悪魔がのりうつった」と供述。暴行に関しては「覚えてい
ない」と述べている。
事件は、暴行の有無を巡り女児を診断した2つの病院の間で見解が分かれたことから「未遂」として処理され、裁
判所は日本円で約2万3000円相当の保釈金で同容疑者の仮釈放を認めた。
(2005 年 12 月 6 日 12 時 23 分 読売新聞)
ピサロ・ヤギ容疑者、出生届特例悪用でニセ登録証取得
【トルヒヨ(ペルー北部)=中島慎一郎】ペルー国民登録局は6日、本紙に対し、広島女児殺害事件で逮捕された
フアンカルロス・ピサロ・ヤギ容疑者が、テロなどで出生届を紛失した人のための特別な手続きを利用し、出生届
を偽造していたことを明らかにした。
ペルーでは1990年代、左翼ゲリラが集落を焼き払うなどのテロ活動を激化させ、出生届を紛失する人が急増。
このため、フジモリ政権下の95年、証人が2人いれば出生届を新たに作成できる法律が成立した。
ピサロ・ヤギ容疑者は2002年10月、故郷グアダルーペのあるラリベルタ州の州都トルヒヨで、「フアンカルロス・
ピサロ・ヤギ」の偽名で国民登録証の発行申請を行った際、この法律に基づき偽造した出生届を使用したという。
(2005 年 12 月 7 日 20 時 36 分 読売新聞)
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