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平成25年10月

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平成25年10月
中部地域の普及活動
平 成 25年 10月
中部農林振興局
(中部農業改良普及センター)
1
就農計画作成研修会の開催
15、 25日 に 研 修 会 を 行 い ま し た 。 平 成 26年 に 就 農 予 定 の 対 象 者 12名 が 参 加
しました。認定就農者の概容を説明し、就農計画や経営収支計画の作成手法
について、集合研修を行いました。就農地や経営規模が明確になっている方
は、各自作成を進めるよう支援しました。活発な質問が出て、意欲の高さが
う か が え ま し た 。 11月 に も 2回 実 施 す る 予 定 で す 。
2
綾町女性農業者3団体による研修会の開催
9日 、 会 員 約 50名 と J A 役 職 員 等 が 参 加 し 研 修 会 が 行 わ れ 、 J A 都 城 の 女 性
理事を講師に「女性の社会参画・経営参画をすすめるためには」と題して講
演が行われました。
綾町では、農協の理事、農業委員への女性の登用がないため、講演後は参
加者から講演者に対して活発な質問があがっていました。今後、女性リーダ
ーによる検討が進められる予定で、引き続き活動を支援することとしていま
す。
3
10月 期 子 牛 せ り 市 が 開 催
子 牛 セ リ 市 が 13~ 14日 の 2日 間 、 宮 崎 中 央 家 畜 市 場 で 開 催 さ れ ま し た 。
今 回 は 合 計 1,045頭 ( 去 勢 : 556頭 、 雌 : 489頭 ) の 出 場 が あ り 、 平 均 価 格 は
去 勢 で 5 7 0 千 円 ( 前 回 比 42 千 円 高 )、 雌 で 496千 円 ( 前 回 比 51千 円 高 )、 総 平 均
で 535千 円 ( 前 回 比 45千 円 高 ) と 、 前 月 せ り 市 よ り も さ ら に 高 値 で の 取 引 と な
りました。
定例のせり市前講習会では普及センターから「秋ハエ対策と硝酸態中毒に
ついて」と題し、畜産農家を悩ませるハエ対策と硝酸態中毒を起こさないた
め の ポ イ ン ト に つ い て 、 20分 程 度 、 約 200人 の 生 産 者 に 説 明 を 行 い ま し た 。
1
4
マンゴー生産販売実績検討会が開催
J A 宮 崎 中 央 マ ン ゴ ー 部 会 が 、 31日 に 開 催 し ま し
た。成績優秀者の表彰のほか、本年度の販売実績と
来年度の取り扱い目標について報告がありました
が、事故品が依然として発生していることから、来
年産の品質改善に向けた取組み事項について部会全
体で確認を行い、改めて生産者の意識統一を図りま
した。
5
普通期水稲の収量調査を実施
30日 、 作 物 部 会 で 収 量 調 査 を 行 い ま し た 。 今 年
は生育期間中の高温・多照の影響から分げつが旺
盛となり、㎡当籾数が多くなっています。
出荷当初の検査結果は白未熟粒による等級格下
げ が 目 立 っ た も の の 、 9月 以 降 は 気 温 が 平 年 並 み に
戻ったことから、高温の影響によると見られる白
未熟粒の発生は減少しました。
今 後 、 管 内 の 農 協 出 荷 米 の う ち 約 150点 の 食 味 分
析を普及センターで実施し、タンパク含有率、食味値等を分析する予定です。
6
露地しょうが試験展示ほの堀取り調査を実施
18日 、 J A 宮 崎 中 央 管 内 の 露 地 し ょ う が 圃 場 の
堀取り調査を行いました。今年は夏場の高温、乾
燥により、生育が非常に悪い状況が続いていまし
たが、最近生育が回復してきました。かん水の頻
度により、生育、収量への影響が顕著に出た年と
なりました。
7
ダリア現地検討会が開催
18日 、 収 穫 が 始 ま っ た 宮 崎 市 内 ダ リ ア 栽 培 ほ 場
で、現地検討会が開催されました。今年から栽培
を始めた生産者もあり、切り前の目揃えと出荷調
整作業等について説明がありました。普及センタ
ーからは、栽培管理と品種の早晩生について説明
しました。
2
南那珂地域の普及活動
平成25年10月
南那珂農林振興局
(南那珂農業改良普及センター)
1 農業改良普及事業推進協議会委員会を開催
農業改良普及センターにおいて、標記委員会が31日
に開催され、本年度の普及活動の進捗状況と来年度の
活動に対する要望・提言について協議されました。
また、6次産業化や米政策の動向と普及活動の展開方
向等についても議論され、今後も関係機関一体となっ
て普及事業に取り組むことを確認しました。
委員会の様子
2 情報通信技術を活用した生産管理システムの検討会を開催
17日に情報通信関係の民間企業、関係JA及び県が
参加し、スマートフォンを活用して防除や肥培管理等
を記録するシステムの実証試験について検討を行いま
した。
また、24日には、実証試験に協力していただく生産
者への説明会を開催し、約20名の生産者が取組むこと
となりました。
来月には、システムの初期設定等についての説明会
を開催し、順次実証を開始する予定です。
検討会の様子
3 ハウス日向夏部会GAP研修会が開催
24日、JAはまゆう南郷支店において、ハウス日向夏部会GAP研修会が開催されまし
た。
研修会では、県経済連の農産物総合検査センターの所長から「商品ブランド産地とG
AP」と題した研修があり、平成26年産からのGAPのスムーズな取組み実施に向けて、
生産者と関係機関が連携していくことを確認しました。
3
4 串間市SAPかんしょプロジェクトの調査を支援
30日、串間市SAP農園ほ場(かんしょ)において、
串間市SAPが「株間の違いによる収量・品質差」とい
う課題で取り組んだプロジェクトの収穫調査を行いま
した。
結果として、株間の広狭による相関性は判然としま
せんでしたが、どの区でも収量・品質が優れていまし
た。
普及センターでは引き続き、冬期大会のプロジェク
ト発表に向けて、調査結果の分析と考察ができるよう
堀採り調査後の検討
支援していく予定です。
併せて、同ほ場において市内の幼稚園児を対象とした収穫体験が行われました。
本活動は串間市SAPが食育活動の一環として実施しているイベントであり、50名ほどの
幼稚園児が参加し、一生懸命芋掘りを行いました。
4
北諸県地域の普及活動
平成25年10月
北諸県農林振興局
(北諸県農業改良普及センター)
1
普通期水稲の出荷ピーク
普通期水稲の収穫は、9月末から山間部の「ヒノヒカリ」を中心に本格的に始まりま
した。収穫最盛期は平年より2日早い12日からとなりました。
今年産の1等米比率は4割程度であり、登熟初期の高温やトビイロウンカ等の影響によ
る登熟不良で、充実不足や心白粒等による品質低下が格下要因と考えられます。
一方、新品種の「おてんとそだち」については、1等米比率が9割以上で、気象変動に
強い品種であることがうががえます。
また、晩生の「まいひかり」は、10月下旬から本格的に収穫が始まりました。品質は
良好で、1等米比率が約9割となっています。
2 宮崎県畜産共進会(肉用種種牛の部、種馬の部)が開催
23・26日に宮崎県畜産共進会が都城地域家畜市場で開
催されました。県内各地域の代表牛は、どの牛・馬も飼
養管理が適正に行われ最高の状態でした。
当地域の代表牛は肉用種種牛の部では惜しくも団体賞
は取れませんでしたが、上位に食い込み今後の飛躍が期
待されました。また、種馬の部では上位を独占し、生産
技術の高さが感じられました。
26日には、乳用種種牛の部が行われ6部門中5部門を当地域が独占し、団体賞も受賞す
ることができました。
3
原料用甘藷展示ほの収穫調査を実施
23日、ムラサキマサリの収量調査を実施しました。
基礎水、活着水を散水した展示区は、対象区の120%の収量があ
り、かん水の効果を確認しました。
今年は、原料用甘藷の展示ほを3ヶ所設置しましたが、少雨年
であり、全ての展示ほにおいて10%以上の増収効果を確認する
ことが出来たため、今後、栽培講習会を活用し、原料用甘藷に
おける畑かん利用を推進することとしています。
5
4
6次産業化に向けた加工品の検討
6次産業化の事業化計画の認定を受けた生産者に対し、(公社)農業開発公社のアド
バイザーと計画達成のため先月協議した行程作業を確認しながら試作を行いました。
実際に試作することで、行程中の課題等を見つけることができ、今後、解決策を検討
していきます。
5
SAPふれあいフェスタを支援
12日、山田町の会員ほ場と普及センターでふれあいフ
ェスタを行いました。
参加者はSAP10名、一般参加者10名、関係者5名の25
名。内容は芋ほり体験とねったぼ作りを行いました、参
加者からは大変好評でした。
6
北諸県地区営農振興協議会野菜班会を開催
23日、石川早生さといもの低コスト肥料と株間の展示ほ
結果や管内で多発しているMYSV(きゅうり黄化えそ病)
の対策、肥料農薬の新資材について検討しました。
MYSV関連では、各ほ場での対策の徹底や発生した場
合の調査体制について確認しました。
7
マンゴーの栽培講習会の開催
10日にマンゴーの栽培講習会を開催し、生産者5名が出
席しました。管内の全園を巡回し、講習会では、第2新梢
緑化後の秋期の栽培管理について周知を図りました。
全戸にヒートポンプが導入されたことから設定温度等
について、適宜温度を測定しながら省エネ対策支援を行
っていく予定です。
8
電照ギク栽培講習会を開催
9日に電照ギクの栽培講習会を開催しました。講習会
では、秋ギク(10~3月出荷)「神馬」の温度管理の確認
と、小菊の栽培管理について検討を行いました。
また、地元市場関係者を交えて、次年度の夏秋ギク栽
培計画についても検討を行いました。
6
西諸県地域の普及活動
平成25年10月
西諸県農林振興局
(西諸県農業改良普及センター)
1 各種野菜の栽培講習会を支援
2日、3日、25日に小林市と高原町で計5回のゴボウ栽培講
習会が行われ、ごぼう生産者59人の参加がありました。
普及センターからは、栽培暦における改訂内容の説明のほ
か、昨年発生の多かった各種の症状(抽台、極太症状)や病
害虫(やけ症、ゴボウネモグリバエ、ゾウムシ・コガネムシ)
について、耕種的な技術を中心とした対策を説明しました。
2日は、JAこばやし三ケ野山出張所にて畑わさびの栽培
講習会が行われました。畑わさびは、今年で3年目で、当初
は3名(25a)の取り組みでしたが、今年は20名(96a)が
栽培をすることになりました。通常はトンネル栽培を行いま
すが、展示ほの結果より、小林の場合は不織布のべたがけ栽
培でも収益が上がることが分かったため、今年度は不織布被
覆での展示ほを実施することとなりました。
29日は、JAこばやし集送センターでニラの栽培講習会が
開催され、生産者15名が参加されました。ネダニや白斑葉枯
れ病など主要な病害虫について説明を行いました。特に、収
穫後の薬散の重要性を強く伝えました。
2 ぐれーぷ土壌分析勉強会が開催
30日、ぶどう後継者の専門学修会「ぐれーぷ」の勉強会が
開催されました。
事前に行った土壌分析結果を用いて、参加者のほ場の施肥
設計等について説明しました。参加者は様々なほ場の土壌分
析結果を見ることで、土壌分析に基づく施肥の重要性が理解
されました。
3 西諸県農業改良普及事業推進協議会の現地研修を開催
24日、普及事業に関連する管内の先進的な取組等の研修会を開催し、関係機関を含め19
名の参加がありました。夏秋いちご「みやざきなつはるか」の栽培実証、木質ペレット暖
房機の導入状況、畑かん実証ほ場、飼料作物における鳥獣被害対策を研修し、今後の活動
に向けて関係機関との情報の共有を図りました。
7
4 モーモースクールが開催
7日、9~10日、17~18日にかけてモーモースクールが開催
されました。この催しは、小林市酪農青年女性連絡協議会の
酪農理解醸成活動の一環として、小林市内12(内3校は翌月)
の小学校(低学年)を対象に企画されたもので、授業では酪
農家が「酪農の仕事」を、関係機関が「うしさんのはなし」
をそれぞれ話し、「牛乳もち作り」や「バター作り」などの
体験学習も行いました。
この取り組みも学校行事の一部となっており、子供達も対
象学年になるのを楽しみにしていることもあり、非常に関心が高くなっています。これか
らもっと牛乳を好きになってくれて、もっと酪農のことを勉強してくれるものと思われま
した。
8
児湯地域の普及活動
平成25年10月
児湯農林振興局
(児湯農業改良普及センター)
1 普及事業中間検討会の開催
28日、児湯農業改良普及事業推進協議会による普及指導
活動の現地検討会を開催しました。会員の他普及指導協力
委員も参加し、企業参入によるピーマン大規模経営、集落
住民参加による鳥獣被害対策、新規就農者の就農定着に向
けた取組及び口蹄疫埋却地の再生整備事業実施ほ場の4カ所
を視察しました。その後、視察をもとに、普及指導活動へ
の提案・助言等の意見交換を行いました。
2
第57回宮崎県畜産共進会(肉用種種牛の部、乳用種種牛の部)の開催
第57回宮崎県畜産共進会が都城地域家畜市場にて開催され
ました。23日に肉用種種牛の部、26日に乳用種種牛の部が行
われ、児湯地域からは肉用牛種牛の部に8頭、乳用種種牛の
部に10頭の出品がありました。肉用牛種牛の部の第2類に出
品された長友良昭さんの「ありさ2」がグランドチャンピオ
ンに輝き、また、児湯畜連が団体賞第3位となりました。
3 MYSV対策研修会の開催
22日、普及センターにて、西都市内の系統外出荷生産者41
名を対象としたMYSV対策研修会を開催しました。普及センタ
ーから耕種的・化学的防除法や初期の栽培管理等の対策を研
修しました。現物を使って病徴の確認を行うなど生産者の理
解を深める工夫をしたことで、生産者は熱心に研修を受けて
いました。今後は、栽培終了後の片付けの徹底など被害拡大
の防止に努めていきます。
9
4 JA西都マンゴー部会全体研修会の開催
31日、JA西都にて、夫婦同伴の約40名が参加し、マンゴ
ー部会全体研修会が開催されました。JA担当者から今年産
の出荷実績と反省点及び来年産の出荷計画等に関する説明が
行われました。また、出荷実績上位2名の生産者から栽培管
理に関する報告が行われました。普及センターからは、今年
産実績に基づいたマトリックス分析結果の説明を行い、あわ
せて栽培改善目標設定シートとアンケートの記入をしていた
だきました。マトリックス分析については、大変参考になった、来年度もぜひ実施してほ
しいとの意見が多くありました。
5 JA尾鈴花き部会スイートピー専門部現地検討会の開催
10日、都農町にて、生産者等15名が参加し、JA尾鈴花き
部会スイートピー専門部の現地検討会が開催されました。今
回は町内4ほ場を巡回しましたが、生育遅延が一部で見られ
たものの生育は概ね順調でした。普及センターからは、高温
対策や側枝整理方法等について指導を行いました。
6 西米良村ポット柿の販売開始
13日、西米良村のポット柿(ポットでの柿栽培、品種:太秋)の販売が開始されました。
定植後3年以上となる3戸の生産者が販売を行っていますが、今年は青果販売だけでなく、
カットフルーツの販売も行っています。カットフルーツを購入し、味に魅かれた客が青果
も購入することも多く、今後の販売への自信になっています。
また、今年は村内販売だけでなく村外でも販売を行っており、生産量が増える来年度以
降のための足場づくりを行っています。
普及センターでは、西米良村の新たな特産品として産地育成を支援していきます。
10
東臼杵南部地域の普及活動
平成25年10月
東臼杵農林振興局
(東臼杵南部農業改良普及センター)
1 宮崎県畜産共進会で健闘!
23日に第57回宮崎県畜産共進会が都城地域家畜市場で開催
されました。
管内からは、丹精込めて手入れをされた5頭の雌牛が出品さ
れました。
県内選りすぐりの雌牛の中で、諸塚村の甲斐春三さんが出
品した「ほのか号」が、腿(もも)の張りが素晴らしいとし
て部位賞である「腿賞」を受賞しました。
甲斐春三さんと「ほのか」 号
2 へべす実績検討会にてへべす鍋の試食会を開催
25日に日向市塩見農村婦人の家で開催され、生産者約30名
と関係機関が集まり、へべす鍋の試食会が行われました。
アンケート結果を受けて改良を加え、11月17日(日)にル
ピナスパークで開催される「西都児湯鍋合戦2013」に参戦し
ます。
今年度のへべすの青果出荷量は昨年より6t多い38tでし
た。
アンケート結果検討の様子
3 JA日向家の光大会に多数の女性農業者が参集
日向市東郷文化センターで25日に家の光大会が開催され、370名の女性部員が集いまし
た。組織活動体験発表(4名)や料理・手芸作品展(70点超)、地区毎の活動発表(アトラ
クション)などで楽しい時間を過ごしつつ、婦人科病院長の「イキイキ元気で美しく過ご
す秘訣」をテーマにした講演にもしっかり耳を傾けていました。
普及センターや市町村担当者は体験発表や作品の審査に頭を悩ましながらも、女性農業
者活動支援の一翼を担うことが出来ました。
4 就農に向けた準備で助言
10日、24日にミニトマトで就農予定の3名と規模拡大予定1名のハウス建設の事業計画検
討を行いました。希望者の意向を確認し、該当事業や経営計画などについて助言しました。
11
5 秋整枝が来年の一番茶を決める!
美郷町で10日、諸塚村で16日に茶樹の秋整枝講習会を行
いました。秋整枝の時期と高さについて鋏や機械での実践
も行いながら、説明しました。
秋整枝は翌年の一番茶の収量・品質を左右する重要な作
業なので、参加された生産者は熱心に聴講していました。
鋏を使って整枝位置の確認
6 シキミの鳥獣害対策について講習
22日に美々津支店シキミ部会員14人が現地ほ場巡回と室
内研修会を開催しました。部会員3名のほ場を巡回し、生育
状況を確認しました。
室内研修会では、普及センターから日持ち試験の結果報
告や、一部でシカの被害が発生していることから鳥獣被害
対策について講習を行いました。
現地検討の様子
7 ラナンキュラスの栽培管理について講習
24日に椎葉村で、ラナンキュラスの講習会(定植後から
採花期)を開催し、生産者4戸が参加しました。
普及センターからは、温度やかん水、施肥等の基本的な
管理技術について講習しました。
室内講習会の後には現地の状況を生産者と確認しました。
生育は、昨年産に比べると概ね順調ですので、今後の管
理に注意して、良い花を出荷することが期待されます。
講習会の様子
8 完熟きんかんの果実肥大について技術指導
4日に、美郷町西郷完熟きんかん部会の定例会を開催し、
部会員18名が参加しました。
1日時点の果実肥大は、大玉果で24.6mm(昨年27.5mm)、中
玉果で 21.8mm(昨年23.7mm)と、小玉傾向でした。
そこで、果実肥大を良くするために、早めのビニル被覆と、
秋期加温の実施について説明を行いました。
講習会の様子
9 ミニトマト専門部会にて産地改革支援を開始
10日の野菜技術委員会において、JA日向ミニトマト専門部会を対象とした産地分析を
基に、産地の現状把握および課題の抽出を行いました。
マトリックス分析を中心に、個別経営の問題を認識し合い、産地をどのように育成して
いくのかを中心に協議しました。今後は、部会役員会で分析結果等について説明を行い、
部会員への周知や技術および経営の助言・指導を行っていくこととしています。
12
東臼杵北部地域の普及活動
平成25年10月
東臼杵農林振興局
(東臼杵北部農業改良普及センタ−)
1 パソコン簿記記帳会に関する事前説明会を開催
普及センターでは、農家の経営改善を図るため、新たに、
管内で販売額が多いシキミ農家を主な対象としたパソコン
簿記記帳会を開催することとしており、そのための事前説
明会を24日に北川町で開催しました。
今回は、簿記記帳のための事前準備について説明すると
ともに、具体的な開催について調整を行い、地元公民館で
11月から開催する計画となりました。
説明会の様子
2 全国茶品評会宮崎大会に向けた意見交換会を開催
25日、普及センターにおいて、平成26年度全国茶品評会宮
崎大会に向けた意見交換会を開催し、出品予定の生産者4名
を含む計13名が出席しました。
会では、平成25年度京都大会の上位入賞茶の試飲を行い、
出品者個々の技術的な課題を明らかにするるとともに、出品
に向けた取組についてフリートーキング形式で意見交換を行
いました。
今回の意見交換会により、上位入賞のための具体的な対策
が明らかになり、出品者の取組意欲が高まったものと思われ
ます。
試飲会の様子
3 養豚農家巡回を実施
7日及び11日、管内養豚農家6戸の巡回を実施しました。
巡回には市役所、延岡家保、振興局(普及センター含む)の担当職員8名が参加し、汚
水処理施設の稼働状況や飼養管理基準の遵守状況などを生産者と一緒に確認しました。
汚水処理施設を持つ養豚場については、定期的に汚水分析を実施しており、今後も継続
していく計画です。
4
次郎柿の出荷が始まる
15日か ら延岡 市北方町特 産の「次郎柿」の 出荷が始まり
ました。
今 年産は、梅雨明け以降の少雨により、果実の肥大への
影響が心配されましたが、9月以降の降雨により順調に玉も
太り、食味も良好な柿に仕上がりました。
17日には、同町駄小屋地区の田口正義氏園地にて収穫祭
が開催され、生産者・関係者・報道機関などが多数出席し、
セレ モニーが行われた後、生産者による収穫が行われまし
た。
北方産の次郎柿は主に県内へ、11月中旬頃まで出荷されます。
13
5 ダリア現地検討会で今後の管理を指導
18日、延岡 市内ダリア栽培 ほ場で 生産者・関 係機関を招
集し、現地検討会を開催しました。
内容は、現在の生育状況の確認と今後の管理についてで、
普及センターからは、今後のかん水管理と収穫後の鮮度保持
について説明を行いました。
また、今回は助言者として花き専技も参加いただき、概ね
順調とのコメントをいただきました。ダリアは、今年度初め
て管内に導入された新品目であるため、生産者からも多くの
質問も出て、有意義な検討会になりました。
検討会の様子
6
延岡地区SAP会議が芋掘り交流会を開催
28日、 延岡地 区SAP会 議が、社会福祉法 人「光紀会ひ
かり 工房」の入所者や職員とSAP農園の芋の収穫作業を
通して交流を行いました。
ひ かり工房では、収穫した芋を利用してクッキーや蒸し
パン などを作りたいと喜びの声が聞かれ、SAP会員にと
っても、障害者支援を考えるよい機会となりました。
芋の収穫の様子
7 第57回宮崎県畜産共進会に延岡地域から2頭が出品
23日、都城地域家畜市場において、第57回宮崎県畜産共進
会(肉用種種牛の部・種馬の部)が開催され、延岡地域から
2頭が出品されました。
出品牛は、1類の部が延岡市 織田直行氏の「うめ号」、2類
の部が北方町 甲斐久雄氏の「やすさくら号」で、いずれも2
等賞を受賞しました。
今回の経験を活かして、今後の飼養管理技術向上に繋がる
ことが期待されます。
審査の様子
8 焼酎原料用かんしょの収穫作業が始まる
27日から、延岡市大野において、平成25年産焼酎原料用か
んしょの収穫作業が始まりました。
本年は、生育期に高温・少雨が続いたため収量・品質への
影響が心配されましたが、一部のほ場を除き、平年に比べて
収量・品質ともやや優れているようです。
収穫された原料用かんしょは、延岡市内の焼酎工場で加工
・販売されます。
収穫作業の様子
9 新たまねぎの定植が始まる
14日から、JA延岡のブランド品目である「空飛ぶ新玉ネ
ギ」となる超極早生品種「トップゴールド」の定植が始まり
ました。苗の生育は順調で、初出荷は来年1月中旬∼下旬を
予定しています。
28日には、長浜地区のほ場で、延岡東小学校及び恒富小学
校の3年生約160名を対象に、地元の特産品である新玉ネギの
定植作業の体験学習が開催され、普及センター職員が定植方
法の指導を行いました。
収 穫 体 験 は3月に 行 われ る予 定 です 。
作業体験の様子
14
西臼杵地域の普及活動
平 成 25年 10月
西臼杵支庁
(西臼杵農業改良普及センター)
1 JA高千穂地区女性部鳥獣被害対策研修会を開催
2 1日 、 2 2日 に 西 臼 杵 管 内 4地 区 で 、 講 師 に 宮 崎 県 鳥 獣 被 害 対 策 ス ペ シ ャ リ ス
ト の 井 上 雅 央 氏 を 招 き 、 J A 女 性 部 員 ( 75名 ) を 対 象 に 、「 女 性 の 力 で 守 れ る
鳥獣被害対策」について研修会を開催しました。
研修会では、現地の家庭菜園を会場にして、守れる畑という観点から、弾性
ポールを使用した簡易な電気柵やハウスの廃材を利用した目隠し付きネット柵
等の設置実習を行いました。設置した柵については、再度、点検を行い、柵の
原理や設置上の注意点等について勉強しました。
参 加 者 か ら は 、「 柵 の 際 ま で 野 菜 を 植 え て い た の で 、 今 後 は 柵 か ら 離 し て 植
え た い 。」 「 弾 性 ポ ー ル は 便 利 な の で 使 っ て み た い 。」「 近 所 の 人 に も 教 え た
い 。」 等 の 意 見 が 出 さ れ ま し た 。 ま た 、 各 地 区 で 「 モ グ ラ が 出 て 困 る 、 ど う し
た ら 良 い か 。」 と い う 質 問 が あ り 、 板 と 市 販 の 捕 獲 器 を 使 っ て 、 モ グ ラ を 確 実
に捕獲する方法についても勉強しました。
柵の設置実習
柵の点検等についての勉強
2
食品加工相談会の開催
30日 に 県 食 品 開 発 セ ン タ ー と 連 携 し て 、 農 産 物 加
工についての相談会を行いました。
今 回 は 、 高 千 穂 町 の 果 樹 専 業 農 家 1件 と 日 之 影 町 の
果 樹 加 工 業 1件 の 相 談 が あ り 、 果 樹 加 工 に お け る 糖 化
技術の伝達や加工品の品質向上、さらに、新商品開
発について、食品開発センターから助言をいただき
ました。
15
相談会の様子
3
烏龍茶製造研修会の実施
9、 10 日 に 、 高 千 穂 高 校 宮 尾 野 農 場 茶 工 場 で 烏 龍 茶 製 造 研 修 会 を 実 施 し ま し
た。
今 回 の 研 修 会 は 今 年 6月 に 引 き 続 き 2回 目 の 開 催 で 、 西 臼 杵 地 区 烏 龍 茶 研 究 会
と関係機関等の職員が参加し、秋芽を摘採して烏龍茶を製造しました。
今 年 は 二 番 茶 価 格 が 低 迷 し た た め 、二 番 茶 芽 や 秋 芽 を 用 い た 烏 龍 茶 の 導 入 は 、
収益向上に繋がる品目として期待しています。
室内萎凋
炒り葉機で殺青
(酵素を失活させる)
4
完熟きんかんの定期巡回の開催
8日 に 高 千 穂 町 、 10 日 に 日 之 影 町 の 日 程 で 、 役 場
の担当者と共に完熟きんかんの全戸巡回を行いま
した。
今 年 は 7月 20日 前 後 の 2番 花 の 結 実 が 中 心 で 、 果
実 は や や 小 さ い 状 況 で す 。 6月 下 旬 の 花 が 結 果 し た
園では、夏季の高温の影響から一部で「す上がり
果」の発生が見られました。
巡回では、秋期の適正な温度管理によって肥大
促進を図るように指導しました。
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着色が始まったきんかん
果実
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