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ST2012第1部 一部改定について

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ST2012第1部 一部改定について
日本玩具協会会員
ST マ ー ク 使 用 許 諾 契 約 者 各 位
平 成 25 年 10 月 4 日
一般社団法人 日本玩具協会
ST2012 第 1 部 の 一 部 改 定 の お 知 ら せ
1 . 平 成 25 年 10 月 3 日 開 催 の 理 事 会 に お い て 、 ST 基 準 第 1 部 ( 機 械 的 ・ 物 理
的特性)が別紙のとおり一部改定されましたので連絡させて頂きます。
2 . 改 定 基 準 の 施 行 日 は 、 平 成 25 年 11 月 1 日 で す 。
3. 改定の内容は次のとおりです。
( 1)
「 4.15 安 定 性 及 び 過 荷 重 」の 要 求 事 項 に 関 し 、
「 滑 り 台 、ジ ャ ン グ ル ジ
ム 、 シ ー ソ ー な ど 」 に つ い て 、 安 定 性 に 関 す る 「 要 求 事 項 」( 4.15.1.4)
と 「 試 験 方 法 」( 5.12.4A) を 追 加 す る 。
( 2)「 子 ど も の 足 が 着 く 乗 物 玩 具 等 」 に 係 る 「 横 方 向 の 安 定 性 試 験 」 に つ い
て 、 適 用 対 象 に 関 し 、「 座 席 の 高 さ が 地 上 か ら 27cm 以 上 の も の に 適 用 す
る 」 と の 「 ISO 8124-1」 の 限 定 要 件 を 採 用 す る 。( 4.15.1.1 関 連 )
( 3)「 ISO8124-1: 2012 版 」 で 修 正 等 の あ っ た 箇 所 を 、 ST 基 準 に お い て も 追
加 ・ 修 正 す る 。( 4.15.1、 5.12.4 関 連 )
( 4)
「 音 響 玩 具 」に 関 し 、そ の 適 用 を 除 外 す る 項 目 と し て 、
「販売後にインタ
ー ネ ッ ト 等 を 通 じ て 追 加 さ れ る 音 」 を 追 加 す る 。( 4.23 関 連 )
( 5)そ の 他 、用 語 の 表 現 を 合 わ せ る 等 の 訂 正 を 行 う 。
(「 ペ ダ ル 」、
「下肢を使
用 す る 」 な ど の 表 現 の 訂 正 。)( 4.15.1.2、 5.12.3 関 連 )
4 . 新 旧 対 照 表 は 、 当 会 の 「 ST マ ー ク 使 用 許 諾 契 約 企 業 向 け ホ ー ム ペ ー ジ 」 に
掲載されています。
担当:日本玩具協会事務局
山口・中田・小林
1
【別 紙 】
(下線部が追加改定部分)
4.15 安 定 性 及 び過 荷 重 の要 求 事 項
4.15.1 乗 物 玩 具 及 び座 席 の安 定 性
4.15.1.1 から 4.15.1.3 までの要 求 事 項 は、60 ヵ月 未 満 の子 供 を対 象 とした乗 物 玩 具 及
び座 席 付 きの静 止 玩 具 (プレイ家 具 など)に適 用 する。
通 常 安 定 した土 台 のない、球 形 、円 筒 形 又 はその他 の形 状 の乗 物 玩 具 (例 えば玩 具 の
自 転 車 及 び類 似 の玩 具 )は、これらの要 求 事 項 の対 象 とはされない。揺 り木 馬 は、これら
の要 求 事 項 を適 用 する。
4.15.1.4 の要 求 事 項 は、60 ヵ月 未 満 の子 供 を対 象 とした、子 供 の全 体 重 又 はその一 部
を支 えるように設 計 された玩 具 であって、乗 物 玩 具 及 び座 席 付 き静 止 玩 具 以 外 のものに
適 用 する。ただし、室 内 で用 いる空 気 入 ビニール製 品 には、この要 求 事 項 は適 用 しな
い。
4.15.1.1 横 方 向 の安 定 性 、安 定 のために足 が着 く場 合 (足 蹴 り式 の乗 物 玩 具 等 )
乗 物 玩 具 又 は座 席 の付 いた静 止 玩 具 で、座 席 の 高 さ が 地 上 か ら 27cm 以 上 あ り 、
子 供 の下 肢 又 は両 足 、又 はその両 方 が横 方 向 の動 きに関 して拘 束 されておらず、安
定 さ せ るた めに 用 い る こと が でき る 場 合 に は 、 5.12.2 ( 安 定 性 試 験 、 安 定 の ため に 足
が着 く場 合 )に従 って試 験 したときにひっくり返 ってはならない。
(参 考 資 料 25. 参 照 )
4.15.1.2 横 方 向 の安 定 性 、安 定 のために足 が着 かない場 合 (電 動 式 の乗 物 玩 具 、揺 り木 馬 等 )
(略 )
4.15.1.3 前 後 の安 定 性
(略 )
4.15.1.4 子 供 の体 重 を支 えるように設 計 された玩 具 であって、乗 物 玩 具 及 び座 席 付 き静 止 玩
具 以 外 のものの安 定 性
子 供 の全 体 重 又 はその一 部 を支 えるように設 計 された玩 具 であって、乗 物 玩 具 及 び
座 席 付 き静 止 玩 具 以 外 のもの(滑 り台 、ジャングルジム、シーソー等 )は、5.12.4A(子 供
の体 重 を支 えるように設 計 された玩 具 であって、乗 物 玩 具 及 び座 席 付 き静 止 玩 具 以 外
のものの安 定 性 試 験 )に従 って試 験 したとき、ひっくり返 ってはならない。
4.15.2
乗 物 玩 具 及 び座 席 の過 荷 重
乗 物 玩 具 、座 席 付 き静 止 玩 具 、及 びその他 の子 供 の全 体 重 又 はその一 部 を支 えるよう
設 計 された玩 具 (滑 り台 、ジャングルジム、シーソー等 ) は、5.12.5(乗 物 玩 具 及 び座 席
の過 荷 重 試 験 )及 び 5.22.4(車 輪 付 き乗 物 玩 具 の動 的 強 度 試 験 )に従 って試 験 したと
きに、潰 れてはならない。
製 造 者 は、動 的 条 件 下 で座 席 及 び座 席 の支 柱 に対 する強 度 を考 慮 することが推 奨 さ
れる。
(参 考 資 料 27. 参 照 )
2
4.23 音 響 玩 具
(略 )
この項 の要 求 事 項 は以 下 には適 用 しない。
(略 )
・イヤホン・ヘッドホンから放 出 される音
・販 売 後 にインターネット等 を通 じて追 加 される音
【試験方法】
5.12
安 定 性 及 び過 荷 重 試 験 (4.15 参 照 )
(略 )
5.12.3 横 方 向 の安 定 性 試 験 、安 定 のために足 が着 かない場 合 (4.15.1.2 参 照 )
5.12.2(安 定 性 試 験 、安 定 のために足 が着 く場 合 )に従 って試 験 を行 う。ただし、傾 斜 につ
いては、水 平 面 に対 し(15
+0.5
0.0
)°傾 斜 させること。
荷 重 をかけてから 1 分 以 内 に玩 具 がひっくり返 るかどうかを観 察 する。
5.12.4 前 後 の安 定 性 試 験 (4.15.1.3 参 照 )
乗 物 玩 具 は、ハンドルを玩 具 が最 も転 倒 しそうな位 置 にして試 験 する。
揺 り木 馬 については、弓 の限 界 まで動 かす。
(略 )
5.12.4A 子 供 の体 重 を支 えるように設 計 された玩 具 であって、乗 物 玩 具 及 び座 席 付 き静 止 玩 具 以
外 のものの安 定 性 試 験 (4.15.1.4 参 照 )
水 平 面 から 10°±1°傾 斜 した滑 らかな面 に、子 供 の全 体 重 又 はその一 部 を支 えるように
設 計 された 玩 具 であっ て、乗 物 玩 具 及 び 座 席 付 き静 止 玩 具 以 外 のもの( 滑 り 台 、 ジャング
ルジム、シーソー等 )を置 く。子 供 が立 ったり座 ったりする面 に、50kg の荷 重 をかける。玩 具
がひっくり返 るかどうか調 べる。
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