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諮問第455号~456号 (PDFファイル・304KB)
写 教学児第316号 平成26年8月28日 枚方市情報公開・個人情報保護審議会 会 長 深 海 悟 様 枚方市教育委員会 教育長 村 橋 彰 印 諮問第455号 児童生徒の健全育成に関する学校・警察相互連絡制度に係る 個人情報の収集等の一般的制限の特例について(諮問) 児童生徒の健全育成に関する学校・警察相互連絡制度に係る事務において、下記のとお り社会的差別の原因となるおそれのある事項に関する個人情報の収集等をする必要がある ので、枚方市個人情報保護条例第7条第2項の規定により諮問いたします。 記 1 目 的 枚方市内における児童・生徒の健全育成のため、学校と警察は、非行等問題行動の防 止及び安全確保について、それぞれの役割を果たしつつ、その役割を相互に理解し、緊 密に連携する必要があります。 今般、枚方市小中学校生徒指導連絡会等の場において、学校と警察が相互に情報提供 を行うことができるようにするため、本市教育委員会と大阪府警察本部で協定を締結す ることとしました。 同協定に基づき、学校からは、児童・生徒の生命・身体の安全が脅かされるような重 大な事案で、早急に安全確保が必要と判断されるものや、学校の対応のみでは解決が困 難と判断される事案に関する情報を、警察からは、逮捕事案、虞犯その他の非行事案及 び児童・生徒の被害に係る事案に関する情報を、相互に提供する予定です。 この情報提供において、社会的差別の原因となるおそれのある事項に関する個人情報 の収集等をする必要があるので、本諮問によりこのことに対応するものです。 2 社会的差別の原因となるおそれのある事項に関する個人情報の項目 逮捕の事実、虞犯その他非行に係る補導の事実、被害に関する事実 写 教学児第317号 平成26年8月28日 枚方市情報公開・個人情報保護審議会 会 長 深 海 悟 様 枚方市教育委員会 教育長 村 橋 彰 印 諮問第456号 児童生徒の健全育成に関する学校・警察相互連絡制度に係る 個人情報の本人以外からの収集について(諮問) 児童生徒の健全育成に関する学校・警察相互連絡制度に係る事務において、下記のとお り本人以外のものから個人情報を収集する必要があるので、枚方市個人情報保護条例第8 条第2項第5号の規定により諮問いたします。 記 1 目 的 枚方市内における児童・生徒の健全育成のため、学校と警察は、非行等問題行動の防 止及び安全確保について、それぞれの役割を果たしつつ、その役割を相互に理解し、緊 密に連携する必要があります。 今般、枚方市小中学校生徒指導連絡会等の場において、学校と警察が相互に情報提供 を行うことができるようにするため、本市教育委員会と大阪府警察本部で協定を締結す ることとしました。 同協定に基づき、学校からは、児童・生徒の生命・身体の安全が脅かされるような重大 な事案で、早急に安全確保が必要と判断されるものや、学校の対応のみでは解決が困難 と判断される事案に関する情報を、警察からは、逮捕事案、虞犯やその他の非行事案及 び児童・生徒の被害に係る事案に関する情報を、相互に提供する予定です。この情報提 供において、本人以外のものから個人情報を収集する必要があるので、本諮問によりこ のことに対応するものです。 2 本人以外から収集する個人情報の項目 氏名、生年月日、性別、住所、保護者名、在籍学校名、逮捕の事実、虞犯その他非行 に係る補導の事実、被害に関する事実 児童・生徒の健全育成に関する学校・警察相互連絡制度の協定書(案) 枚方市教育委員会(以下「甲」という。)及び大阪府警察本部(以下「乙」という。)は、 青少年の非行やいじめ等問題行動の多様化、深刻化及び犯罪被害の現状を踏まえ、児童・ 生徒の非行及び犯罪被害の防止を図り、健全育成対策を効果的に推進するため、相互の 連携に関し次のとおり協定する。 (目 的) 第1条 この協定は、児童・生徒の健全育成のため、非行やいじめ等問題行動、犯罪被害 防止及び安全確保について学校と警察がそれぞれの役割を果たしつつ、その役割を 相互に理解し、緊密な連携の下に効果的な対応を図ることを目的とする。 (名 称) 第2条 この協定に基づく制度の名称を「児童・生徒の健全育成に関する学校・警察相互 連絡制度」と称する。 (関係機関) 第3条 この協定において連携を行う関係機関は、次に掲げるものとする。 (1)甲及び枚方市立小・中学校(以下「学校等」という。) (2)乙及び大阪府内の警察署(以下「警察署等」という。) (連携の内容) 第4条 関係機関は、非行やいじめ等問題行動、犯罪被害の防止及び安全確保に関し、 必要な情報の連絡を行うものとする。 2 関係機関は、非行やいじめ等問題行動、犯罪被害の防止及び安全確保に関し、必要 に応じて協議を行い、具体的な対策を講ずるものとする。 (連絡対象事案) 第5条 この協定に係る相互連絡の対象事案(以下「連絡対象事案」という。)は、次の 事案とする。 (1)学校等から警察署等への連絡対象事案 児童・生徒の非行やいじめ等問題行動、犯罪被害の未然防止及び安全確保に関する もののうち、校長が警察署長との連携を特に必要と認める事案 (2)警察署等から学校等への連絡対象事案 逮捕事案、ぐ犯その他の非行事案等及び児童・生徒の被害に係る事案で、警察 署長が校長との連携を特に必要と認める事案 (連絡事項) 第6条 この協定に係る相互連絡の範囲は、連絡対象事案に関係する児童・生徒の健全 育成に資するため、校長又は警察署長が連絡を必要と認める事項とする。 (連絡の方法) 第7条 この協定に係る相互連絡の方法は、連絡対象事案を取り扱った校長若しくは警察 署長又は校長若しくは警察署長が指定した者が、電話又は面接による口頭連絡により、 速やかに行うものとする。 (適正な情報管理) 第8条 関係機関は、相互に提供された情報について、本協定の趣旨を逸脱した取扱い は厳にこれを禁じ、管理を適正に行うものとする。 (不利益対応の防止) 第9条 連絡対象事案に関係した児童・生徒への対応に当たっては、本制度の趣旨 を踏まえ、相互連絡の内容のみによって児童・生徒に不利益を与えないものとする。 (協 議) 第10条 本協定を円滑に実施するため、第3条に定める関係機関は、必要に応じて協議 を行うことができるものとする。 (経費の負担) 第11条 本協定の実施にかかる費用は、関係機関がそれぞれ負担するものとする。 (施行年月日) 第12条 本協定に基づく「児童・生徒の健全育成に関する学校・警察相互連絡制度」は、 平成26年○月○日から施行する。 (検 討) 第13条 本協定について必要があると認めるときは、甲、乙は相互に検討を加え、その 結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする。 この協定の成立を証するため、本書2通を作成し、甲、乙が記名押印の上、各自その 1通を保有する。 平成26年○月○日 甲 枚 方 市 教 育 委 員 会 教 乙 育 長 村 橋 彰 印 大阪府警察本部生活安全部 少 年 課 長 乾 和 彦印