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5 グループホーム・ケアホームしんあい 事業報告(平成 24 年度)
5 グループホーム・ケアホームしんあい 事業報告(平成 24 年度) 1 経営方針に関わる概要 平成 24 年度におけるグループホーム・ケアホームしんあいの概要は、以下のとおり であった。 男性専用 6 ホーム、女性専用 2 ホーム、計 8 ホームで、入居定員 42 名(うち体験入 居枠 1 名)にて運営に当たった。4 月時点 41 名の入居者数にてスタートし、年度中に 3 名の退所者があったが、2 月末までに 3 名の入居者が入り、3 月末時点では体験入居者枠 を除いた 41 名満床となっており、地域のニーズに最大限応えている状況である。 (1)[施設の基本目標] ・地域に開かれたホームづくり ・他機関と連携したサービス提供 (2)[利用者] 4 月に男性利用者 1 名、5 月に男性利用者 1 名、7 月に男性利用者 1 名が退所。7 月 に男性 1 名、2 月に男性 2 名が体験入居を経て本入居に至っている。 (3)[行事] 12 月に日帰り旅行(横浜中華街)を実施した。また、マラソンクラブとして恒例の 福原元旦マラソンに参加。その他絵画や創作等文化的な活動を中心とした美術クラブ、 体験的に料理を楽しむ活動として料理クラブ、楽しみながら身体を動かす運動クラブ は年間を通じて活動を行った。 (4)[設備面] 消防法改正に伴い、カーテンについて、防炎機能を有する物へ換装。サンハイム1 階共用トイレに関しては全便座に温水洗浄便座の取り付けを行った。 (5)[保健衛生面] 定期健康診断を実施した。また、今年度も川越市予防歯科センターによる訪問歯科 検診を 12 月に実施した。 感染症対策では、ワクチン接種に加えて利用者・職員の検 温と健康チェック・手洗い・うがい・アルコール消毒・マスク着用等を実施し、健康 管理に努めた。 1 月にどりーむ棟にて 1 名、インフルエンザの疑いがある体調不良者が出たものの、 その他の感染症はなかった。 2 利用者状況 (1)入退所の状況(人) 種別 定員 23 年度末現在 在所者数 24 年度中 入所者数 24 年度中 退所者数 24 年度末現在 在所者数 男性棟 34 33 3 3 33 女性棟 8 8 0 0 8 42 41 3 3 41 合計 (2)入所前の状況(人) 生活区分 施設種別 GHCHしんあい 他ホーム 4 アパート 3 自宅 12 1 施設入所 その他 計 17 5 41 (3)障害程度区分(人) 区分 施設種別 6 5 4 3 2 1(無) 計 1 9 7 9 9 6 41 GHCHしんあい (4)年齢構成(人) 区分 施設種別 GHCHしんあい 20 歳 20 歳 以 30 歳 以 40 歳以 50 歳 以 60 歳以 未満 上 ~ 30 上 ~ 40 上 ~ 50 上 ~ 60 上 平均(歳) 歳未満 歳未満 歳未満 歳未満 1 6 6 4 17 7 47.6 (5)療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者手帳所持状況(人) [療育手帳] 区分 施設種別 A ○ A B C なし 計 GHCHしんあい 3 16 15 6 1 41 区分 施設種別 1級 2級 3級 4級 5級 計 GHCHしんあい 0 0 1 2 0 3 区分 施設種別 1級 2級 3級 4級 5級 計 GHCHしんあい 0 1 0 0 0 1 [身体障害者手帳] [精神障害者手帳] 3 安心・安全の確保 (1)防災対策 ・夜間巡回の実施 サンハイム、かがやき、ふれんずの各ホームに夜間支援体制職員を 1 名ずつ配置 した。夜の 22:30 に全ホームを巡回し、火の元の確認等の点検を行った。 ・ 自動火災報知設備・火災通報装置を整備し、災害・緊急時の対応を確認するととも に、消火訓練・避難訓練・通報訓練を実施した。 ・防災マニュアルを作成、食料備蓄品を整備し各種災害に対する備えを強化している。 4 利用者支援 (1)日中活動・就労状況(人) 区分 ホーム サンハイム ワークス しんあい 親愛セン ター通所 部 他施設 一般就労 その他 計 19 9 2 8 3 41 ※その他は 3 月末時点で日中活動場所の選択中、入院中のケース。 2 (2)主な行事の実施状況 月 日 4月 5月5日 5 月 11 日 6月3日 8月 8 月 18 日 10 月 1 日 10 月 20 日 12 月 1月1日 1月4日 1月8日 実 施 事 項 等 各ホーム花見外出 GW バーベキュー大会 エレキアゲインコンサート観賞 チャリティジャズコンサート観賞 各ホーム暑気払い、ボウリング大会 中台三丁目祭り ふれあいチャリティコンサート 芋掘り(山田農園) 各ホーム忘年会 福原元旦マラソン 初詣 新年会 (3)余暇活動への支援 ・美術クラブを月 1 回開催 ・料理クラブを月1回開催 ・運動クラブを月 1 回程度開催 ・その他、他施設行事への参加 5 地域社会との共生 ・地域行事や文化活動に積極的に参加した。 ・利用者と職員でゴミゼロ運動や地域の夏祭り等に参加した。 ・自治会への参加を行った。 ・地域の入居希望者、関係機関等、年間 81 名の見学者を受け入れた。 6 職員研修 (1) OJT 業務目標管理シートを作成、利用し、定期的に上司が面談し助言を行なった。 (2) Off-JT 触法障害者に対する支援技術向上を目的とし、地域定着支援センター主催の 研修に参加及び事例発表を行った他、GH・CH職員対象に処遇困難事例者 に関する研修会を開催した。 (3) SDS 各職員が社会福祉士、介護福祉士の資格取得に向けて学習した。年度内に介護 福祉士合格者 3 名、社会福祉士合格者 1 名出ている。 7 重点目標結果 目標項目 利用者支援 目標内容(目標値) 評価 ○きめ細かいニーズに対応した支援 B ○地域の中でのチームによるケアの確立 B 地域社会との共生 ○自治会、地域行事への参加及び地域生活の確立 B 施設管理、効率的な経営 ○住み心地の良い居住環境作り B 職員研修、支援姿勢 ○各研修会参加及び開催 B 災害防止、危機管理 ○災害時及び緊急時の対応方法の検討と実施 B ※A:目標を達成(100%以上)B:目標を概ね達成(80~99%)C:目標を下回る(80%未満) 3