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(West Japan United:WJU) O

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(West Japan United:WJU) O
タイ・マスターズ大会に西日本連合(West Japan United:WJU)
O-64 として参加しました
この大会は、タイ・シニアサッカー協会が主催して今年が 4 回目の大会でバンコク郊外のリゾート地
パタナで開催(http://vicaworld.com/senior-football/thai-football-tournaments/ )です。大会のカテゴリ
ーは O-59、O-64 の二つ。何人かのメンバーは既に何度も参加しているとのことでした。WJU は O-64
で参加です。世話人は中村福市さん(交野 FC)とチーム監督の木下利昭さん(滋賀 SC)。私は初めての参
加です。
12/1(木)11 時関空を発ち、タイ・バンコクのスワナブーミ国際空
港へ着いたのが 16 時頃(時差 2 時間、日本時間で 18 時)です。ス
ナップはスワナブーミでのバスを待つ間に撮ったものです。ここ
から主催者差し回しのバスに乗ったのですが、パタナのホテルま
で 100 キロ以上、しかも運転手が道を間違いホテル到着がずいぶ
ん遅れました。シャワー後、全員集合してまず会費の徴収後簡単
なミーティングで、これからのスケジュールと対戦相手、ここで
の日常の注意点と、お互いの自己紹介(私にとっては初めての人も
多い)などでした。
この後、やっと夕食。お腹が空きました。食事は大広間でのビ
ュフェ形式。長粒種の蒸したコメに各種のスープ(ポーク、チキン、
野菜、その他の煮込み:辛いものもあり)をかけてカレー風の食べ
方です。スープもありますが、独特の香りで私は敬遠。後はサラ
ダと果物(マンゴー、パイナップル、スイカ、ドラゴンフルーツな
ど)では、私はスイカが 1 番合いました。
なお、この大会には大阪 FC も O-59 のカテゴリーで参加していました。
12/2(金)大会初日
今日の相手はアメリカチ-ム。私たちのゲームは午後なので午前中は大阪 FC の O-60 チームの応援
です。大阪 FC の相手は中国(香港)チーム。大阪 FC には西日本元老の今村、小倉さんなども加わって
いました。ゲームは中国チームに振り回されて前半 0-4、後半 0-2 と圧倒されての完敗でした。この大
会のレベルは相当高いことを感じさせられました。
ゲーム直前には夏の Veterans Cup で一緒した金子さんや Kimに会ったのにはびっくり。米国
(Hawaii)チームのメンバーとして来ているとのこと。Kim は、来春京都訪問のデンマーク O-70 チーム
の世話人です。こんなところで会うものですね。
さて我々のゲームです。木下監督の話では、このチームとはそこそこ良いゲームはできるはずだとの
ことでした。しかし、ここで初めて会ったメンバーもいて、お互い動きが硬く、これに対して相手は相
互の距離感もよく、中盤から早いタッチで空いた場所へ次々と走り込んでつなぎ、最後は P エリアの外
から上手いタイミングで撃たれ、前半 0-2。後半はこちらも攻めの形を作ったのですが、得点できず、
0-1、トータル 0-3 の敗戦でした。もっと思い切りよくプレーしなければと云う反省でした。私は前半
20 分は DF として、後半 20 分は FW として参加しましたが右足アキレス腱を痛めてビッコを引く始末
で十分なパーフォーマンスが出せず、残念です。
夜の食事後の飲み会には参加せず、部屋でアキレス腱の治療(と云っても冷やすだけですが)と休養で
した。アルコールは飲む気にならなかったのです。明日の相手は優勝候補の筆頭、昨年は足の速い FW
に 6 点、放り込まれたとのこと。何とか頑張ってロースコアのゲームに持ち込みたいところです。
12/3(土)大会 2 日目
今日の相手は優勝候補のタイチーム、昨年は大敗した相手で、中盤で回して足の速い FW を一気に走
らせ得点すると云う。これに対して木下監督、このゲームを man to man を主体で守り、何とかロース
コアゲームに持ち込んでチャンスを狙うことを目論みます。
ゲームは相手のエース No.10 が欠場していたこともあってこの作戦が当たり、それにこちらの動きも
昨晩の夕食後の飲み会が良かったのか、初戦に比べてはるかに軽やかで、Water Break(WB)の 20 分ま
でゼロで抑え、作戦の手ごたえを感じさせました。この 20 分で半数が交代。私もここで DF に入りま
した。前半残りの 20 分、何とか 0 に抑えたかったのですが、相手もエースの No.10 を出してきました。
押されながらの攻防でしたが、ついにその No.10 にシュートを決められました。No.10 は足の速さだけ
ではなく、たいへん早いタイミングで打ってくるのです。No.10 だけでなく、これに近いプレヤーが 2
人いて、この 3 人へ中盤からボールを供給するので DF は大忙しです。ただ、相手の DF はそれほどで
もなく、前半は、0-1 で終わり、後半も粘って戦えば何とかなりそうな雰囲気でした。
その後半、メンバーを入れ替えスタートです。しかし、相手は開始早々攻勢をかけて、押し込まれて
1 点取られてしまいました。その後は 2 点取って安心したのか、相手の攻撃も緩やかになったところを
こちらも逆襲し、GK が前に出てきてボールを取ってのフィードを競ってこぼれたところを走り込んだ
小川さんががら空きのゴールへ上手くループシュート。これで 1-2 と面白くなり、ゲームも盛り上がる
と思ったところです。しかしキックオフ直後相手の攻めで、守っている方からはさぁこれからと云うと
ころで点を取られてしまいました。ちょっとした集中力の差ですね。これで 1-3 となり、状況は元に戻
りました。もったいないところですね。その後の WB 後の交代で私は FW に入りましたが、攻めは一応
見せたのですが、状況を変えることもできず。1-3 のまま終了しました。
昨年大敗の相手に点を取っ
ての 1-3 の負けは、2 試合目と云うことで体がほぐれていたこと、監督の戦略が上手くはまったことも
あり、チームとしてはまずまずの結果でした。これで、午後からのバンコク観光、このホテルでのゴル
フとそれぞれが気持ちよく楽しむことが出来るでしょう。私は、アキレス腱痛もあり、宿でゆっくり休
養です。と云っても冷やすくらいしかないのですが。
12/4(日)大会 3 日目
今日の相手は中国(香港)チーム。これに勝たなければ勝てるチームはないので、とにかく積極的に行
こうとスタートしたのですが、昨日夜のバンコク観光の余韻か今一つ集中力が欠け、フリーキックから
あっという間に先制されてしまいました。相手は「ラッキー」と云いながらセンターサークルへ戻って
きましたね。これで目が覚めたのか直後の攻めで、左サイドで FK を得、木下さんがニアに蹴り込み、
私が相手を上手くかわしてヘディング。これが決まり、同点です。勝負はこれからですが、一進一退の
膠着状態がしばらく続きました。相手はサイドに広げ、空いたスペースにスルーパスを通す形でチャン
スをつくって、SB がなかなか対応できず、GK の飛び出しと CB の頑張りで何とか凌ぐと云う危ないシ
ーンも何度かありました。相手 No.10 はスピードがあり、スペースに飛び出され、1 点を追加され前半
は 1-2 で終了。後半も同じ状況が続く中、こちらの DF ラインにミスが出て、追加点を取られて 1-3。
勝負あったかと思われましたが、WB 後気合を入れて積極的に攻めに出ました。その中で左サイドから、
うまくボールが繋がり、相手 GK の出方を見ての落ち着いた小川さんのループシュート。これで 2-3 と
面白くなり、その後はお互いに必死に攻め守り、結局 2-3 の負けに終わりました。
初戦 0-3、第 2 戦 1-3、第 3 戦 2-3 と調子は上がっているのですが、なかなか勝てません。しかし、
法華の太鼓ではありませんが、次のゲームと云っても最終戦は頑張れそうですね。私の右足の調子は相
変わらずあまりよくありませんが、1 日の休みがあるので、それまで何とかしたいものです。
12/5(月)大会 4 日目
相手の中国チームが帰りの航空券の Booking を間違えたとか云って、明日 12/6(火)のゲームが急遽、
今日の 9:00 からとなり、昨日の中国チームと再戦です。右足首痛もありできれば明日やりたかったの
ですが、仕方がありません。怪我人も出て木下監督はチーム編成に苦労していました。今日は最終戦、
これまで 1 度も勝てていないので、ぜひ勝ちたい気持ちで、昨日当たった時の相手の技量では(こちらと
大して変わらず、ミスがなければ)勝てる可能性も大いにあります。
とにかく積極的に行こうとスタート。私は FW として先発。足が痛いなどとは云っておれません。最
初の攻勢で、相手 SB に絡みボールを奪取、前を向いたら飛び出してきた GK が見えたので、右を狙っ
て蹴ったのが少し弱く、GK にタッチされボールは枠外へ、うーん残念。その後はお互い膠着状態、攻
めたり攻められたり、相手は足のある No.10 を走らせようとするが、ここは DF 陣(安倍さん、門屋さ
ん、立花さん)、上手く抑えて、WB(Water Break)。私はここで交代。残りの 20 分も一進一退、両 SB
も昨日の教訓からよく守り、0-0 で前半終了。
後半も一進一退、お互いに必死の攻め、守りでしたが、最後の最後に山場がきました。左サイドから
よいテンポでボールが繋がり、最後ゴールやや右で私のところへ来た時には、GK を残してほぼフリー。
落ち着いて蹴ればよいのにゴールポスト右に外してしまいました。外したところで試合終了のホイッス
ル。後は、おまけの PK 戦。これを私ともう一人が GK に阻まれ、3-4 の負け。私にとっては何とも後
味の悪い、反省すべき点の多いゲームとなってしまいました。左アキレス腱痛は理由になりません。し
かし、これで来年、チェンマイ開催のこの Thai Masters 大会に参加する理由が出来ました。ただ、体
調だけは整えなくてはいけません。
この大会の WJUO-65 チームの成績は 1 分 3 敗、また大阪 FC(OFC O-60)は全敗。レベルは相当高い
という印象です。WJUO-65 には R クラスプレヤーも半数近くいたのですが、外国チームは 65 歳そこ
そこと若い(?)プレヤーが多く、ゲームでは勝に来ます。体を接触することを厭いません。ある意味では
荒いのです。ボールの受け渡しでは、相互の距離感が良く、空いた場所へ次々と入り込み、そこへ早い
テンポで回し、最後はサイドへのロングパス、あるいはスペースへのスルーパスです。日本のチームに
比べて随分共通の意識があるように見受けられました。ボールを受けたり、交わしたりのスキルもなか
なかのものです。また縦へのドリブルも見せます。考えてみればこれらはゲームを進めるうえで必要な
ことばかりですね。WJUO-65 では、ゲームで初めて一緒するとか 70 歳超のプレヤーが他チームより
多いなどもありましたが、木下監督によれば昨年よりはよいゲームをしたとのことでした。最後に 4 試
合戦ってチームの MVP はタイからの助っ人 GK、コーチャさんだと云うことはチーム全員の一致する
ところでした。
12/6(月)夕刻、ガラ交流親善パーティ
最終戦後のお楽しみ交流パーティーです。主催者の挨拶、記念品贈呈、各チームの紹介をそこそこに
スタート。飲んで喋って、各チーム入り乱れての交流です。バンドが雰囲気を盛り上げ、参加チームの
出し物も次々に飛び出して、大阪 FC の大西さんの鍛えた美声も「上を向いて歩こう」で披露されまし
た。出し物の中で韓国チームの「アリラン」だけは私にも分かりました。3 時間を超えるパーティの締
めくくりは全員による会場中の踊りによる「お練り」でした。賑やかで楽しかったのですが、ちょっと
疲れました。
その他
今回の大会参加者は、右表のとおり、プレ
ヤーは 21 名。他チームに比べて R クラスが
多いのですが、参加には 1 週間の休暇が必要
と云うことからやむを得ない面もあります。
昨年に比べて参加者数が多く、ゲームも余裕
をもって交代できたとの木下監督の言葉で
した。
最後に費用について
タイ往復航空券
参加費
~64,000
300US$(~34,000)
旅行保険 8 日間 ~12,000
京都・関空往復
~5,000
タイ・バーツ両替
~5,000
合計:~120,000 円と云ったところでした。参加費には空港往復バス代、ホテル代、食事代が含まれま
す。私は、右足首の痛みもあり、バンコクなどに出ず、ホテルの部屋で休んでいたので、ほとんどお金
を使うことはありませんでした。ただ、ホテルは広大なゴルフ場を持っていたので、ゴルフを楽しんだ
グループ、バンコクまで観光に繰り出したグループもありました。サッカー、ゴルフ、観光とみなさん、
よく楽しんだようです。
暁 R 会員 川野眞治
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